JP6001191B2 - コンテンツ管理システム、コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理装置 - Google Patents

コンテンツ管理システム、コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6001191B2
JP6001191B2 JP2015544707A JP2015544707A JP6001191B2 JP 6001191 B2 JP6001191 B2 JP 6001191B2 JP 2015544707 A JP2015544707 A JP 2015544707A JP 2015544707 A JP2015544707 A JP 2015544707A JP 6001191 B2 JP6001191 B2 JP 6001191B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
child
client terminal
icon
parent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015544707A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015063904A1 (ja
Inventor
直紀 西尾
直紀 西尾
康洋 根津
康洋 根津
栄一 大沢
栄一 大沢
章 立石
章 立石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEDIASEEK Inc
Original Assignee
MEDIASEEK Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MEDIASEEK Inc filed Critical MEDIASEEK Inc
Application granted granted Critical
Publication of JP6001191B2 publication Critical patent/JP6001191B2/ja
Publication of JPWO2015063904A1 publication Critical patent/JPWO2015063904A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/45Management operations performed by the client for facilitating the reception of or the interaction with the content or administrating data related to the end-user or to the client device itself, e.g. learning user preferences for recommending movies, resolving scheduling conflicts
    • H04N21/462Content or additional data management, e.g. creating a master electronic program guide from data received from the Internet and a Head-end, controlling the complexity of a video stream by scaling the resolution or bit-rate based on the client capabilities
    • H04N21/4627Rights management associated to the content
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/25Management operations performed by the server for facilitating the content distribution or administrating data related to end-users or client devices, e.g. end-user or client device authentication, learning user preferences for recommending movies
    • H04N21/254Management at additional data server, e.g. shopping server, rights management server
    • H04N21/2541Rights Management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、ネットワークを介してアクセスできるデジタルコンテンツを管理するためのコンテンツ管理システム、コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理装置に関する。
従来、サーバにテキスト情報や画像情報を含むコンテンツを格納することにより、コンテンツを公開する方法が知られている。インターネット等のネットワークを介して上記のサーバと接続された端末のユーザは、端末に表示されるアイコンを操作することによりコンテンツをダウンロードして、ダウンロードしたコンテンツを編集することができる(例えば、特許文献1を参照)。
特開2001−195394号公報
ところで、近年、コンテンツをホームページに掲載したり、SNS(Social Networking Service)を利用して多くの人と共有したりする環境が整ってきており、一般ユーザが作成したコンテンツが、ネットワーク上で配信される機会が増えている。サーバからダウンロードしたコンテンツを編集して、編集したコンテンツを公開することも容易である。
コンテンツを作成した人の中には、自らが作成したコンテンツが編集された状態で公開されることを望まない人もいる。逆に、自らが作成したコンテンツを利用して作成されたコンテンツを公開して、多くの人に有効活用して欲しいと思う人もいる。しかしながら、従来は、ダウンロードしたコンテンツの取り扱いを、コンテンツをダウンロードした人の判断に委ねるしかなく、コンテンツを作成した人の希望通りの使われ方がされない場合があるという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ネットワークを介して配信されるコンテンツの使われ方を制御できるコンテンツ管理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係るコンテンツ管理システムは、クライアント端末及びサーバを備え、前記クライアント端末で閲覧されるコンテンツを管理するコンテンツ管理システムである。前記サーバは、前記コンテンツと、前記コンテンツに関連付けられた画像であるアイコンと、前記コンテンツの使用可能条件と、を関連付けてコンテンツ記憶部に記憶させるコンテンツ管理部と、前記クライアント端末から、前記コンテンツを要求するコンテンツ要求を受信したことに応じて前記コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツを前記クライアント端末に送信するサーバ通信部と、を有する。前記クライアント端末は、前記アイコンの選択操作を受ける操作部と、前記操作部が前記選択操作を受けると、前記アイコンに対応する前記コンテンツを要求する前記コンテンツ要求を前記サーバに送信する端末通信部と、を有する。
前記コンテンツ管理部は、第1使用可能条件で使用可能な親コンテンツと、前記親コンテンツに関連付けられた画像である親アイコンと、前記第1使用可能条件とを関連付けてコンテンツ記憶部に記憶させ、前記端末通信部は、前記親コンテンツに独自コンテンツを追加して作成される子コンテンツの作成を要求する作成要求を前記サーバに送信し、前記コンテンツ管理部は、前記サーバ通信部が前記作成要求を受信すると、前記第1使用可能条件が前記親コンテンツの引用を許可している場合に、前記親コンテンツに前記独自コンテンツが追加された前記子コンテンツと、前記子コンテンツに関連付けられた画像である子アイコンと、前記子コンテンツの第2使用可能条件と、を関連付けて前記コンテンツ記憶部に記憶させる。
このようなコンテンツ管理システムによれば、製品を購入したユーザが作成した、製品の使い方のノウハウのような独自コンテンツを、当該製品の取扱説明書等の親コンテンツに付加して作成された子コンテンツとして管理するとともに、子コンテンツの使用可能条件を制御することができる。したがって、広く公開することを目的として作成された親コンテンツと、公開範囲を制限したい子コンテンツとを、それぞれ異なる使用可能条件で管理することが可能になる。
前記コンテンツ管理部は、前記親コンテンツ及び前記独自コンテンツを、それぞれ前記コンテンツ記憶部の異なる領域に記憶させるとともに、前記親コンテンツへのリンク及び前記独自コンテンツへのリンクを含む前記子コンテンツを前記コンテンツ記憶部に記憶させてもよい。前記コンテンツ管理部は、前記親コンテンツを前記コンテンツ記憶部に記憶させるとともに、前記親コンテンツへのリンク及び前記独自コンテンツを含む前記子コンテンツを前記コンテンツ記憶部に記憶させてもよい。
