JP6014963B2 - 医療用縫合糸パッケージ - Google Patents

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Description

本発明は、医療用縫合糸を巻き取って保管および運搬することができるようにし、必要に応じて外部に引き出して使用することができるようにした医療用縫合糸パッケージに係り、さらに詳しくは、縫合糸の引き出し過程で摩擦を減らしてパーマ(もつれ)現象を防止しながらも容易に引き出されるようにするが、特に外圧が発生しても、縫合糸が巻き取られている巻取溝の形状が維持されて縫合糸の引き出しが容易に行われるようにして、使用の便宜性を大幅向上させた医療用縫合糸パッケージに関する。
一般に、医療用縫合糸は、傷や手術による外科的開口を閉鎖するための用途で使用されている。縫合糸は、通常無菌パッケージに保管されるが、該パッケージを手術場所で開放して縫合糸をパッケージから引き出して皮膚組織の縫合に使用し、一端に備えられた縫合針と一組をなす。
このような縫合糸を無菌状態で保管、運搬することができるようにし、必要に応じて引き出して使用することができるようにするものが縫合糸パッケージである。前述した縫合糸パッケージは多くの進展があった。つまり、特許文献1には、パッケージングされた抗微生物性医療装置およびその製造方法が開示されており、特許文献2には、縫合糸の非拘束分配を提供する縫合糸パッケージおよびそのための方法が開示されている。
まず、前者の公報を参照すると、医療装置は、保有区画を有するベース部材と、前記ベース部材の外周縁に設けられ、前記保有区画を覆うカバー部材とを含んでおり、前記ベース部材は、楕円形の形状をし、縫合糸を保有区画内に位置するように巻き取って縫合針の先端を固定クリップに締結することにより、包装された状態を維持することになる。この状態で縫合糸を引き出そうとすると、医療陣はヤットコで針部分を把持した後、斜線方向に引っ張るが、この引張り動作で、保有区画内に巻き取られている縫合糸は内壁に強く摩擦して容易に引き出されないことがしばしば発生し、医療陣は強く引っ張って引き出すことになる。しかし、縫合糸は、斜線方向に引き出される角度によって保有区画をカバーするカバー部材と、該カバー部材を固定する固定突起との間に流動して挟まれることにより、容易に引き出されず、引き出されてもパーマ現象が起こって使用できないことが頻繁にあった。
また、後者の公報を参照すると、縫合糸パッケージは、第1部分と第2部分を含んでなり、内部に縫合糸を巻き取り、第1部分と第2部分を互いに閉じて保管することができるように構成している。これも、前者の場合と同様に、縫合針をつまんで引き出すとき、縫合糸は、第1部分と第2部分が互いに触れ合うときに発生する隙間に流入して容易に引き出されない場合が発生した。
かかる問題を解決するために、特許文献3では、新しい構成の医療用縫合糸パッケージを提案した。これは、本体の側面にその形状に沿って巻取溝を形成するが、巻取溝の曲面部分には突起棒を備え、縫合糸の引き出しの際に摩擦が最小化されるようにすることを特徴としている。ところが、医療陣が縫合糸を引き出すために本体を把持するとき、巻取溝の上下面に外圧が発生すると、巻取溝の空間が狭小になって縫合糸の引き出しに干渉することになるという欠点があった。
大韓民国公開特許第10−2012−0004489号公報 大韓民国公開特許第10−2013−0018751号公報 大韓民国特許登録第10−1488777号公報
本発明は、前述した問題点を解決するために案出されたもので、その目的は、構造的改善によって縫合糸の引き出し過程で摩擦を減らしてパーマ現象を防止するとともに容易に引き出されるようにするが、特に外圧が発生しても、縫合糸の巻き取られた巻取溝の形状が維持されて縫合糸の引き出しが容易に行われるようにして、使用の便宜性を大幅向上させた医療用縫合糸パッケージを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、側面の上下側でその形状に沿って形成された上/下部部材により外側方向に開放され、縫合糸を巻き取るための巻取溝を有する本体と;前記本体の上面一側に設けられ、前記巻取溝に巻き取られる縫合糸の一端部に備えられる縫合針を差し込んで固定することができるようにする固定クリップと;前記本体に設けられた巻取溝の曲面部に突設され、巻き取られる縫合糸が少なくとも巻取溝の曲面部の部分では巻取溝の内壁に直接密着しないように支持する突起棒と;を含んでなることを特徴とする、医療用縫合糸パッケージを提供する。
