JP5996968B2 - 替芯ケース - Google Patents

替芯ケース Download PDF

Info

Publication number
JP5996968B2
JP5996968B2 JP2012184936A JP2012184936A JP5996968B2 JP 5996968 B2 JP5996968 B2 JP 5996968B2 JP 2012184936 A JP2012184936 A JP 2012184936A JP 2012184936 A JP2012184936 A JP 2012184936A JP 5996968 B2 JP5996968 B2 JP 5996968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
wall surface
piece
display piece
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012184936A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014042992A (ja
Inventor
幸雄 平賀
幸雄 平賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilot Corp KK
Original Assignee
Pilot Corp KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pilot Corp KK filed Critical Pilot Corp KK
Priority to JP2012184936A priority Critical patent/JP5996968B2/ja
Publication of JP2014042992A publication Critical patent/JP2014042992A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5996968B2 publication Critical patent/JP5996968B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

本発明はシャープペンシル用の芯を収容する替芯ケースに関し、より詳細には、前替芯ケースのケース本体にケースカバーを着脱自在に装着した替芯ケースに関する。
従来から、替芯ケースは、内部に収容した替芯の残量を知るため、外部から内部を視認可能とすることが求められている。しかし、替芯は自己摩耗性体であるため、移動等によってケース内部で替芯が移動すると、芯粉が発生し、見栄えを低下する問題があった。また、替芯の種類によっても異なるが、用いる色材等、含有する成分によっては耐光性において変色等の不具合が発生する恐れがあった。こうした問題を解決するため、実開平7−27882号「替芯収納ケース」では、ケース本体の裏壁面が有する透明性を表壁面の有する透明性よりも高いものとすることが開示されている。
また、特開2006−43973号「替芯ケース」では、ケース本体の内部に収容した替芯ケースの破損を防止するために、ケース本体に軟質部材をインサート成形等により取り付けた構造が開示されている。
「実開平7−27882号公報」 「特開2006−43973号公報」
しかし、特許文献1では、表裏面の透明性を相違するために、ケース本体を2部品構成とすること、ケース本体に表面に印刷を施すことが開示されているが、移動時等の衝撃によって、ケース本体に損傷する恐れがあり、印刷が剥がれしまうと、透明性に差が生じない、或いは見栄えが悪化するため、ケース本体と印刷との剥離強度など、新たな課題が発生する問題があった。
ところで、近年、使用者の好みに応じて軸色、グリップ色、香料等を適宜選択して使用することができる筆記具が数多く提案されている。しかし、替芯ケースにおいては、芯径の相違によって色を変化する程度であって、使用者が選択して使用することができる替芯ケースが切望されている。
また、リサイクル等の環境問題にも注目が高く、廃棄したときの分別、或いは回収した材料を再利用することが望まれている。合成樹脂製の替芯ケースにおいても同様に、資源有効利用促進法に基づく指定表示製品とするため、使用する樹脂をケース本体に表示することが必要となっている。
本発明の目的は、上述した従来の問題点等に鑑み、ケース本体の損傷を防止するとともに、使用者の好みに合った色や模様などを選択して使用することができる替芯ケースを提供することである。
本発明は、少なくとも表壁面、裏壁面及び底壁面を有し、内部に替芯を収納可能なケース本体と、前記ケース本体の先端部に設けた替芯取出口を開閉する蓋体を具備し、前記ケース本体に、ケースカバーを着脱自在に装着してなるシャープペンシル用の替芯ケースであって、前記ケースカバーが、少なくとも前記ケース本体の底壁面の表面側に位置し、前記底壁面を保護する底片と、前記ケース本体の表壁面又は裏壁面の表面側に位置し、前記表壁面又は裏壁面を保護する表示片と、前記底片又は表示片のどちらか一方と対向する側の一片を開口し、前記ケース本体を挿入可能及び取り外し可能な開口部とを有することを特徴とする。
尚、本発明において「先」とは、鉛芯ケースの長手方向において蓋体側を示し、「後」とは、底壁面側を示す。
また、前記表示片が、表面に段差のない平面形状又は円弧形状としたことを特徴とする。
また、前記表示片の表面の面積が、前記ケース本体の表壁面又は裏壁面の表面の面積よりも大きいことを特徴とする。
また、前記ケースカバーが、前記蓋体が替芯取出口を開閉自在に装着してあることを特徴とする。
