JP6004488B2 - 無線通信機、無線通信機の検査方法及び無線通信機の製造方法 - Google Patents

無線通信機、無線通信機の検査方法及び無線通信機の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6004488B2
JP6004488B2 JP2013124034A JP2013124034A JP6004488B2 JP 6004488 B2 JP6004488 B2 JP 6004488B2 JP 2013124034 A JP2013124034 A JP 2013124034A JP 2013124034 A JP2013124034 A JP 2013124034A JP 6004488 B2 JP6004488 B2 JP 6004488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test terminal
antenna
wireless communication
communication device
antenna element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013124034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014241557A (ja
Inventor
正己 宮崎
正己 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2013124034A priority Critical patent/JP6004488B2/ja
Publication of JP2014241557A publication Critical patent/JP2014241557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6004488B2 publication Critical patent/JP6004488B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

本発明は、内部にアンテナを備えた無線通信機、その無線通信機の検査方法及びその無線通信機の製造方法に関する。
従来の無線通信機を図11に基づいて説明する。アンテナ一体型無線送受信機900は、無線送受信回路912の高周波入出力端912aに一端が接続される接続線914の他端を分岐点916とし、この分岐点916に電気長が使用周波数における波長の1/2となる物理長の接続線918を介して高周波コネクタ920を接続する。それと共に、電気長が使用周波数における波長の1/4となる物理長の接続線922を介してアンテナ926のアンテナ接続点(高周波入出力端)924を接続する。そして、高周波入出力端912aにおける出力電力を高周波コネクタ920側で測定するとき、測定用治具901を使用してアンテナ接続点924をグランド928に接地し、アンテナ926を見かけ上、分岐点916から切り離す。
アンテナ一体型無線送受信機900は、このように構成することにより、無線送受信回路912の出力電力をアンテナ926の影響を受けることなく正確に測定できるとしている。尚、アンテナ一体型無線送受信機900では、分岐点916に電気長が使用周波数における波長の1/2となる物理長の接続線918を介して高周波コネクタ920を接続する構成としているが、高周波コネクタ920を用いない構成とする時には、接続線918は必ずしも必要ではない。
特開2002−111379号公報
このようにアンテナ一体型無線送受信機900では、無線送受信回路912の出力電力をアンテナ926の影響を受けることなく正確に測定するために、電気長が使用周波数における波長の1/4となる物理長の接続線922を必ず必要としていた。しかしながら、例えば、無線LAN(Local Area Network)用の回路の場合、使用周波数が約2.45GHzであるため、基板上の接続線922の、導体パターンの長さは約17mmの長さとなっていた。この約17mmの長さは、回路規模を無用に大きくすることに繋がってしまうため、アンテナ一体型無線送受信機900における構成は、小型化が要求されるアンテナ一体型の無線通信機にとっては不適切な構成になっており、小型化の妨げとなっていた。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、回路規模を大きくせずに、無線通信機の性能特性を、アンテナの影響を受けることなく正確に測定できる無線通信機、無線通信機の検査方法及び無線通信機の製造方法を提供することにある。
課題を解決するために、本発明の無線通信機は、絶縁基板と、前記絶縁基板に形成された金属導体からなるアンテナ素子を有するアンテナと、アンテナ接続端を有する高周波回路と、を備え、前記アンテナ素子の一端が開放されていて、前記アンテナ素子の一端に第1試験端子が設けられていると共に、前記アンテナ素子の他端と前記アンテナ接続端とが接続されていて、前記アンテナ素子と前記アンテナ接続端との間の金属導体に第2試験端子が設けられており、前記第2試験端子の位置は、前記第1試験端子が接地された時に前記第2試験端子から前記アンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となる位置であるという特徴を有する。
このように構成された無線通信機は、無線通信機の検査のために必要な、使用する信号の1/4波長にあたる電気長として、アンテナの電気長をも含むように構成したため、回路規模を大きくする必要がなく、無線通信機の小型化が可能となる。従って、回路規模を大きくせずに、無線通信機の性能特性をアンテナの影響を受けることなく正確に測定できる無線通信機を提供することができる。
