JP6015414B2 - プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 - Google Patents

プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置に関する。
個人情報等の流出を未然に防ぐために、ユーザによって操作される電子ファイルに個人情報等の特定情報が含まれているかどうかを判断する技術が知られている。
このような個人情報等を含む情報には、裁判所による判決文、自治体による公文書、あるいは新聞社による記事等があり、情報公開の促進と個人情報等の保護とのバランスを保つために、公開される情報において個人情報等が特定の文言に置換されたり黒塗りされたりする。
また、企業が保有する顧客情報等も秘匿性のある情報の一種であり、このような秘匿情報を含む電子ファイルがコンピュータで管理される場合には、それらの電子ファイルが複数のユーザで共有されていたとしても管理が徹底されて漏洩させないことが望まれる。そのために、個人情報や社外秘情報といった秘匿情報を含む電子ファイルに対する操作が制限され、また管理が徹底される。
特開2008−97420号公報
秘匿情報に対する操作の制限や管理が徹底される一方で、マウス等の使い勝手の良いユーザインタフェースによって電子ファイルが操作されることが浸透している状況では、例えば、マウス操作による秘匿情報のドラッグアンドドロップ処理等を一意に禁止してしまうと、ユーザが取り扱いに注意した上で秘匿情報を操作しているにも拘わらず操作の度に処理が禁止されてしまい不便である。また、秘匿情報に対する操作を禁止せずに、操作対象の電子ファイルが取り扱いに注意を要する電子ファイルであることを表示するためのダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等を利用しても、表示された情報が確認される前にダイアログボックスが閉じられてしまったり、ダイアログボックスが他のアプリケーションウィンドウの後ろに隠れてしまっていて気がつかない可能性がある。
すなわち、秘匿情報に対する操作を禁止すると秘匿性が担保されたとしても利便性が低下してしまい、秘匿情報に対する操作を禁止せずに取り扱いを注意喚起するだけでは秘匿性が担保されないリスクが残ってしまうというジレンマがある。
本願は、秘匿情報等のような特定の管理がされた情報が処理対象であることを、要求された処理に対する処理結果の変化を通じて知らせることが可能なプログラムを提供することを目的とする。
開示のプログラムによれば、入力インタフェースと表示装置を有するコンピュータに、前記コンピュータに保持された秘匿情報ファイルに対して前記入力インタフェースを介してドラッグ処理が要求された場合であって前記コンピュータが特定の利用状態である場合に前記ドラッグ処理において前記入力インタフェースに入力された移動距離情報に対する前記表示装置上での前記秘匿情報ファイルの第1移動距離を、前記コンピュータが前記特定の利用状態でない場合に前記ドラッグ処理において前記入力インタフェースに入力された前記移動距離情報に対する前記表示装置上での前記秘匿情報ファイルの第2移動距離よりも減少させ前記ドラッグ処理を継続実行させる。
本開示の一側面によれば、秘匿情報等のような特定の管理がされた情報が処理対象であることを、要求された処理に対する処理結果の変化を通じて知らせることができる。
実施例の情報処理装置のハードウェア構成の例。 実施例の情報処理装置における管理情報の例。 実施例の情報処理装置における条件情報の例。 実施例の情報処理装置の機能ブロックの例。 実施例の情報処理装置によって実行される処理の例。 実施例の情報処理装置におけるパラメータの例。 実施例の情報処理装置における通知情報の例。
図1に、実施例の情報処理装置のハードウェア構成の例が示される。図1に示される実施例の情報処理装置はコンピュータの一例であり、CPU(Central Processing Unit)10、メモリコントローラ11、メモリ12、メモリバス13、IOバスコントローラ14、NIC(Network Interface Card)17及びIOバス20を含む。
メモリバス13に接続されたメモリ12には、実施例の情報処理装置における各種処理を実行するためのプログラムが格納される。CPU10は、メモリコントローラ11を介して、メモリ12からプログラムを読み出し、各種処理を実行する。CPU10によって実行される各種処理に伴い、メモリ12に対するデータの書き込み及び読み出しがメモリコントローラ11を介して実行される。
CPU10は、IOバスコントローラ14を介して、IOバス20に接続された入力インタフェース15、表示装置16、NIC17及び外部装置19にデータやパケットを転送し、また、実施例の情報処理装置に対して送信されたデータやパケットを受信する。CPU10は、IOバスコントローラ14を介して、IOバス20に接続された記憶装置18からデータを読み出し、また記憶装置18にデータを書き込む。
