JP6017804B2 - Dc/dcコンバータおよびシステム - Google Patents

Dc/dcコンバータおよびシステム Download PDF

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本発明は、DC/DCコンバータに関する。
従来、太陽光発電システムなどを含む各種分野において、太陽電池などの直流電力を所定電圧の直流電力へ変換するDC/DCコンバータが用いられている。
従来のDC/DCコンバータの一構成例を図9に示す。図9に示すDC/DCコンバータは、LLC共振方式を用いた所謂ハーフブリッジ型のDC/DCコンバータである。このDC/DCコンバータは、図9に示すように、スイッチング素子SW1及びSW2と、入力コンデンサC0、電圧共振コンデンサCv及び電流共振コンデンサCrと、トランスTr0とを備えている。なお、トランスTr0の2次側にはダイオード及びコンデンサから成る整流回路(図示せず)が接続される。また、トランスTr0は図示しない漏れインダクタンスと励磁インダクタンスを含み、前記漏れインダクタンスは共振インダクタンスに相当する。上記LLC共振方式とは、電流共振コンデンサCrと、トランスTr0の図示しない漏れインダクタンスと励磁インダクタンスによる直列共振を利用した方式である。
図9に示すDC/DCコンバータの入力側には直流電源Vdcが接続される。DC/DCコンバータを太陽光発電システムに適用する場合は、直流電源Vdcは太陽電池に相当する。スイッチング素子SW1及びSW2をPFM(パルス周波数変調)制御により相補的にスイッチングさせることで、直流電源Vdcから入力される直流電力を所定電圧の直流電力に変換して出力し、後段に接続される図示しない直交変換器で商用電力系統へ電力供給する。
図9に示すLLC共振方式を用いたDC/DCコンバータは、ソフトスイッチングが可能なため比較的高効率であり、PFM制御によって出力制御が容易であるため、広い分野で使用されている。このようなDC/DCコンバータにおいては、入力側に接続する直流電源を例えば太陽電池とした場合、太陽電池モジュールの直列枚数や日射量に応じた電力変換制御を行うために、図10に示すように、入力電圧と入力電力の動作範囲を拡大することが望ましい。しかしながら、例えば低い入力電圧の領域で大きな電流を確保しようとすると、トランスTr0や電流共振コンデンサCr等の回路定数パラメータ調整により電流確保はある程度可能であるが、変換効率は低下する傾向にある。
ここで、特許文献1には、入力電圧を閾値電圧と比較し、入力電圧が閾値電圧より小さい場合はフルブリッジ型のDC/DCコンバータとして動作させ、入力電圧が閾値電圧以上の場合はハーフブリッジ型のDC/DCコンバータとして動作させるといったフルブリッジ型とハーフブリッジ型の切り替えを行う技術が開示されている。原理的には、フルブリッジ型はハーフブリッジ型に比べてスイッチング周期1サイクルで取り出せる電力が2倍であるため、比較的低い入力電圧領域でフルブリッジ構成にして動作させればハーフブリッジ構成による動作よりも大きな電流を確保することが可能となり、また変換効率を向上させることができる。即ち、入力電圧と入力電力の動作範囲を拡大しつつ、高効率化を実現できる。
特許第4582318号公報
ここで、太陽光発電システムにおけるMPPT制御(最大電力点追従制御)などのように入力電圧を変化させる制御を行う場合は、閾値電圧近傍でのフルブリッジ型とハーフブリッジ型の切り替えのときに、入力電力が急激に低下する等の入力電力が不連続となることを抑制することが重要な課題となる。
しかしながら、上記特許文献1では、100V系の交流電源か240V系の交流電源のいずれかがDC/DCコンバータの入力側に接続されることが前提であり、つまり、交流電源の接続後は入力電圧が固定であり変化しないことが前提となっているため、上記のような課題は考慮されていない。
そこで、本発明は、フルブリッジ型とハーフブリッジ型の切り替えのときに入力電力が不連続となることを抑制できるDC/DCコンバータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、LLC共振方式を用いたDC/DCコンバータであって、
スイッチング素子と、
DC/DCコンバータの入力電圧を検出する入力電圧検出部と、
前記入力電圧検出部によって検出された入力電圧と閾値電圧との比較に基づき、前記スイッチング素子の駆動形式をフルブリッジ型とハーフブリッジ型とで切り替える制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記切り替えを行うときに、入力電力に応じたパルス幅の駆動信号により切り替え後の駆動を行う構成としている。
