JP6004749B2 - 電動負圧ポンプ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車などの車両のブレーキブースタに伝達される負圧を発生させる負圧ポンプの制御装置に関する。
自動車などの車両には、たとえば、油圧式のブレーキ装置が備えられている。運転者によってブレーキペダルが踏まれると、ブレーキペダルに入力された力(踏力)がブレーキブースタの負圧によって増幅(倍力)される。そして、その増幅された力がブレーキブースタからマスタシリンダに伝達される。マスタシリンダでは、ブレーキブースタから入力される力に応じた油圧が発生する。マスタシリンダの油圧が各車輪に設けられたホイールシリンダに伝達され、各ホイールシリンダの油圧により、各ブレーキから車輪に制動力が付与される。
エンジン(ガソリンエンジン)を走行用駆動源とする車両では、ブレーキブースタの負圧として、エンジンの吸気管に発生する負圧が利用される。これに対し、モータを走行用駆動源とする車両、つまり電気自動車では、エンジンが搭載されていないので、エンジンの吸気管に発生する負圧をブレーキブースタの負圧に利用することができない。そのため、電気自動車では、電動負圧ポンプが備えられており、電動負圧ポンプからブレーキブースタに伝達される負圧により、ブレーキペダルからブレーキブースタに入力された力が増幅される。
電動負圧ポンプが常時駆動されていると、電動負圧ポンプによる消費電力が多くなる。そこで、電動負圧ポンプによる消費電力を低減するため、たとえば、ブレーキペダルの操作開始時および操作終了時に、電動負圧ポンプを所定時間にわたって作動させ、ブレーキペダルが操作されていないときには、電動負圧ポンプを停止させることが提案されている。また、電動負圧ポンプが発生する負圧を蓄える負圧タンクを備え、大気圧と負圧タンク内の絶対圧との相対圧(大気圧を0としたときの負の値)が所定値未満であり、かつ、負圧タンク内の絶対圧が所定値以上であるときに、負圧ポンプを作動させ、それ以外のときに、負圧ポンプを停止させることが提案されている。
特開2010−162914号公報 特開平9−177678号公報 特開2006−199079号公報
電気自動車に電動負圧ポンプを備えた構成では、電動負圧ポンプにおける消費電力の問題の他に、電動負圧ポンプの動作音の問題がある。すなわち、電気自動車の走行用駆動源であるモータの動作音がエンジンの動作音よりもはるかに小さいため、電気自動車では、走行音(ロードノイズなど)の小さい低速走行時に、電動負圧ポンプの動作音が目立ってしまう。前述の2つの提案に係る手法では、電動負圧ポンプにおける消費電力を低減できるが、低速走行時の電動負圧ポンプの動作音を抑制することはできない。
電動負圧ポンプの駆動を制限するための他の手法として、エンジンの吸気管に発生する負圧に加えて、電動負圧ポンプで発生する負圧が補助的にブレーキブースタに供給される構成において、車速がクリープ車速以上に達するまで、電動負圧ポンプの作動を禁止することにより、電動負圧ポンプの不要な駆動を防止することが提案されている。この手法によれば、車両がクリープ車速未満の車速で走行しているときの電動負圧ポンプの動作音を抑制することができる。
しかしながら、車両がクリープ車速未満の車速で走行しているときに、電動負圧ポンプが駆動されないと、ブレーキブースタで必要な負圧を得ることができず、ブレーキの効きが悪くなるおそれがある。エンジンが搭載されていない電気自動車では、電動負圧ポンプが駆動されないと、ブレーキブースタに負圧をまったく供給できないので、電動負圧ポンプの駆動を禁止することはできない。