CPU10は、各種処理を実行するための1以上のCPUコアを含んでいてもよい。また、各CPUコアは1以上のプロセッサを含んでいてもよい。メモリ12は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)などのRAMである。IOバス20に接続される入力インタフェース15は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等といった情報処理装置への入力を受け付けるためのユーザインタフェースである。IOバス20に接続される表示装置16は、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、又は有機ELディスプレイ等の情報処理装置の処理結果を表示するディスプレイである。実施例の情報処理装置では、入力インタフェース15により入力されたデータに基づく処理がCPU10により実行され、その処理結果が表示装置16に表示される。また、IOバス20に接続される記憶装置18は、例えば、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、又はHDD(Hard Disk Drive)等の磁気ディスク装置である。IOバス20に接続される外部装置19は、実施例の情報処理装置の処理結果を表示するためのプロジェクタや、実施例の情報処理装置に対して書き込み又は読み出しされる情報を記憶するUSBメモリ等である。
なお、CPU10、メモリ12、入力インタフェース15、表示装置16、NIC17、記憶装置18及び外部装置19が同じバスに接続された構成を実施例の情報処理装置に適用してもよい。図1に示されるハードウェア構成によって、実施例の情報処理装置は後述される機能ブロックとして機能し、処理が実行される。
図2に、実施例の情報処理装置における管理情報の例が示される。図2に示される管理情報はデータベースとして利用される記憶装置18に格納される情報であり、特定の情報を管理するためのリストである。例示すれば、個人情報や社外秘情報といった秘匿情報を含む電子ファイルを管理するために、それらに関連する情報がリスト化されて登録されている。例えば、図2に示されるように管理情報には、電子ファイルを特定するために、管理対象となる電子ファイルの格納場所の絶対パスが登録されている。さらに例示すれば、“M001”の管理番号では、“c:\個人情報\住所.xls”という絶対パスが登録されており、秘匿情報を含む“住所.xls”という電子ファイルが管理されることとなる。なお、絶対パスではなく相対パスを登録してもよい。
また、絶対パスや相対パスではなく、電子ファイルの名前でリストを管理してもよい。例えば、万が一、電子ファイルが別の格納場所に同名でコピーされてしまったとしても、電子ファイルの名前でリストを管理している場合には、別の格納場所に格納されてしまった電子ファイルも管理情報に従って秘匿情報として特定できることとなる。
また、管理情報に電子ファイルの名前を含まないパスを登録するようにし、そのパスで示される格納場所に格納されているすべての電子ファイルを特定の情報(秘匿情報)と扱うようにしてもよい。
図3に、実施例の情報処理装置における条件情報の例が示される。図3A−Dに示される条件情報はデータベースとして利用される記憶装置18に格納される情報であり、図2に示される管理条件に関連付けられている。図3A−Dに示される条件情報には、入力インタフェース15からの入力によって要求された処理を実行する場合に、図5に示される処理52の判定において参照される条件が登録されている。後述するが、図5に示される処理52では、実施例の情報処理装置の実行状態が登録された条件に対応する実行状態であるか否かを判定することで、要求された処理を実行する際にパラメータを変更するか否かを判定する。
図3Aには、条件情報として、特定のアプリケーションが実施例の情報処理装置において実行されているか否かを判定するために参照される情報が登録されている。例えば、“A001”の識別番号で識別されるアプリケーションとして、電子メールを操作するアプリケーションである“電子メール.exe”のアプリケーション名が登録されている。実施例の情報処理装置は、入力インタフェース15からの入力によって要求された処理を実行する場合に、後述される図5の処理52において“電子メール.exe”を実行していると判定すると、入力インタフェース15からの入力によって要求された処理を変更パラメータに基づいて実行する。その結果、デフォルトとして設定されているパラメータに基づく処理結果とは異なる処理結果が出力されることとなり、要求された処理に対する所望の処理結果に対して変化が付加されることとなる。例えば、秘匿情報を含む電子ファイルに対するマウス操作の設定パラメータが変更されて、マウスの移動距離に対して表示装置上での移動距離が小さくなると、電子ファイルが表示装置上で動かしにくくなるため、ユーザに秘匿情報を操作しようとしていることを気づかせることができる。このように、要求された処理を制限する際の条件として電子メールを操作するアプリケーションを登録しておく利点は、電子ファイルのドラッグアンドドロップ操作によって電子メールに電子ファイルが添付できてしまうため、うっかり秘匿情報が電子メールに添付されてしまい、当該電子ファイルの送信先としてはふさわしくない相手に送信されてしまうことがあるからである。図3Aに示されるように、電子メールを操作するアプリケーションと秘匿情報と関連付けておくことで、ドラッグアンドドロップ操作により秘匿情報が電子メールに添付される可能性を気づかせることができる。また、ユーザが秘匿情報であることを意識せずに、秘匿情報の一部をコピーしてプレゼンテーション用の資料に情報を貼り付ける場合が想定されるため、プレゼンテーション用の資料を作成するアプリケーションと秘匿情報と関連付けておき、秘匿情報を操作していることを気づかせてもよい。
