JP6003137B2 - 電磁駆動ポンプ - Google Patents

電磁駆動ポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP6003137B2
JP6003137B2 JP2012067038A JP2012067038A JP6003137B2 JP 6003137 B2 JP6003137 B2 JP 6003137B2 JP 2012067038 A JP2012067038 A JP 2012067038A JP 2012067038 A JP2012067038 A JP 2012067038A JP 6003137 B2 JP6003137 B2 JP 6003137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
electromagnetic coil
discharge port
movable
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012067038A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013199835A (ja
Inventor
雅雄 吉田
雅雄 吉田
朋樹 金崎
朋樹 金崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nachi Fujikoshi Corp filed Critical Nachi Fujikoshi Corp
Priority to JP2012067038A priority Critical patent/JP6003137B2/ja
Publication of JP2013199835A publication Critical patent/JP2013199835A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6003137B2 publication Critical patent/JP6003137B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)

Description

本発明は、電磁駆動ポンプに関し、さらに詳細には吐出流量を一定にすると共に駆動騒音を低減する電磁駆動ポンプに関する。
従来、この種の電動駆動ポンプは、上下運動するプランジャの上死点、下死点の双方のストッパにゴム等の軟質材を用いることにより、ストローク量を規制すると共にプランジャの衝突音を低減している。(例えば、非特許文献1参照。)
燃料電池 VOL8 NO.2 2008 第36頁
しかしながら、非特許文献1に示す電磁駆動ポンプでは、ストッパをゴム等の軟質材にすることにより、プランジャがストロークエンド、すなわち上死点、下死点に当接した際の騒音を低減することができるが、プランジャがストッパに当接した際に変形し該プランジャのストロークが変化するので、一定の吐出流量を保持することが出来ず、高精度の吐出流量が得られない。
本発明は係る課題を解決するためになされたもので、高精度な吐出流量が得られ、且つ、駆動音の小さくした電磁駆動ポンプを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の電磁駆動ポンプは
電磁コイルと、
前記電磁コイルの一端側壁面に鍔部が係合し該電磁コイルの内周面に円筒部が嵌挿されたガイドと、
前記ガイドの側壁面に鍔部が係合し吐出口を形成した吐出口本体と、
前記電磁コイルの他端側壁面に鍔部が係合し前記ガイドに対向して該電磁コイルの内周面に円筒部が嵌挿された固定鉄心と、
前記固定鉄心の側壁面に鍔部が係合し吸込口を形成した吸込口本体と、
前記固定鉄心に対向して前記電磁コイルの内周面に摺動自在に嵌挿され該電磁コイルの励磁により所定位置移動する可動鉄心と、
前記可動鉄心の内部に形成され弁座を介して該可動鉄心内に設けられた吐出弁と、
前記固定鉄心の鍔部と前記吸込口本体の鍔部との間に形成された吸込弁と、
からなる電磁駆動ポンプにおいて、
前記吐出口本体の吐出口に連通し該吐出口本体の鍔部に形成された第1の絞りと、
前記第1の絞りよりも下方に位置し前記可動鉄心の段付穴の段付小径穴に設けられ小径軸部に設けた連通穴を介して前記第1の絞りに連通する第2の絞りと、
を備え、
前記第1の絞りは電磁コイルのOFFにより前記可動鉄心がばね部材の弾発力により後退して該可動鉄心の上端が前記吐出口本体の鍔部に当接までの間、前記可動鉄心から前記吐出口に流れる流体の流量を制御すると共に、前記可動鉄心が前記吐出口本体に当接した際の速度を低減して衝撃力を緩和し、
