JP6004867B2 - 通信装置、通信装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信技術、特に近接無線通信に関するものである。
近接無線通信機能を備えた通信端末同士で、近接無線通信を利用してデータを転送することができる無線通信システムがある。データ転送を行う通信端末は互いの近接無線通信用のアンテナを向かい合わせ、さらに近接させることで無線接続が可能となる。
近接無線通信の場合、通信可能な距離がとても短いため、ネットワークの識別が容易であること、盗聴の心配が少ないことなどから、ネットワーク識別子の指定やパスワードの入力などを省略することができる。そのため、通信したい端末同士をかざすだけという簡単な操作で無線リンクを接続することが可能であるという特徴を持つ。
近接無線通信の無線リンクが接続状態になると、それぞれの通信端末上で動作する各種アプリケーションを用いて、一方の通信端末から他方の通信端末へ画像データやドキュメントデータなどのユーザデータを転送することができる。
ユーザデータをどの通信端末からどの通信端末へ転送するのか、その転送方向を決定する方法として、接続前にユーザによる操作で決定するか、通信時に対話形式で選択させるなどの方法がある。具体的には、ユーザが片方の通信端末を操作してアプリケーションを受信モードにし、さらに他方の通信端末を操作してアプリケーションを送信モードにする。
その他の方法として、ユーザが片方の通信端末を操作して受信用のアプリケーションを起動し、さらに他方の通信端末を操作して送信用のアプリケーションを起動する方法がある。
また別の方法として、常に通信端末は受信モードでアプリケーションが動作して待機状態となっており、ユーザは他方の通信端末を操作してアプリケーションを送信モードにする、いうような方法もある。
また、最近の通信端末における操作用技術として、タッチパネル式ディスプレイがある。タッチパネル式ディスプレイを用いることで、タッチパネル式ディスプレイに表示されたボタンやアイコンなどの各種オブジェクトを指やペンで触れたり、指を動かしてタッチパネル式ディスプレイをなぞったりして入力することができるようになる。これにより、ボタンなどの入力の為の部品が不要になる。
さらにタッチパネル式ディスプレイは、ボタンを押すだけの単調なアクションのためだけのものではなく、その状況に応じたオブジェクトの表示や、そのオブジェクトに対するアクションを可能とするので、ユーザはより直感的で簡単な操作を行うことができる。
その他、モーションセンサという動作方向を検出する技術を利用して、直感的な操作でユーザデータの転送方向を決定する方法が提案されている(特許文献1)。この方法では、装置Aに対して装置Bを近接させて近接無線通信接続を確立し、その後、ユーザが装置Bを装置Aへ送り込むような方向へ振って位置を変位させると、装置Bから装置Aへデータ転送を行うように制御している。また、引き出すように振って位置を変位させると装置Aから装置Bへデータ転送するように制御している。
特開2010−045681号公報
以上のように、通信端末同士をかざすだけという簡単な操作で無線リンクの接続が可能な通信装置がある。しかしながら、従来の近接無線通信システムでは、無線リンクの接続は通信端末同士をかざすだけという操作だけで行えるのに、ユーザデータの転送方向をアプリケーション上で決定する、という直感的でない操作が必要であった。
また、片方を常に待ち受け状態にしておくことで操作手順を省略したとしても、やはり直感的な操作とは言えず、さらに不要に待ち受け電力を消費してしまうという問題があった。
また、モーションセンサを用いた例も提案されているが、直感的な操作については述べられているものの、近接無線通信の待ち受け電力の消費を抑えることについては解決されていなかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、直感的な操作でデータの転送方向を決定することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、本発明の通信装置は、前記通信装置の通信部をオンにする第1のユーザ指示を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された前記第1のユーザ指示と、他の通信装置の通信部をオンにする第2のユーザ指示と、のうち先に行われた指示を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記他の通信装置との間で、ユーザが指定したデータの送信または受信を行う通信手段と
前記検出手段により前記第1のユーザ指示が検出されてから、前記通信装置と前記他の通信装置とが無線接続を確立したことを検知するまでの第1の経過時間を計時する計時手段と、
前記第2のユーザ指示を検出してから、前記通信装置と前記他の通信装置とが無線接続を確立したことを検知するまでの第2の経過時間を、該他の通信装置から受信する受信手段と
を有し、
前記判定手段は、前記第1の経過時間と前記第2の経過時間との大小比較によって前記判定を行う
ことを特徴とする。
本発明の構成によれば、直感的な操作でデータの転送方向を決定するとともに、無線通信機能の起動制御を実施することができる。