このような構成によれば、フルブリッジ型とハーフブリッジ型の切り替えのときに入力電力が不連続となることを抑制できる。
また、上記構成において、入力電圧の変化する方向に応じて前記閾値電圧を可変としていてもよい。
このような構成によれば、ヒステリシスを設けることにより頻繁な切り替えを抑制することができる。
また、上記いずれかの構成において、DC/DCコンバータの入力電力を検出する入力電力検出部を備え、前記閾値電圧は、少なくとも一つの閾値入力電力に応じて複数設定されており、
前記入力電力検出部によって検出された入力電力と前記閾値入力電力との比較に基づき、使用する前記閾値電圧が決定される構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、DC/DCコンバータの入力電力を検出する入力電力検出部を備え、入力電力の範囲とパルス幅の関係が規定されたテーブルを記憶された記憶部を備え、
前記制御部は、前記切り替えを行うときに、前記入力電力検出部によって検出された入力電力に応じたパルス幅を前記テーブルから読み出す構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、DC/DCコンバータの入力電力を検出する入力電力検出部と、入力電力の範囲に応じて、切り替え後のパルス幅を記憶する記憶部と、を備え、
前記制御部は、前記切り替えを行うときに、前記入力電力検出部によって検出された入力電力に応じたパルス幅を、前記制御部に備えられるCPUの分岐処理で前記記憶部から読み出す構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記制御部は、切り替えを行うときに、入力電圧と入力電力に応じた切り替え処理後のパルス幅は、切り替え前のパルス幅との関係式による演算を行うことにより取得する構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記制御部は切り替え信号出力手段と、フリップフロップとを備え、
前記切り替え信号出力手段による切り替え信号出力を前記フリップフロップへの入力信号、前記制御部から出力されるパルス幅の駆動信号をクロック入力とすることにより、ハーフブリッジ型からフルブリッジ型、或いはフルブリッジ型からハーフブリッジ型に切り替えを行う際、これら駆動形式の変更と駆動パルス幅の出力が同期する構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、ハーフブリッジ型からフルブリッジ型への駆動形式の切り替えは、切り替え前のハーフブリッジ型駆動時の前記スイッチング素子に逆並列で接続されるダイオードへの電流転流期間よりも長いパルス幅へ切り替えてソフトスイッチングを実現する構成としてもよい。
また、上記構成において、ハーフブリッジ型からフルブリッジ型への切り替えの際に、入力電力が不連続とならないような、入力電圧と入力電力を閾値としたパルス幅の駆動信号を用いて切り替え後の駆動を行う構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、DC/DCコンバータの入力側に太陽電池を接続可能であって、
MPPT(最大電力点追従)制御を行うMPPT制御部を備える構成としてもよい。
このような構成によれば、フルブリッジ型とハーフブリッジ型の切り替えのときに入力電力が不連続となることを抑制することにより、MPPT制御に支障を来さない。
また、上記いずれかの構成において、DC/DCコンバータの入力側に燃料電池あるいは蓄電池を接続可能であって、入力電流追従制御あるいは入力電力追従制御を行う制御部を備える構成としてもよい。
このような構成によれば、フルブリッジ型とハーフブリッジ型の切り替えのときに入力
電力が不連続となることを抑制することにより、入力追従制御に支障を来さない。
上記目的を達成するために本発明は、太陽電池、燃料電池、または蓄電池のうちの少なくとも1つと、前記太陽電池、前記燃料電池、または前記蓄電池のいずれかが入力側に接続されたLLC共振方式を用いたDC/DCコンバータを備えるシステムであって、
前記DC/DCコンバータは、
スイッチング素子と、
DC/DCコンバータの入力電圧を検出する入力電圧検出部と、
