JP6004196B2 - 害虫捕獲器 - Google Patents

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Description

本発明は、稲作、果樹、野菜等に被害を与える害虫被害を軽減する、昆虫採集面状部材を用いた害虫捕獲駆除に関するものである。
近年、蛾、蝶、カメ虫、マダラカミキリ虫等による野菜、果樹への被害や松の木の立枯れ病等害虫による被害拡大が広がっているのは、捕食する天敵が少なく又、野鳥等が減少したのが一因と言われている。
従来農家、果樹園等ではカメ虫駆除に薬剤を用い害虫であるカメ虫に直接散布し駆除するしか効果がなかった。
果樹園、リンゴ農家では春先から、収穫までの期間果樹園全体を、大型噴霧器を用い早朝、カメ虫駆除の散布が行われているが、気温が低く害虫の行動が鈍いうちに薬剤散布をするものである。
全国的に被害が広がっている松の木の立枯れ病は、カミキリ虫の天敵が少なくなり、カミキリ虫が増えこのカミキリ虫が松の木線虫を拡散する為に、松の木が枯れる、立枯れ病の一因と言われている。
しかし殺虫剤等の農薬を大量に使用する為、消費者は不安を持っている。安心、安全を求め、農薬を使用しない無農薬農法等が試みられているが、天敵が少ないため、害虫による虫食い被害が多く、収穫が半減している。
無農薬野菜に取り付く害虫を人の手で取り除いているのが現実でこの為、野菜の生産コストが高くなる。
特開 2012-210200 特願 2009-255111 特開平5‐76264
年々進む松の立枯病、野菜くだものに取り付く害虫を、薬剤を使用せず駆除する事にある。
本発明は薬剤を使用せずに害虫を駆除するものであり、害虫が貼り付く面状部材と捕獲容器から構成された害虫捕獲器であって、面状部材表面及び捕獲容器内面に滑剤を塗布し捕獲した害虫を逃がすことなく捕獲容器に捕獲する捕獲器であり、面状部材に飛来し貼り付こうとする蛾やカメムシは滑剤を塗布してある為に滑り、貼り付く事が出来ずスクリーン下部に転げ落ち下部の捕獲容器で捕獲するものである。
また捕獲容器内に害虫飛翔防止の複数の仕切り板を備え、その仕切り板表面部に滑剤を塗布してなる捕獲容器を面状部材下部に備えた害虫捕獲器で、捕獲容器内面及び仕切り板表面にも滑剤を塗布してあるため這い上がることができない、又、仕切り板に妨害され飛んで逃げることもできないため確実に捕獲される。
更に捕獲した害虫の処理を容易にする為に、捕獲した害虫を捕獲容器ごと処分できるよう脱着可能としたものである
また更には害虫を効率的に集め、捕獲効果を高めるため、スクリーン面部材に害虫誘引光源となる蓄光部材又は誘引熱源となる蓄熱部材或いは害虫誘引光源となる蓄光部材と誘引熱源となる蓄熱部材の両方を設けた害虫捕獲器とした事である。
蛾やカメムシ等が日暮から二時間程の間に、夜気温が低下する前に温かい隠れ場所を探し飛び回る習性を捉え捕獲スクリーンで捕獲するもので、ほとんどの害虫等は夜、気温が低下すると、温度変化について行けず動けなくなり行動が鈍る性質がある。
夜間焚火をすると蛾やカミキリ虫、カメムシ等が火に飛び込んで来るのは焚火の熱や炎の光に惹かれ飛び込んでくるもので害虫の習性である、本発明はこれら害虫の習性を巧みに利用した害虫捕獲器である。
捕獲スクリーンに誘引され飛来した蛾やカメムシが貼りつき停まろうとするが滑剤の滑る効果でスクリーン下部の捕獲容器に転げ落ち捕獲される。
捕獲容器内側に滑剤を塗布している為、転げ落ちた害虫が容器から這い上がる事が出来ず、また仕切り板に妨害され飛んで逃げる事も出来ず、捕獲駆除される事になる。
誘引部材の光源、熱源に惹かれ飛来する蛾やカメムシが捕獲面状部材に貼り付き停まる事の出来ない面状部材と、貼り付き停まる事が出来ず転げ落ちる害虫を面状部材下部で受け取り捕獲する容器よりなる捕獲器である。
捕獲容器は捕獲容器内側及び仕切り板表面に滑剤を塗布し、転げ落ちてきた害虫が羽ばたき舞い上がれない幅に仕切り板で仕切られており、這い上がれない程度の深さの捕獲容器であるが、捕獲容器は面状部材と一体であっても、脱着可能な捕獲容器であってもよい。
面状部材は捕獲面状部に滑剤を塗布したとき、滑剤のシリコンオイルが幕状に広がる材質の部材を用い透明の塩化ビニール(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロプレン(PP),ポリエチレンテレフタレート(PET)等使用する滑剤のシリコンオイルが表面に幕状に広がり目的の効果が得られる素材で有ればどの様な材質の物を用いても良い。
