JP6007877B2 - 車両用回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、乗用車やトラック等に搭載される車両用回転電機に関する。
従来から、インバータパワー回路と、このインバータパワー回路を制御する制御基板と、この制御基板を包囲する樹脂ケースとがリヤブラケットに保持、固定されている制御装置一体型回転電機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この制御基板は、リヤブラケットの後方に取り付けられた樹脂ケース内に収納され、その上部に蓋が取り付けられて樹脂ケース内への異物の侵入が阻止されている。
特開2011−97806号公報
ところで、特許文献1に開示された制御基板には、インバータパワー回路を制御する回路やその周辺回路が含まれるが、高機能化等に伴って制御基板が大型化するとこれを収納する樹脂ケースも大型化することになる。特に、この樹脂ケースをリヤブラケットに取り付けるために用いられる固定部を樹脂ケースの外側に設けた場合には、固定部を含む樹脂ケースの外径が大きくなるという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、制御基板を収納するケースを小型化することができる車両用回転電機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の車両用回転電機は、回転子、固定子、フレーム、電力変換器、制御基板、基板ケースを備える。固定子は、回転子と対向配置されている。フレームは、回転子と固定子を収容して保持する。電力変換器は、固定子に含まれる固定子巻線に誘起される交流電圧を直流電圧に変換、または、外部から印加される直流電圧を交流電圧に変換して固定子巻線に印加する。制御基板は、電力変換器を制御する制御回路が搭載される。基板ケースは、制御基板を収納するとともに、外周部よりも内径側に配置された固定部によってフレームに固定される。基板ケースの内部(外周部よりも内径側)に固定部が設けられているため、基板ケースの外形を小さくして基板ケースの小型化が可能となる。
また、上述した基板ケースは、制御基板が載置されるハウジングと、シール材を介してハウジングの開口を覆うカバー(84)とを備える。制御基板は、固定部に対応する位置に貫通部を有する。固定部には固定部材を挿通する挿入孔が形成されている。ハウジングには、貫通部を貫通する仕切り壁(82D)が設けられている。仕切り壁の内側に挿入孔が配置されている。
あるいは、上述した固定部には固定部材を挿通する挿入孔(82C)が形成されている。基板ケースには、制御基板において固定部に対応する位置に設けられた貫通部を貫通する仕切り壁(82D)が設けられている。仕切り壁の内側に挿入孔が配置されている。
一実施形態の車両用回転電機の構成を示す図ある。 MOSモジュールの構成を示す図である。 Hブリッジ回路の構成を示す図である。 回転角センサの具体的な配置例を示す図である。 電力変換器を含む車両用回転電機の斜視図である。 電力変換器の分解斜視図である。 正極側入出力端子と負極側入出力端子の概略形状を示す図である。 電力変換器の取付状態を示す平面図である。 フレームの部分的断面図である。 制御基板が収納された樹脂ケースを示す平面図である。 図10のXI−XI線断面図である。 制御基板の形状を示す平面図である。 基板ケースの変形例を示す断面図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の車両用回転電機について、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、一実施形態の車両用回転電機100は、2つの固定子巻線1A、1B、界磁巻線2、2つのMOSモジュール群3A、3B、UVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジ回路5、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7、制御回路8、入出力回路9、電源回路10、ダイオード11、コンデンサ12を含んで構成されている。この車両用回転電機100は、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と称されており、電動機の機能と発電機の機能を併せ持っている。
一方の固定子巻線1Aは、U相巻線、V相巻線、W相巻線からなる三相巻線であって、固定子鉄心(図示せず)に巻装されている。同様に、他方の固定子巻線1Bは、X相巻線、Y相巻線、Z相巻線からなる三相巻線であって、上述した固定子鉄心に、固定子巻線1Aに対して電気角で30度ずらした位置に巻装されている。本実施形態では、これら2つの固定子巻線1A、1Bと固定子鉄心によって、回転子と対向配置された固定子が構成されている。なお、固定子巻線1A、1Bのそれぞれの相数は3以外であってもよい。