図3Bには、条件情報として、特定のデバイスが実施例の情報処理装置に接続されているか否かを判定するために参照される情報が登録されている。例えば、“D001”の識別番号で識別されるデバイスとして、外部装置19であるプロジェクタが登録されている。入力インタフェース15からの入力によって要求された処理を実行する際に、例えば、図5の処理52により実施例の情報処理装置にプロジェクタが接続されていると判定されると、入力インタフェース15からの入力によって要求された処理が変更パラメータに基づいて実行される。その結果、デフォルトとして設定されているパラメータに基づく処理結果とは異なる処理結果が出力されることとなり、要求された処理に対する所望の処理結果に対して変化が付加されることとなる。例えば、プロジェクタが接続されている場合に秘匿情報を含む電子ファイルが実行されようとすると、実行処理に対して実行を遅延させるための時間が挿入されることで、電子ファイルが処理されるまでの時間が長くなり、これによってユーザに秘匿情報を操作しようとしていることを気づかせることができる。また、誤って電子ファイルを実行してしまったとしても、電子ファイルの内容がプロジェクタによって表示されるまでの時間が長くなり、秘匿情報の漏洩を防止することができる。
図3Cには、条件情報として、特定のネットワークに情報処理装置が接続されているか否かを判定するために参照される情報が登録されている。例えば、“N001”の識別番号で識別されるネットワークとして、社内LANを特定するためのIPアドレスが登録されている。入力インタフェース15からの入力によって要求された処理を実行する際に、例えば、図5の処理52により実施例の情報処理装置が条件情報に登録されているネットワーク以外に接続されていると判定されると、入力インタフェース15からの入力によって要求された処理が変更パラメータに基づいて実行される。その結果、デフォルトとして設定されているパラメータに基づく処理結果とは異なる処理結果が出力されることとなり、要求された処理に対する所望の処理結果に対して変化が付加されることとなる。例えば、社内LAN以外に接続されている場合に秘匿情報を含む電子ファイルが実行されようとすると、図5に示される処理54により、マウスの移動距離に対して表示装置上での移動距離を小さくさせて電子ファイルを表示装置上で動かしにくくしたり、ネットワークドライブへの電子ファイルのコピーの速度が遅くさせたりすることで、ユーザに秘匿情報を操作しようとしていることを気づかせることができる。
図3Dには、条件情報として、特定の処理が実行されるか否かを判定するために参照される情報が登録されている。例えば、“P001”の識別番号で識別される処理として、電子ファイルをコピーする処理が登録されている。例えば、入力インタフェース15からの入力によって要求された処理を実行する場合に、例えば、図5の処理52によりその処理が秘匿情報を含む電子ファイルをコピーする処理であると判定されると、コピーする処理を遅延させるための時間が挿入されることで、コピーされるまでの時間が長くなり、これによってユーザに秘匿情報を操作しようとしていることを気づかせることができる。
なお、図2に示されるパス又は電子ファイル名に対して、図3に示された条件を個別に関連付けて一つの情報として管理してもよい。すなわち、上述のように、管理情報と条件情報とを別々に指定することに加えて、例えば、図2に示される“c:\個人情報\住所.xls”に格納された“住所.xls”に対して、図3に示された全ての条件を判定する必要がない場合には、“c:\個人情報\住所.xls”に対して条件として“電子メール.exe”だけを関連付けておいてもよい。また、「“c:\個人情報\住所.xls”がドラッグされた場合」のように、対象毎に条件を設定してもよい。このような場合には、電子ファイルと条件との関連付けを具体的に絞って管理することになるため、管理のための情報量が少なくなることがあり、情報の管理のために使用されるメモリ容量を少なくすることができる。
図4に、実施例の情報処理装置の機能ブロックの例が示される。実施例の情報処理装置では、記憶装置18に格納されたプログラムがメモリ12にロードされる。メモリ12にロードされたプログラムがCPU10によって実行されることにより、実施例の情報処理装置は、判定部40、処理部41及び通知部42として機能する。各機能ブロックにより実行される処理を、図5に示される処理と対応させて後述する。
