JP5996496B2 - 重ね押し印検出装置、方法、およびプログラム - Google Patents

重ね押し印検出装置、方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5996496B2
JP5996496B2 JP2013171203A JP2013171203A JP5996496B2 JP 5996496 B2 JP5996496 B2 JP 5996496B2 JP 2013171203 A JP2013171203 A JP 2013171203A JP 2013171203 A JP2013171203 A JP 2013171203A JP 5996496 B2 JP5996496 B2 JP 5996496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer periphery
vector
coordinate
overlap
stamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013171203A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015041190A (ja
Inventor
隆太 中澤
隆太 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Frontech Ltd filed Critical Fujitsu Frontech Ltd
Priority to JP2013171203A priority Critical patent/JP5996496B2/ja
Publication of JP2015041190A publication Critical patent/JP2015041190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5996496B2 publication Critical patent/JP5996496B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Collating Specific Patterns (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、金融機関における印鑑照合システム等に用いられる重ね押し印検出装置、方法、およびプログラムに関する。
金融機関における印鑑照合システム等において、従来、印鑑票の印鑑探索は、切出し枠内の円を検出することで実施している。
円の検出は一般的には、例えば図11(a)に示されるように、切出し枠内の#1、#2、および#3の3点の黒画素1101より、円の中心点座標O(x,y)と半径rを求め、円1102の円形度を計算する。円1102の中心点座標O(x,y)、半径r、および円形度の算出には、既知の方程式を用いている。
このような方式により一定数のサンプリングが実施された後、円形度が高い順から印鑑候補としてオペレータに表示が行われる。オペレータは提示された印鑑候補を確認し、印鑑の判定を行う。印鑑と判定されなかった場合は、次の印鑑候補がオペレータに提示される。
従来の印鑑探索では、上述のように3点の座標から円に近しい図形を求めることで印鑑が検出されている。このため、下記のような2つのパターンの重ね押し印を、正常な印鑑として検出する可能性がある。
図11(b)は、重ね押し印パターン1の説明図である。このパターンでは、切出し枠内の#1、#2、および#3の3点の黒画素1103より、重ねて押しされている印鑑のうちの1つの円1104が、正常な印鑑として検出されている。
図11(c)は、重ね押し印パターン2の説明図である。このパターンでは、切出し枠内の#1、#2、および#3の3点の黒画素1105より、近い重ね押し印全体が1つの正常な印鑑の円1106として検出されている。
また、重ね押し印が検出されることで、オペレータに余分な確認作業が発生する。そのため、オペレーション効率が低下する問題がある。図11(d)の例では、印鑑票の表示において、重ね押し印が印鑑候補1として挙がっているため、正常な印鑑でないと判定する余分な作業が発生している。
以上のように、従来の印鑑探索技術において、重ね押し印が検出されることで正常な印鑑が検出されない場合が発生するという問題点があった。
三文判等の印鑑の検出精度を向上させたり(例えば特許文献1)、印鑑の印影に「かすれ」や「にじみ」がないか自動的に判定したり(例えば特許文献2)、円存在可能性領域内の座標を通る円周の接ベクトルを算出して理想勾配を算出し入力画像中の円形状の有無を判定したりする技術(例えば特許文献3)は、従来知られている。
しかし、従来技術では、重ね押し印を検出することはできなかった。
特開2012−181619号公報 特開2012−048513号公報 特開2010−134564号公報
本発明は、重ね押し印を検出可能とすることで、オペレータの余分な確認作業を減らすことを目的とする。
態様の一例では、入力される印鑑イメージデータから円形領域を検出する円形検出部と、円形領域の外周上の各座標位置において、外周の接線方向と変化度合いを示す外周ベクトルを算出する外周ベクトル算出部と、外周に沿った外周ベクトルの変化を判定することにより、印鑑イメージデータ上での印鑑の重ね押しを検出する重ね押し判定部とを備える。
