JP5998184B2 - コンテンツ配信システム、方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツ配信技術に関し、特にユーザにコンテンツを配信する際、ユーザが用いる複数のユーザ端末から、当該コンテンツの配信先を選択する配信先選択技術に関する。
近年、マルチデバイス化が進み、1人のユーザが、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなど、複数のユーザ端末を利用するという利用形態が一般的になりつつある。このような利用形態では、ユーザが用途に応じてユーザ端末を使い分けているため、配信するコンテンツもその用途に合わせて配信することが望ましい。
従来、このようなコンテンツ配信先を選択する技術として、配信先となるユーザに関する装備能力や利用可能状態などのユーザプロファイルと、配信コンテンツに関する必要能力などのメタデータとに基づき、配信先端末を選択してコンテンツを配信する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
特開2004−13424号公報
コンテンツの配信先となるユーザ端末を選択する際、前述した従来技術では、ユーザ端末に関する装備能力などのハードウェア面を考慮して選択しているため、配信コンテンツが正しく再生される端末が配信先として選択される。しかしながら、実際の用途に応じたユーザによる端末の使い分けについては考慮していないため、コンテンツの配信先をユーザ端末の用途に応じて適切に選択できないという問題点があった。
このため、従来技術によれば、例えば、文字入力の操作負担が大きいスマートフォンに対して入力欄の多いコンテンツが配信されるなど、配信コンテンツの内容と配信先ユーザ端末とのミスマッチが生じる。したがって、配信されたコンテンツをユーザが選択または閲覧した後でも、ユーザが所期の行動を起こす割合が低減し、特に広告コンテンツの場合にはコンバージョンの機会ロスに繋がるという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、同一ユーザが利用する複数の端末から、用途に応じてコンテンツの配信先を選択できる配信先選択技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるコンテンツ配信システムは、ユーザの行動履歴を記憶する行動履歴記憶部と、前記行動履歴記憶部の行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する配信先端末選択部と、前記配信先端末選択部で選択された前記ユーザ端末に、前記コンテンツを配信する配信制御部とを備え、前記配信先端末選択部は、前記行動履歴記憶部から選択した複数のユーザから得られた行動履歴に基づいて当該配信先端末を選択するようにしたものである
また、本発明にかかる上記コンテンツ配信システムの一構成例は、前記行動履歴記憶部に記憶されている各ユーザに関連付けられた行動履歴に基づいて、同一ユーザが使用する複数のユーザ端末を特定するユーザ端末特定部をさらに備え、前記配信先端末選択部は、前記ユーザ端末特定部で特定された当該ターゲットユーザのユーザ端末から当該配信先端末を選択するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記コンテンツ配信システムの一構成例は、前記配信先端末選択部が、前記行動履歴記憶部から選択した前記ターゲットユーザに関する行動履歴に基づいて当該配信先端末を選択するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記コンテンツ配信システムの一構成例は、前記配信先端末選択部が、前記行動履歴記憶部の行動履歴から抽出した、各ユーザ端末で閲覧されたコンテンツのコンテンツ種別と当該ユーザ端末の端末種別との関連性に基づいて、当該配信先端末を選択するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記コンテンツ配信システムの一構成例は、前記行動履歴記憶部の行動履歴に基づいて、コンテンツ種別と端末種別との組み合わせごとに、当該コンテンツ種別のコンテンツを当該端末種別のユーザ端末へ配信した際に、当該コンテンツに対するユーザ操作により、一定の成果が得られた割合を示す成果獲得率を算出する成果獲得率算出部をさらに備え、前記配信先端末選択部は、前記ターゲットユーザのユーザ端末から、当該コンテンツに関する成果獲得率が所定の基準を満たすユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記コンテンツ配信システムの一構成例は、前記配信制御部が、前記ターゲットユーザのユーザ端末のうち、いずれかのユーザ端末で、当該ターゲットユーザが選択または閲覧したコンテンツ、または、関連のあるコンテンツを、他のユーザ端末にも配信するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記コンテンツ配信システムの一構成例は、前記配信制御部が、前記ターゲットユーザのユーザ端末のうちのいずれか複数に、同一のコンテンツ、または、互いに関連のあるコンテンツのいずれかをそれぞれ配信するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記コンテンツ配信システムの一構成例は、前記配信制御部が、前記ターゲットユーザのユーザ端末ごとに、個々のコンテンツの配信回数をそれぞれ計数し、これら配信回数の合計がしきい値を超えたコンテンツについては、当該ターゲットユーザのすべてのユーザ端末への配信を終了するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記コンテンツ配信システムの一構成例は、前記コンテンツが、誘導先へのリンクを含むコンテンツ、あるいは、誘導先となるコンテンツと関連するコンテンツからなるものである。