また、前記端末通信部は、前記操作部が前記子アイコンの選択操作を受けると、前記子コンテンツを要求する子コンテンツ要求を前記サーバに送信し、前記サーバ通信部は、前記子コンテンツ要求を前記クライアント端末から受信すると、前記親コンテンツへのリンク及び前記独自コンテンツへのリンクを前記クライアント端末に送信してもよい。
このようにすることで、子コンテンツが作成された場合に、子コンテンツに含まれる親コンテンツを格納する記憶領域を確保する必要がないので、記憶媒体の量を抑制することができる。また、親コンテンツが変更された場合に、親コンテンツを含む子コンテンツを変更する必要がない。
また、前記サーバ通信部は、前記クライアント端末から、前記子コンテンツの使用可能条件である第2使用可能条件を受信し、前記コンテンツ管理部は、前記子コンテンツに関連付けて前記第2使用可能条件を前記コンテンツ記憶部に記憶させてもよい。
このようにすることで、例えば、製品の取扱説明書等のように広く公開される親コンテンツを広く引用可能にするとともに、独自のノウハウのように広く公開したくない子コンテンツが引用される機会を制限することができる。
また、前記クライアント端末は、前記親コンテンツに関連するテキスト情報を取得する取得部をさらに有し、前記端末通信部は、前記取得部が取得した前記テキスト情報を含む前記作成要求を前記サーバに送信してもよい。
このようにすることで、例えば、クライアント端末のユーザが、製品のJANコードを撮影し、JANコードに含まれるテキスト情報に対応する製品に関するコンテンツに独自コンテンツを付加した子コンテンツを作成できる。
また、前記コンテンツ管理部は、前記第1使用可能条件が前記親コンテンツの引用を許可しない条件に変更されると、前記子コンテンツから前記親コンテンツを削除してもよい。また、前記コンテンツ管理部は、前記第1使用可能条件が前記親コンテンツの引用を許可しない条件に変更されると、前記子コンテンツから前記親コンテンツへのアクセスを禁止してもよい。
このようにすることで、親コンテンツの公開が中止された際に、子コンテンツにアクセスしても親コンテンツを閲覧できないようにすることができる。
また、前記コンテンツ管理部は、前記コンテンツに関連付けて、前記コンテンツの作成者を示す作成者情報を前記コンテンツ記憶部に記憶させ、前記サーバ通信部が前記クライアント端末から受信した前記作成者情報に基づいて前記コンテンツの変更を許可してもよい。
このようにすることで、公開されたコンテンツであっても、コンテンツの作成者以外がコンテンツの内容やコンテンツの使用可能条件を変更できないようにすることができる。
また、前記コンテンツ管理部は、前記コンテンツに関連付けて、当該コンテンツに対応する前記アイコンを配信した前記クライアント端末を配信先端末として前記コンテンツ記憶部に記憶させ、前記サーバ通信部は、前記コンテンツが削除されると、当該アイコンの前記配信先端末に、前記アイコンを削除させる指示を送信してもよい。
このようにすることで、コンテンツが削除された場合に、コンテンツを閲覧するためのアイコンを持っているクライアント端末のユーザが、削除されたコンテンツにアクセスしようとすることを防止できる。
また、前記コンテンツ管理部は、前記子コンテンツの送信が許可された前記クライアント端末を、前記子コンテンツに関連付けて前記コンテンツ記憶部に記憶させ、前記サーバ通信部が受信した前記コンテンツ要求が、前記子コンテンツの送信が許可された前記クライアント端末から送信された場合に、前記クライアント端末に前記子コンテンツを送信してもよい。
このようにすることで、子コンテンツに対応するアイコンが不正に配布された場合であっても、子コンテンツの作成者が閲覧を許可した人しか子コンテンツを閲覧できないように、閲覧範囲を制限することができる。
また、前記コンテンツ管理部は、前記親コンテンツを含む複数の前記子コンテンツを前記コンテンツ記憶部に記憶させ、前記サーバ通信部が、前記親コンテンツを含む前記子コンテンツを検索する検索要求を前記クライアント端末から受信すると、前記親コンテンツを含む前記複数の子コンテンツに対応する複数の前記子アイコンを前記クライアント端末に送信してもよい。
このようにすることで、例えば、親コンテンツに関連する製品に関するノウハウを含む子コンテンツが多数ある場合に、当該製品に関する子コンテンツを抽出して閲覧することが可能になる。
また、前記コンテンツ管理部は、前記クライアント端末及び前記親コンテンツの作成者に関連付けて、前記クライアント端末の所有者に付与するポイントを前記コンテンツ記憶部に記憶させ、前記サーバ通信部が、前記親コンテンツを含む前記子コンテンツの前記作成要求を前記クライアント端末から受信すると、当該クライアント端末及び前記親コンテンツの作成者に関連付けられたポイントを増加させてもよい。
このようにすることで、例えば、親コンテンツに関連する製品に関するノウハウを含む子コンテンツを作成するように動機づけることができるので、製品に関する有益な情報が広まるとともに、製品の広告宣伝につながる。
本発明の第2の態様に係るコンテンツ管理方法は、クライアント端末において閲覧されるコンテンツをサーバにおいて管理するコンテンツ管理方法であって、前記サーバが、第1使用可能条件で使用可能な親コンテンツと、前記親コンテンツに関連付けられた画像である親アイコンと、前記第1使用可能条件とを関連付けてコンテンツ記憶部に記憶させるステップと、前記クライアント端末が、前記親アイコンに対応する前記親コンテンツに独自コンテンツを追加して作成される子コンテンツの作成を要求する作成要求を前記サーバに送信するステップと、前記サーバが、前記作成要求を受信すると、前記第1使用可能条件が前記親コンテンツの引用を許可している場合に、前記親コンテンツに前記独自コンテンツが追加された前記子コンテンツと、前記子コンテンツに関連付けられた画像である子アイコンとを関連付けて前記コンテンツ記憶部に記憶させるステップと、を備える。
本発明の第3の態様に係るコンテンツ管理装置(例えば、コンテンツサーバ)は、クライアント端末において閲覧されるコンテンツを管理するコンテンツ管理装置であって、前記コンテンツと、前記コンテンツに関連付けられた画像であるアイコンと、前記コンテンツの使用可能条件と、を関連付けてコンテンツ記憶部に記憶させるコンテンツ管理部と、前記クライアント端末から前記コンテンツを要求するコンテンツ要求を受信したことに応じて前記コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツを前記クライアント端末に送信するサーバ通信部と、を有し、前記コンテンツ管理部は、第1使用可能条件で使用可能な親コンテンツと、前記親コンテンツに関連付けられた画像である親アイコンと、前記第1使用可能条件とを関連付けてコンテンツ記憶部に記憶させるとともに、前記サーバ通信部が前記クライアント端末から、前記親アイコンに対応する前記親コンテンツに独自コンテンツを追加して作成される子コンテンツの作成を要求する作成要求を受信すると、前記第1使用可能条件が前記親コンテンツの引用を許可している場合に、前記親コンテンツに前記独自コンテンツが追加された前記子コンテンツと、前記子コンテンツに関連付けられた画像である子アイコンと、を関連付けて前記コンテンツ記憶部に記憶させる。
本発明によれば、ネットワークを介して配信されるコンテンツの使われ方を制御できるという効果を奏する。
第1の実施形態に係るコンテンツ管理システムの概要図である。 第1の実施形態に係るコンテンツサーバ及びクライアント端末の構成を示す図である。 コンテンツ管理部が管理するコンテンツの例を示す図である。 コンテンツ記憶部に記憶されているコンテンツのデータ構造例を示す図である。 JANコードが含まれるバーコード画像を撮影することによりコンテンツを作成する場合の通信シーケンスを示す図である。 親コンテンツを引用して子コンテンツを作成する場合の通信シーケンスを示す図である。 アイコンと、アイコンが選択された際に表示されるメニューとの関係を示す図である。 コンテンツの状態が変化した場合のコンテンツ管理システムの動作を説明するための図である。 コンテンツの状態が変化した場合のコンテンツ管理システムの動作を説明するための図である。 コンテンツの状態が変化した場合のコンテンツ管理システムの動作を説明するための図である。 第2の実施形態に係るコンテンツ管理システムにおける通信シーケンス図である。 第3の実施形態に係るコンテンツ管理システムにおける通信シーケンス図である。 第4の実施形態に係るコンテンツ管理システムにおける通信シーケンス図である。 第6の実施形態に係るコンテンツ管理部が管理するコンテンツのデータ構造例を示す図である。 コンテンツ管理部が管理するコンテンツの他の例を示す図である。
<第1の実施形態>
[コンテンツ管理システムSの構成]
図1は、第1の実施形態に係るコンテンツ管理システムSの概要図である。
コンテンツ管理システムSは、コンテンツサーバ1及びクライアント端末2(クライアント端末2A、2B)を備える。コンテンツサーバ1は、コンテンツ管理装置として機能し、クライアント端末2で閲覧されるコンテンツを管理する。クライアント端末2は、例えば、携帯電話機又はスマートフォンであり、携帯電話回線又はインターネット等のネットワークNを介してコンテンツサーバ1との間で、データの送受信をすることができる。
ここで、コンテンツは、例えば、テキスト、画像、動画、音声等のデジタル情報である。クライアント端末2のユーザは、クライアント端末2に表示されるアイコンを選択することにより、アイコンに関連付けてコンテンツサーバ1が管理しているコンテンツを閲覧することができる。また、クライアント端末2のユーザは、コンテンツサーバ1が管理しているコンテンツの引用が許可されている場合に、当該コンテンツを引用して、新たなコンテンツを作成することができる。本明細書において、他のコンテンツに引用されたコンテンツを「親コンテンツ」、他のコンテンツを引用して作成されたコンテンツを「子コンテンツ」という。