さらにまた、前記ケースカバーを装着した替芯ケースの重心位置が、長手方向において前記替芯ケース全長の中間よりも底片側に位置することを特徴とする。
さらにまた、前記ケース本体の外面に係合部を設け、前記表示片又は底片の内面に被係合部を設けるとともに、前記係合部と被係合部が、前記開口部からケース本体を挿入する方向及び取り外し方向で、着脱自在に係合してあることを特徴とする。
さらにまた、前記底片が、前記表示片にのみ連設してあり、前記底片が、前記表示片との連設部を支点に弾性変形し、後方に拡開可能としたことを特徴とする。
前記ケース本体の表壁面又は裏壁面の表面と前記ケースカバーの表示片の内面との少なくとも一部に、前記ケース本体の表壁面又は裏壁面の表面と前記ケースカバーの表示片の内面とが離間した非接触部を有することを特徴とする。
本願発明の第1の構成によれば、前記ケースカバーが、少なくとも前記ケース本体の底壁面の表面に位置する底片と、前記ケース本体の表壁面又は裏壁面の表面に位置する表示片と、前記底片及び/又は表示片と対向する側の一片を開口した開口部と有し、前記ケース本体を前記開口部から挿入可能及び取り外し可能することにより、ケース本体の損傷を抑制し、且つ予め開口した開口部からケース本体を挿入可能及び取り外し可能としてあるので、ケースカバーのみを容易に交換することができ、使用者の好みにあったケースカバーを選択して使用することができる。
尚、本発明のケース本体には、PC樹脂、PET樹脂、PE樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、PP樹脂等の樹脂材料、ステンレス、銅合金、アルミニウム等の金属材料を使用することができ、製造コストや重量を考慮して樹脂製とすることが好ましく、樹脂の中でも耐久性等を考慮してPC樹脂、AS樹脂等が好ましい。さらに、ケースカバーには、PC樹脂、PET樹脂、PE樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、ナイロン等の硬質の樹脂材料、シリコーンゴムやオレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー等の軟質の樹脂材料、ステンレス、銅合金、アルミニウム等の金属材料を使用することができ、耐衝撃性を考慮して前述したケース本体に用いた材料よりも低硬度の硬質の樹脂材料や軟質の樹脂材料とすることが好ましく、印刷性やフィルム転写等を考慮してABS樹脂、PP樹脂等が好ましい。
本願発明の第2の構成によれば、前記表示片が、表面に段差のない平面形状又は円弧形状とすることにより、表示片に、フィルム転写や印刷を容易に行うことができる効果を奏する。
尚、前記したケースカバーの表示片は、段差のない平面形状又は円弧形状としているが、段差のない平面形状又は円弧形状とは、大きな凹凸、例えば0.1mm以上の凹凸等がないことを示すものであって、必ずしも鏡面である必要はない。尚、フィルム転写や印刷性を考慮すると平面形状とすることが好ましい。
ところで、替芯ケースを机上から落下する現象を検証すると、替芯ケースを握った手が滑り、落下させてしまうこともあるが、その多くが、机上に置いていた替芯ケースに、手や肘、本やノート等が当たって落下させてしまうものである。そのため、前記表示片の表面が、凹凸のない平面状とすることで、机上との接触面積が増加し、表示片を下側にして机上等に置いても安定した状態を維持しやすく、落下し難くすることができる効果も奏する。
本願発明の第3の構成によれば、前記表示片の表面の面積が、前記ケース本体の表壁面又は裏壁面の表面の面積よりも大きくすることで、落下時にケース本体への衝撃や損傷を緩和し易く、所望の文字や模様等、デザインの幅が拡がり、文字を大きくすることができ、名入れ等に好適に用いることができる。
本願発明の第4の構成によれば、前記ケースカバーが、前記蓋体が替芯取出口を開閉自在に装着することで、替芯の取り出し操作を支障なく実施することができる。
本願発明の第5の構成によれば、前記ケースカバーを装着した替芯ケースの重心位置が、長手方向において前記替芯ケース全長の中間よりも底片側に位置することにより、机上から誤って落下した時に、ケースカバーの底片側から落下しやすく、ケース本体及び蓋体の損傷を抑制することができる効果を奏する。また、ケースカバーを装着した替芯ケースを、机上や陳列棚等の水平面に底片を下側にして置いても安定した状態を維持しやすい効果を奏する。また、前記ケースカバーを装着した替芯ケースの重心位置が、厚さ方向において、前記替芯ケース全体厚さの中間よりも表示片側に位置することにより、机上から誤って落下した時に、ケースカバーの表示片側から落下しやすくなり、前記した長手方向の重心位置との相乗効果によって、より収容した鉛芯の破損し難くすることができる。
本願発明の第6の構成によれば、前記ケース本体の外面に係合部を設け、前記表示片又は底片の内面に被係合部を設けるとともに、前記係合部と被係合部が、前記開口部からケース本体を挿入する方向及び取り外し方向で、着脱自在に係合することで、持ち運び時などに、ケース本体とケースカバーが容易に外れることを抑制することができ、ケース本体の挿入方向又は取り外し方向で、着脱自在であるため、容易に係合、係脱することができる。
本願発明の第7の構成によれば、前記底片が、前記表示片にのみ連設してあり、前記底片が、前記表示片との連設部を支点に弾性変形し、後方に拡開可能とすることで、ケース本体とケースカバーの装着時に、底片の構造的な弾性変形によって、ケース本体の長手方向のバラツキを吸収する効果を奏する。
