JP6012446B2 - 運転支援装置、運転支援制御装置および運転支援制御方法 - Google Patents

運転支援装置、運転支援制御装置および運転支援制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両の運転を支援する運転支援装置、運転支援制御装置および運転支援制御方法に関する。
車両が、予め定められた走行方向とは逆の方向に走行する、いわゆる逆走は、他の車両との正面衝突などの甚大な事故を招く。逆走による事故を防止するために、車両の逆走を検出し、運転者に通知する技術が、たとえば特許文献1および特許文献2に開示されている。
特許文献1に開示される車両用運転支援装置は、自車位置取得手段によって、走行中の車両の地図上の自車位置を取得する。取得した自車位置が一方通行路内であるとき、車両用運転支援装置は、フロントカメラおよびリアカメラで撮像された画像を用いて、車両が一方通行路を逆走しているか否かを判断する。車両用運転支援装置は、車両が逆走していると判断されると、車両が逆走状態にあることを通知手段によって通知する。
特許文献2に開示される逆走防止装置は、車両が、高速道路などの有料道路のサービスエリアまたはパーキングエリアに進入したことが検出されたときに、走行中の路面の路面標示をカメラで撮像する。逆走防止装置は、撮像した路面標示の画像パターンが、所定の逆走パターンに該当するか否かに基づいて、車両が逆走しているか否かを判断する。逆走パターンは、路面標示のうちの区画線の形状および線幅によって定められる。逆走防止装置は、撮像した路面標示の画像パターンが逆走パターンに該当する場合、車両が逆走していると判断し、警報手段によって警報を発する。
特開2008−181328号公報 特開2009−129281号公報
特許文献1に開示される車両用運転支援装置では、車両が走行している車線を判断するときに、地図情報と、全地球測位システム(Global Positioning System;略称:GPS)またはジャイロセンサなどの自車位置取得手段とが必要である。したがって、特許文献1に開示される技術は、カーナビゲーションシステムであることが前提である。
また、特許文献1に開示される技術では、リアカメラだけでなく、フロントカメラを組み合せる必要がある。たとえば、特許文献1に開示される車両用運転支援装置は、フロントカメラで道路標識を検出した後に、同じ道路標識をリアカメラで検出して、車両が逆走しているか否かを判断している。
この構成では、フロントカメラで検出された道路標識が、リアカメラで検出されるまで車両が移動しなければ、車両が逆走しているか否かを判断することができない。したがって、特許文献1に開示される技術では、車両が逆走を開始してから、車両の逆走が検出されるまでに時間を要するという問題がある。
また、フロントカメラとリアカメラとは、同一のカメラではないので、フロントカメラで撮影した道路標識をリアカメラで撮影したときに、画像が不連続になる。また、フロントカメラで撮影された画像と、リアカメラで撮影された画像とでは、道路標識の向きが異なるので、同一の道路標識であるか否かを判断することが難しい。したがって、誤検知するおそれがあるという問題がある。
特許文献2に開示される逆走防止装置は、カメラで撮影した画像を用いて車両が逆走しているか否かを判断するように構成されているので、カーナビゲーションシステムでなくても実現することが可能である。
しかし、特許文献2に開示される技術において、逆走しているか否かの判断に用いられる逆走パターンは、高速道路などの有料道路からパーキングエリアなどへの入退出を想定して、定められたものである。したがって、特許文献2に開示される技術は、高速道路などの有料道路からパーキングエリアなどへの入退出における逆走の検出にしか利用することができず、一般道路では逆走しているか否かを判断することができないという問題がある。
本発明の目的は、簡単な構成で、車両が逆走状態にあることを迅速に検出することができる運転支援装置、運転支援制御装置および運転支援制御方法を提供することである。
本発明の運転支援装置は、車両の進行方向の後方の画像を撮像する撮像装置によって撮像された画像を取得する取得部と、取得部によって取得された画像から、予め定める基準画像を抽出する抽出部と、基準画像の表裏および方向の少なくとも一方と、車両の進行に伴う基準画像の変化とに基づいて、車両が、道路を予め定められる走行方向とは逆方向に走行する逆走状態にあるか否かを判断する逆走判断部と、逆走判断部によって車両が逆走状態にあると判断された場合に、車両が逆走状態にあることを表す情報を出力する出力部とを備え、逆走判断部は、車両が走行している車線側の基準画像の表側が、撮像装置によって撮像された画像に写っていると判断するか、または基準画像の予め定める正方向が、撮像装置によって撮像された画像の上下方向と一致すると判断すると、車両が逆走状態にある可能性があると判断し、車両が逆走状態にある可能性があると判断した場合に、基準画像の面積および寸法の少なくとも一方が、車両の進行に伴って小さくなっていると判断すると、車両が逆走状態にあると判断することを特徴とする。
本発明の運転支援制御装置は、情報を出力する出力装置を、車両の運転を支援する運転支援情報を出力するように制御する運転支援制御装置であって、車両の進行方向の後方の画像を撮像する撮像装置によって撮像された画像を取得する取得部と、取得部によって取得された画像から、予め定める基準画像を抽出する抽出部と、基準画像の表裏および方向の少なくとも一方と、車両の進行に伴う基準画像の変化とに基づいて、車両が、道路を予め定められる走行方向とは逆方向に走行する逆走状態にあるか否かを判断する逆走判断部と、逆走判断部によって車両が逆走状態にあると判断された場合に、運転支援情報として、車両が逆走状態にあることを表す情報を出力するように出力装置を制御する制御部とを備え、逆走判断部は、車両が走行している車線側の基準画像の表側が、撮像装置によって撮像された画像に写っていると判断するか、または基準画像の予め定める正方向が、撮像装置によって撮像された画像の上下方向と一致すると判断すると、車両が逆走状態にある可能性があると判断し、車両が逆走状態にある可能性があると判断した場合に、基準画像の面積および寸法の少なくとも一方が、車両の進行に伴って小さくなっていると判断すると、車両が逆走状態にあると判断することを特徴とする。