界磁巻線2は、ベルトあるいはギアを介してエンジンとの間で駆動力の入出力を行う回転軸を有する回転子に磁界を発生させるためのものであり、界磁極(図示せず)に巻装されて回転子を構成している。
一方のMOSモジュール群3Aは、一方の固定子巻線1Aに接続されており、全体で三相ブリッジ回路が構成されている。このMOSモジュール群3Aは、発電動作時に固定子巻線1Aに誘起される交流電圧を直流電圧に変換するとともに、電動動作時に外部(高電圧バッテリ200)から印加される直流電圧を交流電圧に変換して固定子巻線1Aに印加する電力変換器3として動作する。MOSモジュール群3Aは、固定子巻線1Aの相数に対応する3個のスイッチングモジュールとしてのMOSモジュール3AU、3AV、3AWを備えている。MOSモジュール3AUは、固定子巻線1Aに含まれるU相巻線に接続されている。MOSモジュール3AVは、固定子巻線1Aに含まれるV相巻線に接続されている。MOSモジュール3AWは、固定子巻線1Aに含まれるW相巻線に接続されている。
図2に示すように、MOSモジュール3AUは、2つのMOSトランジスタ30、31、電流検出用抵抗32を備えている。一方のMOSトランジスタ30は、ソースがP端子を介して固定子巻線1AのU相巻線に接続され、ドレインがパワー電源端子PBに接続された上アーム(ハイサイド側)の第1のスイッチング素子である。パワー電源端子PBは、例えば定格48Vの高電圧バッテリ200(第1のバッテリ)や高電圧負荷210の正極端子に接続されている。他方のMOSトランジスタ31は、ドレインがP端子を介してU相巻線に接続され、ソースが電流検出用抵抗32を介してパワーグランド端子PGNDに接続された下アーム(ローサイド側)の第2のスイッチング素子である。これら2つのMOSトランジスタ30、31からなる直列回路が高電圧バッテリ200の正極端子と負極端子の間に配置され、これら2つのMOSトランジスタ30、31の接続点にP端子を介してU相巻線が接続されている。また、MOSトランジスタ30のゲート、ソース、MOSトランジスタ31のゲート、電流検出用抵抗32の両端のそれぞれがUVW相ドライバ4Aに接続されている。
MOSトランジスタ30、31のそれぞれのソース・ドレイン間にはダイオードが並列接続されている。このダイオードはMOSトランジスタ30、31の寄生ダイオード(ボディダイオード)によって実現されるが、別部品としてのダイオードをさらに並列接続するようにしてもよい。上アームおよび下アームの少なくとも一方を、MOSトランジスタ以外のスイッチング素子を用いて構成するようにしてもよい。
なお、MOSモジュール3AU以外のMOSモジュール3AV、3AWや後述するMOSモジュール3BX、3BY、3BZも基本的に同じ構成を有しており、詳細な説明は省略する。
他方のMOSモジュール群3Bは、他方の固定子巻線1Bに接続されており、全体で三相ブリッジ回路が構成されている。このMOSモジュール群3Bは、発電動作時に固定子巻線1Bに誘起される交流電圧を直流電圧に変換するとともに、電動動作時に外部(高電圧バッテリ200)から印加される直流電圧を交流電圧に変換して固定子巻線1Bに印加する電力変換器3として動作する。MOSモジュール群3Bは、固定子巻線1Bの相数に対応する3個のスイッチングモジュールとしてのMOSモジュール3BX、3BY、3BZを備えている。MOSモジュール3BXは、固定子巻線1Bに含まれるX相巻線に接続されている。MOSモジュール3BYは、固定子巻線1Bに含まれるY相巻線に接続されている。MOSモジュール3BZは、固定子巻線1Bに含まれるZ相巻線に接続されている。
UVW相ドライバ4Aは、3個のMOSモジュール3AU、3AV、3AWのそれぞれに含まれるMOSトランジスタ30、31の各ゲートに入力する駆動信号を生成するとともに、電流検出用抵抗32の両端電圧を検出する。同様に、XYZ相ドライバ4Bは、3個のMOSモジュール3BX、3BY、3BZのそれぞれに含まれるMOSトランジスタ30、31の各ゲートに入力する駆動信号を生成するとともに、電流検出用抵抗32の両端電圧を検出する。
