JP5996258B2 - 防護柵 - Google Patents

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本発明は落石、崩落土砂、雪崩等の衝撃力を吸収する防護柵に関する。
図8に示すように、所定の間隔を隔てて立設した支柱80,80間に複数のロープ81を多段的に横架するとともに複数のロープ81の片面にネット82を付設した防護柵において、多段的に配置した複数のロープ81に跨って帯状の間隔保持材83を配置し、間隔保持材83とロープ81の交差部をUボルト等の固定具84で固定することで、多段的に配置した複数のロープ81間の口開きを防止することが知られている(特許文献1〜3)。
複数のロープ81の片面にネット82を付設する手段としては、ロープ81とネット82の重合箇所に螺旋状の連結コイル85を巻き付けて連結している(特許文献4,5)。
特開2003‐184035号公報(図1) 実開昭60‐190804号公報(図1,7) 特開平8−246420号公報(図1,2) 特開2012−2014号公報(図1,3) 特開2002−54109号公報(図1)
従来の防護柵はつぎのような問題点がある。
<1>図9,10に示すように、落石86の衝撃吸収性能は、複数のロープ81およびネット82が支柱80,80間のスパン距離L1に亘って自由変形をすることを前提としている。
しかしながら、間隔保持材83の剛性がロープ81およびネット82の自由変形を阻害して、実際に機能するロープ81およびネット82の支間距離(自由変形距離)L2を大幅に短くしている。
さらに、間隔保持材83は受撃位置の周辺への荷重伝達も阻害している。
したがって、間隔保持材83を具備した従来の防護柵は衝撃吸収性能を十分に発揮できなかった。
<2>落石86の衝突に伴う荷重の伝達範囲と変形範囲が狭い範囲に制限されるだけでなく、間隔保持材83や連結コイル85はロープ81に沿ったネット82の横移動を拘束する。
そのため、ネット82をロープ81に部分的に連結した連結コイル85が衝撃荷重に耐えきれずに引きちぎられ、つづいてロープ81から分離したネット82が破断し、さらに間隔保持材83の摺動に伴い上下のロープ81の間隔が大きく広げられて落石86が抜け落ちる危険がある。
<3>間隔保持材83とロープ81の間で摺動を生じたときに、ロープ81がロックしたりキンクしたりしてロープ81が破断する。
<4>一本の螺旋状の連結コイル85を取り付けるには、ネット82をロープ81へ押さえつつ、連結コイル85を何度も回転させる必要があるだけでなく、回転作業の途中で連結コイル85の先端の進行方向を修正しなければならないから、連結コイル85を使用したネット82の付設作業に多くの時間と労力を要する。
本発明はつぎの防護柵を提供することを目的とする。
<1>柵全体としての衝撃吸収性能を十分に発揮できること。
<2>主ロープとネットの相互間で広範囲に亘って荷重伝達を行えること。
<3>間隔保持材を使用しないで主ロープの間隔を保持できること。
本発明に係る防護柵は、所定の間隔を隔てて立設した支柱間に複数の主ロープを多段的に張設し、前記主ロープは支柱に対して摺動可能に取り付けてあり、前記複数の主ロープにネットを取り付けた防護柵であって、前記主ロープに沿ってネットの内部に挿通した横骨と、前記主ロープと横骨との間に、該主ロープと横骨との間の横移動を許容するように係留して、ネットを主ロープに取り付ける係留リングとを具備し、前記横骨および係留リングを介して前記主ロープとネット間、ネットと横骨との間、横骨と係留リングとの間、および係留リングと主ロープとの間の相互の横移動を許容するように構成し、受撃時に主ロープとネットが互いに干渉し合うことなく、それぞれ独立して自由変形をすることを特徴とする。
前記主ロープと衝撃吸収用支柱の交差部、または主ロープの中間部に減衰装置を設けてもよい。
前記ネットには菱形金網を使用でき、また前記係留リングにはシャックルを使用できる。
本発明は少なくとも次のひとつの効果を奏する。
<1>横骨および係留リングを介して主ロープとネット間で相互の横移動を許容するように構成したことで、受撃時において主ロープとネットが互いに干渉し合うことなく、それぞれ独立して自由変形をさせることができる。
したがって、間隔保持材を具備した従来の防護柵と比較して衝撃吸収性能を十分に発揮することができる。
<2>主ロープおよびネットに作用した衝撃力は、横骨および係留リングを経由して主ロープとネットの広範囲に伝達することが可能である。
<3>ネットの内部に挿通した横骨および係留リングを介してネットを主ロープに取り付けることで、主ロープの間隔を保持できるので、従来の間隔保持材を省略できる。