図5に、実施例の情報処理装置によって実行される処理の例が示される。実施例の情報処理装置が入力インタフェース15からの入力を受け付けられる状態となり、実施例に記載の機能を実行することが要求されると、図5に示される処理を開始するための処理50が実行される。例えば、入力インタフェース15としてマウスがユーザインタフェースとして使用されて、マウス操作によって電子ファイルが表示装置上でポインタにより選択された場合に、処理50が実行されてもよい。なお、図5の説明では、適宜、入力インタフェース15がマウスである場合を例に説明するが、発明はこれに限定されず、入力インタフェース15としてタッチパネルやキーボードといった入力インタフェース、その他一般的な入力インタフェースを適用してもよい。
要求された処理の対象が管理情報に登録されている情報か否かを判定する処理51が、判定部40によって実行される。管理情報に登録されている情報であると判定されると処理52に移り、管理情報に登録されている情報でないと判定されると処理53に移る。処理51では、例えば、マウスの操作により選択された電子ファイルに関連付けられた属性が、図2に示される管理情報に登録されているか否かが判定されることにより、選択された電子ファイルが特定の管理対象とされている情報であるか否かが判定される。さらに例示すると、マウスのポインタにより選択された電子ファイルが“住所.xls”であると検出されると、“住所.xls”の属性である絶対パスの“c:\個人情報\住所.xls”が検出され、判定部40は、記憶装置18に格納された図2に示される管理情報を参照し、この絶対パスが管理情報に登録されているか否かを判定する。管理情報には、“c:\個人情報\住所.xls”が登録されているため、マウスのポインタにより選択された“住所.xls”が特定の管理対象とされている情報であると判定する。
条件情報に登録されている条件を満たすか否かを判定する処理52が、判定部40によって実行される。条件を満たすと判定されると処理54に移り、条件を満たさないと判定されると処理53に移る。処理52では、実施例の情報処理装置の実行状態が図3に示される条件情報として登録された条件に対応する実行状態であるか否かを判定することで、要求された処理を実行する際にパラメータを変更するか否かを判定する。例えば、マウスの操作により電子ファイルが選択された際に“電子メール.exe”が実行されている場合に、判定部40が図3Aに示される条件情報を参照して“電子メール.exe”が条件情報に登録されていると判定することで条件を満たすと判定する。また、マウスの操作により電子ファイルが選択されて電子ファイルのコピー処理が要求された場合に、判定部40が図3Dに示される条件情報を参照して要求されているプロセスが条件情報に登録されていると判定することで条件を満たすと判定する。なお、処理52が実行される順序は処理51と入れ替えてもよい。
入力インタフェースからの入力によって要求された処理を設定されたパラメータに基づいて実行する処理53が、処理部41によって実行される。処理53は、処理51及び処理52による判定の結果、入力インタフェース15からの入力によって要求された処理に対して変更パラメータを適用して処理結果に変化を付加する必要がないと判定された場合に実行される処理のため、パラメータの変更をせずに、設定されたパラメータに基づいて要求された処理を実行すればよい。
要求された処理を変更パラメータに基づいて実行する処理54が、処理部41によって実行される。処理54では、例えば、図6に示される変更後のパラメータに基づいて、入力インタフェース15からの入力によって要求された処理を実行する。
図6に、実施例の情報処理装置におけるパラメータの例が示される。図6に示されるパラメータはデータベースとして利用される記憶装置18に格納される情報である。設定されたパラメータは、情報処理装置の起動と共にデフォルトの情報がOS(Operating System)に読み込まれ、デフォルトの情報に従って情報処理装置が実行されることとなる。そして、入力インタフェース15からの入力によって要求された処理を実行する場合に、図5に示される処理51及び処理52の結果として、要求された処理をパラメータを変更して実行すると判定されると、図6に示される変更後のパラメータがOSに読み込まれ(また、必要あれば、変更後のパラメータに基づく情報がOSから入力インタフェース15対応のデバイスドライバに提供され)、要求された処理が変更後のパラメータに従って実行されることとなる。なお、実施例では、この変更後のパラメータを変更パラメータとよぶ。
例えば、図6に示されるパラメータには、入力インタフェース15としてのマウスが移動した移動距離に対して、表示装置16におけるポインタ又は選択された電子ファイルの移動距離の比率が設定されている。この比率のパラメータに従って、ユーザが操作したマウスの移動距離に対してパラメータに従った処理がCPU10によって実行され、比率に従った距離だけ表示装置16においてポインタ又は選択された電子ファイルが移動することとなる。例えば、比率が大きい場合は、マウスの移動距離に対してポインタの動く距離が長くなる。逆に、比率が小さい場合は、マウスの移動距離に対してポインタの動く距離が短くなる。図6に示されるように、例えば、デフォルトの比率として“0.2”の値が設定されており、変更後の比率として“0.02”の値が登録されている。