Hブリッジ回路5は、ブラシ装置55(図5)を介して界磁巻線2の両端に接続されており、界磁巻線2に励磁電流を供給する励磁回路である。図3に示すように、Hブリッジ回路5は、2つのMOSトランジスタ50、51、2つのダイオード52、53、電流検出用抵抗54を備えている。ハイサイド側のMOSトランジスタ50とローサイド側のダイオード52が直列に接続されており、この接続点に界磁巻線2の一方端が接続されている。また、ハイサイド側のダイオード53とローサイド側のMOSトランジスタ51と電流検出用抵抗54とが直列に接続されており、ダイオード53とMOSトランジスタ51の接続点に界磁巻線2の他方端が接続されている。このHブリッジ回路5は、パワー電源端子PBとパワーグランド端子PGNDのそれぞれに接続されている。MOSトランジスタ50、51をオンすることにより、Hブリッジ回路5から界磁巻線2に励磁電流が供給される。また、MOSトランジスタ50、51のいずれかをオフすることにより励磁電流の供給が停止されるとともに、ダイオード52、53のいずれかを介して界磁巻線2を流れる励磁電流を環流させることができる。
Hブリッジドライバ6は、Hブリッジ回路5に含まれるMOSトランジスタ50、51の各ゲートに入力する駆動信号を生成するとともに、電流検出用抵抗54の両端電圧を検出する。
回転角センサ7は、回転子の回転角を検出する。例えば、永久磁石とホールICを用いて回転角センサ7を構成することができる。具体的には、図4に示すように、回転子20の回転軸21先端に回転検出用磁石としての永久磁石22を固定するとともに、この永久磁石22と対向する位置に制御基板102上の位置に回転角センサ7としてのホールIC23を配置する。このホールIC23には、永久磁石22の外周近傍であって互いに90°隔たった位置に配置されたホール素子が含まれている。これらのホール素子の出力を取り出すことにより、永久磁石22とともに回転する回転子20の回転角を検出することができる。なお、回転角センサ7は、ホールIC23以外(例えば磁気抵抗効果素子や磁気インピーダンス素子など)を用いて構成するようにしてもよい。また、図4に示した永久磁石22の配置や取付方法は一例であって、回転軸21やその周辺構造に合わせて適宜変更するようにしてもよい。
制御回路8は、電力変換器3を含む車両用回転電機100の全体を制御する。この制御回路8には、アナログ−デジタル変換器やデジタル−アナログ変換器が備わっており、他の構成との間で信号の入出力を行う。制御回路8は、例えばマイコン(マイクロコンピュータ)によって構成されており、所定の制御プログラムを実行することにより、UVWドライバ4A、XYZドライバ4B、Hブリッジドライバ6を制御して車両用回転電機100を電動機や発電機として動作させたり、異常検出や通知などの各種処理を行う。
入出力回路9は、制御用ハーネス310を介して外部との間の信号の入出力や、高電圧バッテリ200の端子電圧やパワーグランド端子PGNDの電圧のレベル変換等を行う。入出力回路9は、入出力される信号や電圧を処理するための入出力インタフェースであって、例えばカスタムICによって必要な機能が実現されている。
電源回路10は、定格12Vの低電圧バッテリ202(第2のバッテリ)が接続されており、例えばスイッチング素子をオンオフしてその出力をコンデンサで平滑することにより、5Vの動作電圧を生成する。この動作電圧によって、UVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7、制御回路8、入出力回路9が動作する。
コンデンサ12は、車両用回転電機100を電動動作させるためにMOSモジュール3AU等のMOSトランジスタ30、31をオンオフする際に発生するスイッチングノイズを除去あるいは低減するためのものである。図1では1つのコンデンサ12が用いられているが、実際にはスイッチングノイズの大きさに応じて適宜その数が決定される。例えば、図5に示されるように、本実施形態の車両用回転電機100では4つのコンデンサ12が用いられている。
上述したUVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジ回路5、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7(回転子に取り付けられた永久磁石を除く)、制御回路8、入出力回路9、電源回路10が1枚の制御基板102に搭載されている。
また、図1に示すように、車両用回転電機100には、パワー電源端子PB、パワーグランド端子PGNDや、制御グランド端子CGNDと制御電源端子CBと制御用ハーネス310などが取り付けられるコネクタ400が備わっている。パワー電源端子PBは、高電圧の正極側入出力端子であり、高電圧バッテリ200や高電圧負荷210が所定のケーブルを介して接続される。制御電源端子CBは、低電圧の正極側入力端子であり、低電圧バッテリ202や低電圧負荷204が所定のケーブルを介して接続される。