本発明の目的は、ブレーキの効きを確保できながら、電動負圧ポンプにおける消費電力を低減でき、かつ、所定車速以下の車速での走行時の電動負圧ポンプの動作音を抑制できる、電動負圧ポンプ制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る電動負圧ポンプ制御装置は、ブレーキブースタおよび前記ブレーキブースタに伝達される負圧を発生する電動負圧ポンプを備える車両に用いられ、前記電動負圧ポンプを制御する。前記電動負圧ポンプ制御装置は、前記ブレーキブースタ内の負圧を検出する負圧検出手段と、前記負圧検出手段によって検出される負圧の絶対値がオン閾値以下に低下したことに応答して、前記電動負圧ポンプを作動させ、前記負圧検出手段によって検出される負圧の絶対値がオフ閾値に上昇したことに応答して、前記電動負圧ポンプを停止させる駆動制御手段と、前記車両の車速を検出する車速検出手段と、前記車速検出手段によって所定車速以下の車速が検出されているときに、前記車速検出手段によって前記所定車速よりも大きい車速が検出されているときと比較して、前記オフ閾値が前記電動負圧ポンプで発生可能な負圧の絶対値の上限値である限界圧を超えない範囲で、前記オン閾値と前記オフ閾値との差が低減せず、かつ、前記オン閾値が前記車速検出手段によって前記所定車速よりも大きい車速が検出されているときの前記オン閾値よりも小さいように、前記オン閾値および前記オフ閾値を設定する閾値設定手段とを含む。
負圧検出手段によって検出される負圧は、真空を0とする絶対圧であってもよいし、大気圧を0とするゲージ圧(相対圧)であってもよい。
負圧検出手段により、ブレーキブースタ内の負圧が検出される。ブレーキ操作が行われると、そのブレーキ操作がブレーキブースタ内の負圧によって助勢され、それに伴って、ブレーキブースタ内の負圧が低下する。負圧検出手段によって検出される負圧の絶対値がオン閾値以下に低下すると、電動負圧ポンプが駆動される。言い換えれば、負圧検出手段によって検出される負圧の絶対値がオン閾値以下に低下するまで、電動負圧ポンプが駆動されない。これにより、電動負圧ポンプが常時駆動される構成と比較して、電動負圧ポンプによる消費電力を低く抑えることができる。
電動負圧ポンプが駆動されると、電動負圧ポンプで負圧が発生する。この負圧がブレーキブースタに伝達されて、ブレーキブースタ内の負圧が上昇する。負圧検出手段によって検出される負圧の絶対値がオフ閾値まで上昇すると、電動負圧ポンプの駆動が停止される。
そして、所定車速以下の車速(0を含む)での走行時には、オン閾値とオフ閾値との差が相対的に大きく、所定車速よりも大きい車速での走行時には、オン閾値とオフ閾値との差が相対的に小さいように、オン閾値およびオフ閾値が設定される。これにより、所定車速以下の車速での走行時には、電動負圧ポンプの駆動が停止されてから電動負圧ポンプが次に駆動されるまでのブレーキブースタ内の負圧の低減幅を大きく確保することができる。その結果、電動負圧ポンプの作動を抑制することができ、電動負圧ポンプの動作音を抑制することができる。一方、所定車速よりも大きい車速での走行時には、ブレーキブースタ内の負圧を高く保持することができるので、ブレーキの効きを確保することができる。
また、オフ閾値が電動負圧ポンプで発生可能な負圧の絶対値の上限値である限界圧を超えない範囲で設定されるので、電動負圧ポンプが駆動し続けられることが防止される。そのため、電動負圧ポンプが長時間にわたって連続して駆動されることによる故障の発生を抑制することができる。
電動負圧ポンプ制御装置は、大気圧を検出する大気圧検出手段をさらに備えていてもよい。
そして、大気圧検出手段によって検出される大気圧が所定圧以上であるときには、当該大気圧が低減するほど、オン閾値およびオフ閾値が大きい値に設定されてもよい。これにより、大気圧が低下しても、大気圧とオン閾値との差を大きく確保することができ、ブレーキブースタ内の負圧を確保することができるので、ブレーキの効きを維持することができる。
また、大気圧検出手段によって検出される大気圧が所定圧未満であるときには、オン閾値およびオフ閾値が低減しないように、オン閾値およびオフ閾値が設定されるとよい。これにより、車速にかかわらず、大気圧が所定圧未満に低下したときに、オフ閾値が電動負圧ポンプの限界圧を超えることを防止しつつ、大気圧とオン閾値との差を大きく確保することができる。