また、上記の構成において、本発明の無線通信機は、前記アンテナが逆F型アンテナであり、前記逆F型アンテナの接地点が前記絶縁基板に形成されたグランド導体に接続されていて、前記アンテナ素子の他端と前記アンテナ接続端との間に金属導体からなる伝送線路を設けると共に、前記伝送線路の前記アンテナ接続端側の一端に前記第2試験端子を設け、前記第1試験端子が接地された時に前記第2試験端子から前記アンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるように、前記伝送線路の長さを設定したという特徴を有する。
このように構成された無線通信機は、第1試験端子が接地された時に第2試験端子からアンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるように、伝送線路の長さを設定したため、小型化が可能となる逆F型アンテナを備えた無線通信機を提供することができる。
また、上記の構成において、本発明の無線通信機は、前記アンテナ素子及び前記伝送線路が前記第1試験端子及び前記第2試験端子を除いて第1絶縁膜で覆われており、前記第1試験端子及び前記第2試験端子それぞれの金属導体が露出しているという特徴を有する。
このように構成された無線通信機は、第1試験端子及び前記第2試験端子それぞれの金属導体を第1絶縁膜から露出させるようにして形成したため、第1試験端子及び第2試験端子を容易に設けることができる。
また、上記の構成において、本発明の無線通信機は、前記アンテナがモノポールアンテナであり、前記第2試験端子が前記アンテナ素子の他端に設けられているという特徴を有する。
このように構成された無線通信機は、アンテナ側を見た時の電気長を、使用する信号の波長の1/4となるようにするための追加の線路を必要としないため、小型化が可能となるモノポールアンテナを備えた無線通信機を提供することができる。
また、上記の構成において、本発明の無線通信機は、前記アンテナ素子が前記第1試験端子及び前記第2試験端子を除いて第1絶縁膜で覆われており、前記第1試験端子及び前記第2試験端子それぞれの金属導体が露出しているという特徴を有する。
このように構成された無線通信機は、第1試験端子及び前記第2試験端子それぞれの金属導体を第1絶縁膜から露出させるようにして形成したため、第1試験端子及び第2試験端子を容易に設けることができる。
課題を解決するために、本発明の無線通信機の検査方法は、絶縁基板と、前記絶縁基板に形成された金属導体からなるアンテナ素子を有するアンテナと、アンテナ接続端を有する高周波回路と、を備え、前記アンテナ素子の一端が開放されていて、前記アンテナ素子の一端に第1試験端子が設けられていると共に、前記アンテナ素子の他端と前記アンテナ接続端とが接続されていて、前記アンテナ素子と前記アンテナ接続端との間の金属導体に第2試験端子が設けられており、前記第2試験端子の位置は、前記第1試験端子が接地された時に前記第2試験端子から前記アンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となる位置であり、前記第1試験端子から前記第2試験端子までの間は、前記第1試験端子及び前記第2試験端子を除いて第1絶縁膜で覆われていて、前記第1試験端子及び前記第2試験端子それぞれの金属導体が露出しており、前記第1試験端子を第1プローブによって接地すると共に、前記第2試験端子に第2プローブを接触させて前記高周波回路の検査を行う工程を有するという特徴を有する。
このように構成された無線通信機の検査方法は、無線通信機の検査のために必要な、使用する信号の1/4波長の長さの電気長として、アンテナの電気長をも含むように構成したため、回路規模を大きくする必要がなく、無線通信機の小型化が可能となる。従って、回路規模を大きくせずに、無線通信機の性能特性をアンテナの影響を受けることなく正確に測定できる無線通信機の検査方法を提供することができる。
また、上記の構成において、本発明の無線通信機の検査方法は、前記アンテナが逆F型アンテナであり、前記逆F型アンテナの接地点が前記絶縁基板に形成されたグランド導体に接続されていて、前記アンテナ素子の他端と前記アンテナ接続端との間に金属導体からなる伝送線路を設けると共に、前記伝送線路の前記アンテナ接続端側の一端に前記第2試験端子を設け、前記第1試験端子が接地された時に前記第2試験端子から前記アンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるように、前記伝送線路の長さを設定したことを特徴とする請求項6に記載の無線通信機の検査方法。
という特徴を有する。
このように構成された無線通信機の検査方法は、第1試験端子が接地された時に第2試験端子からアンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるように、伝送線路の長さを設定したため、小型化が可能となる逆F型アンテナを備えた無線通信機の検査方法を提供することができる。
また、上記の構成において、本発明の無線通信機の検査方法は、前記アンテナがモノポールアンテナであり、前記第2試験端子が前記アンテナ素子の他端に設けられているという特徴を有する。
このように構成された無線通信機の検査方法は、アンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるようにするための追加の線路を必要としないため、小型化が可能となるモノポールアンテナを備えた無線通信機の検査方法を提供することができる。