本願発明の第8の構成によれば、前記ケース本体の表壁面又は裏壁面の表面と前記ケースカバーの表示片の内面との少なくとも一部に、前記ケース本体の表壁面又は裏壁面の表面と前記ケースカバーの表示片の内面とが離間した非接触部を有することで、ケース本体に印刷、フィルム転写、シール貼付などによって付した商品名、材料名、模様などが、ケースカバーの交換によって剥がれ難くすることができる。また、前記ケースカバーの表示片に、前記ケース本体を外部から視認可能な窓部を設けることで、例えば、ケース本体に所望のシール等を貼付して、独自の替芯ケースとすることができる。
本発明は、上述した従来の問題点等に鑑み、ケース本体の損傷を防止するとともに、使用者の好みに合った色や模様などを選択して使用することができる替芯ケースを提供することができた。
実施形態における替芯ケースを示す外観斜視図である。 図1における表面側から見た図である。 図1における背面側から見た図である。 実施形態における替芯ケースの縦断面図である。 図1におけるケース本体の縦断面図である。 図5におけるケース本体の裏壁面側を見た外観図である。 図1におけるケースカバーを示す外観斜視図である。 図2におけるケースカバーを表面側から見た外観図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、図面中同じ部材、同じ部品については同じ番号を付してある。
図1から図8に示す第1の実施形態の替芯ケース1は、ケース本体2は着色透明な合成樹脂製からなり、表壁面2A、裏壁面2B、側壁面2C、底壁面2Dを有し、先端が開口した箱型に形成されている。また、ケース本体2には、先端部の側壁内面に取付凹部が形成され、この取付凹部に蓋固定部材3を挿入し、蓋固定部材3の突起をケース本体2の係合孔2Eに嵌合して装着してある。尚、ケース本体2の先端部は、側壁が切り欠かれて表壁面2Aと裏壁面2Bの先端部が適宜弾性変形可能に構成され、このケース本体2の裏壁面2の先端部に係合孔2Eが形成されている。
また、蓋固定部材3には、蓋体4を回動自在に嵌合してある。具体的には、蓋体4の回転軸を蓋固定部材3の取付穴に嵌合し、この嵌合部Rによって、蓋体4が、蓋固定部材3に対しての回動自在としてあり、蓋固定部材3に形成した突部に、蓋体4を嵌脱自在に嵌合してある。尚、蓋固定部材3に形成した突部に、蓋体4を嵌合した状態(蓋体を閉鎖)で、蓋固定部材3の替芯出口が閉鎖し、蓋固定部材3に形成した突部から蓋体4を回動して嵌合を外した状態(蓋体を開口)で、蓋固定部材3の替芯出口が開口して替芯(図示せず)を取り出し可能とすることができる。
また、ケース本体2には、不透明な白色の合成樹脂製からなるケースカバー5を着脱自在に装着してある。具体的には、ケースカバー5は、ケース本体2の裏壁面2Bの表面に位置する表示片5Aと、ケース本体2の底壁面2Dの表面に位置する底片5Bと、ケース本体2の側壁面2Cの表面に位置する側片5Cとを設け、表示片5Aと対向する表面側を開口した開口部K1と、底片5Bと対向する先端部側を開口した開口部K2とを設けてある。
また、ケースカバー5の両側片5Cには、内方に向かって突出した突部5CAを設けてある。ケースカバー5の側片5Cの突部5CA間距離Pは、ケース本体2の幅Qよりも小さく、且つ突部5CAの一部がケース本体2の表壁面2Aに位置するように設けてある。また、底片5Bに設けた突部5BAも同様に、突部5BAの一部が底壁面5Dの表面側に位置するように設けてある。
更に、ケースカバー5の表示片5Aの先端部には、切り欠き部5Eを設けてあり、蓋体4の一部を外部に露出してある。そのため、ケースカバー5をケース本体2に取り付けた状態で、蓋体4を回動して替芯の取り出することができる。
表示片5Aは、表面に段差のない平面形状としてあり、表示片5Aの表面の面積は、ケース本体の裏壁面2Bの表面の面積よりも大きくしてある。また、表示片5Aの表面には、予め、文字と模様の印刷(図示せず)が施してある。
また、底片5Bは、表示片5Aにのみ連設してあるため、底片5Bが、前記表示片5Aとの連設部を支点に後方に拡開する弾性変形し、ケース本体2にケースカバー5を装着した時、ケース本体2の長手方向のバラツキを吸収することができる。
ケースカバー5を装着した、鉛芯収容前の替芯ケース1の重心位置Gは、長手方向において替芯ケースGの全長Lの中間(1/2)よりも後方側(ケースカバーの底片5Bから重心Gまでの距離M<1/2L)、替芯ケース1の全体厚さ方向の中間(1/2)よりも表示片5A側に位置している。また、底片5Bは、表面に段差のない平面形状としてあり、机上や陳列棚等の水平面に底片5Bの表面を下側にして置いても安定した状態を維持しやすくしてある。また、前記ケースカバー5を装着した替芯ケース1の重心位置Gが、厚さ方向において、前記替芯ケース1全体の厚さ方向の中間よりも表示片5A側に位置することにより、机上から誤って落下した時に、ケースカバーの表示片5A側から落下しやすくなり、前記した長手方向の重心位置との相乗効果によって、落下時に、収容した鉛芯の破損を抑制することができる。
ケース本体2にケースカバー5を装着するには、ケースカバー5に設けた先端部側の開口部K2へ、ケース本体2の底壁面2D側から挿入し、ケース本体2の底壁面2Dが、ケースカバー5の底片5Bの内面に当接するまで挿入することで、両側片5Cがケース本体2を挟持して装着することができる。このとき、ケース本体2に設けた係合孔(係合部)2Eと、表示片5Aの内面に設けた、端部を略半球状とした突起(被係合部)5Dとが、着脱自在に係合することで、移動時の振動やケース本体2の自重等、ケースカバー5の開口部K2からケース本体2が不用意に外れることを抑制してある。
また、ケースカバー5の側片5Cの突部5CA及び底片5Bの突部5BAが、ケース本体2の表壁面2A側に位置するように設けてあるため、ケース本体2がケースカバー5の表面側の開口部K1から抜け出ることを抑制してある。尚、ケースカバー5をケース本体2に装着した状態で、蓋体4の回動操作可能とするため、表示片5Aに切欠部5Eを設け、蓋体5の操作部が外部に突出するようにしてある。