前記第2の絞りは前記電磁コイルのONにより前記可動鉄心が前進して該可動鉄心が前記固定鉄心に当接するまでの間、可動鉄心から前記吐出口に流れる液体の流量を制御すると共に、前記可動鉄心が前記固定鉄心に当接した際の速度を低減して衝撃力を緩和することを特徴とする。
本発明は、プランジャがポンプ作用する際の流路に絞りを設けることで該プランジャの作動速度を遅くして吐出流量脈動が低減できると共に、プランジャが上死点及び下死点に衝突する時の衝撃音を低減できる。また、プランジャのストローク精度の向上により高精度の吐出流量を確保することができる。更に、衝突時の衝撃を吸収するためのストッパの軟質材部品を削除できるため、コストの低減ができる。
本発明の実施に係る電磁駆動ポンプの略縦断面図である。
以下、本発明の電磁駆動ポンプにつき好適な実施の形態を挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態を示す電磁駆動ポンプ10の略縦断面図である。
図1に示すように、電磁駆動ポンプ10は電磁コイル11と、前記電磁コイル11の一端(図1で上端)より該電磁コイル11の内周面に円筒部12aが嵌挿され鍔部12bを電磁コイル11の一端に側壁面に係合するガイド12と、前記電磁コイル11の他端(図1で下端)より該電磁コイル11の内周面に円筒部13aが嵌挿され鍔部13bを電磁コイル11の他端の側壁面に係合する固定鉄心13と、を備える。
ガイド12の鍔部12bには段付円筒形状で鍔部14aを有する吐出口本体14が係合している。吐出口本体14には液体の吐出口15が外方に開口され、該吐出口15の下方には細孔16に連通して絞り(第1の絞り)17が形成されている。
絞り17は電磁コイル11がOFFになり可動鉄心18がばね部材27の弾発力により後退(図1で上昇)して該可動鉄心18の上端が吐出口本体14の鍔部14aに当接するまでの間、可動鉄心18から吐出口15に流れる液体の流量を制御すると共に、可動鉄心18が吐出口本体14に当接した際の速度を低減し衝撃力を緩和する機能を有する。
参照符号18はガイド12の内周面に摺動自在に嵌挿されたプランジャ機能を有する可動鉄心を示し、該可動鉄心18の一端(図1で上部)は小径軸部18aが形成されている。
前記小径軸部18aの一端(図1で上端)は可動鉄心18が後退した際に吐出口本体14の底面(図1で下面)に当接して可動鉄心18の上死点になる。
可動鉄心18の軸心部には大径穴19a、中径穴19b、小径穴19cよりなる段付穴19が穿設されている。大径穴19aには穴20aを設けた円筒形状の弁座20が嵌挿されており、中径穴19b及び小径穴19cには吐出弁21を構成するボール22及びばね部材(第1のばね部材)23が嵌挿されている。さらに、小径穴19cは小径軸部18aの軸径方向に穿設された連通穴24に接続し可動鉄心18に設けられた絞り(第2の絞り)25に連通している。
絞り25は電磁コイル11がONになり可動鉄心18が前進(図1で下降)して該可動鉄心18が固定鉄心13に当接するまでの間、可動鉄心18から吐出口15に流れる液体の流量を制御すると共に、可動鉄心18が固定鉄心13に当接した際の速度を低減し衝撃力を緩和する機能を有する。可動鉄心18が前進して固定鉄心13の上端(図1で上面)に当接した際、該上端が可動鉄心18の下死点になる。
前記固定鉄心13に軸心部には大径穴26a、段付小径穴26c、中径穴26bよりなる段付穴26が穿設されている。大径穴26aにはばね部材(第2のばね部材)27が嵌挿されており、前記ばね部材27は一端(図1で上端)が弁座20に係合し、他端(図1で下端)が大径穴26aの底面に係合している。中径穴26bには吸入弁28を構成するボール29が嵌挿され、段付小径穴26cには前記吸入弁28を構成するばね部材30(第3のばね部材)が嵌挿されている。
固定鉄心13の鍔部13bには段付円筒形状で鍔部31aを有する吸込口本体31が係合している。吸込口本体31には液体の吸込口32が外方に開口され、該吸込口32の上方には中径穴26bに連通する孔33が穿設されている。
本発明の実施の形態に係る電磁駆動ポンプ10は基本的には以上のように構成されるものであり、次に動作について説明する。
図1において、電磁コイル11がONになると可動鉄心18が前進(図1で下降)し、可動鉄心18の下部の液体(図示しない)を、該可動鉄心18が固定鉄心13に接触するまで、吐出弁21を押し開いて吐出弁21の上部の空間に押し出す。
電磁コイル11がOFFになるとばね部材27の弾発力により可動鉄心18が後退(図で上昇)し該可動鉄心18が吐出口本体14に接触するまで、該可動鉄心18の上部の液体を絞り17を通って吐出口15へ押し出す。液体が吐出口15へ吐出されると同時に吸入弁28と吐出弁21の間の空間が負圧になり吸入弁28が開いて液体が負圧になった空間に流入する。

Claims (1)

  1. 電磁コイルと、
    前記電磁コイルの一端側壁面に鍔部が係合し該電磁コイルの内周面に円筒部が嵌挿されたガイドと、
    前記ガイドの側壁面に鍔部が係合し吐出口を形成した吐出口本体と、
    前記電磁コイルの他端側壁面に鍔部が係合し前記ガイドに対向して該電磁コイルの内周面に円筒部が嵌挿された固定鉄心と、
    前記固定鉄心の側壁面に鍔部が係合し吸込口を形成した吸込口本体と、
    前記固定鉄心に対向して前記電磁コイルの内周面に摺動自在に嵌挿され該電磁コイルの励磁により所定位置移動する可動鉄心と、
    前記可動鉄心の内部に形成され弁座を介して該可動鉄心内に設けられた吐出弁と、
    前記固定鉄心の鍔部と前記吸込口本体の鍔部との間に形成された吸込弁と、
    からなる電磁駆動ポンプにおいて、
    前記吐出口本体の吐出口に連通し該吐出口本体の鍔部に形成された第1の絞りと、
    前記第1の絞りよりも下方に位置し前記可動鉄心の段付穴の段付小径穴に設けられ小径軸部に設けた連通穴を介して前記第1の絞りに連通する第2の絞りと、
    を備え、
    前記第1の絞りは電磁コイルのOFFにより前記可動鉄心がばね部材の弾発力により後退して該可動鉄心の上端が前記吐出口本体の鍔部に当接までの間、前記可動鉄心から前記吐出口に流れる流体の流量を制御すると共に、前記可動鉄心が前記吐出口本体に当接した際の速度を低減して衝撃力を緩和し、
    前記第2の絞りは前記電磁コイルのONにより前記可動鉄心が前進して該可動鉄心が前記固定鉄心に当接するまでの間、可動鉄心から前記吐出口に流れる液体の流量を制御すると共に、前記可動鉄心が前記固定鉄心に当接した際の速度を低減して衝撃力を緩和することを特徴とする電磁駆動ポンプ
JP2012067038A 2012-03-23 2012-03-23 電磁駆動ポンプ Active JP6003137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012067038A JP6003137B2 (ja) 2012-03-23 2012-03-23 電磁駆動ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012067038A JP6003137B2 (ja) 2012-03-23 2012-03-23 電磁駆動ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013199835A JP2013199835A (ja) 2013-10-03
JP6003137B2 true JP6003137B2 (ja) 2016-10-05

Family

ID=49520271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012067038A Active JP6003137B2 (ja) 2012-03-23 2012-03-23 電磁駆動ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6003137B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107448371A (zh) * 2017-09-20 2017-12-08 温州纳川汽车部件有限公司 一种热风机油泵

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0335886Y2 (ja) * 1980-01-29 1991-07-30
JPH01163458A (ja) * 1987-12-21 1989-06-27 Aisin Seiki Co Ltd 電磁フユーエルポンプ
JP4077542B2 (ja) * 1997-11-11 2008-04-16 太産工業株式会社 電磁ポンプ
JP4203138B2 (ja) * 1998-01-20 2008-12-24 株式会社ミクニ 計量式電磁ポンプ
JP5028624B2 (ja) * 2005-06-01 2012-09-19 国立大学法人 岡山大学 ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013199835A (ja) 2013-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5775368B2 (ja) リリーフ弁
JP4571614B2 (ja) 漏洩補償装置を備える油圧作動隔膜ポンプ
WO2011132530A3 (en) Vehicle coolant control valve
JP2008215342A (ja) 燃料噴射弁
JP6003137B2 (ja) 電磁駆動ポンプ
JP2013096543A (ja) 電磁式リニア弁および液圧制御弁装置
ES2704993T3 (es) Válvula de control de caudal de fluido accionada electromagnéticamente, particularmente para controlar el caudal de una bomba de alta presión de combustible
KR102067395B1 (ko) 밸브 장치
JP6092246B2 (ja) 流量制御弁および流量制御弁を備えた高圧ポンプ
CN104132020B (zh) 舟桥跳板液压翻转装置所用液压阀组
JP2003343384A (ja) 高圧燃料供給装置
CN201560933U (zh) 阀芯自配流恒功率变量机构
CN103742394B (zh) 负压汽油泵
JP6588161B2 (ja) 高圧燃料供給ポンプ
JP2018053842A (ja) 高圧燃料供給ポンプ
CN103347752B (zh) 用于控制流体的电磁阀
JP2020041606A (ja) 流量制御弁
CN217634160U (zh) 压力平衡式电磁阀
CN204476740U (zh) 一种往复泵用组合阀
CN201963921U (zh) 渐快式液压缓冲阀
JP4661976B2 (ja) 燃料供給ポンプ
JP5928943B2 (ja) 液圧アクチュエータのクッション制御バルブ、およびクッション制御システム
JP2021143746A5 (ja)
CN102042214A (zh) 阀芯自配流恒功率变量机构
KR101595982B1 (ko) 유압식 체크 밸브를 포함하는 마이크로 펌프

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150126

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6003137

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350