JP5995681B2 - 計量装置 - Google Patents
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Description
本発明は、例えば台秤、料金秤、重量選別機等の種々の計量装置に適用することができるが、本実施形態では、計量装置が台秤である場合について説明する。
ここで、kはスパン係数で、予め設定された値である。Wiは零点初期値、Wzは零点調整値である。零点初期値Wiは予め設定された値であり、零点調整値Wzは、はじめは(例えば計量装置の工場出荷時)、0に設定されており、後述の零点調整処理によって更新される。
この(2)式において、右辺のWn/Dの値は端数処理がなされて(小数点以下が四捨五入されて)、重量値Wdが算出される。ここで、Dは換算係数(所定値)であり、例えばD=4に予め定められている。これは、内部計量値Wnが、表示される重量値Wdに対してD倍(例えば4倍)の精度(分解能)で算出されることを意味している。
本計量装置では、例えば工場出荷時には、零点初期値Wi及びスパン係数kの設定処理がなされており、それぞれの値が記憶部5bに記憶されている。この設定処理は、前述の(1)式において、Wz=0として、零点初期値Wiは、保持手段1に被計量物が載っていないときに、内部計量値Wnが0となるように、すなわち、そのときの出力デジタル値Wadの値が零点初期値Wiに設定される。
PL2=k・PL1/D ・・・(5)
PU1=ADU−(ADZ+ADM) ・・・(6)
PU2=k・PU1/D ・・・(7)
ここで、(4)式におけるADLは、A/D変換器4の出力可能なデジタル値の範囲(出力可能デジタル値範囲)XDの下限値(最小値)である。また、(6)式におけるADUは、A/D変換器4の出力可能デジタル値範囲XDの上限値(最大値)である。
この(8)式は、例えば次のようにして得られる。
また、零点調整値Wzが0に設定されている場合において、測定可能重量範囲αの最小値(0)の重量の被計量物が計量された場合(すなわち被計量物が無い場合)のA/D変換器4の出力デジタル値WadをWadsとし、そのときに算出される重量値WdをWdsとすれば、(3)式より、次の(3−2)式が成立つ。
ここで、測定可能重量範囲αの大きさAdmは、Wdm−Wdsであり、この範囲αの大きさAdmに対応するA/D変換器4の出力変化量ADMは、Wadm−Wadsである。したがって、測定可能重量範囲αの大きさAdmは、(3−1)式及び(3−2)式に基づいて、次式で表される。
=k(Wadm−Wads)/D
=k・ADM/D
ここで、Adm=k・ADM/Dを変形すれば、(8)式が得られる。
PU1=g(Td) ・・・(10)
これらの関数は、例えば一次関数として求められる。なお、一次関数以外の関数(例えば二次関数等)として求めるようにしてもよい。
また、本実施形態では、下限余裕値PL1が下限許容値PLE未満である場合、また、上限余裕値PU1が上限許容値PUE未満である場合には、表示部7の画面に警報が表示されるので、使用者は荷重センサ2の交換修理を行わなければならないことを容易に知ることができる。また、使用者は、このとき表示される余裕値から荷重センサ2が使用限界に至る時期を見極めることが可能になり、それまで零点調整処理を行わせながら計量装置を使用することができる。
2 荷重センサ
3 増幅回路
4 A/D変換器
5 制御装置
6 操作入力部
7 表示部
8 時計
11 計量ユニット
12 荷重検出手段
Claims (10)
- 被計量物を保持するための保持手段を支持し、負荷される荷重に応じたアナログ荷重信号電圧を出力する荷重センサと、
入力可能なアナログ電圧範囲及びこの範囲に対応する出力可能なデジタル値の範囲が規定されており、前記荷重センサから出力されるアナログ荷重信号電圧をA/D変換してデジタル値を出力するA/D変換器と、
前記A/D変換器から出力されるデジタル値を被計量物の重量に応じた計量値に換算する計量値換算手段と、
前記保持手段に被計量物が保持されていない場合に前記A/D変換器から出力されるデジタル値である零点A/D変換値を、前記計量値換算手段により換算した前記計量値が、零でないときに、前記計量値が零となるように零点調整処理を行う零点調整手段と、
