JP5999098B2 - レンズアレイの製造方法及び成形用型 - Google Patents

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Description

この発明は、複数のレンズ部を有するレンズアレイの製造方法及び成形用型に関し、特に基板上に樹脂製の転写層を形成することによって得られるレンズアレイの製造方法及び成形用型に関する。
基板上に樹脂転写層を設けるレンズアレイの製造方法として、成形用型に設けた個々の転写部を囲むような凹部を形成して、転写材料が周囲に広がることを防止しているものが存在する。具体的には、転写用のキャビティー部を囲む輪帯状のスペーサー部の周囲に窪みであるバッファー部を設けることで樹脂が外に広がることを防止するとともに、スペーサー部にエッジや溝である樹脂止め構造を設けている(特許文献1参照)。参考のため、図14に特許文献1中のFig.1,2を添付した。
別の例では、素子容量部の周囲に隙間の狭いスペーサー部を設けるとともにその外側に隙間の広いオーバーフロー部を設け、隙間の広いオーバーフロー部に樹脂を流すことで樹脂が広がることを防止している(特許文献2参照)。参考のため、図15に特許文献2中のFig.1を添付した。
上記のようなレンズアレイの製造方法では、キャビティー部を囲むような環状のスペーサー部を設けるので、スペーサー部の周囲にはみ出した樹脂がスペーサー部の周囲に沿って広がって反対側からのものと接触した場合、ウェルドとなって気泡を巻き込んでしまう。また、スペーサー部の周囲のバッファー部若しくはオーバーフロー部、或いはこれらを得るための転写型は、エンドミルその他の切削工具によるマシニング加工を必要とする窪みであり、転写型の加工に長時間を要する。特にレンズアレイのレンズが小型になってレンズアレイの集積度が高まると、バッファー部も小型になって、転写型の加工時間が著しく増大する。
米国公開第2007/0216049号公報 米国特許第7,704,418号公報
本発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、レンズ部の周辺部にウェルドが形成されることを防止でき、転写型の加工時間の増大を抑えることができるレンズアレイの製造方法及び成形用型を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るレンズアレイの製造方法は、基板と、基板の少なくとも一方の基板面上に形成され複数のレンズ部を有する樹脂層とを備えるレンズアレイの製造方法であって、複数のレンズ部が、当該複数のレンズ部の表面形状に対応する転写面を有するマスターの成形用型を利用した1回以上の転写によって形成され、成形用型は、複数のレンズ部に対応する複数のキャビティー部と、複数のキャビティー部を構成する個々のキャビティー部をそれぞれ囲むような複数の直線状の溝部とを有し、複数の直線状の溝部が、複数のキャビティー部の深さよりも浅い溝深さを有する。
上記製造方法によれば、成形用型が複数のキャビティー部を囲む複数の直線状の溝部を有するので、従来の輪帯状のスペーサー部の周囲に設けられる窪みであるバッファー部に比べ、隣接する直線状の溝部の交わる角部に樹脂が広がりにくくなり、隣接する溝部にはみ出した樹脂が互いに近接するように広がることで接触しウェルドとなって気泡を巻き込んでしまうことを防止できる。また、直線状の溝部は、孤立させないで連結することで一括して加工することができ、レンズが小型になっても成形用型を短時間で加工することができる。
また、複数の直線状の溝部が複数のキャビティー部の深さよりも浅い溝深さを有することにより、溝部の底まで樹脂が達した場合であっても、成形用型によって形成される形状において、複数のキャビティー部に対応する部分よりも溝部に対応する部分でより突起が大きくなることを防止でき、次工程においてこの突起が大きいことで本成形品と対向する部材とがぶつかることでの不都合を防止できる。更に離型時においても有利となる。
本発明の具体的な側面又は観点によれば、上記レンズアレイの製造方法において、成形用型が、複数の直線状の溝部によって複数の型領域に仕切られている。この場合、複数の直線状の溝部を境界として複数の型領域に効率的に分割することができる。
本発明の別の側面によれば、成形用型が、複数の直線状の溝部の組み合わせによって、複数の多角形の型領域に仕切られている。この場合、複数の直線状の溝部のみで複数の型領域に効率的に分割することができる。