図2は、第1の実施形態に係るコンテンツサーバ1及びクライアント端末2の構成を示す図である。
コンテンツサーバ1は、サーバ記憶部11と、コンテンツ記憶部12と、コンテンツ管理部13と、サーバ通信部14とを有する。クライアント端末2は、端末制御部21と、端末記憶部22と、表示部23と、操作部24と、撮影部25と、端末通信部26と、を備える。以下、図2を参照して、コンテンツサーバ1及びクライアント端末2の構成の詳細を説明する。
サーバ記憶部11は、例えば、ROM、RAM及びハードディスク等により構成される。サーバ記憶部11は、コンテンツサーバ1を機能させるためのコンテンツ管理用プログラムを記憶する。サーバ記憶部11は、外部メモリや光ディスク等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って記憶してもよく、ネットワークNを介して外部装置からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。
コンテンツ記憶部12は、例えば、ハードディスク等により構成される。コンテンツ記憶部12は、コンテンツと、コンテンツに関連付けられた画像であるアイコンと、コンテンツの使用可能条件と、を関連付けて記憶する。コンテンツ、アイコン及びコンテンツの使用可能条件は、その他の情報とともに構築されたデータベースとしてコンテンツ記憶部12に記憶されている。使用可能条件は、例えば、コンテンツを検索できる他のユーザやクライアント端末2の範囲に関する条件(以下、公開範囲条件という)、及びコンテンツを引用して新たにコンテンツを作成することの可否に関する条件(以下、引用可否条件という)である。
コンテンツ管理部13は、例えば、CPUにより構成される。コンテンツ管理部13は、サーバ記憶部11に記憶されたプログラムを実行することにより、コンテンツと、コンテンツに関連付けられた画像であるアイコンと、コンテンツの使用可能条件と、を関連付けてコンテンツ記憶部12に記憶させる。
サーバ通信部14は、ネットワークNを介してデータを送受信するための通信インターフェイスを有し、クライアント端末2からの要求に応じてコンテンツ記憶部12に記憶されたコンテンツをクライアント端末2に送信する。また、サーバ通信部14は、クライアント端末2から送信される各種メッセージやデータを受信する。
続いて、クライアント端末2の構成について説明する。
端末制御部21は、例えばCPUにより構成され、クライアント端末2を統括的に制御する。
端末記憶部22は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。端末記憶部22は、クライアント端末2を機能させるための各種プログラムを記憶する。
表示部23は、例えば液晶ディスプレイである。
操作部24は、例えばタッチパネルであり、表示部23に表示されたアイコンの選択操作を受ける。具体的には、表示部23に表示された複数のアイコンのうち、ユーザが一のアイコンを選択してタップすると、操作部24は、タップされたアイコンがユーザにより選択されたことを検出する。操作部24は、検出した操作内容を端末制御部21に通知する。
撮影部25は、例えば固体撮像素子を有するカメラである。撮影部25により撮影された画像は、端末制御部21において画像処理される。
端末通信部26は、ネットワークNを介して、コンテンツサーバ1との間でデータを送受信する。具体的には、端末通信部26は、操作部24が選択操作を受けると、アイコンに対応するコンテンツを要求するコンテンツ要求メッセージをコンテンツサーバ1に送信する。また、端末通信部26は、コンテンツサーバ1からアイコンやコンテンツを受信する。
[コンテンツの構成]
続いて、コンテンツ管理システムSにより管理されるコンテンツの詳細について説明する。
図3は、コンテンツ管理部13が管理するコンテンツの例を示す図である。図4は、コンテンツ記憶部12に記憶されているコンテンツのデータ構造例を示す図である。図4に示すように、コンテンツ記憶部12には、コンテンツ名、親コンテンツ名、アイコン画像ファイル名、作成者名、使用可能条件、サブコンテンツ名が関連付けて記憶されている。
「コンテンツ名」は、コンテンツを識別するための情報である。「親コンテンツ名」は、コンテンツにおいて引用されているコンテンツを識別するための情報である。「アイコン画像」は、コンテンツに対応するアイコン画像のファイル名又はリンク名である。「作成者名」は、コンテンツを作成した人や組織を特定する情報である。なお、作成者名は、実際にコンテンツを作成した人や組織に限定されず、コンテンツの編集・削除や使用可能条件の設定をする権限を有する人や組織を特定する情報を含む。また、一つのコンテンツに複数の作成者名が付与されていてもよい。
「使用可能条件」は、それぞれのコンテンツの公開範囲及び引用可否を示す情報であり、「公開範囲条件」及び「引用可否条件」を含む。公開範囲条件には、例えば、「制限なし」、「ホワイトリスト」及び「ブラックリスト」の3種類がある。公開範囲条件が「制限なし」に設定されたコンテンツには、任意のクライアント端末2がアクセスすることができる。公開範囲条件が「ホワイトリスト」に設定されたコンテンツには、予めホワイトリストに登録されたクライアント端末2のみがアクセスすることができる。公開範囲条件が「ブラックリスト」に設定されたコンテンツには、予めブラックリストに登録されたクライアント端末2によるアクセスが禁止される。使用可能条件は、コンテンツを作成したユーザが、例えばCMS(コンテンツマネジメントシステム)を用いて設定することができる。
引用可否条件には、例えば、「引用可」及び「引用不可」の2種類がある。引用可否条件が「引用可」に設定されたコンテンツは、クライアント端末2におけるユーザの操作により、複製したり、クライアント端末2のユーザが作成した独自コンテンツを付加したりすることができる。引用可否条件が「引用不可」に設定されたコンテンツは、クライアント端末2において閲覧することはできるが、複製したり独自コンテンツを付加したりすることはできない。なお、親コンテンツが「引用不可」に設定されると、コンテンツそのものが子コンテンツに複製されている場合を除き、子コンテンツからは親コンテンツの閲覧をできなくなる。
「サブコンテンツ名」は、それぞれのコンテンツに含まれるテキスト情報や画像情報の格納先へのリンクを示す情報である。本明細書では、それぞれのコンテンツを構成するコンテンツをサブコンテンツと称する。
[コンテンツの閲覧方法及び作成方法]
以下、図3及び図4を参照しながら、それぞれのコンテンツの閲覧方法及び作成方法の詳細を説明する。
コンテンツxaは、公開範囲条件が「制限なし」に設定され、引用可否条件が「引用可」に設定されている。コンテンツxaは、多くの人に閲覧されることを目的として作成されており、例えば、製品の製造業者が作成者である。本実施形態では、コンテンツxaが、電子レンジの製造業者が作成したコンテンツであり、電子レンジ(製品a)の取扱説明書X1、及び電子レンジを用いて作ることができる料理の標準的なレシピである標準レシピX2から構成されている。
コンテンツxaは、他のコンテンツを引用することなく作成されている。コンテンツ管理部13は、第1使用可能条件で使用可能なコンテンツと、コンテンツに関連付けられた画像であるアイコンと、第1使用可能条件とを関連付けてコンテンツ記憶部12に記憶させる。図4に示すように、コンテンツ記憶部12には、コンテンツxaに関連付けて、アイコンの画像ファイルxa.icoと、使用可能条件「制限なし」、「引用可」が記憶されている。
コンテンツxaの公開範囲条件が「制限なし」に設定されているので、製品aの購入を検討しているユーザは誰でも、クライアント端末2にコンテンツxaの閲覧に用いるアイコンxaをダウンロードして、コンテンツxaを閲覧することができる。例えば、ユーザが、クライアント端末2の撮影機能を用いて、製品aのカタログや広告に貼付又は印刷されたJANコードやQRコード(登録商標)の画像を撮影することにより、端末制御部21は、撮影部25により撮影された画像に含まれるテキスト情報であるJANコードやQRコードを取得する。クライアント端末2は、取得したテキスト情報に対応するコンテンツxaを閲覧するためのアイコンを要求するアイコン要求メッセージを、コンテンツサーバ1に送信する。
コンテンツ管理部13は、アイコン要求メッセージに含まれているテキスト情報に対応するコンテンツxaを特定し、特定したコンテンツxaに対応するアイコンxaをクライアント端末2に送信する。クライアント端末2がアイコンxaを受信して表示部23に表示すると、クライアント端末2のユーザは、アイコンxaを選択する操作(例えば、タップ操作)をすることによりコンテンツxaを閲覧することができる。
図5は、製品aを購入したユーザが、コンテンツxaのアイコンを取得する場合のシーケンス図である。
ユーザは、クライアント端末2の撮影機能を用いて、製品aのカタログ、保証書又は製品本体等に貼付又は印刷されたJANコードやQRコードの画像を撮影することにより、端末制御部21は、撮影部25により撮影された画像に含まれるテキスト情報であるJANコードやQRコードを取得する(S11)。例えば、クライアント端末2のユーザがJANコード等の画像を撮影した後に表示部23に表示されるメニュー画面において、新規コンテンツの作成をする選択をすると、端末制御部21は、撮影された画像を解析して、画像に含まれているテキスト情報であるJANコード「49123456780」を取得する。クライアント端末2は、取得したテキスト情報に対応するコンテンツxaを閲覧するためのアイコンを要求するアイコン要求メッセージを、コンテンツサーバ1に送信する。