課題を解決するために、本発明の無線通信機の製造方法は、絶縁基板と、前記絶縁基板に形成された金属導体からなるアンテナ素子を有するアンテナと、アンテナ接続端を有する高周波回路と、を備え、前記アンテナ素子の一端が開放されていて、前記アンテナ素子の一端に第1試験端子が設けられていると共に、前記アンテナ素子の他端と前記アンテナ接続端とが接続されていて、前記アンテナ素子と前記アンテナ接続端との間の金属導体に第2試験端子が設けられており、前記第2試験端子の位置は、前記第1試験端子が接地された時に前記第2試験端子から前記アンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となる位置であり、前記第1試験端子から前記第2試験端子までの間は、前記第1試験端子及び前記第2試験端子を除いて第1絶縁膜で覆われていて、前記第1試験端子及び前記第2試験端子それぞれの金属導体が露出しており、前記第1試験端子を第1プローブによって接地すると共に、前記第2試験端子に第2プローブを接触させて前記高周波回路の検査を行う工程と、前記第1試験端子及び前記第2試験端子を第2絶縁膜で覆う工程とからなるという特徴を有する。
このように構成された無線通信機の製造方法は、無線通信機の検査のために必要な、使用する信号の1/4波長の長さの電気長として、アンテナの電気長をも含むように構成したため、回路規模を大きくする必要がなく、無線通信機の小型化が可能となる。また、検査後の第1試験端子及び第2試験端子は、第2絶縁膜で保護されるので信頼性を向上させることができる。
本発明の無線通信機、無線通信機の検査方法、及び無線通信機の製造方法は、無線通信機の検査のために必要な、使用する信号の1/4波長の長さの電気長として、アンテナの電気長をも含むように構成したため、回路規模を大きくする必要がなく、無線通信機の小型化が可能となる。従って、回路規模を大きくせずに、無線通信機の性能特性をアンテナの影響を受けることなく正確に測定できる無線通信機、無線通信機の検査方法、及び無線通信機の製造方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る無線通信機の外観を示す斜視図である。 第1実施形態に係る無線通信機の外観を示す拡大斜視図である。 第1実施形態に係る無線通信機の検査時のブロック図である。 第1実施形態に係る無線通信機の検査方法を示す斜視図である。 第1実施形態に係る無線通信機の第2試験端子におけるS11の測定結果を示すグラフである。 第1実施形態に係る無線通信機の第2試験端子におけるVSWRの測定結果を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係る無線通信機の外観を示す拡大斜視図である。 第2実施形態に係る無線通信機の検査時のブロック図である。 第1実施形態に係る無線通信機の変形例の外観を示す拡大斜視図である。 第2実施形態に係る無線通信機の変形例の外観を示す拡大斜視図である。 従来例に係るアンテナ一体型無線送受信機の検査時のブロック図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、第1実施形態に係る無線通信機100の外観を示す斜視図である。
第1実施形態に係る無線通信機100は、無線LAN機器やブルートゥース(登録商標)機器等の、数GHz帯の信号を送信及び又は受信するための機器である。図1に示すように、無線通信機100は、絶縁基板7と、シールド枠8と、アンテナ1と、高周波回路2とから構成されている。尚、無線通信機100では、2.45GHz近辺の信号を取り扱う。
図1(a)に示すように、高周波回路2は、主に絶縁基板7の表面(Z1側の面)に形成されている。尚、今後、絶縁基板7のZ1側の面を表面、絶縁基板7のZ2側の面を裏面とする。高周波回路2は、複数の高周波用部品(図示せず)で構成されており、高周波回路2に入力される信号、又は高周波回路2から出力される信号に対し種々の処理を行う。また、高周波回路2をシールドするため、高周波回路2を覆うようにシールド枠8が取り付けられている。アンテナ1は、他の無線通信機からの信号を受信して高周波回路2に入力したり、高周波回路2からの信号を他の無線通信機へ送信したりするために設けられている。
図1(b)に示すように、アンテナ1は絶縁基板7の裏面(Z2側の面)に形成されている。アンテナ1は、高周波回路2からの影響を受けにくくするため、高周波回路2とは反対側の面で、絶縁基板7の端部に形成されている。絶縁基板7の裏面の、アンテナ1以外のエリアには、グランド導体7aとしての金属導体が設けられている。尚、アンテナ1及びグランド導体7aは絶縁膜で覆われるが、図1(b)では、絶縁膜を除いて表示している。
次に、図2乃至図4を用いて、無線通信機100の構成、及び無線通信機100の検査方法について説明する。
図2は、第1実施形態に係る無線通信機100の、アンテナ1としての逆F型アンテナ1a及びその周辺を示す拡大斜視図であり、図3は、無線通信機100の検査時のブロック図である。図4は、無線通信機100の検査方法を示す斜視図である。
図2に示すように、逆F型アンテナ1aは、絶縁基板7の裏面で、絶縁基板7の1辺に沿って延伸した金属導体と、この金属導体の途中からX1方向に接地点1cに向かって延びている金属導体と、からなるアンテナ素子1bで構成されている。アンテナ素子1bの一端(Y2側)は開放されていて、アンテナ素子1bの一端には第1試験端子5が設けられている。また、逆F型アンテナ1aの接地点1cは、絶縁基板の裏面に形成されたグランド導体7aに接続されている。
絶縁基板7の表面に形成されている高周波回路2は、逆F型アンテナ1aと接続するためのアンテナ接続端2aを絶縁基板7の裏面に有している。アンテナ接続端2aは、絶縁基板7の表面と絶縁基板7の裏面とを繋ぐスルーホール7dによって高周波回路2と接続されている。