そして、この場合においても、所定車速以下の車速での走行時に設定されるオン閾値とオフ閾値との差は、所定車速よりも大きい車速での走行時に設定されるオン閾値とオフ閾値との差よりも小さくはならない。よって、所定車速以下の車速での走行時には、電動負圧ポンプの作動を抑制することができ、電動負圧ポンプの動作音を抑制することができる。
その結果、電動負圧ポンプの連続駆動による故障の発生および電動負圧ポンプの動作音を抑制しつつ、ブレーキの効きを確保することができる。
また、大気圧検出手段によって検出される大気圧が所定圧未満であるときには、大気圧検出手段によって検出される大気圧が所定圧以上であるときと比較して、所定車速が低速側にシフトされてもよい。これにより、車速が極めて小さくなるまで、大気圧とオン閾値との差を大きく確保することができる。その結果、車速が極めて小さいときには、電動負圧ポンプが作動する頻度を下げることができ、それ以外の車速では、大気圧が所定圧未満に低下しても、大気圧とオン閾値との差を大きく確保することができる。
本発明によれば、負圧検出手段によって検出される負圧の絶対値がオン閾値以下に低下するまで、電動負圧ポンプが駆動されないので、電動負圧ポンプが常時駆動される構成と比較して、電動負圧ポンプによる消費電力を低く抑えることができる。そして、所定車速以下の車速での走行時には、オン閾値が小さく、かつ、オン閾値とオフ閾値との差が大きいので、電動負圧ポンプの作動頻度を下げることができ、電動負圧ポンプの動作音をさらに抑制することができる。一方、所定車速よりも大きい車速での走行時には、オン閾値が大きいので、ブレーキブースタ内の負圧を高く保持することができ、ブレーキの効きを確保することができる。さらに、大気圧の変動に対しても、電動負圧ポンプの作動音を抑制しつつ、ブレーキの効きを確保することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動負圧ポンプ制御装置が適用された車両の要部の構成を図解的に示す図である。 図2は、ポンプ駆動制御の流れを示すフローチャートである。 図3は、オン閾値およびオフ閾値の設定の一例を示すグラフである。 図4は、オン閾値およびオフ閾値の設定の他の例を示すグラフである。 図5は、本発明の他の実施形態に係る電動負圧ポンプ制御装置が適用された車両の要部の構成を図解的に示す図である。 図6は、車速が所定車速よりも大きいときの大気圧とオン閾値およびオフ閾値との関係を示すマップである。 図7は、車速が所定車速以下の大気圧とオン閾値およびオフ閾値との関係を示すマップである。 図8は、大気圧が相対的に高いときの車速とオン閾値およびオフ閾値との関係を示すグラフである。 図9は、大気圧が相対的に低いときの車速とオン閾値およびオフ閾値との関係を示すグラフである。 図10は、大気圧が相対的に低いときの車速とオン閾値およびオフ閾値との関係の他の例を示すグラフである。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動負圧ポンプ制御装置が適用された車両の要部の構成を図解的に示す図である。
車両1は、電動発電機2を走行用駆動源とする電気自動車である。車両1には、前輪3FL,3FRおよび後輪3RL,3RRが備えられている。
車両1の左右の後輪3RL,3RRには、それぞれディファレンシャルギヤ4から左右に延びるドライブシャフト5RL,5RRが連結されている。電動発電機2の出力軸は、変速機などを介して、ディファレンシャルギヤ4に連結されている。
電動発電機2には、インバータ6が接続されている。インバータ6には、電動発電機2に供給される電力を蓄えておくための二次電池(図示せず)が接続されている。