前記零点調整処理が行われたときに、前記零点A/D変換値に基づいて、予め定められた測定可能重量範囲に対応する前記A/D変換器の現時点におけるデジタル値の出力範囲と前記出力可能なデジタル値の範囲との2つの範囲の下限値同士の差である下限余裕値と、前記2つの範囲の上限値同士の差である上限余裕値とのうちの少なくとも一方を算出する余裕値算出手段と、
前記余裕値算出手段により算出される下限余裕値及び/または上限余裕値に関する情報を報知する余裕値報知手段と
を備えた計量装置。 - 前記余裕値報知手段は、
前記余裕値算出手段により算出される下限余裕値及び/または上限余裕値を画面に表示する第1の表示手段からなる、
請求項1に記載の計量装置。 - 前記余裕値算出手段により算出される下限余裕値及び/または上限余裕値を重量値に換算する余裕値換算手段をさらに備え、
前記余裕値報知手段は、
前記余裕値換算手段により換算された下限余裕値の換算重量値及び/または上限余裕値の換算重量値を画面に表示する第2の表示手段からなる、
請求項1に記載の計量装置。 - 前記余裕値算出手段は、
前記現時点におけるデジタル値の出力範囲の下限値である前記零点A/D変換値から、前記出力可能なデジタル値の範囲の下限値を減算した値を、前記下限余裕値として算出するよう構成された、
請求項1〜3のいずれかに記載の計量装置。 - 前記余裕値算出手段により算出される前記下限余裕値を予め設定された第1許容値と比較して、前記下限余裕値が前記第1許容値未満であるか否かを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段により前記下限余裕値が前記第1許容値未満であると判定されたときに第1の警報を出力する第1の警報出力手段とをさらに備えた、
請求項1〜4のいずれかに記載の計量装置。 - 前記余裕値算出手段は、
前記現時点におけるデジタル値の出力範囲の下限値である前記零点A/D変換値に、前記測定可能重量範囲の大きさに対応して予め定められている前記A/D変換器の出力デジタル値の最大変化量を加算することにより、前記現時点におけるデジタル値の出力範囲の上限値を算出し、このデジタル値の出力範囲の上限値を、前記出力可能なデジタル値の範囲の上限値から減算した値を、前記上限余裕値として算出するよう構成された、
請求項1〜5のいずれかに記載の計量装置。 - 前記余裕値算出手段により算出される前記上限余裕値を予め設定された第2許容値と比較して、前記上限余裕値が前記第2許容値未満であるか否かを判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段により前記上限余裕値が前記第2許容値未満であると判定されたときに第2の警報を出力する第2の警報出力手段とをさらに備えた、
請求項1〜6のいずれかに記載の計量装置。 - 前記現時点より前の所定期間内において前記余裕値算出手段により算出された下限余裕値に基づいて、前記下限余裕値の将来の値を予測するための第1の関数を求める第1の関数導出手段と、
前記第1の関数に基づいて、前記現時点から、予測される前記下限余裕値の将来の値が予め設定された第1許容値未満となるまでに要する期間を算出する第1の期間算出手段と、
前記第1の期間算出手段で算出された期間に関する情報を報知する第1の報知手段とをさらに備えた、
請求項1〜7のいずれかに記載の計量装置。 - 前記現時点より前の所定期間内において前記余裕値算出手段により算出された上限余裕値に基づいて、前記上限余裕値の将来の値を予測するための第2の関数を求める第2の関数導出手段と、
前記第2の関数に基づいて、前記現時点から、予測される前記上限余裕値の将来の値が予め設定された第2許容値未満となるまでに要する期間を算出する第2の期間算出手段と、
前記第2の期間算出手段で算出された期間に関する情報を報知する第2の報知手段とをさらに備えた、
請求項1〜8のいずれかに記載の計量装置。 - 前記計量値換算手段により換算された前記計量値をさらに重量値に換算する重量値換算手段と、
前記重量値換算手段により換算された重量値を画面に表示する重量値表示手段とをさらに備えた、
請求項1〜9のいずれかに記載の計量装置。
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