パワーグランド端子PGNDは、負極側入出力端子としての第1のグランド端子であって、パワー系回路を接地するためのものである。このパワーグランド端子PGNDは、第1の接続線としての接地用ハーネス320を介して車両フレーム500に接続されている。上述したMOSモジュール群3A、3B(電力変換器3)およびHブリッジ回路5(励磁回路)がパワー系回路である。このパワー系回路には、固定子巻線1A、1Bや界磁巻線2と共通の電流が流れるパワー素子としてのMOSトランジスタ30、31、50、51が含まれている。
また、制御グランド端子CGNDは、パワーグランド端子PGNDとは別に設けられた第2のグランド端子であって、制御系回路を接地するためのものである。この制御グランド端子CGNDは、接地用ハーネス320とは別の接地用ケーブル330(第2の接続線)を介して接地されている。この制御グランド端子CGNDと車両用回転電機100のフレーム(以後、「ISGフレーム」と称する)110との間には、入出力回路9の内部配線を介してダイオード11が挿入されている。具体的には、ダイオード11のカソードがフレームグランド端子FLMGNDに接続されており、このフレームグランド端子FLMGNDがISGフレーム110に接続されている。上述したUVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7、制御回路8、入出力回路9などが制御系回路である。なお、この接地用ケーブル330の接続先は、車両側に用意されたグランド電位(0V)の部位であり、電圧変動がないものとする。また、図1では、ダイオード11は入出力回路9の外部に設けられているが、ダイオード11を入出力回路9に搭載するようにしてもよい。
コネクタ400は、パワー電源端子PB、パワーグランド端子PGND以外の端子(制御グランド端子CGNDや制御電源端子CBなど)に制御用ハーネス310や接地用ケーブル330、その他のケーブルを取り付けるためのものである。
上述した車両用回転電機100のISGフレーム110は、例えばアルミダイカストによって形成された導電体であり、このISGフレーム110がエンジン(E/G)ブロック510にボルトによって固定されている。さらに、エンジンブロック510は接地用ハーネス322によって車両フレーム500に接続されている。
本実施形態の車両用回転電機100はこのような構成を有しており、次に、電力変換器3の構造と制御基板102を収納する基板ケース80(図10、図11)の構造について説明する。
図6に示すように、2つのMOSモジュール群3A、3Bを含んで一体に構成される電力変換器3は、MOSモジュール3AU、3AV、3AW、3BX、3BY、3BZと、正極側入出力端子300および負極側入出力端子301が突出する端子台308と、各MOSモジュール3AU等と端子台308との間に配置される6個の中間端子台309とを含んで構成されている。正極側入出力端子300と負極側入出力端子301は、異なる形状を有している(例えば、異なる直径のボルト)。なお、図6に示す電力変換器3の分解斜視図や図5に示す車両用回転電機100の斜視図では、制御回路8と入出力回路9等が実装された制御基板102や、制御基板102を収納する基板ケース80、電力変換器3や制御基板102等を覆うリアカバーなどが取り外された状態が示されている。
端子台308は、インサート成型により形成されており、正極側入出力端子300が接続された板状の配線層としての正極側バスバー302と、負極側入出力端子301が接続された板状の配線層としての負極側バスバー303とを含んでいる(図7)。これらの正極側バスバー302と負極側バスバー303のそれぞれは、端子台308を構成する樹脂材料を挟んで対向した状態で積層されている。図5では、端子台308の一部を途中で破断した状態であって、破断面において正極側バスバー302と負極側バスバー303が露出した状態が示されている(A部)。
また、図7に示すように、正極側バスバー302は、正極側入出力端子300を挟んで2方向に延在する2つの枝部302A、302Bを有する。これら2つの枝部302A、302Bは、正極側入出力端子300および負極側入出力端子301の中心を挟んで対称形状(線対称)を有している。図8に示すように、一方の枝部302Aには、MOSモジュール3AU、3AV、3AWの各電源端子(パワー電源端子PB)がほぼ等間隔に接続される。他方の枝部302Bには、MOSモジュール3BX、3BY、3BZの各電源端子(パワー電源端子PB)がほぼ等間隔に接続される。また、負極側バスバー303は、負極側入出力端子301を挟んで2方向に延在する2つの枝部303A、303Bを有する。これら2つの枝部303A、303Bは、正極側入出力端子300および負極側入出力端子301の中心を挟んで対称形状(線対称)を有している。一方の枝部303Aには、MOSモジュール3AU、3AV、3AWの各グランド端子(パワーグランド端子PGND)がほぼ等間隔に接続される。他方の枝部303Bには、MOSモジュール3BX、3BY、3BZの各グランド端子(パワーグランド端子PGND)がほぼ等間隔に接続される。