面状部下部を折り曲げ蛾やカメムシが転げ落ちてくるのを受け取る事が出来る形状の袋体に加工して面状部と袋体捕獲容器が一体となった捕獲容器とすることもできるが、無論面状部下部から脱着可能な滑剤塗布のプラスチック等の捕獲容器としても良い。
害虫が飛来し貼り付き滑り止まる事の出来ない滑る滑剤の成分は必ずしもシリコンオイルでなくとも、害虫の触手から分泌する粘液を阻害するものであれば良く、シリコンオイルと似通う粘液を阻害する洗剤成分、油性オイル成分、アルコール、樹脂ワックス、フッ素コート等を用いても良い。
害虫の触手から分泌する粘液を阻害することで容器の壁を這い上がる事の出来ない捕獲器としたものである。
上記した効果があれば、滑剤の成分は必ずしもシリコンオイルでなくても良い。
面状部に飛来し貼り付き停まろうとして停まる事が出来ず転げ落ちる蛾やカメムシを、面状部下部を適度に折り曲げた深さの袋体の捕獲容器にして容器内に羽ばたき逃避するのを防ぐ仕切り板を設けると一体型捕獲器となる。
仕切り板は、蛾やカメムシが羽ばたき、飛び去ろうとするのを防ぐ障壁部材で、袋体の容器幅に合わせた大きさのプラスチックプレート等の素材のものでも良い。
羽ばたき飛翔し逃げるのを防ぐ為、蛾やカメムシの飛翔し舞い上がる角度、飛翔するまでの長さ、容器の大きさを考慮し仕切り板を容器内に数カ所設ける。
仕切り板が障害となり飛翔する際、衝突し飛翔出来ず、仕切り板に這いあがり逃避するのを防止する為に、仕切り板にも滑剤を塗布する。
捕獲容器は面状部下部を折り曲げた袋体捕獲容器としているが、脱着可能捕獲容器で容器内に仕切り板を設けた脱着出来る素材のプラスチック等を用いたものでも良い。
捕獲面状部下部から脱着できる捕獲容器を用いた場合は害虫の捕獲量を見て容器のみ交換できる捕獲容器として活用するが、脱着部の脱着部材には、面状部下部に容易に捕獲容器の脱着が出来る部材で有れば良く、両面テープ、面ファスナー、ナイロンファスナー等を用いても良い。
ゴルフ場、田圃、牧草地、広大な畑等広く大きな場所で蛾やカメムシ等を捕獲する場合はどうしても捕獲面状部が大きく広い物が求められてくる。
捕獲面積が大きな物を必要とする面状部では、捕獲面状部の幅が大きくなり、蛾やカメムシを受け止め捕獲する袋体容器も大きくなるが、仕切り板を袋体容器内に複数用いる事で、袋体容器そのもののタワミを防ぎ、より効果的な袋体捕獲容器となる。
広範囲から害虫を誘引する必要がある場合、面状部は透明なシートを用い、裏面に蛾やカメムシの誘引色、誘引部材の光源、熱源部材を設け、害虫の誘引を促進するのも有効である、もちろん面状部表面には滑剤を塗布している。
誘引材として活用出来る蓄熱材には大きく二種類の蓄熱材が有るが、顕熱蓄熱の物質である煉瓦等の粉末、アスファルト砕石混合物、アスモル等を用いても良い。
又、潜熱蓄熱材の物質である、パラフィン系蓄熱材、無機塩等の粉末を用いても良い。
面状部部材のシート裏面に誘引物質の光源である発光塗料、蓄光塗料等を適度の間隔の隙間を空けて塗布し、この隙間に誘因引物質の蓄熱材の物質である硫酸ナトリュウム10水塩粉末、顆粒又は、粉末のパラフィン系蓄熱材を接着させても良い。
又、蛾やカメムシの誘引光源である部材の材質、素材は誘引する効果が有るものであればどの様な素材を用いても良い。
蛾やカメムシが感知し誘引する熱源である蓄熱材は、日中の太陽光、気温等を蓄える事の出来る物質で有ればどの様な素材でも良い。
日中ビニール製面状部裏面に設けている蓄熱材が蓄熱し日暮れとともに熱を放出するが、日暮れ二時間ほど隠れ場所を求めて飛び回る蛾やカメムシが発熱を感知出来る時間内に熱を放出できれば良く、熱の放出時間の調整は、スクリーンのビニールの厚さにより放熱する速度、量が変わるので蓄熱材の蓄熱出来る量を考慮しスクリーンの厚さを選定して用いる。
春夏秋と季節により日暮れ時間帯の気温が異なる為、蓄熱されている熱源を蛾やカメムシが感知出来る放熱量を得る為にビニールの厚さを加減した季節に適した厚さの捕獲スクリーンを用いる。
面状部裏面中央に面状部の大きさに適した大きさの円型状に発光剤、蓄光剤の粉末を接着しても良い。
面状部裏面中央に面状部の大きさに適した大きさの円又は四角に蛍光塗料、発光塗料等を塗布しても良い。
害虫捕獲スクリーンに使用する誘引光源にはLEDライト、誘蛾灯等が使用できる。
