JP6008557B2 - 通信装置及びテレビジョン受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信を行う送信部及び受信部を備え、送信部及び受信部を含む各部に第1電力又は第1電力よりも少ない第2電力の供給が可能な通信装置及びテレビジョン受信機に関する。
近年、テレビジョン放送及びコンテンツ配信等のデジタル化が進み、音声データ、映像データ、付属データ等がデジタル信号で放送され、またこれらのデータがデジタル信号で記録されている。
また、有線ネットワークを利用してシステムを構築する際の煩雑な配線作業が不要となるという利点から、無線LAN(Local Area Network)等の無線ネットワークを利用したシステムが普及している。無線ネットワークには、携帯端末及びノート型PC(Personal Computer)等の可搬型の機器だけでなく、テレビジョン受信機及び記録再生装置等の据え置き型の機器も接続されつつある。このように各機器を接続してシステム化し、各機器間で情報の送受信及び動作の制御を行うことにより、各機器の利便性を向上させている。
一方で、各機器に対して省エネが求められており、特許文献1では、情報処理装置が、通信相手のソース出力機器の電源状態を検出し、ソース出力機器の電源状態がオフであることを検出した場合、自機の電源をオンからオフに切り換える技術が提案されている。
また、利便性の向上及び省エネの観点から、例えば、ユーザがテレビジョン受信機の電源を切ると、連動してテレビジョン受信機と通信可能な機器の電源が切れるように構成されたシステムもある。
特開2001−236149号公報
上述したように、接続される複数の機器において、電源状態がオンである機器が、他の機器の電源状態に基づいて自機の電源状態をオフに切り換えることは可能である。しかしながら、複数の機器が無線接続されているシステムでは、電源状態がオフである機器は、他の機器と通信できないので他の機器の電源状態を検出することはできない。従って、他の機器の電源状態がオンであっても自機の電源状態をオンに切り換えることはできないという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、消費電力を削減できると共に、省電力動作時(電源状態がオフ)においても他の機器からの信号に応じた動作が可能な通信装置及びテレビジョン受信機を提供することにある。
本発明に係る通信装置は、無線通信にて外部へ信号を送信する送信部と、無線通信にて外部から信号を受信する受信部と、第1電力又は該第1電力よりも少ない第2電力を供給する電力供給部とを備える通信装置において、前記電力供給部が前記第2電力を供給する場合、前記電力供給部による前記送信部への電力供給を停止させる供給停止部と、前記電力供給部が前記第2電力を供給する場合、前記受信部を所定時間間隔で動作させる動作制御部と、外部装置へ信号を送信する指示を受け付ける指示受付部と、該指示受付部が前記指示を受け付けた場合に、前記外部装置への信号の送信が可能であるか否かを判断する判断部とを備え、前記電力供給部は、前記判断部にて信号の送信が可能でないと判断された場合、前記第2電力を供給するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る通信装置は、日時を示す時計と、前記受信部が外部から信号を受信した場合に前記時計が示す受信時刻が含まれる時間帯を記憶する記憶部とを備え、前記供給停止部は、前記電力供給部が前記第2電力を供給する場合であって、前記時計が示す時刻が前記記憶部に記憶された時間帯の時刻ではないときに、前記電力供給部による前記受信部への電力供給を停止させるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る通信装置は、前記記憶部は、前記時計が示す受信時刻が含まれる時間帯と、前記時計が示す受信日とを対応付けて記憶しており、前記供給停止部は、前記時計が示す時刻が含まれる時間帯に対応する受信日が前記記憶部に記憶されていないときに、前記電力供給部による前記受信部への電力供給を停止させるようにしてあり、前記記憶部に記憶されている受信日のうちで、前記時計が示す日時よりも所定期間以上前の受信日を削除する削除部を更に備えることを特徴とする。
本発明に係る通信装置は、前記記憶部に記憶する時間帯に係る時間間隔を外部から受け付ける受付部を備え、前記記憶部は、前記受付部が受け付けた時間間隔で、前記受信時刻が含まれる時間帯を記憶するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る通信装置は、前記記憶部に受信日を記憶しておく期間を外部から受け付ける期間受付部を備え、前記削除部は、前記時計が示す日時よりも、前記期間受付部が受け付けた期間以上前の受信日を削除するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る通信装置は、前記受信部が外部から所定信号を受信した場合、前記供給停止部が停止させた前記電力供給部による前記第2電力の前記送信部への供給を再開させる供給再開部を備えることを特徴とする。
本発明に係るテレビジョン受信機は、上述したいずれかの通信装置と、テレビジョン放送を受信する放送受信部と、該放送受信部が受信したテレビジョン放送に基づいて映像を表示する表示部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、無線通信を行う送信部及び受信部を備え、送信部及び受信部を含む各部に第1電力又は第1電力よりも少ない第2電力の供給が可能な通信装置が、第2電力を供給する場合に送信部への電力供給を停止する。通常動作時の第1電力よりも少ない第2電力の供給時とは省電力動作時(スタンバイ状態、スリープ状態)であり、省電力動作時には、送信部への電力供給を行わないことによって送信部の動作を停止させる。これにより、省電力動作時の送信部による消費電力を削減できる。また、通信装置は、第2電力を供給する場合、受信部を所定時間間隔で動作させることにより、省電力動作時には、受信部の動作時間を削減する。これにより、省電力動作時の受信部による消費電力も削減できる。また、通信装置は、外部装置へ信号を送信する指示を受け付けた場合、外部装置への信号の送信が可能であるか否かを判断し、可能でない場合、第1電力の供給から第2電力の供給に切り替える。即ち、外部装置へ信号を送信すべきときに、例えば、外部装置が他の装置との通信を行っている場合のように、外部装置へ信号を送信できなければ、通常動作から省電力動作に切り替えることにより、動作できない状態における消費電力を削減できる。
本発明によれば、通信装置は、受信部が外部から信号を受信した受信時刻が含まれる時間帯を記憶しておき、省電力動作時に、現在時刻が、記憶された時間帯の時刻ではない場合、受信部への電力供給を停止する。即ち、省電力動作時であって、かつて通信が行われていない時間帯であれば、受信部の動作を停止させることにより、省電力動作時の受信部による消費電力を更に削減できる。
本発明によれば、通信装置は、受信部が外部から信号を受信した受信時刻が含まれる時間帯と、受信日とを対応付けて記憶しておき、省電力動作時に、現在時刻が含まれる時間帯に対応する受信日が記憶されていない場合、受信部の動作を停止させる。また、通信装置は、記憶されている受信日のうちで、現在日時よりも所定期間以上前の受信日を削除することにより、現在日時に近い所定期間内での通信履歴に応じて、受信部の動作を制御できる。