また、本発明にかかる上記コンテンツ配信システムの一構成例は、前記配信制御部が、前記配信先端末が閲覧するコンテンツに設けられた表示枠に対して前記コンテンツを配信するようにしたものである。
また、本発明にかかる他のコンテンツ配信システムは、ユーザの行動履歴を記憶する行動履歴記憶部と、前記行動履歴記憶部の行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する配信先端末選択部と、前記配信先端末選択部で選択された前記ユーザ端末に、前記コンテンツを配信する配信制御部と、前記行動履歴記憶部の行動履歴に基づいて、コンテンツ種別と端末種別との組み合わせごとに、当該コンテンツ種別のコンテンツを当該端末種別のユーザ端末へ配信した際に、当該コンテンツに対するユーザ操作により、一定の成果が得られた割合を示す成果獲得率を算出する成果獲得率算出部とを備え、前記配信先端末選択部は、前記ターゲットユーザのユーザ端末から、当該コンテンツに関する成果獲得率が所定の基準を満たすユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択するようにしたものである。
また、本発明にかかる他のコンテンツ配信システムは、ユーザの行動履歴を記憶する行動履歴記憶部と、前記行動履歴記憶部の行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する配信先端末選択部と、前記配信先端末選択部で選択された前記ユーザ端末に、前記コンテンツを配信する配信制御部とを備え、前記配信制御部は、前記ターゲットユーザのユーザ端末ごとに、個々のコンテンツの配信回数をそれぞれ計数し、これら配信回数の合計がしきい値を超えたコンテンツについては、当該ターゲットユーザのすべてのユーザ端末への配信を終了するようにしたものである。
また、本発明にかかるコンテンツ配信方法は、ユーザの行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する配信先端末選択ステップと、前記配信先端末選択ステップで選択された前記ユーザ端末に前記コンテンツを配信する配信制御ステップとを備え、前記配信制御ステップは、前記行動履歴記憶部から選択した複数のユーザから得られた行動履歴に基づいて当該配信先端末を選択するようにしたものである。
また、本発明にかかる他のコンテンツ配信方法は、ユーザの行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する配信先端末選択ステップと、前記配信先端末選択ステップで選択された前記ユーザ端末に、前記コンテンツを配信する配信制御ステップと、前記行動履歴記憶部の行動履歴に基づいて、コンテンツ種別と端末種別との組み合わせごとに、当該コンテンツ種別のコンテンツを当該端末種別のユーザ端末へ配信した際に、当該コンテンツに対するユーザ操作により、一定の成果が得られた割合を示す成果獲得率を算出する成果獲得率算出ステップとを備え、前記配信先端末選択ステップは、前記ターゲットユーザのユーザ端末から、当該コンテンツに関する成果獲得率が所定の基準を満たすユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択するようにしたものである。
また、本発明にかかる他のコンテンツ配信方法は、ユーザの行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する配信先端末選択ステップと、前記配信先端末選択ステップで選択された前記ユーザ端末に、前記コンテンツを配信する配信制御ステップとを備え、前記配信制御ステップは、前記ターゲットユーザのユーザ端末ごとに、個々のコンテンツの配信回数をそれぞれ計数し、これら配信回数の合計がしきい値を超えたコンテンツについては、当該ターゲットユーザのすべてのユーザ端末への配信を終了するようにしたものである。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを、前述したコンテンツ配信システムの各部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、同一ターゲットユーザが利用する複数の端末から、用途に応じてコンテンツの配信先を選択することができる。このため、コンテンツの配信先をユーザ端末の用途に応じて適切に選択することができ、配信コンテンツの内容と配信先ユーザ端末とのミスマッチを解消することが可能となる。したがって、ターゲットユーザは配信されたコンテンツをストレスなくスムーズに閲覧することができ、閲覧後、ターゲットユーザに所期の行動を起こさせる割合を増大させることが可能となる。特に広告コンテンツの場合には、広告に対する選択操作やコンバージョンの機会を増やすことができ、極めて効率のよい広告配信を実現することが可能となる。
コンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。 コンテンツ記憶部の構成例である。 行動履歴記憶部の構成例である。 コンテンツ配信処理を示すフローチャートである。 端末特定動作を示す説明図である。 複数ユーザ端末に対するコンテンツ配信方法を示す説明図である。 複数ユーザ端末に対する他のコンテンツ配信方法を示す説明図である。 コンテンツ配信回数の計数例である。
[発明の原理]
まず、本発明の原理について説明する。
ユーザが複数のユーザ端末を用いている場合、その用途に応じてユーザ端末を使い分けている場合が多い。この使い分けは、ユーザ端末の端末種別に起因すると考えられる。例えば、スマートフォンとパーソナルコンピュータ(PC)とを比較分析すると、スマートフォンには次のような特徴がある。
a.利用時間が長いが、比較的短い隙間時間に利用される傾向が強い。
b.暇つぶしのための利用が多い。例えば電車の中での利用など。
c.他の作業との併用が多い。例えば歩きながらの利用など。
d.画面が小さくて入力操作が面倒。
e.公衆の場での利用が多く、個人情報が他人に漏えいする危険性がある。
一方、ネットを利用したビジネスモデルの典型例としての商品購入は、
A:ユーザに広告を配信
B:興味のあるユーザが広告をクリック
C:広告で紹介されている商品やサービスの購入・申込
というプロセスからなる。
これらプロセスのうち、プロセスA,Bは、前述した特徴a,bから、スマートフォンのほうがPCよりも適切である。しかし、プロセスCを行うには、前述した特徴c,d,eから、PCのほうがスマートフォンよりも適切である。すなわち、スマートフォンはプロセスA,Bに向いており、PCはプロセスCに向いていることがわかる。
例えば、ユーザがスマートフォンで保険やローンの広告をクリックした後、申し込みのプロセスを始めたが、項目の入力操作が面倒になり、申込み完了などの所期のコンバージョンまで至らずに途中でとん挫するケースが多い。
本発明は、このような分析結果から、配信するコンテンツとその配信先となる端末との組み合わせのうち、ユーザにとって用途にあった有効な組み合わせが存在することに着目し、ユーザにコンテンツを配信する場合、当該ユーザが用いている複数のユーザ端末のうち、当該コンテンツと有効な組み合わせとなる端末種別のユーザ端末へ配信するようにしたものである。
また、コンテンツとユーザ端末との組み合わせが、用途に合った有効な組み合わせかどうかの具体的な判定については、配信コンテンツに対するユーザ行動が重要となる。このため、本発明では、広告コンテンツの配信を念頭にして、広告に対するユーザの選択操作(クリック・タップ)やコンバージョン(契約・会員登録・資料請求・問い合わせ)など、広告コンテンツの所期の目的に対して一定の成果が得られる可能性に基づき判定するようにしたものである。これらユーザの選択操作やコンバージョンの可能性については、ユーザの行動履歴から容易に算出可能である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるコンテンツ配信システム10について説明する。図1は、コンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。
このコンテンツ配信システム10は、配信先となるターゲットユーザに対してコンテンツを配信する際、当該ターゲットユーザが使い分けている複数のユーザ端末から、当該コンテンツの配信先を選択する機能を有している。
図1の例では、ターゲットユーザが利用するユーザ端末として、PCからなるユーザ端末21、タブレットからなるユーザ端末22、およびスマートフォンからなるユーザ端末23が示されている。これらユーザ端末21〜23は、通信ネットワークNWを介してコンテンツ配信システム10と接続されている。ここでは、便宜上、1人のターゲットユーザに関するユーザ端末21〜23が示されているが、実際には、各ターゲットユーザが用いるユーザ端末が多数接続されるものとなる。
[コンテンツ配信システム]
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかるコンテンツ配信システム10の構成について詳細に説明する。
コンテンツ配信システム10は、全体として1つまたは複数のサーバ装置から構成されており、主な機能部として、コンテンツ記憶部11、行動履歴記憶部12、ユーザ端末特定部13、成果獲得率算出部14、配信先端末選択部15、および配信制御部16が設けられている。
これら機能部のうち、コンテンツ記憶部11および行動履歴記憶部12は、全体としてハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置から構成されている。また、ユーザ端末特定部13、成果獲得率算出部14、配信先端末選択部15、および配信制御部16は、CPUが記憶部(図示せず)のプログラムを実行することにより各種機能処理を実現する演算処理部から構成されている。このプログラムは、通信ネットワークNWを介して接続された外部装置や記録媒体(ともに図示せず)から、予め記憶部に格納される。