コンテンツ管理部13は、アイコン要求メッセージに含まれているテキスト情報に対応するコンテンツxaを特定し(S12)、サーバ通信部14を介して、特定したコンテンツxaに対応するアイコンxaを生成してクライアント端末2に送信する。クライアント端末2がアイコンxaを受信して表示部23に表示すると、クライアント端末2のユーザは、アイコンxaを選択する操作(例えば、タップ操作)をすることによりコンテンツxaを閲覧することができる(S13)。
サーバ通信部14は、クライアント端末2の操作部24がアイコンxaを選択するタップ操作を受けると、コンテンツxaへのリンクを含むメニューコンテンツをクライアント端末2に送信する。端末通信部26がメニューコンテンツを受信すると、表示部23は、例えば図3に示したメニューM1を表示する。
メニューM1が表示された状態で、操作部24が、サブコンテンツX1を選択するタップ操作を受けると、クライアント端末2は、端末通信部26を介して、サブコンテンツX1のリンク先からサブコンテンツX1に対応するコンテンツである取扱説明書を取得して、表示部23に表示させる。操作部24が、サブコンテンツX2を選択するタップ操作を受けると、クライアント端末2は、端末通信部26を介して、サブコンテンツX2のリンク先からサブコンテンツX2に対応するコンテンツである、製品aの製造業者により提供される標準レシピを取得して、表示部23に表示させる。標準レシピは、例えば、製品aを用いた調理法に関するテキスト情報や、調理後の料理の写真等の画像情報を含む。
図6は、親コンテンツを引用して子コンテンツを作成する場合の通信シーケンスを示す図である。操作部24が、独自レシピのような新たなコンテンツをアップロードする操作を受けた場合(S14)、端末通信部26は、独自レシピとともに親コンテンツを引用して、コンテンツ及びアイコンを新規に作成する指示を含むコンテンツ作成要求メッセージをコンテンツサーバ1に送信する。コンテンツ管理部13は、コンテンツ作成要求メッセージを受信すると、親コンテンツの使用可能条件を確認する(S15)。コンテンツ管理部13は、親コンテンツの使用可能条件(第1使用可能条件)が親コンテンツの引用を許可していない場合、サーバ通信部14を介して、クライアント端末2に対してエラー通知を送信する。
コンテンツ管理部13は、親コンテンツの使用可能条件が親コンテンツの引用を許可している場合、親コンテンツに独自コンテンツを格納する領域が追加された子コンテンツmxaと、子コンテンツmxaに関連付けられた画像である子アイコンmxaと、子コンテンツmxaの使用可能条件(第2使用可能条件)と、を関連付けてコンテンツ記憶部12に記憶させる。
図3及び図4の例において、コンテンツxaの使用可能条件は、「引用可」になっている。そこで、コンテンツ管理部13は、親コンテンツであるコンテンツxaに含まれていたサブコンテンツX1、X2に加えて、X3(独自レシピ)をサブコンテンツとして含む子コンテンツmxaを作成し、コンテンツ記憶部12に記憶させる(S16)。コンテンツ管理部13は、初期状態では、子コンテンツmxaの使用可能条件のうち、公開範囲条件を親コンテンツxaと同じ「制限なし」に設定し、引用可否条件を親コンテンツxaと異なる「引用不可」に設定する。
続いて、コンテンツ管理部13は、サーバ通信部14を介して、作成した子コンテンツmxaに対応するアイコンmxaを生成してクライアント端末2に送信する。アイコンmxaの画像は、例えば、親アイコンxaの画像の一部を改変した画像である。
クライアント端末2は、アイコンmxaの画像ファイルを受信すると、受信したアイコンmxaの画像を表示部23に表示する。操作部24が、アイコンmxaを選択するタップ操作を受けると、クライアント端末2は、親コンテンツxaのメニューM1と異なるメニューM2を受信し、表示部23に表示させる(S17)。クライアント端末2がアイコンmxaを受信して表示部23に表示すると、クライアント端末2のユーザは、アイコンmxaを選択する操作(例えば、タップ操作)をすることによりコンテンツmxaを閲覧することができる。子コンテンツmxaには、親コンテンツであるコンテンツxaに含まれていたサブコンテンツX1及びX2と、ユーザMにより追加されたサブコンテンツであるX3とが含まれている。
クライアント端末2は、図3に示すように、ユーザの操作に応じて、子コンテンツmxaを公開設定されたコンテンツにするか、非公開設定されたコンテンツにするかを切り替えることができる。例えば、クライアント端末2は、メニューM2とともに、アイコンmxaに関連付けられた子コンテンツmxaを公開するか否かを設定する操作を行うための公開設定ボタンを表示してもよい。ユーザが公開設定ボタンをタップする操作を行うと、子コンテンツmxaを公開するか否か、及び引用を許可するか否かを入力する画面が表示される。操作部24が、ユーザによる選択操作を受けると、端末通信部26は、公開するか否か、及び引用を許可するか否かを指示する使用可能条件設定メッセージをコンテンツサーバ1に送信する。サーバ通信部14が、使用可能条件設定メッセージを受信すると、コンテンツ管理部13は、受信した使用可能条件設定メッセージが示す使用可能条件を、子コンテンツmxaに関連付けてコンテンツ記憶部12に記憶させる。
なお、コンテンツ管理部13は、親コンテンツの全てを引用して子コンテンツを作成する必要はない。コンテンツ管理部13は、例えばクライアント端末2により指定された親コンテンツの一部のサブコンテンツを引用し、親コンテンツの一部のサブコンテンツに独自コンテンツを追加することにより子コンテンツを作成してもよい。例えば、図4に示すように、ユーザNが、親コンテンツxaに基づいてサブコンテンツX1、X2及びX4を含む子コンテンツnxaを作成し、ユーザSが、子コンテンツnxaを親コンテンツとして、サブコンテンツX1、X4及びX5を含む孫コンテンツxa2を作成してもよい。
また、コンテンツ管理部13は、子コンテンツを作成する際に、親コンテンツ及び独自サブコンテンツを、それぞれコンテンツ記憶部12の異なる領域に記憶させるとともに、親コンテンツへのリンク及び独自サブコンテンツへのリンクを含む子コンテンツをコンテンツ記憶部12に記憶させる。具体的には、コンテンツ管理部13は、コンテンツ記憶部12に親コンテンツxaを記憶する領域と、独自サブコンテンツX3を記憶する領域とを確保する。
コンテンツ管理部13は、親コンテンツをコンテンツ記憶部12に記憶させるとともに、親コンテンツへのリンク及び独自サブコンテンツを含む子コンテンツを前記コンテンツ記憶部に記憶させてもよい。すなわち、子コンテンツは、親コンテンツ及び独自サブコンテンツそのものを含んでもよく、親コンテンツ及び独自サブコンテンツへのリンク情報を含んでもよい。
[コンテンツの種類とアイコンとの関係]
図7は、アイコンと、アイコンが選択された際に表示されるメニューとの関係を示す図である。クライアント端末2において、親コンテンツ(例えば、コンテンツxaに対応)のアイコンである親アイコン(例えば、アイコンxaに対応)は、画像Aにより構成されている。親アイコン1が選択されると、「取扱説明書」と「標準レシピ」を含むメニューが表示される。
子コンテンツ(例えば、コンテンツmxaに対応)の子アイコン(例えば、アイコンmxaに対応)の画像は、例えば、画像Aと、画像Aと異なる画像Bとが組み合わせられた画像である。子コンテンツが作成された後に、子アイコンが選択されると、親アイコンに対応するメニューに含まれていた項目に加えて、独自サブコンテンツである「太郎の料理日記」が表示される。
子コンテンツを引用して作成された孫コンテンツの孫アイコンの画像は、例えば、子アイコンに含まれていた画像Bと、画像Bと異なる画像Cとを組み合わせて作成された画像である。クライアント端末2において孫アイコンが選択されると、引用した子コンテンツに対応するメニューの少なくとも一部に加えて、新たに加えられた独自サブコンテンツである「次郎の厨房録」を含むメニューが表示される。
[使用可能条件変更時の動作]
図8から図10は、コンテンツの状態が変化した場合のコンテンツ管理システムSの動作を説明するための図であり、親コンテンツ、子コンテンツ及び孫コンテンツの関係を示している。
図8においては、親コンテンツが親オリジナルレシピから構成され、子コンテンツが、親コンテンツから引用された親オリジナルレシピと、新たに追加された子追加レシピとから構成され、孫コンテンツが、子コンテンツから引用された親オリジナルレシピ及び子追加レシピと、新たに追加された孫追加レシピとから構成されていることが示されている。親オリジナルレシピ、子追加レシピ及び孫追加レシピのそれぞれは、コンテンツ記憶部12の異なる領域に格納されている。
図9は、親コンテンツが削除された状態を示している。クライアント端末2において、親コンテンツを削除する操作が行われると、クライアント端末2は、コンテンツサーバ1に対して、親コンテンツの削除を要求する削除要求メッセージを送信する。削除要求メッセージには、クライアント端末2を特定する端末ID又はクライアント端末2のユーザを特定するユーザIDが含まれている。コンテンツサーバ1は、削除要求メッセージを受信すると、コンテンツ管理部13が、削除を要求されたコンテンツをコンテンツ記憶部12から削除して、サーバ通信部14は、削除が完了したことを示す削除完了メッセージをクライアント端末2に送信する。クライアント端末2は、削除完了メッセージを受信すると、表示部23へのアイコンの表示を中止する。