本発明のさらに別の側面によれば、成形用型が、複数の直線状の溝部を格子状に配置することによって、複数の矩形の型領域に仕切られている。この場合、平行な複数の直線状の溝部を直交する2方向に形成するだけで、複数の型領域に効率的に分割することができる。
本発明のさらに別の側面によれば、複数の直線状の溝部が、表面側にエッジを有する。この場合、エッジで接触角が見かけ上大きくなるアンカー効果によって樹脂が溝部にはみ出しにくくなり、隣接するレンズからはみ出した樹脂同士がつながることを確実に防止できる。
本発明のさらに別の側面によれば、複数の直線状の溝部が、台形状、V字形状、矩形状、多角形状、半円形、及び楕円形のいずれかの断面形状を有する。
本発明のさらに別の側面によれば、複数の直線状の溝部が、200μm以上の溝幅を有する。この場合、溝部近傍での樹脂厚が50μm程度であり、樹脂によって溝部が充填されることを防止でき、隣接するレンズからはみ出した樹脂同士がつながることを確実に防止できる。溝幅とは型表面のキャビティー部の周囲において溝部が形成されている外縁の幅であり、転写面に設けた隣接するキャビティー部の間にある溝部断面方向の幅であり、後述の溝幅wである。
なお、かかる溝部の溝幅w〔μm〕は、溝部周辺の樹脂材料の厚みをt〔μm〕としたときに、
w>50×ln(t)+2
の条件を満たすように設定されることが望ましい。この場合、樹脂材料の厚みに適合する最小限の溝幅とすることが容易となる。
上記目的を達成するため、本発明に係る成形用型は、基板と、基板の一方の基板面上に形成され複数のレンズ部を有する樹脂層とを備えるレンズアレイを直接又は間接的に形成するための成形用型であって、複数のレンズ部に対応する複数のキャビティー部と、複数のキャビティー部を構成する個々のキャビティー部を囲む複数の直線状の溝部とを備え、複数の直線状の溝部が、複数のキャビティー部の深さよりも浅い溝深さを有する。
上記成形用型によれば、成形用型が複数のキャビティー部を囲む複数の直線状の溝部を有するので、隣接する直線状の溝部の交わる角部に樹脂が広がりにくくなり、隣接する溝部にはみ出した樹脂が近接することで接触しウェルドとなって気泡を巻き込んでしまうことを防止できる。また、直線状の溝部は、一括して加工することができ、レンズが小型になっても成形用型を短時間で加工することができる。
また、複数の直線状の溝部が複数のキャビティー部の深さよりも浅い溝深さを有することにより、溝部の底まで樹脂が達した場合であっても、成形用型によって形成される形状において、複数のキャビティー部に対応する部分よりも溝部に対応する部分でより突起が大きくなることを防止でき、次工程においてこの突起が大きいことで本成形品と対向する部材とがぶつかることでの不都合を防止できる。更に離型時においても有利となる。

第1実施形態の成形用型であるマスター型を説明する平面図である。 図2Aは、マスター型の部分拡大平面図であり、図2Bは、マスター型の部分拡大断面図である。 図3A〜3Cは、図1のマスター型の製造方法を説明する断面図である。 図4A〜4Cは、マスター型を利用したレンズアレイの製造方法を説明する断面図である。 図5A〜5Cは、マスター型を利用したレンズアレイの製造方法を説明する断面図である。 図6A、6Bは、レンズアレイ等の製造方法を説明する断面図である。 マスター型に設けた溝部の役割を説明する部分拡大図である。 図8Aは、キャビティー部の周囲の平坦面の外縁に直線状の溝を有する実施形態の場合の樹脂のはみ出し状態を説明する図であり、図8Bは、キャビティー部の周囲の平坦面の外縁に輪帯状の窪みを有する比較例の場合の樹脂のはみ出し状態を説明する図である。 第1の樹脂材料の厚みtと溝部の溝幅wとの関係を示すチャートである。 図10A〜10Cは、レンズアレイの製造方法の変形例を説明する断面図である。 図11A、11Bは、レンズアレイの製造方法の変形例を説明する断面図である。 図12A〜12Eは、溝部の断面形状の変形例を説明する図である。 第2実施形態に係るレンズアレイの製造方法を説明する図である。 図14A、14Bは、先行技術文献から引用した図である。 先行技術文献から引用した図である。
〔第1実施形態〕
図面を参照して、本発明の第1実施形態に係るレンズアレイの製造方法等について説明する。
A)成形用型であるマスター型
