JP6005015B2 - ダクト壁面構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば石炭焚きボイラから排出される燃焼排ガスのように、気流中に固体粒子を含む固気二相流を流す鉄板製ダクトのダクト壁面構造に関する。
従来、石炭焚きボイラでは、火炉内から石炭の燃焼により燃焼排ガスが排出される。この燃焼排ガス中には、炭種により詳細は異なるものの、フライアッシュや高空隙率大径灰(以下、「大径灰」と呼ぶ)と呼ばれる石炭灰(固体粒子)を含んでいる。
このうち、フライアッシュは、粒径が数μmオーダーの非常に細かい粒子である。これに対して、大径灰は、粒径が概ね1mm以上と比較的大きくなるが、空隙率が高いため見かけ比重の小さい粒子となる。
石炭焚きボイラ1の火炉2から排出された固気二相流は、例えば図9に示すような鉄板製のダクトにより形成された煙道10を通り、脱硝等の必要な処理を施した後、図示しない煙突等から大気へ放出される。
図9に示す煙道10は、燃焼排ガスの流れ方向上流側から順に、すなわち火炉2側から順に、第1水平煙道部11、第1垂直煙道部12、第2水平煙道部13,第2垂直煙道部14,第3水平煙道部15及び第3垂直煙道部16が連続して設けられている。なお、図中の符号Gは燃焼排ガスの流れ、50は大径灰を示している。
図示の構成例では、第1垂直煙道部12及び第2鉛直煙道部14の下端部にそれぞれ第1ホッパー20及び第2ホッパー30が設置され、火炉2から飛散してくる大径灰を回収するようになっている。さらに、第3鉛直煙道部16には、燃焼排ガスを通過させて脱硝処理を行う脱硝装置40が設置されている。第1垂直煙道部12の下端部に設置された第1ホッパー20は、回収した大径灰が落下するように角度設定された傾斜面21を備えている。しかし、従来の傾斜面21は、ダクトと同様に、鉄板製の壁面であるため反発係数が高く、従って、大きく反発した大径灰は、第1ホッパー20を飛び越えて第2水平煙道部13まで飛散する確率が高くなる。
特に、煙道10の断面中央部は燃焼排ガスの流速が速いため、第1ホッパー20を飛び越えて燃焼排ガスの速い流れに乗った大径灰は、見かけ比重が小さいこともあって、第2ホッパー30でも回収されることなく脱走装置40まで到達する可能性が高くなる。
脱硝装置40は、例えば格子状酸化チタン担体の上に二酸化バナジウムを担持した脱硝剤(脱硝触媒)をパレットに入れ、このパレットを装置内に多数配置しておく構成となっている。このため、固気二相流の燃焼排ガスは、脱硝装置40を通過して脱硝されるが、同時に、格子状の脱硝触媒は、燃焼排ガスとともに通過する大径灰による目詰まりが発生する。
このような脱硝触媒目詰まりを防止するため、例えば下記の特許文献1及び2に示すように、第1ホッパー20の下流側煙道内に金網状の捕集用スクリーンSを設置することが行われている。
米国特許第6994036号明細書 特開平2−95415号公報 特開2008−241061号公報
ところで、第1ホッパー20の下流側煙道内に設置された捕集用スクリーンSは、スクリーン自体に摩耗や詰まりを生じることにより、スクリーン交換等が必要となり、運転コストを押し上げる原因となる。また、捕集用スクリーンSに詰まりが生じると、煙道10の有効流路断面積が低下して圧力損失を上昇させることも懸念される。
