JP6727960B2 - ダクト構造、ボイラ及び固気二相流からの固体粒子の排除方法 - Google Patents
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このうち、フライアッシュは、粒径が数μmオーダーの非常に細かい粒子である。これに対して、大径灰は、粒径が概ね1mm以上と比較的大きくなるが、空隙率が高いため見かけ比重の小さい粒子となる。
煙道110は、燃焼排ガスGの流れ方向上流側、すなわち火炉102側から順に、第1水平煙道部111、第1垂直煙道部112、第2水平煙道部113,第2垂直煙道部114,第3水平煙道部115及び第3垂直煙道部116が連続して設けられている。
しかし、第1ホッパー120の下流側煙道内に設置された捕集用スクリーン160は、捕集用スクリーン160自体に摩耗や詰まりを生じることにより、スクリーン交換等が必要となり、メンテナンスが煩雑化して運転コストを押し上げる原因となる。
このような構成によれば、低反発構造部に衝突した固体粒子の反発量が低下し、ホッパーを飛び越えて下流側へ飛散して流出する固体粒子量が減少するので、ホッパーにおける固体粒子の捕集率が向上する。
本発明に係るダクト構造は、気流中に固体粒子を含む固気二相流を流すダクト構造であって、前記気流が水平方向に流れる横方向ダクトと、前記横方向ダクトにおいて前記気流の流れ方向下流側の終端部に連続して設けられ、前記気流が鉛直方向上方に向かって流れる縦方向ダクトと、前記横方向ダクトの前記終端部の鉛直方向下方に設けられ、前記気流から前記固体粒子を回収するホッパーと、を備え、前記縦方向ダクトにおいて前記流れ方向下流側に位置する側面の鉛直方向下部が、前記側面の鉛直方向上部に対して前記流れ方向下流側にオフセットすることで形成された流路拡大部と、前記ホッパーの鉛直方向上部に設けられたホッパー部において前記流れ方向下流側に形成され、前記流れ方向上流側の傾斜面よりも水平方向に対する傾斜角が小さく設定された緩傾斜面と、前記ホッパー部における前記流れ方向下流側の前記緩傾斜面の鉛直方向上端と前記側面の鉛直方向下端との間に形成された前記流れ方向に延在する平面部と、を備えることを特徴とする。
また、平面部上に溜まった固体粒子は、気流中の固体粒子と衝突して再び気流中に取り込まれて、後流側へと搬送されてしまうことになる。本発明ではホッパー部の流れ方向下流側に緩傾斜面が形成されているため、ホッパー部は、流れ方向下流側の鉛直方向上端が、縦方向ダクトの流れ方向下流側の側面に近づく。これにより、縦方向ダクトの側面とホッパー部の鉛直方向上端との間に形成される流れ方向に延在する平面部の長さを小さく抑え、平面部上に固体粒子が溜まりにくくなり、溜まった固体粒子の量は少なくなる。このため平面部上に溜まった少ない固体粒子に、気流中の固体粒子が衝突して再び気流中に取り込まれて、後流側へと搬送されることを抑制する。
さらに、ホッパー部は、緩傾斜面を形成することで、上端開口面積を拡大することができ、固体粒子を回収しやすくなる。
さらに、縦方向ダクトの側面とホッパー部の鉛直方向上端との間に流れ方向に延在する平面部を形成することで、流路拡大部を形成する側面の鉛直方向下部を、側面の鉛直方向上部に対して横方向ダクトの流れ方向下流側に大きくオフセットさせつつ、緩傾斜面の傾斜角度が固体粒子の安息角以上になる構成とすることが出来て固体粒子が緩傾斜面に堆積するのを抑えることができる。
また、ホッパー部と縦方向ダクトの側面との間に流れ方向に延在する平面部を形成することで、ダクトの設置、ホッパー部の改造やメンテナンス等を行う際に、足場の一端を平面部に設置し足場の他端をダクトの下面に設置することができ、作業性が向上する。
この場合、緩傾斜面がホッパー部の鉛直方向上部の所定範囲のみに形成されているため、ホッパー部の鉛直方向下部においては水平方向との傾斜角度が大きくなり、固体粒子が速やかに落下し、ホッパーの排出口からの固体粒子の排出を円滑に行うことができる。
また、緩傾斜面の範囲を限定し緩傾斜面の面積が減少するため、気流中の固体粒子が緩傾斜面で跳ね返って縦方向ダクトを鉛直方向上方に向かう量を抑えることができる。
さらに、既存のホッパーを改造して上記ダクト構造を実現する場合、ホッパー部の鉛直方向上部の所定範囲のみを緩傾斜面に改造すれば良く、改造コストを抑えることができる。
この場合、ホッパー部の上部傾斜面は水平方向との傾斜角が大きいため、ホッパー部の鉛直方向上部の所定範囲にある上部傾斜面では、横方向ダクトを通ってきた気流中の固体粒子が衝突して跳ね返っても、鉛直方向上方の縦方向ダクト側に跳ね返りにくくなり、再び気流中に取り込まれることを抑制する。
