JP6005793B2 - 整畦体 - Google Patents
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Description
このため、この延長部及び張出部が周方向に交互に突出した整畦体の表面においては、畦の土面に対する押圧の回数が増えることとなり、畦の上面から法面に亘って滑らかな土面の成形が可能であることはもちろん、より効果的に畦表面を固めることが可能となる。
ここにおいて、先ず、図1(部分平面図)及び図2(側面図)を参照しながら、走行機体に牽引される畦塗り機の全体的な概要を説明し、説明の参考として、畦塗り機の斜視図(図3)も参照する。
ここで、図3(a)を参照しながら詳細に説明すると、回動支持アーム15は、進行方向に対して左右方向に延びる平行リンクフレーム部15aと、平行リンクフレーム部15aの基端側端部分から装着部5側へ延びるリンクアーム部15bとを有してなり、リンクアーム部15bの基端側がオフセットフレーム11の先端側下部に回動自在に取り付けられている。
このように構成されたオフセット機構部10は、図1に示す通り、オフセットフレーム11、リンク部材13、ヒッチフレーム6及び回動支持アーム15によって平行リンク機構を形成している。
法面整畦部20は、図5に示す通り、扇形をした複数枚の法面羽根板21を半径方向の直線部分で互いに連結することにより全体として略円錐形状に形成されており、中心位置である頂部には、複数枚の法面羽根板21を連結する際の位置決めの基準になるとともに、上面整畦部30を固定するための固定部24が配置されている。
そして、周方向に隣接する複数枚の法面羽根板は、互いの境界部分において上下間隔を置き、法面整畦部20における回転方向の下流側に位置する下流側法面羽根板21bの重なり部23を、上流側に位置する上流側法面羽根板21aの張出部22の背面側に連結されている。
図6に示す通り、上面整畦部30は、法面整畦部20の固定部24に固定される支持部材34や、支持部材34の周方向において間隔を置いて装着される複数枚の上面羽根板32等から構成されており、複数枚の上面羽根板32は、接合部材4や締結部材5を用いて支持部材34にそれぞれ装着されることとなる。
図7に示す通り、支持部材34は、ボルト7を貫通させるとともに、そのボルト7の先端を固定部24のねじ孔24bに螺入することによって固定部24に固定されている。
さらに、これらフランジ部62には、ボルト7を貫通可能とする貫通孔が施されており、支持部材34の側面に設けられた補剛板31と、複数のフランジ部62の貫通孔とにボルト7を貫通させて、当該ボルト7の先端を固定部24のねじ孔24bに螺入することによって、法面整畦部20に対して支持部材34を固定させることとしている。
上面羽根板32は、支持部材34の長手方向の長さと略同程度の長さを有する平面状の基端部位32aと、基端部位32aから支持部材34の周方向に張り出すとともに湾曲した連続部位32bと、連続部位32b及び基端部位32aから連続して形成されるとともに、連続部位32bの反対側であって法面整畦部20側へ延びる延長部位32cとを有している。
つまり、延長部位32cは、図6に示す通り、上面整畦部30が法面整畦部20の固定部24に固定されることで、法面整畦部20側に向けて延びた状態となる。
このため、延長部位32cの法面整畦部20への接触の際に、法面整畦部20から受ける反力を、延長部位32cにおいて効果的に分散させることができ、延長部位32cの曲げ変形を容易に生じさせるようになっている。
ここにおいて、図9(a)及び図9(b)は、整畦体66を斜め上から見た斜視図を示し、図9(c)は整畦体66の側面図を、図9(d)は整畦体66を走行機体90の進行方向前方から進行方向後方に向けて見た図を示している。
ここにおいて、図10(a)は、整畦体66による畦の整畦が行われていない状態(無負荷状態)を示しており、図10(b)は、畦の整畦を行っている状態(負荷状態)を示している。
ここにおいて、図10(b)に示す通り、畦の上面の整畦は、上面整畦部30が走行機体90の進行方向(図中矢印G)に向けて進行しながら、上面整畦部30が図中矢印Fの方向に向けて回転して行われることとなる。
図11に示す通り、整畦作業は、畦上面70bに対して上面整畦部30が押圧し、畦法面70cに対して法面整畦部20が押圧して作用することで行われる。
つまり、延長部位32cと張出部22(張出部22aや張出部22b)とにより、畦の土面を交互に叩くことが可能となっている。
ここにおいて、図13(a)は上面羽根板32が弾性屈曲した状態を示す図12の図中W−W断面図について、上面羽根板32における延長部位32cと法面羽根板21の張出部22との位置関係を示す断面図である。
そして、図13(b)は同図中X−X断面図について、上面羽根板32における先端部位32dと法面羽根板21の張出部22との位置関係を示す断面図である。
図13(b)に示す通り、延長部位32cの先端である先端部位32dの外側表面部は、上流側法面羽根板21aにおける張出部22aの外側表面部と、下流側法面羽根板21bにおける張出部22bの外側表面部とを結ぶ円弧(図中の円弧Z)よりも内側に位置する構成となっている。
20 法面整畦部
21 法面羽根板
22 張出部
23 重なり部
30 上面整畦部
32 上面羽根板
32c 延長部位
32d 先端部位
32e 切欠部位
90 走行機体
Claims (3)
- 複数枚の法面羽根板を連結して構成され、畦の法面を整畦する法面整畦部と、支持部材の周方向に間隔を置いて装着された複数枚の上面羽根板を有し、前記法面整畦部の頂部に設けられて畦の上面を整畦する上面整畦部と、を備える整畦体であって、
前記上面羽根板は、前記法面整畦部に向けて延びる延長部位と、該延長部位と隣り合わせに設けられた切欠部位とを有し、
整畦作業を行っている状態における前記整畦体を前記法面整畦部の頂部側から見た場合において、前記切欠部位は、前記複数枚の法面羽根板のうち隣接する二つの法面羽根板の境界部分に位置し、前記上面羽根板の回転方向下流側における側縁が、前記境界部分に重ならない位置にあり、
前記延長部位の外側表面は、第1の部分において、上流側法面羽根板における張出部の外側表面と下流側法面羽根板における張出部の外側表面とを結ぶ円弧上に位置し、前記第1の部分よりも先端側の第2の部分において、上流側法面羽根板における張出部の外側表面と下流側法面羽根板における張出部の外側表面とを結ぶ円弧よりも内側に位置する、整畦体。 - 前記上面羽根板が弾性部材で構成されている、請求項1に記載の整畦体。
- 請求項1又は2に記載の整畦体を備えた畦塗り機。
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JP2015081723A JP6005793B2 (ja) | 2015-04-13 | 2015-04-13 | 整畦体 |
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JP2015081723A JP6005793B2 (ja) | 2015-04-13 | 2015-04-13 | 整畦体 |
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2015
- 2015-04-13 JP JP2015081723A patent/JP6005793B2/ja active Active
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