<4>ネットの内部に挿通した横骨が荷重の分散伝達機能を発揮するため、ネットの一部が引っ張られたり、過大な張力が作用したりしない。
したがって、横骨と接触するネットの線材の荷重負担が軽減されるから、ネットの破断を効果的に防止できる。
<5>主ロープの摺動を邪魔する間隔保持材等の抵抗要素がなくなるので、主ロープのロックやキンクに起因した主ロープの破断を未然に防止できる。
<6>ネットの内部に挿通した横骨と主ロープとの間の複数箇所を係留リングで連結するだけの作業で以てネットを主ロープに付設できる。
したがって、従来のような螺旋状の連結コイルが不要となり、ネットの付設作業に要する時間と労力を大幅に削減できる。
本発明に係る防護柵の側面図 図1におけるII−IIの断面図 主ロープと横骨の連結部の斜視図 主ロープと支柱の交差部に減衰装置を設けたモデル図 主ロープの中間部に減衰装置を設けたモデル図 主ロープとネットの自由変形範囲を説明するための本発明に係る防護柵の平面モデル図 自由変形範囲における主ロープとネットの説明図 間隔保持材を用いた従来の防護柵の側面図 受撃時における防護柵の側面図 主ロープとネットの自由変形範囲を説明するための従来の防護柵の平面モデル図
図1〜図7を参照しながら本発明に係る実施例について説明する。
<1>防護柵の構成
図1において本発明に係る防護柵は、所定の間隔を隔てて立設した支柱10と、隣り合う支柱10間に多段的に張設した複数の主ロープ20と、主ロープ20に取付けるネット30と、側方からネット30の内部に挿通した横骨40と、主ロープ20および横骨40の間を連結する係留リング50とを具備する。
本発明の防護柵は、図2,3に示すように、横骨40および係留リング50を介して、ネット30を主ロープ20に間接的に取り付け、主ロープ20の全長に亘って複数の主ロープ20とネット30との自由変形を許容するように構成したものである。
<2>支柱
支柱10は鋼管や形鋼等の鋼柱、コンクリート柱等の公知の自立可能な柱体で、必要に応じて支柱10の頭部に控えロープが接続してある。
支柱10の下部は基礎コンクリートや地山等に埋設するか、または地山の表面に接地して自立するタイプの何れでも良い。
<3>主ロープ
主ロープ20は鋼製ロープ、繊維製ロープ、または樹脂製ロープを使用できる。
主ロープ20の全長は支柱10のワンスパン単位、複数スパン単位、または柵の全長単位の何れであってもよいが、少なくとも主ロープ20の両端部は支柱10に固定または摺動可能に取り付けてある。
<4>減衰装置
図1,6では図示を省略しているが、主ロープ20には減衰装置21が設けてあって、減衰装置21によって衝撃力を吸収し得るようになっている。
図4には支柱10との交差部に減衰装置21を設置した形態を示し、図5は支柱10,10の中間部に減衰装置21を設置した形態を示す。
減衰装置21としてはつぎの公知の減衰装置や減衰機構を適用できる。
a.二枚のプレート間に二本の主ロープ20の端部近くを強固に挟持し、プレートと主ロープ20間の摩擦抵抗で以てエネルギーを減衰する摩擦抵抗式。
b.主ロープ20の端部または中間部にバネ等の伸縮可能な弾性部材を配置し、弾性部材の伸張抵抗で以てエネルギーを減衰する弾性変形抵抗式。
c.主ロープ20の中間に形成したループ部を鋼管で覆い、鋼管の変形抵抗で以てエネルギーを減衰する組成変形抵抗式。
d.主ロープ20の端部または中間部に流体式のダンパーを配置し、ダンバー内の流体抵抗で以てエネルギーを減衰する流体抵抗式等。
<5>ネット
ネット30は複数の主ロープ20と協働して落下物の捕捉、および主ロープ20の間隔保持をするための面状部材であり、例えば公知の菱形金網、亀甲金網、ワイヤロープ製ネットまたは樹脂ロープ製ネット等が使用可能である。
ネット30を編成する線材31は、例えば一本の鋼線、または複数の鋼線を撚り合わせた複合線を使用でき、予想される衝撃力に対抗し得るだけの強度と変形能力が付与してある。
殊にネット30の強度で以て主ロープ20の間隔保持を達成するには、高強度鉄線(290〜1910N/mm2の鉄線または鋼線)で編成した菱形金網が好適である。
<6>横骨
主ロープ20とネット30との間での自由変形を許容した状態で連結するため、横骨40と係留リング50とを組み合せて使用する。
横骨40は荷重の分散伝達機能と、主ロープ20の間隔保持機能を併有した折り曲げ可能なロープ状または棒状の部材で、例えばワイヤロープや鋼棒等を使用できる。
ネット30の内部には横一列に連続した網目空間が画成してあるから、この網目空間を利用してネット30の側方から主ロープ20の設置間隔に合わせて横骨40を差し込む。