この場合、ホッパー部の鉛直方向上部に、横方向ダクトを通ってきた気流中の固体粒子が入り込んで衝突しても、鉛直方向上方の縦方向ダクト側に跳ね返りにくくなり、再び気流中に取り込まれることを抑制する。
この場合、横方向ダクトを通ってきた気流中の固体粒子が低反発部に衝突すると、低反発部における跳ね返り量が小さく、しかも鉛直方向斜め下方を向いているため、鉛直方向上方の縦方向ダクト側に跳ね返りにくくなり、再び気流中に取り込まれることを抑制する。
以下に、本発明に係るダクト構造の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るダクト構造を備える煙道(ダクト)10は、石炭焚きボイラ1の火炉2から排出された固気二相流の燃焼排ガスを、図示しない煙突等に流すものである。煙道10は、鉄板製のダクトにより形成された燃焼排ガスGの流路を形成し、一般的には矩形断面を有している。火炉2から排出される燃焼排ガスGは、フライアッシュや大径灰と呼ばれる石炭灰(固体粒子)を含む固気二相流であり、煙道10を通る際に脱硝装置4で脱硝等の燃焼排ガスを大気中へ放出するために必要な処理を施した後、図1中に矢印で示すように流れて図示しない煙突等から大気へ放出される。
なお以下の説明で、上向きとは鉛直方向上向きを、下向きとは鉛直方向下向きを示し、それぞれを上向き、下向きと記載する。上部と下部や、上端と下端も同様である。
また、下部側壁面14uと上部側壁面14tとの間には、上方に向かって漸次流れ方向Fの下流側に向かい、第2垂直煙道部14の流路面積を漸次縮小するよう傾斜した傾斜面14kが形成されている。
ここで、上部側壁面14tに対する、下部側壁面14uの流れ方向F(本実施形態では水平方向)に沿った張り出し寸法L2は、例えば、3〜5m程度とすることができる。平面部18の流れ方向Fに沿った長さL1は、上部側壁面14tに対する下部側壁面14uの流れ方向Fに沿った張り出し寸法L2に対し、10〜100%に設定するのが好ましい。長さL1の寸法L2に対するさらに好ましい範囲は、15〜75%である。
平面部18の長さL1は寸法L2以下として、上部側壁面14tから重力落下する固体粒子である大径灰を第2ホッパー30Aの下流側傾斜面34Aで受け止めるようにするのが好ましい。また長さL1が大きすぎると、平面部18上に石炭灰(固体粒子)が溜まって傾斜面Sを形成し、第2水平煙道部13を、燃焼排ガスGの気流とともに流れてきた大径灰が傾斜面Sで衝突して上向きに跳ね返ってしまい、再び気流中に取り込まれることがある。したがって、平面部18の長さL1は、なるべく小さく抑えるのが好ましい。その一方で、平面部18には、煙道10の設置、改造、メンテナンス等を行うときに、足場の一端を平面部18に設置し、足場の他端をダクトの下面13bに設置するなどして、足場板を設置することができる。したがって、平面部18の長さL1は、足場板を設置できるだけの寸法を確保するのが好ましい。
さらに、第2垂直煙道部14の側壁面14sとホッパー部32Aの上端34tとの間に平面部18を形成することで、流路拡大部Xを形成する側壁面14sの下部側壁面14uを、側壁面14sの上部側壁面14tに対して第2水平煙道部13の流れ方向F下流側に大きく張り出させつつ、下流側傾斜面34Aの水平方向との傾斜角度が大径灰の安息角以上になる構成とすることが出来て、固体粒子である大径灰が下流側傾斜面34Aに堆積することを抑えることができる。
次に、本発明に係るダクト構造の第2実施形態について説明する。なお、以下の説明において、上記第1実施形態と共通する構成については同符号を付してその説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態におけるダクト構造を有した煙道10は、第2垂直煙道部14の側壁面14sの下部に、側壁面14sの上部側壁面14tよりも、第2水平煙道部13における流れ方向Fの下流側に張り出した下部側壁面14uが形成されている。
また、上部傾斜面36は、ホッパー部32Bの下流側傾斜面34Bの上部の所定範囲にのみに形成されている。ここで、第2ホッパー30Bの鉛直方向に沿う中心線Cに沿う高さに対して、上部傾斜面36の高さが第2ホッパー30B全体の高さの50%以下の範囲(所定範囲)であることが好ましい。
このようにして、第2ホッパー30Bのホッパー部32Bは、排出口31の中心を含む鉛直方向に沿う中心線Cに対し、非対称の傾斜面で形成されている。
ここで、第2ホッパー30Bの鉛直方向に沿う中心線Cに沿う高さに対して、上部傾斜面36の高さを第2ホッパー30B全体の高さの50%以下とすることで、下部傾斜面35での大径灰が速やかに落下し大径灰の排出を円滑に行うことができる。