コンテンツ記憶部11は、ユーザ端末21〜23に配信する各種コンテンツを記憶する機能を有している。
図2は、コンテンツ記憶部の構成例である。ここでは、コンテンツを識別するためのコンテンツIDごとに、当該コンテンツのコンテンツ種別とコンテンツとが登録されている。
このうち、コンテンツ種別は、コンテンツ内容に応じた分類であり、個々のコンテンツに関する、前述したスマートフォンが持つ特徴など、ユーザが用いる各種端末の特徴との親和性や、ネットサービスにおける個々のプロセスとの関係に基づき、予め分類しておけばよい。また、コンテンツは、コンテンツを構成する各種コンテンツデータからなり、誘導先となるコンテンツへのリンクを含むコンテンツ、あるいは、誘導先となるコンテンツと関連するコンテンツも含まれている。
行動履歴記憶部12は、各ユーザの行動履歴を記憶する機能を有している。
図3は、行動履歴記憶部の構成例である。ここでは、ユーザを識別するためのユーザID、当該行動で用いられたユーザ端末を識別するための端末識別情報、当該ユーザ端末の端末種別、およびユーザの行動内容などの情報が、それぞれ組として登録されている。
ユーザIDとしては、例えば任意のサービスにユーザがログインする際に用いるIDを利用すればよい。端末識別情報としては、例えばサーバへのアクセス時にブラウザが通知する「bcookie」などの識別情報を用いればよい。端末種別としては、同じくサーバへのアクセス時にブラウザが通知する「ユーザエージェント名」に含まれる識別情報を用いればよい。行動内容としては、行動対象となったコンテンツを識別するためのコンテンツID、当該コンテンツに対する操作内容、当該行動が発生した行動日時などの情報が記録されている。
ユーザ端末特定部13は、行動履歴記憶部12に記憶されている各ユーザに関連付けられた行動履歴に基づいて、同一ユーザが使用する複数のユーザ端末を特定する機能を有している。
前述したように、ユーザがサービスにログインするという行動を行った場合、その行動履歴すなわちログイン履歴には、ユーザに固有のユーザIDが含まれる。このため、このユーザIDを仲立ちとして、どの行動履歴が同一ユーザのものかを確認できる。また、各行動履歴には、前述したように端末識別情報と端末種別とが含まれている。したがって、同一のユーザIDの行動履歴に含まれている端末識別情報を抽出すれば、同一ユーザが用いるユーザ端末を特定できるとともに、その端末種別も特定できる。
成果獲得率算出部14は、行動履歴記憶部12の行動履歴に基づいて、コンテンツ種別と端末種別との組み合わせごとに、当該コンテンツ種別のコンテンツを当該端末種別のユーザ端末へ配信した際に、当該コンテンツに対するユーザ操作により一定の成果が得られた割合を示す成果獲得率を算出する機能を有している。
前述したように、各行動履歴には、端末種別と、コンテンツIDおよび操作内容を含む行動内容とが記録されている。このため、コンテンツ記憶部11から取得したコンテンツIDと対応するコンテンツ種別と、端末種別との組について、一定の成果が得られる操作が行われたかどうかを確認することができる。一定の成果が得られる操作としては、例えば、コンテンツに配置されている、広告クリックや、契約・会員登録・資料請求・問い合わせなどのコンバージョンに対応するボタンなどの操作シンボルに対する操作を用いればよい。
配信先端末選択部15は、行動履歴記憶部12の行動履歴に基づいて、ユーザ端末特定部13で特定されたターゲットユーザが用いる複数のユーザ端末21〜23から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する機能を有している。
この際、配信先端末選択部15は、行動履歴記憶部12から選択した複数のユーザから得られた行動履歴に基づいて配信先端末を選択してもよく、行動履歴記憶部12から選択したターゲットユーザに関する行動履歴に基づいて配信先端末を選択してもよく、さらには、行動履歴記憶部12の行動履歴から抽出した、各ユーザ端末で閲覧されたコンテンツのコンテンツ種別と当該ユーザ端末の端末種別との関連性に基づいて、当該配信先端末を選択するようにしてもよい。
また、より具体的には、配信先端末選択部15は、成果獲得率算出部14で算出された各ユーザ端末21〜23の成果獲得率が所定の基準を満たすユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択するようにしてもよい。この際、成果獲得率については、複数のユーザから得られた行動履歴に基づいて算出してもよく、ターゲットユーザに関する行動履歴に基づいて算出してもよい。
配信制御部16は、配信先端末選択部15で選択されたユーザ端末にコンテンツを配信する機能を有している。この際、配信先端末の表示画面全体にコンテンツを配信してもよく、配信先端末が閲覧しているコンテンツに設けられた表示枠に対してはめ込むようにコンテンツを配信してもよい。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図4を参照して、本実施の形態にかかるコンテンツ配信システム10の動作について説明する。図4は、コンテンツ配信処理を示すフローチャートである。