図1に示すように、レンズアレイを間接的に製造するための成形用型であるマスター型10は、例えば正方形又は円形の輪郭を有する板状の部材であり、一方の主面である端面側に成形面10aを有する。成形面10aは、升目状に区画された多数の微小な型領域11を有しており、これらの型領域11は、全体として縦横のXY方向に延びるマトリックス状に配列されている。成形面10aに設けた各型領域11は、正方形の同一輪郭内に同一の立体的な形状を有する。各型領域11の中心には、円形のキャビティー部12が設けられており、各型領域11の周囲は、4つの辺部分(後述する溝部14e)からなる矩形枠状の溝14に囲まれている。2次元的に配列された型領域11を囲む多数の溝14の4つの辺は連続して形成されており、全体として格子状溝114を形成している。つまり、各型領域11は、格子状溝114によって仕切られて周囲から分離されており、任意の隣接する一対の型領域11は、これらの間に延びる直線状の溝部14eを共通の境界としている。
図2A及び図2Bに示すように、各型領域11は、中央のキャビティー部12と周辺の平坦面16とを含む。中央のキャビティー部12は、最終的に得られる個々のレンズ素子の光学面(有効領域)を形成するための第1転写面部分12aと、個々のレンズ素子の光学面の縁部(有効領域外)を形成するための第2転写面部分12bとを含む。第1転写面部分12aは、型領域11の配列に対応して等間隔の格子点上に配置されており、最終的に得られるレンズ素子の光学面に対応する形状、ここでは、略半球の凹面に形成されているが、凸面形状であっても、凹凸両有面形状であってもよい。第2転写面部分12bは、第1転写面部分12aを囲む環状の部分である。第2転写面部分12bは、第1転写面部分12aの軸AXを中心とする回転面に沿った形状を有し、最終的に得られるレンズ素子の光学面の縁部の凹凸に対応する形状、ここでは、トロイダル状(円弧を円周に沿って移動させたような形状)の凹面に形成されている。周辺の平坦面16は、軸AXに垂直に延びる平面であり、最終的に得られるレンズ素子の枠部に対応するものとなっている。
図1及び図2A等に示すように、成形面10a全体に広がる格子状溝114は、第1のX方向に平行で等間隔に延びる一群の溝要素14aと、X方向に直交する第2のY方向に平行で等間隔に延びる一群の溝要素14bとを有し、これら一群の溝要素14aは第1の溝部分14cを、一群の溝要素14bは第2の溝部分14dを構成する。これらの溝部分14c,14dを構成する一群の各溝要素14a,14bすなわち個々の溝部14eは、図2Bに示す溝幅wが200μm以上のV字形状の断面を有する。各溝要素14a,14bの外縁(すなわち平坦面16との境界)は、V字形状の断面に由来して鈍角のエッジ14hに形成されており、エッジ14hのアンカー効果(エッジで接触角が見かけ上大きくなることを利用して樹脂の流れにブレーキをかけること)によって樹脂が溝要素14a,14b又は溝部14eにはみ出しにくくなるようにしている。溝要素14a,14bは、V字形状の断面に限らず、矩形状、半円形、及び楕円形のいずれかの断面形状を有するものとでき、この場合もエッジ14hにアンカー効果を発揮させることができる。各溝要素14a,14bは、単位である溝部14eを組み合わせた集合体であるが、それぞれ直線状に延びており、切削工具による迅速で簡易な加工によって形成可能になっている。図2Bに部分的に例示するように、溝要素14a,14b又は溝部14eの深さd2は、キャビティー部12の深さd1よりも浅くなっており、溝要素14a,14b又は溝部14eが樹脂で充填されてしまった場合にも、樹脂によって形成された溝部14eを反転した凸部によってその後の転写工程が妨げられないようにしている。
マスター型10は、金属材料で形成される。金属材料としては、例えば鉄−ニッケル系合金その他の鋼材が挙げられる。具体的にはSUS304、SUS420J2、STAVAX(ウッデホルム社)、ステンレスインバー、パーマロイなどがある。マスター型10は、上記のような金属材料でできた基材上に別の金属等を被覆したものとでき、無電解ニッケルリンメッキや銅メッキを施すことで光学面仕上げ加工を容易にしている。なお、マスター型10又はその基材は、金属材料に限らず、ガラス、金属ガラス等の材料で形成されてもよい。ただし、高精度の成形面10aを設ける観点で、一般的には金属材料でマスター型10を形成することが望ましい。
B)マスター型の製造工程