前記入力電圧検出部によって検出された入力電圧と閾値電圧との比較に基づき、前記スイッチング素子の駆動形式をフルブリッジ型とハーフブリッジ型とで切り替える制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記切り替えを行うときに、入力電力に応じたパルス幅の駆動信号により切り替え後の駆動を行う構成としている。
本発明によると、フルブリッジ型とハーフブリッジ型の切り替えのときに入力電力が不連続となることを抑制できる。
本発明の一実施形態に係る太陽光発電システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るDC/DCコンバータの回路構成を示す図である。 ハーフブリッジ型からフルブリッジ型へ切り替えるための切替閾値電圧の一例を示す図である。 フルブリッジ型からハーフブリッジ型へ切り替えるための切替閾値電圧の一例を示す図である。 比較的重負荷の場合のハーフブリッジ型からフルブリッジ型への駆動切替えにおける波形例を示す図である。 比較的軽負荷の場合のハーフブリッジ型からフルブリッジ型への駆動切替えにおける波形例を示す図である。 フルブリッジ型とハーフブリッジ型の切り替えを示すタイミングチャートの一例である。 駆動形式切り替え前後の駆動パルス幅間の関係式を得るための入力電力対パルス幅特性の一例である。 ハーフブリッジ型のDC/DCコンバータの従来例である。 DC/DCコンバータの入力動作範囲の拡大を説明する図である。
(第1実施形態)
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。ここでは、太陽光発電システムに適用する場合を一例に挙げて説明する。
本発明の一実施形態に係る太陽光発電システムの構成を図1に示す。図1に示す太陽光発電システムは、複数の太陽電池ストリング5と、それらの太陽電池ストリング5に各々入力側が接続されるDC/DCコンバータ10と、各DC/DCコンバータ10の出力側が入力側に接続されるインバータ20とを備えている。DC/DCコンバータ10及びインバータ20からパワーコンディショナ30が構成される。また、インバータ20の出力側は商用系統40に接続される。
太陽電池ストリング5は、太陽光を受けて直流電力を発電してDC/DCコンバータ10へ出力する。DC/DCコンバータ10は、太陽電池ストリング5から入力された直流電力を所定電圧の直流電力へ変換してインバータ20へ出力する。インバータ20は、直流電力を交流電力へ変換して商用系統40へ出力する。
次に、DC/DCコンバータ10の具体的な回路構成を図2に示す。DC/DCコンバータ10は、LLC共振型のスイッチング電源装置である。図2に示すように、DC/DCコンバータ10は、入力端子T1と、グランド端子T2と、入力検出部101と、入力コンデンサC1と、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)で構成されるスイッチング素子Q1、Q2、Q3及びQ4と、トランスTr1と、電流共振コンデンサCr1と、マイコン102と、DフリップフロップF1と、バッファB1及びB2と、プルアップ抵抗R1と、プルダウン抵抗R2と、ドライバD1及びD2と、を備えている。また、上記トランスTr1は疎結合トランスであり、図示しない漏れインダクタンスと励磁インダクタンスを含み、漏れインダクタンスは電流直列共振に寄与する共振インダクタに相当する。
入力端子T1及びグランド端子T2には太陽電池ストリング5(図1)が接続され、入力端子T1に直流の入力電圧Vinが印加される。入力端子T1には入力検出部101が接続され、入力検出部101は入力電圧及び入力電流を検出し、検出信号をマイコン102へ送る。
入力検出部101の出力側とグランド電位との間には、入力コンデンサC1が接続されており、スイッチング素子Q1及びQ3の直列接続された組と、スイッチング素子Q2及びQ4の直列接続された組とがそれぞれ入力コンデンサC1と並列に接続される。
スイッチング素子Q1とQ3の接続点は電流共振コンデンサCr1を介してトランスTr1の1次巻線の一端に接続され、トランスTr1の1次巻線の他端はスイッチング素子Q2とQ4の接続点に接続される。トランスTr1の2次側は、ダイオード及びコンデンサから成る整流回路(図示せず)に接続される。
本実施形態では、スイッチング素子Q1及びQ4の組と、スイッチング素子Q2及びQ3の組を相補的にスイッチングするフルブリッジ型のDC/DCコンバータとしての動作と、スイッチング素子Q2とQ4のみを相補的にスイッチングする(スイッチング素子Q1はオフ、Q3はオンを維持)ハーフブリッジ型のDC/DCコンバータとしての動作を切り替えることを可能としている。