本実施の形態では、ケースカバー5に設けた表面側の開口部K1からもケース本体2を装着可能である。ケースカバー5に設けた表面側の開口部K1からケース本体2を装着には、ケースカバー5に設けた表面側の開口部K1へケース本体2の裏壁面2B側から挿入し、ケース本体2の裏壁面2Bが、ケースカバー5の表示片5Aの内面に当接するまで挿入することで装着することができる。このとき、ケースカバー5の側片5Cの突部5CA間距離Pは、ケース本体2の幅Qよりも小さくしてあるが、ケースカバーに設けた側片5Cは、表示片5Aに弾性変形可能に連設してあるため、ケース本体2の装着時に、側片5Cは外側に広がり、ケース本体2を挿入可能であり、弾性変形によって元に戻ることで、両側片5Cがケース本体2を挟持し、突部5CAの一部がケース本体2の表壁面2Aに位置し、ケースカバー5に設けた表面側の開口部K1から抜け出しを抑制して、ケース本体2にケースカバー5を装着することができる。また、ケースカバー5に設けた表面側の開口部K1へケース本体2の背壁面2B側から挿入した時、ケースカバー5の側片5C間にケース本体が位置し易いように、突部5CAは外方に向かって広がる断面半円状としてある。
ケース本体2からケースカバー5を取り外すには、ケースカバー5に設けた先端部側の開口部K2からケース本体2を取り出すことができる。このとき、ケースカバー5に設けた表面側の開口部K1によって、ケース本体2の表壁面2Aが外部に露出しているため、ケース本体2の表壁面2Aを指でスライドすることによって、容易に取り外しすることができる。また、ケースカバー5から突出した蓋体4を表示片5Aの表面側から開口部K1側に持ち上げることで、ケースカバー5に設けた表面側の開口部K1からも容易にケース本体2を取り外し可能である。
また、ケースカバー5の表示片5Aの内面とケース本体2の裏壁面2Bの表面との間に隙間を有する非接触部5Fを設けてある。尚、非接触部5Fは、表示片5Aの内面の中央部に凹部を設けることで、ケース本体2の裏壁面2Bの表面と、ケースカバー5の表示片5Aの内面との間に、長手方向に渡って非接触部5Fを設けてあり、この非接触部5Fでは、ケース本体2の裏壁面2Bの表面とケースカバー5の表示片5Aの内面は接触しない。また、ケースカバー5の表示片5Aの表面には、予め印刷した部分と非印刷部によって設けた窓部(図示せず)を設けてあり、ケース本体2の裏壁面2Bを、ケースカバー5の表示片5Aを介し、外部から視認可能としてある。
表示片に施す表示は、印刷に限るものではなく、シールや鏡を貼着してあってもよい。また、表示部の内容も商品名、企業名、イラスト、氏名など文字、記号若しくは図形又はこれらの組み合わせや、単色又は複数色の色付け等、特に限定されるものではない。
ケースカバーは、透明、不透明のどちらであってもよいが、表示片に印刷等を行わない又はフォルム転写等の内部視認性を有する表示を行うことで、内部を視認する窓部を設けることができるので、透明とすることが好ましい。また、ケース本体の少なくとも表壁面及び裏壁面が、光を透過し、収納した替芯を外部から視認可能とするとともに、表示面の光透過度が、前記ケース本体の背面の光透過度よりも小さく又は光不透過とすることで、光によるケース本体内の鉛芯の劣化を抑制することができる。さらに、ケース本体の裏壁面の光透過度を表壁面の光透過度よりも大きくすることで、ケースカバーを装着して光によるケース本体内の鉛芯の劣化を抑制し、ケースカバーを取り外すことで、残芯を容易に視認できるため好ましい。
また、本実施形態では、ケースカバーの表示片を表面に段差のない平面形状とし、印刷性を高めているが、表示片を断面円弧形状としてレンズ効果を得ることで、内部の視認性を高め、取り外して拡大鏡として使用することも可能である。
ケースカバーに設けた開口部も先端側及び表面側に限るものではなく、先端部、表面側、側面側の何れかに1箇所に設けてあればよい。但し、先端部、表面側、側面側の何れか2箇所に開口部を有することで、ケースカバーの着脱性が高まるので好ましい。
尚、本実施形態では、便宜上、ケース本体の形状を四角形の箱形形状としてあるが、円形の箱形形状や楕円形の箱形形状等、特に限定されるものではない。また。ケース本体の底壁面は、他の壁面と一体に設けてもよいし、尾栓等を装着し、別体にて設けてあってもよい。
蓋体の構造も特に限定されるものではなく、ケース本体に着脱自在に蓋体を嵌合してあってもよいが、本実施形態のように、蓋体を回動自在とすることで、表示片の先端をケース本体及び蓋体の先端まで延設し、落下時にケース本体及び蓋体の先端を衝突し難くすることが好ましい。
また、本実施形態では、便宜上、ケース本体に設けた係合孔(係合部)と、表示片の内面に設けた、端部を略半球状とした突起(被係合部)とが、着脱自在に係合することで、移動時の振動やケース本体の自重等、ケースカバーの開口部からケース本体が不用意に外れることを抑制してあるが、ケース本体とケースカバーを圧入係合や乗り越し係合によって不用意に外れることを抑制してあってもよい。
本発明の替芯ケースは、ケース本体に収容する芯径、芯色などの種類に限定されるものでなく、替芯ケースとして広く利用可能である。
1 替芯ケース
2 ケース本体
2A 表壁面
2B 裏壁面
2C 側壁面
2D 底壁面
2E 係合孔(係合部)
3 蓋固定部材
4 蓋体
5 ケースカバー
5A 表示片
5B 底片
5BA 突部
5C 側片
5CA 突部
5D 突起(被係合部)
5E 切り欠き部
5F 非接触部
K1、K2 開口部
L 鉛芯ケースの全長
M ケースカバーの底片から重心までの距離
P 突部間距離
Q ケース本体の幅