また蓄光剤、発光塗料等を蓄熱材と併用して用いると、さらに効果的である。
上記記述した害虫捕獲器は、透明のビニールスクリーンそのものの裏面に施工するものであるが、スクリーンと同様の大きさのパネルを用いこのパネルを誘引色を用いた物とし上記記述したような、誘引物質の部材等をパネル表面に設け、このパネル表面に透明の捕獲スクリーンを覆うようにして用い害虫パネル捕獲スクリーンとしても良い。
誘引物質を設けるパネルの材質は、人が持てる重さで、圧縮された木材チップのパネル、合板、MDF、養生ボード、塩ビ系の断熱パネル、ウレタンホーム、PPプレート、プラダン等のパネルを用いても良い。
既存の住宅建築に用いている蓄熱パネルの建材を活用しても良い。
住宅建築の蓄熱パネルは、パネル内に組み込まれている蓄熱材が日中室温の熱を蓄熱し夜気温が下がるにつれパネル自体が放熱するもので有る。
この蓄熱パネル表面に碁盤目のように適度の大きさに間隔を空け誘引物質の光源部材の蓄光部材を塗布又は接着しても良い。
近年蓄光量、発光量が大きい素材が出来、誘引光源にこれらを用いる事で市販のLED灯、誘蛾灯などと比べると安価な誘引光源として用いる事が出来る。
上記した本発明の害虫捕獲スクリーンの構造は、主となる滑剤を塗布した面部材のスクリーン面に透明のビニールを用い裏面に板状のパネル内に誘引部材を設けたもので有る。
誘引物質部材をスクリーン裏面に設けたもので有るが、スクリーン表面に誘引物質部材をつり下げた方法としても良い。
誘因物質部材は表面につり下げ又表面中央に適度の大きさにした板状の部材にして貼り付けして用いても良い。
パネル捕獲スクリーン下部に脚を設け捕獲する場所に立てて使用するようにしても良い。
市販の脚立の一面に本発明のパネル捕獲スクリーンを設け折り畳み移動し捕獲場を変えながら活用しても良い。
本発明の捕獲スクリーンは、上下に設けているハト目穴を通して蛾やカメムシを捕獲する場所に垂直に張り使用することもできる。
捕獲しようとする場所、建物等、据え付ける位置等に合わせて広げて使用できるように捕獲スクリーン上部をロール状に巻き収納できる捕獲スクリーンとして用いても良い。
捕獲スクリーンをロール状に巻き収納が出来る為、例えば旅館、ホテル等の日当たりのよい場所に、毎年越冬前に大量に飛来し、壁一面に貼りつくカメムシ等を捕獲する場合は、壁の大きさに合わせ、スクリーンを広げて張ることが出来る。
越冬前に毎年南向きの壁窓等に飛来し、建物に入り込もうと貼りつく大量のカメムシの捕獲に苦慮していた建物の、壁窓に合わせ広げて吊り下げて使用できるようになる。
壁一面に貼り付き動き回るカメムシの見た目の景観が悪く、山間部の観光地の旅館ホテル等では、晩秋のカメムシの風評被害に悩まされてきた。
捕獲スクリーンにホテル、旅館等のロゴマーク等を入れる事で景観を損ねる事
無く据え付けができる。
捕獲スクリーンは比較的広い場所での設置が適しているが、スクリーンを巻き取り収納が出来る為、スクリーン上部をビニールハウス内のパイプに吊り下げて使用も出来る。
夜広げて使用する為、日中不必要な時は巻いて収納ができハウス内での作業に支障がでない。
酪農の牛舎では、蚊、ハエ、アブ等を駆除する為に大量の殺虫剤を用いる事が出来ず、従来の粘着捕獲器を使用していたが、粘着力が衰え、大量に捕獲するには不向きで有った。
家畜小屋、牛、馬等の頭上又は側に吊り下げて使用出来る為、牛等に飛来しまつわり付く、蚊、ハエ、アブ等が牛の尾で追われては畜舎内を一日中飛び回るこれらの害虫を捕獲できる為、乳牛等が追い払うストレスから解放される。
捕獲スクリーン下部を折り曲げて一体の袋体容器の捕獲器としているが、スクリーン下部に簡単に接続、分離できる着脱可能な捕獲容器としても良い。
捕獲容器をスクリーン下部から分離接続する部材は、面ファスナー、又は両面テープ、ビニールファスナー等を用いる。
分離できる捕獲容器は、転げ落ちてくる蛾やカメムシ等を受け止め捕獲できる形状で捕獲後逃避が出来ないような形の容器であればどのような材質のものを用いた容器でも良い。
パネル捕獲スクリーンはスクリーン下部両端に地面に差し込み建てて設置できる杭状の部材を設け田圃の畔等に設置し、稲作の害虫、ウンカ、カメムシ等の
捕獲駆除に用いる事の出来る捕獲スクリーンである。
又、牧草地、ゴルフ場の芝等を食い荒らすマメコガネ虫等の捕獲には、芝外周に立ててスクリーン内に広告看板等を掲載し全面に滑剤を塗布し見た目の景観を損ねる事無く設置できる。
