JP6010861B2 - 搬送装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

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この発明は、記録媒体を搬送する搬送装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又はそれらの複合機やオフセット印刷機等の画像形成装置と、に関し、特に、搬送経路において記録媒体の縦レジスト補正や斜行補正をおこなった後に横レジスト補正をおこなう搬送装置、及び、画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置では、搬送経路において記録媒体の搬送方向の位置ズレや斜行を補正した後に、記録媒体の幅方向(搬送方向に直交する方向である。)の位置(以後、適宜に「横レジスト」と呼ぶ。)のズレを正規の位置に補正(位置ズレ補正)する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1において、複数の搬送ローラ対によって搬送経路を搬送された記録媒体は、ストッパ(突当部材)に突き当たって縦レジスト補正や斜行補正がされる。そして、その後に、ストッパに当接した状態の記録媒体は、ストッパの上流側に配設された横レジストローラ対(挟持ローラ)によって挟持された状態で、幅方向に移動して横レジストが補正されることになる。その後、横レジストが補正された記録媒体は、画像転写部に向けて搬送される。
ここで、特許文献1には、横レジスト補正がおこなわれるときに、横レジストローラ対の上流側の搬送経路で生じる記録媒体の搬送抵抗を減ずることを目的として、横レジストローラ対の上流側の搬送経路を、ストレート形状、又は、曲率半径が50mm以上の大きなカーブ形状にて形成する技術が開示されている。
一方、特許文献2には、記録媒体を挟持して搬送する挟持ローラ(挟持搬送ローラ対)における一方のローラに、ローラの回転にともないローラ周面の一部に突出する係止部(突当部材)を形成して、この係止部に記録媒体の先端を突き当てることで、記録媒体の縦レジスト補正や斜行補正をおこなう技術が開示されている。
特許文献1の技術は、横レジスト補正がおこなわれるときに、横レジストローラ対の上流側の搬送経路で生じる記録媒体の搬送抵抗を減じているために、ストッパ(突当部材)に記録媒体を突き当てて縦レジスト補正や斜行補正をおこなった後に、記録媒体が搬送抵抗によって斜行してしまったり横レジスト補正の精度が低下してしまったりするのを防止する効果が期待できる。
しかし、横レジストローラ対の上流側の搬送経路が、ストレート形状、又は、曲率半径が50mm以上の大きなカーブ形状にて形成されているために、装置全体が大型化してしまっていた。
このような問題を解決するために、特許文献2の技術を応用して、横レジストローラ対の下流側に設置したストッパ(突当部材)の代わりに、横レジストローラ対における一方のローラに、ローラの回転にともないローラ周面の一部に突出する係止部を形成することで、横レジストローラ対の下流側における搬送経路の長さを短くする方策が考えられる。しかし、その場合でも、横レジストローラ対の上流側の搬送経路は、ストレート形状、又は、曲率半径が50mm以上の大きなカーブ形状にて形成されたままであるため、装置全体を充分に小型化することはできないことになる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、装置を大型化することなく、縦レジスト補正や斜行補正をおこなった後に記録媒体が搬送抵抗によって斜行してしまう不具合などが生じることなく、横レジスト補正が高精度におこなわれる、搬送装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる搬送装置は、搬送経路において記録媒体を搬送する搬送装置であって、記録媒体を挟持した状態で幅方向に移動可能に形成されるとともに、回転することによって記録媒体を搬送可能に形成された第1挟持ローラと、前記第1挟持ローラに対して前記搬送経路の上流側に設置され、記録媒体を挟持した状態で幅方向に移動可能に形成されるとともに、回転することによって記録媒体を搬送可能に形成された第2挟持ローラと、前記第1挟持ローラに対して前記搬送経路の下流側の位置に設置され、記録媒体を挟持した状態で回転することによって記録媒体を搬送可能に形成された搬送ローラ対と、前記搬送経路において搬送される記録媒体の幅方向の位置ズレ量を検知する検知手段と、を備え、前記第1挟持ローラは、そのニップ位置よりも前記搬送経路の上流側の位置で前記搬送経路を閉鎖する状態と開放する状態とを切り替えられるように当該第1挟持ローラとともに回転可能に形成された係止部を具備するとともに、記録媒体を挟持した状態と挟持しない状態とを切り替えられるように離間可能に形成され、前記係止部は、前記第1挟持ローラが1回転する間に前記搬送経路を閉鎖する位置から開放する位置に移動して再び閉鎖する位置に移動するように形成され、前記第1挟持ローラのニップ位置から前記搬送ローラ対のニップ位置に至る前記搬送経路の距離は、前記第1挟持ローラが1回転して記録媒体を搬送する距離よりも短くなるように形成され、前記係止部が前記搬送経路を閉鎖するように前記第1挟持ローラが回転して、前記搬送経路において搬送される記録媒体の先端を当該係止部に突当てることで当該記録媒体の搬送方向の位置ズレ又は/及び搬送方向に対して斜め方向の位置ズレを補正して、その後に当該記録媒体の幅方向の位置ズレを補正し、前記記録媒体の幅方向の位置ズレを補正する動作は、前記第2挟持ローラから前記第1挟持ローラに至る搬送経路の距離よりも長い記録媒体が搬送される場合には、前記検知手段の検知結果に基いて、前記第1挟持ローラと前記第2挟持ローラとで当該記録媒体を挟持した状態で前記第1挟持ローラと前記第2挟持ローラとを幅方向に移動させて、当該記録媒体の幅方向の位置ズレを補正する動作であって、前記第2挟持ローラから前記第1挟持ローラに至る搬送経路の距離よりも短い記録媒体が搬送される場合には、前記検知手段の検知結果に基いて、前記第2挟持ローラで当該記録媒体を挟持することなく前記第1挟持ローラで当該記録媒体を挟持した状態で前記第1挟持ローラを幅方向に移動させて、当該記録媒体の幅方向の位置ズレを補正する動作としたものである。