無線通信装置101の機能構成例を示すブロック図。 2つの無線通信装置を近接させて近接無線通信を行う様子を示す図。 2台の無線通信装置間のデータのやりとりのタイミングチャート。 2台の無線通信装置間のデータのやりとりのタイミングチャート。 無線通信装置101が行う処理のフローチャート。 無線通信装置101が行う処理のフローチャート。 データファイル/フォルダ701が表示されている様子を示す図。 無線通信装置の動作則を記したテーブルの一例を示す図。 無線通信装置の動作則を記したテーブルの一例を示す図。
以下、添付図面を参照し、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載の構成の具体的な実施例の1つである。
[第1の実施形態]
本実施形態では、近接無線通信(非接触通信)機能を有する無線通信装置はディジタルカメラであるとし、近接無線通信機能により無線通信装置間で画像やフォルダ等を送受信するケースについて説明する。
本実施形態に係る無線通信装置101の機能構成例について、図1のブロック図を用いて説明する。なお、図1には、無線通信装置101が有する全ての構成要件を示しているわけではなく、以下の処理で用いる主要な構成要件を示している。然るに、無線通信装置101を適用する装置によっては、これ以外の構成要件が加わっても良い。例えば、本実施形態のように、無線通信装置101をディジタルカメラに適用する場合、図1に示した構成に、光学系や撮像センサを含む撮像部や、シャッターなどが加わっても良い。
また、図1に示した各部は、ハードウェアで構成しても良いし、無線通信部102及びユーザインターフェース部104以外の各部をソフトウェアで構成しても良い。後者の場合、このソフトウェアは、無線通信装置101内の適当なメモリに格納しておき、無線通信装置101が有するプロセッサにより実行されることになる。
また、図1に示した各部のうちいくつかを適宜統合しても良いし、1つの構成要件を複数の構成要件に分割しても良い。即ち、以下に説明する各処理を実現可能な構成であれば、図1に示した構成は適宜変更しても良い。
無線通信部102は、近接無線通信機能により、無線通信相手との間でデータ(データファイルやフォルダ)の送受信を行う。近接無線転送の方式としては、TransferJet、NFC等を適用することができる。無線通信部102の動作制御は、通信制御部103によって行われる。
通信制御部103は、無線接続(無線リンク)の確立及び切断の指示、並びにデータ伝送制御を行う。本実施形態における近接無線通信では、接続要求及び接続応答の送受信が完了した時点で無線リンクの確立(接続)が完了し、データ通信が可能な状態になるものとする。
ユーザインターフェース部104は、画像、操作メニュー、データ送信状況、データ保留状況、その他各種情報を表示するための表示画面を有すると共に、ユーザが各種の指示を入力するために操作する操作部を有する。本実施形態では、このユーザインターフェース部104は、タッチパネル画面であるとする。詳しくは後述するが、無線通信部102への電源の投入指示(即ち近接無線通信機能をオンにする指示)は、このタッチパネル画面に対するユーザのタップ操作により行われるものとする。
計測部105は、タイマを用いて計時を行う。本実施形態では、この計測部105を用いて、近接無線通信機能をオンにする指示の入力が検知されてから、無線通信相手との無線接続を確立したことが検知されるまでの間の時間を経過時間(第1の経過時間)として計時する。
アプリケーション部106は、無線通信装置101が保持するデータファイルを無線通信相手に送信する送信アプリケーション、無線通信相手から送信されたデータファイルを受信する受信アプリケーションを管理している。そしてアプリケーション部106は、この2つのアプリケーションのうち、アプリケーション制御部107により指定された方のアプリケーションを起動して実行する。なお、アプリケーション部106は、これ以外のアプリケーションを管理していても良く、ユーザからの指示や状況に応じたアプリケーションを起動して実行する。
アプリケーション制御部107は基本的に、通信制御部103とアプリケーション部106との間におけるメッセージの仲介を行っており、アプリケーション部106に、実行すべきアプリケーションを指示し、このアプリケーションの起動、実行を行わせる。
比較判断部108は、計測部105が計時した経過時間と、無線通信相手側で計時した経過時間(第2の経過時間)と、の大小比較を行う。そして比較判断部108は、送信アプリケーション、受信アプリケーションのうち、この大小比較の結果に対して予め関連づけられている一方を起動して実行するよう、アプリケーション制御部107に指示する。
指示記憶部109は、タッチパネル画面上に表示されているデータファイルやフォルダのうちユーザがタップにより指定した対象を記憶する。この記憶されている対象は、送信アプリケーションを実行することで、無線通信相手に対して送信されるものである。
ここで、2つの無線通信装置を近接させて近接無線通信を行う様子を図2を用いて説明する。図2では、無線通信装置201と無線通信装置202とを近接させている。無線通信装置201及び無線通信装置202の何れも、図1の構成を有しているものとする。