ここで、コンテンツ管理部13は、コンテンツに関連付けて、コンテンツの作成者を示す作成者情報をコンテンツ記憶部12に記憶させ、サーバ通信部14がクライアント端末2から受信した作成者情報に基づいてコンテンツの削除を許可するか否かを判定する。例えば、コンテンツ管理部13は、親コンテンツに関連付けてコンテンツ記憶部12に記憶されている作成者情報を参照し、クライアント端末2から受信した削除要求メッセージに含まれている作成者情報であるユーザIDに対応するユーザが、親コンテンツの作成者であるか否かを確認する。
コンテンツ管理部13は、削除要求メッセージに含まれていたユーザIDが、親コンテンツの作成者と一致している場合に、親コンテンツを削除する。コンテンツ管理部13は、削除要求メッセージに含まれていたユーザIDが、親コンテンツの作成者と一致していない場合に、親コンテンツを削除しないで、サーバ通信部14を通じて、クライアント端末2に対して、親コンテンツを削除できない旨を示すメッセージを送信する。
コンテンツ管理部13は、親コンテンツを削除すると、親コンテンツを引用している子コンテンツ及び孫コンテンツに含まれる、親コンテンツへのリンク情報を削除する。親コンテンツへのリンク情報が削除されると、クライアント端末2において子アイコン又は孫アイコンが選択された場合に表示されるメニューに、親コンテンツを選択する項目が表示されない。
また、親コンテンツを削除した場合、コンテンツ管理部13は、親コンテンツを引用している子コンテンツ及び孫コンテンツに含まれる、親コンテンツへのリンク情報はそのまま保持するよう構成してもよい。あるいは、コンテンツ管理部13は、親コンテンツを削除する代わりに、親コンテンツを引用している子コンテンツ及び孫コンテンツに含まれる親コンテンツへのリンクだけを削除するか、又は親コンテンツ及び親コンテンツへのリンクを保持したまま、親コンテンツへのアクセスを制限するよう構成してもよい。
なお、親コンテンツを引用した子コンテンツの作成時に、親コンテンツへのリンクではなく親コンテンツの複製を作成し子コンテンツの一部として記録するよう構成した場合、コンテンツ管理部13は、親コンテンツの削除に同期して、子コンテンツ及び孫コンテンツに含まれる引用部分を削除してもよい。このとき、親コンテンツの削除とは別に任意のタイミングで、コンテンツ管理部13が、親コンテンツの内容と、親コンテンツを引用する子コンテンツの内容とを整合させるための同期処理を行うよう構成してもよい。
なお、コンテンツ管理部13は、コンテンツの削除だけでなく、コンテンツの内容の変更、コンテンツの使用可能条件の変更についても、クライアント端末2から受信した作成者情報とコンテンツ記憶部12に記憶されている作成者情報とに基づいて、許可するか否かを判定する。
図10は、親コンテンツの引用ができなくなった状態を示している。クライアント端末2において、親コンテンツの引用可否条件を「引用不可」に設定する操作が行われると、クライアント端末2は、コンテンツサーバ1に対して、親コンテンツの引用可否条件を「引用不可」に設定することを要求する使用可能条件設定メッセージを送信する。使用可能条件設定メッセージには、クライアント端末2を特定する端末ID又はクライアント端末2のユーザを特定するユーザIDが含まれている。コンテンツサーバ1は、親コンテンツを作成したユーザのクライアント端末2から使用可能条件設定メッセージを受信すると、コンテンツ管理部13が、引用可否条件を「引用不可」に設定することが要求された親コンテンツの引用可否条件を「引用不可」に変更して、サーバ通信部14は、変更が完了したことを示す変更完了メッセージをクライアント端末2に送信する。
コンテンツ管理部13は、親コンテンツの引用可否条件が、親コンテンツの引用を許可しない条件に変更されると、子コンテンツから親コンテンツを削除する。すなわち、コンテンツ管理部13は、子コンテンツに含まれている親コンテンツのリンク情報を削除し、子コンテンツが、独自サブコンテンツである子追加レシピ又は子追加レシピのリンク情報のみを含む状態に変更する。同様に、コンテンツ管理部13は、孫コンテンツを、親コンテンツを除く子追加レシピ及び孫追加レシピ、又はこれらのリンク情報のみを含む状態に変更する。親コンテンツが削除されると、その後、削除された親コンテンツへのリンクを含む子コンテンツが作成されても、子コンテンツから親コンテンツへのアクセスをすることはできない。
コンテンツ管理部13は、親コンテンツの引用可否条件が、親コンテンツの引用を許可しない条件に変更されると、子コンテンツから親コンテンツを削除することなく、子コンテンツから親コンテンツへのアクセスを禁止してもよい。この場合、親コンテンツの引用可否条件が、引用を再度許可する条件に変更されると、子コンテンツからのアクセスが再び可能になる。また、親コンテンツの引用可否条件が、引用を再度許可する条件に変更された時点で親コンテンツの内容が変更されている場合は、親コンテンツの内容の変更に同期して、子コンテンツからは内容変更後の親コンテンツにアクセスすることができる。
なお、親コンテンツを引用した子コンテンツの作成時に、親コンテンツへのリンクではなく親コンテンツの複製を作成し、子コンテンツの一部として記録するよう構成した場合、親コンテンツの引用可否条件が、引用を許可しない条件に変更されると、コンテンツ管理部13は、子コンテンツ及び孫コンテンツに含まれる親コンテンツの引用部分を削除するか、又は削除の代わりにユーザが引用部分を閲覧できないようにアクセス制限を設定してもよい。このとき、親コンテンツの引用可否条件が、引用を再度許可する条件に変更された場合は、例えば、削除した引用部分を再構成するか、アクセス制限を解除するよう構成してもよい。さらに、親コンテンツの引用可否条件が変更された場合、引用可否条件の変更とは別の任意のタイミングで、コンテンツ管理部13が、親コンテンツと、親コンテンツを引用する子コンテンツの内容を整合させるための同期処理を行うよう構成してもよい。
[第1の実施形態における効果]
以上のとおり、本実施形態に係るコンテンツ管理システムSによれば、親コンテンツと、当該親コンテンツの引用可否条件とが関連付けて記憶され、引用可否条件が親コンテンツの引用を許可している場合に、親コンテンツに独自サブコンテンツが追加された子コンテンツを作成することができる。このようにすることで、コンテンツを作成した人がコンテンツを公開しつつ、引用の可否を制御することができる。そして、親コンテンツを引用して子コンテンツを作成した人は、親コンテンツと親コンテンツに関連する子コンテンツとを一元管理することができるので、関連する情報に容易にアクセスできるようになる。
<第2の実施形態>
[アイコンの配信許可端末を制御する]
図11は、第2の実施形態に係るコンテンツ管理システムSにおける通信シーケンス図である。
コンテンツの作成者は、自らが作成した子コンテンツmxaにアクセスできる人を選択し、選択した人にのみ子コンテンツmxaにアクセスさせることができる。
具体的には、図11に示すクライアント端末2Aのユーザが、独自コンテンツmxaの閲覧を許可するクライアント端末2BのユーザのユーザID又は当該ユーザの電子メールアドレス等の配信先情報を入力すると、クライアント端末2Aは、コンテンツサーバ1に対して、入力された配信先情報を含み、クライアント端末2Bにアイコンを配信することを要求するアイコン配信要求メッセージを送信する。
サーバ通信部14が、アイコン配信要求メッセージを受信すると、受信したメッセージ内の配信先情報が示す配信先であるクライアント端末2Bの端末ID又はクライアント端末2BのユーザIDを、子コンテンツmxaへのアクセスを許可する端末を示す配信許可端末情報に追加してコンテンツ記憶部12に記憶させることで、クライアント端末2Bを配信許可端末として登録する(S21)。すなわち、コンテンツ管理部13は、子コンテンツの送信が許可されたクライアント端末2Bを、子コンテンツに関連付けてコンテンツ記憶部12に記憶させる。
また、コンテンツサーバ1は、配信が許可されたクライアント端末2Bに対してアイコンmxaを送信する。クライアント端末2Bは、受信したアイコンmxaを端末記憶部22に記憶させる。その後、クライアント端末2Bにおいて、アイコンmxaを選択する操作が行われると、クライアント端末2Bは、クライアント端末2BのユーザのユーザIDを含むコンテンツmxaを要求するメッセージをコンテンツサーバ1に送信する。
コンテンツ管理部13は、サーバ通信部14が受信したコンテンツ要求メッセージが、子コンテンツの送信が許可されたクライアント端末2から送信された場合に、クライアント端末2に子コンテンツを送信する。すなわち、コンテンツサーバ1がコンテンツmxaを要求するメッセージを受信すると、コンテンツ管理部13は、コンテンツmxaに関連付けてコンテンツ記憶部12に記憶されている配信許可端末情報を参照し、クライアント端末2Bに対してコンテンツmxaを配信してよいか否かを判定する(S23)。
コンテンツ管理部13は、コンテンツmxaを要求するコンテンツ要求メッセージに含まれていたユーザIDが配信許可端末情報に含まれている場合、クライアント端末2Bに対してコンテンツmxaを送信する。コンテンツ管理部13は、コンテンツmxaを要求するメッセージに含まれていたユーザIDが配信許可端末情報に含まれていない場合、クライアント端末2Bに対してエラー通知を送信する。