このような背景から、石炭焚きボイラから排出される燃焼排ガスのような固気二相流を流す煙道のダクト壁面構造においては、ホッパーにおける大径灰のような固体粒子の捕集率を向上させることにより、煙道下流側への流出を低減することが望まれる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、固気二相流を流すホッパーを備えた鉄板製ダクトの煙道において、ホッパーにおける固体粒子の捕集率を向上させてダクト下流側への流出を低減できるダクト壁面構造を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係るダクト壁面構造は、気流中に固体粒子を含む固気二相流を流す鉄板製ダクトのダクト壁面構造であって、上下方向の速度成分を有する流れとなる方向に設置された前記鉄板製ダクトの下端部またはダクト途中に設けられて前記気流から前記固体粒子を回収するホッパーを備え、前記ホッパーの流れ方向上流側または下流側で前記固体粒子が衝突する内壁面領域に、鉄板より反発係数の小さい低反発構造部を設けたことを特徴とするものである。
このようなダクト壁面構造によれば、ホッパーの流れ方向上流側または下流側で固体粒子が衝突する内壁面領域に、鉄板より反発係数の小さい低反発構造部を設けたので、低反発構造部に衝突した固体粒子の反発量が低下する。
この結果、低反発構造部がホッパーの流れ方向上流側にあれば、ホッパーを飛び越えて下流側へ飛散して流出する固体粒子量が減少するので、ホッパーにおける固体粒子の捕集率が向上する。また、低反発構造部がホッパーの流れ方向下流側にあれば、流速の速い流路断面中央及びその近傍まで到達し気流とともに下流側へ流出する固体粒子量が減少するので、気流から分離して落下した固体粒子を回収することでホッパーにおける固体粒子の捕集率が向上する。
上記の発明において、前記低反発構造部は、前記鉄板製ダクトの内壁面との間に空間部を設けて設置され、前記固体粒子の通路となる開口部を備えた低反発部形成部材であることが好ましい。この場合、低反発部形成部材の開口部を通過した固体粒子は、内壁面に衝突して反発した後、低反発部形成部材の背面側に再度衝突する確率が高いため、内壁面に沿って空間部を落下してホッパーに回収される。また、鉄板より反発係数の低い低反発部形成部材に衝突した固体粒子は、反発量の低下によりホッパーにおける捕集率が向上する。
好適な低反発部形成部材は、例えば金網、グレーチング、多孔板等のように、固体粒子が通過できる大きさの開口部を多数備えた格子状のものが望ましく、特に、金網等のように弾性変形する素材を採用すれば、弾性変形により固定粒子の衝突エネルギーを効率よく吸収することが可能になる。
上記の発明において、前記低反発構造部は、前記鉄板製ダクトの内壁面上に設置されて前記固体粒子の衝突で弾性変形する低反発部形成部材であることが好ましく、これにより、低反発部形成部材に衝突した固体粒子は、弾性変形により固定粒子の衝突エネルギーを効率よく吸収されるため、反発量の低下によりホッパーにおける捕集率が向上する。
なお、低反発部形成部材は、例えばワイヤー、金網、断熱材等のように、固体粒子の衝突で弾性変形する素材を採用すればよい。
また、本発明に係るダクト壁面構造は、気流中に固体粒子を含む固気二相流を流す鉄板製ダクトのダクト壁面構造であって、前記鉄板製ダクトの水平方向煙道部の流れ方向下流側に接続され、上下方向の速度成分を有する流れとなる方向に設置された前記鉄板製ダクトの煙道部の下端部または途中に設けられて前記気流から前記固体粒子を回収するホッパーを備え、前記ホッパーの流れ方向上流側または下流側の流路部に、水平方向の気流に対向する複数面で構成された簾構造の鉄板より反発係数の小さい低反発構造部を設けたものでもよい。
上記の発明において、前記固気二相流は、石炭焚きボイラより排出されて石炭灰を含む燃焼排ガスであり、この場合、低反発部に衝突した石炭灰の大径灰は、反発量の低下によりホッパーの捕集率が向上し、下流に設置されている脱硝装置への到達量が減少する。
上述した本発明によれば、固気二相流を流すホッパーを備えた鉄板製ダクト(煙道)において、ホッパーにおける固体粒子の捕集率を向上させてダクト下流側への流出を低減できる。