コンテンツ配信システム10は、所定のコンテンツをターゲットユーザに対して配信する際、図4のコンテンツ配信処理を実行する。
なお、コンテンツ配信処理の実行にあたって、コンテンツ記憶部11には、配信すべきコンテンツが予め登録されているものとする。また、ターゲットユーザも予め特定されており、行動履歴記憶部12には、ターゲットユーザに関する行動履歴が予め登録されているものとする。
まず、ユーザ端末特定部13は、行動履歴記憶部12に記憶されている各ユーザに関連付けられた行動履歴に基づいて、同一ユーザが使用する複数のユーザ端末21〜23を特定するとともに、これらユーザ端末21〜23の端末種別を特定する(ステップ100)。
次に、成果獲得率算出部14は、配信するコンテンツのコンテンツ種別をコンテンツ記憶部11から取得するとともに、各ユーザ端末21〜23の端末種別をユーザ端末特定部13から取得する(ステップ101)。
続いて、成果獲得率算出部14は、これらコンテンツ種別と端末種別との組み合わせに基づき、各ユーザ端末21〜23の成果獲得率を算出する(ステップ102)。
この後、配信先端末選択部15は、ターゲットユーザが用いる複数のユーザ端末21〜23から、最も成果獲得率が高いユーザ端末や成果獲得率が所定の基準を満たすユーザ端末などを、当該コンテンツの配信先端末として選択する(ステップ103)。
これに応じて、配信制御部16は、配信先端末選択部15で選択されたユーザ端末にコンテンツを配信し(ステップ104)、一連のコンテンツ配信処理が終了する。
次に、図5を参照して、端末特定部での端末特定動作について説明する。図5は、端末特定動作を示す説明図である。
時刻Tにターゲットユーザのユーザ端末を特定する場合、ユーザ端末特定部13は、時刻Tから所定の時間長Taだけ遡った時点までのログイン判定期間を特定し、このログイン判定期間に得られたターゲットユーザの行動履歴から、ターゲットユーザのログインIDを特定する。次に、ログイン判定期間内に当該ログインIDでログインしたすべての端末識別情報を行動履歴から抽出する。これにより、ターゲットユーザが利用する複数のユーザ端末の端末識別情報が特定される。
ログイン判定期間は、端末識別情報の有効性を考慮して決められる。例えば、端末識別情報の例として前述した「bcookie」には、セキュリティ面から有効期間が設定されているため、比較的古い行動履歴では「bcookie」の内容が現在のものと異なっている可能性がある。ログイン判定期間を設けることにより、より新しい行動履歴の「bcookie」のみに基づいてユーザ端末を特定することができる。時間長Taの長さは、ユーザのログイン頻度に応じて決定すればよい。
この際、ログインIDだけで集計した場合、例えばユーザ端末(PC)21とユーザ端末(スマートフォン)23の両方で、同一ユーザIDでログインしていれば、行動履歴を横断的に集計可能であるが、未ログイン状態での行動履歴は集計できない。一方、端末識別情報だけで集計した場合、未ログイン状態での行動履歴も集計できるものの、例えばユーザ端末(PC)21とユーザ端末(スマートフォン)23は、同一ユーザIDでログインしていても別ユーザのユーザ端末として集計される。
これに対して、本実施の形態のように、ログインIDと端末識別情報の掛け合わせで集計した場合、例えばユーザ端末(PC)21とユーザ端末(スマートフォン)23の両方で、ログイン判定期間内に同一ユーザIDでログインしていれば、行動履歴を横断的に集計可能であり、かつ未ログイン状態での行動履歴も集計できる。したがって、より詳細に同一ユーザの行動履歴を集計することが可能となる。
また、本実施の形態では、ログインIDや端末識別情報についてはその同一性を判断するためだけに利用しており、これらログインIDや端末識別情報が、暗号化されていても問題ない。このため、本実施の形態は、ログインIDや端末識別情報を秘匿したまま利用できるため、本来のセキュリティ性を維持することができる。
また、前述ではログインIDを利用して同一ターゲットユーザの端末識別情報を抽出する場合を例として説明したが、ログインIDを用いない方法も考えられる。例えば、図5に示すように、行動履歴に記録された内容、例えば閲覧したコンテンツやユーザの操作入力した情報に類似性が存在する場合、これら行動履歴が同一ユーザのものであると推定して、これら行動履歴からの端末識別情報を抽出するようにしてもよい。
この例では、特定時点Tから時間長Tbだけ過去の時点と、さらに時間長Tcだけ遡った時点との間を行動履歴判定期間として特定し、この行動履歴判定期間内に類似性が認められた行動履歴から端末識別情報を抽出している。このような行動履歴判定期間を設けることにより、同一ターゲットユーザのユーザ端末を精度よく特定することができる。時間長Tb,Tcについては、ユーザのアクセス頻度に応じて決定すればよい。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、配信先端末選択部15が、行動履歴記憶部12の行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択するようにしたものである。