本発明によれば、重ね押し印を検出することで、オペレータの余分な確認作業を減らすことが可能となる。
本発明の実施形態による重ね押し印検出装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態における重ね押し印の検出動作の説明図である。 外周ベクトルの計算処理の説明図である。 本発明の実施形態の動作説明図である。 本発明の実施形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施形態における重ね押し印検出処理の例を示す全体フローチャートである。 外周ベクトル算出処理の詳細例を示すフローチャート(その1)である。 外周ベクトル算出処理の詳細例を示すフローチャート(その2)である。 重ね押し判定処理の詳細例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態において使用されるテーブル構成例を示す図である。 印鑑照合における一般的な円検出方法と従来の問題点の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による重ね押し印検出装置100の構成例を示すブロック図である。この構成は、例えば金融システムにおける印鑑照合装置において、重ね押し印を検出する機能構成の例を示すものである。
管理部113は、印鑑イメージデータ114の入力と重ね押し印の判定結果の結果通知115の出力を制御する。また、管理部113は、円形検出部101、外周ベクトル座標算出部103、外周ベクトル座標比較部105、重ね押し判定部112に対する、データの受け渡しや、処理の繰返し動作等を制御する。
円形検出部101は、管理部113を介して入力された印鑑イメージデータ114から円形領域を検出する。具体的には、円形検出部101は、円形領域を検出し、その中心座標と、検出された円形領域の外周を構成する検出円外周座標を決定し、円形検出情報記憶部102に記憶させる。
外周ベクトル座標算出部103、外周ベクトル座標比較部105、成分算出部106、およびスカラー算出部108からなる部分は外周ベクトル算出部を構成し、円形領域に対応する外周上の各座標位置において、外周の接線方向と変化度合いを示す外周ベクトルを算出する。より具体的には、以下の構成を有する。
外周ベクトル座標算出部103は、円形検出部101が検出した中心座標を中心として360度を複数等分した各放射角方向に線分を伸ばしたときに、各線分が外周と交わるときの外周上の各検出円外周座標を、外周ベクトル座標として算出し、外周ベクトル座標記憶部104に記憶する。
外周ベクトル座標比較部105は、外周に沿って検出され外周ベクトル座標記憶部104に記憶されている外周ベクトル座標同士を比較することにより、各外周ベクトル座標毎に、外周ベクトル座標を起点としてその外周ベクトル座標に対して外周の所定方向(例えば反時計回り方向)に隣接する外周ベクトル座標とで定まる組を決定する。
成分算出部106は、外周ベクトル座標比較部105が決定した外周ベクトル座標の組から、外周ベクトルのx座標成分およびy座標成分を算出し、成分記憶部107に記憶させる。
スカラー算出部108は、外周ベクトル座標比較部105が決定した外周ベクトル座標の組から、外周ベクトルのスカラーを算出し、スカラー記憶部109に記憶させる。
成分変位判定部110およびスカラー変位判定部111は、外周上で互いに隣接する外周ベクトルの組について、成分記憶部107に記憶されている成分の変位およびスカラー記憶部109に記憶されているスカラーの変位を、それぞれ判定する。
重ね押し判定部112は、成分変位判定部110およびスカラー変位判定部111での各判定結果を総合して、重ね押し印を判定し、管理部113を介して結果通知115を出力する。より具体的には、重ね押し判定部112は、成分変位判定部110で成分の変位が所定の成分閾値に比較して大きいと判定し、かつスカラー変位判定部111でスカラーの変位が所定のスカラー閾値に比較して大きいと判定した外周ベクトルの組が2組あるときに、印鑑イメージデータ114上での印鑑の重ね押しを検出する。
図2は、本発明の実施形態における重ね押し印の検出動作の説明図である。印鑑の重ね押しがない場合には、図1の円形検出部101が検出する円形領域が真円に近くなって、その外周(=円周)上の外周ベクトルの変化は一定となる。
これに対して、印鑑の重ね押しがある場合には、円形検出部101が検出する円形領域としては、図2に示されるように、#1および#2の2つの円201が検出される状態となり、それらの検出円201は#1および#2の2つの交点203で交わる。
#1および#2の2つの検出円201が合わさった外周上で外周ベクトルを算出すると、例えば#nおよび#n+1の隣接する外周ベクトル202の組では、成分およびスカラーの変位は、それほど大きくなく、それぞれ所定の成分閾値および所定のスカラー閾値の範囲内にある。
これに対して、#1の交点203付近の#iおよび#i+1の隣接する外周ベクトル202の組と、#2の交点203付近の#kおよび#k+1の隣接する外周ベクトル202の組では、外周ベクトルの変化に違いが生じて成分およびスカラーの変位は大きくなり、それぞれ所定の成分閾値および所定のスカラー閾値の範囲外となる。
本実施形態では、この変化の違いを検出することで、重ね押し印を検出する。
重ね押し印の特徴が検出された円形領域は、印鑑候補から除外する。外周上を一周しても重ね押し印の特徴が2回以上検出されなかった場合は、印鑑候補として残す。