ネット30内に位置させた横骨40は、ネット30の網目空間内で横移動が可能であり、ネット30の網目空間内での上下移動が規制される。
横骨40はネット30内に位置させるだけであり、ネット30に対しては非固定の関係にある。
横骨40の全長は、主ロープ20と同様に支柱10のワンスパン単位、複数スパン単位、または柵の全長単位の何れであってもよい。
<7>係留リング
各主ロープ20と横骨40との間は複数の係留リング50を介して連結する。
係留リング50は主ロープ20と横骨40との間での横移動を許容するように、非固定状態で連結するための係留金具であり、予想される衝撃力に対抗し得るだけの強度が付与してある。
ネット30の網目内に露出する横骨40に係留させた係留リング50の上下移動および横移動は、網目空間で規制される。
図3では係留リング50としてシャックルを用いる場合を示しているが、シャックル以外に公知の係留式金具を使用できる。
ワンスパンにおける係留リング50の設置数や設置間隔は想定される衝撃吸収材エネルギー等を考慮して適宜選択する。
要は、ネット30と横骨40との間、横骨40と係留リング50との間、および係留リング50と主ロープ20との間でそれぞれ横移動を許容する状態で連結できればよい。
[防護柵の組立方法]
本発明に係る防護柵の組立方法について説明する。
<1>主ロープの横架
隣り合う支柱10の間に複数の主ロープ20を多段的に横架する。
主ロープ20と支柱10との交差部、または主ロープ20の中間部に図4,5で例示した設置形態で減衰装置21を設置し、各主ロープ20を弛みのない状態で支柱10の間に張設する。
なお、本例では主ロープ20およびネット30を支柱10に対して斜面山側に配設する場合について説明するが、主ロープ20およびネット30は支柱10の斜面谷側に配設してもよい。
<2>ネットの取付け
以下の要領でネット30を複数の主ロープ20の片面に付設する。
<2.1>横骨の挿入
複数の主ロープ20の片面をネット30で覆い、ネット30の側方から各主ロープ20に対応するように横骨40を内挿する。
本例ではひとつの網目空間内に一本の横骨40を内挿する場合について示しているが、ひとつの網目空間内に複数本の横骨40を内挿してもよい。
なお、予め複数の横骨40を内挿した後にネット30を吊り上げてもよい。
<2.2>係留リングの取付け
重合配置した各横骨40と各主ロープ20との間の複数個所に係留リング50を取り付けて、ネット30を主ロープ20に取り付ける。
ネット30の重量は横骨40および係留リング50を介して複数の主ロープ20で支持する。
係留リング50は横骨40と主ロープ20を係留対象とするものであるが、ネット30を係留対象に含める場合もある。
要は、ネット30と横骨40との間、横骨40と係留リング50との間、および係留リング50と主ロープ20との間でそれぞれ相互に横移動が可能に連結してあればよい。
以上説明したように、ネット30に内挿した横骨40と、主ロープ20との間の数箇所を係留リング50で連結するだけの簡単な作業でネット30を主ロープ20に取り付けできる。
[衝撃の減衰メカニズム]
図6,7を参照して、横骨40および係留リング50を介してネット30を主ロープ20に取り付けた防護柵に落石60が衝突したときの衝撃の減衰メカニズムについて説明する。
<1>荷重の伝達について
ネット30の一部に作用した衝撃力は、ネット30から横骨40へ伝達され、さらに横骨40から係留リング50を経由して主ロープ20へ伝達され、最終的に支柱10から反力を得てネット30と主ロープ20とが斜面谷側へ向けて変形する。
ネット30から主ロープ20へ荷重を伝達する際、ネット30の一部に作用した荷重は横骨40の全長に亘って分散され、分散荷重が複数の係留リング50を経由して主ロープ20へ分散して伝達される。
このように本発明では、ネット30に作用した衝撃力を、横骨40と複数の係留リング50を経由してネット30と主ロープ20との間で広範囲に伝達し合うことが可能となる。
<2>線材の荷重負担について
ネット30を構成する線材31の荷重負担について検討する。
横骨40はネット30の網目を形成する複数の線材31と当接可能な状態でネット30の全長に亘って内挿してある。
横骨40が荷重の分散伝達部材として機能するため、受撃時においては、横骨40とネット30の間で荷重が分散して伝達される。
したがって、ネット30を編成する線材31の荷重負担が大幅に軽減されるから、線材31の破断を効果的に防止できる。
<3>主ロープの自由変形について
主ロープ20に引張力が作用すると、主ロープ20の端部または中間に介在した減衰装置21が荷重を減衰しながら主ロープ20の全長を延伸する。
