JP6003618B2 - 動きベクトル検出装置、方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
動きベクトル検出部は、ノイズが発生しない特徴量を有するマクロブロックについては、第1の動きベクトル検出処理を実行する。また、動きベクトル検出部は、ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックのうち、ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックが予め定めた処理方向に連続する連続領域が存在する場合は、以下の処理を行う。すなわち、前記連続領域の先頭のマクロブロックについては、第2の動きベクトル検出処理を実行する。また、前記連続領域の先頭のマクロブロック以外のマクロブロックであって前記先頭のマクロブロックから前記処理方向において予め定めた距離内のマクロブロックについては、第1の動きベクトル検出処理を実行する。
図1には、本実施形態に係る動きベクトル検出装置10が示されている。動きベクトル検出装置10は、特徴量算出部12、縮小画像生成処理部14、動きベクトル検出部16、及びメモリ18を備えている。
MVPx=median(MVx[b]、MVx[c]、MVx[d]) ・・・(2)
MVPy=median(MVy[b]、MVy[c]、MVy[d]) ・・・(3)
Vdiff=|MVx−MVPx|+|MVy−MVPy| ・・・(4)
Cost=SAD+α×Vdiff ・・・(5)
次に開示の技術の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
次に開示の技術の第3実施形態について説明する。なお、第2実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、第2実施形態と異なる部分を中心に説明する。
X2=Y−1 ・・・(6)
次に開示の技術の第4実施形態について説明する。上記各実施形態では、特徴量の判定に用いられる閾値が固定値の場合について説明したが、第4実施形態では、各マクロブロックの特徴量に基づいて原寸MEを実行可能な性能限界個数を求め、求めた性能限界個数に応じた閾値を設定する場合について説明する。なお、動きベクトル検出装置の構成は上記実施形態で説明した動きベクトル検出装置と同一の構成であるので、構成の説明は省略する。
Tf>Ts×(MBn−N)+Tb×N ・・・(7)
次に開示の技術の第5実施形態について説明する。第4実施形態では、特徴量の判定に用いられる閾値を、原寸MEを実行可能な性能限界個数Nに基づいて設定した場合について説明したが、第2、第3実施形態の場合、特徴量が閾値以上であっても原寸MEが実行されないマクロブロックが存在する。そこで、第5実施形態では、実際の原寸MEが実行されるマクロブロック数に基づいて閾値を設定する場合について説明する。なお、動きベクトル検出装置の構成は第2、第3実施形態で説明した動きベクトル検出装置の構成と同一であるので、構成の説明は省略する。
Tf−Tc>Ts×(MBr−N)+Tb×Nr ・・・(8)
動画像に含まれるフレーム画像を縮小した縮小画像を生成する縮小画像生成処理部と、
符号化対象の前記フレーム画像を分割したマクロブロック毎に、前記符号化対象の前記フレーム画像から前記縮小画像を生成した場合に発生するノイズに関する特徴量を算出する特徴量算出部と、
前記特徴量に応じて、前記符号化対象の前記フレーム画像に対応する原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した第1の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第1の動きベクトル検出処理、又は、前記原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した前記縮小画像よりも縮小の度合いが小さい第2の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第2の動きベクトル検出処理を実行する動きベクトル検出部と、
を含む動きベクトル検出装置。
前記動きベクトル検出部は、前記ノイズが発生しない特徴量を有する前記マクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行し、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックについては、前記第2の動きベクトル検出処理を実行する
付記1記載の動きベクトル検出装置。
前記動きベクトル検出部は、前記ノイズが発生しない特徴量を有する前記マクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行し、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックのうち、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックが予め定めた処理方向に連続する連続領域が存在する場合は、前記連続領域の先頭のマクロブロックについては、前記第2の動きベクトル検出処理を実行し、前記連続領域の先頭のマクロブロック以外のマクロブロックであって前記先頭のマクロブロックから前記処理方向において予め定めた距離内のマクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行する