車両1の加速時には、電動発電機2がモータとして機能する。二次電池が出力する直流電力がインバータ6に供給され、その直流電力がインバータ6で交流電力に変換されて、その変換後の交流電力がインバータ6から電動発電機2に供給される。電動発電機2が発生する駆動力は、変速機およびディファレンシャルギヤ4を介して、ドライブシャフト5RL,5RRに伝達される。これにより、ドライブシャフト5RL,5RRが回転し、ドライブシャフト5RL,5RRとともに、後輪3RL,3RRが回転する。
車両1の制動時には、電動発電機2が発電機として機能する。ドライブシャフト5RL,5RRの回転が電動発電機2の出力軸に伝達され、電動発電機2の出力軸の回転が交流電力に回生される。電動発電機2が出力する交流電力は、インバータ6で直流電力に変換され、その変換後の直流電力により、二次電池が充電される。
車両1の制動のために、ブレーキ7FL,7FR,7RL,7RRが設けられている。また、車両1の車室内には、運転者(ユーザ)の足で操作されるブレーキペダル8が設けられている。ブレーキペダル8は、マスタシリンダ9と一体的に設けられたブレーキブースタ10に連結されている。
ブレーキペダル8が踏み込まれると、そのブレーキペダル8に入力された踏力がブレーキブースタ10に伝達される。ブレーキブースタ10に伝達された踏力は、ブレーキブースタ10内の負圧によって増幅(倍力)される。ブレーキブースタ10の負圧は、電動負圧ポンプ11から伝達される。ブレーキブースタ10で増幅された踏力は、マスタシリンダ9に入力される。マスタシリンダ9では、ブレーキブースタ10から入力される力に応じた油圧が発生する。
マスタシリンダ9の油圧は、ABSアクチュエータ12などを介して、各ブレーキ7FL,7FR,7RL,7RRに設けられたホイールシリンダに伝達される。そして、ホイールシリンダの液圧により、ブレーキ7FL,7FR,7RL,7RRからそれぞれ前輪3FL,3FRおよび後輪3RL,3RRに摩擦制動力が付与される。
車両1には、CPUおよびメモリを含む構成のECU(電子制御ユニット)21が備えられている。ECU21には、車両1に設けられた各種センサが接続されている。各種センサには、車速を検出する車速センサ22と、ブレーキブースタ10内の負圧を検出するブレーキ負圧センサ23とが含まれる。ECU21は、各種センサから入力される検出信号などに基づいて、電動発電機2および電動負圧ポンプ11を制御する。
図2は、ポンプ駆動制御の流れを示すフローチャートである。図3は、オン閾値およびオフ閾値の設定例を示すグラフである。
車両1のスタートスイッチ(イグニッションキースイッチ)がオンされている間、ECU21により、車速センサ22およびブレーキ負圧センサ23の検出信号が参照されて、車両1の車速およびブレーキブースタ10内の負圧が監視されている。
車速センサ22によって検出される車速が所定車速(たとえば、5km/h)以下であるときには(ステップS1のYES)、オン閾値およびオフ閾値がそれぞれ第1オン負圧値P1ONおよび第1オフ負圧値P1OFFに設定される(ステップS2)。
一方、車速センサ22によって検出される車速が所定車速よりも大きいときには(ステップS1のNO)、オン閾値およびオフ閾値がそれぞれ第2オン負圧値P2ONおよび第2オフ負圧値P2OFFに設定される(ステップS3)。
図3に示されるように、第1オン負圧値P1ONは、第2オン負圧値P2ONよりも小さい。また、第1オフ負圧値P1OFFは、第2オフ負圧値P2OFFよりも小さい。そして、第1オン負圧値P1ONと第1オフ負圧値P1OFFとの差は、第2オン負圧値P2ONと第2オフ負圧値P2OFFとの差よりも大きく、たとえば、車両1を所定車速以下の車速から停止させるためのブレーキ操作(ブレーキペダル8の踏み込み)が2回行われたときの負圧の低下幅よりも大きい。
オン閾値およびオフ閾値が設定された後、ブレーキ負圧センサ23によって検出される負圧(たとえば、真空を0とする絶対圧)の絶対値がオン閾値以下であるか否かが判断される(ステップS4)。
ブレーキ負圧センサ23によって検出される負圧の絶対値がオン閾値よりも大きい間は(ステップS4のNO)、電動負圧ポンプ11が駆動されずに停止されている。