熱伝導性を向上させるために、MOSモジュール3AU等の下面とフレーム40との間の隙間に熱伝導性が良好なグリースG1(図6)を充填させることが望ましい。また、正極側バスバー302と負極側バスバー303(端子台308)は、MOSモジュール3AU等の上面に押圧された状態で接触しているため、MOSモジュール3AU等に含まれるMOSトランジスタ30、31の発熱を放熱する放熱部材としても用いられている。但し、この放熱部材としての放熱性を高めるためには、MOSモジュール3AU等や端子台308を形成するモールド樹脂の熱伝導性を高めたり、MOSモジュール3AU等と端子台308との間の隙間に熱伝導性が良好なグリースG2(図6)を充填するなどの工夫をすることが望ましい。なお、図6では、MOSモジュール3BXに対応するグリースG1、G2の充填位置をハッチングで示したが、他のMOSモジュール3AU等についても同様であり、図示は省略されている。また、必ずしもグリースG1、G2の少なくとも一方を、全てのMOSモジュール3AU等に対応させて充填する必要はなく、放熱性のばらつき等を考慮して充填対象となるMOSモジュール3AU等の数を減らすようにしてもよい。
フレーム40は、回転子20と固定子2を収容して保持するためのものであり、図5や図6に示すように、リア部40A、センター部40B、フロント部40Cの3つの分割部位によって構成されている。センター部40Bは、固定子を内包する筒状部材であり、図9に示すように、内部に冷却液流路41を構成する凹部41Aを有する。リア部40Aは、センター部40Bの一方の軸方向端部であるリア側(反プーリ側)を塞ぐ円盤状部材である。センター部40Bの冷却液流路41はセンター部40Bの一方の軸方向端部において開口し、この開口部の両側に気密性維持のためのOリング42が配置されており、これらのOリング42に当接するようにリア部40Aを取り付けて凹部41Aの開口面を閉塞することにより冷却液流路41が形成される。また、リア部40Aは、センター部40Bと反対側の軸方向端面に、各MOSモジュール3AU等の下面が接触した状態で電力変換器3が取り付けられている。
冷却液流路41は、横断面がC字形状を有しており、その一方端に対応するリア部40Aの一部に冷却液入口41B(図5、図6)が、他方端に対応するリア部40Aの一部に冷却液出口41C(図5、図6)が設けられている。これらの冷却液入口41Bおよび冷却液出口41Cのそれぞれには、冷却液用配管41D(図9)が接続されて冷却液の供給および排出が行われる。このような冷却液流路41を通して冷却液を流すことにより、フレーム40が冷却される。
また、図5に示す電力変換器3の上部には図示しない基板ケース80が配置されており、この基板ケース80に制御基板102が収納されている。図10および図11に示すように基板ケース80が制御基板102に収納されている。この基板ケース80は、制御基板102が搭載されるハウジング82と、シール材83を介してハウジング82の開口を覆うカバー84とを備える。なお、図10にはシール材83およびカバー84を取り付ける前の状態が示されている。
ハウジング82は、外周部82Aよりも内径側に配置された4つの固定部82Bを有し、これら4つの固定部82Bによってフレーム40のリア部40Aに固定されている。これら4つの固定部82Bは、回転軸21に対して対称配置されている。また、それぞれの固定部82Bには、固定部材としてのネジを挿通する挿入孔82Cが形成されている。フレーム40のリア部40Aは、回転子20の回転軸21に沿ってリア側に突出した4本の取付ポスト44(図5、図6、図8)を有する。これら4本の取付ポスト44は、上述した4つの固定部82Bに対応する位置に設けられている。固定部82Bのそれぞれに形成された挿入孔82Cにネジを通して締め回すことにより、固定部82Bを取付ポスト44に締結して、基板ケース80の全体をリア部40Aに固定することができる。
制御基板102は、図12に示すように、基板ケース80の外形形状に沿った多角形形状(例えば八角形に近い形状)を有しており、基板ケース80(ハウジング82)の4つの固定部82Bに対応する位置(4箇所)に、外形部から貫通部としての切り欠き部80Aを有する。なお、切り欠き部80Aを設ける代わりに、固定部82Bの形状に合わせた貫通部としての貫通孔を設けるようにしてもよい。
カバー84は、ハウジング82の外周部82Aに対してシール材83を介して蓋をするようにハウジング82に取り付けられており、4つの固定部82Bを含む制御基板102の全体を覆っている。カバー84と当接する外周部82Aの端部は、図11に示すようにV溝形状を有しており、シール面積の拡大と位置決めの容易化が図られている。なお、単にシール性を確保する場合には、V溝形状ではなく、平面形状としてもよい。