本発明は、縦レジスト補正や斜行補正をおこなうための係止部が形成された第1挟持ローラの上流側に第2挟持ローラを設置して、搬送される記録媒体の長さに応じて、検知手段で検知した横レジストの位置ズレ量に基いて第1挟持ローラと第2挟持ローラとで記録媒体を挟持した状態で第1挟持ローラと第2挟持ローラとを幅方向に移動させて横レジスト補正をおこなったり、検知手段で検知した横レジストの位置ズレ量に基いて第2挟持ローラでの挟持をおこなわずに第1挟持ローラで記録媒体を挟持した状態で第1挟持ローラを幅方向に移動させて横レジスト補正をおこなったりしている。これにより、装置を大型化することなく、縦レジスト補正や斜行補正をおこなった後に記録媒体が搬送抵抗によって斜行してしまう不具合などが生じることなく、横レジスト補正が高精度におこなわれる、搬送装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 搬送装置を示す構成図である。 搬送装置の一部を示す上面図である。 搬送方向の長さが長い記録媒体が搬送された場合の、搬送装置の動作を示す概略図である。 搬送方向の長さが短い記録媒体が搬送された場合の、搬送装置の動作を示す概略図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機の装置本体、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する転写部(画像形成部)、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部、12〜14は転写紙等の記録媒体P(シート)が収納された給紙部(給紙カセット)、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、30は記録媒体Pを搬送経路に沿って搬送する搬送装置、45は転写部7に向けて記録媒体Pを搬送する第1搬送ローラ対(レジストローラ)、を示す。
図1を参照して、画像形成装置における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいた露光光L(レーザ光)が、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
一方、作像部4において、感光体ドラム5は図中の時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム5上に画像情報に対応した画像(トナー像)が形成される。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、画像形成部としての転写部7で、第1搬送ローラ対45(レジストローラ)により搬送された記録媒体P上に転写される。
一方、図1及び図2を参照して、転写部7(画像形成部)に搬送される記録媒体Pは、次のように動作する。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部12〜14のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、装置本体1に内設された給紙部12が選択されたものとする。)。
そして、給紙部12に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、給紙ローラ41によって、第1整合補助部52Aが設置された湾曲搬送経路K1に向けて給送される。
その後、記録媒体Pは、湾曲搬送経路K1から合流部X(装置本体1の外部に設置された2つの給紙部13、14からの搬送経路K3、K4が合流する部分である。)の位置を通過した後に、整合部51が設置された直線搬送経路K2を通過して、第1搬送ローラ対45(レジストローラ)の位置に達する。そして、第1搬送ローラ対45の位置に達した記録媒体Pは、感光体ドラム5上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部7(画像形成部)に向けて搬送される。
そして、転写工程後の記録媒体Pは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達した記録媒体Pは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによって画像が定着される。画像が定着された記録媒体Pは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(ニップ部である。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
ここで、図2を参照して、本実施の形態における画像形成装置1は、3つの給紙部12〜14から記録媒体Pを転写部7(画像形成部)に向けて給送できるように構成されている。
詳しくは、第1の給紙部12は、装置本体1の下方の位置に内設されている。第1の給紙部12から合流部Xに至る搬送経路として、記録媒体Pの搬送方向に沿って湾曲状に形成された湾曲搬送経路K1(カーブ搬送経路)が設けられている。この湾曲搬送経路K1は、不図示の湾曲搬送ガイド板(搬送される記録媒体Pの表裏面を挟むように設置されている。)によって形成されていて、搬送方向に沿って第3搬送ローラ対42と第2挟持ローラ32(横レジスト補正補助ローラ)とが設置されている。第3搬送ローラ対42と第2挟持ローラ32とは、いずれも、駆動ローラ(不図示の駆動機構によって回転駆動されるローラである。)と従動ローラ(駆動ローラとの摩擦抵抗によって従動回転するローラである。)とからなるローラ対であって、記録媒体Pを2つのローラで挟持しながら搬送することになる。そして、湾曲搬送経路K1に設置された第2挟持ローラ32は、横レジスト補正動作を補助するための整合補助部52A(第1整合補助部)としても機能することになるが、これについては後で詳しく説明する。
なお、本実施の形態において、湾曲搬送経路K1は、その曲率半径が50mm以下になるように形成されている。そのため、第1の給紙部12と合流部X(又は、整合部51)との距離が狭められて、画像形成装置1(搬送装置30)が全体的に小型化(コンパクト化)されている。
また、第2の給紙部13と第3の給紙部14とは、いずれも、装置本体1の側方の位置に外設されている。第2の給紙部13から合流部Xに至る搬送経路中には、湾曲搬送経路K3や直線搬送経路が形成されていて、第4搬送ローラ対32や第2挟持ローラ43が設置されている。第3の給紙部14から合流部Xに至る搬送経路中には、直線搬送経路K4が形成されていて、第5搬送ローラ対44や第2挟持ローラ43が設置されている。湾曲搬送経路K3や直線搬送経路K4は、それぞれ、湾曲搬送ガイド板や直線ガイド板(いずれも不図示である。)によって形成されている。また、搬送ローラ対32、44と第2挟持ローラ43とは、いずれも、駆動ローラと従動ローラとからなるローラ対であって、記録媒体Pを2つのローラで挟持しながら搬送することになる。この第2挟持ローラ43は、第2の給紙部13から合流部Xに至る搬送経路と、第3の給紙部14から合流部Xに至る搬送経路と、に共通する合流部Xの上流側の直線搬送経路であって、湾曲搬送経路K3の近傍の位置に、設置されていて、横レジスト補正動作を補助するための整合補助部52B(第2整合補助部)としても機能することになる。また、第4搬送ローラ対32は、湾曲搬送経路K3に設置されている。