ブレーキペダル8が踏み込まれ、ブレーキブースタ10内の負圧がその踏力の増幅に使われると、ブレーキブースタ10内の負圧が低下する(真空度が下がる)。ブレーキ負圧センサ23によって検出される負圧の絶対値がオン閾値以下になると(ステップS4のYES)、電動負圧ポンプ11が駆動される(ステップS5)。
電動負圧ポンプ11が駆動されると、電動負圧ポンプ11で発生した負圧がブレーキブースタ10に伝達され、ブレーキブースタ10内の負圧が上昇する(真空度が上がる)。ブレーキブースタ10内の負圧の絶対値がオフ閾値に達すると(ステップS6のYES)、電動負圧ポンプ11の駆動が停止される(ステップS7)。
このように、ブレーキ負圧センサ23により、ブレーキブースタ10内の負圧が検出される。ブレーキペダル8が踏み込まれると、そのブレーキ操作がブレーキブースタ10内の負圧によって助勢され、それに伴って、ブレーキブースタ10内の負圧が低下する。ブレーキ負圧センサ23によって検出される負圧の絶対値がオン閾値以下に低下すると、電動負圧ポンプ11が駆動される。言い換えれば、ブレーキ負圧センサ23によって検出される負圧の絶対値がオン閾値以下に低下するまで、電動負圧ポンプ11が駆動されない。これにより、電動負圧ポンプ11が常時駆動される構成と比較して、電動負圧ポンプ11による消費電力を低く抑えることができる。
電動負圧ポンプ11が駆動されると、電動負圧ポンプ11で負圧が発生する。この負圧がブレーキブースタ10に伝達されて、ブレーキブースタ10内の負圧が上昇する。ブレーキ負圧センサ23によって検出される負圧の絶対値がオフ閾値まで上昇すると、電動負圧ポンプ11の駆動が停止される。
そして、所定車速以下の車速(0を含む)での走行時には、オン閾値が相対的に小さい第1オン負圧値P1ONに設定され、所定車速よりも大きい車速での走行時には、オン閾値が相対的に大きい第2オン負圧値P2ONに設定される。これにより、所定車速以下の車速での走行時には、電動負圧ポンプ11の作動を抑制することができる。その結果、電動負圧ポンプ11の動作音を抑制することができる。一方、所定車速よりも大きい車速での走行時には、ブレーキブースタ10内の負圧を高く保持することができるので、ブレーキ7FL,7FR,7RL,7RRの効きを確保することができる。
また、所定車速以下の車速での走行時のオフ閾値である第1オフ負圧値P1OFFは、所定車速よりも大きい車速での走行時のオフ閾値である第2オフ負圧値P2OFFよりも小さい値であって、オン閾値である第1オン負圧値P1ONとの差が所定車速よりも大きい車速での走行時のオン閾値である第2オン負圧値P2ONとオフ閾値である第2オフ負圧値P2OFFとの差よりも大きくなるように設定される。これにより、所定車速以下の車速での走行時に、電動負圧ポンプ11の駆動が停止されてから電動負圧ポンプ11が次に駆動されるまでのブレーキブースタ10内の負圧の低減幅を大きく確保することができる。その結果、電動負圧ポンプ11が作動する頻度を下げることができ、ひいては、電動負圧ポンプ11の動作音をさらに抑制することができる。
なお、第1オフ負圧値P1OFFは、第2オフ負圧値P2OFFよりも小さい値であるとしたが、第2オフ負圧値P2OFFと同一の値であってもよいし、第2オフ負圧値P2OFFよりも大きい値でもよい。ただし、電動負圧ポンプ11の寿命を考慮して、第1オフ負圧値P1OFFは、電動負圧ポンプで発生可能な負圧の絶対値の上限値である限界圧を超えないように設定されることが好ましい。
図4は、オン閾値およびオフ閾値の設定の他の例を示すグラフである。
図4に示されるように、車速センサ22によって検出される車速が3つの車速域に分けられて、車速域ごとに、オン閾値およびオフ閾値が設定されてもよい。すなわち、車速センサ22によって検出される車速が第1所定車速(たとえば、5km/h)以下であるときには、オン閾値およびオフ閾値がそれぞれ第1オン負圧値P1ONおよび第1オフ負圧値P1OFFに設定される。車速センサ22によって検出される車速が第2所定車速(たとえば、30km/h)よりも大きいときには、オン閾値およびオフ閾値がそれぞれ第2オン負圧値P2ONおよび第2オフ負圧値P2OFFに設定される。そして、車速センサ22によって検出される車速が第1所定車速よりも大きく、かつ、第2所定車速以下であるときには、オン閾値およびオフ閾値がそれぞれ第3オン負圧値P3ONおよび第3オフ負圧値P3OFFに設定される。