マイコン102は、切り替え信号SW1を出力する出力端子と、切り替え信号SW0が入力される入力端子と、駆動信号Po2を出力する出力端子と、駆動信号Po1を出力する出力端子を有している。
切り替え信号SW1を出力する出力端子は、DフリップフロップF1のD入力端子に接続される。DフリップフロップF1のQ出力端子は、マイコン102の切り替え信号SW0が入力される入力端子と、バッファB1及びB2の制御用端子に共通接続される。
バッファB1の出力端子は、プルダウン抵抗R2に接続されると共に、ドライバD1を介してスイッチング素子Q1のゲート端子に接続される。バッファB2の出力端子は、プルアップ抵抗R1に接続されると共に、ドライバD1を介してスイッチング素子Q3のゲート端子に接続される。
マイコン102の駆動信号Po2を出力する出力端子は、バッファB1の入力端子に接続されると共に、ドライバD2を介してスイッチング素子Q4のゲート端子に接続される。マイコン102の駆動信号Po1を出力する出力端子は、DフリップフロップF1のクロック端子、及びバッファB2の入力端子に接続されると共に、ドライバD2を介してスイッチング素子Q2のゲート端子に接続される。
次に、以上のような構成であるDC/DCコンバータ10の制御動作について説明する。
まず、マイコン102は、太陽電池ストリング5(図1)からの入力電力を最大とすべく動作電圧(動作点)を制御するMPPT制御(最大電力点追従制御)を行う。MPPT制御の手法としては、例えば所謂、山登り法を採用できる。山登り法では、入力電力が大きくなる方向へ入力電圧を逐次変化させてゆき入力電力が最大となる入力電圧を探索する。
この場合、マイコン102は、入力検出部101から入力される入力電圧及び入力電流の各検出信号に基づいて入力電力を算出し、算出された入力電力に基づいて目標入力電圧を設定し、設定された目標入力電圧に応じたパルス幅のPFM制御信号である駆動信号Po2及びPo1を出力することで、MPPT制御を行う。なお、フルブリッジ型として動作する場合は、駆動信号Po1及びPo2に基づいてスイッチング素子Q1及びQ4の組と、スイッチング素子Q2及びQ3の組を相補的にスイッチングさせ、ハーフブリッジ型として動作する場合は、駆動信号Po1及びPo2に基づいてスイッチング素子Q2及びQ4のみを相補的にスイッチングさせる(スイッチング素子Q1はオフ、Q3はオンを維持する)。ただし、上記の相補的にスイッチングさせる際に、フルブリッジ型の場合は、スイッチング素子Q1〜Q4がオフとなり、ハーフブリッジ型の場合は、スイッチング素子Q2及びQ4がオフとなるデッドタイムを設けている。
マイコン102は、上記のようなMPPT制御を行うと共に、以下説明するようなフルブリッジ型とハーフブリッジ型の切り替え制御も行う。
まず、マイコン102は、入力検出部101から入力される入力電圧及び入力電流の各検出信号に基づいて入力電圧及び入力電力を検出し、検出された入力電圧と前回検出された入力電圧との比較により入力電圧が低下する方向であるか上昇する方向であるかを判定する。そして、入力電圧の変化する方向に応じて使用する入力電圧の切替閾値電圧を変化させる。例えば、入力電圧が低下する方向の場合は、図3で示す第1切替閾値電圧(190V)及び第2切替閾値電圧(240V)を使用し、入力電圧が上昇する方向の場合は、図4で示す第3切替閾値電圧(320V)を使用する(なお、図3及び図4に示す具体的な数値は一例に過ぎない)。このように切り替える閾値電圧を変化させる理由は、ヒステリシスを設けて頻繁な切り替えを抑制するためである。
もし入力電圧が低下する方向で図3に示す切替閾値電圧を使用する場合は、検出された入力電力と閾値入力電力(650W)の比較により第1切替閾値電圧と第2切替閾値電圧のいずれを使用するかを変化させる。このように第1切替閾値電圧と第2切替閾値電圧の異なる2つの閾値電圧を設定することにより、入力電力が不連続になることを抑制し、且つ切り替え直後のソフトスイッチング動作を実現している。
これは即ち、次の理由に依る。ハーフブリッジ型からフルブリッジ型へ切り替える際は、切り替え後のフルブリッジ型動作における周波数が高いため、駆動パルス幅が短くなる。また、ハーフブリッジ型動作において入力電力が軽負荷になるにつれて、スイッチング素子に逆並列に接続されたダイオードへの電流転流期間が長くなる。この特性について図5、図6を参照して説明する。図5は比較的負荷率の高い条件におけるハーフブリッジ型からフルブリッジ型への駆動切り替えにおけるスイッチング素子Q4のドレイン電流波形Idの様子である(なお、Q1〜Q3であっても同一の波形、挙動となる)。ハーフブリッジ型で駆動している時のドレイン電流Idのダイオード転流期間Taと、フルブリッジ型への切り替え後の駆動パルス幅Tbを比べ、Tb>Taの条件であれば、ダイオード転流が完了した後にPo2をオンするため、切り替え時点t0後にソフトスイッチングが達成可能となる。