本発明によれば、通信装置は、記憶しておく受信時間帯に係る時間間隔を外部から受け付け、受け付けた時間間隔で受信時間帯を記憶する。よって、記憶しておく受信時間帯の時間間隔を任意に設定することが可能となる。
本発明によれば、通信装置は、受信日を記憶しておく期間を外部から受け付け、受け付けた期間以上前の受信日を削除する。よって、受信日を蓄積する期間を任意に設定することが可能となる。
本発明によれば、通信装置は、送信部の動作を停止させているときに、受信部が外部から所定信号を受信した場合、送信部への電力供給を再開させることによって送信部の動作を再開させる。これにより、送信部が動作する必要がある場合に送信部を動作させることが可能となり、利便性が損なわれない。
本発明によれば、上述した通信装置を備えるテレビジョン受信機においても、消費電力を削減できると共に利便性を維持できる。
本発明では、省電力動作時に送信部の動作を停止させると共に、受信部の動作時間を削減することにより、省電力動作時の消費電力を削減できる。また、受信部の動作を完全には停止させないことにより、他の機器からの信号の受信は可能であるので、他の機器から受信した信号に応じた動作が可能となる。例えば、電源状態がオフの機器(省電力動作状態の機器)が、他の機器の電源状態を検出し、他の機器の電源状態に基づいて自機の電源状態をオン(通常動作状態)に切り換えることが可能となる。これにより、各機器の利便性を向上できると共に省エネを実現できる。
本発明に係るテレビジョン受信機の構成を示すブロック図である。 設定情報格納テーブル及び現在情報格納テーブルの構成例を示す模式図である。 受信実施日格納テーブル及び動作設定格納テーブルの構成例を示す模式図である。 本発明に係る通信装置を備える記録再生装置の構成を示すブロック図である。 テレビジョン受信機が状態を切り替える際に行う処理の手順を示すフローチャートである。 テレビジョン受信機が状態を切り替える際に行う処理の手順を示すフローチャートである。 受信実施日格納テーブル及び動作設定格納テーブルの更新処理の手順を示すフローチャートである。 テレビジョン受信機と通信する記録再生装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。 テレビジョン受信機と通信する記録再生装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る通信装置及びテレビジョン受信機について、その実施形態を示す図面に基づいて詳述する。本発明に係る通信装置は、テレビジョン受信機、記録再生装置(レコーダ)、再生装置(プレーヤ)、ゲーム機等の各種機器に搭載可能である。本発明に係る通信装置は、無線LAN等の無線通信が可能であるので、本発明に係る通信装置が搭載された各機器は無線通信機能を備えることになる。
以下では、本発明に係る通信装置が搭載されたテレビジョン受信機、記録再生装置、再生装置及びゲーム機が無線通信可能に接続されたシステムについて説明するが、再生装置及びゲーム機は記録再生装置と同様の構成によって実現できるので、再生装置及びゲーム機の詳細な説明は省略する。システムを構成するテレビジョン受信機、記録再生装置、再生装置及びゲーム機は、例えば同じ部屋に設置されて使用される。
図1は本発明に係るテレビジョン受信機の構成を示すブロック図である。テレビジョン受信機1は、制御部10、記憶部11、操作部12、表示部13、チューナ部14、信号切替部15及び通信装置2等を備える。通信装置2は、通信制御部20、電源部21、送信部用電源部22、無線受信部23、無線送信部24及び信号出力部25等を有する。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit )又はMPU(Micro Processor Unit)であり、テレビジョン受信機1が備えるハードウェア各部と接続されている。なお、図1では、制御部10及びチューナ部14間の接続状態の図示を省略している。
制御部10は、記憶部11に予め格納されている制御プログラムを実行することにより、ハードウェア各部の動作を制御し、テレビジョン受信機1を、本発明に係る通信装置及びテレビジョン受信機として動作させる。また制御部10は、現在の日時を示す時計を有している。
記憶部11は、フラッシュメモリ又はハードディスク等の記憶装置であり、制御部10が実行すべき制御プログラム及び各種データを予め記憶している。また、記憶部11は、テレビジョン受信機1が省電力動作時に制御部10が通信装置2の動作を制御する際に用いる各種テーブルを記憶する。具体的には、記憶部11は、設定情報格納テーブル、現在情報格納テーブル、受信実施日格納テーブル及び動作設定格納テーブル(図2及び図3参照)を記憶する。なお、各テーブルの構成については後述する。
操作部12は、ユーザがテレビジョン受信機1を操作するために必要な各種の操作キーを有し、ユーザが操作した操作キーに基づく情報を受け付け、受け付けた情報を制御部10へ送出する。なお、ユーザがテレビジョン受信機1を遠隔から操作するためのリモートコントロール機(以下、リモコンという)から送信されてくる信号を受信する受信部を備え、受信部が受信した信号を制御部10へ送信するようにしてもよい。
表示部13は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等であり、制御部10からの指示に従って各種情報を表示する。
チューナ部14は、テレビジョン放送の放送信号を受信する放送受信部である。チューナ部14は、受信したテレビジョン放送の放送信号を信号切替部15へ出力する。
信号切替部15には、チューナ部14が受信した放送信号と、通信装置2が受信した信号とが入力される。信号切替部15は、制御部10からの指示に従って、チューナ部14が受信した放送信号、又は通信装置2が受信した信号を表示部13へ出力する。表示部13は、チューナ部14が受信した放送信号に基づく映像、又は通信装置2が外部装置から受信した信号に基づく映像を表示する。
通信装置2は、無線LANモジュール、赤外線通信用モジュール又はBluetooth(登録商標)モジュール等である。通信装置2の通信制御部20は、通信装置2が備えるハードウェア各部と接続されている。なお、図1では、通信制御部20及び信号出力部25間の接続状態の図示を省略している。通信制御部20は、制御部10からの指示に従って、通信装置2が備えるハードウェア各部の動作を制御し、通信装置2を、本発明に係る通信装置として動作させる。
無線受信部(受信部)23は、無線通信にて外部装置からの信号を受信するためのインタフェースである。無線受信部23は、無線通信可能に構成された外部装置から出力された信号を受信し、信号出力部25又は通信制御部20へ出力する。例えば、無線受信部23は記録再生装置3(図4参照)、再生装置又はゲーム機から出力された信号(音声信号、映像信号、制御信号)を受信しており、受信した音声信号及び映像信号を信号出力部25へ出力し、受信した制御信号を通信制御部20へ出力する。