なお、本実施の形態において、湾曲搬送経路K3は、その曲率半径が50mm以下になるように形成されている。そのため、第2の給紙部13と合流部X(又は、整合部51)との距離が狭められて、画像形成装置1(搬送装置30)が全体的に小型化(コンパクト化)されている。
なお、本実施の形態では、湾曲搬送経路K3や直線搬送経路K4が装置本体1に内設されるように構成したが、湾曲搬送経路K3と直線搬送経路K4と2つの給紙部13、14とを、装置本体1に対して着脱可能な給紙ユニット(給紙装置)として一体的に構成することもできる。その場合には、装置本体1自体がさらに小型化されることになる。
また、第1の給紙部12からの搬送経路と、第2、第3の給紙部13、14からの搬送経路と、が合流する合流部Xから、第1搬送ローラ対45(レジストローラ)の位置までの搬送経路として、記録媒体Pの搬送方向に沿って略直線状に形成された直線搬送経路K2が設けられている。この直線搬送経路K2は、不図示の直線搬送ガイド板(搬送される記録媒体Pの表裏面を挟むように設置されている。)によって形成されていて、搬送方向に沿って第2搬送ローラ対33(フィードローラ)、第1挟持ローラ31(横レジスト・縦レジスト・斜行補正ローラ)、CIS36(検知手段)、第1搬送ローラ対45が設置されている。第2搬送ローラ対33と第1挟持ローラ31と第1搬送ローラ対45とは、いずれも、駆動ローラと従動ローラとからなるローラ対であって、記録媒体Pを2つのローラで挟持しながら搬送することになる。そして、直線搬送経路K2に設置された第2搬送ローラ対33、第1挟持ローラ31、CIS36等の部材は、縦レジスト補正、斜行補正、横レジスト補正等の整合動作をおこなうための整合部51としても機能することになるが、これについては後で詳しく説明する。
次に、図2〜図5を用いて、本実施の形態において特徴的な搬送装置30について詳述する。
以下、主として、第1の給紙部12から第1搬送ローラ対45に至る搬送経路における構成やそこでおこなわれる動作について説明する。
図2及び図3を参照して、搬送装置30には、記録媒体Pの搬送経路(図2の太い実線で示す経路である。)に沿って、湾曲搬送経路K1には第3搬送ローラ対42、第2挟持ローラ32(横レジスト補正補助ローラ)が設置され、直線搬送経路K2には第2搬送ローラ対33、第1挟持ローラ31(横レジスト・縦レジスト・斜行補正ローラ)、検知手段としてのCIS36(コンタクト・イメージ・センサ)、第1搬送ローラ対45(レジストローラ)が設置されている。
ここで、第1挟持ローラ31は、幅方向に複数分割されたローラ部を有するローラ対であって、従動ローラ31aと、係止部31b1(突当部材)が設置された駆動ローラ31bと、で構成されている。第1挟持ローラ31は、不図示の駆動機構によって、ローラ対の当接・離脱動作ができるように構成されるとともに、幅方向(図3の破線矢印S方向である。)に移動できるように構成されている。すなわち、第1挟持ローラ31は、記録媒体Pを挟持した状態と挟持しない状態とを切り替えられるように離間可能に形成されるとともに、回転することによって記録媒体Pを搬送可能に形成されている。
また、第1挟持ローラ31(駆動ローラ31b)には、そのニップ位置よりも上流側(搬送経路の上流側である。)の位置で搬送経路を閉鎖する状態と開放する状態とを切り替えられるように第1挟持ローラ31(駆動ローラ31b)とともに回転可能に形成された係止部31b1(樹脂材料又は金属材料で形成されている。)が形成されている。詳しくは、係止部31b1は、駆動ローラ31bにおけるローラ部(幅方向両端部に形成されたローラ部である。)の外周面の一部に突出するように形成されていて、駆動ローラ31bが回転して係止部31b1が搬送経路を閉鎖する位置にあるとき(図4(A)の状態である。)に、係止部31b1に記録媒体Pの先端を突き当てて記録媒体Pの縦レジスト補正や斜行補正をおこなうことになる。すなわち、第1挟持ローラ31は、記録媒体Pの縦レジスト補正や斜行補正をおこなう手段として機能するものである。なお、駆動ローラ31bは、不図示の駆動モータに連結されていて、その回転軸部には駆動ローラ31bの回転方向の姿勢(係止部31b1の位置)を検知するためのエンコーダが設置されている。
そして、第1挟持ローラ31の係止部31b1に記録媒体Pを突き当てて縦レジスト補正や斜行補正がされた記録媒体Pは、その後に第1挟持ローラ31が回転することによって搬送方向に挟持・搬送されて、記録媒体Pを挟持した状態で幅方向に移動することで記録媒体Pの横レジストが補正される。すなわち、第1挟持ローラ31は、記録媒体Pを挟持した状態で幅方向に移動可能に形成されていて、搬送経路において搬送される記録媒体Pを幅方向に変位させて記録媒体Pの幅方向の位置ズレを補正する横レジスト補正手段としても機能するものである。
このように、本実施の形態では、横レジスト補正手段として機能する第1挟持ローラ31に、係止部31b1を設けて縦レジスト・斜行補正手段としても機能させているために、横レジスト補正手段の下流側に縦レジスト・斜行補正手段を別設する場合に比べて、搬送経路の長さを短く設定することができる。
ここで、第2搬送ローラ対33(フィードローラ)は、第1挟持ローラ31に対して上流側(搬送方向上流側)の位置であって、第2挟持ローラ32と第1挟持ローラ31との間の位置に設置されている。第2搬送ローラ対33は、記録媒体Pを挟持した状態で回転することによって記録媒体Pを搬送可能に形成されるとともに、記録媒体Pを挟持した状態と挟持しない状態とを切り替えられるように離間可能に形成された搬送ローラ対である。そして、第2搬送ローラ対33は、記録媒体Pを挟持・搬送して第1挟持ローラ31の係止部31b1に記録媒体Pの先端を突き当てるときに、第2搬送ローラ対33と係止部31b1との間で記録媒体Pに若干の撓み(バッファ部であって、図4(A)、図5(A)の破線で囲んだ部分である。)が形成されるように、その搬送時間(駆動時間)が制御される。
第1搬送ローラ対45(レジストローラ)は、第1挟持ローラ31に対して搬送経路の下流側(搬送方向下流側)に配設された搬送ローラ対であって、記録媒体Pを挟持した状態で回転することによって記録媒体を搬送可能に形成されている。そして、第1挟持ローラ31によって横レジストが補正された後の記録媒体Pは、第1搬送ローラ対45の位置に搬送されて、第1搬送ローラ対45によって挟持された状態がフォトセンサ(不図示であって、第1搬送ローラ対45と画像形成部との間に設置されている。)によって検知されると、その搬送が一旦停止される。その後、感光体ドラム5上に形成された画像に合わせるように、第1搬送ローラ対45の回転駆動が開始されることによって、画像形成部に向けて搬送される記録媒体Pの搬送タイミングが調整される。