パネル捕獲スクリーンを市販の折り畳み脚立一面に取付けし設置移動運搬が可能にして捕獲後、場所を変えながら設置できるようにする。
パネル捕獲スクリーンは人が持ち運び容易な重さ大きさで、トウモロコシ畑、キュウリ畑、背が高い作物の間に設置し、移動しながら蛾やカメムシ等を捕獲できる。
又、スイカ畑、メロン畑、カボチャ畑等つるが伸びる野菜の周辺に、害虫が発生した時には、パネル捕獲スクリーンを持ち込み設置し捕獲駆除できる。
上記記述した本発明の害虫捕獲スクリーン、パネル捕獲スクリーン等は捕獲使用する場所が比較的広い場所に適したものである。
捕獲スクリーン内に誘引物質、滑剤等を設けているが、これらの効果を妨げないでより遠くまで害虫を誘引する光を広げておびき寄せる場合には、LEDライト等の照明をスクリーン表面に設けて併用しても良い。
捕獲スクリーン内に誘引物質、滑剤等を設けているが、これらの効果を妨げないで塗布又は、接着できるものであれば誘引ホルモン剤等をスクリーン表面に設け併用しても良い。
捕獲スクリーン表面に上記した効果を妨げないのであれば、餌となるものを吊り下げて併用し使用しても良い。
害虫捕獲スクリーンは、誘因物質である身近に有る蓄光塗料、発光塗料、蓄熱の素材の熱源を活用しスクリーン面に害虫を呼び寄せ、捕獲スクリーン面、捕獲容器内側に滑剤、洗剤、ワックス等を塗布しこの滑材が昆虫、害虫等の触手から分泌する粘液を阻害する効果に着目し、害虫が転げ落ち受け取る捕獲容器から這い上がり脱出出来ないように捕獲容器を開発したもので滑剤のシリコンオイルと似通う粘液を阻害する洗剤成分油性成分アルコール、樹脂、ワックス、フッ素コート等を用いるもので以下、下記先行技術の公知の文献と比較し本発明の害虫捕獲スクリーンとの違いを述べる。
ここで先行技術文献、
特開 2012-210200文献との違いを説明する。
上記開示の捕獲器具は主に捕獲しようとする虫を捕獲器内に導く進入路の工夫と逃げる事が出来ないように粘着部材を使用して構成されたもので、本発明は飛来する害虫がスクリーンに貼り付けず停まる事に失敗し転げ落ちて来たのを受け止め捕獲するもので捕獲方法が異なります。
開示文献、特願2009-255111の文献2も、捕獲する虫を粘着剤を用い捕獲するものであり本発明の捕獲方法とは異なります。
特開平5―76264は誘引剤の臭いに惹かれて飛来する害虫を、臭いを放出する立体的に設けた誘引板下の、漏斗状の滑落板に止まらせる捕獲器であり、円錐形の漏斗板に滑剤を塗布したものである。
本発明の害虫捕獲スクリーンは、スクリーン上部を巻き込み収納が出来る一枚のシート状の部材でスクリーンに滑剤を塗布してスクリーン裏面から誘因物質の誘引する光、誘引物質である発熱体を誘引部材として用いているものである。
特開平5ー76264は、立体の単一の容器で、捕獲容器の大きさが限られた大きさしか造る事が出来ず、本発明の捕獲スクリーンは用途に応じてスクリーンの大きな物を容易に造る事が出来る。
特開平5―76264は、単一の立体捕獲容器となっている為、安定感のある台等に置いて使用するようにできている。
本発明は、一枚のシート状のスクリーンで建物の壁等につり下げて使用するものである。
特開平5―76264は、臭いに誘引された、虫を円錐状の漏斗の上に集め止まらせ漏斗が45度以上に傾斜の付いたものを用いるとしている。
45度傾けても下の捕獲容器に落ちにくい為、漏斗部に滑剤塗布したものである。
臭いを用いて、漏斗上に虫を飛来させ、止まらさせてから動き回る際に滑らせて捕獲するものである。
本発明の害虫捕獲スクリーンは、光、熱を用いて、一枚の平面状のスクリーンに誘引させ、害虫等が飛来して来たがスクリーンに停まる事が出来ず、真下に転げ落ちるのを受け取る捕獲容器で、容器から滑り這いあがる事が出来ず捕獲するもので特開平5―76264とは、捕獲方法が大きく異なります。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
面状部がスクリーン状である捕獲器の例である。図1により説明する。
スクリーン面と捕獲容器が一体の捕獲器で、約1m四角、厚さ0.05〜0.5mmの透明のビニールシートをスクリーン面として用い、このビニール表面に滑剤のシリコンオイルを塗布しスクリーン下部を折り曲げ、両側端を閉じた袋体の捕獲容器とした。捕獲容器内にはプラダン材の仕切り板を設けている。