信号出力部25は、無線受信部23が外部装置から受信した信号(音声信号及び映像信号)を通信装置2の外部へ出力する。本実施形態のテレビジョン受信機1では、信号出力部25は、無線受信部23にて受信した信号を信号切替部15へ出力する。これにより、無線受信部23が受信した信号は、信号出力部25及び信号切替部15を経由して表示部13へ出力され、表示部13で表示される。
無線送信部(送信部)24は、無線通信にて外部装置へ信号を送信するためのインタフェースであり、通信制御部20からの指示に従って、無線通信可能に構成された外部装置へ信号を送信する。例えば、無線送信部24は記録再生装置3(再生装置、ゲーム機)へ制御信号を送信する。
電源部(電力供給部)21及び送信部用電源部(電力供給部)22は、電源コンセントへの差し込みが可能な電源プラグ又はバッテリ(共に図示せず)に接続されている。電源部21は、電源プラグを介して外部のAC電源(電源コンセント)から供給される電力、又はバッテリから供給される電力を、通信装置2が備える無線送信部24以外の各部に供給する。送信部用電源部22は、電源プラグを介して外部のAC電源(電源コンセント)から供給される電力、又はバッテリから供給される電力を無線送信部24にのみ供給する。なお、電源プラグ又はバッテリは、テレビジョン受信機1に設けられていればよく、通信装置2の外部に設けられていてもよい。また、本実施形態では、通信装置2の各部に電力を供給する電力供給部を機能的に電源部21及び送信部用電源部22に分離させた構成について説明するが、実体は1つの電源供給部であり、通信制御部20からの指示に従って電源部21及び送信部用電源部22の動作を行う。
本実施形態のテレビジョン受信機1は、通常モード及び省電力モードでの動作が可能である。テレビジョン受信機1が通常動作中は、通信装置2の通信制御部20は、電源部21及び送信部用電源部22のそれぞれに、通常動作時の電力(以下、第1電力という)を供給するように指示する。一方、テレビジョン受信機1が省電力動作中は、通信装置2の通信制御部20は、電源部21には省電力動作時の電力(以下、第2電力という)を供給するように指示し、送信部用電源部22には電力を供給しないように指示する。即ち、テレビジョン受信機1が省電力動作中は、無線送信部24には電力が供給されず、無線送信部24の動作が停止する。また、第2電力は第1電力よりも少ない電力であり、これにより、省電力動作中は通常動作中よりも消費電力が少なくなる。省電力動作とは、例えば、テレビジョン受信機1のリモコンの電源ボタンをユーザが操作し、通常動作中のテレビジョン受信機1に対して停止指示した場合の動作であり、所謂スタンバイ状態又はスリープ状態の動作である。
テレビジョン受信機1の通信装置2以外の各部に供給される電力は、電源部21が通信装置2の各部に供給する電力と同様の電力でよい。即ち、テレビジョン受信機1が通常動作中は、テレビジョン受信機1の各部には第1電力が供給され、テレビジョン受信機1が省電力動作中は、テレビジョン受信機1の各部には第2電力が供給される。
図2は設定情報格納テーブル及び現在情報格納テーブルの構成例を示す模式図、図3は受信実施日格納テーブル及び動作設定格納テーブルの構成例を示す模式図である。
設定情報格納テーブルには、図2Aに示すように、ユーザによって任意に設定された蓄積時間幅及び蓄積日数が格納される。図2Aに示す例では、蓄積時間幅として60分が登録されており、蓄積日数として15日が登録されている。設定情報格納テーブルの格納内容は、ユーザが操作部(受付部、期間受付部)12を操作して登録又は変更を指示した場合に、制御部10によって適宜更新される。設定情報格納テーブルに格納される蓄積時間幅は、受信実施日格納テーブルに過去の受信履歴を蓄積する際に用いる時間幅であり、蓄積日数は、受信実施日格納テーブルに蓄積された過去の受信履歴(受信日)を有効とする期間である。
現在情報格納テーブルには、図2Bに示すように、現在実行中の受信処理又は最後に実行した受信処理の情報として、受信実施日、受信開始時刻及び受信終了時刻が格納される。現在情報格納テーブルの受信実施日及び受信開始時刻には、通信装置2が無線通信にて信号又はデータの受信を開始した場合に、制御部10の時計が示す日付及び時刻が、制御部10によって格納される。なおこのとき、現在情報格納テーブルに既に各情報が格納されていた場合、制御部10は、受信実施日及び受信開始時刻を上書きで更新し、受信終了時刻を削除する。また、現在情報格納テーブルの受信終了時刻には、通信装置2が無線通信による受信を終了した場合に、制御部10の時計が示す時刻が、制御部10によって格納される。
受信実施日格納テーブルには、図3Aに示すように、1日の24時間を所定の時間幅毎に区切った時間帯毎に、過去に受信処理が行われた日(受信実施日)が格納される。受信実施日格納テーブルに格納される各時間帯は、ユーザによって設定され、設定情報格納テーブルに格納されている蓄積時間幅に基づく時間帯である。従って、制御部10は、ユーザによって設定情報格納テーブルの格納内容が更新(変更)された場合に、時間帯を変更した受信実施日格納テーブルを新たに生成する。
受信実施日格納テーブルの受信実施日には、通信装置2が受信処理を終了し、制御部10が現在情報格納テーブルに受信終了時刻を格納した場合に、現在情報格納テーブルに格納された受信開始時刻から受信終了時刻までの時間を含む時間帯のそれぞれに対応して、現在情報格納テーブルに格納された受信実施日が、制御部10によって格納される。なお、図3の例では、受信実施日のうちの月日のみが格納されているが、年月日全てを格納する構成でもよい。また、対応する受信実施日の欄に既に受信実施日が格納されている場合、制御部10は、上書きで更新する。
また、制御部10は定期的に、受信実施日格納テーブルに格納されている受信実施日のうちで、制御部10の時計が示す現在日時から、設定情報格納テーブルに格納されている蓄積日数よりも前の日付があるか否かを確認する。そして、現在日時から、設定情報格納テーブルに格納されている蓄積日数よりも前の受信実施日がある場合に、制御部10は、この受信実施日を受信実施日格納テーブルから削除する。
動作設定格納テーブルには、図3Bに示すように、時間帯毎に、テレビジョン受信機1の動作状態を示す動作設定情報が格納される。動作設定格納テーブルは、受信実施日格納テーブルと同様の構成であり、制御部10は、受信実施日格納テーブルを新たに生成した場合、同様に時間帯を変更した動作設定格納テーブルも新たに生成する。
動作設定格納テーブルに格納される動作設定情報は、テレビジョン受信機1が省電力動作を行っている場合に、通信装置2の無線受信部23の動作を停止させるか、間欠駆動させるかを示す情報である。間欠駆動とは、無線受信部23が所定時間間隔で受信動作を行う状態であり、無線受信部23が所定時間受信処理を行わず(停止し)、所定時間が経過する都度受信処理を行う動作形態である。なお、無線受信部23が動作を停止する所定時間は、予め記憶部11に記憶されていてもよいし、ユーザによって任意に変更可能でもよい。
動作設定格納テーブルの動作設定情報は、制御部10が、受信実施日格納テーブルの格納内容(受信実施日)を更新した場合に、制御部10によって更新される。具体的には、制御部10は、受信実施日格納テーブルに受信実施日を格納(上書き)した場合、動作設定格納テーブルにおいて同一の時間帯に対応する動作設定情報に「間欠駆動」を格納する。また、制御部10が、受信実施日格納テーブルから受信実施日を削除した場合、動作設定格納テーブルにおいて同一の時間帯に対応する動作設定情報に「停止」を格納する。