図3Aに示すように、図1に示すマスター型10の材料10fの表面10g上に切削工具又は研削工具を利用して溝要素14a,14bを刻設することによって、溝部分14c,14dを順次形成する。一般には、マスター型10を金属材料で形成する場合、切削工具の方が適し、マスター型10をガラス等の難削材で形成する場合、研削工具の方が溝上面のエッジ14hがシャープに仕上がり適している。以上の工程により、材料10f上に格子状溝114を形成することができる。ここで、各溝要素14a,14bはそれぞれ一直線状に延びており、切削工具を直線的に移動させるだけで高精度の加工が可能である。このとき一直線状にマスター型10の端から端まで一度に加工を行うことで、より精度を向上させ加工をすることができる。さらに各溝要素14a,14bについては、接続部で垂直となるようにすなわち直交するように加工され加工後が格子状の正方形に近い形状となるようにすることが、精度的にもコスト面でも加工に関してより有利になる。なお、溝要素14a,14bの加工精度は、キャビティー部12の加工精度よりも低くすることができる。溝要素14a,14bを刻設する対象である材料10fは、例えば金属材料でできた基材の端面を切削して平坦面とし、この平坦面上に無電解ニッケルリンメッキ等を施して平坦な表面10gとしたものである。なお溝要素14a,14bを最初に加工することで、キャビティー部等の加工の目印にすることも可能である。
次に、図3Bに示すように、マスター型10の材料10fの表面10g上に切削工具によってキャビティー部12よりも浅い仮加工凹部71を形成する。仮加工凹部71は、完成品のキャビティー部12と同様に格子点上に2次元的に配列される。仮加工凹部71の加工精度は、キャビティー部12の加工精度よりも低くすることができる。
次に、図3Cに示すように、マスター型10の材料10fの表面10g上に切削工具によってキャビティー部12を形成する。キャビティー部12の加工精度は、最終的に得られるレンズ部の光学面と同等となっている。キャビティー部12の周囲には、未加工の表面10gが残っており、平坦面16となる。なお、表面10gを含む表層を薄く切除することによって平坦面16とすることもできる。
C)レンズアレイの製造工程
まず、図3A〜3Cの工程で作製されたマスター型10を用いて、サブマスター型20(図5A参照)を形成する。
具体的には、図4Aに示すように、マスター型10の成形面10a上に、光硬化性の樹脂として第1の樹脂材料22aを配置する。この際、キャビティー部12毎に独立して第1の樹脂材料22aを配置する。第1の樹脂材料22aは、その粘度及び表面張力によって窪んだキャビティー部12から突起する。
その後、図4Bに示すように、マスター型10の成形面10aがサブマスター型20の基板21の一方の面21aの下方に位置するように基板21等をアライメントして配置し、基板21の下方からマスター型10を押圧して、マスター型10の成形面10aと基板21の面21aとが適当な間隔となるまで近接させる。ここで、第1の樹脂材料22aはマスター型10や基板21によって押圧され、第1及び第2転写面部分12a,12b外の平坦面16の位置まで押し広げられる。
この際、図7に示すように、第1の樹脂材料22aが最も横方向に広がっても、隣接する一対のキャビティー部12の間には溝部14eが存在しており、特定のキャビティー部12の第1の樹脂材料22aが隣のキャビティー部12側に流れ込むことを防止できる。つまり、隣接する型領域11間で第1の樹脂材料22aがオーバーフローすることを防止できる。特に溝部14eの外縁にエッジ14hが形成されているため、第1の樹脂材料22aが溝部14eに流れ込むことを抑制できる。このように、第1の樹脂材料22aが溝部14eに流れ込むことを抑制できるのは、溝部14eの外縁に形成されたエッジ14hによって濡れ角(接触角)が見かけ上大きくなって拡散防止の効果が高まることによる。
図2Aに一点鎖線で示すように、第1の樹脂材料22aは、キャビティー部12からはみ出して平坦面16に沿って広がり、溝部14eに達する場合もあるが、溝部14eを充填してしまうことはない。仮に第1の樹脂材料22aが溝部14eに流れ込んでも、一対の溝部14e,14eが交わる角部14pにまで第1の樹脂材料22aが達することは生じにくく、各溝部14e,14eの中央側が優先的に充填される。このため、いずれかの溝部14eで逆方向から広がってきた第1の樹脂材料22aが互いに接触しウェルドとなって気泡を巻き込んでしまうことを防止できる。