付記1記載の動きベクトル検出装置。
前記動きベクトル検出部は、
前記特徴量に応じて前記処理対象マクロブロックのベクトル信頼度を設定するベクトル信頼度設定部と、
前記特徴量に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像の何れを前記参照画像とするかを選択する選択部と、
処理対象の処理対象マクロブロックの画像と前記選択部により選択された前記参照画像に設定された探索範囲内のマクロブロックの画像との相関の度合いを表す画像相関値と、前記処理対象マクロブロックの動きベクトルと前記処理対象マクロブロックに隣接する隣接マクロブロックの動きベクトルとの相関の度合いを表すベクトル相関値と、前記ベクトル相関値の重みを調整する重み係数と、をパラメータとして含む評価値を算出する評価値算出部と、
前記隣接マクロブロックの前記ベクトル信頼度に応じて前記重み係数を設定する重み係数設定部と、
前記処理対象の前記マクロブロックの位置と、前記評価値が最小となる前記探索範囲内のマクロブロックの位置と、に基づいて、動きベクトルを演算する動きベクトル演算部と、
を備えた付記2記載の動きベクトル検出装置。
前記動きベクトル検出部は、
前記特徴量に応じて前記処理対象マクロブロックのベクトル信頼度を設定するベクトル信頼度設定部と、
前記特徴量及び前記処理対象マクロブロックに隣接する隣接マクロブロックの前記ベクトル信頼度に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像の何れを前記参照画像とするかを選択する選択部と、
処理対象の処理対象マクロブロックの画像と前記選択部により選択された前記参照画像に設定された探索範囲内のマクロブロックの画像との相関の度合いを表す画像相関値と、前記処理対象マクロブロックの動きベクトルと前記隣接マクロブロックの動きベクトルとの相関の度合いを表すベクトル相関値と、前記ベクトル相関値の重みを調整する重み係数と、をパラメータとして含む評価値を算出する評価値算出部と、
前記隣接マクロブロックの前記ベクトル信頼度及び前記特徴量に応じて前記重み係数を設定する重み係数設定部と、
前記処理対象の前記マクロブロックの位置と、前記評価値が最小となる前記探索範囲内のマクロブロックの位置と、に基づいて、動きベクトルを演算する動きベクトル演算部と、
を備えた付記3記載の動きベクトル検出装置。
前記ベクトル信頼度設定部は、前記連続領域の先頭のマクロブロックについては、予め定めた最大のベクトル信頼度を設定し、前記連続領域の先頭のマクロブロック以外のマクロブロックであって前記先頭のマクロブロックから前記処理方向において予め定めた距離内のマクロブロックについては、前記最大のベクトル信頼度から徐々に小さくなるように前記ベクトル信頼度を設定する
付記5記載の動きベクトル検出装置。
前記特徴量算出部は、前記特徴量のヒストグラムを算出すると共に、前記第1の動きベクトル検出処理の処理時間、前記第2の動きベクトル検出処理の処理時間、前記フレーム画像に含まれる前記マクロブロックの数、及び前記フレーム画像の目標処理時間に基づいて、前記第2の動きベクトル検出処理が可能なマクロブロックの限界数を算出し、前記ヒストグラムと前記限界数とに基づいて、前記選択部が前記第1の画像及び前記第2の画像の何れを前記参照画像とするかを選択する際の閾値を設定する
付記4〜6の何れかに記載の動きベクトル検出装置。
前記特徴量算出部は、前記マクロブロックについて動きベクトルを検出する毎に、前記閾値を設定する
付記7記載の動きベクトル検出装置。
動画像に含まれるフレーム画像を縮小した縮小画像を生成し、
符号化対象の前記フレーム画像を分割したマクロブロック毎に、前記符号化対象の前記フレーム画像から前記縮小画像を生成した場合に発生するノイズに関する特徴量を算出し、
前記特徴量に応じて、前記符号化対象の前記フレーム画像に対応する原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した第1の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第1の動きベクトル検出処理、又は、前記原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した前記縮小画像よりも縮小の度合いが小さい第2の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第2の動きベクトル検出処理を実行する
ことを含む動きベクトル検出方法。
前記ノイズが発生しない特徴量を有する前記マクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行し、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックについては、前記第2の動きベクトル検出処理を実行する