次に図6はDC/DCコンバータが比較的軽負荷時に動作しているときのハーフブリッジ型からフルブリッジ型への駆動切り替えにおけるスイッチング素子Q4のドレイン電流Idの様子である(同じく、Q1〜Q3であっても同一の波形、挙動となる)。軽負荷領域では、負荷電流が小さいためスイッチング素子Q4のダイオード転流期間Tcが長くなる。これにより、フルブリッジ型への切り替え後の駆動パルス幅Tdとの関係がTd<Tcとなり、ダイオード転流が完了しないままPo2をオンとするため、切り替え時点t0後にリカバリ電流が発生し、スイッチング素子への負担となる。
これらの特性から、切り替え直後のソフトスイッチング動作達成と、切り替え前後の入力電力が不連続とならない2点を両立する入力電圧と入力電力の閾値を設けている。
検出された入力電力が閾値入力電力より小さい場合は、検出された入力電圧と第1切替閾値電圧(190V)を比較する。検出された入力電圧が第1切替閾値電圧より高い場合は、ハーフブリッジ型の動作を維持させる。
一方、検出された入力電圧が第1切替閾値電圧以下である場合、現在フルブリッジ型で動作している場合はそのままフルブリッジ型の動作を維持させるが、現在ハーフブリッジ型で動作している場合はフルブリッジ型の動作へ切り替える。この際、マイコン102は、自己のメモリに記憶されている例えば表1に示すような入力電力の範囲とパルス幅の関係を規定したテーブルより、検出された入力電力に対応するパルス幅を読み出し、読み出したパルス幅の駆動信号Po2及びPo1によりスイッチング素子Q1及びQ4の組と、スイッチング素子Q2及びQ3の組を相補的にスイッチングさせる。これにより、ハーフブリッジ型よりフルブリッジ型への切り替えのときに入力電力が不連続となることを抑制し、切り替え直後のソフトスイッチング動作を実現できる。なお、パルス幅を読み出す処理は、マイコン102に備えられるCPUによるテーブル参照の他、if文等による入力電圧や入力電力を閾値条件とした分岐処理によるパルス幅データの取得であっても構わない。以下のパルス幅取得のための処理も同様である。
Figure 0006017804
また、検出された入力電力が閾値入力電力(650W)以上である場合は、検出された入力電圧と第2切替閾値電圧(240V)を比較する。検出された入力電圧が第2切替閾値電圧より高い場合は、ハーフブリッジ型の動作を維持させる。
一方、検出された入力電圧が第2切替閾値電圧以下である場合、現在フルブリッジ型で動作している場合はそのままフルブリッジ型の動作を維持させるが、現在ハーフブリッジ型で動作している場合はフルブリッジ型の動作へ切り替える。この際、マイコン102は、自己のメモリに記憶されている例えば表2に示すような入力電力の範囲とパルス幅の関係を規定したテーブルより、検出された入力電力に対応するパルス幅を読み出し、読み出したパルス幅の駆動信号Po2及びPo1によりスイッチング素子Q1及びQ4の組と、スイッチング素子Q2及びQ3の組を相補的にスイッチングさせる。これにより、ハーフブリッジ型よりフルブリッジ型への切り替えのときに入力電力が不連続となることを抑制し、切り替え直後のソフトスイッチングを実現できる。
Figure 0006017804
もし入力電圧が上昇する方向で図4に示す切替閾値電圧を使用する場合は、入力電力に関わらず、検出された入力電圧と第3切替閾値電圧(320V)を比較する。検出された入力電圧が第3切替閾値電圧より低い場合は、フルブリッジ型の動作を維持させる。
一方、検出された入力電圧が第3切替閾値電圧以上である場合、現在ハーフブリッジ型で動作している場合はそのままハーフブリッジ型の動作を維持させるが、現在フルブリッジ型で動作している場合はハーフブリッジ型の動作へ切り替える。この際、マイコン102は、自己のメモリに記憶されている例えば表3に示すような入力電力の範囲とパルス幅の関係を規定したテーブルより、検出された入力電力に対応するパルス幅を読み出し、読み出したパルス幅の駆動信号Po2及びPo1によりスイッチング素子Q2及びQ4を相補的にスイッチングさせる。これにより、フルブリッジ型よりハーフブリッジ型への切り替えのときに入力電力が不連続となることを抑制し、ソフトスイッチングを実現できる。