捕獲容器内面及び仕切り板表面には滑剤のシリコンオイルが塗布してあり、上部吊り下げ部はロールになっており、使用環境により、巻き上げ、巻き下しが任意の長さで使用できる。
捕獲容器が脱着可能な捕獲器の例である。図2により説明する。
面状部は実施例1と同様スクリーン状である。捕獲容器上部にスクリーンと接続可能な糊加工を施した接続部を有する捕獲容器としたものである。
もちろん接続加工はスクリーン下部に施すことでもよく、両方に施してもよい。
スクリーン下部と捕獲容器上部の接続面を凹凸加工し、ファスナーの貼り合せによる接続も好ましい接続方法である。
面状部がスクリーン状で、林間部で樹木間に紐で吊り下げて使用する例であり、
自己形状保持可能な厚みを有するPE一体成型品で、図3の形状の害虫捕獲器を作った。
スクリーン面、捕獲容器内面および仕切り板にはフッ素系滑剤を塗布してある。
松の立枯れ病のマダラカミキリ虫の駆除等に害虫捕獲スクリーンを用いる場合は、立枯れ始めた松林内に適度の間隔を設け、松の木の間に紐で本発明の捕獲スクリーンを張り捕獲に活用できる。
捕獲スクリーンは、果樹の木等を食い荒しするカミキリムシ等比較的大型の昆虫類の捕獲を主としている為、捕獲容器が深く強度の要する硬質のプラスチック材の自己形状保持可能なPE一体成型品が好適である。
本例は一体成型された捕獲スクリーンで有るが、捕獲器管理の際、新しい捕獲容器と簡単に交換できるようにする為、捕獲容器をスクリーンから分離出来るようにしても良い。
平坦な田畑や牧草地での使用に適した、比較的広い捕獲スクリーンの例である。
図4により説明する。コンパネ平板に実施例1と同様の害虫捕獲器を貼り付けて利用した例である。
支柱を取り付け、折り畳み移動設置できる捕獲器(図5)として、また地面に支柱を差し込み自立設置できる捕獲器(図6)として利用できる。
家庭菜園等で捕獲容器を地中に埋めて使用する例である。
形状保持可能なプラスチックPETで、スクリーン部と捕獲容器部をそれぞれ成型し、スクリーン部と捕獲容器部を接続して、捕獲容器脱着可な害虫捕獲器を作った(図7)もちろん一体型に成形した害虫捕獲器でもよい(図8)。
面状部、容器内部及び仕切り板表面部には滑剤シリコーン油を塗布した。
地上表面を這い回る、飛び跳ねる又は飛び回る害虫の蝶、蛾や、カメムシ、イナゴ、バッタ、コガネムシ類の捕獲に適した捕獲器として活用できる。
家庭菜園等比較的狭いエリアでの使用に適した、地面に直接差し立てる例である。
捕獲容器上部開口部一端に捕獲スクリーン面の部材を設け、捕獲容器下部に地面に差し込み設置出来る杭状の部材を設ける(図9)。
スクリーン面及び捕獲容器内には滑剤を塗布し、容器内に設けた複数の仕切り板にも滑剤を塗布してある。
仕切り板は地表面を這い飛び跳ねながら移動するイナゴ、バッタ、コーロギ等が捕獲後、捕獲容器から飛びはね逃避が出来ないように用いるものである。
面状部、容器内部及び仕切り板表面部の滑剤はシリコーン油を使用した。
面状部を4面衝立状とし、捕獲容器を面状部下部に脱着可能に設けた害虫捕獲器の例である(図10)。
捕獲容器はチャック付ビニール袋を使用し捕獲した害虫を処分しやすくし捕獲
袋は袋上部にナイロン面ファスナーを設けたものである。
スクリーン面部材下端突起部が挿入される穴4か所袋捕獲容器上部に設ける。
スクリーン面部材突起部に捕獲袋内穴を取り付けする事で袋容器の落下を防ぐ。
捕獲され害虫の死骸で袋容器が汚れ滑剤の効果が薄れた場合は袋容器をスクリーン面部材から取り外しファスナーを閉じ袋事捨てる。
面状部の下部は捕獲容器内まで延びており仕切り板の機能を備えている。
面状部、捕獲容器内部及び仕切り板表面部にはフッ素系滑剤を塗布した。
誘引物質として光を使用した捕獲器の例である図11、12にて説明する。
捕獲器上部に太陽電池を電源とするLEDライトを設け、面状部はプラダン材で4面衝立状とし、捕獲容器の仕切り板になるよう容器に差し込んで組み立てた捕獲容器分離型の捕獲器である。
面状部、容器内部及び仕切り板表面部にはフッ素系滑剤を塗布してある。
プラスチック製の1つのコップを面状部と容器部を備えるよう加工した一体型捕獲器の例であり、図13、14のような形状に加工し、面状部(34)および捕獲容器部内面にはシリコンオイルを塗布してある。
又捕獲容器底部には酢と黒砂糖の混合物よりなる誘引物質を含んだマットが敷いてある。
害虫が地表面を徘徊する為、害虫が好む誘引物質をマット、シート等に浸した物を用い蒸発し地表面を漂わせて誘引するものである。