図3は、上述の重ね押し印の検出動作を実現するための、外周ベクトルの計算処理の説明図である。
外周ベクトルは、図1の円形検出部101にて検出された、印鑑候補図形である円形領域の外周の座標の変化から計算する。
まず、円形検出部101は、図3の#1および#2の2つの検出円201の外周を構成する座標群を検出している。以下、この座標を、「検出円外周座標」と称する。この検出円外周座標は、図3に示される#1および#2の2つの検出円201の外周上の点線の各点に相当する程度の細かさで算出される。
次に、図1の外周ベクトル座標算出部103が、円形検出部101が検出した中心座標301からその中心座標301を中心として360度をn等分した各放射角方向に#0〜#n−1のn本の線分302を伸ばしてゆく。具体的には、後述するように、中心座標301を起点として、x座標値およびy座標値に、各放射角方向毎に予め決められているx差分およびy差分がそれぞれ順次加算されてゆく。この結果、中心座標301から各放射角方向に伸びてゆく線分302上の各座標が順次算出される。線分302の分割数nは、図1の重ね押し印検出装置100の管理部113に予め環境定義設定される。
そして、外周ベクトル座標算出部103は、各線分302毎に、新たに算出した線分302上の座標が、図1の円形検出部101で算出され円形検出情報記憶部102に記憶されているいずれかの検出円外周座標303と一致するか否かを監視する。外周ベクトル座標算出部103は、その一致を検出したときに、線分302が円形検出部101で検出された円形領域の外周と交わったと判定し、その座標を外周ベクトル座標303として、図1の外周ベクトル座標記憶部104に記憶させる。外周ベクトル座標算出部103は、この検出動作を#0〜#n−1の各線分302毎に実行することにより、#0〜#n−1の外周ベクトル座標303を算出し、外周ベクトル座標記憶部104に記憶させる。
次に、図1の外周ベクトル座標比較部105は、上述のようにして外周ベクトル座標記憶部104に記憶された外周ベクトル座標303を、図3に示される303(#0)と303(#1)、303(#1)と303(#2)、・・・という反時計回りの順番で順次外周ベクトル座標303の組を決定してゆく。#n−1の外周ベクトル座標303に到達したら、最後に、外周ベクトル座標303(#n−1)と303(#0)の組を決定する。
これらの組により、図3に示される#0から#n−1までの各外周ベクトル304が算出されることになる。例えば、外周ベクトル304(#i)は、起点である外周ベクトル座標303(#i)から終点である外周ベクトル座標303(#i+1)までを結ぶベクトルである。
図1の成分算出部106は、外周ベクトル座標比較部105が決定した外周ベクトル座標303の組から、外周ベクトル304のx座標成分およびy座標成分を算出し、成分記憶部107に記憶させる。具体的には、成分算出部106は、終点の外周ベクトル座標303のx座標値から起点の外周ベクトル座標303のx座標値を減算することにより、外周ベクトル304のx座標成分を算出する。また、成分算出部106は、終点の外周ベクトル座標303のy座標値から起点の外周ベクトル座標303のy座標値を減算することにより、外周ベクトル304のy座標成分を算出する。
図1のスカラー算出部108は、外周ベクトル座標比較部105が決定した外周ベクトル座標303の組から、外周ベクトル304のスカラーを算出し、スカラー記憶部109に記憶させる。具体的には、スカラー算出部108は、成分算出部106が算出した外周ベクトル304のx座標成分の2乗と同じくy座標成分の2乗を加算した結果の平方根として、外周ベクトル304のスカラーを算出する。
印鑑が重ね押しされている場合には、算出された#0から#n−1までの各外周ベクトル304のうち、図3の#1と#2の2つの検出円201の2つの交点付近の外周ベクトル304(#i)と304(#i+1)の組、および外周ベクトル304(#k)と304(#k+1)の組において、図2で説明したように、2つのベクトル間の変位が大きくなる。具体的には、成分算出部106で算出され成分記憶部107に記憶されているx座標成分とy座標成分のそれぞれのベクトル間での変化量が大きくなる。かつ、スカラー算出部108で算出されスカラー記憶部109に記憶されているスカラーのそれぞれのベクトル間での変化量が大きくなる。
これらの変化を図1の成分変位判定部110およびスカラー変位判定部111が判定し重ね押し判定部112が総合判定することにより、重ね押し印を検出することができる。
図4は、本発明の実施形態の動作説明図である。
まず図4(a)に示されるように、いま印鑑票に、印鑑候補1(前述した図11(b)の重ね押し印パターン1に対応)、印鑑候補2(前述した図11(c)の重ね押し印パターン2に対応)、および印鑑候補3(押し直し印)などが押印されているとする。
図1において、この印鑑票に対応する印鑑イメージデータ114が重ね押し印検出装置100に入力すると、円形検出部101が、それぞれの印鑑候補に対応する印鑑枠内で、円形領域と、その中心座標301および検出円外周座標群を検出する。
続いて、図4(b)の太線矢印で示されるように、図3で前述した方法で中心座標301から円周法方向に伸びる#0から#n−1の線分302に基づいて、各印鑑候補毎に、外周ベクトル304の集合が算出される。