ここで、本実施の形態において、第1挟持ローラ31に設置した係止部31b1は、第1挟持ローラ31(駆動ローラ31b)が1回転する間に、搬送経路を閉鎖する位置から開放する位置に移動して再び閉鎖する位置に移動するように形成されている。すなわち、係止部31bは、駆動ローラ31bの外周面における周方向の一箇所に突出するように形成されている。そして、図2を参照して、第1挟持ローラ31のニップ位置(駆動ローラ31bと従動ローラ31aとが圧接する位置である。)から第1搬送ローラ対45のニップ位置に至る搬送経路の距離Hは、第1挟持ローラ31(駆動ローラ31b)が1回転して記録媒体Pを搬送する距離よりも短くなるように形成されている。すなわち、第1挟持ローラ31のニップ位置から第1搬送ローラ対45のニップ位置に至る搬送経路の距離Hは、第1挟持ローラ31の回転にともない係止部31b1が搬送経路を閉鎖する位置から開放する位置に移動して再び閉鎖する位置に移動する回転方向の距離よりも短くなるように形成されている。具体的に、駆動ローラ31bの外径をDとしたときに、H<πDなる関係が成立するように形成されている。なお、図2〜図5では、図面の見易さのため、距離Hを長めに図示している。
このような構成により、係止部31b1に記録媒体Pの先端を当接させて縦レジスト・斜行補正をおこなった後に第1挟持ローラ31を回転させて記録媒体Pを挟持しながら第1搬送ローラ対45のニップ位置に向けて搬送させるときに、挟持した状態の記録媒体Pの腹部に係止部31b1が干渉してしまう不具合を防止することができる。
検知手段としてのCIS36は、第1挟持ローラ31に対して搬送経路の下流側であって、第1搬送ローラ対45に対して搬送経路の上流側に設置されている。CIS36は、幅方向に複数のフォトセンサ(LED等の発光素子とフォトダイオード等の受光素子とからなる。)が並設されたものであって、記録媒体Pの幅方向一端側の側端部Pa(エッジ部)の位置を検知することで横レジストのズレ量を検知する。すなわち、CIS36(検知手段)は、搬送装置30の搬送経路において搬送される記録媒体Pの幅方向の位置ズレ量を検知するものである。そして、CIS36の検知結果に基いて、第1挟持ローラ31による横レジスト補正(又は、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とによる横レジスト補正)がおこなわれる。
なお、本実施の形態では、図3に示すように、CIS36を幅方向一端側のみに設置して記録媒体Pの幅方向一端側の側端部Paの位置を検知したが、CIS36を幅方向全域にわたって設置して記録媒体Pの幅方向両端のそれぞれの側端部の位置を検知することもできる。
一方、湾曲搬送経路K1(カーブ)の途中には、第2挟持ローラ32(第1整合補助部52A)と第3搬送ローラ対42とが設置されている。
第2挟持ローラ32は、第1挟持ローラ31に対して搬送経路の上流側であって、充分に離れた位置に設置されている。第2挟持ローラ32は、不図示の駆動機構によって、ローラ対の当接・離脱動作ができるように構成されるとともに、幅方向(図2の紙面垂直方向である。)に移動できるように構成されている。すなわち、第2挟持ローラ32は、第1挟持ローラ31と同様に、記録媒体Pを挟持した状態と挟持しない状態とを切り替えられるように離間可能に形成されるとともに、回転することによって記録媒体Pを搬送可能に形成されている。そして、所定の条件のときに、第2挟持ローラ32は、第1挟持ローラ31とともに記録媒体Pを挟持した状態で幅方向に移動することで、記録媒体Pの横レジストを補正する。すなわち、第2挟持ローラ32は、記録媒体Pを挟持した状態で幅方向に移動可能に形成されていて、所定の条件のときに、搬送経路において搬送される記録媒体Pを幅方向に変位させて記録媒体Pの幅方向の位置ズレを補正する横レジスト補正補助手段として機能するものである。
また、第3搬送ローラ対42は、第2挟持ローラに対して上流側の位置に設置されていて、記録媒体Pを挟持した状態と挟持しない状態とを切り替えられるように離間可能に形成されている。
なお、搬送装置30には、複数のローラ対31〜33、42〜45のうちの一部の独立した回転駆動(後で図4、図5を用いて説明する種々の回転駆動)を可能にするために、複数の駆動モータ(駆動機構)が設置されている。
そして、このように構成された搬送装置30において、CIS36(検知手段)の検知結果に基いて、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とで記録媒体Pを挟持した状態で第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とを幅方向に移動させて(又は、第1挟持ローラ31のみで記録媒体Pを挟持した状態で第1挟持ローラ31を幅方向に移動させて)、搬送経路において搬送される記録媒体Pの幅方向の位置ズレ(横レジスト)を補正している。
具体例として、図3を参照して、一点鎖線で示す基準位置(位置ズレのない正規の位置である。)に対して、記録媒体Pが図の右方向に距離αだけ位置ズレしている状態が、CIS36によって検知されると、制御部によってその位置ズレ量αを補正量として、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とで記録媒体Pを挟持した状態で第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とを図の左方向に距離αだけ移動させることになる(又は、第1挟持ローラ31のみで記録媒体Pを挟持した状態で第1挟持ローラ31を図の左方向に距離αだけ移動させることになる)。
なお、このように、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とで記録媒体Pを挟持して横レジスト補正をおこなうのは、第2挟持ローラ32から第1挟持ローラ31に至る搬送経路の距離よりも長い記録媒体P(例えば、搬送方向のサイズが900mm以上の長尺紙である。)が搬送されるときである。
すなわち、本実施の形態において、第2挟持ローラ32から第1挟持ローラ31に至る搬送経路の距離よりも短い記録媒体P(例えば、搬送方向のサイズがA4短手サイズの用紙である。)が搬送されるときには、CIS36(検知手段)の検知結果に基いて、第1挟持ローラ31のみで記録媒体Pを挟持した状態で第1挟持ローラ31を幅方向に移動させて、搬送経路において搬送される記録媒体Pの幅方向の位置ズレを補正する。
このような構成・動作により、曲率半径が50mm以下の湾曲搬送経路K1が設けられていて小型化された画像形成装置1(搬送装置30)において、その後端が湾曲搬送経路K1に位置するような状態の記録媒体Pに対して、横レジスト補正をおこなう場合であっても、記録媒体Pの先端に近い位置を第1挟持ローラ31で挟持して、記録媒体Pの後端に近い位置(又は、先端から充分に離れた位置)を第2挟持ローラ32で挟持した状態で、記録媒体Pを幅方向に移動するので、幅方向への移動中に記録媒体Pが湾曲搬送経路K1に摺接して生じる抵抗(搬送抵抗)を小さくすることができる。そのため、記録媒体が搬送抵抗によって斜行してしまったりネジレやシワが発生してしまったりすることがほとんどなく、横レジスト補正が高精度におこなわれることになる。なお、2つの挟持ローラ31、32によって記録媒体Pを挟持する力(挟持力)は、記録媒体Pが湾曲搬送経路K1に摺接して生じる搬送抵抗に対して、充分に大きくなるように設定されている。