テレビジョン受信機1等の通信機器は、外部からの信号を常に受信できる状態にしておく必要があるので、省電力動作中でも無線受信部23を動作させておく必要がある。しかし、テレビジョン受信機1が省電力動作中は、外部装置から何らかの信号が送信されてくる可能性が低くなるので、無線受信部23を常に動作させておく必要はない。そこで、本実施形態のテレビジョン受信機1は、省電力動作中に、動作設定格納テーブルに基づいて、無線受信部23を停止させるか、間欠動作させるかを制御する。
具体的には、テレビジョン受信機1が省電力動作中であって、動作設定格納テーブルに間欠駆動が設定(格納)されている時間帯では、無線受信部23は間欠駆動を行い、動作設定格納テーブルに停止が設定されている時間帯では、無線受信部23は動作を停止する。このように、無線受信部23の動作時間を短縮させることにより、省電力動作時の無線受信部23による消費電力を削減できる。また、過去に受信処理が行われている時間帯では、無線受信部23を間欠駆動させ、完全には停止させないことにより、外部装置からの信号の受信が可能であり、受信信号に応じた動作が可能となる。
図4は本発明に係る通信装置を備える記録再生装置3の構成を示すブロック図である。記録再生装置3は、制御部30、記憶部31、操作部32及び通信装置4等を備える。通信装置4は、通信制御部40、電源部41、送信部用電源部42、無線受信部43、無線送信部44、信号入力部45及びLED(Light Emitting Diode)46等を有する。
制御部30は、CPU又はMPUであり、記録再生装置3が備えるハードウェア各部と接続されている。制御部30は、記憶部31に予め格納されている制御プログラムを実行することにより、ハードウェア各部の動作を制御し、記録再生装置3を、本発明に係る通信装置として動作させる。また制御部30は、現在の日時を示す時計を有している。
記憶部31は、フラッシュメモリ又はハードディスク等の記憶装置であり、制御部30が実行すべき制御プログラム及び各種データを予め記憶している。また、記憶部31は、図示しないチューナが受信したテレビジョン放送の放送信号又は通信装置4が外部装置から受信した信号(コンテンツ信号)を記憶する。更に、記憶部31は、テレビジョン受信機1の記憶部11と同様に、記録再生装置3が省電力動作時に制御部30が通信装置4の動作を制御する際に用いる各種テーブルを記憶する。具体的には、記憶部31は、設定情報格納テーブル、現在情報格納テーブル、受信実施日格納テーブル及び動作設定格納テーブルを記憶する。なお、各テーブルは、テレビジョン受信機1の記憶部11に格納される各テーブルと同様であるので、説明を省略する。
操作部32は、ユーザが記録再生装置3を操作するために必要な各種の操作キーを有し、ユーザが操作した操作キーに基づく情報を受け付け、受け付けた情報を制御部30へ送出する。なお、ユーザが記録再生装置3を遠隔から操作するためのリモートコントロール機(以下、リモコンという)から送信されてくる信号を受信する受信部を備え、受信部が受信した信号を制御部30へ送信するようにしてもよい。
通信装置4は、無線LANモジュール、赤外線通信用モジュール又はBluetoothモジュール等であり、テレビジョン受信機1が有する通信装置2と同様の構成を有する。
通信装置4の通信制御部40は、通信装置4が備えるハードウェア各部と接続されている。なお、図4では、通信制御部40及び信号入力部45間の接続状態の図示を省略している。通信制御部40は、制御部30からの指示に従って、通信装置4が備えるハードウェア各部の動作を制御し、通信装置4を、本発明に係る通信装置として動作させる。
無線受信部(受信部)43は、無線通信にて外部装置からの信号を受信するためのインタフェースである。無線受信部43は、無線通信可能に構成された外部装置から出力された信号を受信し、通信制御部40へ出力する。例えば、無線受信部43はテレビジョン受信機1から出力された制御信号を受信しており、受信した制御信号を通信制御部40へ出力する。
無線送信部(送信部)44は、無線通信にて外部装置へ信号を送信するためのインタフェースであり、通信制御部40からの指示に従って、無線通信可能に構成された外部装置へ信号を送信する。例えば、無線送信部44はテレビジョン受信機1へ信号(音声信号、映像信号、制御信号)を送信する。
電源部(電力供給部)41及び送信部用電源部(電力供給部)42は、テレビジョン受信機1の通信装置2の電源部21及び送信部用電源部22と同様の構成である。即ち、記録再生装置3は、通常モード及び省電力モードでの動作が可能である。そして、記録再生装置3が通常動作中は、通信装置4の通信制御部40は、電源部41及び送信部用電源部42のそれぞれに、第1電力(通常動作時の電力)を供給するように指示する。また、記録再生装置3が省電力動作中は、通信装置4の通信制御部40は、電源部41には第2電力(省電力動作時の電力)を供給するように指示し、送信部用電源部42には電力を供給しないように指示する。
記録再生装置3の通信装置4以外の各部に供給される電力は、電源部41が通信装置4の各部に供給する電力と同様の電力でよい。
信号入力部45は、記憶部31に格納されている信号(テレビジョン放送信号、コンテンツ信号等)を読み出し、読み出した信号を無線送信部44へ出力する。これにより、記憶部31から読み出された信号は、信号入力部45及び無線送信部44を経由し、無線通信にて外部装置(テレビジョン受信機1)へ送信される。
LED46は、通信制御部40からの指示に従って点灯、点滅又は消灯する。
上述した構成により、本実施形態の記録再生装置3も、通常モード及び省電力モードでの動作が可能であり、省電力動作中、記憶部31に格納されている動作設定格納テーブルに基づいて、無線受信部43を停止させるか、間欠動作させるかを制御する。これにより、記録再生装置3においても、省電力動作時の無線受信部43による消費電力を削減でき、また、過去に受信処理が行われている時間帯では、無線受信部43を間欠駆動させることにより、外部装置からの受信信号に応じた動作が可能となる。
なお、上述した構成の通信装置4が搭載された再生装置及びゲーム機も、同様の動作が可能となる。
以下に、上述した構成のテレビジョン受信機1及び記録再生装置3が、通常動作から省電力動作に切り替わる際、及び省電力動作から通常動作に切り替わる際に行う処理について説明する。なお、テレビジョン受信機1及び記録再生装置3において同様の処理が行われるので、以下では、テレビジョン受信機1が行う処理のみを説明する。図5及び図6はテレビジョン受信機1が状態を切り替える際に行う処理の手順を示すフローチャートである。