図4に示される例では、第1オン負圧値P1ONは、第2オン負圧値P2ONおよび第3オン負圧値P3ONよりも小さい。第3オン負圧値P3ONは、第2オン負圧値P2ONよりも小さい。また、第1オフ負圧値P1OFFは、第2オフ負圧値P2OFFおよび第3オフ負圧値P3OFFと同一であるか、または、それらよりも小さい。第3オフ負圧値P3OFFは、第2オフ負圧値P2OFFと同一であるか、または、それよりも小さい。そして、第1オン負圧値P1ONと第1オフ負圧値P1OFFとの差は、第3オン負圧値P3ONと第3オフ負圧値P3OFFとの差よりも大きく、第3オン負圧値P3ONと第3オフ負圧値P3OFFとの差は、第2オン負圧値P2ONと第2オフ負圧値P2OFFとの差よりも大きい。
なお、車速が小さい車速域ほど、オン閾値とオフ閾値との差が小さくならないように、オン閾値およびオフ閾値が設定されればよい。また、その際、オン閾値およびオフ閾値を小さくしてもよい。低車速域では、真空度の多少の低下は許容できるからである。
また、車速センサ22によって検出される車速が4つ以上の車速域に分けられて、車速域ごとに、オン閾値およびオフ閾値が設定されてもよい。
この場合、車速が小さい車速域ほど、オン閾値とオフ閾値との差が小さくならないように、オン閾値およびオフ閾値が設定されればよい。また、その際、オン閾値およびオフ閾値を小さくしてもよい。低車速域では、真空度の多少の低下は許容できるからである。
なお、図1に示されるブレーキ負圧センサ23によって検出される負圧は、大気圧を0とするゲージ圧であってもよい。
図5は、本発明の他の実施形態に係る電動負圧ポンプ制御装置が適用された車両の要部の構成を図解的に示す図である。
なお、図5では、図1に示される各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号が付されている。また、以下では、図5に示される構成について、図1に示される構成との相違点のみを説明し、図1に示される各部と同一の参照符号が付された部分の説明を省略する。
ECU21に接続されたセンサには、車速を検出する車速センサ22およびブレーキブースタ10内の負圧を検出するブレーキ負圧センサ23に加えて、大気圧を検出する大気圧センサ24が含まれる。
ブレーキ負圧センサ23によって検出される負圧および大気圧センサ24によって検出される大気圧は、真空を0とする絶対圧である。
図6は、車速が所定車速よりも大きいときの大気圧とオン閾値およびオフ閾値との関係を示すマップである。
車速センサ22によって検出される車速が所定車速(たとえば、5km/h)よりも大きいときには、図6に示されるマップが参照されて、オン閾値およびオフ閾値が大気圧センサ24によって検出される大気圧に応じた値に設定される。
具体的には、大気圧センサ24によって検出される大気圧が所定圧P以上であるときには、オフ閾値が電動負圧ポンプ11で発生可能な負圧の絶対値の上限値である限界圧を超えない範囲で、その大気圧が低いほど、オン閾値およびオフ閾値が大きい値に設定される。より具体的には、大気圧センサ24によって検出される大気圧が所定圧P以上である範囲では、その大気圧が低くなるにつれて、オン閾値およびオフ閾値がそれぞれ第4オン負圧値P4ONおよび第4オフ負圧値P4OFFまで単調に増加するように設定される。また、大気圧センサ24によって検出される大気圧が所定圧P未満であるときには、オン閾値およびオフ閾値がそれぞれ一定の第4オン負圧値P4ONおよび第4オフ負圧値P4OFFに設定される。