なお、フルブリッジ型からハーフブリッジ型への切り替えの際は、切り替え後の駆動パルス幅が長くなる方向への切り替えとなるため、前述のハーフブリッジ型からフルブリッジ型への切り替えの際に発生したダイオード転流期間の制約がないため、任意の入力電圧と入力電力の閾値で切り替えることが可能である。本実施例では、ハーフブリッジ型駆動とフルブリッジ型駆動それぞれのDC/DCコンバータ電力変換効率を比較して、効率の高い駆動方式を入力電圧のみの閾値で定めている。
或いは、全入力電圧・電力の範囲でDC/DCコンバータの電力変換効率を予め測定し、変換効率の高い駆動方法を入力電圧と入力電力の閾値で定めても良い。
Figure 0006017804
以上のように本実施形態では、フルブリッジ型とハーフブリッジ型の切り替えの時に入力電力が不連続となることを抑制できるので、MPPT制御に支障を来さないという効果を奏することができる。
ここで、フルブリッジ型とハーフブリッジ型の切り替えを示すタイミングチャートの一例を図7に示す。
図7では、最初、DC/DCコンバータはフルブリッジ型で動作しており、その動作中に入力電圧Vinが320V(図4の第3切替閾値電圧)へ向かって上昇し、タイミングt0において入力電圧が上昇する方向であって入力電圧が第3切替閾値電圧以上であることが検出される。切り替え条件が発生した場合、フルブリッジ構成とハーフブリッジ構成の切り替えとスイッチング素子Q1〜Q4駆動信号を同期させるため、以下の処理を行う。切り替え条件が発生すれば、マイコン102内部のソフトウェアにて駆動信号Po2のスイッチング終了割込みENDINTを許可する(当該割込みフラグを許可し、割込み待ちの状態とする)。次に、Po2の駆動終了と共に割込みENDINTが発生し、切り替え信号SW1をHigh(ハーフブリッジ型への指令)とし、切り替え後の駆動パルス幅を設定する。なお、割込みENDINTは切り替え条件発生時のみ許可し、割込み処理中にてこれ以降の割込みの発生は禁止される。その後、遅れて駆動信号Po1の立ち上がりエッジによってDフリップフロップF1のQ出力が反映されることにより、DC/DCコンバータはフルブリッジ型からハーフブリッジ型への切り替えと駆動パルス幅の切り替えを同時に行う。DフリップフロップF1のQ出力がHighに反映された時点で、バッファB1及びB2の出力はいずれもHighインピーダンスとなるので、駆動信号Po2及びPo1によりスイッチング素子Q2及びQ4のみが駆動され、スイッチング素子Q1はプルダウンによりオフが維持され、スイッチング素子Q3はプルアップによりオンが維持される。即ち、フルブリッジ型からハーフブリッジ型へ切り替わる。
ハーフブリッジ型へ切り替え後、入力電圧Vinが240V(図3の第2切替閾値電圧)へ向かって低下し、タイミングt2において入力電圧が低下する方向であって検出された入力電力が閾値入力電力(図3の650W)以上であると判定された時、ハーフブリッジ型からフルブリッジ型への切り替え条件が発生する。同じくDC/DCコンバータの構成切り替えと駆動パルス幅の変更を同期させるため、マイコン102内部のソフトウェアにて駆動信号Po2のスイッチング終了割込みENDINTを許可する。次に、Po2の駆動終了と共に割込みENDINTが発生し、切り替え信号SW1をLow(フルブリッジ型への指令)とし、切り替え後の駆動パルス幅を設定し、割込み処理を終了する。その後、遅れて駆動信号Po1の立ち上がりエッジによってDフリップフロップF1のQ出力が反映されることにより、DC/DCコンバータはハーフブリッジ型からフルブリッジ型への切り替えと駆動パルス幅の切り替えを同時に行う。DフリップフロップF1のQ出力がLowに反映された時点で、駆動信号Po2及びPo1がバッファB1及びB2を通過することが可能となるので、駆動信号Po2及びPo1によりスイッチング素子Q1〜Q4が駆動される。即ち、ハーフブリッジ型からフルブリッジ型へ切り替わる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態として、図1を参照し、DC/DCコンバータ10への入力電源5として燃料電池、あるいは蓄電池を用いる分散電源システムへの適用例を説明する。図1、図2に示すシステムの構成ならびに図3〜図7に示す制御方法などは第1実施形態で説明した内容と同一である。
このような直流電源を用いた場合、入力の制御としては第1実施形態で説明した太陽電池用のMPPT制御ではなく、入力電流あるいは、入力電力を目標追従する入力追従制御となる。