図5に示される処理54では、図6に示されるパラメータの変更の何れか又はそれらの組み合わせが適用されて、入力インタフェース15からの入力によって要求された処理が実行されることとなる。例えば、マウスの移動距離の比率がデフォルトの値から、より値の小さな変更後の値に変更されて処理が実行されると、マウスの移動距離に対してポインタの動く距離が短くなり、マウスを操作しているユーザに対してポインタが動きにくくなったと感知させられる。これにより、秘匿情報のような特定の管理がされている情報を操作していることを知らせることができる。また、図6に示されるように、マウスの移動方向が補正されるようにパラメータの値が変更されて処理54が実行されてもよい。例えば、処理54においてマウスを操作しているユーザが移動させようとする方向に対してそれとは異なる方向への移動を付加するようにして、ユーザが意図している方向とは異なる方向にポインタを動かしたり、ポインタがジグザグに動くようにしたりしてもよい。これによって、マウスを操作しているユーザに対して秘匿情報のような特定の管理がされている情報を操作していることを知らせることができる。また、図6に示されるように、コピー処理に挿入する待ち時間が変更されて処理54が実行されると、コピー処理にかかる時間が長くなることによって、コピー処理を要求しているユーザに対して秘匿情報のような特定の管理がされている情報を操作していることを知らせることができる。
図5に示される処理54が図6に示される設定に基づいて実行されると、処理55が実行されることとなる。処理55では、実行された処理に併せて通知情報を通知する処理が、通知部42によって実行される。処理55により、例えば、図7に基づいて表示装置16にダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等として通知情報が表示されることとなる。また、処理55により、マウスのポインタの色や大きさ等を変更してもよい。
図7に、実施例の情報処理装置における通知情報の例が示される。図7に示される通知情報はデータベースとして利用される記憶装置18に格納される情報であって、図2に示される管理情報に関連付けられている。通知情報には、例えば、“この電子ファイルは個人情報を含みます”が登録されており、図5に示される処理55が実行されると、この通知情報が、表示装置16にダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等として表示されることとなる。
なお、図7に示される情報に基づいて実行される処理55は、実施例の情報処理装置において実行されても実行されなくてもよい。ただし、処理54と共に処理55が実行されることにより、ユーザに対して秘匿情報のような管理されている情報を操作していることを効果的に知らせることができる。
例えば、個人情報や社外秘情報など秘匿性の高い情報を含む電子ファイルに対して特定の操作が実行された際に、操作対象の電子ファイルが取り扱いに注意を要する電子ファイルであることを知らせるためにダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等だけを利用すると、何らかの操作によりダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等により表示された情報を確認する前にダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等が閉じられてしまったり、表示装置上で他のアプリケーションウィンドウの後ろに隠れてしまっていて気がつかないといった可能性がある。また、操作対象の電子ファイルが取り扱いに注意を要する電子ファイルであることを音で知らせるようにした場合、音量の設定によっては気がつかないことがある。
一方で、処理54と共に処理55が実行される場合には、例えば、マウスの移動速度が遅くなるようにパラメータが変更されたのに併せて取り扱いに注意が必要である旨のダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等が表示される。この場合、移動速度が遅くなったマウス操作に連動してダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等が表示されるため、電子ファイルが操作されている限りダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等が表示され、その表示期間も長くなり、その結果としてユーザが秘匿情報を含む電子ファイルを操作していることを気づきやすくなる。また、コンピュータの処理負荷が重くなるとマウスの動きが鈍くなることがあるが、処理54と共に処理55が実行される場合には、マウスの移動速度が遅くなった理由がパソコンの処理負荷によるものではなく、特定の電子ファイルを操作しようとしたためであることがわかる。