アンテナ素子1bの他端(Y1側)とアンテナ接続端2aとの間には、金属導体からなる伝送線路3が設けられている。従って、アンテナ接続端2aは、アンテナ素子1bの他端に、伝送線路3を介して接続される。また、伝送線路3のアンテナ接続端2a側(X1側)の一端には、第2試験端子6が設けられている。第1試験端子5及び第2試験端子6は、共に高周波回路2の検査時に使用される。
図2に示すように、絶縁基板7の裏面の、第1試験端子5から第2試験端子6までの間は、第1試験端子5及び第2試験端子6を除いて第1絶縁膜7bで覆われている。即ち、アンテナ素子1b及び伝送線路3が、第1試験端子5及び第2試験端子6を除いて第1絶縁膜7bで覆われている。また、アンテナ接続端2a及びグランド導体7aも第1絶縁膜7bで覆われている。従って、絶縁基板7の裏面では、第1試験端子5及び第2試験端子6それぞれに対応する金属導体のみが露出していることになる。
図3及び図4に示すように、無線通信機100の検査のために計測器50が用意される。計測器50は、高周波回路2のアンテナ接続端2aにおいて、高周波回路2の性能特性、例えば、アンテナ接続端2aにおけるVSWR(電圧定在波比)や、出力電力、Sパラメータ等を検査することができる。計測器50には2本のケーブル53が接続されていて、2本のケーブル53それぞれの端部には、第1プローブ51及び第2プローブ52が接続されている。
無線通信機100の高周波回路2を検査するためのシステムでは、まず図4に示すように、無線通信機100が検査台54の上に載置される。そして、検査台54と無線通信機100とを近接させることにより、基板の裏面の第1試験端子5に第1プローブ51が接触し、第2試験端子6に第2プローブ52が接触するように構成されている。尚、第1プローブ51は、計測器50内で接地されているか、又は、検査台54上の第1プローブ51の根元部で接地されている。検査時には、第1試験端子5に第1プローブ51を接触させ、第2試験端子6に第2プローブ52を接触させる。
本第1実施形態の検査方法では、高周波回路2とアンテナ1とを切り離すことをしない。そのため、高周波回路2とアンテナ1とが接続されたままで高周波回路2の検査を行うことになるため、検査時には接続されたままのアンテナ1の影響を取り除く必要がある。本第1実施形態の無線通信機100の検査方法についての基本的な考え方は、第2試験端子6の位置を、第1試験端子5が接地された時に第2試験端子6からアンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるように、第2試験端子6の位置を設定するものである。
本第1実施形態の無線通信機100の検査方法では、図3に示すように、第1試験端子5が接地された時に第2試験端子6から逆F型アンテナ1a側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるように、伝送線路3の長さを設定している。このように設定して検査することにより、第2試験端子6における逆F型アンテナ1a側を見た時のS11(入力反射係数)の位相が、使用する信号の周波数において約180°になる。言い換えれば、第2試験端子6から逆F型アンテナ1a側を見た時のインピーダンスが開放状態になる。そのため、逆F型アンテナ1aの影響を無視することができ、高周波回路2の性能を正確に検査することができる。
このように、本第1実施形態の無線通信機100は、無線通信機100の検査のために必要な、使用する信号の1/4波長の長さの電気長として、アンテナ1の電気長をも含むように構成した。従って、伝送線路3の長さは、使用する信号の波長の1/4より短くすることができる。具体的には、第1試験端子5が接地された時に第2試験端子6から逆F型アンテナ1a側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるように、伝送線路3の長さを設定した。そのため、従来技術に比較して回路面積を大きくする必要がなく、無線通信機100の小型化が可能となる。従って、回路規模を大きくせずに、性能特性をアンテナ1の影響を受けることなく正確に測定できる逆F型アンテナ1aを備えた無線通信機100及び無線通信機100の検査方法を提供することができる。
次に、図5及び図6を用いて、本発明を適用した無線通信機100の第2試験端子6におけるS11及びVSWRの測定結果について説明する。
図5は、無線通信機100の、第1試験端子5が接地された時の第2試験端子6からアンテナ1側を見た時のS11の測定結果を示すグラフであり、図6は、無線通信機100の、第1試験端子5が接地された時の第2試験端子6におけるVSWRの測定結果を示すグラフである。
図5に示すように、S11は、周波数が2GHzから3GHzまで変化する間に、その位相が変化する。そして、使用周波数である2.45GHzにおいて、約180°になっていることが分かる。言い換えれば、第2試験端子6からアンテナ1側を見た時、アンテナ1のインピーダンスが開放状態になっていることと同一になる。また、S11の位相が約180°であるということは、第1試験端子5が接地された時の第2試験端子6からアンテナ1側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となっていることに相当する。従って、使用周波数である2.45GHzにおいては、逆F型アンテナ1aが接続されていないとみなすことができる。