捕獲容器内に固形の誘引ホルモン剤等を用い併用して使用してもよく、又捕獲容器内に害虫の好みとなる餌などを置いて使用しても良い。
誘引剤として芳香剤、ホルモン剤、餌などを容器内、用い併用して使用でき、又、樹や枝に紐で取付けて使用することもでき、容器開口部まで地面に埋めて使用することもできる。
厚み5〜10mmの段ボール板の中央分をくり抜き、そのくり抜き部にビニールのフイルムで密封された誘引蓄熱剤アスファルト(符号37)をはめ込み、スクリーン支持板とした。
スクリーン支持板面上にPVCシートよりなる害虫捕獲器を実施例1と同様の方法で制作し、片面利用の誘引蓄熱材付害虫捕獲器を作った(図15)。
スクリーン中央部の切り抜いた箇所に蓄熱部材を設ける事で蓄熱部材から発する遠赤外線がスクリーン面部材表裏両面で利用できることから、両面に害虫捕
獲器を設けることにより、両面型害虫捕獲器とすることができる(図16)。
本実施例では捕獲スクリーンの蓄熱材には日中の気温を蓄え得る蓄熱材料にアスファルトを用い顆粒の石材等を練り合わせた物を用いているが、市販されているアスモル材を用いても良いし、コールタール等を用いても良い。
誘引色を利用した、差込設置型害虫捕獲スクリーンの例である。
スクリーン面を黄色に塗装した地面差し込み杭付プラスチックパネルに、透明PEシートでできた両面用害虫捕獲器を取り付けて制作した(図17,18)捕獲容器部には仕切り板を挿入してある。
透明PEシート表面、捕獲容器内部および仕切り板表面には滑剤シリコンオイルが塗布されている。
日中飛来する蝶、バッタ、カメムシ、成虫となった羽の付いたアブラムシ等は、花の色黄色に誘引される特性が有り、黄色に塗装されたスクリーン面に飛来し捕獲される。
袋捕獲容器に挿入する出し入れが容易な仕切り板部材の実施例である。
5mmのプラスチック製プレートを加工し仕切り板部材として用いている。
仕切り板は捕獲袋内に挿入し設けるもので、仕切り板部材1(38)に部材2
(29)を溝に差込組み立てした仕切り板である(図19,20)。
仕切り板は捕獲された際害虫が飛翔し逃避する時、障壁としなり逃避防止の機
能を持つと共に、袋体捕獲容器の開口部、捕獲袋の形を形成する機能をも併せ
もつものでもある。
バッタ類等の跳ねる害虫の捕獲袋に用いる場合は仕切り板部材2の縦の長さの
大きい物を用い、跳ねて逃避するのを防止する。
本発明では、プラスチック製プレートを用いているが、厚手のプラスチック、
シート、ポリエチレンシート、ポリエツレンをコ―テングされた段ボール等を
活用しても良い。
本発明の害虫捕獲スクリーンを既存ののぼり旗の竿に設け、稲作の害虫であるウンカ、カメムシを捕獲駆除するのに用いるものである。
旗竿に図21のように取り付け、田圃畦に差し込んで使用捕獲するものである。
養鶏場、牛舎、豚舎等の家畜を飼育している場所等に用い、ハエ、アブ等を捕
獲駆除する、つり下げ型害虫捕獲スクリーンである。
図22のように三面体を有する、害虫捕獲スクリーンで、スクリーン面部材下端に取り外しが可能な捕獲容器を設けたものである。
家畜に追い払われたハエやアブが逃げまどう周囲に本発明の害虫捕獲スクリーンをつり下げて捕獲に使用するものである。
つり下げ型害虫捕獲スクリーンはスクリーン面が三面型で、捕獲器が個々に両面テープで固定されたもので、透明の捕獲袋となっている。
アブ、ハエ等の捕獲状況が目視出来、害虫の捕獲状態を見て、捕獲袋をスクリーン面部材より切り離し捕獲袋事捨てる。
本発明では、捕獲袋をスクリーン面に取り付けする部材に両面テープを用いているが、ビニールファスナー等を用いても良い。
本発明の害虫捕獲スクリーンを果樹の食害に用いるバルーン型の害虫捕獲スクリーンの実施例を述べる。
バルーン表面に滑剤を塗布したもの(図23)と円筒形スクリーン内にバルーンを設けたもの(図24)を例示したが、用途目的に応じて使い分ける効果は同じものである。
図23はバルーン表面に滑剤を塗布しバルーンをスクリーン面としたものでバルーン下部に軽量のプラスチック捕獲容器を設けたものである。
バルーン型害虫捕獲スクリーンの径の大きさは、50cm程で下部捕獲容器を充分に持ち上げ浮上できる大きさである。
バルーンを浮遊する為にフロンガスを注入し、この浮力を有するバルーン型捕獲器を果樹間に設置し用いる。
固定紐の長さを調整し果樹の高さに浮遊する捕獲器とする。
カメムシや蛾等は黒い色に誘引する傾向があので、スクリーンを黒い塗装をした面としても良い。