付記9記載の動きベクトル検出方法。
前記ノイズが発生しない特徴量を有する前記マクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行し、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックのうち、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックが予め定めた処理方向に連続する連続領域が存在する場合は、前記連続領域の先頭のマクロブロックについては、前記第2の動きベクトル検出処理を実行し、前記連続領域の先頭のマクロブロック以外のマクロブロックであって前記先頭のマクロブロックから前記処理方向において予め定めた距離内のマクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行する
付記9記載の動きベクトル検出方法。
前記特徴量に応じて前記処理対象マクロブロックのベクトル信頼度を設定し、
前記特徴量に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像の何れを前記参照画像とするかを選択し、
処理対象の処理対象マクロブロックの画像と選択された前記参照画像に設定された探索範囲内のマクロブロックの画像との相関の度合いを表す画像相関値と、前記処理対象マクロブロックの動きベクトルと前記処理対象マクロブロックに隣接する隣接マクロブロックの動きベクトルとの相関の度合いを表すベクトル相関値と、前記ベクトル相関値の重みを調整する重み係数と、をパラメータとして含む評価値を算出し、
前記隣接マクロブロックの前記ベクトル信頼度に応じて前記重み係数を設定し、
前記処理対象の前記マクロブロックの位置と、前記評価値が最小となる前記探索範囲内のマクロブロックの位置と、に基づいて、動きベクトルを演算する
付記10記載の動きベクトル検出方法。
前記特徴量に応じて前記処理対象マクロブロックのベクトル信頼度を設定し、
前記特徴量及び前記処理対象マクロブロックに隣接する隣接マクロブロックの前記ベクトル信頼度に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像の何れを前記参照画像とするかを選択し、
処理対象の処理対象マクロブロックの画像と選択された前記参照画像に設定された探索範囲内のマクロブロックの画像との相関の度合いを表す画像相関値と、前記処理対象マクロブロックの動きベクトルと前記隣接マクロブロックの動きベクトルとの相関の度合いを表すベクトル相関値と、前記ベクトル相関値の重みを調整する重み係数と、をパラメータとして含む評価値を算出し、
前記隣接マクロブロックの前記ベクトル信頼度及び前記特徴量に応じて前記重み係数を設定し、
前記処理対象の前記マクロブロックの位置と、前記評価値が最小となる前記探索範囲内のマクロブロックの位置と、に基づいて、動きベクトルを演算する
を備えた付記11記載の動きベクトル検出方法。
前記連続領域の先頭のマクロブロックについては、予め定めた最大のベクトル信頼度を設定し、前記連続領域の先頭のマクロブロック以外のマクロブロックであって前記先頭のマクロブロックから前記処理方向において予め定めた距離内のマクロブロックについては、前記最大のベクトル信頼度から徐々に小さくなるように前記ベクトル信頼度を設定する
付記13記載の動きベクトル検出方法。
前記特徴量のヒストグラムを算出すると共に、前記第1の動きベクトル検出処理の処理時間、前記第2の動きベクトル検出処理の処理時間、前記フレーム画像に含まれる前記マクロブロックの数、及び前記フレーム画像の目標処理時間に基づいて、前記第2の動きベクトル検出処理が可能なマクロブロックの限界数を算出し、前記ヒストグラムと前記限界数とに基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像の何れを前記参照画像とするかを選択する際の閾値を設定する
付記12〜14の何れかに記載の動きベクトル検出方法。
前記マクロブロックについて動きベクトルを検出する毎に、前記閾値を設定する
付記15記載の動きベクトル検出方法。
コンピュータに、
動画像に含まれるフレーム画像を縮小した縮小画像を生成し、
符号化対象の前記フレーム画像を分割したマクロブロック毎に、前記符号化対象の前記フレーム画像から前記縮小画像を生成した場合に発生するノイズに関する特徴量を算出し、
前記特徴量に応じて、前記符号化対象の前記フレーム画像に対応する原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した第1の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第1の動きベクトル検出処理、又は、前記原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した前記縮小画像よりも縮小の度合いが小さい第2の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第2の動きベクトル検出処理を実行する
ことを含む処理を実行させるための動きベクトル検出プログラム。