また、図6に示すように、VSWRは、使用周波数である2.45GHzにおいて、ほぼ1.0であり、図3に示す無線通信機100の高周波回路2と計測器50それぞれのインピーダンスが使用周波数である2.45GHzにおいて整合していることがわかる。この結果から、無線通信機100の検査において逆F型アンテナ1aが検査に対して影響を与えていないことが確認できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図面を参照しながら説明する。
第2実施形態に係る無線通信機200は、無線通信機100と同様に、無線LAN機器やブルートゥース(登録商標)機器等の、数GHz帯の信号を送信及び又は受信するための機器である。無線通信機100との違いは、使用するアンテナが逆F型アンテナではなく、モノポールアンテナであることのみで、無線通信機200の外観は、図1に示す無線通信機100の外観と同様である。そのため、無線通信機200全体についての説明は省略する。
次に、図7及び図8を用いて、無線通信機200の構成、及び無線通信機200の検査方法について説明する。
図7は、第2実施形態に係る無線通信機200の、アンテナ11としてのモノポールアンテナ11a及びその周辺を示す拡大斜視図であり、図8は、無線通信機200の検査時のブロック図である。
図7に示すように、モノポールアンテナ11aは、絶縁基板17の裏面で、絶縁基板17の1辺に沿って延伸したアンテナ素子11bで構成されている。アンテナ素子11bの一端(Y2側)は開放されていると共に、アンテナ素子11bの一端(Y2側)には第1試験端子15が設けられている。
絶縁基板17の表面には高周波回路12が形成されている。絶縁基板17の表面に形成されている高周波回路12は、モノポールアンテナ11aと接続するためのアンテナ接続端12aを絶縁基板17の裏面に有している。アンテナ接続端12aは、絶縁基板17の表面と絶縁基板17の裏面とを繋ぐスルーホール17dによって高周波回路12と接続されている。
アンテナ素子11bの他端(Y1側)では、アンテナ素子11bがX1方向に向かってL字型に折り曲げられて延びている。そして、アンテナ接続端12aが、アンテナ素子11bの他端に直接接続されている。また、アンテナ素子11bの他端には、第2試験端子16が設けられている。第1試験端子15及び第2試験端子16は、共に高周波回路12の検査時に使用される。
図7に示すように、絶縁基板17の裏面では、アンテナ素子11b、アンテナ接続端12a及びグランド導体17aが、第1試験端子15及び第2試験端子16を除いて第1絶縁膜17bで覆われている。従って、絶縁基板17の裏面では、第1試験端子15及び第2試験端子16それぞれに相当する金属導体のみが露出していることになる。
図8に示すように、無線通信機200の検査のために計測器50が用意される。計測器50は、高周波回路12のアンテナ接続端12aにおいて、高周波回路12の性能特性、例えば、アンテナ接続端12aにおけるVSWRや、出力電力、Sパラメータ等を検査することができる。計測器50には2本のケーブル53が接続されていて、2本のケーブル53それぞれの端部には、第1プローブ51及び第2プローブ52が接続されている。
無線通信機200の高周波回路12を検査するためのシステムについては、既に図4に示した無線通信機100の高周波回路2を検査するためのシステムと同等であるので、その説明を省略する。
本第2実施形態の無線通信機200の検査方法についての基本的な考え方は、無線通信機100の検査方法と同一である。従って、第1プローブ51を接触させる第1試験端子15を接地し、第2プローブ52を接触させる第2試験端子16からアンテナ11側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるようにしている。言い換えれば、第2試験端子16の位置を、第1試験端子15が接地された時に第2試験端子16からアンテナ11側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるように、第2試験端子16の位置を設定することである。
前述の無線通信機100の検査方法では、図3に示すように、第1試験端子5が接地された時に第2試験端子6から逆F型アンテナ1a側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるように、伝送線路3の長さを設定した。しかし、無線通信機200の検査方法では、無線通信機100の伝送線路3に相当する線路を追加する必要がない。なぜなら、無線通信機200のアンテナ11がモノポールアンテナ11aであるため、モノポールアンテナ11aのアンテナ素子11bが、使用する信号の波長の1/4となっているからである。従って、線路を追加せずに、アンテナ素子11bの他端に第2試験端子16を設ければ良い。
無線通信機200の検査方法では、アンテナ素子11bの一端にある第1試験端子15を第1プローブ51によって接地すると共に、アンテナ素子11bの他端にある第2試験端子16に第2プローブ52を接触させて高周波回路12の検査を行うようにすれば良い。このように設定して検査することにより第2試験端子16におけるS11が、使用する信号の周波数において約180°になる。従って、第2試験端子16からモノポールアンテナ11a側を見た時のインピーダンスが開放状態になる。そのため、モノポールアンテナ11aの影響を無視することができ、高周波回路12の性能を正確に検査することができる。
このように、本第2実施形態の無線通信機200は、無線通信機の検査のために必要な、使用する信号の波長の、1/4の長さの電気長としてアンテナ11の電気長をそのまま使用するように構成したため線路を追加する必要がなく、従って回路規模を大きくする必要がない。その結果、無線通信機200の小型化が可能となる。従って、回路規模を大きくせずに、性能特性をアンテナ11の影響を受けることなく正確に測定できるモノポールアンテナ11aを備えた無線通信機200及び無線通信機200の検査方法を提供することができる。