通常動作を行っているテレビジョン受信機1の制御部10は、省電力動作を開始するか否かを判断しており(S1)、省電力動作を開始しないと判断した場合(S1:NO)、省電力動作を開始すると判断するまで通常動作を継続する。例えば、制御部10は、テレビジョン受信機1のリモコンの電源ボタンをユーザが操作することによって停止指示された場合に、省電力動作を開始すると判断する。また、制御部10は、テレビジョン受信機1が無線通信可能に接続されている機器のリモコンの電源ボタンをユーザが操作することによって、この機器が停止指示された場合に、省電力動作を開始すると判断する。なお、テレビジョン受信機1、記録再生装置3、再生装置及びゲーム機は、ユーザによって停止指示された場合、動作停止を示す停止コマンドを無線通信可能な他の機器へ送信するように構成されている。従って、テレビジョン受信機1の制御部10は、外部機器から受信する停止コマンドによって、テレビジョン受信機1が通信可能な機器の動作停止を把握できる。
省電力動作を開始すると判断した場合(S1:YES)、テレビジョン受信機1の制御部10は、通信装置2の通信制御部20に対して省電力動作の開始を指示する。そして、通信装置2の通信制御部20は、電源部21に対して第2電力の供給を指示し、通信装置2の無線送信部24以外の各部には第2電力の供給が開始される(S2)。また、通信制御部(供給停止部)20は、送信部用電源部22に対して電力供給の停止を指示し、無線送信部24への電力供給が停止され、無線送信部24が動作を停止する(S3)。なお、テレビジョン受信機1の通信装置2以外の各部には第2電力が供給される。このように、テレビジョン受信機1が省電力動作中に、通常動作中よりも少ない電力を供給すると共に無線送信部24の動作を停止させることにより、省電力動作時における消費電力を削減できる。
テレビジョン受信機1の制御部10は、自身の時計によって現在時刻を取得し(S4)、記憶部11に記憶されている動作設定格納テーブルに基づいて、現在時刻が、無線受信部23を間欠駆動させる時間帯であるか否かを判断する(S5)。具体的には、制御部10は、動作設定格納テーブルにおいて、現在時刻が含まれる時間帯に対応する動作設定情報として「間欠駆動」が格納されているか「停止」が格納されているかを判断する。「間欠駆動」が格納されている場合、即ち、現在時刻が、無線受信部23を間欠駆動させる時間帯である場合(S5:YES)、制御部10は、通信制御部20に対して、無線受信部23を間欠駆動させるように指示する。そして、通信装置2の通信制御部(動作制御部)20は、無線受信部23に対して間欠駆動の開始を指示し、無線受信部23が間欠駆動を開始する(S6)。
一方、「停止」が格納されている場合、即ち、現在時刻が間欠駆動させる時間帯でない場合(S5:NO)、制御部10は、通信制御部20に対して、無線受信部23を停止させるように指示する。そして、通信装置2の通信制御部20は、無線受信部23に対して動作停止を指示し、無線受信部23は動作を停止する(S7)。
このように、テレビジョン受信機1が省電力動作中に、無線受信部23を間欠駆動又は停止させることにより、省電力動作時における消費電力を更に削減できる。また、無線受信部23を間欠駆動させた場合には、無線受信部23が完全には停止しないので、外部装置からの信号の受信は可能となり、受信信号に応じた処理が可能となる。
テレビジョン受信機1の制御部10は、間欠駆動中の無線受信部23にて外部装置からの何らかの信号を受信したか否かを判断する(S8)。何らかの信号を受信したと判断した場合(S8:YES)、具体的には、通信装置2の無線受信部23が受信した信号に対応する信号を通信制御部20から受信した場合、制御部10は、通信装置2による通信を開始するか否かを判断する(S9)。例えば、受信した信号が、通信可能な他の機器からの無線通信要求コマンド(所定信号)である場合、制御部10は、通信を開始すると判断する。また通信装置2による通信とは、通信装置2の無線送信部24による送信処理及び無線受信部23による受信処理である。
通信を開始しないと判断した場合(S9:NO)、例えば、受信した信号が、通信可能な他の機器からの無線通信要求コマンドでない場合、又は受信した信号が、自身のテレビジョン受信機1宛の無線通信要求コマンドでない場合、制御部10は、受信した信号に応じた処理を行った後、ステップS4の処理に戻る。
通信を開始すると判断した場合(S9:YES)、例えば、受信した信号が無線通信要求コマンドである場合、制御部10は、通信制御部20に対して、無線受信部23を間欠駆動させないように指示する。そして、通信装置2の通信制御部20は、無線受信部23に対して間欠駆動の終了を指示し、無線受信部23が間欠駆動を終了する(S10)。これにより、無線受信部23はいつでも信号を受信できるようになる。
次に制御部10は、通信装置2の通信制御部20に対して無線送信部24の動作開始を指示し、通信制御部(供給再開部)20は、送信部用電源部22に対して電力供給の再開を指示する。これにより、無線送信部24への電力供給が再開され、無線送信部24が動作を開始し(S11)、無線送信部24による信号の送信が可能となる。なお、このとき、無線送信部24以外の各部には第2電力が供給された状態のままである。このように、テレビジョン受信機1が省電力動作中であっても、無線送信部24を動作させる必要がある場合には無線送信部24の動作を再開させることができる。よって、テレビジョン受信機1が省電力動作中であっても無線受信部23及び無線送信部24を用いて外部装置と通信することができるので、利便性が損なわれない。
ステップS8で無線受信部23が何の信号も受信していないと判断した場合(S8:NO)、ステップS7の処理後、又はステップS11の処理後、テレビジョン受信機1の制御部10は、通常動作を開始するか否かを判断する(S12)。例えば、制御部10は、ステップS11で動作を開始した無線送信部24が外部装置から起動要求コマンドを受信した場合、通常動作を開始すると判断する。また、制御部10は、テレビジョン受信機1のリモコンの電源ボタンをユーザが操作することによって起動指示された場合に、通常動作を開始すると判断する。更に、制御部10は、テレビジョン受信機1が無線通信可能な機器のリモコンの電源ボタンをユーザが操作することによって、この機器が起動指示された場合に、通常動作を開始すると判断してもよい。
通常動作を開始しないと判断した場合(S12:NO)、制御部10は、ステップS4に処理を戻し、ステップS4〜S12の処理を繰り返す。通常動作を開始すると判断した場合(S12:YES)、制御部10は、通信装置2の通信制御部20に対して通常動作の開始を指示する。そして、通信装置2の通信制御部20は、電源部21に対して第1電力の供給を指示し、通信装置2の無線送信部24以外の各部には第1電力の供給が開始される(S13)。なお、無線送信部24への電力供給が停止されたままである場合、通信制御部(供給再開部)20は、送信部用電源部22に対して電力供給の再開を指示し、無線送信部24の動作を再開させる。また、テレビジョン受信機1の通信装置2以外の各部にも第1電力が供給される。これにより、テレビジョン受信機1は起動し、通常動作を開始する。
テレビジョン受信機1の制御部10は、ステップS1に処理を戻し、例えばユーザによって主電源が切られるまで、上述した処理を繰り返す。これにより、テレビジョン受信機1は通常動作と省電力動作とを適宜切り替えて行うことができ、停止中は(リモコンの電源ボタンが操作されて停止指示された場合)省電力動作を行うことにより消費電力を削減できる。また、テレビジョン受信機1が省電力動作中は、通信装置2において、無線送信部24の動作を停止させると共に無線受信部23を間欠駆動させることによって、消費電力を更に削減できる。なお、テレビジョン受信機1が省電力動作中であっても、必要に応じて無線送信部24を動作させることにより、テレビジョン受信機1の利便性も確保できる。なお、記録再生装置3においても、通信装置4がテレビジョン受信機1の通信装置2と同様の動作を行うので、同様の効果が得られる。