12 特徴量算出部
14 縮小画像生成処理部
16 ベクトル検出部
18 メモリ
20A、20B 画像相関値演算部
30 選択部
32 コスト算出処理部
34 ベクトル信頼度設定部
38 動きベクトル演算部
42 ベクトル相関値演算部
44 ベクトルコスト重み係数設定部
70 コンピュータ
Claims (10)
- 動画像に含まれるフレーム画像を縮小した縮小画像を生成する縮小画像生成処理部と、
符号化対象の前記フレーム画像を分割したマクロブロック毎に、前記符号化対象の前記フレーム画像から前記縮小画像を生成した場合に発生するノイズに関する特徴量を算出する特徴量算出部と、
前記特徴量に応じて、前記符号化対象の前記フレーム画像に対応する原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した第1の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第1の動きベクトル検出処理、又は、前記原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した前記縮小画像よりも縮小の度合いが小さい第2の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第2の動きベクトル検出処理を実行する動きベクトル検出部と、
を含み、
前記動きベクトル検出部は、前記ノイズが発生しない特徴量を有する前記マクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行し、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックのうち、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックが予め定めた処理方向に連続する連続領域が存在する場合は、前記連続領域の先頭のマクロブロックについては、前記第2の動きベクトル検出処理を実行し、前記連続領域の先頭のマクロブロック以外のマクロブロックであって前記先頭のマクロブロックから前記処理方向において予め定めた距離内のマクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行する動きベクトル検出装置。 - 動画像に含まれるフレーム画像を縮小した縮小画像を生成する縮小画像生成処理部と、
符号化対象の前記フレーム画像を分割したマクロブロック毎に、前記符号化対象の前記フレーム画像から前記縮小画像を生成した場合に発生するノイズに関する特徴量を算出する特徴量算出部と、
前記特徴量に応じて、前記符号化対象の前記フレーム画像に対応する原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した第1の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第1の動きベクトル検出処理、又は、前記原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した前記縮小画像よりも縮小の度合いが小さい第2の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第2の動きベクトル検出処理を実行する動きベクトル検出部と、
を含み、
前記動きベクトル検出部は、
前記ノイズが発生しない特徴量を有する前記マクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行し、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックについては、前記第2の動きベクトル検出処理を実行し、
前記特徴量に応じて前記処理対象マクロブロックのベクトル信頼度を設定するベクトル信頼度設定部と、
前記特徴量に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像の何れを前記参照画像とするかを選択する選択部と、
処理対象の処理対象マクロブロックの画像と前記選択部により選択された前記参照画像に設定された探索範囲内のマクロブロックの画像との相関の度合いを表す画像相関値と、前記処理対象マクロブロックの動きベクトルと前記処理対象マクロブロックに隣接する隣接マクロブロックの動きベクトルとの相関の度合いを表すベクトル相関値と、前記ベクトル相関値の重みを調整する重み係数と、をパラメータとして含む評価値を算出する評価値算出部と、
前記隣接マクロブロックの前記ベクトル信頼度に応じて前記重み係数を設定する重み係数設定部と、
前記処理対象の前記マクロブロックの位置と、前記評価値が最小となる前記探索範囲内のマクロブロックの位置と、に基づいて、動きベクトルを演算する動きベクトル演算部と、
を備えた動きベクトル検出装置。 - 前記動きベクトル検出部は、
前記特徴量に応じて前記処理対象マクロブロックのベクトル信頼度を設定するベクトル信頼度設定部と、
前記特徴量及び前記処理対象マクロブロックに隣接する隣接マクロブロックの前記ベクトル信頼度に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像の何れを前記参照画像とするかを選択する選択部と、