これにより、同一ターゲットユーザが利用する複数の端末から、コンテンツの配信先をユーザ端末の用途に応じて適切に選択することができ、配信コンテンツの内容と配信先ユーザ端末とのミスマッチを解消することが可能となる。したがって、ターゲットユーザは、配信されたコンテンツをストレスなくスムーズに閲覧することができ、閲覧後、所期の行動を起こさせる割合を増大させることが可能となる。特に広告コンテンツの場合には、広告に対する選択操作やコンバージョンの機会を増やすことができ、極めて効率のよい広告配信を実現することが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態にかかるコンテンツ配信システム10について説明する。
第1の実施の形態によれば、ユーザ端末特定部13により、ターゲットユーザが利用する複数のユーザ端末を特定することができる。本実施の形態では、配信制御部16が、このようなターゲットユーザが利用する複数のユーザ端末にコンテンツを配信する際の配信方法について説明する。
まず、図6を参照して、ターゲットユーザが利用するユーザ端末21〜23のうち、いずれかのユーザ端末で、ターゲットユーザが閲覧または操作したコンテンツを、他のユーザ端末にも配信する場合について説明する。図6は、複数ユーザ端末に対するコンテンツ配信方法を示す説明図である。
この際、コンテンツ閲覧に関する行動履歴は、公知の技術により、行動履歴記憶部12に行動履歴として記録できる。配信制御部16は、この行動履歴に基づき、ターゲットユーザが閲覧または操作したコンテンツを、他のユーザ端末にも配信すればよい。ここでは、スマートフォン用のコンテンツX1とPC用のコンテンツX2が、関連コンテンツXとしてコンテンツ記憶部11に登録されているものとする。
具体的には、図6に示すように、時刻T1にユーザAがユーザ端末(スマートフォン)23で、スマートフォン用のコンテンツX1を閲覧した場合、ユーザAは関連コンテンツXの内容に興味があることが予想される。このため、配信制御部16は、その後の時刻T2に、ユーザAがユーザ端末(PC)21で、任意のサーバにアクセスした場合、そのサーバから配信するコンテンツに設けられている表示枠に、関連コンテンツXのうちPC用のコンテンツX2を配信する。
これにより、例えば、ユーザAの横浜にある自宅のPCで横浜の不動産物件を検索した場合、この行動履歴をもとにして、ユーザAが勤務する東京にある会社のPCに横浜の不動産物件に関する広告を、PC用コンテンツで配信することができる。また、通勤途中でユーザAがスマートフォンを利用した場合、そのスマートフォンに対しても横浜の不動産物件に関する広告を、スマートフォン用のコンテンツで配信することができる。したがって、ユーザAが興味を示した横浜の不動産物件に関する広告を、端末を跨いで他のユーザ端末へ、端末種別に合わせたコンテンツにより配信することができる。
このため、ユーザAに対して、同様の広告を端末種別に合わせたコンテンツを用いて繰り返し配信しても、端末種別とコンテンツ種別とのミスマッチによるストレスがないため、ユーザAに所期の行動を起こさせる割合を増大させることが可能となる。したがって、広告コンテンツの場合には、広告に対する選択操作やコンバージョンの機会を増やすことができ、極めて効率のよい広告配信を実現することが可能となる。
次に、図7を参照して、ターゲットユーザが利用するユーザ端末21〜23のうちのいずれか複数に、同一のコンテンツ、または、互い関連のあるコンテンツのいずれかをそれぞれ配信する場合について説明する。図7は、複数ユーザ端末に対する他のコンテンツ配信方法を示す説明図である。この際、配信するコンテンツは、予め指定されているものとし、スマートフォン用のコンテンツX1とPC用のコンテンツX2が、関連コンテンツXとしてコンテンツ記憶部11に登録されているものとする。
具体的には、図7に示すように、時刻T1にユーザAがユーザ端末(スマートフォン)23で、任意のサーバにアクセスした場合、配信制御部16は、そのサーバから配信するコンテンツに設けられている表示枠に、関連コンテンツXのうちスマートフォン用のコンテンツX1を配信する。また、その後の時刻T2に、ユーザAがユーザ端末(PC)21で、任意のサーバにアクセスした場合、配信制御部16は、そのサーバから配信するコンテンツに設けられている表示枠に、関連コンテンツXのうちPC用のコンテンツX2を配信する。
これにより、例えば、ユーザAに自動車の広告を配信する場合、ユーザ端末(スマートフォン)23にはスマートフォン用のコンテンツX1からなる自動車広告を配信でき、ユーザ端末(PC)21にはPC用のコンテンツX2からなる自動車広告を配信できる。
このため、同様の広告を、ユーザAに対して繰り返し配信しても、端末種別とコンテンツ種別とのミスマッチによるストレスがないため、ユーザAに所期の行動を起こさせる割合を増大させることが可能となる。したがって、広告コンテンツの場合には、広告に対する選択操作やコンバージョンの機会を増やすことができ、極めて効率のよい広告配信を実現することが可能となる。