図7は、車速が所定車速以下の大気圧とオン閾値およびオフ閾値との関係を示すマップである。
車速センサ22によって検出される車速が所定車速(たとえば、5km/h)以下であるときには、図7に示されるマップが参照されて、オン閾値およびオフ閾値が大気圧センサ24によって検出される大気圧に応じた値に設定される。
具体的には、大気圧センサ24によって検出される大気圧が所定圧P以上であるときには、オフ閾値が電動負圧ポンプ11の限界圧を超えない範囲で、その大気圧が低いほど、オン閾値およびオフ閾値が大きい値に設定される。より具体的には、大気圧センサ24によって検出される大気圧が所定圧P以上である範囲では、その大気圧が低くなるにつれて、オン閾値およびオフ閾値がそれぞれ第5オン負圧値P5ONおよび第5オフ負圧値P5OFFまで単調に増加するように設定される。また、大気圧センサ24によって検出される大気圧が所定圧P未満であるときには、大気圧が低くなるにつれて、オン閾値が第5オン負圧値P5ONから単調に増加するように設定される。オフ閾値は、一定の第5オフ負圧値P5OFFに設定される。
なお、オン閾値は、大気圧が低くなるにつれて、単調に増加しなくてもよい。また、オフ閾値は、一定でなくてもよい。すなわち、一般的には、大気圧が所定圧P以上である範囲において、オン閾値およびオフ閾値は、それぞれ減少に転じないように設定されればよい。
なお、車速センサ22によって検出される車速が所定車速以下であるときのオン閾値は、車速が所定車速よりも大きいときのオン閾値よりも小さい値に設定される。また、車速センサ22によって検出される車速が所定車速以下であるときのオフ閾値は、オン閾値とオフ閾値との差を拡大するために、車速が所定車速よりも大きいときのオフ閾値よりも大きい値に設定されてもよい。
図8は、大気圧が相対的に高いときの車速とオン閾値およびオフ閾値との関係を示すグラフである。図9は、大気圧が相対的に低いときの車速とオン閾値およびオフ閾値との関係を示すグラフである。
前述のように、図6,7に示されるマップが参照されて、オン閾値およびオフ閾値が設定されることにより、図8,9に示されるように、大気圧センサ24によって検出される大気圧の高低にかかわらず、車速センサ22によって検出される車速が所定車速以下であるときには、車速が所定車速よりも大きいときと比較して、オフ閾値が電動負圧ポンプ11の限界圧を超えない範囲で、オン閾値とオフ閾値との差が拡大するように、オン閾値およびオフ閾値が設定される。そして、大気圧が相対的に低いとき(所定圧P未満であるとき)には、大気圧が相対的に高いときと比較して、車速が所定車速以下であるときのオン閾値とオフ閾値との差が縮小するように、オン閾値およびオフ閾値が設定される。
これにより、大気圧が所定圧P未満に低下したときに、オフ閾値が電動負圧ポンプ10の限界圧を超えることを防止しつつ、大気圧とオン閾値との差を大きく確保することができる。その結果、電動負圧ポンプ10の連続駆動による故障の発生を抑制しつつ、ブレーキの効きを確保することができる。
そして、所定車速以下の車速での走行時に設定されるオン閾値とオフ閾値との差は、所定車速よりも大きい車速での走行時に設定されるオン閾値とオフ閾値との差よりも大きい(少なくとも小さくはない)ので、所定車速以下の車速での走行時に、電動負圧ポンプの作動を抑制することができ、電動負圧ポンプ10の動作音を抑制することができる。
また、大気圧センサ24によって検出される大気圧が所定圧P以上であるときには、大気圧が低減するほど、オン閾値およびオフ閾値が大きい値に設定される。これにより、大気圧が低下しても、大気圧とオン閾値との差を大きく確保することができ、ブレーキブースタ10内の負圧を確保することができ、ブレーキの効きを維持することができる。
図10は、大気圧が相対的に低いときの車速とオン閾値およびオフ閾値との関係の他の例を示すグラフである。