処理対象の処理対象マクロブロックの画像と前記選択部により選択された前記参照画像に設定された探索範囲内のマクロブロックの画像との相関の度合いを表す画像相関値と、前記処理対象マクロブロックの動きベクトルと前記隣接マクロブロックの動きベクトルとの相関の度合いを表すベクトル相関値と、前記ベクトル相関値の重みを調整する重み係数と、をパラメータとして含む評価値を算出する評価値算出部と、
前記隣接マクロブロックの前記ベクトル信頼度及び前記特徴量に応じて前記重み係数を設定する重み係数設定部と、
前記処理対象の前記マクロブロックの位置と、前記評価値が最小となる前記探索範囲内のマクロブロックの位置と、に基づいて、動きベクトルを演算する動きベクトル演算部と、
を備えた請求項1記載の動きベクトル検出装置。 - 前記ベクトル信頼度設定部は、前記連続領域の先頭のマクロブロックについては、予め定めた最大のベクトル信頼度を設定し、前記連続領域の先頭のマクロブロック以外のマクロブロックであって前記先頭のマクロブロックから前記処理方向において予め定めた距離内のマクロブロックについては、前記最大のベクトル信頼度から徐々に小さくなるように前記ベクトル信頼度を設定する
請求項3記載の動きベクトル検出装置。 - 前記特徴量算出部は、前記特徴量のヒストグラムを算出すると共に、前記第1の動きベクトル検出処理の処理時間、前記第2の動きベクトル検出処理の処理時間、前記フレーム画像に含まれる前記マクロブロックの数、及び前記フレーム画像の目標処理時間に基づいて、前記第2の動きベクトル検出処理が可能なマクロブロックの限界数を算出し、前記ヒストグラムと前記限界数とに基づいて、前記選択部が前記第1の画像及び前記第2の画像の何れを前記参照画像とするかを選択する際の閾値を設定する
請求項2〜4の何れか1項に記載の動きベクトル検出装置。 - 前記特徴量算出部は、前記マクロブロックについて動きベクトルを検出する毎に、前記閾値を設定する
請求項5記載の動きベクトル検出装置。 - 動画像に含まれるフレーム画像を縮小した縮小画像を生成し、
符号化対象の前記フレーム画像を分割したマクロブロック毎に、前記符号化対象の前記フレーム画像から前記縮小画像を生成した場合に発生するノイズに関する特徴量を算出し、
前記特徴量に応じて、前記符号化対象の前記フレーム画像に対応する原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した第1の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第1の動きベクトル検出処理、又は、前記原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した前記縮小画像よりも縮小の度合いが小さい第2の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第2の動きベクトル検出処理を実行する
ことを含み、
前記ノイズが発生しない特徴量を有する前記マクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行し、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックのうち、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックが予め定めた処理方向に連続する連続領域が存在する場合は、前記連続領域の先頭のマクロブロックについては、前記第2の動きベクトル検出処理を実行し、前記連続領域の先頭のマクロブロック以外のマクロブロックであって前記先頭のマクロブロックから前記処理方向において予め定めた距離内のマクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行する
処理をコンピュータが実行する動きベクトル検出方法。 - 動画像に含まれるフレーム画像を縮小した縮小画像を生成し、
符号化対象の前記フレーム画像を分割したマクロブロック毎に、前記符号化対象の前記フレーム画像から前記縮小画像を生成した場合に発生するノイズに関する特徴量を算出し、
前記特徴量に応じて、前記符号化対象の前記フレーム画像に対応する原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した第1の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第1の動きベクトル検出処理、又は、前記原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した前記縮小画像よりも縮小の度合いが小さい第2の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第2の動きベクトル検出処理を実行する
ことを含み、
前記ノイズが発生しない特徴量を有する前記マクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行し、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックについては、前記第2の動きベクトル検出処理を実行し、