さらに、図3で前述した方法で外周ベクトル304の変化(成分変位とスカラー変位)が計算される結果、例えば図4(c)において、その変化量が許容範囲外となる外周ベクトル304の組が、印鑑候補1および印鑑候補2のそれぞれに対して、2組ずつ検出される。
この結果、図4(d)に示されるように、重ね押しパターン1および2に対応する印鑑候補1および2が候補から除外され、押し直し印に対応する候補のみが新たな印鑑候補1として、図1の重ね押し判定部112から管理部113を介して結果通知115として出力される。
以上のようにして、本発明の実施形態では、印鑑探索時に重ね押し印を印鑑候補から除外することよって、印鑑検出精度を向上させることが可能となる。
また、重ね押し印が印鑑候補として挙がらなくなるため確認すべき印鑑の数が減り、オペレーション効率を向上させることが可能となる。
図5は、図1のブロック構成を有する重ね押し印検出装置100をソフトウェア処理として実現できるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図5に示されるコンピュータは、CPU501、メモリ502、入力装置503、出力装置504、外部記憶装置505、可搬記録媒体509が挿入される可搬記録媒体駆動装置506、及び通信インタフェース507を有し、これらがバス508によって相互に接続された構成を有する。同図に示される構成は上記システムを実現できるコンピュータの一例であり、そのようなコンピュータはこの構成に限定されるものではない。
CPU501は、当該コンピュータ全体の制御を行う。メモリ502は、プログラムの実行、データ更新等の際に、外部記憶装置505(或いは可搬記録媒体509)に記憶されているプログラム又はデータを一時的に格納するRAM(ランダムアクセスメモリ)等のメモリである。CUP501は、プログラムをメモリ502に読み出して実行することにより、全体の制御を行う。
入力装置503は、ユーザによるキーボードやマウス等による入力操作を検出し、その検出結果をCPU501に通知する。
また、入力装置503は、紙の印鑑票などをスキャンして図1の印鑑イメージデータ114を入力するためのスキャナ装置などを備えてもよい。
出力装置504は、CPU501の制御によって送られてくるデータを表示装置や印刷装置に出力する。例えば、出力装置504は、図1の管理部113から出力される結果通知115である印鑑候補(図4(d)等参照)を、ディスプレイ表示する。
外部記憶装置505は、例えばハードディスク記憶装置である。主に各種データやプログラムの保存に用いられる。
可搬記録媒体駆動装置506は、光ディスクやSDRAM(シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ)、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の可搬記録媒体509を収容するもので、外部記憶装置505の補助の役割を有する。
通信インターフェース507は、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)又はWAN(ワイドエリアネットワーク)の通信回線を接続するための装置である。
図1の重ね押し印検出装置100の機能は、後述する図6から図9のフローチャート等で実現される図1の各部の機能を搭載したプログラムをCPU501が実行することで実現される。そのプログラムは、例えば外部記憶装置505や可搬記録媒体509に記録して配布してもよく、或いはネットワーク接続装置507によりネットワークから取得できるようにしてもよい。
図6は、図5のコンピュータによって実行される重ね押し印検出処理の例を示す全体フローチャートである。
まず、図5のCPU501は、図5の入力装置503などから入力される印鑑イメージデータ114(図1)から円形領域を検出する円形検出処理を実行する(ステップS601)。このステップは、図1の円形検出部101の機能を実現する。このステップでは、エッジ抽出等の既知の手法により円形領域が検出され、その中心座標と、検出された円形領域の外周を構成する検出円外周座標群が算出され、図1の円形検出情報記憶部102を構成する例えば図5のメモリ502や外部記憶装置505に記憶される。
図10(a)は、上述の検出円外周座標群を記憶する検出円外周座標テーブルのデータ構成例を示す図である。(X0,Y0)(X1,Y1)(X2,Y2)等で示される検出円外周座標毎に、インデックス0,1,2等が付与されている。
次に、CPU501は、外周ベクトル算出処理(ステップS602)と、それに続いて重ね押し判定処理(ステップS603)を実行して、重ね押し印の判定を行う。ステップS602は、図1の外周ベクトル座標算出部103、外周ベクトル座標比較部105、成分算出部106、およびスカラー算出部108の機能を実現し、その詳細処理は、図7および図8のフローチャートで示される。ステップS603は、図1の成分変位判定部110、スカラー変位判定部111、および重ね押し判定部112の機能を実現し、その詳細処理は、図9のフローチャートで示される。
図7および図8は、図6のステップS602の外周ベクトル算出処理の詳細例を示すフローチャートである。
まず、図5のCPU501は、予めユーザによって指示され図5のメモリ502等に記憶されている環境定義から、図3の#1および#2の検出円201を線分302によって分割するときの分割数nを取得する(図7のステップS701)。