次に、図2、図7、図9及び図10を用いて、無線通信機100の変形例である無線通信機300、及び無線通信機200の変形例である無線通信機400の製造方法について説明する。
図9は、本第1実施形態の変形例である無線通信機300の外観を示す拡大斜視図であり、図10は、本第2実施形態の変形例である無線通信機400の外観を示す拡大斜視図である。
前述した本第1実施形態の無線通信機100、及び本第2実施形態の無線通信機200を製造する場合、組み立て工程が終了した後に、製品の性能確認のための、高周波回路2、又は高周波回路12の検査を行う工程がある。無線通信機100及び無線通信機200は、その組み立て工程の中の絶縁基板7及び絶縁基板17の製造工程の中で、絶縁基板7及び絶縁基板17の裏面に、アンテナ素子1b、アンテナ接続端2a及びグランド導体7a、又はアンテナ素子11b、アンテナ接続端12a及びグランド導体17aが形成される。そして、第1試験端子5、第1試験端子15、第2試験端子6及び第2試験端子16を除いて、アンテナ素子1bと伝送線路3等、又はアンテナ素子11b等を、第1絶縁膜7b又は第1絶縁膜17bで覆う工程がある。従って、その工程を経た後に、第1試験端子5、第2試験端子6、第1試験端子15及び第2試験端子16それぞれの金属導体が露出する。そして、無線通信機100及び無線通信機200の製造工程として、第1試験端子5又は第1試験端子15を第1プローブ51によって接地すると共に、第2試験端子6又は第2試験端子16に第2プローブ52を接触させて高周波回路2、又は高周波回路12の検査を行う工程が設けられている。無線通信機100及び無線通信機200の製造方法では、この検査工程を終了することによって製造工程を終了するという製造方法が採用されている。
しかし、無線通信機300及び無線通信機400の製造方法では、高周波回路2、又は高周波回路12の検査を行う工程の後に、追加の工程がある。
無線通信機300の製造方法は、前述した無線通信機100の製造方法における高周波回路2の検査を行う工程まで無線通信機100の場合と同一であるので、そこまでの説明は省略する。無線通信機300の製造方法では、高周波回路2の検査を行う工程の後に、図9で示すように、第1試験端子5及び第2試験端子6を第2絶縁膜7cで覆う工程が追加される。その結果、絶縁基板7の裏面は、全面が第1絶縁膜7b及び第2絶縁膜7cで覆われることになる。尚、無線通信機300の無線通信機100との相違点は、第2絶縁膜7cがあるかないかだけの違いであるので、その他の構成要件の符号については、図2で使用した無線通信機100のものを図9でもそのまま使用している。
このような製造方法を採用することにより、検査工程後の第1試験端子5及び第2試験端子6が第2絶縁膜7cで保護されるので、無線通信機300の信頼性をより向上させることができる。
無線通信機400の変形例の製造方法についても、無線通信機300の製造方法と同様であり、高周波回路2の検査を行う工程の後に、図10で示すように、第1試験端子15及び第2試験端子16を第2絶縁膜17cで覆う工程が追加される。その結果、絶縁基板17の裏面は、全面が第1絶縁膜17b及び第2絶縁膜17cで覆われることになる。尚、無線通信機400の無線通信機200との相違点も、第2絶縁膜17cがあるかないかだけの違いであるので、その他の構成要件の符号については、図7で使用した無線通信機200の符号を図10でもそのまま使用している。
このような製造方法を採用することにより、検査工程後の第1試験端子15及び第2試験端子16が第2絶縁膜17cで保護されるので、無線通信機400の信頼性をより向上させることができる。
以上説明したように、本発明の無線通信機は、無線通信機の検査のために必要な、使用する信号の1/4波長の長さの電気長として、アンテナの電気長をも含むように構成したため、回路規模を大きくする必要がなく、無線通信機の小型化が可能となる。従って、回路規模を大きくせずに、無線通信機の性能特性をアンテナの影響を受けることなく正確に測定できる無線通信機、無線通信機の検査方法、及び無線通信機の製造方法を提供することができる。
本発明は上記の実施形態の記載に限定されず、その効果が発揮される態様で適宜変更して実施することができる。例えば、本発明の無線通信機のアンテナとして、逆F型アンテナ及びモノポールアンテナを採用したが、一端が開放されたアンテナを用いれば本発明の適用は可能である。
1 アンテナ
1a 逆F型アンテナ
1b アンテナ素子
1c 接地点
2 高周波回路
2a アンテナ接続端
3 伝送線路
5 第1試験端子
6 第2試験端子
7 絶縁基板
7a グランド導体
7b 第1絶縁膜
7c 第2絶縁膜
7d スルーホール
8 シールド枠
11 アンテナ
11a モノポールアンテナ
11b アンテナ素子
12 高周波回路
12a アンテナ接続端
15 第1試験端子
16 第2試験端子
17 絶縁基板
17a グランド導体
17b 第1絶縁膜
17c 第2絶縁膜
17d スルーホール
50 計測器
51 第1プローブ
52 第2プローブ
53 ケーブル
54 検査台
100 無線通信機
200 無線通信機
300 無線通信機
400 無線通信機

Claims (9)

  1. 絶縁基板と、前記絶縁基板に形成された金属導体からなるアンテナ素子を有するアンテナと、アンテナ接続端を有する高周波回路と、を備え、
    前記アンテナ素子の一端が開放されていて、前記アンテナ素子の一端に第1試験端子が設けられていると共に、前記アンテナ素子の他端と前記アンテナ接続端とが接続されていて、前記アンテナ素子と前記アンテナ接続端との間の金属導体に第2試験端子が設けられており、