図8Aは、第1の樹脂材料22aが局所的にさらに過剰に供給された場合を示す。この場合、2箇所で溝部14e,14eが交わる角部14p近くまで第1の樹脂材料22aが達しているが、樹脂同士がつながるウェルドは形成されていない。一方、図8Bに示す比較例のように、平坦面16の周囲に従来型の輪帯状の窪み314が存在する場合、窪み314の内縁に沿って樹脂材料322aが延びて樹脂同士がつながるウェルドWDが形成されてしまう。
ここで、マスター型10に設けた溝部14eの溝幅w(図7、図2B参照)と、基板21の平坦面16との間に挟まれて広がる第1の樹脂材料22aの厚みt(図7、図4B参照)との関係について考える。一般的には、厚みtが薄ければ、成形での広がりも小さいため、必要な溝幅wも小さくなる。具体的な作製例で溝部14eの溝幅wと第1の樹脂材料22aの厚みtの関係を検討した結果、図9のチャートに記号「◆」で示すように、複数種類の第1の樹脂材料22aの厚みtに対して溝部14eの溝幅wを対応する値以上に確保する必要があった。このような記号「◆」の点を曲線で近似すると、対数的であり、厚みt〔μm〕が1μmで溝幅w〔μm〕が0よりも大きいと考えて、以下の関係式を得る。
w>50.389×ln(t)+2.6102 … (1)
よって、近似的には、
w>50×ln(t)+2 … (2)
となるように、第1の樹脂材料22aの厚みtに応じて溝部14eの溝幅wを設定することが望ましいといえる。
次に、図4Cに示すように、不図示の光源によりUV光その他の所定波長の硬化光を照射し、マスター型10と基板21との間に挟まれた第1の樹脂材料22aを硬化させる。結果的に、マスター型10の成形面10aが転写されかつ硬化した樹脂によって構成される第1樹脂層22が形成される。
次に、基板21とマスター型10とを貼り合わせた状態で加熱処理を行う。具体的には、仕上げの硬化処理として、マスター型10を基板21とともに40℃〜70℃程度で所定時間加熱する。これに伴って第1樹脂層22が加熱され、第1樹脂層22が完全に硬化する。
次に、図5Aに示すように、マスター型10から第1樹脂層22と基板21とを一体として離型する。これにより、基板21の片側に多数の樹脂層部分22bからなる樹脂層22を形成したサブマスター型20を得ることができる。このサブマスター型20において、樹脂層22の表面が次の成形のための成形面20a(転写面)となっている。
以上において、マスター型10の一回の転写によってサブマスター型20を形成することもできるが、マスター型10の複数回の転写によって基板21の部分領域上に段階的に複数の樹脂層部分22bを形成し、樹脂層22を徐々に形成することもできる。
以後の一連の工程では、図5A等に示すサブマスター型20を用いて、レンズアレイ40(図5C参照)を形成する。
具体的には、図5Bに示すように、サブマスター型20の第1樹脂層22上に、光硬化性の樹脂として素子用樹脂材料42aを配置する。この際、第1樹脂層22を構成する樹脂層部分22b毎に独立して素子用樹脂材料42aを配置するとともに、サブマスター型20が光透過性の薄い平板状の基板41の一方の面41aの下方に位置するように基板41等をアライメントして配置し、基板41の下方からサブマスター型20を押圧する。この際、素子用樹脂材料42aは、横方向に押し広げられるが、第1樹脂層22の樹脂層部分22bに設けた凸部22pによってネック部42n及び拡張部42oが形成され余剰の樹脂が樹脂層部分22bの外側にはみ出しにくくなっている。
次に、不図示の光源によりUV光その他の所定波長の硬化光を照射し、サブマスター型20と基板41との間に挟まれた素子用樹脂材料42aを硬化させる。結果的に、サブマスター型20の樹脂層部分22bであるレンズ部に設けた成形面20aが転写されかつ硬化した樹脂によって構成される第1レンズ樹脂層42が形成される。その後、基板41とサブマスター型20とを貼り合わせた状態で加熱処理を行う。これにより、第1レンズ樹脂層42が加熱され完全に硬化する。
次に、図5Cに示すように、サブマスター型20から第1レンズ樹脂層42と基板41とを一体として離型する。これにより、基板41の片側に多数の樹脂層部分であるレンズ部42bからなる第1レンズ樹脂層42を形成したレンズアレイ40を得ることができる。
その後、図5A等に示すサブマスター型20と同様の構造を有するサブマスター型(不図示)を用いて、レンズアレイ140(図6A参照)を形成する。