次に、CPU501は、図3の#0〜#n−1のn本の線分302を各放射角方向に伸ばしてゆくための検出円分割線分方向を保持する検出円分割線分方向テーブルを、例えば図5のメモリ502や外部記憶装置33に作成する(図7のステップS702)。
図10(b)は、検出円分割線分方向テーブルのデータ構成例を示す図である。検出円分割線分方向テーブルの各レコードは、図3で説明したように、各線分302を、中心座標301から各放射角方向に伸ばすために、中心座標301を起点として、x座標値およびy座標値に順次加算するための、各放射角方向毎に予め決められているx差分およびy差分を保持する。このx差分とy差分の符号を含む値の組合せによって、伸びる線分の方向、すなわち検出円分割線分方向が決定される。また検出円分割線分方向テーブルの各レコードには、図3の#0から#n−1までのn本の線分302に対応して、0からn−1までのインデックスが付与される。
検出円分割線分方向テーブルのデータは、印鑑イメージデータ114等の入力データには依存しないため、図5の外部記憶装置505やメモリ502の一部を構成するROM(リードオンリーメモリ)などに予め記憶させておいてよい。
次に、CPU501は、ステップS703とS715のループ制御処理(ループ1)によって、上述の分割数n回分だけ、ステップS704からS714までの一連の処理を繰り返し実行する。この繰返し処理中の1回の処理は、図3の#0から#n−1までの各線分302のうちの1本の線分302に対する処理に対応する。この処理では、選択された線分302が円周方向に順次伸ばされながら、伸ばした先の座標が検出円201の外周を構成する検出円外周座標302と一致するか否か、すなわち線分302が外周と交わるか否かが判定され、この結果、その線分302に対応する外周ベクトル座標303(図3参照)が検出される。
まず、CPU501は、現在のループ回数に対応するインデックスを有する検出円分割線分方向(x差分とy差分)を、図10(b)の検出円分割線分方向テーブルから取得する(図7のステップS704)。
次に、CPU501は、現在のループ回数に対応する線分302を伸ばす起点となる現在の探索座標を、検出円201の中心座標301(図3参照)に設定する(図7のステップS705)。
次に、CPU501は、ステップS706とS714のループ制御処理(ループ2)によって、線分302を伸ばす先の上限である座標探索上限回数分だけ、ステップS707からS713までの一連の処理を繰り返し実行する。
すなわちまず、CPU501は、探索座標のx座標とy座標にそれぞれ、ステップS704で取得した検出円分割線分方向に対応するx差分とy差分を加算する(図7のステップS707)。
CPU501は、図10(a)の検出円外周座標テーブルから、検出円201の外周を構成する検出円外周座標を1つ取得する(図7のステップS708)。最初は、インデックス0の検出円外周座標が取得される。
そして、CPU501は、ステップS709とS713のループ制御処理(ループ3)によって、検出円外周座標テーブルに登録されている数に対応する回数分だけ、ステップS710からS712までの一連の処理を繰り返し実行する。
すなわち、CPU501は、ステップS707で更新された(線分302が伸ばされた)探索座標が、現在取得されている検出円外周座標と一致するか否かを判定する(図7のステップS710)。
CPU501は、探索座標と検出円外周座標が一致せずステップS710の判定がNOならば、図10(a)の検出円外周座標テーブルから、次のインデックスの検出円外周座標を取得する(図7のステップS712)。
その後、CPU501は、ステップS713からS709のループ制御に戻った後に再びステップS710を実行し、探索座標が次の検出円外周座標に一致するか否かを判定する。
伸ばされた線分302がまだ検出円201の外周に到達しておらず、検出円外周座標テーブル中の全ての検出円外周座標に対してステップS710の判定がNOとなり、ステップS713で繰返し処理が終了すると、CPU501は、ステップS714からS706のループ制御に戻った後に再びステップS707を実行し、探索座標を更新して線分302を伸ばす。
伸ばされた線分302が検出円201の外周に到達し、検出円外周座標テーブル中のいずれかの検出円外周座標に対してステップS710の判定がYESとなると、CPU501は、その探索座標を外周ベクトル座標303(図3参照)として、例えば図5のメモリ502や外部記憶装置505に記憶される外周ベクトル座標テーブルに追加する(図7のステップS711)。このテーブルは、図1の外周ベクトル座標記憶部104に対応する。
図10(c)は、外周ベクトル座標テーブルのデータ構成例を示す図である。ステップS703とS715で制御されているループ1における現在の線分302に対応するインデックスを有するレコードに、探索座標=外周ベクトル座標303が登録される。
その後、CPU501は、現在の線分302に対応する外周ベクトル座標303が算出できたので、ループ1を制御するステップS715からS703に移り、次の線分302に対する外周ベクトル座標303の算出処理を実行する。
上述した図7のステップS701からS715までの一連の処理は、図1の外周ベクトル座標算出部103の機能を実現する。
以上のようにして、#0から#n−1のn本の線分302に対応する外周ベクトル座標303の算出処理が終了すると、CPU501は、図7のステップS715から図8のステップS801に制御を移す。