無線通信装置201はユーザインターフェース部104としてのタッチパネル画面と、無線通信部102としての近接無線通信インターフェース203と、を有している。無線通信装置202も、ユーザインターフェース部104としてのタッチパネル画面204と、不図示の近接無線通信インターフェースを有している。そしてそれぞれの装置は、この近接無線通信インターフェースを介して近接無線通信を行う。なお、近接無線通信インターフェースは、無線通信装置に内蔵されていても良いし、ケーブル等により外付けされていても構わない。
次に、無線通信装置101が、無線通信相手との間で行う処理について、同処理のフローチャートを示す図5を用いて説明する。なお、無線通信相手も、図1に示した構成と同等の構成を有し、図5のフローチャートに従った処理を行うものとする。
以下の説明では、無線通信装置101のユーザインターフェース部104には、複数のデータファイルやフォルダが表示されているものとする。そしてユーザは、所望のデータファイル/フォルダの表示位置をタップすることで、指示記憶部109は、このタップされた位置に表示されているデータファイル/フォルダを、送信対象として記憶する。
そして、ユーザがユーザインターフェース部104の画面において少なくともどこか一点(データファイルやフォルダが表示されている領域以外の一点)をタップすると、ユーザインターフェース部104はアプリケーション制御部107にその旨を通知する。このタップすべき位置については特定の位置(例えば近接無線通信機能をオンにするためのボタンの表示領域)であっても良いし、任意の位置であっても良い。
この通知によりアプリケーション制御部107は、通信制御部103に無線通信部102への電源投入を指示するので、通信制御部103は、無線通信部102に電源を投入する。これにより、近接無線通信機能をオンにする。
この一連の処理は、無線通信相手側でも行われているものとする。無線通信装置101及び無線通信相手のそれぞれでこのような処理を行っておくことで、無線通信装置101及び無線通信相手は近接無線通信機能がオンになっているので、互いを近接させることで、それぞれの装置間で近接無線通信を行うことができる。
図5においてステップS501では、ユーザインターフェース部104は、複数のデータファイルやフォルダを表示している最中に、ユーザインターフェース部104の画面において少なくともどこか一点がタップされたか否かを判断する。この判断は、換言すれば、近接無線通信機能をオンにする旨の指示が入力されたか否かを判断することである。この判断の結果、タップされた場合は、処理はステップS502に進み、タップされていない場合は、処理はステップS501に戻る。
ステップS502では、アプリケーション制御部107は、タップされた旨をユーザインターフェース部104から受けると、計測部105に計時の開始を指示する。これにより計測部105は、タイマを用いて計時を開始する。
ステップS503では、アプリケーション制御部107は、通信制御部103に無線通信部102への電源投入を指示するので、通信制御部103は、無線通信部102に電源を投入する。
ステップS504では通信制御部103は無線通信部102を制御して接続要求を定期的若しくは不定期的に発信させ、この接続要求の応答(接続応答)、若しくは他の無線通信装置が発信している接続要求、を無線通信部102が受信したか否かを判断する。この判断の結果、接続応答、接続要求の何れも受信していない場合は処理はステップS504に戻り、引き続き接続要求を発信する。また、接続要求を受信した場合は、処理はステップS505に進む。また、接続応答を受信した場合は、処理はステップS506に進む。
接続要求、接続応答の何れを受信した場合であっても、通信制御部103は、アプリケーション制御部107に対して、この受信元との無線接続が確立したこと(接続完了)をアプリケーション制御部107に通知する。この受信元がいわゆる、無線通信相手となる。
ステップS505では、通信制御部103は無線通信部102を制御し、無線通信相手から受けた接続要求に対する接続応答を、該無線通信相手に対して発信させる。
ステップS506では、アプリケーション制御部107は、計測部105に対して計時の停止を指示する。これにより計測部105は、タイマによる計時を停止する。この時点でのタイマのカウント値は、近接無線通信機能をオンにする指示の入力を検知してから、無線通信相手との無線接続を確立したことを検知するまでの間の時間を表しているので、比較判断部108は、このカウント値を経過時間として取得する。
ステップS507では、通信制御部103は無線通信部102を制御し、ステップS506で特定された経過時間を無線通信相手に対して送信させる。なお、無線通信相手も同様の処理を行うので、通信制御部103は、無線通信相手側で計時された経過時間の送信を待機する。
ステップS508では、通信制御部103は、無線通信相手から経過時間を受信したか否かを判断する。この判断の結果、受信した場合は、処理はステップS509に進み、まだ受信していない場合は、処理はステップS508に戻り、受信を待機する。