また、上述したハウジング82は、各固定部82Bの周囲に、制御基板102に設けられた貫通部としての切り欠き部80Aを貫通する仕切り壁82Dを有する。この仕切り壁82Dの内側には、挿入孔82Cを含む固定部82Bの全体が配置されている。また、この仕切り壁82Dの端部は、図11に示すように、シール材83を介してカバー84に当接しており、仕切り壁82Dの内部空間と制御基板102の搭載空間との間が仕切り壁82Dによって分離される。
また、上述したハウジング82は、制御基板102に実装されたホールIC23(回転角センサ7)と、回転子20の回転軸21先端に固定された回転検出用磁石としての永久磁石22との間に配置された非磁性金属からなる薄板部材82Eがインサート成形により一体に形成されている。ハウジング82は、金属材料である薄板部材82E以外は絶縁材としての樹脂材料によって形成されている。薄板部材82Eとしては、例えば、熱伝導性が良好なアルミニウムや銅などの金属材料を用いることができる。この薄板部材82Eは、基板ケース80の外部(図11に示す例では下側)に露出している。また、この薄板部材82Eの端部は、4つの固定部82Bに埋設されている(図11)。
ところで、薄板部材82Eは、金属材料であって良好な熱伝導性を有するため、制御基板102の一部(例えば、発熱量が多い制御回路8が搭載された領域)と当接する当接部82Fを備えることが望ましい(図13)。この当接部82Fは、薄板部材82Eの平板部分を部分的に突出させることにより形成される。なお、当接部82Fは、薄板部材82Eと一体成形する必要は必ずしもなく、薄板部材82Eとは別部材としての金属材料からなる当接部82Fをネジ止めや接着剤固定により組み合わせて用いるようにしてもよい。また、薄板部材82Eを挟んで当接部82Fと反対側に、薄板部材82Eと一体あるいは別体の放熱フィン82G(図13)を配置することにより、さらに放熱性を向上させるようにしてもよい。
このように、本実施形態の車両用回転電機100では、基板ケース80の内部(外周部よりも内径側)に固定部82Bが設けられているため、基板ケース80の外形を小さくして基板ケース80の小型化が可能となる。また、制御基板102が載置されるハウジング82と、シール材83を介してハウジング82の開口を覆うカバー84とを用いて基板ケース80を構成することにより、制御基板102を外力や浸水から保護することが容易となる。
また、カバー84は、固定部82Bとともに制御基板102の全体を覆っているため、制御基板102だけでなく固定部82Bのシールを確実に行うことができる。また、制御基板102は、固定部82Bに対応する位置に貫通部としての切り欠き部80Aを有している。これにより、基板ケース80をフレーム4のリア部40Aに組み付ける際に、制御基板102が取り付け作業の邪魔にならないようにすることができ、作業性を向上させることができる。また、基板ケース80をリア部40Aに組み付ける前に基板ケース80に制御基板102を取り付けることができるため、リア部40Aに基板ケース80を取り付けた後に制御基板102を取り付ける場合に比べて作業性を向上させることができる。
また、仕切り壁82Dによって制御基板102と固定部82Bの挿入孔82Cとが仕切られるため、仮に挿入孔82Cを介して浸水しても浸入した水が直接制御基板102にかかることを防止することができ、内部の防水性を確保することができる。また、仕切り壁82Dが形成された部位にシール材83を集中的に配置することにより、固定部82Bの挿入孔82Cに対するシール性を確実に確保することができる。
また、基板ケース80には、複数(4つ)の固定部82Bが回転軸21に対して対称配置されているため、永久磁石22に対向する回転角センサ7(ホールIC23)の回転方向のずれを少なくすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、ISGとして動作する車両用回転電機100について説明したが、電動動作および発電動作のいずれかのみを行う車両用回転電機についても本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、2つの固定子巻線1A、1Bと2つのMOSモジュール群3A、3Bを備えるようにしたが、一方の固定子巻線1Aと一方の整流器モジュール群3Aを備える車両用回転電機や、3つ以上の固定子巻線やMOSモジュールを備えた車両用回転電機についても本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、正極側入出力端子300および負極側入出力端子301の中心を挟んで左右それぞれに3個ずつMOSモジュール3AU等を分散して配置したが、左右それぞれに分散配置するMOSモジュール3AU等の数を異ならせたり、左右のいずれか一方のみにMOSモジュール3AU等を配置するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ハウジング82の一部に薄板部材82Eを含ませたが、ハウジング82の全体を樹脂材料を用いて形成するようにしてもよい。