つまり、図6A等に示すように、図5Cに示すレンズアレイ40の他方の面41b上に多数のレンズ部43bを備える第2レンズ樹脂層43を形成する。詳細な説明は省略するが、第2レンズ樹脂層43も、第1レンズ樹脂層42と同様に、図3Cに示すマスター型10と同様のマスター型から得たサブマスター型を転写することによって作製される。このようにして得られたレンズアレイ140は、ウェハーレベルレンズとも呼ばれる半製品であり、多数のレンズ素子を2次元的に配列した状態で組み込んだものとなっている。
図6Bに示すように、図6Aのレンズアレイ140を切断線CLに沿って切断することで、レンズアレイ140に含まれるレンズ素子50が個片化される。レンズ素子50は、平面視正方形の複合レンズとなっている。レンズ素子50は、第1レンズ樹脂層42のうちいずれか1つのレンズ部42bである第1レンズ部L1と、第2レンズ樹脂層43のレンズ部43bのうち上記第1レンズ部L1に対向する1つの第2レンズ部L2と、これらのレンズ部L1,L2間に挟まれた基板41の一部である部分PPとを備える。レンズ素子50において、第1レンズ部L1の成形面42tと第2レンズ部L2の成形面43tは、光学面となっている。
以上の説明では、サブマスター型20から第1レンズ樹脂層42を形成していたが、サブマスター型20からサブサブマスター型30(図10C参照)を形成し、サブサブマスター型30から第1レンズ樹脂層42を形成することもできる。
具体的には、図10Aのサブマスター型20から、図10Bに示す第2の樹脂材料32aの配置又は供給工程、基板31の押圧工程、硬化光の照射工程、及び仕上げの加熱処理を経て、図10Cに示すように、基板31上に樹脂層部分32bからなる樹脂層32を形成したサブサブマスター型30を得る。
その後、図10Cのサブサブマスター型30から、図11Aに示す素子用樹脂材料42aの配置又は供給工程、基板41の押圧工程、硬化光の照射工程、及び仕上げの加熱処理を経て、レンズ部42bからなる第1レンズ樹脂層42を形成したレンズアレイ40を得る。この場合、レンズアレイ40は、3回の転写で形成される。なお、説明を省略したが、第1レンズ樹脂層42の反対側に第2レンズ樹脂層を設けることもできる。
一方、マスター型10から直接的に第1レンズ樹脂層42を形成することもできる。この場合、レンズアレイ40は、1回の転写で形成され、サブマスター型20と同様の形状を有するものとなる。
図7では、マスター型10に設けた溝部14eの断面形状(すなわち溝が延びる方向に垂直な断面の形状)がV字である場合を説明しているが、溝部14eの断面形状は、V字形状に限らず、図12A〜12Eに示すように、台形状、矩形状、多角形状、半円形、及び楕円形のいずれかとできる。
特に、図12Aの台形状は加工が簡単であり、溝幅の調整も容易である。V字形状の溝では溝加工後に比較的大きな溝エッジが存在するので、平坦面16を追加工していくと、溝が浅くなり溝幅が狭くなっていくため、所望の溝幅を得ることが容易でなくなる。一方、台形状の場合、溝エッジを小さくでき、追加工の有無に関わらず溝幅の調整が容易であり、比較的単純な形状であり加工も容易である。
以上で説明した第1実施形態の製造方法によれば、成形用型たるマスター型10が複数のキャビティー部12を囲む複数の直線状の溝部14eを有するので、隣接する直線状の溝部14e,14eの交わる角部14pに樹脂が広がりにくくなり、隣接する溝部14e,14eにはみ出した樹脂が互いに近接するように広がることで接触しウェルドとなって気泡を巻き込んでしまうことを防止できる。また、直線状の溝部14eは孤立させないで連結された格子状溝114となっており、格子状溝114は一括した加工によって形成することができ、レンズ素子50が小型になっても成形用型を短時間で加工することができる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係るレンズアレイの製造方法等について説明する。なお、本実施形態は、第1実施形態のレンズアレイの製造方法等を部分的に変更したものであり、特に説明しない部分又は事項は、第1実施形態の場合と同様である。