通信制御部103は、無線通信部102が無線通信相手から送信された経過時間を受信すると、この受信した経過時間を比較判断部108に送出する。然るにステップS509で比較判断部108は、計測部105から受けた経過時間(無線通信装置101の計測部105が計時した経過時間)と、通信制御部103から受けた経過時間(無線通信相手側で計時した経過時間)との大小比較を行う。
この大小比較の結果、(無線通信装置101の計測部105が計時した経過時間)>(通信制御部103から受けた経過時間)である場合は、処理はステップS511に進む。一方、(無線通信装置101の計測部105が計時した経過時間)≦(通信制御部103から受けた経過時間)の場合は、処理はステップS513に進む。
ステップS511では、比較判断部108は、送信アプリケーションの起動をアプリケーション制御部107に指示するので、アプリケーション制御部107は、アプリケーション部106に対して、送信アプリケーションの起動を指示する。これによりアプリケーション部106は、送信アプリケーションを起動する。
ステップS513では、比較判断部108は、受信アプリケーションの起動をアプリケーション制御部107に指示するので、アプリケーション制御部107は、アプリケーション部106に対して、受信アプリケーションの起動を指示する。これによりアプリケーション部106は、受信アプリケーションを起動する。
ステップS512では、通信制御部103は、アプリケーション部106によるアプリケーションの起動が完了すると、無線通信部102を用いて、アプリケーションの起動完了を無線通信相手に対して通知する。
なお、無線通信相手側でも、アプリケーションの起動が完了するとその旨を送信するので、通信制御部103は、無線通信相手から起動完了の旨の受信を待機している。然るにステップS514では、通信制御部103は、無線通信相手から起動完了の旨を受信したか否かを判断する。この判断の結果、受信していない場合は、処理はステップS514に戻り、受信を待機する。一方、受信した場合は、処理はステップS515若しくはステップS517に進む。ここで、アプリケーション部106が送信アプリケーションを起動している場合は、処理はステップS515に進み、受信アプリケーションを起動している場合は、処理はステップS517に進む。
ステップS515では、アプリケーション部106が送信アプリケーションを実行することで通信制御部103を制御し、通信制御部103は無線通信部102に、指示記憶部109が記憶する送信対象を、無線通信相手に対して送信させる。そしてステップS516では、アプリケーション制御部107は、送信アプリケーションを終了させる。
一方、ステップS517では、アプリケーション部106が受信アプリケーションを実行することで通信制御部103を制御し、通信制御部103は無線通信部102に、無線通信相手から送信されたデータファイル/フォルダを受信させる。そしてステップS518では、アプリケーション制御部107は、受信アプリケーションを終了させる。
なお、上記の説明では、(無線通信装置101の計測部105が計時した経過時間)>(通信制御部103から受けた経過時間)であれば送信アプリケーションを起動して実行した。そして、(無線通信装置101の計測部105が計時した経過時間)≦(通信制御部103から受けた経過時間)であれば、受信アプリケーションを起動して実行した。しかし、(無線通信装置101の計測部105が計時した経過時間)>(通信制御部103から受けた経過時間)の場合に受信アプリケーションを起動して実行しても良い。また、(無線通信装置101の計測部105が計時した経過時間)≦(通信制御部103から受けた経過時間)の場合に、送信アプリケーションを起動して実行しても良い。即ち、送信アプリケーション、受信アプリケーションのうち、経過時間の大小比較の結果に対して予め関連づけられている一方を起動して実行すれば良い。
なお、(無線通信装置101の計測部105が計時した経過時間)≒(通信制御部103から受けた経過時間)であれば、無線通信装置間のデータ転送を中止するようにしても良い。
次にステップS519では、アプリケーション制御部107は、通信制御部103に無線通信相手との無線接続の切断を指示するので、通信制御部103は無線通信相手との無線接続を切断する。更にアプリケーション制御部107は通信制御部103に、無線通信部102への電源切断を指示するので、通信制御部103は、無線通信部102への電源を切断する。これにより、近接無線通信機能をオフにする。
次に、図5のフローチャートに従って無線通信を行う2台の無線通信装置201,202のそれぞれの装置間でのデータのやりとりについて、図3のタイミングチャートを用いて説明する。なお、この2台の無線通信装置201,202のそれぞれは何れも図1に示した構成を有しているものとし、無線通信装置201の構成要件に対する参照番号にはaを付け、無線通信装置202の構成要件に対する参照番号にはbをつけて説明する。
ユーザインターフェース部104aはアプリケーション制御部107aにタップされた旨(通信開始指示)を入力する(F301)。通信開始指示を受けたアプリケーション制御部107aは、計測部105aに計時の開始を指示すると共に、通信制御部103aに無線通信部102aへの電源投入を指示する(F302)。そして通信制御部103aは無線通信部102aに、接続要求を定期的若しくは不定期的に発信させる(F303〜F305)。なお、無線通信装置202側でも同様の動作を行う(F306,F307)。