前記特徴量に応じて前記処理対象マクロブロックのベクトル信頼度を設定し、
前記特徴量に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像の何れを前記参照画像とするかを選択し、
処理対象の処理対象マクロブロックの画像と選択された前記参照画像に設定された探索範囲内のマクロブロックの画像との相関の度合いを表す画像相関値と、前記処理対象マクロブロックの動きベクトルと前記処理対象マクロブロックに隣接する隣接マクロブロックの動きベクトルとの相関の度合いを表すベクトル相関値と、前記ベクトル相関値の重みを調整する重み係数と、をパラメータとして含む評価値を算出し、
前記隣接マクロブロックの前記ベクトル信頼度に応じて前記重み係数を設定し、
前記処理対象の前記マクロブロックの位置と、前記評価値が最小となる前記探索範囲内のマクロブロックの位置と、に基づいて、動きベクトルを演算する
処理をコンピュータが実行する動きベクトル検出方法。 - コンピュータに、
動画像に含まれるフレーム画像を縮小した縮小画像を生成し、
符号化対象の前記フレーム画像を分割したマクロブロック毎に、前記符号化対象の前記フレーム画像から前記縮小画像を生成した場合に発生するノイズに関する特徴量を算出し、
前記特徴量に応じて、前記符号化対象の前記フレーム画像に対応する原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した第1の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第1の動きベクトル検出処理、又は、前記原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した前記縮小画像よりも縮小の度合いが小さい第2の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第2の動きベクトル検出処理を実行する
ことを含み、
前記ノイズが発生しない特徴量を有する前記マクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行し、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックのうち、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックが予め定めた処理方向に連続する連続領域が存在する場合は、前記連続領域の先頭のマクロブロックについては、前記第2の動きベクトル検出処理を実行し、前記連続領域の先頭のマクロブロック以外のマクロブロックであって前記先頭のマクロブロックから前記処理方向において予め定めた距離内のマクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行する
処理を実行させるための動きベクトル検出プログラム。 - コンピュータに、
動画像に含まれるフレーム画像を縮小した縮小画像を生成し、
符号化対象の前記フレーム画像を分割したマクロブロック毎に、前記符号化対象の前記フレーム画像から前記縮小画像を生成した場合に発生するノイズに関する特徴量を算出し、
前記特徴量に応じて、前記符号化対象の前記フレーム画像に対応する原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した第1の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第1の動きベクトル検出処理、又は、前記原寸サイズの参照フレーム画像を縮小した前記縮小画像よりも縮小の度合いが小さい第2の画像を参照画像として動きベクトルを検出する第2の動きベクトル検出処理を実行する
ことを含み、
前記ノイズが発生しない特徴量を有する前記マクロブロックについては、前記第1の動きベクトル検出処理を実行し、前記ノイズが発生する特徴量を有するマクロブロックについては、前記第2の動きベクトル検出処理を実行し、
前記特徴量に応じて前記処理対象マクロブロックのベクトル信頼度を設定し、
前記特徴量に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像の何れを前記参照画像とするかを選択し、
処理対象の処理対象マクロブロックの画像と選択された前記参照画像に設定された探索範囲内のマクロブロックの画像との相関の度合いを表す画像相関値と、前記処理対象マクロブロックの動きベクトルと前記処理対象マクロブロックに隣接する隣接マクロブロックの動きベクトルとの相関の度合いを表すベクトル相関値と、前記ベクトル相関値の重みを調整する重み係数と、をパラメータとして含む評価値を算出し、
前記隣接マクロブロックの前記ベクトル信頼度に応じて前記重み係数を設定し、
前記処理対象の前記マクロブロックの位置と、前記評価値が最小となる前記探索範囲内のマクロブロックの位置と、に基づいて、動きベクトルを演算する
処理を実行させるための動きベクトル検出プログラム。
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