そして、第2挟持ローラ32から第1挟持ローラ31に至る搬送経路の距離よりも短い記録媒体Pが搬送されるときには、記録媒体Pが湾曲搬送経路K1に干渉することなく、記録媒体Pに生じる搬送抵抗が小さな直線搬送経路K2にて横レジスト補正がおこなわれることになるため、斜行、ネジレ、シワが発生することなく、横レジスト補正が高精度におこなわれることになる。
なお、上述した記録媒体Pの搬送方向のサイズによって切り替えられる横レジスト補正制御は、制御部に入力された記録媒体Pのサイズに関する情報に基いておこなわれることになるが、その入力情報は、給紙部12や給紙部12から整合部51に至る搬送経路において記録媒体Pのサイズを直接的に検知するサイズ検知センサによって検知された情報に基くものであってもよいし、ユーザーによって操作パネル(不図示である。)から入力された記録媒体Pの情報に基くものであってもよい。
なお、本実施の形態において、第2挟持ローラ32から第1挟持ローラ31に至る搬送経路の距離よりも長い記録媒体P(例えば、搬送方向のサイズが900mm以上の長尺紙である。)が搬送されるときであっても、搬送される記録媒体Pの厚さ(紙厚)に応じて、CIS36(検知手段)の検知結果に基いて第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とで記録媒体Pを挟持した状態で第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とを幅方向に移動させて記録媒体Pの幅方向の位置ズレを補正する動作と、CIS36の検知結果に基いて第1挟持ローラ31で記録媒体Pを挟持しながら第2挟持ローラ32を離間させた状態(第1挟持ローラ31のみで記録媒体Pを挟持した状態)で第1挟持ローラ31を幅方向に移動させて記録媒体Pの幅方向の位置ズレを補正する動作と、が切り替えられるように制御することもできる。
詳しくは、搬送される記録媒体Pの厚さが所定値を超える場合(例えば、坪量64g/m2を超える記録媒体Pが通紙される場合である。)には、CIS36の検知結果に基いて第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とで記録媒体Pを挟持した状態で第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とを幅方向に移動させて記録媒体Pの幅方向の位置ズレを補正する動作がおこなわれる。これに対して、搬送される記録媒体Pの厚さが所定値以下である場合(例えば、坪量64g/m2以下の薄紙(記録媒体P)が通紙される場合である。)には、CIS36の検知結果に基いて第1挟持ローラ31で記録媒体Pを挟持しながら第2挟持ローラ32を離間させた状態(第1挟持ローラ31のみで記録媒体Pを挟持した状態)で第1挟持ローラ31を幅方向に移動させて記録媒体Pの幅方向の位置ズレを補正する動作がおこなわれる(このとき、第2挟持ローラ32は離間状態にある。)。
このように、搬送される記録媒体Pが薄紙である場合に、2つの挟持ローラ31、32を用いて横レジスト補正をおこなわずに、第1挟持ローラ31のみを用いて横レジスト補正をおこなうことで、厚さが薄くてコシの弱い記録媒体P(薄紙)に対して、2つの挟持ローラ31、32で先後端部を挟持して横レジスト補正をおこなうときに、記録媒体Pがネジレてしまいシワやスジが生じやすくなる不具合を軽減することができる。また、厚さが薄くてコシの弱い記録媒体P(薄紙)は、もともと、湾曲搬送経路K1に摺接して生じる抵抗(搬送抵抗)が小さいため、第1挟持ローラ31のみを用いて横レジスト補正をおこなっても、斜行等の不具合がほとんど生じることなく、横レジスト補正が高精度におこなわれることになる。
なお、上述した記録媒体Pの厚さ(紙厚)によって切り替えられる横レジスト補正制御は、制御部に入力された記録媒体Pの厚さに関する情報に基いておこなわれることになるが、その入力情報は、給紙部12や給紙部12から整合部51に至る搬送経路において記録媒体Pの厚さを直接的に検知する厚さ検知センサによって検知された情報に基くものであってもよいし、ユーザーによって操作パネル(不図示である。)から入力された記録媒体Pの情報に基くものであってもよい。
また、第2挟持ローラ32から第1挟持ローラ31に至る搬送経路の距離よりも短い記録媒体Pが搬送されるときには、記録媒体Pの厚さに関らず、上述したような第1挟持ローラ31のみを用いた横レジスト補正がおこなわれることになる。
また、ここまで第1の給紙部12から記録媒体Pが給送される場合について説明したが、第2の給紙部13や第3の給紙部14から記録媒体Pが給送される場合についても、同様に、搬送方向のサイズが長い記録媒体Pが搬送されるときに、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ43とで記録媒体Pを挟持して横レジスト補正がおこなわれることになる。
特に、第2の給紙部13から記録媒体Pが給送される場合には、曲率半径が50mm以下の湾曲搬送経路K3を記録媒体Pが搬送されることになるため、上述した効果と同等の効果が発揮されることになる。
なお、第3の給紙部14から記録媒体Pが給送される場合には、直線搬送経路K4を記録媒体Pが搬送されることになるため、そもそも記録媒体Pに生じる搬送抵抗が大きくならずに、斜行、ネジレ、シワがほとんど発生しないため、第1挟持ローラ31のみで記録媒体Pを挟持して横レジスト補正をおこなうこともできる。
なお、本実施の形態における画像形成装置1において、通紙可能なすべての記録媒体Pの搬送方向のサイズが、第2挟持ローラ32から第1挟持ローラ31に至る搬送経路の距離よりも長くなるように構成されている場合には、記録媒体Pのサイズに関らず、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とで記録媒体Pを挟持しておこなう横レジスト補正動作がおこなわれることになる。
ここで、本実施の形態では、上述したように第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とで記録媒体Pを挟持して横レジスト補正をおこなうときに(又は、第1挟持ローラ31のみで記録媒体Pを挟持して横レジスト補正をおこなうときに)、その記録媒体Pに対向するその他の搬送ローラ対(第2搬送ローラ対33や第3搬送ローラ対42であって、幅方向の移動ができるように構成されていない搬送ローラ対である。)は、記録媒体Pを挟持しないように離間されることになる。
これにより、上述した横レジスト補正が確実におこなわれることになる。
また、本実施の形態では、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とで記録媒体Pを挟持して横レジスト補正をおこなう前に(又は、第1挟持ローラ31のみで記録媒体Pを挟持して横レジスト補正をおこなう前に)、第1挟持ローラ31のニップ位置よりも上流側の位置で係止部31b1が搬送経路を閉鎖するように第1挟持ローラ31を回転させて、係止部31b1に記録媒体Pの先端を突当てることで記録媒体Pの縦レジスト補正(搬送方向の位置ズレに対する補正である。)や斜行補正(搬送方向に対して斜め方向の位置ズレに対する補正である。)をおこなっている。
これにより、第1挟持ローラ31が邪魔することなく、横レジスト補正前に縦レジスト補正や斜行補正が確実におこなわれることになる。
また、本実施の形態では、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とが記録媒体Pを搬送可能に回転した状態で、CIS36(検知手段)によって記録媒体Pの幅方向の位置ズレ量が検知され、その検知結果に基いて記録媒体Pの横レジスト補正がおこなわれる。
すなわち、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とで記録媒体Pを挟持して横レジスト補正をおこなうときに、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とをそれぞれ回転駆動して記録媒体Pを搬送しながらおこなう。また、第1挟持ローラ31のみで記録媒体Pを挟持して横レジスト補正をおこなうときにも、第1挟持ローラ31を回転駆動して記録媒体Pを搬送しながらおこなう。
これにより、第1挟持ローラ31や第2挟持ローラ32の回転駆動を停止して横レジスト補正をおこなう場合に比べて、装置の生産性を落とすことなく記録媒体Pの横レジスト補正をおこなうことができる。
また、本実施の形態では、上述した横レジスト補正がされた後であって、横レジスト補正された記録媒体Pが第1搬送ローラ対45(レジストローラ)に挟持されたときに、第1挟持ローラ31が記録媒体Pを挟持しないように離間される。
これにより、第1搬送ローラ対45による画像形成部に向けての搬送工程が確実におこなわれるとともに、次に搬送されてくる記録媒体Pに対する整合部51による動作の準備が迅速におこなわれることになる。
以下、図4(A)〜(C)にて、上述のように構成された搬送装置30の動作の一例について詳述する。
なお、以下に述べる搬送装置30の動作は、第2挟持ローラ32から第1挟持ローラ31に至る搬送経路の距離よりも長い記録媒体Pが搬送されるときのものである。
まず、給紙部12から給送された記録媒体Pは、複数のローラ対42、32、33に挟持・搬送されて、その先端が湾曲搬送経路K1を経由して直線搬送経路K2における第1挟持ローラ31の位置に達する(破線矢印方向の搬送である。)。このとき、第1挟持ローラ31は、係止部31b1が搬送経路を閉鎖する位置に移動するように、その回転方向の姿勢を定めて回転停止している(図4(A)の状態である。)。
そして、図4(A)に示すように、記録媒体Pは、その先端が係止部31b1に突き当たって停止する。このとき、第2搬送ローラ対33のオーバーランによって、第2搬送ローラ対33と係止部31b1との間に、所定の撓み(バッファ部であって、図4(A)の破線で囲んだ部分である。)が形成される。
こうして、記録媒体Pの縦レジストが補正される。すなわち、その後に搬送方向の位置ズレが補正された状態で、第1挟持ローラ31が回転駆動されて、記録媒体Pが第1搬送ローラ対45に向けて搬送されることになる。
また、係止部31b1に記録媒体Pの先端が突き当たることで、記録媒体Pの斜行も補正される。すなわち、記録媒体Pが搬送方向に対して斜めの姿勢で搬送されていても(スキューしていても)、その先端の一端がまず係止部31b1に突き当たりその一端を中心にしてやがて他端も係止部31b1に突き当たることになり、最終的に記録媒体Pのスキューが補正される。
その後、図4(B)に示すように、係止部31b1に先端が当接した状態の記録媒体Pは、縦レジスト補正と斜行補正とがされた状態のまま、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とによって挟持・搬送される。このとき、係止部31b1は、第1挟持ローラ31(駆動ローラ31b)の矢印方向の回転によって搬送経路を開放する方向に移動することになる。また、第2搬送ローラ対33と第3搬送ローラ対42とは、それぞれ、搬送経路を開放して記録媒体Pを挟持しない方向(実線矢印方向である。)に離間移動している。そして、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とは、録媒体Pを挟持した状態で、矢印方向への回転が開始される。
そして、記録媒体Pは、第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とによって挟持・搬送されながら、その先端部がCIS36の位置に達して、その位置で横レジストの位置ズレ量αが検知されて、その検知結果に基いて第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とが同期して幅方向(紙面垂直方向(S方向)である。)に移動する。すなわち、CIS36によって記録媒体Pの横レジストのズレ量が検知されて、そのズレ量を相殺するように2つの挟持ローラ31、32が同期して幅方向に移動する(同じ方向、同じ移動量の移動である。)。こうして、記録媒体Pは、横レジスト補正がおこなわれながら、第1搬送ローラ対45に向けて搬送されることになる。
その後、図4(C)に示すように、横レジストが補正された記録媒体Pは、その先端部が第1搬送ローラ対45に挟持されて一旦停止する。このとき、記録媒体Pを挟持・搬送していた第1挟持ローラ31(又は、第1挟持ローラ31とその他のローラ対とである。)は、搬送経路を開放して記録媒体Pを挟持しない方向(実線矢印方向である。)に離間移動する。
その後、感光体ドラム5上の画像にタイミングを合わせて、第1搬送ローラ対45の回転駆動が開始されて、記録媒体Pが転写部7(画像転写部)に向けて搬送される。こうして、記録媒体P上の所望の位置に画像が転写されることになる。
このように構成され動作する搬送装置30において、CIS36(検知手段)の検知結果に基いて第2挟持ローラ32が幅方向に移動する動作の精度が、CIS36の検知結果に基いて第1挟持ローラ31が幅方向に移動する動作の精度に比べて、低くなるように設定することができる。すなわち、第1挟持ローラ31による横レジスト補正の精度が、第2挟持ローラ32による横レジスト補正の精度よりも高くなるように構成することができる。
これは、上述したように第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とによって挟持しながら記録媒体Pの横レジスト補正をおこなう場合に、第1挟持ローラ31による横レジスト補正の精度が全体の精度を大きく左右して、第2挟持ローラ32による横レジスト補正の精度はそれを補助するものであってそれほど高い補正精度が必要でないことによる。
このように構成することで、例えば、第2挟持ローラ32が幅方向に移動する移動機構に設置される駆動モータとして低廉のものを用いるなどして、装置全体のコストを下げることができる。
以下、図5(A)〜(C)にて、搬送装置30の動作の、別の例について詳述する。
なお、以下に述べる搬送装置30の動作は、第2挟持ローラ32から第1挟持ローラ31に至る搬送経路の距離よりも短い記録媒体Pが搬送されるときのものである。
まず、給紙部12から給送された記録媒体Pは、複数のローラ対42、32、33に挟持・搬送されて、その先端が湾曲搬送経路K1を経由して直線搬送経路K2における第1挟持ローラ31の位置に達する(破線矢印方向の搬送である。)。このとき、第1挟持ローラ31は、係止部31b1が搬送経路を閉鎖する位置に移動するように、その回転方向の姿勢を定めて回転停止している(図5(A)の状態である。)。
そして、図5(A)に示すように、記録媒体Pは、その先端が係止部31b1に突き当たって停止する。このとき、第2搬送ローラ対33のオーバーランによって、第2搬送ローラ対33と係止部31b1との間に、所定の撓み(バッファ部であって、図5(A)の破線で囲んだ部分である。)が形成される。
こうして、記録媒体Pの縦レジストが補正される。すなわち、その後に搬送方向の位置ズレが補正された状態で、第1挟持ローラ31が回転駆動されて、記録媒体Pが第1搬送ローラ対45に向けて搬送されることになる。
また、係止部31b1に記録媒体Pの先端が突き当たることで、記録媒体Pの斜行も補正される。すなわち、記録媒体Pが搬送方向に対して斜めの姿勢で搬送されていても(スキューしていても)、その先端の一端がまず係止部31b1に突き当たりその一端を中心にしてやがて他端も係止部31b1に突き当たることになり、最終的に記録媒体Pのスキューが補正される。
その後、図5(B)に示すように、係止部31b1に先端が当接した状態の記録媒体Pは、縦レジスト補正と斜行補正とがされた状態のまま、第1挟持ローラ31によって挟持・搬送される。このとき、係止部31b1は、第1挟持ローラ31(駆動ローラ31b)の矢印方向の回転によって搬送経路を開放する方向に移動することになる。また、第2搬送ローラ対33と第3搬送ローラ対42と第2挟持ローラ32とのうち、少なくとも第2搬送ローラ対33は、搬送経路を開放して記録媒体Pを挟持しない方向(実線矢印方向である。)に離間移動している。そして、第1挟持ローラ31は、録媒体Pを挟持した状態で、矢印方向への回転が開始される。
そして、記録媒体Pは、第1挟持ローラ31によって挟持・搬送されながら、その先端部がCIS36の位置に達して、その位置で横レジストの位置ズレ量αが検知されて、その検知結果に基いて第1挟持ローラ31が幅方向(紙面垂直方向(S方向)である。)に移動する。すなわち、CIS36によって記録媒体Pの横レジストのズレ量が検知されて、そのズレ量を相殺するように第1挟持ローラ31が幅方向に移動する。こうして、記録媒体Pは、横レジスト補正がおこなわれながら、第1搬送ローラ対45に向けて搬送されることになる。
その後、図5(C)に示すように、横レジストが補正された記録媒体Pは、その先端部が第1搬送ローラ対45に挟持されて一旦停止する。このとき、記録媒体Pを挟持・搬送していた第1挟持ローラ31(又は、第1挟持ローラ31とその他のローラ対とである。)は、搬送経路を開放して記録媒体Pを挟持しない方向(実線矢印方向である。)に離間移動する。
その後、感光体ドラム5上の画像にタイミングを合わせて、第1搬送ローラ対45の回転駆動が開始されて、記録媒体Pが転写部7(画像転写部)に向けて搬送される。こうして、記録媒体P上の所望の位置に画像が転写されることになる。
以上説明したように、本実施の形態においては、縦レジスト補正や斜行補正をおこなうための係止部31b1が形成された第1挟持ローラ31の上流側に第2挟持ローラ32を設置して、搬送される記録媒体Pの長さに応じて、CIS36(検知手段)で検知した横レジストの位置ズレ量に基いて第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とで記録媒体Pを挟持した状態で第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32とを幅方向に移動させて横レジスト補正をおこなったり、CIS36で検知した横レジストの位置ズレ量に基いて第2挟持ローラ32での挟持をおこなわずに第1挟持ローラ31で記録媒体Pを挟持した状態で第1挟持ローラ31を幅方向に移動させて横レジスト補正をおこなったりしている。これにより、装置を大型化することなく、縦レジスト補正や斜行補正をおこなった後に記録媒体Pが搬送抵抗によって斜行してしまう不具合などが生じることなく、横レジスト補正を高精度におこなうことができる。
なお、本実施の形態では、モノクロの画像形成装置1に設置される搬送装置30に対して本発明を適用したが、カラーの画像形成装置に設置される搬送装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に設置される搬送装置30に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、オフセット印刷機などである。)に設置される搬送装置であっても、横レジスト補正をおこなう搬送装置であれば、それらのすべての搬送装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
そして、それらの場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、第1搬送ローラ対45に対して搬送方向上流側の位置に配設された搬送装置30に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の位置に設置された搬送装置であっても、縦レジスト・横レジスト・斜行補正をおこなう搬送装置であれば、それらのすべての搬送装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、2つの搬送経路が合流部Xで合流する搬送装置30に対して本発明を適用したが、3つ以上の搬送経路が合流部Xで合流する搬送装置や、合流部Xがなく1つの搬送経路のみで形成された搬送装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、3つの給紙部12〜14が設置された搬送装置30に対して本発明を適用したが、2つ以下又は4つ以上の給紙部が設置された搬送装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