    前記第2試験端子の位置は、前記第1試験端子が接地された時に前記第2試験端子から前記アンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となる位置であることを特徴とする無線通信機。
  2. 前記アンテナが逆F型アンテナであり、前記逆F型アンテナの接地点が前記絶縁基板に形成されたグランド導体に接続されていて、
    前記アンテナ素子の他端と前記アンテナ接続端との間に金属導体からなる伝送線路を設けると共に、前記伝送線路の前記アンテナ接続端側の一端に前記第2試験端子を設け、
    前記第1試験端子が接地された時に前記第2試験端子から前記アンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるように前記伝送線路の長さを設定したことを特徴とする請求項1に記載の無線通信機。
  3. 前記アンテナ素子及び前記伝送線路が前記第1試験端子及び前記第2試験端子を除いて第1絶縁膜で覆われており、
    前記第1試験端子及び前記第2試験端子それぞれの金属導体が露出していることを特徴とする請求項2に記載の無線通信機。
  4. 前記アンテナがモノポールアンテナであり、
    前記第2試験端子が前記アンテナ素子の他端に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信機。
  5. 前記アンテナ素子が前記第1試験端子及び前記第2試験端子を除いて第1絶縁膜で覆われており、
    前記第1試験端子及び前記第2試験端子それぞれの金属導体が露出していることを特徴とする請求項4に記載の無線通信機。
  6. 絶縁基板と、前記絶縁基板に形成された金属導体からなるアンテナ素子を有するアンテナと、アンテナ接続端を有する高周波回路と、を備え、
    前記アンテナ素子の一端が開放されていて、前記アンテナ素子の一端に第1試験端子が設けられていると共に、前記アンテナ素子の他端と前記アンテナ接続端とが接続されていて、
    前記アンテナ素子と前記アンテナ接続端との間の金属導体に第2試験端子が設けられており、
    前記第2試験端子の位置は、前記第1試験端子が接地された時に前記第2試験端子から前記アンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となる位置であり、
    前記第1試験端子から前記第2試験端子までの間は、前記第1試験端子及び前記第2試験端子を除いて第1絶縁膜で覆われていて、前記第1試験端子及び前記第2試験端子それぞれの金属導体が露出しており、
    前記第1試験端子を第1プローブによって接地すると共に、前記第2試験端子に第2プローブを接触させて前記高周波回路の検査を行う工程を有することを特徴とする無線通信機の検査方法。
  7. 前記アンテナが逆F型アンテナであり、前記逆F型アンテナの接地点が前記絶縁基板に形成されたグランド導体に接続されていて、
    前記アンテナ素子の他端と前記アンテナ接続端との間に金属導体からなる伝送線路を設けると共に、前記伝送線路の前記アンテナ接続端側の一端に前記第2試験端子を設け、
    前記第1試験端子が接地された時に前記第2試験端子から前記アンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となるように、前記伝送線路の長さを設定したことを特徴とする請求項6に記載の無線通信機の検査方法。
  8. 前記アンテナがモノポールアンテナであり、
    前記第2試験端子が前記アンテナ素子の他端に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の無線通信機の検査方法。
  9. 絶縁基板と、前記絶縁基板に形成された金属導体からなるアンテナ素子を有するアンテナと、アンテナ接続端を有する高周波回路と、を備え、
    前記アンテナ素子の一端が開放されていて、前記アンテナ素子の一端に第1試験端子が設けられていると共に、前記アンテナ素子の他端と前記アンテナ接続端とが接続されていて、
    前記アンテナ素子と前記アンテナ接続端との間の金属導体に第2試験端子が設けられており、
    前記第2試験端子の位置は、前記第1試験端子が接地された時に前記第2試験端子から前記アンテナ側を見た時の電気長が、使用する信号の波長の1/4となる位置であり、
    前記第1試験端子から前記第2試験端子までの間は、前記第1試験端子及び前記第2試験端子を除いて第1絶縁膜で覆われていて、前記第1試験端子及び前記第2試験端子それぞれの金属導体が露出しており、
    前記第1試験端子を第1プローブによって接地すると共に、前記第2試験端子に第2プローブを接触させて前記高周波回路の検査を行う工程と、前記第1試験端子及び前記第2試験端子を第2絶縁膜で覆う工程とからなることを特徴とする無線通信機の製造方法。
JP2013124034A 2013-06-12 2013-06-12 無線通信機、無線通信機の検査方法及び無線通信機の製造方法 Active JP6004488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013124034A JP6004488B2 (ja) 2013-06-12 2013-06-12 無線通信機、無線通信機の検査方法及び無線通信機の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013124034A JP6004488B2 (ja) 2013-06-12 2013-06-12 無線通信機、無線通信機の検査方法及び無線通信機の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014241557A JP2014241557A (ja) 2014-12-25
JP6004488B2 true JP6004488B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=52140571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013124034A Active JP6004488B2 (ja) 2013-06-12 2013-06-12 無線通信機、無線通信機の検査方法及び無線通信機の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6004488B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067332U (ja) * 1992-06-22 1994-01-28 株式会社東芝 無線電話装置
JPH06350324A (ja) * 1993-06-11 1994-12-22 Mitsubishi Electric Corp アンテナ及びこれを備えた無線機
JP4239391B2 (ja) * 2000-09-29 2009-03-18 沖電気工業株式会社 アンテナ一体型無線送受信機
JP2006222779A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Alps Electric Co Ltd 送受信ユニット及び該送受信ユニットの測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014241557A (ja) 2014-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9804195B2 (en) HF measuring probe contacting assembly
JP2008226588A (ja) スイッチ付き同軸コネクタおよびこれを備える無線端末
Ponchak Dual of defected ground structure for coplanar stripline
JP6004488B2 (ja) 無線通信機、無線通信機の検査方法及び無線通信機の製造方法
Zhang et al. A modified Wheeler cap method for radiation efficiency measurement of balanced electrically small antennas
JP2011009883A (ja) アンテナ装置および端末装置
TWI460438B (zh) 天線測試系統、測試方法及測試治具
Sarrazin et al. Radiation efficiency measurement of a balanced miniature IFA-inspired circular antenna using a differential Wheeler cap setup
Koskinen et al. Impedance measurements of various types of balanced antennas with the differential probe method
KR101726965B1 (ko) Rf 프로브
da Costa et al. Impedance measurement of dipole antenna for EPC Global compliant RFID tag
KR100953119B1 (ko) 등가포트회로 및 등가임피던스회로를 이용한 광대역능동다이폴안테나 설계 및 측정 방법
US20160276788A1 (en) Connection device and reception device
JP2015091075A (ja) 無線通信装置及びその測定装置
TWI515438B (zh) High frequency probe module
JP2015162397A (ja) 無線通信装置
JP4367218B2 (ja) 伝送線路変換装置
JP3186286U (ja) 無線モジュール検査治具
US9396885B2 (en) Switch
Yanagi et al. Extended s-parameter method for measuring reflection and mutual coupling of multi-antennas
CN110470913B (zh) 用于测试射频元件的测试结构
JP5199686B2 (ja) アンテナ
JP5858792B2 (ja) アンテナ測定方法及びアンテナ測定装置
Richter et al. Antenna factor determination of a shielded standard loop antenna
JP3645494B2 (ja) 相互変調歪測定システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151109

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160901

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6004488

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350