また、第1実施形態で示した下流側傾斜面34Aに比較し、上部傾斜面36を所定範囲内とすることで上部傾斜面36の面積が減少するため、燃焼排ガスGの気流中の固体粒子である大径灰が上部傾斜面36に衝突して跳ね返って第2垂直煙道部14を上方に向かい再び気流中に取り込まれることを抑えることができる。
また、既存の第2ホッパー30Bを改造して上記ダクト構造を実現する場合、ホッパー部32Bの上部の所定範囲のみを傾斜角θ4が小さな上部傾斜面36に改造すれば良く、改造コストを抑えることができる。
これにより、第2ホッパー30Bにおける大径灰の捕集率を向上させて、燃焼排ガスGの気流中の大径灰が飛散して下流側へ搬送する確率が低くなる。これにより、煙道10の下流側への大径灰の搬送を抑制し、脱硝装置4での大径灰の堆積を低減することが可能となる。
次に、本発明に係るダクト構造の第3実施形態について説明する。なお、以下の説明において、上記第1、第2実施形態と共通する構成については同符号を付してその説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態におけるダクト構造を有した煙道10は、第2垂直煙道部14の側壁面14sの下部に、側壁面14sの上部側壁面14tよりも、流れ方向Fの下流側に張り出した下部側壁面14uが形成されている。
このような下部傾斜面37の傾斜角θ5は、上記第1実施形態における下流側傾斜面34Aと同様、例えば、45°より大きく、60°より小さくするのが好ましい。
すなわち、下部傾斜面37の傾斜角θ5は、水平方向との傾斜角が安息角より大きく、大径灰を速やかに落下し、第2ホッパー30Cの排出口31からの大径灰の排出を円滑に行うことができる。
また、第2ホッパー30Cの鉛直方向に沿う中心線Cに沿う高さに対して、下部傾斜面37の高さが第2ホッパー30C全体の高さの50%以上の範囲(所定範囲)であることが好ましい。これにより下部傾斜面37での大径灰が速やかに落下し大径灰の排出を円滑に行うことができる。
これにより、第2ホッパー30Cにおける大径灰の捕集率を向上させて、燃焼排ガスGの気流中の大径灰が飛散して下流側へ搬送する確率が低くなる。これにより、煙道10の下流側への大径灰の搬送を抑制し、脱硝装置4での大径灰の堆積を低減することが可能となる。
ここで、下部傾斜面37の高さが第2ホッパー30C全体の高さの50%以上とすることで、下部傾斜面37での大径灰が速やかに落下し大径灰の排出を円滑に行うことができる。
次に、本発明に係るダクト構造の第4実施形態について説明する。なお、以下の説明において、上記第1〜第3実施形態と共通する構成については同符号を付してその説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態におけるダクト構造を有した煙道10は、第2垂直煙道部14の側壁面14sの下部に、側壁面14sの上部側壁面14tよりも、流れ方向Fの下流側に張り出した下部側壁面14uが形成されている。
このようにして、第2ホッパー30Dのホッパー部32Dは、排出口31の中心を含む鉛直方向に沿う中心線Cに対し、非対称に形成されている。
ここで、第2ホッパー30Dの鉛直方向に沿う中心線Cに沿う高さに対して、凹部40の高さが第2ホッパー30D全体の高さの50%以下の範囲(所定範囲)であることが好ましい。これにより下部傾斜面35と上部傾斜面36での大径灰が速やかに落下し大径灰の排出を円滑に行うことができる。
これにより、第2ホッパー30Dにおける大径灰の捕集率を向上させて、燃焼排ガスGの気流中の大径灰が飛散して下流側へ搬送する確率が低くなる。これにより、煙道10の下流側への大径灰の搬送を抑制し、脱硝装置4での大径灰の堆積を低減することが可能となる。
また、第2ホッパー30Dの鉛直方向に沿う中心線Cに沿う高さに対して、凹部40の高さが第2ホッパー30D全体の高さの50%以下とすることで、下部傾斜面35と上部傾斜面36での大径灰が速やかに落下し大径灰の排出を円滑に行うことができる。
次に、本発明に係るダクト構造の第5実施形態について説明する。なお、以下の説明において、上記第1〜第4実施形態と共通する構成については同符号を付してその説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態におけるダクト構造を有した煙道10は、第2垂直煙道部14の側壁面14sの下部に、側壁面14sの上部側壁面14tよりも、流れ方向Fの下流側に張り出した下部側壁面14uが形成されている。
低反発部50は、全体としてパネル状をなし、ブラケット51を介して下部側壁面14uに取り付けられている。低反発部50と下部側壁面14uとの間には、空間部52が形成されている。