本発明に係るダクト壁面構造の一実施形態として、石炭焚きボイラの煙道を示す縦断面図である。 図1に示したダクト壁面構造において、第1ホッパー周辺構造を拡大して示す縦断面図である。 図2に示した低反発構造部の第1具体例を示す図で、(a)は壁面との間に空間を設けて多数の開口部を有する部材を設置した低反発構造部の概要を示す斜視図、(b)は開口部を通過した固体粒子の動きを示す断面図、(c)は開口部を通過できなかった固体粒子の動きを示す断面図である。 図2に示した低反発構造部の第2具体例を示す図で、(a)は壁面にワイヤー等の低反発部材を設置した低反発構造部の概要を示す斜視図、(b)は(a)の断面図である。 図2に示した低反発構造部の第3具体例を示す図で、壁面に低反発部材を略平面状に設置した低反発構造部の断面図である。 図1に示したダクト壁面構造において、第2ホッパー周辺構造を拡大して示す縦断面図である。 2種類の低反発部材について、固体粒子の粒子径と飛散低減率との関係を示す図である。 本発明のダクト壁面構造を適用可能な他の煙道例を示す図で、(a)は水平煙道部及び上向きに流す垂直煙道部により構成された煙道例、(b)は傾斜煙道により構成された煙道例、(c)は水平煙道部及び下向きに流す垂直煙道部により構成された煙道例である。 従来のダクト壁面構造例として、石炭焚きボイラの煙道を示す縦断面図である。
以下、本発明に係るダクト壁面構造の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に例示するダクト壁面構造は、石炭焚きボイラ1の火炉2から排出された固気二相流の燃焼排ガスを流すものであり、図示しない煙突等から大気へ放出するための煙道10である。この煙道10は、鉄板製のダクトにより形成された燃焼排ガス流路であり、一般的には矩形断面を有している。火炉2から排出される燃焼排ガスは、フライアッシュや大径灰と呼ばれる石炭灰(固体粒子)を含む固気二相流であり、煙道10を通る際に脱硝等の必要な処理を施した後、図中に矢印Gで示すように流れて図示しない煙突等から大気へ放出される。
図示の煙道10は、燃焼排ガスの流れ方向上流側となる火炉2側から順に、第1水平煙道部11、第1垂直煙道部12、第2水平煙道部13,第2垂直煙道部14,第3水平煙道部15及び第3垂直煙道部16が連続して設けられている。
また、図示の煙道10では、下向きの速度成分を有する燃焼排ガスが流れる第1垂直煙道部12の下端部に第1ホッパー20Aを設置し、さらに、上向きの速度成分を有する燃焼排ガスが流れる第2垂直煙道部14の下端部に第2ホッパー30Aを設置している。そして、燃焼排ガスが下向きに流れる第3鉛直煙道部16には、燃焼排ガスを通過させて脱硝処理を行う脱硝装置40を設置している。
上述した第1ホッパー20A及び第2ホッパー30Aは、主として燃焼排ガス中に含まれる大径灰の回収を目的として設置されたものである。なお、非常に粒径の小さいフライアッシュについては、燃焼排ガスの気流からほとんど分離されることはなく、従って、大径灰のように第1ホッパー20A及び第2ホッパー30Aで回収されることなく煙道10内を流れていく。
第1ホッパー20Aは、図1及び図2に示すように、大径灰が落下するように安息角以上となるように角度設定された傾斜面21を上流側に備えている。本実施形態では、第1ホッパー20Aでの捕集率を効果的に向上させるため、第1ホッパー20Aの上流側となる傾斜面21を鉄板より反発係数の小さい低反発構造の低反発部(低反発構造部)60とする。
すなわち、傾斜面21は、第1ホッパー20Aの上流側近傍(ホッパー付近)に位置する煙道10のダクト内壁面でもあり、この傾斜面21を低反発構造の低反発部60とすることにより、下向きの気流とともに落下してきた大径灰50は、低反発部60に衝突した際の反発量が抑制される。
この結果、下向きの気流(下向きの速度成分を有する燃焼排ガスの流れ)とともに落下してきた大径灰50は、鉄板である従来の傾斜面21に直接衝突した際の反発量より低下した反発をするので、第1ホッパー20Aを飛び越えて第2水平煙道部13まで飛散する確率が低くなり、従って、第1ホッパー20Aにおける大径灰捕集率が向上する。このような大径灰捕集率の向上は、煙道10の下流側へ飛散して流出する大径灰50の量を低減するので、第3垂直煙道部16に設置されている脱硝装置40まで到達するLPA量を低減できる。