図3では、無線通信装置202側の通信制御部103bは、F305で発信させた接続要求のみに対して接続応答を無線通信装置201に対して送信している(F308)。通信制御部103aは、この接続応答を受けると、アプリケーション制御部107aに対して、無線通信装置202との無線接続が確立したこと(接続完了)を通知する(F310)。また、通信制御部103bは、アプリケーション制御部107bに対して、無線通信装置201との無線接続が確立したこと(接続完了)を通知する(F309)。
また、アプリケーション制御部107a(107b)は、計測部105a(105b)に対して計時の停止を指示する。比較判断部108a(108b)は、このカウント値を経過時間として取得する。
アプリケーション制御部107aは、通信制御部103aに対して計測部105aが計時した経過時間を通知する(F311)ので、通信制御部103aはこの経過時間を無線通信装置202に対して送信する(F312)。通信制御部103bは、無線通信装置201から受けた経過時間を、アプリケーション制御部107bに通知する(F313)。
同様に、アプリケーション制御部107bは、通信制御部103bに対して計測部105bが計時した経過時間を通知する(F314)ので、通信制御部103bはこの経過時間を無線通信装置201に対して送信する(F315)。通信制御部103aは、無線通信装置202から受けた経過時間を、アプリケーション制御部107aに通知する(F316)。
経過時間の交換順序についてはこの順に限るものではなく、無線通信装置202から先に経過時間を送信し、次に、無線通信装置201が経過時間を送信するようにしても良い。
比較判断部108a(108b)は、計測部105a(105b)から受けた経過時間と、無線通信相手から受信した経過時間との大小比較を行う。図3では、この大小比較の結果、無線通信装置201側では送信アプリケーションを起動及び実行、無線通信装置202側では受信アプリケーションを起動及び実行、として決定している。
然るに、アプリケーション制御部107aは、アプリケーション部106aに対して、送信アプリケーションの起動を指示する(F319)。これによりアプリケーション部106aは、送信アプリケーションを起動する(F321)。
送信アプリケーションの起動が完了すると、その旨はアプリケーション制御部107a、通信制御部103aを介して無線通信装置202に対して送信される(F322〜F324)。更に、この送信アプリケーションの起動が完了した旨は、通信制御部103b、アプリケーション制御部107bを介してアプリケーション部106bに通知される(F325,F326)。
一方、アプリケーション制御部107bは、アプリケーション部106bに対して、受信アプリケーションの起動を指示する(F320)。これによりアプリケーション部106bは、受信アプリケーションを起動する(F327)。
受信アプリケーションの起動が完了すると、その旨はアプリケーション制御部107b、通信制御部103bを介して無線通信装置201に対して送信される(F328〜F330)。更に、この受信アプリケーションの起動が完了した旨は、通信制御部103a、アプリケーション制御部107aを介してアプリケーション部106aに通知される(F331,F332)。
アプリケーション部106aは送信アプリケーションを実行することで通信制御部103aを制御し、無線通信部102により、指示記憶部109aが記憶する送信対象(ここでは画像データ)を、無線通信装置202に対して送信する(F333)。
このデータ送信が完了すると、その旨は、アプリケーション制御部107a、通信制御部103a、通信制御部103b、アプリケーション制御部107b、を介してアプリケーション部106bに通知される(F334〜F338)。
そして、アプリケーション制御部107a(107b)は、送信アプリケーション(受信アプリケーション)を終了させる(F339,F340)。
そしてアプリケーション制御部107a(107b)は、通信制御部103a(103)に対して、無線通信相手との無線接続の切断を指示するので、通信制御部103a(103b)は無線通信相手との無線接続を切断する(F341)。更に、通信制御部103a(103b)は、無線通信部102a(102b)への電源を切断する(F342,F343)。そして、次の無線転送までの間、省電力状態にする。
なお、上記説明では、ユーザが無線通信装置201と無線通信装置202とを所定の通信範囲内になるように近づけたときには無線リンクを確立せずに、ユーザの操作後に無線リンクが確立するとして説明した。しかし近づけたら無線リンクが確立するとしても構わない。その場合は、無線リンクが確立してからユーザの操作までの経過時間を測定することにより、データの転送方向を決めるなどが考えられる。
[第2の実施形態]