上述した処理では、テレビジョン受信機1のリモコンの電源ボタンをユーザが操作することによってテレビジョン受信機1の動作停止が指示された場合、又は、テレビジョン受信機1が通信可能な機器のリモコンの電源ボタンをユーザが操作することによって各機器の動作停止が指示された場合に、テレビジョン受信機1が省電力動作を開始していた。このほかに、例えば、テレビジョン受信機1が通信可能な機器の主電源がユーザによって切られた場合に、テレビジョン受信機1が省電力動作を開始するようにしてもよい。
次に、受信実施日格納テーブル及び動作設定格納テーブルの更新処理について説明する。なお、テレビジョン受信機1及び記録再生装置3において同様の処理が行われるので、以下では、テレビジョン受信機1が行う処理のみを説明する。図7は受信実施日格納テーブル及び動作設定格納テーブルの更新処理の手順を示すフローチャートである。
通常動作を行っているテレビジョン受信機1の制御部10は、自身の時計が示す現在時刻に基づいて、日付が変わったか否かを判断する(S21)。日付が変わったと判断した場合(S21:YES)、制御部10は、受信実施日格納テーブルに格納してある受信実施日のうちで、設定情報格納テーブルに格納されている蓄積日数(所定期間)が経過した受信実施日があるか否かを判断する(S22)。具体的には、制御部10は、現在の日付から、設定情報格納テーブルに格納されている蓄積日数前の日付を算出し、算出した日付よりも前の受信実施日が受信実施日格納テーブルに格納してあるか否かを判断する。
所定期間が経過した受信実施日があると判断した場合(S22:YES)、制御部(削除部)10は、この受信実施日を受信実施日格納テーブルから削除する(S23)。そして、制御部10は、動作設定格納テーブルにおいて、受信実施日格納テーブルから受信実施日を削除した時間帯に対応する動作設定情報に「停止」を格納し、動作設定格納テーブルを更新する(S24)。なお、制御部10は、所定期間が経過した全ての受信実施日を受信実施日格納テーブルから削除し、受信実施日を削除した全ての時間帯に対応する動作設定情報を全て「停止」に更新する。
ステップS21で日付が変わっていないと判断した場合(S21:NO)、ステップS22で所定期間が経過した受信実施日がないと判断した場合(S22:NO)、又はステップS24の処理後、制御部10は、通信装置2の無線受信部23が受信処理を開始したか否かを判断する(S25)。受信処理を開始していないと判断した場合(S25:NO)、制御部10は、ステップS21に処理を戻す。受信処理を開始したと判断した場合(S25:YES)、制御部10は、このときに時計が示す日時(現在日時)のうちの日付を現在情報格納テーブルの受信実施日に格納し、時刻を現在情報格納テーブルの受信開始時刻に格納し、現在情報格納テーブルを更新する(S26)。なお、現在情報格納テーブルに受信終了時刻が既に格納されている場合、制御部10は、受信終了時刻を削除しておく。
次に制御部10は、通信装置2の無線受信部23が受信処理を終了したか否かを判断し(S27)、受信処理を終了していないと判断した場合(S27:NO)、終了するまで待機する。受信処理を終了したと判断した場合(S27:YES)、制御部10は、このときに時計が示す日時(現在日時)のうちの時刻を現在情報格納テーブルの受信終了時刻に格納し、現在情報格納テーブルを更新する(S28)。そして、制御部10は、受信実施日格納テーブルにおいて、現在情報格納テーブルに格納した受信開始時刻から受信終了時刻までを含む全ての時間帯に対応する受信実施日に、現在情報格納テーブルに格納した受信実施日を格納する(S29)。なお、既に受信実施日が格納されている時間帯については、受信実施日を上書きで更新する。
制御部10は、動作設定格納テーブルにおいて、受信実施日格納テーブルに受信実施日を格納した時間帯に対応する動作設定情報に「間欠駆動」を格納し、動作設定格納テーブルを更新し(S30)、処理を終了する。
上述した処理により、設定情報格納テーブルに格納されている蓄積日数の期間内に実際に受信処理が行われた時間帯を受信実施日格納テーブルにて把握することができる。よって、所定期間内に受信処理が行われていない時間帯では受信処理が行われる確率が低いので、この時間帯にテレビジョン受信機1が省電力動作中であれば無線受信部23を停止させる。これにより、省電力動作時の消費電力を更に削減できる。また、所定期間内に受信処理が行われた時間帯では受信処理が行われる確率が高いので、この時間帯にテレビジョン受信機1が省電力動作中であれば無線受信部23を間欠駆動させる。この場合、無線受信部23の動作時間を短縮することにより無線受信部23による消費電力を削減できると共に、無線受信部23を完全には停止させないことにより、外部装置からの信号の受信失敗を抑制できる。更に、所定期間外の受信実施日を受信実施日格納テーブルから削除することにより、現在に近い期間での受信履歴に基づいた制御が可能となる。
上述の処理では、日付が変わった場合、又は受信処理が終了した場合に、受信実施日格納テーブル及び動作設定格納テーブルが更新されていた。このほかに、例えば、テレビジョン受信機1のリモコンの電源ボタンをユーザが操作することによって起動指示された場合、又は、テレビジョン受信機1の主電源がユーザによって入れられた場合に、受信実施日格納テーブル及び動作設定格納テーブルを更新するようにしてもよい。
本実施形態では、受信実施日格納テーブルを更新する都度、動作設定格納テーブルが更新され、動作設定格納テーブルに基づいて、無線受信部23を間欠駆動させるか停止させるかが決定される構成である。このほかに、受信実施日格納テーブルのみを作成及び更新し、受信実施日格納テーブル(受信実施日の欄)に受信実施日が格納されているか否かに基づいて、無線受信部23を間欠駆動させるか停止させるかを決定するようにしてもよい。具体的には、テレビジョン受信機1が省電力動作中で、受信実施日格納テーブルに受信実施日が格納されている時間帯であれば、無線受信部23を間欠駆動させ、受信実施日が格納されていない時間帯であれば、無線受信部23を停止させるようにしてもよい。
次に、例えば、テレビジョン受信機1及び再生装置が無線通信中に、ユーザが記録再生装置3を操作して記録再生装置3に記憶してある信号(音声信号及び映像信号)をテレビジョン受信機1へ送信する指示が行われた場合に、記録再生装置3が行う処理について説明する。
本実施形態のテレビジョン受信機1は、記録再生装置3だけでなく、再生装置及びゲーム機とも無線通信可能である。しかし、テレビジョン受信機1で再生させるためにテレビジョン受信機1へ信号(音声信号及び映像信号)を送信できる装置は1つだけである。従って、ユーザが記録再生装置3を操作してテレビジョン受信機1での再生を指示した場合に、テレビジョン受信機1が他の機器(再生装置又はゲーム機)と通信中であれば、記録再生装置3はテレビジョン受信機1と通信できない。そこで、本実施形態では、このような場合、記録再生装置3は省電力動作に切り替えると共に、テレビジョン受信機1と他の機器との通信が終了するか否かを監視し、終了した場合に、テレビジョン受信機1との通信を開始する。これにより、テレビジョン受信機1と通信できない記録再生装置3を省電力動作させることによって消費電力を削減できると共に、テレビジョン受信機1による通信における無線電波のチャンネル利用効率も向上できる。