ここで、上述した低反発部60について、具体的な構成例を図面に基づいて説明する。
図3に示す第1具体例の低反発部60Aは、鉄板製ダクトの内壁面である傾斜面21との間に空間部61を設けて金網(低反発部形成部材)62を設置したものである。この金網62には、大径灰50の通路となる開口部62aが多数設けられている。
このような低反発部60Aを採用すれば、図3(b)に示すように、金網62の開口部62aを通過した固体粒子は、鉄板製のダクト内壁面である傾斜面21に衝突して反発するが、この後、金網62の背面側に再度衝突する確率が高い。このため、金網62の背面側に衝突した大径灰50は、傾斜面21に沿って空間部61を落下し、最終的に第1ホッパー20Aに回収される。
一方、大径灰50は、全てが金網62の開口部62aを通過するわけではなく、線状の部材を格子状に組み合わせた金網62に衝突するものもある。金網62の線状部材に衝突した大径灰50は、図3(c)に示すように、通常鉄板より反発係数が低く弾性変形しやすい部材に衝突することになり、この結果、反発量の低下により第1ホッパー20Aに回収される確率が高くなる。
このように、上述した底反発部60Aは、金網62の開口部を通過した大径灰50及び金網62に衝突した大径灰50を効率よく第1ホッパー20Aに回収できるため、第1ホッパー20Aにおける大径灰50の捕集率向上に有効である。
ところで、上述した第1具体例では、低反発部材を金網62としたが、この具体例に好適な低反発部材としては、金網62の他にも、例えばグレーチング、多孔板、簾構造(鎧戸)等のように、大径灰50が通過できる大きさの開口部を多数備えた格子状のものが使用可能である。
特に、金網62の線状部材等のように、大径灰50の衝突を受けて弾性変形する素材の格子状低反発部材を採用すれば、弾性変形により大径灰50の衝突エネルギーを効率よく吸収して反発量を低減することが可能になる。また、衝突した大径灰50が回転することにより、反発量を低減することも可能になる。
図4に示す第2具体例の低反発部60Bは、傾斜面21の壁面上に適所を固定して多数のワイヤー(低反発部形成部材)63を設置したものである。ワイヤー63は、鉄板と比較して剛性が低く、大径灰50の衝突で弾性変形する素材である。従って、ワイヤー63は、複数本を束ねた状態にして使用すれば着脱や固定が容易であり、必要に応じて上下方向及び左右方向を適宜組み合わせた格子状に配置することが望ましい。
このようなワイヤー63は、大径灰50が衝突すると弾性変形により衝突エネルギーを効率よく吸収するため、衝突した大径灰50の反発量低下により第1ホッパー20Aの捕集率が向上する。さらに、大径灰50がワイヤー63に衝突すると、大径灰50が回転しやすくなるので、これによっても速度エネルギーが低減して反発しにくくなる。
ところで、上述した第2具体例では、低反発部材をワイヤー63としたが、この具体例に好適な低反発部材としては、ワイヤー63の他にも、例えば金網等のように、大径灰50の衝突で弾性変形する素材で構成されたものを採用可能である。
また、第3具体例として図5に示す低反発部60Cのように、低反発部材として断熱材64等のような平板状素材を採用して傾斜面21に張り付けることも可能である。なお、断熱材64を採用する場合には、煙道10の内壁面側となる断熱材64の表面に、すなわち大径灰50が衝突する断熱材表面に反発係数の高い鉄板等のライナーが設けられることはない。
このような断熱材64は、大径灰50が衝突すると弾性変形により衝突エネルギーを効率よく吸収するため、衝突した大径灰50の反発量低下により第1ホッパー20Aの捕集率が向上する。