本実施形態は、以下に説明する点のみが第1の実施形態と異なる。然るに以下では、第1の実施形態との差分のみについて説明する。第1の実施形態では、送信対象となるデータファイル/フォルダを指定した後、ユーザインターフェース部104上の適当な位置をタップすれば近接無線通信機能をオンにした。本実施形態では、最初(1つめ)のデータファイル/フォルダを指定した時点で近接無線通信機能をオンにする。近接無線通信機能をオンにする為の無線通信装置の動作については第1の実施形態と同様である。
そして、第1の実施形態では、双方の装置で送信アプリケーション、受信アプリケーションの何れを実行するのかを判定していたが、本実施形態では、接続要求を送信した装置がこの判定を行うものとする。本実施形態に係る無線通信装置が行う処理について、同処理のフローチャートを示す図6を用いて説明する。
ステップS601では、ユーザインターフェース部104は、表示中のデータファイルやフォルダのうち何れか1つが指示されたか否かを判断する。ユーザインターフェース部104にデータファイル/フォルダ701が表示されている様子を図7に示す。
この判断の結果、まだ1つも指示されていない場合は、処理はステップS601に戻る。一方、何れか1つが指示されている場合、ユーザインターフェース部104は、近接無線通信機能をオンにする旨の指示が入力されたと判断し、処理はステップS602に進む。
ユーザインターフェース部104に対する各種のタップ操作に対する、無線通信装置の動作則を記したテーブルの一例を図8に示す。図8に示す如く、データファイル/フォルダ(オブジェクト)を表示していない状態において、左側のエリアにタップ操作が行われた場合は、ユーザインターフェース部104は、1つ前のページに移動する操作が入力されたと判断し、1つ前のページを表示する。一方、オブジェクトを表示していない状態において、右側のエリアにタップ操作が行われた場合は、ユーザインターフェース部104は、1つ後のページに移動する操作が入力されたと判断し、1つ後のページを表示する。
また、オブジェクトを表示している状態において、左側若しくは右側のエリアにタップ操作が行われた場合は、ユーザインターフェース部104は、近接無線通信機能をオンにする旨の入力が行われたと判断する。
ユーザインターフェース部104に対する各種のクリック操作に対する、無線通信装置の動作則を記したテーブルの一例を図9に示す。図9に示す如く、ユーザインターフェース部104に対してシングルクリック操作が行われると、ユーザインターフェース部104は表示中の画面を拡大表示する。一方、ユーザインターフェース部104に対してダブルクリック操作が行われると、ユーザインターフェース部104は近接無線通信機能をオンにする旨の入力が行われたと判断する。
これらのテーブルはユーザインターフェース部104が管理しているものとする。そしてこのテーブルは、第1の実施形態で使用しても良いし、第2の実施形態で使用しても良い。もちろん、テーブルに登録されている操作方法や対応する動作則については適宜変更すればよい。ステップS602,S603はそれぞれ、上記のステップS502,S503と同様であるため、これらのステップに係る説明は省略する。
ステップS604では、指示記憶部109は、ユーザインターフェース部104においてデータファイル/フォルダが指示されるたびに、その指示されたデータファイル/フォルダを記憶する。ステップS605〜S609はそれぞれ、ステップS504〜S508と同様であるため、これらのステップに係る説明は省略する。
ステップS610の処理は、無線通信相手から接続応答を受信している場合に限って行われる処理である。ステップS610では、比較判断部108は、第1の実施形態と同様にして経過時間の大小比較処理を行う。
ステップS611では、無線通信相手から接続応答を受信している場合には、通信制御部103は無線通信部102を制御し、ステップS610における大小比較の結果を無線通信相手に対して送信する。一方、無線通信相手から接続要求を受信している場合には、通信制御部103は無線通信部102を制御し、無線通信相手から送信される大小比較の結果を受信する。
そして、(無線通信装置101の計測部105が計時した経過時間)>(通信制御部103から受けた経過時間)である場合は、処理はステップS612に進む。一方、(無線通信装置101の計測部105が計時した経過時間)≦(通信制御部103から受けた経過時間)の場合は、処理はステップS614に進む。
ステップS612〜S620はそれぞれ、ステップS511〜S519と同様であるため、これらのステップに係る説明は省略する。
次に、図6のフローチャートに従って無線通信を行う2台の無線通信装置201,202のそれぞれの装置間でのデータのやりとりについて、図4のタイミングチャートを用いて説明する。なお、この2台の無線通信装置201,202のそれぞれは何れも図1に示した構成を有しているものとし、無線通信装置201の構成要件に対する参照番号にはaを付け、無線通信装置202の構成要件に対する参照番号にはbをつけて説明する。
ユーザインターフェース部104aは最初にデータファイル/フォルダ(ここでは画像1)が指定されると、その旨(通信開始指示)をアプリケーション制御部107aに入力する(F401)。ユーザインターフェース部104に対してはそれ以降もデータファイル/フォルダ(図4では画像2,3)指定を行っても良い(F403,F404)。