なお、以上の説明においては、クライアント端末2Aが、コンテンツサーバ1を介して、クライアント端末2Bにアイコンを送信する場合の処理を説明したが、クライアント端末2Aが、電子メールにアイコンを添付して、クライアント端末2Bに直接送信してもよい。この場合、クライアント端末2Aは、クライアント端末2Bを配信許可端末とする旨を、コンテンツサーバ1に送信する。
[第2の実施形態における効果]
以上のとおり、本実施形態に係るコンテンツサーバ1は、子コンテンツの作成者が許可したクライアント端末2からコンテンツの要求があった場合にのみ、子コンテンツをクライアント端末2に送信する。したがって、子アイコンを不正に入手した人が、子コンテンツの作成者が許可していないにもかかわらず子コンテンツを閲覧することを防止できる。
<第3の実施形態>
[アイコンの配信先を管理する]
図12は、第3の実施形態に係るコンテンツ管理システムSにおける通信シーケンス図である。
コンテンツ管理部13は、コンテンツに関連付けて、当該コンテンツに対応するアイコンを配信したクライアント端末2を配信先端末としてコンテンツ記憶部12に記憶させる(S31)。具体的には、コンテンツ管理部13は、それぞれのコンテンツと、それぞれのコンテンツのアイコンを配信したクライアント端末2とを関連付けてコンテンツ記憶部12に記憶させる。
サーバ通信部14は、コンテンツが削除されると、当該アイコンの配信先端末に、アイコンを削除させる指示を含むコンテンツ削除要求メッセージを送信する。具体的には、サーバ通信部14が、例えばコンテンツmxaを削除する要求をクライアント端末2Aから受信すると、コンテンツ管理部13は、コンテンツ記憶部12に記憶されているコンテンツmxaの作成者情報を参照し、クライアント端末2Aのユーザがコンテンツmxaの作成者であるか否かを確認することで、コンテンツmxaの削除が可能か否かを判定する(S32)。
コンテンツ管理部13は、コンテンツmxaの削除が可能でない場合は、サーバ通信部14を介して、クライアント端末2Aに対してエラー通知を送信する。
コンテンツ管理部13は、コンテンツmxaの削除が可能である場合は、コンテンツmxaを削除するとともに、コンテンツ記憶部12を参照し、当該コンテンツmxaを配信したクライアント端末2Bに、アイコンmxaを削除させる指示を送信する。アイコンmxaを削除させる指示を受信したクライアント端末2Bは、端末記憶部22に記憶されているアイコンmxaを削除する。なお、クライアント端末2Bにおいては、アイコンmxaを削除する前に、コンテンツmxaが削除されたのでアイコンmxaを削除する旨のメッセージを表示してもよい。
なお、コンテンツ管理部13は、削除するコンテンツを引用した子コンテンツがある場合、子コンテンツに対応するアイコンを配信したクライアント端末2に対して、親コンテンツが削除された旨を通知するメッセージを送信してもよい。
また、コンテンツ管理部13は、コンテンツmxaを配信したクライアント端末2にアイコンmxaを削除させないで、コンテンツmxaへのアクセスをできなくしてもよい。
[第3の実施形態における効果]
以上のとおり、本実施形態に係るコンテンツ管理システムSによれば、子コンテンツの作成者が子コンテンツを削除すると、当該子コンテンツにアクセスするための子アイコンを配信したクライアント端末2に、子アイコンを削除させることができる。したがって、クライアント端末2のユーザが、既に削除されたコンテンツ用のアイコンを選択して、アクセスできないコンテンツの閲覧を試みることを防止できる。
<第4の実施形態>
[コンテンツを検索する]
図13は、第4の実施形態に係るコンテンツ管理システムSにおける通信シーケンス図である。
本実施形態に係るコンテンツ管理システムSにおいては、クライアント端末2のユーザが、コンテンツを検索することができる。具体的には、親コンテンツを特定する情報に基づいて、親コンテンツ、及び親コンテンツが引用されている子コンテンツや孫コンテンツを検索することができる。
より具体的には、コンテンツ管理部13は、親コンテンツを含む複数の子コンテンツをコンテンツ記憶部12に記憶させる。そして、コンテンツ管理部13は、サーバ通信部14が、親コンテンツを含む子コンテンツを検索する検索要求をクライアント端末2から受信すると、親コンテンツを含む複数の子コンテンツに対応する複数の子アイコンをクライアント端末2に送信する。
例えば、図13に示すように、クライアント端末2のユーザがクライアント端末2の操作画面において検索対象を指定する検索テキストxaを入力すると(S41)、クライアント端末2は、入力された検索テキストxaをコンテンツサーバ1に送信する。コンテンツサーバ1においては、コンテンツ管理部13が、受信した検索テキストxaに対応するコンテンツを親コンテンツとして含むコンテンツを検索する。コンテンツ管理部13は、コンテンツの検索が完了すると、検索により抽出されたコンテンツのアイコンを、サーバ通信部14を介してクライアント端末2に送信する。なお、コンテンツ管理部13は、検索により抽出されたコンテンツのうち、公開範囲条件が「制限なし」に設定されているコンテンツ、及びクライアント端末2のユーザ自身が作成したコンテンツを選択し、選択したコンテンツに対応するアイコンを送信してもよい。
[第4の実施形態における効果]
以上のとおり、本実施形態に係るコンテンツ管理システムSによれば、親コンテンツを含む子コンテンツを検索することができる。したがって、ユーザが、親コンテンツに関連する情報を参照したい場合に、参照したい情報に容易にアクセスすることができる。例えば、親コンテンツが電子レンジの取扱説明書である場合、ユーザは、当該電子レンジを用いた料理法や、当該電子レンジのトラブル情報などが含まれる子コンテンツにアクセスして、有用な情報を得ることができる。
<第5の実施形態>
[ポイントを付与する]
第5の実施形態に係るコンテンツ管理システムSにおいては、コンテンツ管理部13が、クライアント端末2のユーザに付与するポイントを管理する。具体的には、コンテンツ管理部13は、クライアント端末2のユーザ及び親コンテンツの作成者に関連付けて、クライアント端末2のユーザに付与するポイントをコンテンツ記憶部12に記憶させる。そして、コンテンツ管理部13は、サーバ通信部14が、親コンテンツを含む子コンテンツの作成要求メッセージをクライアント端末2から受信すると、当該クライアント端末2のユーザ及び親コンテンツの作成者に関連付けられたポイントを増加させる。
例えば、クライアント端末2のユーザが、電子レンジの製造業者が作成者である親コンテンツを引用して、独自のレシピを追加した子コンテンツを作成する操作をしたとする。すると、コンテンツ管理部13は、親コンテンツを引用した子コンテンツを作成するとともに、クライアント端末2のユーザのユーザIDに関連付けて、親コンテンツの作成者である電子レンジの製造業者の商品を購入する際に使用できるポイントを加算して、加算後のポイントをコンテンツ記憶部12に記憶させる。
コンテンツ管理部13は、子コンテンツの特性に基づいて、加算するポイントを決定することもできる。例えば、コンテンツ管理部13は、子コンテンツが所定期間内に閲覧される回数に応じたポイントを加算する。コンテンツ管理部13は、子コンテンツが所定期間内に引用される回数に応じたポイントを加算してもよい。コンテンツ管理部13は、子コンテンツの内容を解析し、親コンテンツに関連する商品に関する評価内容に基づいてポイントを決定してもよい。
[第5の実施形態における効果]
以上のとおり、本実施形態に係るコンテンツ管理システムSによれば、子コンテンツを作成したユーザに対して、親コンテンツの作成者に関連付けられたポイントが付与される。したがって、ユーザが親コンテンツを引用した子コンテンツを作成するように動機づけられるので、親コンテンツに関連する会社や製品の広告宣伝効果が生じる。
<第6の実施形態>
図14は、第6の実施形態に係るコンテンツ管理部13が管理するコンテンツのデータ構造例を示す図である。図14に示すデータ構造においては、コンテンツを構成する複数のサブコンテンツのそれぞれに対して、使用可能条件が設定されている点で、図4に示したデータ構造と異なる。
コンテンツ管理部13は、図14に示すように、コンテンツを構成するサブコンテンツごとに、公開範囲条件や引用可否条件を設定する。コンテンツの作成者は、クライアント端末2の表示部23に表示されるメニューを操作することで、メニューに表示されている項目ごとに、公開範囲条件や引用可否条件を設定することができる。
ここで、コンテンツ管理部13は、子コンテンツに含まれるサブコンテンツのうち、親コンテンツから引用したサブコンテンツに対しては、親コンテンツで設定されている使用可能条件と同一の使用可能条件に設定してもよい。このようにすることで、子コンテンツにおけるサブコンテンツの使用可能条件を、親コンテンツの作成者が希望する使用可能条件に自動的に合わせることができる。
[第6の実施形態における効果]
以上のとおり、本実施形態に係るコンテンツ管理システムSによれば、コンテンツに含まれるサブコンテンツごとに使用可能条件を設定できるので、ユーザは、コンテンツの種類に応じて柔軟に公開範囲や引用可否を選択することができる。
<第7の実施形態>
図15は、コンテンツ管理部13が管理するコンテンツの他の例を示す図である。本実施形態に係るコンテンツ管理部13は、親コンテンツxaと同様にして作成された、他の親コンテンツxa9999を管理する。コンテンツxa9999も、コンテンツxaと同じ作成者により作成されている。例えば、電子レンジの製造業者は、製品番号9999に関連付けてコンテンツxa9999を作成しておく。