桃生産果樹園に防蛾灯を設置しているが葉や枝の影となり暗い場所に飛来し集まる夜蛾の捕獲に使用する。
バルーン用いると浮遊する害虫捕獲スクリーンは、果樹栽培の木の高い場所に発生する食害する害虫の捕獲に用いる事が出来るようになる。
従来、果樹に飛来する害虫の捕獲駆除する捕獲器は無く、大型噴霧器による殺虫駆除しかなかった。
受粉時から収穫時まで、食害被害を防ぐ為、予防を兼ねて毎回大量の薬剤散布がなされている。
本発明の浮遊する、バルーン型害虫捕獲スクリーンは、飛来する害虫の取り付く木の高さに簡単に浮遊させ設置出来る利点が有る。
リンゴ、梨、柑橘系果物、全ての食害する害虫捕獲に用いられ使用出来る為、農薬の軽減となる。
バルーン型害虫捕獲器図24の構造を説明する。
害虫捕獲スクリーン面である円筒形部材内上部にバルーンを膨らませ浮遊装置としたものである。
円筒形スクリーン面部材に表面に滑剤を塗布し、下端に捕獲器、捕獲器内に仕切り板を設けこれらに滑剤を塗布したものである。
固定台に高さを調整しながら固定紐で固定設置した浮遊するバルーン型害虫捕獲スクリーンである。
スクリーン面が円筒形の為、全方向より誘引色の捕獲スクリーン面が見え害虫を捕獲し易い利点がる。
本発明の捕獲スクリーン円筒部の径の大きさは40センチ前後で、高さ60cm程で造られている。
スクリーン面部材は、ポリエツレンシート、捕獲容器は薄く軽いプラスチック容器で仕切り板はプラスチック製プレートを用いている。
バルーン材質は、ゴム製でスクリーンシート内でフロンガスを用い膨らませて使用する。
上記記述したように、捕獲器の製作に用いる材料は、安価な市場に流通している物を加工するだけで、捕獲装置ができ、安価な捕獲器を提供できる。
稲作での害虫防除に大型ヘリコプターでの航空防除による薬剤散布をして、ウンカ、カメムシ等の害虫を駆除していたが風による薬剤の飛散が多く近隣に薬害被害が出て、今では低空飛行でのリモコンヘリでの散布が主となっている。
低空での散布駆除が行われても、駆除から逃れたカメムシ、ウンカ等が発生し
個々農家の方が真夏の暑い中、再度発生している田圃に噴霧器背負い散布駆除している。
ウンカ、カメムシ等の殺虫成分の農薬は薬害被害が強く、人体に薬剤が触れない様に、雨合羽、マスク等を用い完全防具して散布駆除している。
この為、高齢化が進む農家での農薬散布駆除は大変な労力となっている現実が有る。
本発明の害虫捕獲スクリーンは、ウンカ、カメムシが発生している田圃の畦に差し込んで用いるもので軽くて簡単に設置撤去出来労力を必要としない。
白桃の高級産地岡山県での果樹栽培での害虫の食害例について述べる。
モモノゴマダラメイガ、モモハモグリガは雄花が咲いて受粉が終わった頃に卵を産み付け葉の中に侵入し、葉肉を食い荒らし、落葉させる。
果実吸汁夜蛾もしくはヤガとは、果樹園に飛来して果実の果汁を吸う蛾の総称である。
夜間、果樹園外から飛来した成虫が果肉内に口器を刺し、果汁を吸収する。
収穫 間近の成熟果が好み被害部は直径2〜3cmの円形にスポンジ状になり製品とならない。
被害は、収穫時の選別作業で発見されるので、丹精に育てた高級桃が廃棄となり労力が無駄になる。
白桃は、高級品として市場での価格は、一個3000円から5000円と言われ取引されている。
この為、夜蛾の食害被害を防止する為、蛾が日中の明かりを嫌う光の防蛾灯を用い点灯し日中のように果樹園全体を夜間照らして、蛾の飛来を防止している。
防蛾灯は、果樹の木より高く木の上から果樹園全体を照らしているが果樹の葉、枝等に遮られ影となる場所に蛾が飛来し食害をする。
夜間果樹園全体を照らす為に防蛾灯の高さは、道路の水銀灯の大きさ高さになり、果樹園の広さによるが防蛾灯を数多く設置しなければ効果が出ない等の難点がありこの為、設備費維持費も大きくなる。
高級桃の生産果樹だからできるので、同様の夜蛾の食害が発生する他のリンゴ、梨、柑橘類、果樹では、防蛾灯を設置し維持するには経費が嵩み防蛾灯を設置使用する事はできない現実が有る。
従来の害虫捕獲器は、主に捕獲器内に粘着性の部材を用いて捕獲するものである。
本発明は、滑剤の剥離効果を活用し害虫の触手から分泌する粘液を剥離阻害する事で粘着力を無くし、捕獲器内から害虫が脱出できないようにして捕獲するもので、既存の捕獲方法とは大きく異なります。
この為、従来の捕獲では難点があった捕獲にも応用が出来、滑剤を塗布し用い
た捕獲容器の実施例1から14のように活用出来、応用範囲が広い。