次に、図8を参照して、ターゲットユーザが利用するユーザ端末21〜23ごとに、個々のコンテンツの配信回数を計数し、これらコンテンツの配信回数の合計がしきい値を超えたときには、そのターゲットユーザのすべてのユーザ端末21〜23への配信を終了する場合について説明する。図8は、コンテンツ配信回数の計数例である。ここでは、ユーザAに対するコンテンツの配信回数の合計のしきい値を10回としている。
具体的には、図8に示すように、コンテンツX,Yに関する配信回数を、ユーザAのユーザ端末(PC)21、ユーザ端末(タブレット)22、ユーザ端末(スマートフォン)23ごとに、配信制御部16が計数する。ここで、コンテンツXの配信回数の合計は11回であり、しきい値を超えているため、各ユーザ端末21〜23に対するコンテンツXの配信は配信不可と判定される。一方、コンテンツYの配信回数の合計は9回で、まだしきい値以下であるため、各ユーザ端末21〜23に対するコンテンツXの配信は配信不可と判定される。
これにより、例えば、ユーザAに健康食品の広告を配信する場合、ユーザ端末21〜23で配信回数の合計がしきい値を超えた広告については、ユーザAはすでに当該健康食品への興味が失われたと判定されて、すべてのユーザ端末21〜23に対する配信が停止される。
このため、関連するコンテンツをユーザAのユーザ端末21〜23へ繰り返し配信する場合でも、所定の制限に応じて配信停止を判断でき、ユーザAに対するストレスを緩和できる。したがって、コンテンツの場合には、ユーザが興味を示さない広告の配信をすべてのユーザ端末に対して中止して、新たな広告をユーザに配信する機会を増やすことができ、極めて効率のよい広告配信を実現することが可能となる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
10…コンテンツ配信システム、11…コンテンツ記憶部、12…行動履歴記憶部、13…ユーザ端末特定部、14…成果獲得率算出部、15…配信先端末選択部、16…配信制御部、21…ユーザ端末(PC)、22…ユーザ端末(タブレット)、23…ユーザ端末(スマートフォン)、NW…通信ネットワーク。

Claims (16)

  1. ユーザの行動履歴を記憶する行動履歴記憶部と、
    前記行動履歴記憶部の行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する配信先端末選択部と、
    前記配信先端末選択部で選択された前記ユーザ端末に、前記コンテンツを配信する配信制御部とを備え
    前記配信先端末選択部は、前記行動履歴記憶部から選択した複数のユーザから得られた行動履歴に基づいて当該配信先端末を選択する
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記行動履歴記憶部に記憶されている各ユーザに関連付けられた行動履歴に基づいて、同一ユーザが使用する複数のユーザ端末を特定するユーザ端末特定部をさらに備え、
    前記配信先端末選択部は、前記ユーザ端末特定部で特定された当該ターゲットユーザのユーザ端末から当該配信先端末を選択する
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信先端末選択部は、前記行動履歴記憶部から選択した前記ターゲットユーザに関する行動履歴に基づいて当該配信先端末を選択することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信先端末選択部は、前記行動履歴記憶部の行動履歴から抽出した、各ユーザ端末で閲覧されたコンテンツのコンテンツ種別と当該ユーザ端末の端末種別との関連性に基づいて、当該配信先端末を選択することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記行動履歴記憶部の行動履歴に基づいて、コンテンツ種別と端末種別との組み合わせごとに、当該コンテンツ種別のコンテンツを当該端末種別のユーザ端末へ配信した際に、当該コンテンツに対するユーザ操作により、一定の成果が得られた割合を示す成果獲得率を算出する成果獲得率算出部をさらに備え、
    前記配信先端末選択部は、前記ターゲットユーザのユーザ端末から、当該コンテンツに関する成果獲得率が所定の基準を満たすユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信制御部は、前記ターゲットユーザのユーザ端末のうち、いずれかのユーザ端末で、当該ターゲットユーザが選択または閲覧したコンテンツ、または、関連のあるコンテンツを、他のユーザ端末にも配信することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信制御部は、前記ターゲットユーザのユーザ端末のうちのいずれか複数に、同一のコンテンツ、または、互いに関連のあるコンテンツのいずれかをそれぞれ配信することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  8. 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信制御部は、前記ターゲットユーザのユーザ端末ごとに、個々のコンテンツの配信回数をそれぞれ計数し、これら配信回数の合計がしきい値を超えたコンテンツについては、当該ターゲットユーザのすべてのユーザ端末への配信を終了することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記コンテンツは、誘導先へのリンクを含むコンテンツ、あるいは、誘導先となるコンテンツと関連するコンテンツからなることを特徴とするコンテンツ配信システム。