通信開始指示を受けたアプリケーション制御部107aは、計測部105aに計時の開始を指示すると共に、通信制御部103aに無線通信部102aへの電源投入を指示する(F402)。
F405〜F418はそれぞれ、上記のF303〜F316と同様である。
比較判断部108aは、計測部105aから受けた経過時間と、無線通信相手から受信した経過時間との大小比較を行う。図4では、この大小比較の結果、無線通信装置201側では送信アプリケーションを起動及び実行、無線通信装置202側では受信アプリケーションを起動及び実行、として決定している。
然るに、アプリケーション制御部107aは、アプリケーション部106aに対して、送信アプリケーションの起動を指示する(F420)。これによりアプリケーション部106aは、送信アプリケーションを起動する(F425)。
更にアプリケーション制御部107aは、通信制御部103aに対して比較判断部108aによる大小比較の結果を通知する(F421)ので、通信制御部103aは、この大小比較の結果を無線通信装置202に対して送信する(F422)。通信制御部103bは、無線通信装置201から受けた大小比較の結果を、アプリケーション制御部107bに通知する(F423)。
アプリケーション制御部107bは、アプリケーション部106bに対して、受信アプリケーションの起動を指示する(F424)。これによりアプリケーション部106bは、受信アプリケーションを起動する(F426)。
なお、F427〜F431はそれぞれ、F322〜F326と同様である。また、F432〜F447はそれぞれ、F328〜F343と同様である。また、第1の実施形態と第2の実施形態とは適宜組み合わせて用いても良い。
上述の実施形態では、無線通信装置101は、該装置において近接無線通信機能をオンにする指示の入力が検知されてから、無線通信相手との無線接続を確立したことが検知されるまでの間の第1の経過時間を計時した。そして、無線通信装置101は、該無線通信相手において近接無線通信機能をオンにする指示の入力が検知されてから、無線通信相手と無線通信装置101とが無線接続を確立したことが検知されるまでの間の第2の経過時間を取得した。そして、無線通信装置101は、第1の経過時間と第2の経過時間の大小比較の結果に基づいて、送信アプリケーションと受信アプリケーションのいずれかを起動した。しかし、これに限らず、次のようにしてもよい。
即ち、無線通信装置101において近接無線通信機能をオンにする指示の入力が検知された第1の時刻を不図示のメモリに格納する。そして、無線通信相手において近接無線通信機能をオンにする指示の入力が検知された第2の時刻を、無線通信装置101は該無線通信相手から取得する。
そして、無線通信装置101は、第1の時刻と第2の時刻のいずれが早いかを比較する。そして、無線通信装置101は、第1の時刻と第2の時刻の比較結果に基づいて、送信アプリケーションと受信アプリケーションのいずれかを起動する。例えば、第1の時刻が第2の時刻よりも早い場合には送信アプリケーションを起動し、第1の時刻が第2の時刻よりも遅い場合には受信アプリケーションを起動する。
なお、この場合、無線通信装置101は第1の時刻の情報を無線通信相手に通知することで、無線通信相手においても適切なアプリケーション(送信アプリケーションまたは受信アプリケーション)を起動することができる。
このようにしても、上述した第1の実施形態および第2の実施形態と同様に、ユーザがいずれの装置の近接無線通信機能を先にオンしたかに基づいて、ユーザが指定したデータの送信または受信を行うことができる。
また、無線通信装置101と無線通信相手とが計時している時刻が異なる場合も考えられるので、各々が計時している時刻情報を共有し、共有した時刻情報に基づいて第1の時刻および/または第2の時刻を補正して比較するようにしてもよい。
例えば、第1の時刻が10時0分10秒を示し、第2の時刻が10時0分5秒を示している場合であっても、無線通信装置101が計時する時刻が、無線通信相手が計時する時刻よりも10秒進んでいる場合を考える。このような場合、無線通信装置101は、無線通信装置101において近接無線通信機能をオンにする指示の入力が検知された時刻の方が、無線通信相手において近接無線通信機能をオンにする指示の入力が検知された時刻よりも早いと判断する。
このようにして、無線通信装置101と無線通信相手とが計時している時刻が異なる場合であっても、上述の第1のおよび第2の時刻情報に基づいて、ユーザがいずれの装置の近接無線通信機能を先にオンしたかを判断することができる。
従って、上述した第1の実施形態および第2の実施形態と同様に、ユーザがいずれの装置の近接無線通信機能を先にオンしたかに基づいて、ユーザが指定したデータの送信または受信を行うことができる。
また、従来、無線通信装置と無線通信相手の双方において送信アプリケーションを起動すると、エラーになってしまう場合があった。しかし、上述の実施形態によれば各々において送信アプリケーションと受信アプリケーションのうちの異なるアプリケーションが起動されるので、エラーとなる可能性を低減することができる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 通信装置であって、