即ち、図2のマイコン102による制御によって、入力電流値、あるいは入力電力値を追従しながら電力変換を行う。図3を参照し、現在ハーフブリッジ型で駆動しているDC/DCコンバータの入力電圧が、入力電圧閾値を下回り、所定の電力条件に応じた切り替え条件にてハーフブリッジ型の駆動からフルブリッジ型駆動へ切り替わる。また、図4を参照し、現在フルブリッジ型で駆動しているDC/DCコンバータの入力電圧が閾値となる入力電圧を上回った場合にハーフブリッジ型駆動へ切り替える。これら切り替え条件と制御動作については第1実施形態で説明した内容と同一である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々変形が可能である。
例えば、図3に示すように入力電力に応じて切替閾値電圧を複数設けることは必須ではなく、入力電力には依らない図4の切替閾値電圧より低い1つの切替閾値電圧(例えば250V)を設けるようにしてもよい。また、閾値入力電力を図3のように1つにするのではなく、複数設けるようにし、それに応じて切替閾値電圧を3つ以上設けるようにしてもよい。
また、図3及び図4のようにヒステリシスを持たせることも必須ではない。即ち、入力電圧の変化方向に依らずに図3または図4のいずれかのみで切り替え制御してもよい。
また、これらの実施例においては、表1〜表3のように、ハーフブリッジ型とフルブリッジ型の切り替え時の切り替え後駆動パルス幅をROMテーブル上にマッピングしたものではなく、特定の関係式によって表現したものでも良い。即ち、切り替え前の駆動パルス幅と切り替え条件時において切り替え後の駆動パルス幅との関係を示す特性を事前に得ておいて、マイコン102の演算にて切り替え後のパルス幅を取得するものである。
これについて、図8を用いて一例を説明する。図4のように入力電圧閾値320V以上を検出した場合、フルブリッジ型からハーフブリッジ型へ駆動切り替えを行う。この際、予め図8のように入力電圧320Vにおいて、各々の入力電力(図8では100W〜1500Wまでの範囲)を電力変換可能なフルブリッジ駆動時のパルス幅とハーフブリッジ駆動時のパルス幅を測定して、パルス幅間の関係式を求めておき、マイコン102に備えるCPUにて、切り替え前の任意のフルブリッジ駆動時パルス幅を入力とする前記関係式の演算により、ハーフブリッジ駆動へ切り替え後のパルス幅を取得して採用する。
同じくハーフブリッジ駆動時からフルブリッジ駆動への切り替え(図3)においても、事前に閾値となる入力電圧における入力電力対パルス幅特性の測定によりパルス幅間の関係式を得ておけば、任意の切り替え前のハーフブリッジ駆動時パルス幅から切り替え後のフルブリッジ駆動時パルス幅を取得することが可能である。
また、フリップフロップの実施例についてDフリップフロップを使用したが、JKフリップフロップ等でクロック入力可能なものであっても適用可能である。
さらに、これらの実施例においては、LLC共振方式によるDC/DCコンバータのため、図2に示した主回路構成そのままに縛られない。例えば、Q1〜Q4に各々電圧共振コンデンサを接続しても良いし、疎結合トランスを用いる必要は無く、密結合トランスに外付けで直列共振を構成する共振インダクタを接続しても良い。
5 太陽電池ストリング
10 DC/DCコンバータ
20 インバータ
30 パワーコンディショナ
40 商用系統
101 入力検出部
102 マイコン
C1 入力コンデンサ
Cr1 電流共振コンデンサ
Tr1 トランス
Q1、Q2、Q3、Q4 スイッチング素子
D1、D2 ドライバ
F1 Dフリップフロップ
B1、B2 バッファ
R1 プルアップ抵抗
R2 プルダウン抵抗
T1 入力端子
T2 グランド端子

Claims (8)

  1. LLC共振方式を用いたDC/DCコンバータであって、
    スイッチング素子と、
    DC/DCコンバータの入力電圧を検出する入力電圧検出部と、
    前記入力電圧検出部によって検出された入力電圧と閾値電圧との比較に基づき、前記スイッチング素子の駆動形式をフルブリッジ型とハーフブリッジ型とで切り替える制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記切り替えを行うときに、入力電力に応じたパルス幅の駆動信号により切り替え後の駆動を行い、
    DC/DCコンバータの入力電力を検出する入力電力検出部を更に備え、
    前記閾値電圧は、少なくとも一つの閾値入力電力に応じて複数設定されており、