そして、それらの場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、搬送装置30に8つローラ対31〜33、42〜45を設置したが、それ以上の数のローラ対を設置することもできるし、それ以下のローラ対を設置することもできる。その場合に、複数のローラ対のうち、少なくとも2つは第1挟持ローラ31と第2挟持ローラ32となる。また、搬送経路にて搬送される記録媒体Pの搬送状態に合わせて、図4や図5で説明した搬送装置30の動作とは異なる動作(例えば、第2挟持ローラ32の離間動作をおこなったり、種々のローラ対を異なるタイミングで接離したり、などである。)をさせることもできる。
そして、それらの場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、本願において、「幅方向」とは、記録媒体の搬送方向に対して直交する方向であるものと定義する。
1 画像形成装置(装置本体)、
30 搬送装置、
31 第1挟持ローラ(横レジスト・縦レジスト・斜行補正ローラ)、
31a 従動ローラ、
31b 駆動ローラ、
31b1 係止部(突当部材)、
33 第2搬送ローラ対(搬送ローラ対、フィードローラ)、
36 CIS(検知手段)、
43 第2挟持ローラ(横レジスト補正補助ローラ)、
45 第1搬送ローラ対(搬送ローラ対、レジストローラ)、
51 整合部、
52A 第1整合補助部、 52B 第2整合補助部、
K1、K2 湾曲搬送経路、 K3 直線搬送経路、
X 合流部、 P 記録媒体(シート)。
特開2008−50069号公報 特開2012−30971号公報

Claims (8)

  1. 搬送経路において記録媒体を搬送する搬送装置であって、
    記録媒体を挟持した状態で幅方向に移動可能に形成されるとともに、回転することによって記録媒体を搬送可能に形成された第1挟持ローラと、
    前記第1挟持ローラに対して前記搬送経路の上流側に設置され、記録媒体を挟持した状態で幅方向に移動可能に形成されるとともに、回転することによって記録媒体を搬送可能に形成された第2挟持ローラと、
    前記第1挟持ローラに対して前記搬送経路の下流側の位置に設置され、記録媒体を挟持した状態で回転することによって記録媒体を搬送可能に形成された搬送ローラ対と、
    前記搬送経路において搬送される記録媒体の幅方向の位置ズレ量を検知する検知手段と、
    を備え、
    前記第1挟持ローラは、そのニップ位置よりも前記搬送経路の上流側の位置で前記搬送経路を閉鎖する状態と開放する状態とを切り替えられるように当該第1挟持ローラとともに回転可能に形成された係止部を具備するとともに、記録媒体を挟持した状態と挟持しない状態とを切り替えられるように離間可能に形成され、
    前記係止部は、前記第1挟持ローラが1回転する間に前記搬送経路を閉鎖する位置から開放する位置に移動して再び閉鎖する位置に移動するように形成され、
    前記第1挟持ローラのニップ位置から前記搬送ローラ対のニップ位置に至る前記搬送経路の距離は、前記第1挟持ローラが1回転して記録媒体を搬送する距離よりも短くなるように形成され、
    前記係止部が前記搬送経路を閉鎖するように前記第1挟持ローラが回転して、前記搬送経路において搬送される記録媒体の先端を当該係止部に突当てることで当該記録媒体の搬送方向の位置ズレ又は/及び搬送方向に対して斜め方向の位置ズレを補正して、その後に当該記録媒体の幅方向の位置ズレを補正し、
    前記記録媒体の幅方向の位置ズレを補正する動作は、
    前記第2挟持ローラから前記第1挟持ローラに至る搬送経路の距離よりも長い記録媒体が搬送される場合には、前記検知手段の検知結果に基いて、前記第1挟持ローラと前記第2挟持ローラとで当該記録媒体を挟持した状態で前記第1挟持ローラと前記第2挟持ローラとを幅方向に移動させて、当該記録媒体の幅方向の位置ズレを補正する動作であって、
    前記第2挟持ローラから前記第1挟持ローラに至る搬送経路の距離よりも短い記録媒体が搬送される場合には、前記検知手段の検知結果に基いて、前記第2挟持ローラで当該記録媒体を挟持することなく前記第1挟持ローラで当該記録媒体を挟持した状態で前記第1挟持ローラを幅方向に移動させて、当該記録媒体の幅方向の位置ズレを補正する動作であることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記第2挟持ローラに対して上流側の位置、前記第2挟持ローラと前記第1挟持ローラとの間の位置、前記第1挟持ローラに対して下流側の位置、のうち少なくとも1つの位置に、記録媒体を挟持した状態で回転することによって記録媒体を搬送可能に形成されるとともに、記録媒体を挟持した状態と挟持しない状態とを切り替えられるように離間可能に形成された第2の搬送ローラ対を備え、
    前記搬送経路において搬送される記録媒体の幅方向の位置ズレを補正するときに、前記第2の搬送ローラ対は当該記録媒体を挟持しないように離間されることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記検知手段は、前記第1挟持ローラに対して前記搬送経路の下流側に設置され、
    前記第1挟持ローラと前記第2挟持ローラとが記録媒体を搬送可能に回転した状態、又は、前記第1挟持ローラが記録媒体を搬送可能に回転した状態、で前記検知手段によって当該記録媒体の幅方向の位置ズレ量が検知され、その検知結果に基いて当該記録媒体の幅方向の位置ズレが補正されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記搬送経路において搬送される記録媒体の幅方向の位置ズレを補正した後であって、当該記録媒体が前記搬送ローラ対に挟持されたときに、前記第1挟持ローラが当該記録媒体を挟持しないように離間されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の搬送装置。
  5. 前記検知手段の検知結果に基いて前記第2挟持ローラが幅方向に移動する動作の精度が、前記検知手段の検知結果に基いて前記第1挟持ローラが幅方向に移動する動作の精度に比べて、低くなるように設定したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の搬送装置。
  6. 前記第1挟持ローラは、搬送方向に沿って直線状に形成された直線搬送経路に設置され、
    前記第2挟持ローラは、搬送方向に沿って湾曲状に形成された湾曲搬送経路又はその近傍に設置されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の搬送装置。
  7. 前記湾曲搬送経路は、その曲率半径が50mm以下になるように形成されたことを特徴とする請求項6に記載の搬送装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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