図8及び図9はテレビジョン受信機1と通信する記録再生装置3が行う処理の手順を示すフローチャートである。なお、テレビジョン受信機1と通信可能な再生装置及びゲーム機においても同様の処理が行われる。
通常動作を行っている記録再生装置3の制御部30は、通信装置4の無線受信部43にて外部装置から無線通信要求コマンドを受信したか否かを判断している(S41)。なお、テレビジョン受信機1、記録再生装置3、再生装置及びゲーム機の各機器は、他の機器との無線通信を開始したい場合、相手機器(送信先機器)のIDと共に無線通信要求コマンドを無線通信にて送信する。なお、送信元機器のIDとして自身の機器のIDも送信する。自身の機器及び相手機器のIDは予め取得して記憶部31に記憶されている。
記録再生装置3の制御部30は、無線通信要求コマンドを受信していないと判断した場合(S41:NO)、受信するまで通常動作を行う。無線通信要求コマンドを受信したと判断した場合(S41:YES)、制御部30は、受信した無線通信要求コマンドが自身の機器宛のコマンドであるか否かを判断する(S42)。具体的には、制御部30は、無線通信要求コマンドと共に受信した送信先機器のIDが自身の機器のIDであるか否かを判断する。自身の機器宛の無線通信要求コマンドであると判断した場合(S42:YES)、制御部30は、受信した送信元機器のIDに基づいて、送信元の機器に対して応答し、送信元の機器との無線通信を開始する(S43)。この場合、制御部30は、無線通信を終了したか否かを判断しており(S44)、終了していないと判断した場合(S44:NO)、終了するまで無線通信を継続する。終了したと判断した場合(S44:YES)、例えば、通信装置4(無線送信部44)から無線通信終了コマンドを送信した場合、又は相手機器から無線通信終了コマンドを受信した場合、制御部30は無線通信を終了し(S45)、処理を終了する。
ステップS42で自身の機器宛の無線通信要求コマンドではないと判断した場合(S42:NO)、制御部30は、受信した送信先機器のID及び送信元機器のIDに基づいて、送信元機器と送信先機器とが通信中であることを把握する(S46)。
記録再生装置3の制御部(指示受付部)30は、記憶部31に記憶してある信号(音声信号及び映像信号)をテレビジョン受信機1で再生させる処理を、操作部32を介してユーザから指示されたか否かを判断する(S47)。
再生指示されていないと判断した場合(S47:NO)、制御部30は、通信装置4の無線受信部43にて外部装置から無線通信終了コマンドを受信したか否かを判断する(S48)。記録再生装置3の制御部30は、無線通信終了コマンドを受信していないと判断した場合(S48:NO)、ステップS47に処理を戻し、再生指示されるまで、又は無線通信終了コマンドを受信するまで、ステップS47,S48の処理を繰り返す。
無線通信終了コマンドを受信したと判断した場合(S48:YES)、制御部30は、受信した無線通信終了コマンドに基づいて、他の機器の通信終了を把握し(S49)、処理を終了する。具体的には、ステップS46で把握した送信元機器と送信先機器との通信が終了したことを把握する。
ステップS47で再生指示されたと判断した場合(S47:YES)、制御部(判断部)30は、ステップS46で把握した通信中の機器に基づいて、テレビジョン受信機1が使用可能であるか否かを判断する(S50)。即ち、通信中の機器がテレビジョン受信機1ではない場合、制御部30は、テレビジョン受信機1は使用可能であると判断する。テレビジョン受信機1が使用可能である場合(S50:YES)、制御部30は、ステップS43に処理を移行し、テレビジョン受信機1との無線通信を開始する(S43)。ここでは、制御部30は、無線通信要求コマンド、送信元機器のIDとして自身の機器のID、及び送信先機器のIDとしてテレビジョン受信機1のIDを、通信装置4による無線通信にてテレビジョン受信機1へ送信する。そして、テレビジョン受信機1から通信許可の応答があった場合、再生対象の信号(音声信号及び映像信号)のテレビジョン受信機1への送信を開始する。
制御部30は、テレビジョン受信機1との通信を終了したか否かを判断しており(S44)、終了していないと判断した場合(S44:NO)、終了するまで通信を継続し、終了したと判断した場合(S44:YES)、通信を終了し(S45)、処理を終了する。
テレビジョン受信機1が使用可能でない場合(S50:NO)、制御部30は、例えば通信装置4のLED46を点灯又は点滅させることによって、テレビジョン受信機1を使用できない旨をユーザに通知する(S51)。なお、記録再生装置3が表示部を有する場合、テレビジョン受信機1を使用できない旨を示すメッセージを表示部に表示して通知してもよい。
そして、記録再生装置3の制御部30は、通信装置4の通信制御部40に対して省電力動作の開始を指示する。これにより、通信装置4の通信制御部40は、電源部41に対して第2電力の供給を指示し、通信装置4の無線送信部44以外の各部には第2電力の供給が開始される(S52)。また、通信制御部40は、送信部用電源部42に対して電力供給の停止を指示し、無線送信部44への電力供給が停止され、無線送信部44が動作を停止する(S53)。なお、このとき、記録再生装置3の通信装置4以外の各部には第2電力が供給される。
記録再生装置3の制御部30は、通信装置4の通信制御部40に対して、無線受信部43を間欠駆動させるように指示する。これにより、通信制御部40は、無線受信部23に対して間欠駆動の開始を指示し、無線受信部23が間欠駆動を開始する(S54)。このように、テレビジョン受信機1を使用できない機器(記録再生装置3)を省電力動作に切り替え、無線送信部44を停止させると共に無線受信部43を間欠駆動させることにより、消費電力を削減できる。
制御部30は、通信装置4の無線受信部43にて外部装置から無線通信終了コマンドを受信したか否かを判断しており(S55)、無線通信終了コマンドを受信していないと判断した場合(S55:NO)、受信するまで省電力動作を行いつつ待機する。無線通信終了コマンドを受信したと判断した場合(S55:YES)、制御部30は、受信した無線通信終了コマンドに基づいて、他の機器の通信終了を把握する(S56)。そして、制御部30は、テレビジョン受信機1が使用可能であるか否かを判断する(S57)。ここでは、通信を終了した機器がテレビジョン受信機1であった場合、テレビジョン受信機1は使用可能であると判断し、通信を終了した機器がテレビジョン受信機1でなかった場合、テレビジョン受信機1は使用可能でないと判断する。