CPU501は、ステップS801とS807のループ制御処理(ループ4)によって、上述のようにして算出された外周ベクトル座標303の数に対応する回数分だけ、ステップS802からS806までの一連の処理を実行する。この処理では、各外周ベクトル座標303毎に、その座標を起点とする外周ベクトル304(図3参照)が算出される。
すなわちまず、CPU501は、ループ4の回数が進む毎に、図10(c)の外周ベクトル座標テーブル上でインデックスを+1ずつしながら、隣接する2つの外周ベクトル座標303を抽出する(図8のステップS802)。例えば、ループ4における現在の外周ベクトル座標303のインデックスがiであるとすれば、外周ベクトル座標テーブルから、インデックスiの外周ベクトル座標303とインデックスi+1の外周ベクトル座標303が抽出される。なお、インデックスが最後の#n−1の線分302に対応する外周ベクトル座標303に到達したら、図3に示されるように一週回ったことになるので、外周ベクトル座標テーブルから、インデックスn−1の外周ベクトル座標303とインデックス0の外周ベクトル座標303が抽出される。
CPU501は、ステップS802で抽出した外周ベクトル座標303の組において、以下のようにして対応する外周ベクトル304(図3参照)のベクトル成分を計算する(図8のステップS803)。まず、CPU501は、終点側の外周ベクトル座標303のx座標値から起点側の外周ベクトル座標303のx座標値を減算することにより、外周ベクトル304のx座標成分を算出する。また、CPU501は、終点側の外周ベクトル座標303のy座標値から起点側の外周ベクトル座標303のy座標値を減算することにより、外周ベクトル304のy座標成分を算出する。
ステップS803は、図1の成分算出部106の機能を実現する。
CPU501は、ステップS803で算出した外周ベクトル304のベクトル成分を、例えば図5のメモリ502や外部記憶装置505に記憶される外周ベクトルテーブルに保持する(図8のステップS804)。
ステップS804は、図1の成分記憶部107の機能を実現する。
さらに、CPU501は、ステップS803で計算された外周ベクトル304のx座標成分の2乗と同じくy座標成分の2乗を加算した結果の平方根として、外周ベクトル304のスカラーを算出する(図8のステップS805)。
ステップS805は、図1のスカラー算出部108の機能を実現する。
CPU501は、ステップS805で算出した外周ベクトル304のスカラーを、外周ベクトルテーブルに保持する(図8のステップS806)。
ステップS806は、図1のスカラー記憶部109の機能を実現する。
図10(d)は、上記外周ベクトルテーブルのデータ構成例を示す図である。各インデックスに対応して、外周ベクトル304(図3参照)のx成分(x座標成分)、y成分(y座標成分)、およびスカラーが記憶される。
図9は、図6のステップS603の重ね押し判定処理の詳細例を示すフローチャートである。
図5のCPU501はまず、ベクトル成分判定基準と、スカラー判定基準を算出する(図9のステップS901、S902)。ベクトル成分判定基準およびスカラー判定基準はそれぞれ、外周ベクトル304の成分の変位およびスカラーの変位が、どれだけ大きければ印鑑が重ね押しされたかを判定するための、所定の成分閾値および所定のスカラー閾値である。これらの基準は、例えばメモリ502の一部を構成するROMや外部記憶装置505などから読み込まれてもよい。
次に、CPU501は、例えば図5のメモリ502に記憶する現在入力している印鑑イメージデータ114に対する重ね押し判定変数の値を0に設定する(図9のステップS903)。
その後、CPU501は、ステップS904とS910のループ制御処理によって、図8のループ4によって作成された外周ベクトルテーブル(図10(d))の要素数(=外周ベクトル304の数)に対応する回数分だけ、ステップS905からS909までの一連の処理を実行する。
すなわちまず、CPU501は、ループの回数が進む毎に、図10(d)の外周ベクトルテーブル上でインデックスを+1ずつしながら、隣接する2つの外周ベクトル304の要素を抽出する(図9のステップS905)。例えば、ループにおける現在の外周ベクトル304のインデックスがiであるとすれば、外周ベクトルテーブルから、インデックスiの外周ベクトル304の要素とインデックスi+1の外周ベクトル304の要素が抽出される。なお、インデックスが最後の#n−1の線分302に対応する外周ベクトル304に到達したら、図3に示されるように一週回ったことになるので、外周ベクトルテーブルから、インデックスn−1の外周ベクトル304の要素とインデックス0の外周ベクトル304の要素が抽出される。
次に、CPU501は、2つの外周ベクトル304の要素間で、x成分またはy成分の変位がステップS901で算出した基準を超過しているか否かを判定する(図9のステップS906)。
ステップS906は、図1の成分変位判定部110の機能を実現する。
ステップS906の判定がYESならば、CPU501はさらに、2つの外周ベクトル304の要素間で、スカラーの変位がステップS902で算出した基準を超過しているか否かを判定する(図9のステップS907)。
ステップS907は、図1のスカラー変位判定部111の機能を実現する。
ステップS907の判定もYESならば、CPU501は、重ね押し判定変数に1を加算する(図9のステップS908)。
CPU501は、ステップS906またはS907の判定がNOの場合、あるいはステップS908の処理の後に、重ね押し判定変数の値が2になっているか否かを判定する(図9のステップS909)。