ネット30と主ロープ20の間が、横骨40と係留リング50とを介して相互に横移動可能に連結されているため、主ロープ20はネット30との連結の影響を受けずに伸長することが可能となる。つまり主ロープ20はネット30から分離して単独で伸長する。
より詳しく説明すると、主ロープ20の伸張時において、主ロープ20は係留リング50内を円滑に移動するため、主ロープ20の移動力が横骨40やネット30へ伝わらない。
そのため、横骨40は軸方向へ向けた張力を受けず、またネット30も主ロープ20に引き摺られることがない。
したがって、主ロープ20は支柱10のスパン距離L1に亘って自由変形することが可能となる(図6)。
殊に、本発明では多段的に配置した複数の主ロープ20の間に高剛性の間隔保持材が存在しないので、主ロープ20の張力は、その全長に亘って均一となる。
<4>ネットの自由変形について
ネット30に衝撃力が作用すると、ネット30は斜面谷側へ向けて変形する。
ネット30と主ロープ20の間は、横骨40と係留リング50とを介して相互に横移動可能であるから、ネット30は主ロープ20に沿って円滑に横移動する。
したがって、ネット30は主ロープ20と同様に、支柱10間のスパン距離L1に亘って自由変形する(図6)。
すなわち、ネット30と主ロープ20の支間距離(自由変形距離)は、それぞれ支柱10間のスパン距離L1とほぼ等しくなる。
またネット30と係留リング50の位置関係は変わらないが、主ロープ20に対して係留リング50は横移動自在に係留している。
そのため、ネット30または主ロープ20の何れか一方または両方が伸長したときでも、係留リング50はネット30を引っ張ることがないから、ネット30を構成する線材31の引き千切りを防止できる。
<5>主ロープの間隔保持について
ネット30に内挿した横骨40と主ロープ20との間を係留リング50で連結したことで、ネット30は主ロープ20の間隔を保持する部材として機能する。
したがって、受撃時に主ロープ20の間隔が無制限に広がろうとしても、ネット30の強度で以て主ロープ20の上下方向の変形を効果的で、かつ確実に拘束できるから、従来の防護柵のような高剛性の間隔保持材を省略できる。
仮に係留リング50に代えて、ネット30、横骨40および主ロープ20の三部材の間をらせん状を呈する高強度のコイルやワイヤロープで剛結すると、連結に多くの時間と労力を要して作業性が悪くなるだけでなく、主ロープ20に沿ったネット30の横移動がし難くなるか、或いは横移動が不能となる。
そのため、受撃時にネット30を編成する線材が引っ張られて破断して、ネット30による捕捉機能と主ロープ20の間隔保持機能を喪失する危険がある。
本発明ではこのような事態を回避するために、横骨40および係留リング50を介してネット30を主ロープ20に取り付けるようにした。
[他の実施例]
前記実施例では、主ロープ20に減衰装置21を設けた場合について説明したが、減衰装置21を省略してもよい。
減衰装置21を省略した場合は、中間用の支柱10に主ロープ20を挿通するための係止孔、係止フック等を設け、これらの係止孔、係止フック等に主ロープ20を移動可能に挿通させ、主ロープ20の端部を端末用の支柱10に固定する。
本例における作用効果は既述した実施例と同様であるが、本例では主ロープ20自身の伸びに起因して主ロープ20が伸長する。
10・・・・・支柱
20・・・・・主ロープ
21・・・・・減衰装置
30・・・・・ネット
40・・・・・横骨
50・・・・・係留リング
60・・・・・落石

Claims (3)

  1. 所定の間隔を隔てて立設した支柱間に複数の主ロープを多段的に張設し、前記主ロープは支柱に対して摺動可能に取り付けてあり、前記複数の主ロープにネットを取り付けた防護柵であって、
    前記主ロープに沿ってネットの内部に挿通した横骨と、
    前記主ロープと横骨との間に、該主ロープと横骨との間の横移動を許容するように係留して、ネットを主ロープに取り付ける係留リングとを具備し、
    前記横骨および係留リングを介して前記主ロープとネット間、ネットと横骨との間、横骨と係留リングとの間、および係留リングと主ロープとの間の相互の横移動を許容するように構成し、
    受撃時に主ロープとネットが互いに干渉し合うことなく、それぞれ独立して自由変形をすることを特徴とする、
    防護柵。
  2. 請求項1において、前記主ロープと衝撃吸収用支柱の交差部、または主ロープの中間部に減衰装置を設けたことを特徴とする、防護柵。
  3. 請求項1または請求項2において、前記ネットが菱形金網であることを特徴とする、防護柵。
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