電子レンジを購入したユーザが、クライアント端末2の撮影機能を用いて、製品aの保証書又は製品本体等に貼付又は印刷されたJANコードやQRコードの画像を撮影することにより、端末制御部21は、撮影部25により撮影された画像に含まれるテキスト情報であるJANコードやQRコードを取得する。例えば、クライアント端末2のユーザがJANコード等の画像を撮影した後に表示部23に表示されるメニュー画面において、新規コンテンツの作成をする選択をすると、端末制御部21は、撮影された画像を解析して、画像に含まれているテキスト情報であるJANコード「49123456780,#9999」を取得する。クライアント端末2は、取得したテキスト情報に対応する親コンテンツxa9999を閲覧するためのアイコンを要求するアイコン要求メッセージを、コンテンツサーバ1に送信する。
コンテンツ管理部13は、アイコン要求メッセージに含まれているテキスト情報に対応するコンテンツxa9999を特定し、サーバ通信部14を介して、特定したコンテンツxa9999に対応するアイコンxa9999をクライアント端末2に送信する。アイコンxa9999の画像は、例えば、親アイコンxaの画像の一部を改変した画像である。クライアント端末2がアイコンxa9999を受信して表示部23に表示すると、クライアント端末2のユーザは、アイコンxa9999を選択する操作(例えば、タップ操作)をすることによりコンテンツxa9999のメニューM4を閲覧することができる。
コンテンツxa9999には、ユーザ登録を行うための操作メニューであるX6、及び独自レシピを追加するための操作メニューであるX7が含まれている。
ユーザが、X6を選択する操作をすると、登録すべきユーザ情報を入力する画面が表示される。ユーザが入力した情報は、ユーザ登録情報としてコンテンツサーバ1に送信される。コンテンツ管理部13は、コンテンツxa9999に関連付けて、ユーザ登録情報を管理する。
ユーザ登録情報がコンテンツサーバ1に送信され、コンテンツ管理部13が当該ユーザ登録情報を管理している状態で、ユーザがX6を選択する操作をすると、クライアント端末2は、ユーザ情報を入力する画面を表示する代わりに、登録されたユーザ情報の内容を表示する。ユーザが、登録されたユーザ情報を変更すると、クライアント端末2は、変更後のユーザ情報をコンテンツサーバ1に送信し、コンテンツ管理部13は、ユーザ登録情報を、変更後のユーザ情報に更新する。
また、ユーザが、X7を選択する操作をすると、独自レシピを追加するための操作画面が表示される。ユーザは、表示された操作画面を用いて、独自の料理レシピや電子レンジの使い方などの独自情報を入力してコンテンツサーバ1に送信したり、予め作成した独自情報を含むファイルをコンテンツサーバ1に送信したりすることができる。コンテンツ管理部13は、受信した独自レシピ等の独自情報を含む子コンテンツmxa9999を生成するとともに、子コンテンツmxa9999に対応する子アイコンmxa9999をクライアント端末2に送信する。クライアント端末2のユーザが、子アイコンmxa9999の選択操作をすると、表示部23には、メニューM5が表示される。メニューM5には、ユーザが追加した独自レシピを閲覧するためのX8が含まれている。
また、ユーザが、X7を選択し、独自の料理レシピなどの独自情報を入力してコンテンツサーバ1に送信した際に、新たな子コンテンツmxa9999を生成することなく、X7にレシピを追加できるよう構成してもよい。このとき、コンテンツ管理部13は、ユーザが入力した独自情報を受け取ると、X7の作成者が作成してコンテンツ記憶部12に記憶させた基本レシピT1に加えて、アイコンxa9999のユーザが追加した応用レシピT2をコンテンツ記憶部12に記憶させるとともに、T1及びT2を、X7に関連付けられた内容としてコンテンツ記憶部12に記憶させてもよい。このようにすることで、ユーザは、子コンテンツmxa9999を生成せず、xa9999のメニューM4に表示されるX7を選択するだけで、あらかじめ設定された基本レシピT1と、ユーザが追加した応用レシピT2を閲覧することが可能になる。
ユーザは、例えば、X6の公開範囲を「ホワイトリスト」に設定して、予め登録した人以外の人がアクセスできないようにするとともに、X8の公開範囲を「制限なし」に設定して、作成した独自情報に誰でもアクセスできるようにすることもできる。このようにすることで、ユーザがコンテンツサーバ1に送信した情報のうち、他人に見て欲しい料理レシピ等の独自情報のみを公開することができる。
他のユーザは、検索により子コンテンツmxa9999を見つけると、子コンテンツmxa9999に基づいて、孫コンテンツnxa9999を作成することができる。孫コンテンツnxa9999には、X1、X2及びX8を含むメニューM6が含まれる。
[第7の実施形態における効果]
以上のとおり、本実施形態に係るコンテンツ管理システムSによれば、親コンテンツの作成者が、所定のユーザに固有の親コンテンツを提供することができる。そして、ユーザは、ユーザ固有の親コンテンツに基づいて作成された子コンテンツを用いて、ユーザ固有の情報を容易に登録することができる。
なお、本実施形態においては、親コンテンツxa9999がX6及びX7を含む例を説明したが、図3に示した親コンテンツxaが、本実施形態に係るX6及びX7を含んでもよい。この場合、クライアント端末2は、親コンテンツxaに基づいて作成された子コンテンツmxaに含まれるX6及びX7を用いて入力されたユーザ情報や独自情報をコンテンツサーバ1に送信することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、上記の説明において、コンテンツ記憶部12は、コンテンツサーバ1に備えられたものとして説明したが、コンテンツ記憶部12が、コンテンツサーバ1とネットワークを介して接続された他の装置に収容されていてもよい。
1・・・コンテンツサーバ、2・・・クライアント端末、11・・・サーバ記憶部、12・・・コンテンツ記憶部、13・・・コンテンツ管理部、14・・・サーバ通信部、21・・・端末制御部、22・・・端末記憶部、23・・・表示部、24・・・操作部、25・・・撮影部、26・・・端末通信部、N・・・ネットワーク、S・・・コンテンツ管理システム

Claims (6)

  1. 第1のクライアント端末、第2のクライアント端末、及びサーバを備え、前記第1のクライアント端末及び前記第2のクライアント端末で閲覧されるコンテンツを管理するコンテンツ管理システムであって、
    前記サーバは、
    コンテンツ記憶部に記憶されている親コンテンツの引用が許可されている場合に、前記第1のクライアント端末からの要求に応じて、前記親コンテンツに独自コンテンツが追加された子コンテンツと、前記子コンテンツに関連付けられた画像である子アイコンと、を関連付けて前記コンテンツ記憶部に記憶させるコンテンツ管理部と、
    前記第2のクライアント端末に前記子アイコンを配信し、前記第2のクライアント端末から、前記子コンテンツを要求するコンテンツ要求を受信したことに応じて前記コンテンツ記憶部に記憶された前記子コンテンツを前記第2のクライアント端末に送信するサーバ通信部と、
    を有し、
    前記第2のクライアント端末は、
    前記子アイコンの選択操作を受ける操作部と、
    前記操作部が前記選択操作を受けると、前記子アイコンに対応する前記子コンテンツを要求する前記コンテンツ要求を前記サーバに送信する端末通信部と、
    を有し、
    前記コンテンツ管理部は、前記サーバ通信部が前記子アイコンを配信した前記第2のクライアント端末を配信先端末として前記コンテンツ記憶部に記憶させ、前記第1のクライアント端末からの要求により前記子コンテンツを削除すると、前記配信先端末である前記第2のクライアント端末に、前記子アイコンを削除させる指示を送信するとともに、前記子コンテンツを引用している他の子コンテンツに対応するアイコンを配信した第3のクライアント端末に対して、前記子コンテンツが削除された旨を通知するメッセージを送信する、
    コンテンツ管理システム。
  2. 前記コンテンツ管理部は、前記子コンテンツの削除を要求した前記第1のクライアント端末のユーザが、前記子コンテンツの作成者であることを条件にして、前記子コンテンツを削除する、
    請求項1に記載のコンテンツ管理システム。
  3. 前記第2のクライアント端末は、前記子アイコンを削除させる指示を受信したことに応じて、前記子アイコンを削除する、
    請求項1又は2に記載のコンテンツ管理システム。
  4. 前記第2のクライアント端末は、前記子アイコンを削除する前に、前記子コンテンツが削除された旨のメッセージを表示する、
    請求項に記載のコンテンツ管理システム。
  5. 第1のクライアント端末及び第2のクライアント端末で閲覧されるコンテンツを管理するコンテンツ管理装置であって、
    第1使用可能条件で使用可能な親コンテンツと、前記第1使用可能条件とを関連付けてコンテンツ記憶部に記憶させ、かつ前記第1使用可能条件が前記親コンテンツの引用を許可している場合に、第1のクライアント端末からの要求に応じて、前記親コンテンツに独自コンテンツが追加された子コンテンツと、前記子コンテンツに関連付けられた画像である子アイコンと、を関連付けて前記コンテンツ記憶部に記憶させるコンテンツ管理部と、
    第2のクライアント端末に前記子アイコンを配信し、前記第2のクライアント端末から、前記子コンテンツを要求するコンテンツ要求を受信したことに応じて前記コンテンツ記憶部に記憶された前記子コンテンツを前記第2のクライアント端末に送信するサーバ通信部と、