害虫から野菜果樹の被害を抑える為には、農薬を使用するのが主で有ったが、本発明の捕獲器を用いる事で、薬剤散布の量を抑える事が出来る。
近年、従来の殺虫剤では、死なない耐性のスーパー害虫が増え、新薬の開発又、殺虫剤に頼らない駆除方法等が求められているが、本発明はこれらのスーパー害虫の捕獲駆除にも活用できる。
殺虫剤駆除に耐え生き延びた害虫を捕獲駆除できることが本発明の最大の特徴である。
薬剤の使用量を抑える事でより安全、安心な野菜くだものの提供の一助になる。
本発明のロール状に収納できる害虫捕獲スクリーンを壁等に吊り下げて使用する全体斜視図。 本発明のロール状に収納できる害虫捕獲スクリーン下部より脱着可能捕獲容器を分離したスクリーン全体斜視図。 本発明の害虫捕獲スクリーンを紐で木立間に張り使用する害虫捕獲スクリーンの全体斜視図。 本発明の害虫捕獲スクリーンの裏面にパネルを設けた害虫捕獲パネルスクリーンの全体斜視図。 本発明の害虫捕獲パネルスクリーンを設置が容易な折り畳み移動運搬可能にした害虫捕獲パネルスクリーンの全体斜視図。 田んぼの畦等に立てて使用する本発明の害虫捕獲スクリーン。 本発明の害虫捕獲スクリーンを木の枝、果樹の樹等にスクリーン内のハトメ穴に紐を通し取付が出来、捕獲器を脱着交換が出来る害虫パネル捕獲スクリーンの斜視図。 本発明の害虫捕獲スクリーンを地表面の害虫捕獲に埋めて使用することができる捕獲スクリーンの全体斜視図。 葉物野菜側の地面に差込み使用する本発明の害虫捕獲スクリーン。 果樹街路樹公園樹木等の枝につり下げ使用する害虫捕獲スクリーン。 地植えした野菜苗間の地面に捕獲容器部を埋め込み設置し地表を這いまわり食害する害虫を捕獲する埋め込み型害虫捕獲スクリーン。 埋め込み型害虫捕獲スクリーンの捕獲スクリーン部と捕獲容器からな る埋め込み型害虫捕獲スクリーン分離図。 誘引部材を用いた埋め込み型害虫捕獲スクリーン。 誘引部材を用いたつり下げ型害虫捕獲スクリーン。 蓄熱部材をスクリーン中央に設けたつり下げ型害虫捕獲スクリーン。 下げ型害虫捕獲スクリーン全体斜視図。 本発明の地面に差込設置型害虫捕獲スクリーン。 本発明の地面に差込設置型害虫捕獲スクリーンの全体斜視図。 仕切り板全体斜視図。 仕切り板部材解体斜視図。 既存ののぼり旗竿に害虫スクリーンを用いた全体斜視図。 畜舎につり下げ使用する害虫スクリーン全体斜視図。 バルーンに滑剤を塗布したスクリーン面とした全体斜視図。 円筒形害虫捕獲スクリーン内にバルーンを設けた全体斜視図。
1 害虫捕獲スクリーン面
2 誘因光源部材
3 誘因蓄熱部材
4 パネル
5 透明のビニール部材のスクリーン
6 滑剤塗布面
7 捕獲容器
8 スクリーンをつり下げる紐
9 仕切り板
10つり下げ部材
11折り畳み移動設置できる害虫捕獲スクリーン
12地面に埋め込み捕獲する容器
14誘因物質塗布済みスクリーン
15地面
19紐を通すハト目穴
20捕獲器を着脱する為の面ファスナー、両面テープ
21地面に埋めて使用出来る捕獲スクリーン
22杭
26脱着可能捕獲容器
27脱着部材
28太陽光パネル付き発光体LEDの誘因光源部材
29プラスチックの脱着可能捕獲容器
30袋体の脱着可能捕獲容器
31ナイロン面ファスナー
32LED発光部
33太陽光パネル
34滑剤が塗布されたスクリーン面
35飛翔する害虫の障壁となる仕切り板部
36誘引物質を含んだマット
37誘引蓄熱部材
38仕切り板を構成する部材1
39仕切り板を構成する部材2
40仕切り板を差込組み立てする溝
41既存ののぼり旗竿
42つり下げ金具
43バルーン
44重りの固定台
45固定紐

Claims (3)

  1. 害虫が貼り付く面状部材と捕獲容器から構成された害虫捕獲器であって、面状部材表面及び捕獲容器内面に滑剤を塗布し、捕獲容器内に害虫飛翔防止の複数の仕切り板を備え、その仕切り板表面部にも滑剤を塗布してなる捕獲容器を面状部材下部に備えた事を特徴とする害虫捕獲器。
  2. 面状部材下部に脱着可能な捕獲容器を設けた事を特徴とする請求項1の害虫捕獲器。
  3. 面状部材表面部または、裏面部に害虫誘引光源となる畜光部材又は誘引熱源となる蓄熱部材或いは害虫誘引光源となる畜光部材と誘引熱源となる蓄熱部材の両方を同時に設けた事を特徴とする請求項1又は2の害虫捕獲器。
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