また、4つの固定部82Bがカバー84によって覆われる場合について説明したが、カバー84の一部に切り欠き部(あるいは孔)を設けて固定部82Bをカバー84で覆わない構造としてもよい。
また、制御基板102の貫通部80A(図12)の内部にシール材を充填するようにしてもよい。この制御基板102を基板ケース80に組み付けると、貫通部80Aの内部に隙間が残るため(図10)、貫通部80Aの内部にシール材を充填することにより、この隙間をふさぐことができ、防水性を確保することが可能となる。
上述したように、本発明によれば、基板ケースの内部(外周部よりも内径側)に固定部が設けられているため、基板ケースの外形を小さくして基板ケースの小型化が可能となる。
8 制御回路
23 ホールIC
80 基板ケース
82 ハウジング
82B 固定部
82C 挿入孔
82D 仕切り壁
83 シール材
84 カバー
102 制御基板

Claims (6)

  1. 回転子(20)と、
    前記回転子と対向配置された固定子と、
    前記回転子と前記固定子を収容して保持するフレーム(4)と、
    前記固定子に含まれる固定子巻線(1A、1B)に誘起される交流電圧を直流電圧に変換、または、外部から印加される直流電圧を交流電圧に変換して前記固定子巻線に印加する電力変換器(3)と、
    前記電力変換器を制御する制御回路(8)が搭載される制御基板(102)と、
    前記制御基板を収納するとともに、外周部よりも内径側に配置された固定部(82B)によって前記フレームに固定される基板ケース(80)と、
    を備え、前記基板ケースは、前記制御基板が載置されるハウジング(82)と、シール材(83)を介して前記ハウジングの開口を覆うカバー(84)とを備え、
    前記制御基板は、前記固定部に対応する位置に貫通部を有し、
    前記固定部には固定部材を挿通する挿入孔(82C)が形成され、
    前記ハウジングには、前記貫通部を貫通する仕切り壁(82D)が設けられ、
    前記仕切り壁の内側に前記挿入孔が配置されていることを特徴とする車両用回転電機。
  2. 請求項1において、
    前記カバーは、前記固定部とともに前記制御基板の全体を覆っていることを特徴とする車両用回転電機。
  3. 請求項1または2において、
    前記貫通部の内部にシール材を充填することを特徴とする車両用回転電機。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記制御基板には、前記回転子の回転軸(21)に取り付けられたセンサ用磁石(22)に対して軸方向で対向する回転角センサ(7、23)が配設され、
    前記基板ケースには、複数の前記固定部が前記回転軸に対して対称配置されていることを特徴とする車両用回転電機。
  5. 回転子(20)と、
    前記回転子と対向配置された固定子と、
    前記回転子と前記固定子を収容して保持するフレーム(4)と、
    前記固定子に含まれる固定子巻線(1A、1B)に誘起される交流電圧を直流電圧に変換、または、外部から印加される直流電圧を交流電圧に変換して前記固定子巻線に印加する電力変換器(3)と、
    前記電力変換器を制御する制御回路(8)が搭載される制御基板(102)と、
    前記制御基板を収納するとともに、外周部よりも内径側に配置された固定部(82B)によって前記フレームに固定される基板ケース(80)と、
    を備え、前記固定部には固定部材を挿通する挿入孔(82C)が形成され、
    前記基板ケースには、前記制御基板において前記固定部に対応する位置に設けられた貫通部を貫通する仕切り壁(82D)が設けられ、
    前記仕切り壁の内側に前記挿入孔が配置されていることを特徴とする車両用回転電機。
  6. 請求項5において、
    前記制御基板には、前記回転子の回転軸(21)に取り付けられたセンサ用磁石(22)に対して軸方向で対向する回転角センサ(7、23)が配設され、
    前記基板ケースには、複数の前記固定部が前記回転軸に対して対称配置されていることを特徴とする車両用回転電機。
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