好ましくは、前記上部部材の一側には、前記巻取溝と固定クリップとを連通させるために一部が切開された切開部が設けられることを特徴とする。
好ましくは、前記上/下部部材の少なくともいずれか一方には、縫合糸の他端部を差し込むための挿入溝が多数設けられることを特徴とする。
また、本発明は、側面の上下側でその形状に沿って形成された上/下部部材により外側方向に開放され、縫合糸を巻き取るための巻取溝を有し、前記上部部材の縁部には嵌合孔が多数設けられた本体と;前記本体の上面一側に設けられ、前記巻取溝に巻き取られる縫合糸の一端部に備えられる縫合針を差し込んで固定することができるようにする固定クリップと;前記本体に設けられた巻取溝の曲面部に突設され、巻き取られる縫合糸が少なくとも巻取溝の曲面部の部分では巻取溝の内壁に直接密着しないように支持する突起棒と;前記本体の上/下部部材の間に位置し、外圧が発生しても、前記上/下部部材が互いに密着しないように支持して巻取溝の形状を維持するようにするが、一端部には前記上部部材の嵌合孔に嵌合されるための挿入部が形成され、各嵌合孔に嵌合される支持部材と;を含んでなることを特徴とする、医療用縫合糸パッケージを提供する。
好ましくは、前記支持部材は、その他端が前記下部部材に付着して上方折曲によって前記上/下部部材の間に位置し、前記挿入部を介して上部部材の嵌合孔が締結されるように構成されたことを特徴とする。
好ましくは、前記上部部材の一側には、前記巻取溝と固定クリップとを連通させるために一部が切開された切開部が設けられることを特徴とする。
好ましくは、前記上部部材の縁部には、縫合糸の他端部を差し込むための挿入溝が多数設けられることを特徴とする。
また、 本発明は、側面の上下側でその形状に沿って形成された上/下部部材により外側方向に開放され、縫合糸を巻き取るための巻取溝を有し、前記巻取溝の内壁には凸部と凹部が繰り返し形成されてなる鋸歯状部が設けられ、縫合糸の当接面を減らして摩擦の発生を最小化する本体と、前記本体の上面一側に設けられ、前記巻取溝に巻き取られる縫合糸の一端部に備えられる縫合針を差し込んで固定することができるようにする固定クリップとを含んでなることを特徴とする、医療用縫合糸パッケージを提供する。
本発明によれば、構造的改善によって縫合糸の引き出し過程で摩擦を減らしてパーマ現象を防止するとともに容易に引き出されるようにするが、特に縫合糸の巻き取られた巻取溝を形成する上/下部部材の間に支持部材が備えられることにより、外圧が発生しても、縫合糸の巻き取られた巻取溝の形状が維持されて縫合糸の引き出しが容易に行われるようにして、使用の便宜性を大幅向上させるという効果を奏する。
本発明の好適な一実施形態に係る本発明の医療用縫合糸パッケージを示す一部切開斜視図である。 本発明の好適な一実施形態に係る図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の好適な一実施形態に係る図1のB−B線に沿った断面図である。 「A」は本発明の好適な一実施形態に係る縫合糸の巻取形状を示す概略斜視図、「B」は縫合糸の引き出し過程を示す概略側断面図である。 本発明の他の一実施形態による本発明の医療用縫合糸パッケージを示す一部切開斜視図である。 本発明の他の一実施形態に係る図5のC−C線に沿った断面図である。 本発明の他の一実施形態に係る図5のD−D線に沿った断面図である。 「A」は本発明の他の一実施形態に係る縫合糸の巻取形状を示す概略斜視図、「B」は概略側断面図である。 本発明の他の一実施形態による縫合糸の引き出し過程を示す概略側断面図である。 本発明の別の一実施形態に係る本体を示す横断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の医療用縫合糸パッケージをより詳細に説明する。
これに先立ち、本明細書および請求の範囲に使用された用語又は単語は、通常的且つ辞典的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者は自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に立脚して、本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈されなければならない。
よって、本明細書に記載された一実施形態および図面に示された構成は、本発明の好適な一例に過ぎず、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではない。このため、本出願時点において、これらを代替することができる様々な均等物および変形例があり得ることを理解すべきである。
図1は本発明の好適な一実施形態に係る本発明の医療用縫合糸パッケージを示す一部切開斜視図、図2は本発明の好適な一実施形態に係る図1のA−A線に沿った断面図、図3は本発明の好適な一実施形態に係る図1のB−B線に沿った断面図である。
図1〜図3を参照すると、本発明の医療用縫合糸パッケージは、大きく本体100、固定クリップ200および突起棒300を含んで構成される。
まず、前記本体100は、全体的に楕円形の形状をし、側面の上下側でその形状に沿って形成された上/下部部材110a、110bにより外側方向に開放された巻取溝120が設けられている。前記上部部材110aの一側には、前記巻取溝120と前記本体100の上面とが連通するようにするために一部分を切開して切開部112が設けられている。
また、前記上部部材110aの縁部には挿入孔140が設けられているが、ここでは、縫合糸(図示せず)を巻き取るときに縫合糸の最初開始部分を挿入固定した状態で巻き取ることができるようにするためのもので、必ずしも必要な構成要素ではないことを認知すべきである。
また、前記本体100の上面には、略「コ」字状に切開された切開溝150が設けられていることが分かるが、これは、その形状に限定されるものではなく、後述するが、縫合針をヤットコなどで把持するとき、この部分が反られて縫合針を安定的に把持することができるようにするためである。
次に、前記固定クリップ200は、前記本体100の上面一側に設けられ、前記巻取溝120に巻き取られる縫合糸の一端部に結合した縫合針を差し込んで固定することができるように、未説明符号の多数の差込溝を有する。この際、前記固定クリップ200は、前記本体100の上面に設けられた切開溝150に近接した位置に備えられるようにすることが好ましい。
次に、前記突起棒300は、前記本体100に設けられた巻取溝120の内部、すなわち内壁に突設されるもので、特に前記巻取溝120の曲面部の部分に設けられ、少なくとも曲面部では縫合糸が巻取溝120の内壁に直接密着しないように支持して摩擦を減らすためである。このような前記突起棒300は、前記巻取溝120の曲面に少なくとも2つ一定の間隔で設けられることが好ましく、最も好ましくは4つである。もちろん、前記突起棒300の数を限定するのではなく、あまりにも多く突設されると、突起棒300が過度な摩擦の原因を提供することができるためである。そして、この突起棒300は、曲面部にのみ突設されるのではなく、一定の間隔で巻取溝120の全体に対して突設できるのはあまりにも自明である。ひいては、図面には前記突起棒300を円柱状に示しているが、これに限定されず、三角形、四角形などの多角棒形状も可能である。
以下、前述のように構成された本発明の医療用縫合糸パッケージの使用状態について説明する。
図4の「A」は本発明の好適な一実施形態に係る医療用縫合糸パッケージの縫合糸の巻取形状を示す概略斜視図、「B」は縫合糸の引き出しを示す概略側断面図である。
まず、図4の「A」を参照すると、本体100に設けられた巻取溝120に縫合糸500を巻き取るが、巻取方法は2つに大別される。
つまり、縫合糸500の一端部に備えられた縫合針510を本体100の上面の固定クリップ200に固定させておき、縫合糸500を巻き取る方法や、これとは反対に、縫合糸500をまず巻き取った後、縫合針510を固定クリップ200に固定させることができる方法がある。
前者の方法によれば、縫合針510を本体100の上面に備えられた固定クリップ200に固定させておき、縫合糸500を、本体100の上部部材110aの一側に形成された切開部112を介して巻取溝120の内部に引き込ませた後、巻取溝120に沿って巻き取り、その先端部を上部部材110aの挿入孔140のうち隣接する挿入孔に挿入することにより、縫合糸が繰り出されないようにして、巻取を完了する。
後者の方法によれば、縫合糸500を、まず本体の巻取溝120に巻き取り、上部部材110aの切開部112を介して本体100の上側に引き出した後、その一端部に備えられた縫合針510を固定クリップ200に締結することにより完了する。この際には、前記縫合糸500の先端が、巻き取られた縫合糸500の内側に位置することにより、その先端を上部部材110aの挿入孔140に挿入しなくても構わない。
前述のように、本発明のパッケージに、縫合糸500の巻取が完了すると滅菌処理(図示せず)が施され、その状態で別途の包装袋に包装されて流通するのは当たり前である。
このような本発明のパッケージが提供されると、医療陣は、包装袋の開封後、医療ヤットコ(図示せず)を用いて、図4の「B」のように、固定クリップ200に固定されている縫合針510を把持して斜線方向に引っ張るが、本体100の上面には切開溝150が設けられており、ヤットコを用いて把持するとき、この部分が下側に広げられることにより把持が容易である。続いて、縫合糸500を引っ張る力によって、巻取溝120に巻き取られた縫合糸500が漸次引き出されるのは当たり前である。たとえ、前記縫合糸500の先端が上部部材110aの挿入孔140に挿入されていても、これは強制に固定するタイプではないため、容易に引き出される。
このような縫合糸500の引き出し過程で摩擦が最も多く発生する部分は巻取溝120の曲面部であるが、この曲面部に突起棒300が突設されて縫合糸500を支持しているので、摩擦面を減らすことにより摩擦の発生を最小化させ、容易に引き出されるようにするのである。また、従来のようにカバー部材を別途備えないワンボディタイプに形成されるので、隙間のような空間が発生しないため、縫合糸500の引き出し過程で隙間に挟まれる現象を根本的に防止することができて、引き出し過程で発生しうるパーマ現象を防止することができる。
次に、本発明の他の一実施形態について考察するが、図面を参照するに先立ち、他の一実施形態であっても、本願と同様の構成要素については同一の符号を使用し、詳細な説明を省略することにする。
図5は本発明の他の一実施形態に係る本発明の医療用縫合糸パッケージを示す一部切開斜視図、図6は本発明の他の一実施形態に係る図5のC−C線に沿った断面図、図7は本発明の他の一実施形態に係る図5のD−D線に沿った断面図である。
図5〜図7を参照すると、本発明の他の一実施形態に係る医療用縫合糸パッケージは、大きく、本体100、固定クリップ200、突起棒300および支持部材400を含んで構成される。
この際、前記本体100は、全体的に楕円形の形状を有し、側面の上下側でその形状に沿って形成された上/下部部材110a、110bにより外側方向に開放された巻取溝120が設けられ、上部部材110aの一側には一部を切開して形成した切開部が備えられ、挿入孔140が多数設けられている。このような本体100は、前述した本発明の好適な一実施形態と同様の構成要素であるから、さらに詳細な説明は省略することとし、但し、前記本体100の上部部材110aの縁部に設けられた挿入孔140の一側には多数の嵌合孔142が設けられることを認知すべきである。
そして、前記固定クリップ200および突起棒300も、前述した本発明の好適な一実施形態と同様の構成要素であって、ここでは別途の詳細な説明は省略することにする。
続いて、前記支持部材400は、多数備えられ、前記本体100の上/下部部材110a、110bの間に縁部に沿って設けられ、外圧が発生しても、前記上/下部部材110a、110bが互いに密着しないように支持することにより、上/下部部材110a、110bによって形成された巻取溝120の形状を維持するようにするもので、その一端部には突出した挿入部410が設けられ、前記上部部材110aの嵌合孔142にそれぞれ挿入締結されて前記上/下部部材110a、110bを支持することになる。このとき、前記支持部材400は、紛失のおそれをなくし且つ作業の効率性を高めるために、その他端は前記下部部材110bの縁部に付着した形状を持つように構成することが好ましい。また、付着部を介して上方折曲されて前記上/下部部材110a、110bの間に位置し、前記挿入部410を介して嵌合孔142に締結されるようにすることが好ましい。
ここで、前記支持部材400を上部部材110aに付着させ、上部部材110aの嵌合孔142を下部部材110bに設けて互いに締結されるように構成することもできる。これは本願と同様の目的および効果を創出するものと認識しなければならない。
前述のように構成された本発明の他の一実施形態に係る医療用縫合糸パッケージは、下記のとおり使用される。
図8の「A」は本発明の他の一実施形態に係る縫合糸の巻取形状を示す概略斜視図、「B」は概略側断面図であり、図9は本発明の他の一実施形態に係る縫合糸の引き出し過程を示す概略側断面図である。
まず、図8の「A」を参照すると、本発明の他の一実施形態に係る縫合糸パッケージに縫合糸500を巻き取る方法も前述の本発明の好適な一実施形態と同様であるので、巻取方法については別途の詳述を省略することとする。但し、本体100の下部部材110bに付着している支持部材400を水平方向に広げて巻取溝120を開放した状態で巻取りを行う。
一方、図8の「B」のように、前記本体100の巻取溝120に対して縫合糸500の巻取が完了すると、下部部材110bの縁部に付着している多数の支持部材400をそれぞれ上方折曲して上/下部部材110a、110bの間に位置するようにしながら、その一側に設けられた挿入部410を介して上部部材110aの嵌合孔142に挿入させて締結することになる。すると、巻取溝120の開放程度を部分的に遮断し、巻き取られた縫合糸500を保護する役割を果たすとともに、上/下部部材110a、110bを把持する外圧が発生しても、互いに密着するのを防止することにより、縫合糸500が巻き取られている巻取溝120の形状が狭くなる形状の変化を防止することができる。
ここで、外圧によって巻取溝120の形状が狭くなると、巻き取られている縫合糸500が密着することになり、引き出し作用が円滑ではないことを意味することを認知すべきである。
このような本発明のパッケージが提供されると、医療陣は、医療ヤットコ(図示せず)を用いて、図9に示すように、固定クリップ200に固定されている縫合針510を把持して斜線方向に引っ張る。この引張り過程で突起棒300によって摩擦の発生が減少して容易に引き出されるのはもとより、本体100を把持するときに外圧が発生しても、上/下部部材110a、110bの間には支持部材400が備えられているので、互いに密着しなくなり、巻取溝120はその形状を維持することができるので、縫合糸500の引き出しが一層円滑に行われる。結局、使用の便宜性を一層向上させることになる。
図10は本発明の別の一実施形態に係る本体を示す横断面図である。
図10を参照すると、本体100に設けられた巻取溝120の内壁に、前記突起棒300の代わりに鋸歯状部310が形成できることを示している。すなわち、多数の凸部312と凹部314が繰り返し形成されてなる形状の鋸歯状部310を設けると、本願の突起棒30と同様に縫合糸の摩擦を減らすことができる同じ効果が提供できることを認知すべきである。
前述した内容は、後述する特許請求の範囲をよりよく理解することができるように、本発明の特徴および技術的長所を多少幅広く開示した。本発明の特許請求の範囲を構成する付加的な特徴および長所が以下で詳述される。開示された本発明の概念および特定の実施形態は、本発明と類似の目的を実現するための他の構造の設計または修正の基本として直ちに使用できることが、当該技術分野における熟練した人によって認識されるべきである。
また、本発明で開示された発明の概念および実施形態は、本発明の同じ目的を実現するために他の構造に修正または設計するための基礎であって、当該技術分野における熟練した人によるそれらの修正または変更された等価構造は、特許請求の範囲に記述した発明の思想や範囲を逸脱することなく多様な変化、置換および変更が可能である。
100 本体
110a 上部部材
110b 下部部材
112 切開部
120 巻取溝
140 挿入孔
142 嵌合孔
150 切開溝
200 固定クリップ
300 突起棒
310 鋸歯状部
312 凸部
314 凹部
400 支持部材
410 挿入部
500 縫合糸
510 縫合針

Claims (4)

  1. 側面の上下側でその形状に沿って形成された上/下部部材により外側方向に開放され、縫合糸を巻き取るための巻取溝を有し、前記上部部材の縁部には嵌合孔が多数設けられた本体と、
    前記本体の上面一側に設けられ、前記巻取溝に巻き取られる縫合糸の一端部に備えられる縫合針を差し込んで固定することができるようにする固定クリップと、
    前記本体に設けられた前記巻取溝の曲面部に突設され、巻き取られる縫合糸が少なくとも巻取溝の曲面部の部分では前記巻取溝の内壁に直接密着しないように支持する突起棒と、
    前記本体の上/下部部材の間に位置し、外圧が発生しても、前記上/下部部材が互いに密着しないように支持して前記巻取溝の形状を維持するようにし、一端部には前記上部部材に設けられた嵌合孔に嵌合されるための挿入部が形成され、各嵌合孔に嵌合される支持部材と、を含んでなることを特徴とする、医療用縫合糸パッケージ。
  2. 前記支持部材は、その他端が前記下部部材に付着して上方折曲によって前記上/下部部材の間に位置し、前記挿入部を介して上部部材の嵌合孔が締結されるように構成されたことを特徴とする、請求項に記載の医療用縫合糸パッケージ。
  3. 前記上部部材の一側には、前記巻取溝と前記固定クリップとを連通させるために一部が切開された切開部が設けられることを特徴とする、請求項に記載の医療用縫合糸パッケージ。
  4. 前記上部部材の縁部には、縫合糸の他端部を差し込むための挿入溝が多数設けられることを特徴とする、請求項に記載の医療用縫合糸パッケージ。
JP2015116401A 2014-06-19 2015-06-09 医療用縫合糸パッケージ Active JP6014963B2 (ja)

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