    を有し、
    前記コンテンツ管理部は、前記子アイコンを配信した前記第2のクライアント端末を配信先端末として前記コンテンツ記憶部に記憶させ、前記第1のクライアント端末からの要求により前記子コンテンツを削除すると、前記配信先端末である前記第2のクライアント端末に、前記子アイコンを削除させる指示を送信するとともに、前記子コンテンツを引用している他の子コンテンツに対応するアイコンを配信した第3のクライアント端末に対して、前記子コンテンツが削除された旨を通知するメッセージを送信する
    コンテンツ管理装置。
  6. 第1のクライアント端末及び第2のクライアント端末で閲覧されるコンテンツを管理するコンピュータが実行するコンテンツ管理方法であって、
    第1使用可能条件で使用可能な親コンテンツと、前記第1使用可能条件とを関連付けてコンテンツ記憶部に記憶させるステップと、
    前記第1使用可能条件が前記親コンテンツの引用を許可している場合に、第1のクライアント端末からの要求に応じて、前記親コンテンツに独自コンテンツが追加された子コンテンツと、前記子コンテンツに関連付けられた画像である子アイコンと、を関連付けて前記コンテンツ記憶部に記憶させるステップと、
    第2のクライアント端末に前記子アイコンを配信するステップと、
    前記第2のクライアント端末から、前記子コンテンツを要求するコンテンツ要求を受信したことに応じて前記コンテンツ記憶部に記憶された前記子コンテンツを前記第2のクライアント端末に送信するステップと、
    前記子アイコンを配信した前記第2のクライアント端末を配信先端末として前記コンテンツ記憶部に記憶させるステップと、
    前記第1のクライアント端末からの要求により前記子コンテンツを削除するステップと、
    前記配信先端末である前記第2のクライアント端末に、前記子アイコンを削除させる指示を送信するステップと、
    前記子コンテンツを引用している他の子コンテンツに対応するアイコンを配信した第3のクライアント端末に対して、前記子コンテンツが削除された旨を通知するメッセージを送信するステップと、
    を有するコンテンツ管理方法。
JP2015544707A 2013-10-31 2013-10-31 コンテンツ管理システム、コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理装置 Active JP6001191B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/079493 WO2015063904A1 (ja) 2013-10-31 2013-10-31 コンテンツ管理システム、コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6001191B2 true JP6001191B2 (ja) 2016-10-05
JPWO2015063904A1 JPWO2015063904A1 (ja) 2017-03-09

Family

ID=53003551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015544707A Active JP6001191B2 (ja) 2013-10-31 2013-10-31 コンテンツ管理システム、コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6001191B2 (ja)
WO (1) WO2015063904A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324170A (ja) * 2001-02-20 2002-11-08 Sorun Corp コンテンツ配布システムおよびその方法
JP2004191701A (ja) * 2002-12-12 2004-07-08 Nec Fielding Ltd 音楽データ配信システム
JP2012073936A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd コンテンツ配信サーバー、プログラム、コンテンツ配信システム及びコンテンツ取得サーバー
JP2012079045A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Yahoo Japan Corp ストレージサーバ、ファイル同期システム、ファイル衝突処理方法及びプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324170A (ja) * 2001-02-20 2002-11-08 Sorun Corp コンテンツ配布システムおよびその方法
JP2004191701A (ja) * 2002-12-12 2004-07-08 Nec Fielding Ltd 音楽データ配信システム
JP2012073936A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd コンテンツ配信サーバー、プログラム、コンテンツ配信システム及びコンテンツ取得サーバー
JP2012079045A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Yahoo Japan Corp ストレージサーバ、ファイル同期システム、ファイル衝突処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2015063904A1 (ja) 2017-03-09
WO2015063904A1 (ja) 2015-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11747962B2 (en) Bookmarking shared file and folder links
US11308032B2 (en) Suggesting content items to be accessed by a user
AU2015336948B2 (en) Camera application
EP1671479B1 (en) Notification of digital images via service provider to preferred electronic address
US20170118165A1 (en) System and method for controlled sharing and synchronizing information across a plurality of mobile client application computers
US10740482B2 (en) Method for sharing multiple data items using a single URL
US20110131633A1 (en) Systems and methods for permissioning remote file access via permissioned links
JP2007517311A (ja) 画像を公開及び販売するためのウェブサイト
JP2008052434A (ja) 情報提供装置及びその制御方法、並びに制御プログラム
US10305915B2 (en) Peer-to-peer social network
JP2007316939A (ja) 電子アルバム提供装置、および画像ネットワークシステム
JP2017120541A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP6001191B2 (ja) コンテンツ管理システム、コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理装置
JP2010113629A (ja) 写真プリント注文システム
JP2016004392A (ja) 電子書籍配信システム、及びプログラム
JP6398368B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
JP6122235B1 (ja) 画像管理サーバ、画像管理方法、記録媒体、ならびに、プログラム
JP2014032610A (ja) オンラインストレージシステム、管理サーバプログラム及びファイル制御プログラム
JP6079367B2 (ja) サーバ装置、出力管理方法、プログラム、およびシステム
JP2000137643A (ja) 情報共有システム及び情報共有方法及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2000267972A (ja) ネットワークシステム、このシステムで用いられるサーバ装置
JP2005332199A (ja) 携帯端末、コンテンツ閲覧方法、コンテンツ閲覧プログラムおよびコンテンツ閲覧システム。
JP2014032611A (ja) ファイル制御プログラム及びファイル制御装置
WO2015013616A1 (en) Peer-to-peer social network
WO2008013463A2 (en) Content delivery system and method

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6001191

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250