重ね押し判定変数の値が2になっていない、すなわち重ね押しがなされたとする判定がまだ2回に達しておらずステップS909の判定がNOならば、ステップS910からS904のループ制御処理に戻り、外周ベクトルテーブル上のインデックスが更新されて、次の隣接しあう外周ベクトル304の組に対して、重ね押しの判定が実行される。
重ね押し判定変数の値が2になった、すなわち重ね押しがなされたとする判定が2回に達してステップS909の判定がYESになると、CPU501は、入力した印鑑イメージデータ114に重ね押し印があると判定し、重ね押し印の存在を示す結果通知115(図1)を出力する(ステップS912)。
重ね押し判定変数の値が2にならないままステップS904とS910で制御される繰返し処理が終了すると、CPU501は、入力した印鑑イメージデータ114に重ね押し印はなく正常印があると判定し、正常印の存在を示す結果通知115(図1)を出力する(ステップS911)。
ステップS908からS912の一連の処理は、図1の重ね押し判定部112の機能を実現する。
以上の実施形態は、本発明を図1の重ね押し印検出装置100として実施した場合について説明したが、本発明は例えば金融システムの印鑑照合システムに組み込まれて実施されてもよい。
101 円形検出部
102 円形検出情報記憶部
103 外周ベクトル座標算出部
104 外周ベクトル座標記憶部
105 外周ベクトル座標比較部
106 成分算出部
107 成分記憶部
108 スカラー算出部
109 スカラー記憶部
110 成分変位判定部
111 スカラー変位判定部
112 重ね押し判定部
113 管理部
114 印鑑イメージデータ
115 結果通知
201 検出円
202 外周ベクトル
203 交点
301 中心座標
302 線分
303 外周ベクトル座標
304 外周ベクトル
501 CPU
502 メモリ
503 入力装置
504 出力装置
505 外部記憶装置
506 可搬記録媒体駆動装置
507 通信インタフェース
508 バス
509 可搬記録媒体

Claims (6)

  1. 入力される印鑑イメージデータから円形領域を検出する円形検出部と、
    前記円形領域の外周上の各座標位置において、外周の接線方向と変化度合いを示す外周ベクトルを算出する外周ベクトル算出部と、
    前記外周に沿った前記外周ベクトルの変化を判定することにより、前記印鑑イメージデータ上での印鑑の重ね押しを検出する重ね押し判定部と、
    を備えることを特徴とする重ね押し印検出装置。
  2. 前記外周ベクトル算出部は、前記円形領域の中心座標から該中心座標を中心として360度を複数等分した各放射角方向に線分を伸ばしたときに該各線分が前記外周と交わるときの前記外周上の各座標を外周ベクトル座標として算出し、該算出した外周ベクトル座標毎に、該外周ベクトル座標を起点として該外周ベクトル座標に対して前記外周の所定方向に隣接する外周ベクトル座標とで定まるベクトルを前記外周ベクトルとして算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の重ね押し印検出装置。
  3. 前記外周ベクトル算出部は、前記外周ベクトルの成分およびスカラーを算出し、
    前記重ね押し判定部は、前記外周上で互いに隣接する前記外周ベクトルの組について、前記成分または前記スカラーの変位を判定することにより、前記印鑑イメージデータ上での印鑑の重ね押しを検出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の重ね押し印検出装置。
  4. 前記重ね押し判定部は、前記成分の変位が所定の成分閾値に比較して大きくかつ前記スカラーの変位が所定のスカラー閾値に比較して大きくなる前記外周上で互いに隣接する前記外周ベクトルの組が2組あるときに、前記印鑑イメージデータ上での印鑑の重ね押しを検出する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の重ね押し印検出装置。
  5. 入力される印鑑イメージデータから円形領域を検出し、
    前記円形領域に対応する外周上の各座標位置において、外周の接線方向と変化度合いを示す外周ベクトルを算出し、
    前記外周に沿った前記外周ベクトルの変化を判定することにより、前記印鑑イメージデータ上での印鑑の重ね押しを検出する、
    ことを特徴とする重ね押し印検出方法。
  6. 入力される印鑑イメージデータから円形領域を検出するステップと、
    前記円形領域に対応する外周上の各座標位置において、外周の接線方向と変化度合いを示す外周ベクトルを算出するステップと、
    前記外周に沿った前記外周ベクトルの変化を判定することにより、前記印鑑イメージデータ上での印鑑の重ね押しを検出するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2013171203A 2013-08-21 2013-08-21 重ね押し印検出装置、方法、およびプログラム Expired - Fee Related JP5996496B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013171203A JP5996496B2 (ja) 2013-08-21 2013-08-21 重ね押し印検出装置、方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013171203A JP5996496B2 (ja) 2013-08-21 2013-08-21 重ね押し印検出装置、方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015041190A JP2015041190A (ja) 2015-03-02