本発明の運転支援制御方法は、情報を出力する出力装置を、車両の運転を支援する運転支援情報を出力するように制御する運転支援制御方法であって、車両の進行方向の後方の画像を撮像する撮像装置によって撮像された画像を取得する取得工程と、取得工程で取得された画像から、予め定める基準画像を抽出する抽出工程と、基準画像の表裏および方向の少なくとも一方と、車両の進行に伴う基準画像の変化とに基づいて、車両が、道路を予め定められる走行方向とは逆方向に走行する逆走状態にあるか否かを判断する逆走判断工程と、逆走判断工程で、車両が逆走状態にあると判断された場合に、運転支援情報として、車両が逆走状態にあることを表す情報を出力するように出力装置を制御する制御工程とを備え、逆走判断工程では、車両が走行している車線側の基準画像の表側が、撮像装置によって撮像された画像に写っていると判断するか、または基準画像の予め定める正方向が、撮像装置によって撮像された画像の上下方向と一致すると判断すると、車両が逆走状態にある可能性があると判断し、車両が逆走状態にある可能性があると判断した場合に、基準画像の面積および寸法の少なくとも一方が、車両の進行に伴って小さくなっていると判断すると、車両が逆走状態にあると判断することを特徴とする。
本発明の運転支援装置によれば、撮像装置によって撮影された、車両の進行方向の後方の画像が、取得部によって取得される。取得された画像から、抽出部によって基準画像が抽出される。この基準画像の表裏および方向の少なくとも一方と、車両の進行に伴う基準画像の変化とに基づいて、車両が逆走状態にあるか否かが、逆走判断部によって判断される。逆走判断部は、車両が走行している車線側の基準画像の表側が、撮像装置によって撮像された画像に写っていると判断するか、または基準画像の予め定める正方向が、撮像装置によって撮像された画像の上下方向と一致すると判断すると、車両が逆走状態にある可能性があると判断し、車両が逆走状態にある可能性があると判断した場合に、基準画像の面積および寸法の少なくとも一方が、車両の進行に伴って小さくなっていると判断すると、車両が逆走状態にあると判断する。これによって、たとえば、車両の進行方向の前方の画像およびそれを撮像する撮像装置を用いたり、または車両の位置を取得する手段を用いたりすることなく、車両が逆走状態にあるか否かを判断することができる。したがって、簡単な構成で、車両が逆走状態にあることを迅速に検出することができる。このようにして車両が逆走状態にあると判断されると、車両が逆走状態にあることを表す情報が、出力部によって出力される。これによって、車両が逆走状態にあることを、迅速に車両の運転者に通知することができる。
本発明の運転支援制御装置によれば、撮像装置によって撮影された、車両の進行方向の後方の画像が、取得部によって取得される。取得された画像から、抽出部によって基準画像が抽出される。この基準画像の表裏および方向の少なくとも一方と、車両の進行に伴う基準画像の変化とに基づいて、車両が逆走状態にあるか否かが、逆走判断部によって判断される。逆走判断部は、車両が走行している車線側の基準画像の表側が、撮像装置によって撮像された画像に写っていると判断するか、または基準画像の予め定める正方向が、撮像装置によって撮像された画像の上下方向と一致すると判断すると、車両が逆走状態にある可能性があると判断し、車両が逆走状態にある可能性があると判断した場合に、基準画像の面積および寸法の少なくとも一方が、車両の進行に伴って小さくなっていると判断すると、車両が逆走状態にあると判断する。これによって、たとえば、車両の進行方向の前方の画像およびそれを撮像する撮像装置を用いたり、または車両の位置を取得する手段を用いたりすることなく、車両が逆走状態にあるか否かを判断することができる。したがって、簡単な構成で、車両が逆走状態にあることを迅速に検出することができる。このようにして車両が逆走状態にあると判断されると、車両が逆走状態にあることを表す情報が、運転支援情報として、出力装置によって出力される。これによって、車両が逆走状態にあることを、迅速に車両の運転者に通知することができる。
本発明の運転支援制御方法によれば、撮像装置によって撮影された、車両の進行方向の後方の画像が、取得工程で取得される。取得された画像から、抽出工程で基準画像が抽出される。この基準画像の表裏および方向の少なくとも一方と、車両の進行に伴う基準画像の変化とに基づいて、車両が逆走状態にあるか否かが、逆走判断工程で判断される。逆走判断工程では、車両が走行している車線側の基準画像の表側が、撮像装置によって撮像された画像に写っていると判断するか、または基準画像の予め定める正方向が、撮像装置によって撮像された画像の上下方向と一致すると判断すると、車両が逆走状態にある可能性があると判断し、車両が逆走状態にある可能性があると判断した場合に、基準画像の面積および寸法の少なくとも一方が、車両の進行に伴って小さくなっていると判断すると、車両が逆走状態にあると判断する。これによって、たとえば、車両の進行方向の前方の画像およびそれを撮像する撮像装置を用いたり、または車両の位置を取得する手段を用いたりすることなく、車両が逆走状態にあるか否かを判断することができる。したがって、簡単な構成で、車両が逆走状態にあることを迅速に検出することができる。このようにして車両が逆走状態にあると判断されると、車両が逆走状態にあることを表す情報を、運転支援情報として出力するように、制御工程で出力装置が制御される。これによって、車両が逆走状態にあることを、迅速に車両の運転者に通知することができる。
本発明の第1の実施の形態である運転支援装置1の構成を示すブロック図である。 運転支援装置1が設けられる車両10を示す図である。 車両10が逆走している状態を示す図である。 逆走している車両10のリアカメラ2で撮像された画像41を示す図である。 図4の画像41を撮像したときよりも後に、リアカメラ2で撮像された画像42を示す図である。 基準画像として抽出された道路標識35の変動量を示す図である。 基準画像として抽出された走行方向指示マーク31の変動量を示す図である。 基準画像として抽出された走行方向指示マーク31の先端部分31aの変動量を示す図である。 速度標示55の画像51を示す図である。 速度標示55の画像52を示す図である。 停止位置標示65の画像61を示す図である。 停止位置標示65の画像62を示す図である。 運転支援装置1の処理部21における逆走判断処理に関する処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態であるサーバ装置80およびサーバ装置80を備える運転支援システムの構成を示すブロック図である。 携帯通信装置70およびサーバ装置80の構成を示すブロック図である。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態である運転支援装置1の構成を示すブロック図である。図2は、運転支援装置1が設けられる車両10を示す図である。運転支援装置1は、制御部11、表示部12およびスピーカ13を備えて構成される。表示部12およびスピーカ13は、出力部に相当する。制御部11は、処理部21、プログラムメモリ22およびワークメモリ23を備える。処理部21は、取得部、抽出部および逆走判断部に相当する。
車両10には、運転支援装置1およびリアカメラ2が設けられている。運転支援装置1とリアカメラ2とは、接続されている。運転支援装置1およびリアカメラ2は、不図示の電池または車両アクセサリ(ACC)電源から供給される電力によって動作する。リアカメラ2は、撮像装置に相当する。
リアカメラ2は、車両10の後部に取り付けられる。たとえば、リアカメラ2は、車両10の後部のナンバープレートの上方に取り付けられる。リアカメラ2は、車両10の進行方向の後方の画像を撮像する。たとえば、リアカメラ2は、車両10の後方の道路の画像を撮像する。リアカメラ2によって撮像された画像を表す画像データは、運転支援装置1の制御部11、具体的には処理部21に与えられる。
処理部21は、たとえば中央演算処理装置(Central Processing Unit;略称:CPU)を備えるマイクロコンピュータなどの演算処理回路によって構成される。処理部21は、リアカメラ2、表示部12、スピーカ13、プログラムメモリ22およびワークメモリ23と接続されている。処理部21は、表示部12およびスピーカ13を制御する。
プログラムメモリ22は、たとえば不揮発性の半導体メモリであるROM(Read Only Memory)によって構成される。プログラムメモリ22は、処理部21を動作させるための動作プログラムを記憶する。ワークメモリ23は、たとえば揮発性の半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)によって構成される。ワークメモリ23は、たとえば、リアカメラ2によって撮像された画像を表す画像データを一時的に記憶する。
処理部21は、プログラムメモリ22に記憶される動作プログラムを読出し、読出した動作プログラムを実行する。これによって、処理部21の各種機能が実現される。たとえば、処理部21は、プログラムメモリ22から読出した動作プログラムを実行することによって、リアカメラ2から与えられる画像データに対して、予め定める画像処理を行う。処理部21は、予め定める画像処理として、たとえば、リアカメラ2によって撮像された画像から、予め定める基準画像を抽出する抽出処理を行う。
基準画像は、本実施の形態では、予めプログラムメモリ22に記憶される。プログラムメモリ22は、予め複数の基準画像を記憶する。基準画像は、たとえば道路標識および道路標示である。
処理部21は、車両10の進行に伴う基準画像の変化に基づいて、車両10が、道路を予め定められる走行方向とは逆方向に走行する逆走状態にあるか否かを判断する。この逆走状態にあるか否かを判断する処理を、以下では「逆走判断処理」という場合がある。処理部21は、車両10が逆走状態にあると判断した場合、車両10が逆走状態にあることを表す情報(以下「逆走情報」という場合がある)を、表示部12およびスピーカ13によって出力させる。
表示部12は、たとえば液晶ディスプレイによって構成される。表示部12は、処理部21から与えられる指示に従って、車両10が逆走状態にあることを表す逆走情報を表示する。表示部12は、逆走情報として、たとえば、「逆走しています」という文字を表示する。
スピーカ13は、処理部21から与えられる指示に従って、車両10が逆走状態にあることを表す逆走情報を出力する。スピーカ13は、逆走情報として、たとえば、「逆走しています」という音声を出力する。
処理部21は、リアカメラ2によって撮像された画像の画像データの画像処理を行う画像処理部と、逆走判断処理を行う制御用処理部とに分かれていてもよい。この場合、画像処理部および制御用処理部に対して、それぞれ、プログラムメモリ22およびワークメモリ23が設けられてもよい。
また、処理部21は、リアカメラ2によって撮像された画像の画像データの画像処理と、逆走判断処理とを行う画像処理・逆走判断用処理部と、逆走状態であることを運転者に通知するための制御を行う通知制御用処理部とに分かれていてもよい。この場合、ワークメモリ23は、画像処理・逆走判断用処理部に対して設けられ、プログラムメモリ22は、画像処理・逆走判断用処理部および通知制御用処理部の両方に対して設けられる。
制御部11は、リアカメラ2から入力される画像情報を画像処理し、画像処理結果に基づいて、逆走判断処理を行う。逆走判断処理では、まず、車両10が走行している車線(以下「走行車線」という場合がある)を判断する走行車線判断処理が行われる。
図3は、車両10が逆走している状態を示す図である。図4は、逆走している車両10のリアカメラ2で撮像された画像41を示す図である。車両10が走行している道路の周辺には、駐車禁止マーク35,36などの道路標識が設置されている。また道路には、走行方向指示マーク31などの道路標示が設置されている。
車両10が、走行方向指示マーク31で示される走行方向とは逆の矢符30で示される方向に逆走している場合、車両10のリアカメラ2で撮像された画像41には、図4に示すように、道路標識35,36のうち、走行車線側の道路標識35の表側が写り、走行車線と反対側の道路標識36の裏側が写ることになる。また走行方向指示マーク31は、矢印の先端部分が、図4の画像41に向かって上側に写ることになる。
また、車両10が走行している道路が、図3に示すように複数の車線を含む場合、リアカメラ2で撮像される画像41には、図4に示すように、複数の車線が含まれることになる。車両10が逆走状態にあるか否かを判断するためには、車両10が走行している走行車線を特定する必要があるので、前述の走行車線判断処理が行われる。
走行車線判断処理において、処理部21は、リアカメラ2で撮像された画像41において、車線を規定する線32,33,34同士の間隔d1,d2を比較して、相対的に間隔が大きい線間の車線を、走行車線であると判断する。たとえば、図4に示す例では、車道中央線32と第1の車道外側線33との間隔d1の方が、車道中央線32と第2の車道外側線34との間隔d2よりも大きい。したがって、処理部21は、車道中央線32と第1の車道外側線33との間の車線を、走行車線であると判断する。
また、車道中央線32が無い一方通行路では、道路標識35,36は、図4に示すように表側および裏側の両側が見えるように撮像されることはなく、片側だけが見えるように撮像される。したがって、処理部21は、道路標識35,36のみに基づいて、走行車線を判断することができる。これによって、逆走判断処理を行うための対象道路標識を絞り込むことができる。
以上のようにして走行車線が判断されると、リアカメラ2で撮像された画像から基準画像を抽出する抽出処理が行われる。抽出処理において、処理部21は、たとえば、図4に示すリアカメラ2で撮像された画像41から、基準画像として道路標識35を抽出する。リアカメラ2で撮像された画像41から道路標識35を抽出する方法としては、たとえばパターンマッチングが用いられる。処理部21は、たとえば、走行車線判断処理によって走行車線であると判断された車線に設置された道路標識(以下「走行車線側標識」という場合がある)が、リアカメラ2で撮像された画像41で、表側で写っていれば、車両10が逆走している可能性があると判断する。
以上のようにして、図4に示すリアカメラ2で撮像された画像41から走行車線側標識35などの基準画像が抽出されると、車両10の進行に伴う基準画像の変化を検出する変化検出処理が行われる。
図5は、図4の画像41を撮像したときよりも後に、リアカメラ2で撮像された画像42を示す図である。変化検出処理において、処理部21は、図5に示すように、車両10が少し移動した後にリアカメラ2で撮像された画像42を取得する。処理部21は、図5に示す画像42から再度道路標識35などの基準画像を抽出し、抽出した道路標識35などの基準画像の動きを検出する。
たとえば、図4および図5に示す画像41,42から抽出された走行車線側標識35は、時間的に後になる図5に示す画像42から抽出された方が小さくなる。これによって、処理部21は、自装置が搭載された車両10が逆方向に走行していることがわかる。
この場合、処理部21は、リアカメラ2で撮像された画像41,42から抽出された道路標識35が小さくなると判断できる精度の車両10の移動で、瞬時に逆走状態にあるか否かを判断することができる。したがって、比較的短時間で、迅速に、車両が逆走状態にあることを検出することができる。
変化検出処理は、具体的には以下のようにして行われる。処理部21は、たとえば図6に示す基準画像の面積および寸法の変動量に基づいて、基準画像の変化を判断する。基準画像の面積S1,S2としては、基準画像が含まれる画素の数である画素数を用いることができる。また、図6に示すように、道路標識35が円形状である場合、道路標識35の直径を、基準画像の寸法として用いることができる。処理部21は、基準画像の面積および寸法の少なくとも一方が、車両の進行に伴って小さくなっていると判断すると、車両10が逆走状態にあると判断する。
図6は、基準画像として抽出された道路標識35の変動量を示す図である。たとえば、処理部21は、図6(a)に示す前回の画像における道路標識35の幅方向の寸法W1と、図6(b)に示す今回の画像における道路標識35の幅方向の寸法W2とを比較し、その変動量に基づいて、基準画像の変化を判断する。幅方向の寸法W1,W2に代えて、縦方向の寸法L1,L2を用いてもよい。
処理部21は、基準画像として、図7および図8に示すように、走行方向指示マーク31を抽出し、走行方向指示マーク31の変化に基づいて、逆走判断処理を行ってもよい。走行方向指示マーク31に基づいて逆走判断処理を行う場合、リアカメラ2で撮像された画像41,42の中央部に表示される矢印で判断される。したがって、判断領域を絞り込めば、基準画像を容易に選定することができるので、前述の走行車線判断処理は不要である。
取得した画像から走行方向指示マーク31を抽出する方法としては、たとえばパターンマッチングが用いられる。処理部21は、先に撮像された図4に示す画像41から走行方向指示マーク31を抽出した後、図5に示すように車両10が少し移動した後にリアカメラ2で撮像された画像42を取得する。処理部21は、図5に示す画像42から走行方向指示マーク31を抽出し、抽出した走行方向指示マーク31の動きを検出する。
図7は、基準画像として抽出された走行方向指示マーク31の変動量を示す図である。抽出された走行方向指示マーク31は、時間的に後に撮像された図5に示す画像42の方が先端部は小さくなる。すなわち、図7(a)に示す前回の画像における走行方向指示マーク31の先端部分の幅方向の寸法W11に比べて、時間的に後の図7(b)に示す今回の画像における走行方向指示マーク31の先端部分の幅方向の寸法W12の方が小さくなる。
しかし、図7に示すように、走行方向指示マーク31の縦方向の寸法L11,L12は、時間的に後の図7(b)の方が長くなる。また面積S11,S12は、時間的に後の図7(b)の方が大きくなる。したがって、処理部21は、走行方向指示マーク31の縦方向の長さ寸法L11,L12が長くなるか、面積が大きくなった場合、車両10が逆走状態にあると判断してもよい。
図8は、基準画像として抽出された走行方向指示マーク31の先端部分31aの変動量を示す図である。処理部21は、図8に示すように走行方向指示マーク31の先端部分31aの面積S21,S22が小さくなった場合に、車両10が逆走状態にあると判断してもよい。また、走行方向指示マーク31の先端部分31aの幅方向の寸法W21,W22は、時間的に後の図8(b)に示す方が小さくなるので、処理部21は、先端部分31aの幅方向の寸法W21,W22が小さくなった場合に、車両10が逆走状態にあると判断してもよい。
このように走行方向指示マーク31に基づいて逆走判断処理を行う場合、リアカメラ2で撮像された画像41,42から抽出される走行方向指示マーク31に、変化があると判断できる精度の車両10の移動で、逆走状態を判断することができる。したがって、比較的短時間で、迅速に、逆走状態を検知することができる。
図4および図5に示す例では、道路標識35,36と走行方向指示マーク31とが同時に撮影されているが、基準画像として抽出される画像は、道路標識35,36および走行方向指示マーク31のいずれかでよい。
以上のように本実施の形態によれば、リアカメラ2で撮像された画像のみに基づいて、車両が逆走状態にあるか否かを判断することができる。したがって、簡単な構成で、車両が逆走状態にあることを迅速に判断することができる。これによって、車両が逆走状態にあることを、迅速に運転者に警告することが可能となる。
また本実施の形態では、処理部21は、基準画像の面積および寸法の少なくとも一方が、車両10の進行に伴って小さくなっていると判断すると、車両10が逆走状態にあると判断する。これによって、車両10が逆走状態にあるか否かを容易に判断することができる。
また本実施の形態では、基準画像は、道路標識および道路標示の少なくとも一方の画像である。これによって、リアカメラ2で撮像された画像から、基準画像を容易に抽出することができる。
本実施の形態では、道路標示として、走行方向指示マーク31を挙げたが、道路標示はこれに限定されない。道路標示は、たとえば図9および図10に示す速度標示であってもよく、図11および図12に示す停止位置標示であってもよい。
図9は、速度標示55の画像51を示す図である。図10は、速度標示55の画像52を示す図である。速度標示55は、車線を規定する境界線53,54同士の間に設置される。図11は、停止位置標示65の画像61を示す図である。図12は、停止位置標示65の画像62を示す図である。停止位置標示65は、車線を規定する境界線63,64の終端部付近に設置される。
図9〜図12に示すように、文字で表される道路標示55,65を基準画像として用いる場合、処理部21は、前回の画像51,61における道路標示55,65の位置と、今回の画像52,62における道路標示55,65の位置とを比較することによって、車両10が逆走しているか否かを判断してもよい。
たとえば、図9に示す前回の画像51では、紙面に向かって下側に写っていた速度標示55が、図10に示す今回の画像52では、紙面に向かって上側に移動していた場合、処理部21は、車両10が逆走状態にあると判断することができる。
また、図11に示す前回の画像61では、紙面に向かって下側に写っていた停止位置標示65が、図12に示す今回の画像62では、紙面に向かって上側に移動していた場合、処理部21は、車両10が逆走状態にあると判断することができる。
以上に述べた実施の形態では、走行車線の方向が常に決まっている道路について述べたが、本実施の形態による逆走判断処理は、走行車線の方向が時間帯によって変わる道路を車両が走行する場合にも適用することができる。走行車線の方向が時間帯によって変わる道路では、車道中央線の位置を示すための道路標識および、車道境界線上に設置されるランプなどで、走行車線の方向を判断することができる。
したがって、処理部21は、リアカメラ2で撮像された画像から、車道中央線の位置を示すための道路標識および、車道境界線上に設置されるランプなどを認識することによって、走行車線の方向を判断することができる。この走行車線の方向を判断する処理と、前述の基準画像の変化を検出する処理とを組み合わせて、逆走判断処理を行うことによって、誤検知を防止することができる。
また、本実施の形態では、運転支援装置1は、処理部21によって、車両が逆走状態にあると判断されると、表示部12およびスピーカ13によって、車両が逆走状態にあることを表す逆走情報を出力する。逆走情報は、これに限定されず、処理部21によって、車両が逆走状態にあると判断された時点から、一定時間が経過した後に、表示部12およびスピーカ13から出力されてもよい。これによって、たとえば、追い越しによる一時的な逆走状態が検出された場合に、運転者への不要な警告を抑制することができる。
また、処理部21は、車両が逆走状態であると判断すると、車両が逆走状態であると判断される前に、車両が正しい方向に走行している正方向進行状態にあったか否かを判断し、正方向進行状態にあったと判断すると、逆走情報を出力しないように構成されてもよい。これによって、たとえば、追い越しによる一時的な逆走状態が検出された場合に、運転者への不必要な警告を抑制することができる。
図13は、運転支援装置1の処理部21における逆走判断処理に関する処理手順を示すフローチャートである。図13に示すフローチャートの各処理は、処理部21によって実行される。図13に示すフローチャートの処理は、不図示の電池または車両アクセサリ(ACC)電源から運転支援装置1に電力が供給されると開始され、ステップa1に移行する。
ステップa1において、処理部21は、リアカメラ2から画像データが入力されたか否かを判断する。リアカメラ2から画像データが入力されたと判断した場合は、ステップa2に移行し、リアカメラ2から画像データが入力されていないと判断した場合は、画像データが入力されるまで待機する。
ステップa2において、処理部21は、入力された画像データをワークメモリ23に記憶させる。画像データを記憶させると、ステップa3に移行する。
ステップa3において、処理部21は、予め定める時間前までに記憶された画像データがワークメモリ23に存在するか否かを判断する。予め定める時間前までに記憶された画像データがワークメモリ23に存在すると判断した場合は、ステップa4に移行し、予め定める時間前までに記憶された画像データがワークメモリ23に存在しないと判断した場合は、ステップa6に移行する。
ステップa4において、処理部21は、今回および前回記憶された画像データから基準画像を抽出する。基準画像を抽出すると、ステップa5に移行する。
ステップa5において、処理部21は、ステップa4で抽出した基準画像の変化に基づいて、車両10が逆走状態であるか否かを判断する。
ステップa6において、処理部21は、ワークメモリ23に今回記憶された画像データに基づいて、車両10が逆走状態であるか否かを判断する。今回記憶された画像データに基づいて逆走状態か否かを判断する場合、処理部21は、今回リアカメラ2で撮像された画像から基準画像を抽出する。
処理部21は、抽出した基準画像の予め定める正方向と、撮像された画像の上下方向との関係に基づいて、車両10が逆走状態であるか否かを判断する。処理部21は、基準画像の正方向が、撮像された画像の上下方向と一致すると判断すると、車両10が逆走状態であると判断する。処理部21は、基準画像の正方向が、撮像された画像の上下方向と一致しないと判断すると、車両10が逆走状態でないと判断する。
たとえば、抽出した基準画像が文字を表す場合、処理部21は、撮像された画像の上下方向が、基準画像の正方向として予め定める文字の読取り方向に一致すると判断すると、車両10が逆走状態にあると判断する。処理部21は、撮像された画像の上下方向が、文字の読取り方向に一致しないと判断すると、車両10が逆走状態にないと判断する。
ステップa7において、処理部21は、ステップa5またはステップa6の判断結果が逆走状態であったか否かを判断し、逆走状態であった場合は、ステップa8に移行し、逆走状態でなかった場合は、ステップa1に戻る。
ステップa8において、処理部21は、車両10が逆走状態であることを運転者に通知する。具体的には、処理部21は、車両10が逆走状態であることを表す逆走情報を、表示部12に画像として表示するとともに、スピーカ13から音声として出力することによって、運転者に通知する。逆走情報は、表示部12およびスピーカ13のいずれか一方から出力されてもよい。
以上に述べた本実施の形態の運転支援装置1は、車両10に搭載されて、情報を出力する出力装置(以下「情報出力装置」という場合がある)として使用される車載用電子装置、たとえばカーナビゲーション装置、カーオーディオ装置およびディスプレイオーディオ装置に適用することができる。
これに限定されず、本実施の形態の運転支援装置1は、車両10に搭載可能な通信端末装置、およびサーバ装置などと適宜に組合せられてシステムを構築する情報出力装置にも適用することができる。通信端末装置は、たとえばサーバ装置と通信を行う機能を有するPND(Portable Navigation Device)および携帯通信装置である。携帯通信装置は、たとえば携帯電話機、スマートフォンおよびタブレット型端末装置である。
前述のように情報出力装置と通信端末装置とサーバ装置とを備えて、システムが構築される場合、本実施の形態の運転支援装置1の各機能および各構成要素は、前記システムを構築する各装置に分散して配置される。
たとえば、運転支援装置1の前述の機能のうち、車両10が逆走状態であるか否かを判断する機能(以下「逆走判断機能」という場合がある)は、サーバ装置に配置されてもよい。逆走判断機能がサーバ装置に配置される場合、サーバ装置は、たとえば、以下の第2の実施の形態に示す構成を有する。