また、低反発部50は、下部側壁面14uの高さH1に対し、下部側壁面14uの上端から下方に向かって、高さH1の0.75倍程度の高さH2を有するように設けるのが好ましい。高さH2は高さH1の0.75倍より小さい場合、燃焼排ガスGの気流中の固体粒子である大径灰が低反発部50に衝突する割合が低下して効果が低減する。高さH2が高さH1の0.75倍より大きい場合、更なる飛散低減効果の向上は期待できず、設置コストが増加するだけとなり好ましくない。
これにより、第2ホッパー30Bにおける大径灰の捕集率を向上させて、燃焼排ガスGの気流中の大径灰が飛散して下流側へ搬送する確率が低くなる。これにより、煙道10の下流側の大径灰の下流側への搬送を抑制し、脱硝装置4での大径灰の堆積を低減することが可能となる。
また、本明細書中において、「鉛直方向」、「水平方向」との文言を用いているが、必ずしも絶対的な「鉛直方向」、「水平方向」のみに限定する意図はなく、一般的な概念における「縦方向(上下方向)」、「横方向」の範疇を含んでいる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
13 第2水平煙道部(横方向ダクト)
13e 終端部
14 第2垂直煙道部(縦方向ダクト)
14s 側壁面(側面)
14t 上部側壁面(上部)
14u 下部側壁面(下部)
18 平面部
30A、30B、30C、30D 第2ホッパー(ホッパー)
32A、32B、32C、32D ホッパー部
33 上流側傾斜面(傾斜面)
34A 下流側傾斜面(緩傾斜面)
34B、34C、34D 下流側傾斜面
34t 上端
35 下部傾斜面
36 上部傾斜面(緩傾斜面)
37 下部傾斜面(緩傾斜面)
38 上部傾斜面
40 凹部(段部)
50 低反発部
X 流路拡大部
Claims (7)
- 気流中に固体粒子を含む固気二相流を流すダクト構造であって、
前記気流が水平方向に流れる横方向ダクトと、
前記横方向ダクトにおいて前記気流の流れ方向下流側の終端部に連続して設けられ、前記気流が鉛直方向上方に向かって流れる縦方向ダクトと、
前記横方向ダクトの前記終端部の鉛直方向下方に設けられ、前記気流から前記固体粒子を回収するホッパーと、を備え、
前記縦方向ダクトにおいて前記流れ方向下流側に位置する側面の鉛直方向下部が、前記側面の鉛直方向上部に対して前記流れ方向下流側にオフセットすることで形成された流路拡大部と、
前記ホッパーの鉛直方向上部に設けられたホッパー部において前記流れ方向下流側に形成され、前記流れ方向上流側の傾斜面よりも水平方向に対する傾斜角が小さく設定された緩傾斜面と、
前記ホッパー部における前記流れ方向下流側の前記緩傾斜面の鉛直方向上端と前記側面の鉛直方向下端との間に形成された前記流れ方向に延在する平面部と、
を備えることを特徴とするダクト構造。 - 前記緩傾斜面は、前記ホッパー部の鉛直方向上部の所定範囲に形成され、
前記ホッパー部の鉛直方向下部に、前記緩傾斜面よりも水平方向との傾斜角が大きく設定された下部傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のダクト構造。 - 前記緩傾斜面は、前記ホッパー部の鉛直方向下部の所定範囲に形成され、
前記ホッパー部の鉛直方向上部に、前記緩傾斜面よりも水平方向との傾斜角が大きく設定された上部傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のダクト構造。 - 前記ホッパー部において、前記流れ方向下流側の鉛直方向上部の所定範囲に、前記平面部に対して鉛直方向下方に窪む段部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のダクト構造。
- 前記流路拡大部の前記側面に設けられ、前記側面を形成する材料よりも反発係数が小さく、鉛直方向より所定の角度で斜め下方に傾斜した低反発部をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のダクト構造。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載のダクト構造を備えるボイラ。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載のダクト構造を備えるダクトに対し、
前記気流として固体粒子を含む固気二相流を流すことで、前記気流中から前記固体粒子を排除することを特徴とする固気二相流からの固体粒子の排除方法。
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