テレビジョン受信機1が使用可能でないと判断した場合(S57:NO)、制御部30は、ステップS55に処理を戻す。テレビジョン受信機1が使用可能であると判断した場合(S57:YES)、制御部30は、通信装置4の通信制御部40に対して通常動作の開始を指示し、ステップS43に処理を移行し、テレビジョン受信機1との無線通信を開始する(S43)。これにより、テレビジョン受信機1が使用可能となった場合に、記録再生装置3が通常動作に戻り、テレビジョン受信機1との無線通信を開始し、記録再生装置3に記録されている再生対象の信号(音声信号及び映像信号)のテレビジョン受信機1による再生処理を開始する。制御部30は、テレビジョン受信機1との通信を終了したか否かを判断しており(S44)、終了していないと判断した場合(S44:NO)、終了するまで通信を継続し、終了したと判断した場合(S44:YES)、通信を終了し(S45)、処理を終了する。
上述したように、記録再生装置3が再生指示された場合に、テレビジョン受信機1が他の機器と通信中であり、テレビジョン受信機1と通信できないときは、記録再生装置3を省電力動作させる。これにより、テレビジョン受信機1と通信できない記録再生装置3による消費電力を削減できると共に、実行中の通信による無線帯域の利用効率を向上できる。また、テレビジョン受信機1と通信できるようになった場合に、記録再生装置3を通常動作に戻し、テレビジョン受信機1による再生処理を開始することにより、ユーザによって指示された再生処理を、実行可能となった後に実行させることができる。
上述の実施形態では、テレビジョン受信機1の記憶部11に動作設定格納テーブルが格納されており、通信装置2の無線受信部23を間欠駆動させるか否かを制御部10が判断していた。このほかに、通信装置2内部の記憶部(図示せず)に動作設定格納テーブルを格納しておき、無線受信部23を間欠駆動させるか否かを通信制御部20が判断するようにしてもよい。また、この場合、通信装置2の通信制御部20が、受信実施日格納テーブル及び動作設定格納テーブルの作成及び更新を行えばよい。
上述の実施形態では、通信装置2(無線受信部23)による過去の受信履歴を受信実施日格納テーブルに蓄積しておき、蓄積した受信履歴(受信時間帯)に基づいて、テレビジョン受信機1が省電力動作中に通信装置2の無線受信部23を間欠駆動させるか停止させるかを決定する構成であった。このほかに、例えば、通信装置2(無線受信部23及び/又は無線送信部24)による過去の受信履歴及び/又は送信履歴の実施時間帯に基づいて、通信装置2の無線受信部23を間欠駆動させるか停止させるかを決定するようにしてもよい。
上述の実施形態では、テレビジョン受信機1が省電力動作中であれば、動作設定格納テーブルに基づいて、通信装置2の無線受信部23を間欠駆動又は停止させる構成であった。このほかに、テレビジョン受信機1が省電力動作中であれば、通信装置2の無線受信部23を間欠駆動させるようにしてもよい。この場合、無線受信部23は完全には停止しないので、外部からの信号の受信が可能となる。
また、テレビジョン受信機1が省電力動作中に、動作設定格納テーブルに基づく制御(通信装置2の無線受信部23を間欠駆動させるか停止させるかの制御)を行うか否かを、ユーザによって選択(設定)可能としてもよい。
上述の実施形態では、テレビジョン受信機1の通信装置2はLEDを有しない構成であったが、テレビジョン受信機1の通信装置2もLEDを備えてもよい。そして、例えば、テレビジョン受信機1が他の機器との通信を開始できなかった場合にLEDを点灯又は点滅させることにより、テレビジョン受信機1が他の装置と通信できない状態であることをユーザに通知するようにしてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について具体的に説明したが、各構成及び動作等は適宜変更可能であって、上述の実施形態に限定されることはない。
1 テレビジョン受信機
2,4 通信装置
10 制御部(時計、削除部)
11 記憶部
12 操作部(受付部、期間受付部)
13 表示部
14 チューナ部(放送受信部)
20,40 通信制御部(供給停止部、動作制御部、供給再開部)
21,41 電源部(電力供給部)
22,42 送信部用電源部(電力供給部)
23,43 無線受信部(受信部)
24,44 無線送信部(送信部)
30 制御部(指示受付部、判断部)

Claims (7)

  1. 無線通信にて外部へ信号を送信する送信部と、無線通信にて外部から信号を受信する受信部と、第1電力又は該第1電力よりも少ない第2電力を供給する電力供給部とを備える通信装置において、
    前記電力供給部が前記第2電力を供給する場合、前記電力供給部による前記送信部への電力供給を停止させる供給停止部と、
    前記電力供給部が前記第2電力を供給する場合、前記受信部を所定時間間隔で動作させる動作制御部と
    外部装置へ信号を送信する指示を受け付ける指示受付部と、
    該指示受付部が前記指示を受け付けた場合に、前記外部装置への信号の送信が可能であるか否かを判断する判断部とを備え、
    前記電力供給部は、前記判断部にて信号の送信が可能でないと判断された場合、前記第2電力を供給するようにしてあることを特徴とする通信装置。
  2. 日時を示す時計と、
    前記受信部が外部から信号を受信した場合に前記時計が示す受信時刻が含まれる時間帯を記憶する記憶部とを備え、
    前記供給停止部は、前記電力供給部が前記第2電力を供給する場合であって、前記時計が示す時刻が前記記憶部に記憶された時間帯の時刻ではないときに、前記電力供給部による前記受信部への電力供給を停止させるようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記記憶部は、前記時計が示す受信時刻が含まれる時間帯と、前記時計が示す受信日とを対応付けて記憶しており、
    前記供給停止部は、前記時計が示す時刻が含まれる時間帯に対応する受信日が前記記憶部に記憶されていないときに、前記電力供給部による前記受信部への電力供給を停止させるようにしてあり、
    前記記憶部に記憶されている受信日のうちで、前記時計が示す日時よりも所定期間以上前の受信日を削除する削除部を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記記憶部に記憶する時間帯に係る時間間隔を外部から受け付ける受付部を備え、
    前記記憶部は、前記受付部が受け付けた時間間隔で、前記受信時刻が含まれる時間帯を記憶するようにしてあることを特徴とする請求項2又は3に記載の通信装置。
  5. 前記記憶部に受信日を記憶しておく期間を外部から受け付ける期間受付部を備え、
    前記削除部は、前記時計が示す日時よりも、前記期間受付部が受け付けた期間以上前の受信日を削除するようにしてあることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  6. 前記受信部が外部から所定信号を受信した場合、前記供給停止部が停止させた前記電力供給部による前記第2電力の前記送信部への供給を再開させる供給再開部を備えることを特徴とする請求項1から5までのいずれかひとつに記載の通信装置。
  7. 請求項1からまでのいずれかひとつに記載の通信装置と、
    テレビジョン放送を受信する放送受信部と、
    該放送受信部が受信したテレビジョン放送に基づいて映像を表示する表示部と
    を備えることを特徴とするテレビジョン受信機。
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