<第2の実施の形態>
図14は、本発明の第2の実施の形態であるサーバ装置80およびサーバ装置80を備える運転支援システムの構成を示すブロック図である。運転支援システムは、運転支援装置1Aと、携帯通信装置70と、サーバ装置80とを備えて構成される。サーバ装置80は、運転支援制御装置に相当する。本実施の形態における運転支援装置1Aは、第1の実施の形態の運転支援装置1と構成が類似しているので、第1の実施の形態と同一の構成については、同一の参照符号を付して、説明を省略する。
運転支援装置1Aは、第1の実施の形態と同様に、車両10に設けられる。運転支援装置1Aは、情報を出力する出力装置に相当する。本実施の形態では、運転支援装置1Aは、出力装置としての機能を有していればよい。たとえば、運転支援装置1Aは、画像を表す画像情報と音声を表す音声情報とを出力する機能を有するディスプレイオーディオ装置によって実現される。
運転支援装置1Aは、支援側制御部11A、表示部12、スピーカ13および支援側通信部14を備える。支援側制御部11Aは、支援側処理部21A、支援側プログラムメモリ22Aおよび支援側ワークメモリ23Aを備える。
支援側通信部14は、たとえば携帯電話機またはスマートフォンによって実現される携帯通信装置70と通信を行う。支援側通信部14は、携帯通信装置70と通信を行う場合、たとえば、USB(Universal Serial Bus)ケーブルまたはLAN(Local Area Network)ケーブルなどの有線によって、携帯通信装置70と通信可能に接続される。支援側通信部14は、近距離無線通信規格であるブルートゥース(Bluetooth(登録商標))または無線LANなどの無線によって、携帯通信装置70と通信可能に接続されてもよい。
支援側処理部21Aは、たとえばCPUを備えるマイクロコンピュータなどの演算処理回路によって構成される。支援側処理部21Aは、リアカメラ2、表示部12、スピーカ13、支援側通信部14、支援側プログラムメモリ22Aおよび支援側ワークメモリ23Aと接続されている。支援側処理部21Aは、表示部12、スピーカ13および支援側通信部14を制御する。
支援側プログラムメモリ22Aは、不揮発性の半導体メモリであるROMによって構成される。支援側プログラムメモリ22Aは、支援側処理部21Aを動作するための動作プログラムを記憶する。支援側ワークメモリ23Aは、揮発性の半導体メモリであるRAMによって構成される。支援側ワークメモリ23Aは、たとえば、リアカメラ2によって撮像された画像を表す画像データを一時的に記憶する。
支援側処理部21Aは、支援側プログラムメモリ22Aに記憶される動作プログラムを読出し、読出した動作プログラムに従って動作する。たとえば、支援側処理部21Aは、動作プログラムに従って、リアカメラ2から与えられる画像データと、その画像データを携帯通信装置70に送信する指示とを、支援側通信部14に与える。支援側通信部14は、支援側処理部21Aから与えられる指示に基づいて、支援側処理部21Aから与えられた画像データを携帯通信装置70に送信する。
支援側通信部14は、携帯通信装置70から送信された情報を受信し、受信した情報を支援側処理部21Aに与える。支援側処理部21Aは、支援側通信部14から与えられた、携帯通信装置70から送信された情報を、表示部12およびスピーカ13によって出力させる処理を行う。
図15は、携帯通信装置70およびサーバ装置80の構成を示すブロック図である。携帯通信装置70は、携帯側制御部71、携帯側通信部72、操作部73および携帯側記憶部74を備えて構成される。
携帯側制御部71は、たとえばCPUを備えるマイクロコンピュータなどの演算処理回路によって構成される。携帯側制御部71は、携帯側記憶部74に記憶される制御プログラムに従って、携帯側通信部72、操作部73および携帯側記憶部74を統括的に制御する。
携帯側通信部72は、運転支援装置1Aおよびサーバ装置80と通信を行う。携帯側通信部72は、たとえば、無線LANによって運転支援装置1Aと通信し、LTE(Long Term Evolution)によってサーバ装置80と通信する。携帯側通信部72は、運転支援装置1Aから送信された画像データを受信し、受信した画像データを携帯側制御部71に与える。携帯側制御部71は、携帯側通信部72から与えられた画像データを携帯側記憶部74に一時的に記憶させる。
携帯側制御部71は、携帯側記憶部74に記憶された画像データを読出し、読出した画像データと、その画像データをサーバ装置80に送信する指示とを、携帯側通信部72に与える。携帯側通信部72は、携帯側制御部71から与えられる指示に基づいて、携帯側制御部71から与えられた画像データをサーバ装置80に送信する。
携帯側通信部72は、サーバ装置80から送信された情報を受信し、受信した情報を携帯側制御部71に与える。携帯側制御部71は、携帯側通信部72から与えられた、サーバ装置80から送信された情報と、その情報を運転支援装置1Aに送信する指示とを、携帯側通信部72に与える。携帯側通信部72は、携帯側制御部71から与えられる指示に基づいて、携帯側制御部71から与えられた、サーバ装置80から送信された情報を運転支援装置1Aに送信する。
操作部73は、利用者が操作する操作キーなどの複数の操作片を有する。操作部73は、操作片として、利用者によって操作される数字キーおよび文字キーを備えている。操作部73は、各操作片である数字キーおよび文字キーなどが操作されることによって、数字情報、文字情報および携帯通信装置70への指示情報などの、操作に応じた情報を表す信号を生成して携帯側制御部71に与える。したがって携帯通信装置70の利用者は、操作部73の各操作片を操作して、携帯通信装置70に情報を与えることができる。
携帯側記憶部74は、たとえば、不揮発性の半導体メモリであるROM、および揮発性の半導体メモリであるRAMによって構成される。携帯側記憶部74は、携帯側制御部71を介して携帯側通信部72から与えられた画像データを一時的に記憶する。
また携帯側記憶部74は、携帯側制御部71を動作させるための動作プログラムを記憶する。携帯側制御部71は、携帯側記憶部74に記憶される動作プログラムを読出し、読出した動作プログラムを実行する。これによって、携帯側制御部71の各種機能が実現される。
サーバ装置80は、運転支援装置1Aを、車両10の運転を支援する運転支援情報を出力するように制御する。サーバ装置80は、サーバ側制御部81およびサーバ側通信部82を備えて構成される。サーバ側制御部81は、第1の実施の形態の運転支援装置1における制御部11と同様の機能を有する。
サーバ側制御部81は、サーバ側処理部91、サーバ側プログラムメモリ92およびサーバ側ワークメモリ93を備える。サーバ側処理部91は、第1の実施の形態の運転支援装置1における処理部21と同様の機能を有する。サーバ側プログラムメモリ92は、第1の実施の形態の運転支援装置1におけるプログラムメモリ22と同様の機能を有する。サーバ側ワークメモリ93は、第1の実施の形態の運転支援装置1におけるワークメモリ23と同様の機能を有する。
サーバ側通信部82は、携帯通信装置70と無線通信を行う。サーバ側通信部82は、携帯通信装置70から送信された画像データを受信し、受信した画像データをサーバ側処理部91に与える。
サーバ側処理部91は、たとえばCPUを備えるマイクロコンピュータなどの演算処理回路によって構成される。サーバ側処理部91は、サーバ側プログラムメモリ92およびサーバ側ワークメモリ93と接続されている。
サーバ側プログラムメモリ92は、不揮発性の半導体メモリであるROMによって構成される。サーバ側プログラムメモリ92は、サーバ側処理部91を動作するための動作プログラムを記憶する。サーバ側ワークメモリ93は、揮発性の半導体メモリであるRAMによって構成される。サーバ側ワークメモリ93は、サーバ側処理部91から与えられる画像データを一時的に記憶する。
サーバ側処理部91は、サーバ側プログラムメモリ92に記憶される動作プログラムを読出し、読出した動作プログラムを実行する。これによって、サーバ側処理部91の各種機能が実現される。たとえば、サーバ側処理部91は、サーバ側プログラムメモリ92から読出した動作プログラムを実行することによって、予め定める画像処理を行う。サーバ側処理部91は、予め定める画像処理として、たとえば、サーバ側通信部82から与えられる画像データを用いて、車両10に設けられるリアカメラ2によって撮像された画像から、予め定める基準画像を抽出する抽出処理を行う。
基準画像は、本実施の形態では、予めサーバ側プログラムメモリ92に記憶される。サーバ側プログラムメモリ92は、予め複数の基準画像を記憶する。基準画像は、たとえば道路標識および道路標示である。
サーバ側処理部91は、車両10の進行に伴う基準画像の変化に基づいて、車両10が、道路を予め定められる走行方向とは逆方向に走行する逆走状態にあるか否かを判断する逆走判断処理を行う。サーバ側処理部91は、車両10が逆走状態にあると判断した場合、車両10が逆走状態にあることを表す情報を、サーバ側通信部82および携帯通信装置70を介して、運転支援装置1Aに送信させる。
このようにサーバ装置80に逆走判断処理を行わせることによって、ディスプレイオーディオ装置などの出力装置を、運転支援装置1Aとして機能させることができる。この場合も、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
具体的には、たとえば、車両10の進行方向の前方の画像およびそれを撮像する撮像装置を用いたり、または車両10の位置を取得する手段を用いたりすることなく、車両10が逆走状態にあるか否かを判断することができる。したがって、簡単な構成で、車両10が逆走状態にあることを迅速に検出することができる。
また、車両10が逆走状態にあると判断されると、車両10が逆走状態にあることを表す情報が、運転支援情報として、運転支援装置1Aによって出力される。これによって、車両10が逆走状態にあることを、迅速に車両10の運転者に通知することができる。
本実施の形態では、第1の実施の形態における運転支援装置1の一部の機能、具体的には逆走判断機能がサーバ装置80に配置される構成について説明したが、これに限定されない。たとえば、第1の実施の形態における運転支援装置1の逆走判断機能は、携帯通信装置70に配置されてもよい。
この場合、第1の実施の形態における運転支援装置1の一部の機能を行わせる運転支援制御方法を実行するアプリケーションプログラムを、携帯通信装置70に組み込めばよい。これによって、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。この場合、基準画像は、アプリケーションプログラムを携帯通信装置70に組み込むことによって、携帯通信端末装置70の携帯側記憶部74に記憶される。
アプリケーションプログラムとして実行される運転支援制御方法は、取得工程と、抽出工程と、逆走判断工程と、制御工程とを備え、情報を出力する出力装置を、車両10の運転を支援する運転支援情報を出力するように制御する。出力装置は、たとえば、図14に示す運転支援装置1Aであり、ディスプレイオーディオ装置によって実現される。
取得工程は、車両10の進行方向の後方の画像を撮像するリアカメラ2などの撮像装置によって撮像された画像を取得する工程である。抽出工程は、取得工程で取得された画像から、予め定める基準画像を抽出する工程である。逆走判断工程は、車両10の進行に伴う基準画像の変化に基づいて、車両10が逆走状態にあるか否かを判断する工程である。制御工程は、逆走判断工程で、車両10が逆走状態にあると判断された場合に、運転支援情報として、車両10が逆走状態にあることを表す情報を出力するように出力装置を制御する工程である。
以上に述べた第1および第2の実施の形態では、リアカメラ2で撮像された2つの画像から、車両10の進行に伴う基準画像の変化を求め、その変化に基づいて、車両10が逆走状態にあるか否かが判断される。これに限定されず、車両10が逆走状態にあるか否かの判断は、たとえば、リアカメラ2で撮像された1つの画像と、車両10の走行速度を表す車速情報とに基づいて、行われてもよい。
この場合、車速情報は、車両10内に構築される車両システムの制御部、たとえば電子制御ユニット(Electronic Control Unit;略称:ECU)によって取得され、車両10内に構築される車内ローカルエリアネットワーク(Local Area Network;略称:LAN)を介して、運転支援装置1,1Aに与えられる。車内LANは、たとえばコントローラエリアネットワーク(Controller Area Network;略称:CAN)によって実現される通信ネットワークである。
たとえば、第1の実施の形態における運転支援装置1では、処理部21は、車内LANを介して、車両10から車速情報を取得する。処理部21は、取得した車速情報が、車両10が走行していること、すなわち車両10の走行速度がゼロ(0)でないことを表す場合、リアカメラ2で撮像された画像を用いた逆走判断処理を行う。
この逆走判断処理は、前述の図13のステップa6と同様にして行われる。具体的には、処理部21は、前述の図13のステップa6と同様にして、リアカメラ2で撮像された画像から基準画像を抽出し、抽出した基準画像の正方向と、撮像された画像の上下方向との関係に基づいて、車両10が逆走状態であるか否かを判断する。処理部21は、基準画像の正方向が、撮像された画像の上下方向と一致すると判断すると、車両10が逆走状態であると判断する。処理部21は、基準画像の正方向が、撮像された画像の上下方向と一致しないと判断すると、車両10が逆走状態でないと判断する。