Claims (8)

  1. 少なくとも表壁面、裏壁面及び底壁面を有し、内部に替芯を収納可能なケース本体と、前記ケース本体の先端部に設けた替芯取出口を開閉する蓋体を具備し、前記ケース本体に、ケースカバーを着脱自在に装着してなるシャープペンシル用の替芯ケースであって、前記ケースカバーが、少なくとも前記ケース本体の底壁面の表面側に位置し、前記底壁面を保護する底片と、前記ケース本体の表壁面又は裏壁面の表面側に位置し、前記表壁面又は裏壁面を保護する表示片と、前記底片又は表示片のどちらか一方と対向する側の一片を開口し、前記ケース本体を挿入可能及び取り外し可能な開口部とを有することを特徴とする替芯ケース。
  2. 前記表示片が、表面に段差のない平面形状又は円弧形状としたことを特徴とする請求項1に記載の替芯ケース。
  3. 前記表示片の表面の面積が、前記ケース本体の表壁面又は裏壁面の表面の面積よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の替芯ケース。
  4. 前記ケースカバーを装着した替芯ケースの重心位置が、長手方向において前記替芯ケース全長の中間よりも後方側に位置することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の替芯ケース。
  5. 前記ケースカバーが、前記蓋体が替芯取出口を開閉自在に装着してあることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の替芯ケース。
  6. 前記ケース本体の外面に係合部を設け、前記表示片又は底片の内面に被係合部を設けるとともに、前記係合部と被係合部が、前記開口部からケース本体を挿入する方向及び取り外し方向で、着脱自在に係合してあることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の替芯ケース。
  7. 前記底片が、前記表示片にのみ連設してあり、前記底片が、前記表示片との連設部を支点に弾性変形し、後方に拡開可能としたことを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の替芯ケース。
  8. 前記ケース本体の表壁面又は裏壁面の表面と前記ケースカバーの表示片の内面との少なくとも一部に、前記ケース本体の表壁面又は裏壁面の表面と前記ケースカバーの表示片の内面とが離間した非接触部を有することを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の替芯ケース。
JP2012184936A 2012-08-24 2012-08-24 替芯ケース Active JP5996968B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012184936A JP5996968B2 (ja) 2012-08-24 2012-08-24 替芯ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012184936A JP5996968B2 (ja) 2012-08-24 2012-08-24 替芯ケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014042992A JP2014042992A (ja) 2014-03-13
JP5996968B2 true JP5996968B2 (ja) 2016-09-21