以上に述べた処理55が終了すると、図5に示される処理を終了させるための処理56が実行される。また、入力インタフェース15からの入力が変化したり、実施例の情報処理装置の処理状況が変化して、処理51又は処理52の条件が満たされなくなった場合に、処理部41によって処理56が実行されて、図5に示される処理が終了されるようにしてもよい。
また、上述した実施例では、マウスにより選択された電子ファイルの移動する方向を検知して、処理54によりその移動に変化を与えるようにしてもよい。例えば、図3に示される条件情報として、電子ファイルがマウスによりドラッグされて、特定のアプリケーションやネットワークドライブに対応して表示装置16に表示されるウィンドウの方向に電子ファイルが移動されることを条件として登録してもよい。この場合、所定時間内においてマウスの移動前及び移動後の座標の差分から算出された移動方向が、ウィンドウを表示するための基準となる座標の方向に向いていることを判定することで、表示装置16に表示されるウィンドウの方向に電子ファイルが移動されていると判定部40により判定されると、処理部41によって処理54が実行されることとなる。さらに例示すれば、図2に示される管理情報に登録されている“住所.xls”の電子ファイルがマウスによって、“電子メール.exe”の実行に併せて表示装置16に表示されるウィンドウの方向に移動していると判定部40によって判定されると、処理部41は、図6に示されるマウスの移動距離の比率に関するパラメータを“0.02”に変更し、変更後のパラメータに基づいて処理54を実行することで、“住所.xls”の電子ファイルがウィンドウの方向へドラッグされる際のドラッグ速度が遅くなるようにしてもよい。なお、表示装置16に表示されるウィンドウの方向に電子ファイルが移動していない場合には、処理54ではなく処理53が処理部41によって実行されることで、ユーザによるマウスの操作を妨げないようにしてもよい。さらに、処理55が処理部41によって実行され、表示装置16に“この電子ファイルは個人情報を含みます”というダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等を表示するようにしてもよい。このように、電子ファイルがメールソフトに対応して表示されるウィンドウの方向にドラッグされてことが検知され、マウスの移動速度が遅くなるようにパラメータが変更されたことに併せて、取り扱いに注意が必要である旨のダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等が表示されると、電子ファイルが操作されている限りダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等が表示され、その表示期間も長くなり、その結果としてユーザが秘匿情報を含む電子ファイルを操作していることを気づきやすくなる。また、ポップアップウィンドウによりユーザインタフェースの動きの制約するパラメータの変更を解除するためのアクションを表示するようにしてもよい。また、パラメータの変更を解除するためのアクションを一つに限定せずに複数の解除条件をランダムに適用してダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等に表示するようにしてもよい。これにより、ユーザに対して入力インタフェース15の動きの制約を通じて秘匿情報を扱っていることを効果的に知らせた上で、表示された解除処理を一旦実行させて所望の処理を継続させることができる。従って、情報に対する処理の利便性を維持しながら秘匿情報の管理が可能となる。以上に説明した処理により、ユーザによる操作に連動させて、秘匿情報のような特定の管理がされている情報がメールに添付される可能性があることを効果的にユーザに知らせることができる。
また、上述した実施例では、電子ファイルがドラッグされて、ネットワークドライブやUSBメモリ等に対応して表示装置16に表示されるウィンドウにドロップされることを、図3に示される条件情報として登録してもよい。このような条件を要求された処理を制限する際の条件として条件情報に登録しておく利点は、これらの特定のウィンドウに対して電子ファイルがドラッグアンドドロップされると、OSが電子ファイルのコピーを自動で開始してしまうため、例えば、秘匿情報がネットワークドライブ上の共有の格納場所等に不用意にコピーされてしまうことがあり好ましくないからである。また、このようなケースは、特定のフォルダやディレクトリに対して電子ファイルをドラッグアンドドロップすることにより、ユーザが過去に作成した電子ファイルを流用して新たな電子ファイルをコピーするようなケースでも発生することが想定される。他方で、秘匿情報を含む電子ファイルに対する操作を一意に禁止するようにしてしまうと、取り扱いに注意した上で電子ファイルを操作しているにも拘わらず処理が禁止されてしまい不便である。