このように、リアカメラ2で撮像された画像と、車両10の車速情報とに基づいて、逆走判断処理を行うことによって、より迅速に、車両10の逆走を検出することができる。
また、この逆走判断処理を行うか否かの判断には、車速情報とともに、車両10の変速機のシフトレバーの位置を検出するシフトポジションセンサの出力信号(以下「シフト検出信号」という場合がある)を用いてもよい。この場合、処理部21は、車内LANを介して、車両10から車速情報とシフト検出信号とを取得する。
処理部21は、取得した車速情報が、車両10が走行していることを表す場合に、シフト検出信号が、シフトレバーがリバースの位置になっていることを表す場合、逆走判断処理を実行しない。処理部21は、取得した車速情報が、車両10が走行していることを表す場合に、シフト検出信号が、シフトレバーがリバース以外の位置になっていることを表す場合、逆走判断処理を実行する。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせることが可能である。また、各実施の形態の任意の構成要素を適宜、変更または省略することが可能である。
1,1A 運転支援装置、2 リアカメラ、11,11A 制御部、12 表示部、13 スピーカ、14 支援側通信部、74 携帯側記憶部、21 処理部、21A 支援側処理部、22 プログラムメモリ、22A 支援側プログラムメモリ、23 ワークメモリ、23A 支援側ワークメモリ、70 携帯通信装置、71 携帯側制御部、72 携帯側通信部、73 操作部、80 サーバ装置、81 サーバ側制御部、82 サーバ側通信部、91 サーバ側処理部、92 サーバ側プログラムメモリ、93 サーバ側ワークメモリ。

Claims (6)

  1. 車両の進行方向の後方の画像を撮像する撮像装置によって撮像された前記画像を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記画像から、予め定める基準画像を抽出する抽出部と、
    前記基準画像の表裏および方向の少なくとも一方と、前記車両の進行に伴う前記基準画像の変化とに基づいて、前記車両が、道路を予め定められる走行方向とは逆方向に走行する逆走状態にあるか否かを判断する逆走判断部と、
    前記逆走判断部によって前記車両が前記逆走状態にあると判断された場合に、前記車両が前記逆走状態にあることを表す情報を出力する出力部とを備え、
    前記逆走判断部は
    記車両が走行している車線側の基準画像の表側が、前記撮像装置によって撮像された前記画像に写っていると判断するか、または前記基準画像の予め定める正方向が、前記撮像装置によって撮像された前記画像の上下方向と一致すると判断すると、前記車両が前記逆走状態にある可能性があると判断し、
    前記車両が前記逆走状態にある可能性があると判断した場合に、前記基準画像の面積および寸法の少なくとも一方が、前記車両の進行に伴って小さくなっていると判断すると、前記車両が前記逆走状態にあると判断することを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記基準画像は、道路標識および道路標示の少なくとも一方の画像であることを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 情報を出力する出力装置を、車両の運転を支援する運転支援情報を出力するように制御する運転支援制御装置であって、
    前記車両の進行方向の後方の画像を撮像する撮像装置によって撮像された前記画像を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記画像から、予め定める基準画像を抽出する抽出部と、
    前記基準画像の表裏および方向の少なくとも一方と、前記車両の進行に伴う前記基準画像の変化とに基づいて、前記車両が、道路を予め定められる走行方向とは逆方向に走行する逆走状態にあるか否かを判断する逆走判断部と、
    前記逆走判断部によって前記車両が前記逆走状態にあると判断された場合に、前記運転支援情報として、前記車両が前記逆走状態にあることを表す情報を出力するように前記出力装置を制御する制御部とを備え、
    前記逆走判断部は
    記車両が走行している車線側の基準画像の表側が、前記撮像装置によって撮像された前記画像に写っていると判断するか、または前記基準画像の予め定める正方向が、前記撮像装置によって撮像された前記画像の上下方向と一致すると判断すると、前記車両が前記逆走状態にある可能性があると判断し、
    前記車両が前記逆走状態にある可能性があると判断した場合に、前記基準画像の面積および寸法の少なくとも一方が、前記車両の進行に伴って小さくなっていると判断すると、前記車両が前記逆走状態にあると判断することを特徴とする運転支援制御装置。
  4. 前記基準画像は、道路標識および道路標示の少なくとも一方の画像であることを特徴とする請求項3に記載の運転支援制御装置。
  5. 情報を出力する出力装置を、車両の運転を支援する運転支援情報を出力するように制御する運転支援制御方法であって、
    前記車両の進行方向の後方の画像を撮像する撮像装置によって撮像された前記画像を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得された前記画像から、予め定める基準画像を抽出する抽出工程と、
    前記基準画像の表裏および方向の少なくとも一方と、前記車両の進行に伴う前記基準画像の変化とに基づいて、前記車両が、道路を予め定められる走行方向とは逆方向に走行する逆走状態にあるか否かを判断する逆走判断工程と、
    前記逆走判断工程で、前記車両が前記逆走状態にあると判断された場合に、前記運転支援情報として、前記車両が前記逆走状態にあることを表す情報を出力するように前記出力装置を制御する制御工程とを備え、
    前記逆走判断工程では
    記車両が走行している車線側の基準画像の表側が、前記撮像装置によって撮像された前記画像に写っていると判断するか、または前記基準画像の予め定める正方向が、前記撮像装置によって撮像された前記画像の上下方向と一致すると判断すると、前記車両が前記逆走状態にある可能性があると判断し、
    前記車両が前記逆走状態にある可能性があると判断した場合に、前記基準画像の面積および寸法の少なくとも一方が、前記車両の進行に伴って小さくなっていると判断すると、前記車両が前記逆走状態にあると判断することを特徴とする運転支援制御方法。
  6. 前記基準画像は、道路標識および道路標示の少なくとも一方の画像であることを特徴とする請求項5に記載の運転支援制御方法
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