    前記入力電力検出部によって検出された入力電力と前記閾値入力電力との比較に基づき、使用する前記閾値電圧が決定されることを特徴とするDC/DCコンバータ。
  2. 前記制御部は、切り替えを行うときに、入力電圧と入力電力に応じた切り替え処理後のパルス幅は、切り替え前のパルス幅との関係式による演算を行うことにより取得することを特徴とする請求項1に記載のDC/DCコンバータ。
  3. LLC共振方式を用いたDC/DCコンバータであって、
    スイッチング素子と、
    DC/DCコンバータの入力電圧を検出する入力電圧検出部と、
    前記入力電圧検出部によって検出された入力電圧と閾値電圧との比較に基づき、前記スイッチング素子の駆動形式をフルブリッジ型とハーフブリッジ型とで切り替える制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記切り替えを行うときに、入力電力に応じたパルス幅の駆動信号により切り替え後の駆動を行い、
    DC/DCコンバータの入力電力を検出する入力電力検出部と、
    入力電力の範囲とパルス幅の関係が規定されたテーブルを記憶された記憶部と、を更に備え、
    前記制御部は、前記切り替えを行うときに、前記入力電力検出部によって検出された入力電力に応じたパルス幅を前記テーブルから読み出すことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  4. LLC共振方式を用いたDC/DCコンバータであって、
    スイッチング素子と、
    DC/DCコンバータの入力電圧を検出する入力電圧検出部と、
    前記入力電圧検出部によって検出された入力電圧と閾値電圧との比較に基づき、前記スイッチング素子の駆動形式をフルブリッジ型とハーフブリッジ型とで切り替える制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記切り替えを行うときに、入力電力に応じたパルス幅の駆動信号により切り替え後の駆動を行い、
    DC/DCコンバータの入力電力を検出する入力電力検出部と、
    入力電力の範囲に応じて、切り替え後のパルス幅を記憶する記憶部と、を更に備え、
    前記制御部は、前記切り替えを行うときに、前記入力電力検出部によって検出された入力電力に応じたパルス幅を、前記制御部に備えられるCPUの分岐処理で前記記憶部から読み出すことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  5. LLC共振方式を用いたDC/DCコンバータであって、
    スイッチング素子と、
    DC/DCコンバータの入力電圧を検出する入力電圧検出部と、
    前記入力電圧検出部によって検出された入力電圧と閾値電圧との比較に基づき、前記スイッチング素子の駆動形式をフルブリッジ型とハーフブリッジ型とで切り替える制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記切り替えを行うときに、入力電力に応じたパルス幅の駆動信号により切り替え後の駆動を行い、
    ハーフブリッジ型からフルブリッジ型への駆動形式の切り替えは、切り替え前のハーフブリッジ型駆動時の前記スイッチング素子に逆並列で接続されるダイオードへの電流転流期間よりも長いパルス幅へ切り替えてソフトスイッチングを実現することを特徴とするDC/DCコンバータ。
  6. 入力電圧の変化する方向に応じて前記閾値電圧を可変としていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータにおいて、前記制御部は切り替え信号出力手段と、フリップフロップとを備え、
    前記切り替え信号出力手段による切り替え信号出力を前記フリップフロップへの入力信号、前記制御部から出力されるパルス幅の駆動信号をクロック入力とすることにより、ハーフブリッジ型からフルブリッジ型、或いはフルブリッジ型からハーフブリッジ型に切り替えを行う際、これら駆動形式の変更と駆動パルス幅の出力が同期することを特徴とするDC/DCコンバータ。
  8. 太陽電池、燃料電池、または蓄電池のうちの少なくとも1つと、
    前記太陽電池、前記燃料電池、または前記蓄電池のいずれかが入力側に接続された請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータと、を備えるシステム。
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