そこで、図3に示される条件情報として上記のような特定のウィンドウに対してドラッグアンドドロップをされることを条件として登録しておき、図5に示される処理54によって例えばコピー処理を遅くしたり実行されるまでの時間を長くしたりし、また処理55によってダイアログボックスやメッセージを表示するためのバルーン等を適宜表示することで、秘匿情報がコピーされる可能性があることをドラッグアンドドロップの操作と連動させてユーザに効果的に知らせることができる。
上述の実施例によれば、コンピュータの実行状態が、秘匿情報等の取扱いに注意を要する特定の管理がされた情報に関連付けられた実行状態の場合に、特定の管理がされた情報に対して要求された処理の処理結果又は処理課程を予定される処理結果又は処理過程とは異なるように要求された処理の実行を継続させることで、秘匿情報等のような特定の管理がされた情報が処理対象であることを、要求された処理に対する処理結果の変化を通じてユーザに知らせることできる。例えば、ユーザインタフェースにより要求された秘匿情報に対する処理内容に応じて、処理結果の具合をユーザインタフェースの操作中に変化させることで、ユーザインタフェースを操作中のユーザに対して、秘匿情報が操作対象であることを処理結果の動きに連動させて効果的に知らせることができる。
10 CPU
11 メモリコントローラ
12 メモリ
13 メモリバス
14 IOバスコントローラ
15 入力インタフェース
16 表示装置
17 NIC
18 記憶装置
19 外部装置
20 IOバス
40 判定部
41 処理部
42 通知部

Claims (8)

  1. 入力インタフェースと表示装置を有するコンピュータに、
    前記コンピュータに保持された秘匿情報ファイルに対して前記入力インタフェースを介してドラッグ処理が要求された場合であって前記コンピュータが特定の利用状態である場合に前記ドラッグ処理において前記入力インタフェースに入力された移動距離情報に対する前記表示装置上での前記秘匿情報ファイルの第1移動距離を、前記コンピュータが前記特定の利用状態でない場合に前記ドラッグ処理において前記入力インタフェースに入力された前記移動距離情報に対する前記表示装置上での前記秘匿情報ファイルの第2移動距離よりも減少させ前記ドラッグ処理を継続実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  2. 前記特定の利用状態は、前記コンピュータがネットワークに接続されている状況であることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記特定の利用状態は、前記コンピュータにおいて電子メールを操作するアプリケーションが実行されている状態である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記特定の利用状態は、前記秘匿情報ファイルに関連付けられた外部装置に前記コンピュータが前記ネットワークを介して接続されている状態である
    ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム
  5. 前記ネットワークは、前記秘匿情報ファイルに関連付けられた特定のネットワークである
    ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータに、前記ドラッグ処理の実行にあわせて前記秘匿情報ファイルが秘匿情報であることを前記表示装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のプログラム。
  7. 入力インタフェースと表示装置を有するコンピュータが、
    前記コンピュータに保持された秘匿情報ファイルに対して前記入力インタフェースを介してドラッグ処理が要求された場合であって前記コンピュータが特定の利用状態である場合に、前記ドラッグ処理において前記入力インタフェースに入力された移動距離情報に対する前記表示装置上での前記秘匿情報ファイルの第1移動距離を、前記コンピュータが前記特定の利用状態でない場合に前記ドラッグ処理において前記入力インタフェースに入力された前記移動距離情報に対する前記表示装置上での前記秘匿情報ファイルの第2移動距離よりも減少させて前記ドラッグ処理を継続実行する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  8. 入力インタフェースと、
    表示装置と、
    前記コンピュータに保持された秘匿情報ファイルに対して前記入力インタフェースを介してドラッグ処理が要求された場合であって前記コンピュータが特定の利用状態である場合に、前記ドラッグ処理において前記入力インタフェースに入力された移動距離情報に対する前記表示装置上での前記秘匿情報ファイルの第1移動距離を、前記コンピュータが前記特定の利用状態でない場合に前記ドラッグ処理において前記入力インタフェースに入力された前記移動距離情報に対する前記表示装置上での前記秘匿情報ファイルの第2移動距離よりも減少させて前記ドラッグ処理を継続実行する処理部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
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