なお、平板状の低反発部60Cは、断熱材64の他にも、例えば鉄板より反発係数が小さいゴム系素材やプラスチック製素材を採用可能である。
次に、図6に示す低反発構造の低反発部(低反発構造部)70,80は、第2ホッパー30Aの下流側で大径灰50が衝突する内壁面領域または流路部に設けられている。すなわち、第2ホッパー30Aは、上向きの気流(上向きの速度成分を有する燃焼排ガスの流れ)が流れる第2垂直煙道部14の下端部に設置され、第2ホッパー30Aの下流側に鉄板より反発係数の小さい低反発構造部70,80が設けられている。
図6に示す低反発構造部70は、第2ホッパー30Aの下流側となる煙道10の流路部に、具体的には、第2水平煙道部13と第2垂直煙道部14との接続部で水平方向から上向きに気流の流れ方向を変える煙道流路内に、換言すれば、第2ホッパー30Aの上方となる煙道流路内に設けられている。この低反発構造部70は、例えば水平方向の気流に対向する複数面で構成された簾構造とされ、簾構造の面に衝突した大径灰50が失速して第2ホッパー30Aに落下するので、第2ホッパー30Aの捕集率が向上する。
また、図6に示す低反発部80は、第2ホッパー30Aの下流側で大径灰50が衝突する内壁面領域に、具体的には、第2水平煙道部13を流れる水平方向な気流が衝突する第2垂直煙道部14の壁面部に設けられている。この低反発部80には、例えば金網、ワイヤーの束、グレーチング等を採用できる。
このような低反発部80を設けると、第2水平煙道部13を水平方向に流れる気流に乗った大径灰50の多くは、慣性力により突き当たりの内壁面領域に設けた低反発部80に衝突する。この衝突により反発した大径灰50は、第2垂直流路14の流路断面中央方向へ向かうが、従来の鉄板より反発係数が低下しているため、流速の速い流路断面中央及びその近傍まで到達する割合が減少する。
すなわち、低反発部80が第2ホッパー30Aの流れ方向下流側にあれば、低反発部80に衝突した大径灰50の反発量低下により、流速の速い流路断面中央及びその近傍まで到達して気流とともに下流側へ流出する大径灰50の量が減少する。この結果、気流から分離して落下する大径灰50が増加するので、この大径灰50を第2ホッパー30Aで回収すれば、第2ホッパー30Aにおける大径灰50の捕集率が向上する。
この場合、低反発部80には、上述した第1具体例から第3具体例の構成を採用でき、また、諸条件に応じて低反発部70と適宜組み合わせた構成も可能である。
ここで、鉄板より反発係数の小さい素材を例示すると、ゴム系素材やプラスチック系素材の他には、例えばステンレススチール、銅、アルミニウム、燐青銅、モネル、高耐食合金(HC−22,HC−276)、ニッケル基の超合金(インコネル600、インコネル601;登録商標)、ニッケル、ニッケル201等がある。これらは、上述した板状、金網及びワイヤー等の状態として、適宜選択しての使用が可能である。
さて、上述した低反発構造について、固体粒子の直径である粒子径(mm)と飛散低減率(%)との関係を数値シミュレーションにより試算した結果を図7に示す。すなわち、図7は低反発構造の有効性を検証した試算であり、飛散低減率が大きくなる粒子径ほど、上述した低反発構造が有効となる。
図7に示す関係では、二種類の低反発構造(低反発a,低反発b)について試算しているが、粒子径(d)が略0.3mmから飛散低減率の向上が始まり、粒子径(d)が略5mmまで大きくなると飛散低減率は100%となる。従って、上述した本実施形態の低反発構造は、固体粒子の粒子径(d)が0.3mm以上5mm以下の範囲で有効となる。
また、図8に示す煙道(鉄板製のダクト構造)は、上述した実施形態のダクト壁面構造を適用可能な他の構成例である。
図8(a)に示す煙道10は、図1に示した実施形態と同様に、水平煙道部及び上向きに流す垂直煙道部により構成された煙道例である。この煙道例では、第2水平煙道部13の両端部に接続された第1垂直煙道部12の下端部及び第2垂直煙道部14の下端部に、それぞれ第1ホッパー20A及び第2ホッパー30Aが設置されている。