図13に示すように、レンズアレイを間接的に製造するための成形用型であるマスター型210は、一方の主面である端面側に成形面210aを有する。成形面210aは、三角形の鱗模様状に区画された多数の微小な型領域211を有している。成形面210aに設けた各型領域211は、上下の向きが交互に反転するが、正三角形の同一輪郭内に同一の立体的な形状を有する。各型領域211の中心には、円形のキャビティー部12が設けられており、各型領域211の周囲は、3つの溝部14eからなる三角枠状の溝214に囲まれている。2次元的に配列された型領域211を囲む多数の溝214は、全体として格子状溝314を形成している。つまり、各型領域211は、格子状溝314によって仕切られて周囲から分離されており、任意の隣接する一対の型領域211は、これらの間に延びる直線状の溝部14eを共通の境界としている。
成形面210a全体に広がる格子状溝314は、第1の方向に平行で等間隔に延びる一群の溝要素14aからなる第1の溝部分14cと、第1の方向に対して60°傾いた第2の方向に平行で等間隔に延びる一群の溝要素14bからなる第2の溝部分14dと、第1及び第2の方向に対して60°傾いた第3の方向に平行で等間隔に延びる一群の溝要素14iからなる第3の溝部分14jとを備える。これらの溝部分14c,14d,14jを構成する各溝要素14a,14b,14iは、例えば台形状、V字形状、矩形状、多角形状、半円形、及び楕円形のいずれかの断面形状を有する(図7、図12A〜12E参照)。ここで、各溝要素14a,14b,14iは、成形面210a上で一直線上に延びており、切削工具を直線的に移動させるだけで高精度の加工が可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
上記実施形態においては、基板21,31,41がガラスで形成されるとしたが、基板21,31,41を、光透過性を示す樹脂材料で形成することもできる。
上記実施形態において図示した転写面部分12a,12b等の形状は単なる例示であり、レンズ素子50の用途に応じて様々な形状とすることができる。
上記実施形態では、基板21,31,41等に対して硬化用の光照射処理と加熱処理とを行っていたが、例えば光照射処理のみで樹脂材料を十分に硬化させることができる場合、加熱処理を省略することができる。

Claims (8)

  1. 基板と、前記基板の少なくとも一方の基板面上に形成され複数のレンズ部を有する樹脂層とを備えるレンズアレイの製造方法であって、
    前記複数のレンズ部は、当該複数のレンズ部の表面形状に対応する転写面を有するマスターの成形用型を利用した1回以上の転写によって形成され、
    前記成形用型は、前記複数のレンズ部に対応する複数のキャビティー部と、前記複数のキャビティー部を構成する個々のキャビティー部をそれぞれ囲むような複数の直線状の溝部とを有し、
    前記複数の直線状の溝部は、前記複数のキャビティー部の深さよりも浅い溝深さを有するレンズアレイの製造方法。
  2. 前記成形用型は、前記複数の直線状の溝部によって複数の型領域に仕切られている、請求項1に記載のレンズアレイの製造方法。
  3. 前記成形用型は、前記複数の直線状の溝部の組み合わせによって、複数の多角形の型領域に仕切られている、請求項2に記載のレンズアレイの製造方法。
  4. 前記成形用型は、前記複数の直線状の溝部を格子状に配置することによって、複数の矩形の型領域に仕切られている、請求項3に記載のレンズアレイの製造方法。
  5. 前記複数の直線状の溝部は、表面側にエッジを有する、請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のレンズアレイの製造方法。
  6. 前記複数の直線状の溝部は、台形状、V字形状、矩形状、多角形状、半円形、及び楕円形のいずれかの断面形状を有する、請求項5に記載のレンズアレイの製造方法。
  7. 前記複数の直線状の溝部は、200μm以上の溝幅を有する、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のレンズアレイの製造方法。
  8. 基板と、前記基板の一方の基板面上に形成され複数のレンズ部を有する樹脂層とを備えるレンズアレイを直接又は間接的に形成するための成形用型であって、
    前記複数のレンズ部に対応する複数のキャビティー部と、
    前記複数のキャビティー部を構成する個々のキャビティー部を囲む複数の直線状の溝部と
    を備え
    前記複数の直線状の溝部は、前記複数のキャビティー部の深さよりも浅い溝深さを有する成形用型。
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