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1つに記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信制御部は、前記配信先端末が閲覧するコンテンツに設けられた表示枠に対して前記コンテンツを配信することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  11. ユーザの行動履歴を記憶する行動履歴記憶部と、
    前記行動履歴記憶部の行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する配信先端末選択部と、
    前記配信先端末選択部で選択された前記ユーザ端末に、前記コンテンツを配信する配信制御部と、
    前記行動履歴記憶部の行動履歴に基づいて、コンテンツ種別と端末種別との組み合わせごとに、当該コンテンツ種別のコンテンツを当該端末種別のユーザ端末へ配信した際に、当該コンテンツに対するユーザ操作により、一定の成果が得られた割合を示す成果獲得率を算出する成果獲得率算出部とを備え、
    前記配信先端末選択部は、前記ターゲットユーザのユーザ端末から、当該コンテンツに関する成果獲得率が所定の基準を満たすユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  12. ユーザの行動履歴を記憶する行動履歴記憶部と、
    前記行動履歴記憶部の行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する配信先端末選択部と、
    前記配信先端末選択部で選択された前記ユーザ端末に、前記コンテンツを配信する配信制御部とを備え、
    前記配信制御部は、前記ターゲットユーザのユーザ端末ごとに、個々のコンテンツの配信回数をそれぞれ計数し、これら配信回数の合計がしきい値を超えたコンテンツについては、当該ターゲットユーザのすべてのユーザ端末への配信を終了する
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  13. ユーザの行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する配信先端末選択ステップと、
    前記配信先端末選択ステップで選択された前記ユーザ端末に、前記コンテンツを配信する配信制御ステップとを備え
    前記配信制御ステップは、前記行動履歴記憶部から選択した複数のユーザから得られた行動履歴に基づいて当該配信先端末を選択する
    ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  14. ユーザの行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する配信先端末選択ステップと、
    前記配信先端末選択ステップで選択された前記ユーザ端末に、前記コンテンツを配信する配信制御ステップと、
    前記行動履歴記憶部の行動履歴に基づいて、コンテンツ種別と端末種別との組み合わせごとに、当該コンテンツ種別のコンテンツを当該端末種別のユーザ端末へ配信した際に、当該コンテンツに対するユーザ操作により、一定の成果が得られた割合を示す成果獲得率を算出する成果獲得率算出ステップとを備え、
    前記配信先端末選択ステップは、前記ターゲットユーザのユーザ端末から、当該コンテンツに関する成果獲得率が所定の基準を満たすユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する
    ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  15. ユーザの行動履歴に基づいて、ターゲットユーザの複数のユーザ端末から、コンテンツを配信した際に当該コンテンツに対する当該ターゲットユーザの行動により、一定の成果が得られる可能性が高いユーザ端末を、当該コンテンツの配信先端末として選択する配信先端末選択ステップと、
    前記配信先端末選択ステップで選択された前記ユーザ端末に、前記コンテンツを配信する配信制御ステップとを備え、
    前記配信制御ステップは、前記ターゲットユーザのユーザ端末ごとに、個々のコンテンツの配信回数をそれぞれ計数し、これら配信回数の合計がしきい値を超えたコンテンツについては、当該ターゲットユーザのすべてのユーザ端末への配信を終了する
    ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  16. コンピュータを、請求項1〜請求項12のいずれか1つに記載のコンテンツ配信システムの各部として機能させるためのプログラム。
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