図8(b)に示す煙道10Aは、第1垂直煙道12と水平煙道部15Aとの間が、流れに上向きの速度成分を有する傾斜煙道17により構成された煙道例である。この煙道例では、第1垂直煙道部12の下端部に第1ホッパー20Aが設置され、傾斜煙道17の途中に第2ホッパー30Bが設置されている。
この煙道例では、第2ホッパー30Bの下流側となる流路部に、例えば簾状の低反発構造を設けることで、捕集率向上を達成できる。
図8(c)に示す煙道10Bは、水平煙道部及び下向きに流す垂直煙道部により構成された煙道例である。すなわち、図8(a)に示した第2垂直煙道部14に代えて、第2水平煙道部13の端部から下向きに設けた第2垂直煙道部14Aを備えている。この煙道例では、第2ホッパー30Cの下流側で上下方向下向きに流れるので、第2ホッパー30Cの上流側または下流側の流路部に、例えば簾状の低反発構造を設けて捕集率を向上させることができる。
このように、上述した本実施形態によれば、石炭焚きボイラ1より排出された石炭灰を含む燃焼排ガス(固気二相流)を流す鉄板製ダクト(煙道)においては、ダクトの途中に設けたホッパーの大径灰捕集率を向上させることができるので、ダクト下流側への流出を低減できる。この結果、例えば脱硫装置40まで到達する大径灰を低減し、脱硝触媒の目詰まりを抑制または防止することができる。
ところで、上述した実施形態では、気流中に固体粒子を含む固気二相流を石炭焚きボイラ1の火炉2から排出される石炭灰としたが、本実施形態のダクト壁面構造を採用した鉄板製のダクトは、例えば固体粒子として煤、鉄粉、ディーゼル排気微粒子及び未燃粒子を含む各種の気流を流す装置に適用可能である。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
1 石炭焚きボイラ
2 火炉
10,10A,10B 煙道
20,20A 第1ホッパー
21 傾斜面
30,30A〜30C 第2ホッパー
40 脱硝装置
50 高空隙率大径灰(大径灰)
60,60A〜60C,70,80 低反発部(低反発構造部)

Claims (5)

  1. 気流中に固体粒子を含む固気二相流を流す鉄板製ダクトのダクト壁面構造であって、
    上下方向の速度成分を有する流れとなる方向に設置された前記鉄板製ダクトの下端部またはダクト途中に設けられて前記気流から前記固体粒子を回収するホッパーを備え、
    前記ホッパーの流れ方向上流側または下流側で前記固体粒子が衝突する内壁面領域に、鉄板より反発係数の小さい低反発構造部を設けたダクト壁面構造。
  2. 前記低反発構造部が、前記鉄板製ダクトの内壁面との間に空間部を設けて設置され、前記固体粒子の通路となる開口部を備えた低反発部形成部材である請求項1に記載のダクト壁面構造。
  3. 前記低反発構造部が、前記鉄板製ダクトの内壁面上に設置されて前記固体粒子の衝突で弾性変形する低反発部形成部材である請求項1に記載のダクト壁面構造。
  4. 気流中に固体粒子を含む固気二相流を流す鉄板製ダクトのダクト壁面構造であって、
    前記鉄板製ダクトの水平方向煙道部の流れ方向下流側に接続され、上下方向の速度成分を有する流れとなる方向に設置された前記鉄板製ダクトの煙道部の下端部または途中に設けられて前記気流から前記固体粒子を回収するホッパーを備え、
    前記ホッパーの流れ方向上流側または下流側の流路部に、水平方向の気流に対向する複数面で構成された簾構造の鉄板より反発係数の小さい低反発構造部を設けたダクト壁面構造。
  5. 前記固気二相流は、石炭焚きボイラより排出され、石炭灰を含む燃焼排ガスである請求項1からのいずれか1項に記載のダクト壁面構造。
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