図10に示されるように、大気圧センサ24によって検出される大気圧が所定圧P未満であるときには、図9に示される関係と比較して、所定車速が低速側にシフトされてもよい。これにより、車速が極めて小さい車速以下になるまで、大気圧とオン閾値との差を大きく確保することができる。その結果、車速が極めて小さいときには、電動負圧ポンプ10が作動する頻度を下げることができ、それ以外の車速では、大気圧が所定圧P未満に低下しても、大気圧とオン閾値との差を大きく確保することができる。
なお、図10には、大気圧が相対的に低いときに、大気圧が相対的に高いときと比較して、車速が所定車速以下であるときのオン閾値とオフ閾値との差が縮小するように、オン閾値およびオフ閾値が設定されるとともに、所定車速が低速側にシフトされた場合の車速とオン閾値およびオフ閾値との関係が示されている。しかしながら、大気圧が相対的に低いときに、大気圧が相対的に高いときと比較して、車速が所定車速以下であるときのオン閾値とオフ閾値との差が縮小するように、オン閾値およびオフ閾値を設定する処理と、大気圧が相対的に低いときに、大気圧が相対的に高いときよりも、所定車速を低速側にシフトさせる処理とが択一的に行われてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、車両1が電気自動車である場合を取り上げたが、本発明に係る電動負圧ポンプ制御装置は、電気自動車に限らず、電動負圧ポンプを備える車両であれば、たとえば、エンジンおよびモータまたは電動発電機を走行用駆動源として搭載するハイブリッドカーに用いることもできる。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 車両
10 ブレーキブースタ
11 電動負圧ポンプ
21 ECU(駆動制御手段、閾値設定手段)
22 車速センサ(車速検出手段)
23 ブレーキ負圧センサ(負圧検出手段)
24 大気圧センサ(大気圧検出手段)

Claims (2)

  1. ブレーキブースタおよび前記ブレーキブースタに伝達される負圧を発生する電動負圧ポンプを備える車両に用いられ、前記電動負圧ポンプを制御する電動負圧ポンプ制御装置であって、
    前記ブレーキブースタ内の負圧を検出する負圧検出手段と、
    前記負圧検出手段によって検出される負圧の絶対値がオン閾値以下に低下したことに応答して、前記電動負圧ポンプを作動させ、前記負圧検出手段によって検出される負圧の絶対値がオフ閾値に上昇したことに応答して、前記電動負圧ポンプを停止させる駆動制御手段と、
    前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
    前記車速検出手段によって所定車速以下の車速が検出されているときに、前記車速検出手段によって前記所定車速よりも大きい車速が検出されているときと比較して、前記オフ閾値が前記電動負圧ポンプで発生可能な負圧の絶対値の上限値である限界圧を超えない範囲で、前記オン閾値と前記オフ閾値との差が低減せず、かつ、前記オン閾値が前記車速検出手段によって前記所定車速よりも大きい車速が検出されているときの前記オン閾値よりも小さいように、前記オン閾値および前記オフ閾値を設定する閾値設定手段とを含む、電動負圧ポンプ制御装置。
  2. 大気圧を検出する大気圧検出手段をさらに含み、
    前記閾値設定手段は、前記大気圧検出手段によって検出される大気圧が所定圧以上であるときには、当該大気圧が低減するほど、前記オン閾値および前記オフ閾値を大きい値に設定し、前記大気圧検出手段によって検出される大気圧が前記所定圧未満であるときには、前記オン閾値および前記オフ閾値が低減しないように、前記オン閾値および前記オフ閾値を設定し、および/または、前記大気圧検出手段によって検出される大気圧が前記所定圧未満であるときには、前記大気圧検出手段によって検出される大気圧が所定圧以上であるときと比較して、前記所定車速を低速側にシフトさせる、請求項1に記載の電動負圧ポンプ制御装置。
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