Family

ID=50394641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012184936A Active JP5996968B2 (ja) 2012-08-24 2012-08-24 替芯ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5996968B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20240101307A1 (en) * 2020-12-17 2024-03-28 Mitsubishi Pencil Company, Limited Replacement lead case

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0544872U (ja) * 1991-11-20 1993-06-15 大日本印刷株式会社 易廃棄性容器
JPH07156591A (ja) * 1993-12-08 1995-06-20 Pilot Precision Co Ltd 替芯ケース
JP3803941B2 (ja) * 1997-03-31 2006-08-02 株式会社トンボ鉛筆 シャープペンシル芯用容器
JP4641755B2 (ja) * 2004-08-03 2011-03-02 株式会社パイロットコーポレーション 替芯ケース

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014042992A (ja) 2014-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11117404B2 (en) Tape printing device
US20120127245A1 (en) Pivot cover structure for ink cartridge
JP2019107899A (ja) 消去具
JP5932292B2 (ja) 摩擦体及び熱変色性筆記具
JP5996968B2 (ja) 替芯ケース
CN109414830B (zh) 用于剃刀的柄部
JP2014042993A (ja) 替芯ケース
JP6298090B2 (ja) 摩擦体の製造方法
EP3496910B1 (en) Handle for a razor
CN107447454B (zh) 洗衣机
JP2012018385A (ja) 画像形成装置
JP5631634B2 (ja) パネルの傷つきを減少させるタッチペン及び補充芯
JP6540135B2 (ja) テープ印刷装置
EP3275672B1 (en) Tape printing device
KR200447446Y1 (ko) 인쇄물포켓이 구비된 안경케이스
JP2018158464A (ja) プリンター用カバー
CN211533053U (zh) 一种方便使用的水彩笔盒
KR101012746B1 (ko) 색연필 케이스
JP5320156B2 (ja) 多芯筆記具
CN208114203U (zh) 一种新型眼镜壳
AU2017310398A1 (en) Handle for a razor
JP2012224388A (ja) 筆記具レフィル収納体
JP3173827U (ja) 筆記具セット
JP2010124953A (ja) 化粧品容器
JP2007140258A (ja) 表示装置及びこれを搭載した画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160825

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5996968

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151