    前記通信装置の通信部をオンにする第1のユーザ指示を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記第1のユーザ指示と、他の通信装置の通信部をオンにする第2のユーザ指示と、のうち先に行われた指示を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記他の通信装置との間で、ユーザが指定したデータの送信または受信を行う通信手段と
    前記検出手段により前記第1のユーザ指示が検出されてから、前記通信装置と前記他の通信装置とが無線接続を確立したことを検知するまでの第1の経過時間を計時する計時手段と、
    前記第2のユーザ指示を検出してから、前記通信装置と前記他の通信装置とが無線接続を確立したことを検知するまでの第2の経過時間を、該他の通信装置から受信する受信手段と
    を有し、
    前記判定手段は、前記第1の経過時間と前記第2の経過時間との大小比較によって前記判定を行う
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記計時手段は、
    前記通信装置が有するタッチパネル画面に対してユーザがタップしたことを検知すると計時を開始すると共に前記通信装置の通信部をオンにし、前記通信装置と前記他の通信装置とが無線接続を確立したことを検知すると計時を停止し、前記開始から前記停止までに計時した時間を前記第1の経過時間とする
    ことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 前記通信装置が有するタッチパネル画面上に表示されているデータファイルのうちユーザがタップにより指定したデータファイルを送信対象として記憶する記憶手段を更に備え、
    前記通信手段は、前記記憶手段が記憶しているデータファイルを前記他の通信装置に対して送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記第1のユーザ指示は、1つ目のデータファイルの指定と共に入力されることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 通信装置であって、
    前記通信装置の通信部をオンにする第1のユーザ指示を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記第1のユーザ指示と、他の通信装置の通信部をオンにする第2のユーザ指示と、のうち先に行われた指示を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記他の通信装置との間で、ユーザが指定したデータの送信または受信を行う通信手段と
    を備え、
    前記判定手段は、前記検出手段により前記第1のユーザ指示が検出された時刻と、前記第2のユーザ指示が検出された時刻と、に基づいて前記判定を行うことを特徴とする通信装置。
  6. 通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置の通信部をオンにする第1のユーザ指示を検出する検出工程と、
    前記検出工程で検出された前記第1のユーザ指示と、他の通信装置の通信部をオンにする第2のユーザ指示と、のうち先に行われた指示を判定する判定工程と、
    前記判定工程での判定結果に基づいて、前記他の通信装置との間で、ユーザが指定したデータの送信または受信を行う通信工程と
    前記検出工程で前記第1のユーザ指示が検出されてから、前記通信装置と前記他の通信装置とが無線接続を確立したことを検知するまでの第1の経過時間を計時する計時工程と、
    前記第2のユーザ指示を検出してから、前記通信装置と前記他の通信装置とが無線接続を確立したことを検知するまでの第2の経過時間を、該他の通信装置から受信する受信工程と
    を有し、
    前記判定工程では、前記第1の経過時間と前記第2の経過時間との大小比較によって前記判定を行う
    ことを特徴とする通信装置の制御方法。
  7. 通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置の通信部をオンにする第1のユーザ指示を検出する検出工程と、
    前記検出工程で検出された前記第1のユーザ指示と、他の通信装置の通信部をオンにする第2のユーザ指示と、のうち先に行われた指示を判定する判定工程と、
    前記判定工程での判定結果に基づいて、前記他の通信装置との間で、ユーザが指定したデータの送信または受信を行う通信工程と
    を備え、
    前記判定工程では、前記検出工程で前記第1のユーザ指示が検出された時刻と、前記第2のユーザ指示が検出された時刻と、に基づいて前記判定を行うことを特徴とする通信装置の制御方法。
  8. コンピュータを請求項1ないしのいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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