JP5996496B2 true JP5996496B2 (ja) 2016-09-21

Family

ID=52695329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013171203A Expired - Fee Related JP5996496B2 (ja) 2013-08-21 2013-08-21 重ね押し印検出装置、方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5996496B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6949507B2 (ja) * 2016-08-05 2021-10-13 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 蒸着マスク及びその製造方法並びに蒸着マスク用積層体及びその製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03250380A (ja) * 1990-02-28 1991-11-08 Toyo Electric Mfg Co Ltd 輪郭セグメント抽出方式
JPH11114860A (ja) * 1997-10-20 1999-04-27 Yamaha Motor Co Ltd 認識方法及びピッキング装置
JP5192315B2 (ja) * 2008-07-18 2013-05-08 一夫 相坂 2値画像を領域分割するための凹点検出方法
JP2010134564A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記録した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015041190A (ja) 2015-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2241999B1 (en) Underline removal apparatus
US11461409B2 (en) Digitization of technical documentation driven by machine learning
JP5830004B2 (ja) 3次元モデル生成装置、3次元モデル生成方法及び3次元モデル生成プログラム
JP6464504B2 (ja) 電子機器、処理方法およびプログラム
JP5342052B1 (ja) 電子機器および方法
CN105453132A (zh) 实施图像处理的信息处理设备和图像处理方法
JP5502943B2 (ja) 情報処理装置、認証装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
KR101158679B1 (ko) 직접입력 방식의 전자문서 상의 도형입력 방법, 그리고 직접입력 방식의 전자문서 상의 도형입력 프로그램을 기록한 컴퓨터로 판독가능한 기록매체
JP5539555B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
CN115546809A (zh) 基于单元格约束的表格结构识别方法及其应用
CN103139438B (zh) 图像处理装置和图像处理方法
CN109491568B (zh) 鼠标事件处理方法、装置、设备及计算机可读存储介质
JP5996496B2 (ja) 重ね押し印検出装置、方法、およびプログラム
CN110827301A (zh) 用于处理图像的方法和装置
CN109753157A (zh) 显示屏的手势控制方法及装置
JP4845761B2 (ja) 3次元モデルの形状簡略化装置及び3次元モデルの形状簡略化プログラム
CN113263728A (zh) 3d打印机的报警方法、装置、3d打印机和存储介质
CN115797955A (zh) 基于单元格约束的表格结构识别方法及其应用
WO2014174665A1 (ja) システムおよび筆跡検索方法
JP2014183485A (ja) 入力装置、入力方法、及びコンピュータプログラム
JP2016126198A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP5666011B1 (ja) 方法及び電子機器
US20230072081A1 (en) Vector Object Stylization from Raster Objects
KR102555414B1 (ko) 개인화 3차원 얼굴 모델 생성장치
JP2019082871A (ja) 表示制御プログラム、表示制御方法、および表示制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5996496

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees