JP5995526B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は無線通信システムに関し、特に複数の通信基地局を用いて通信領域を形成する無線通信システムに関するものである。
従来から、携帯電話等の通信端末の通信を中継する通信基地局を備える無線通信システムが広く普及している。
このような無線通信システムにおける通信基地局は、例えば半径数百m〜十数kmの通信範囲を有しているが、1つの通信基地局の通信範囲を超える領域で通信の中継を可能にするため、または、1つの通信基地局の通信範囲内で信号(電波)を良好に受信できない領域を補完するため等の目的で、互いの通信範囲が少なくとも一部重なる複数の通信基地局が無線通信システムに用いられる場合がある(特許文献1参照)。
特開2010−56881号公報
しかし上記のような無線通信システムにおいて、通信情報量の増加等に伴い信号を送信するための電力が増加しており、送信電力を抑えつつ、より効率のよい通信を行うことに対する需要が高まっていた。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、複数の通信基地局を備える無線通信システムにおいて、信号の送信電力を抑えつつ、通信の効率を高めることができる無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に関する無線通信システムは、自身の通信圏内において端末の通信を中継する複数の通信基地局を備え、各前記通信基地局の前記通信圏は、互いに重ならず設定され、各前記通信基地局が、複数の前記通信基地局の前記通信圏に亘る報知領域に、自身の基地局情報を報知する報知部と、前記基地局情報を受信した前記端末から、当該端末の位置情報を受信する受信部と、前記端末の前記位置情報に基づいて、前記端末の位置が自身の前記通信圏に含まれるか否かを判定する判定部と、前記端末の位置が自身の前記通信圏に含まれる場合、当該端末の位置する方向に信号送信方向を限定して当該端末の通信を中継する信号を送信する送信部とを備えることを特徴とする。
本発明の別の態様に関する無線通信システムは、自身の通信圏内において端末の通信を中継可能である2つの通信基地局と、各前記通信基地局を焦点とする楕円形状に形成された反射壁面とを備え、少なくとも一方の前記通信基地局が信号を発信し、前記反射壁面が、一方の前記通信基地局から発信された前記信号を、他方の前記通信基地局へ反射させることを特徴とする。
本発明の上記態様によれば、複数の通信基地局を備える無線通信システムにおいて、信号の送信電力を抑えつつ、通信の効率を高めることができる。
本発明の実施形態に関する無線通信システムの構成を示す図である。 無線通信システムにおける通信基地局の構成を概念的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に関する無線通信システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に関する無線通信システムの動作を説明する図である。 本発明の実施形態に関する無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の前提技術に関する無線通信システムの構成を示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
まず、本発明の前提技術として、2つの通信基地局による通信領域について説明する。
図6は、2つの通信基地局1Aおよび通信基地局2Aを備える無線通信システム100Aの構成を概略的に示す図である。
図6に示されるように無線通信システム100Aにおいては、通信基地局1Aの通信圏10Aと、通信基地局2Aの通信圏20Aとが、互いに一部が重なって設定されている。例えば端末7Bは通信圏20A内に位置するので、通信基地局2Aによってその通信を中継される。
ここで、通信圏10Aと通信圏20Aとが重なる領域は、通信基地局1Aおよび通信基地局2Aが端末(図示せず)の通信を中継する際のそれぞれの信号(電波)が干渉しうる干渉領域30となる。
一方で、通信基地局1Aおよび通信基地局2Aの間の領域であっても、通信圏10Aおよび通信圏20Aの範囲内に含まれず、各通信基地局が端末7Aの通信を中継することができない不感領域40が形成される。図6に示されるような壁面50に囲まれた空間において無線通信システム100Aを構築する場合には、通信圏10Aおよび通信圏20Aの範囲内に含まれない壁面50付近の領域が不感領域40となってしまう。
上記の干渉領域30を縮小させるためには通信圏10Aおよび通信圏20Aをさらに縮小すればよいが、その場合には不感領域40が拡張されてしまうという問題がある。
以下に示す第1実施形態では、特に2つの通信基地局を用いて通信領域を設定する場合に、上記のような問題を解消しつつ信号の送信電力を抑え、通信の効率を高めることができる無線通信システムについて説明する。
<第1実施形態>
<構成>
図1は、本発明の本実施形態に関する無線通信システム100の構成を概略的に示す図である。
図1に示されるように無線通信システム100は、通信基地局1と、通信基地局2とを備える。
通信基地局1は、端末の通信を中継する基地局であるが、自身の基地局情報(周波数情報、帯域幅情報等)を発信する報知領域15と、端末の通信を中継する領域である通信圏10とが異なっている。
通信基地局2も同様に、端末の通信を中継する基地局であるが、自身の基地局情報を発信する報知領域15と、端末の通信を中継する領域である通信圏20とが異なっている。
また、通信圏10と通信圏20とは互いに重ならず設定されている。
本実施形態における報知領域15は、通信基地局1と通信基地局2とを焦点とする楕円形状に設定されており、図1に示されるような壁面50で囲まれた領域において、空間占有率の高い効率的な形状となっている。なお、報知領域15の範囲形状は、通信基地局から発信される信号(電波)の各方向における送信電力の調整で実現される。図1に示される両通信基地局を内部に含む楕円形状であれば、楕円線上のある地点における通信基地局1から発信された信号の送信電力値の平方根(正値)と、同じ地点における通信基地局2から発信された信号の送信電力値の平方根(正値)との和が、常に一定となるように調整されることによって実現される(アンテナ利得は一定と仮定)。
本実施形態においては、報知領域15は、通信基地局1および通信基地局2で共通であるが、両者の報知領域15は完全に重なっている必要はなく、双方の報知領域を合わせた範囲が、通信圏10および通信圏20を覆う範囲であればよい。
本実施形態における通信圏10は、報知領域15を2等分した左半分に相当する領域であり、本実施形態における通信圏20は、報知領域15を2等分した右半分に相当する領域である。すなわち通信圏10と通信圏20との境界は、各通信基地局までの距離が等しい。
報知領域15における通信圏10および通信圏20の分割の仕方は、図示されるような場合に限らないが、端末の位置が通信基地局から離れるほど、通信を中継するために必要となる送信電力が増加することを考慮すると、各通信基地局から送信された信号の送信電力が等しい境界で、通信圏10と通信圏20とを分割することが望ましい。各通信基地局から信号が送信される際に消費される送信電力に偏りが生じないようにするためである。
次に、無線通信システム100における各通信基地局の構成について説明する。図2は、無線通信システム100における通信基地局1の構成を概念的に示すブロック図である。
図2に示されるように通信基地局1は、報知部11と、受信部12と、送信部13と、判定部14とを備える。ここで、受信部12と送信部13とは、概念的に分けて記載しているものであり、1つの機能部(通信部)で実現されるものであってもよい。
報知部11は、通信基地局1の基地局情報を報知(発信)する機能部である。基地局情報の報知は報知領域15において行われる。
受信部12は、端末または他の通信基地局からの信号を受信する機能部である。
送信部13は、端末または他の通信基地局へ信号を送信する機能部である。
判定部14は、端末の位置が自身の通信圏内に含まれるか否かを判定する機能部である。判定方法については後述する。
通信基地局1が端末の通信を中継する場合には、受信部12および送信部13が動作し、端末と通信基地局との間の通信を可能とする。
なお、通信基地局2の構成も上記の通信基地局1における構成と同様である。
<動作>
次に、図1〜図4を参照しつつ、本発明の本実施形態に関する無線通信システム100の動作を説明する。図3は、無線通信システム100の動作を示すフローチャートである。また図4は、無線通信システム100の動作を説明する図である。
まず、図3に示されるように無線通信システム100において、各通信基地局の報知部11が、報知領域15に基地局情報を発信する(ステップS1)。当該基地局情報の発信(報知)は、例えばPBCH(Physical Broadcast Channel)や、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)で行われる。
各通信基地局の報知部11が発信する基地局情報は異なっており、また、基地局毎に、データのスクランブル系列、Reference Signal(復調に用いるシンボル系列)の生成や、報知情報の周波数リソース位置が異なっている。よって、基地局情報の報知が干渉してしまうことは回避できる。
次に、例えば端末7Aおよび端末7Bが、その基地局情報を受信する(ステップS2)。
次に、端末7Aおよび端末7Bが、無線通信システム100内の通信基地局へ、少なくとも端末の位置情報を含む信号を送信する(ステップS3)。
次に、無線通信システム100において、通信基地局の受信部12が、端末からの信号を受信し、さらに通信基地局の判定部14が、自身の通信圏内に当該端末が含まれるか否かを判定する(ステップS4)。
当該判定は、例えば、端末の位置情報から各通信基地局までの距離を算出し、その距離が最も短い通信基地局が自身の通信基地局であるか否かで判定したり、端末の位置情報から当該位置に信号を送信するための各通信基地局における送信電力を算出し、その電力値が最も小さい通信基地局が自身の通信基地局であるか否かで判定したりすることができる。
判定部14が、端末が自身の通信圏内に位置していると判定した場合(YES)にはステップS5へ進む。一方で、判定部14が、端末が自身の通信圏内に位置していないと判定した場合(NO)にはステップS1へ戻り、基地局情報の発信(報知)を継続する。
次に、無線通信システム100において、自身の通信圏内に端末が位置している通信基地局が、当該端末の通信の中継を開始する(ステップS5)。
このとき、例えば通信基地局2の送信部13は、自身の通信圏20内の端末7Bが位置していることが分かっている方向に範囲を限定して、端末の通信を中継する信号(電波)を送信する(図4参照)。
このように信号の送信方向を端末の位置する方向に限定することによって、信号の送信方向を限定せずに放射状に送信する場合に比べて、同じ送信電力でより遠くまで信号を送信することができる。一般に、基地局情報として発信される情報量に比べ、端末間で通信される情報量は大きいものとなり、同じ送信電力での通信圏はその分制限されてしまうが、送信方向を限定することによって、結果として通信圏を拡張させることができ、例えば図6に示された各通信基地局の通信圏10Aおよび通信圏20Aに比べて、図1および図4に示された通信圏10および通信圏20は広い領域として設定することができる。
通信圏が拡張することにより、図6においては不感領域40に位置していた端末7Aであっても、図4においては通信圏20の範囲内に位置することとなり、通信基地局2は、端末7Aの通信を中継することができる。すなわち、不感領域を縮小させることができる。
また、自身の通信圏内に対象となる端末が位置している通信基地局だけが端末の通信を中継することとなり、干渉領域が生じることも抑制することができる。
<効果>
本発明に関する実施形態によれば、無線通信システム100は、自身の通信圏内において端末の通信を中継する通信基地局1および通信基地局2を備える。各通信基地局の通信圏は、互いに重ならず設定される。
各通信基地局は、通信圏10および通信圏20に亘る報知領域15に、自身の基地局情報を報知する報知部11と、基地局情報を受信した端末から、当該端末の位置情報を受信する受信部12と、端末の位置情報に基づいて、端末の位置が自身の通信圏に含まれるか否かを判定する判定部14と、端末の位置が自身の通信圏に含まれる場合、当該端末の位置する方向に信号送信方向を限定して当該端末の通信を中継する信号を送信する送信部13とを備える。
このような無線通信システムによれば、報知領域15において不感領域が形成されることを抑制することができる。また、通信圏10および通信圏20が重ならないように設定されるため、干渉領域が形成されることを抑制することができる。よって、無線通信システムにおける通信の効率を高めることができる。
また、端末の位置する方向に信号送信方向を限定して信号を送信することによって、信号の送信方向を限定しない場合に比べて、通信圏を拡張させることができる。よって、不感領域であった領域が通信圏内に位置するようになり、送信電力を抑えつつ、不感領域を縮小させることができる。
また、本発明に関する実施形態によれば、報知部11が、通信基地局1および通信基地局2を焦点とする楕円形状である報知領域15に、自身の基地局情報を報知する。
このような無線通信システムによれば、空間占有率の高い報知領域15を設定でき、不感領域の形成を抑制することができる。
また、本発明に関する実施形態によれば、通信圏10および通信圏20が、通信基地局1および通信基地局2までの距離が等しい境界で報知領域15を分割した領域である。
このような無線通信システムによれば、各通信基地局が担当する通信圏を均等に設定することができ、通信効率が高まる。
また、本発明に関する実施形態によれば、通信圏10および通信圏20が、通信基地局1および通信基地局2から送信された信号の送信電力が等しい境界で報知領域15を分割した領域である。
このような無線通信システムによれば、通信圏内に信号を送信するための上限となる送信電力が各通信基地局で調整され、一方の通信基地局における消費送信電力が極端に大きくなることを防ぐことができる。
<第2実施形態>
図6に示された無線通信システム100Aにおいて、端末が例えば通信圏10Aから通信圏20Aに移動した場合、通信の中継に利用する通信基地局1Aから通信基地局2Aへ切り替える動作(ハンドオーバー)を行う必要がある。
当該切り替え動作に伴って、通信基地局1Aから通信基地局2Aへ、端末に関する情報(周波数情報、IP情報等)が転送される。当該転送には、通信基地局1Aから通信基地局2Aへ向かう方向に信号(電波)が発信される必要があるが、信号が通信基地局1Aから放射状に発信される場合には、通信基地局2Aへ到達しない信号が存在し通信効率がよくなかった。
以下に示す第2実施形態ではこのような問題点を鑑みて、特に2つの通信基地局を用いて通信領域を設定する場合に、通信基地局間の一般的な通信効率を高めることができる無線通信システムについて説明する。
<構成>
図5は、本発明の本実施形態に関する無線通信システム101の構成を概略的に示す図である。
図5に示されるように無線通信システム101は、通信基地局3と、通信基地局4と、楕円形状の反射壁面5とを備える。
通信基地局3および通信基地局4は、それぞれ図示しない通信圏を有している。通信基地局3および通信基地局4は、それぞれの通信圏において端末の通信を中継することができる。
上述したように、例えば通信基地局3の通信圏から通信基地局4の通信圏へ端末が移動した場合には、端末の通信を中継する通信基地局は通信基地局3から通信基地局4へ切り替えられ(ハンドオーバー)、それに伴って、通信基地局3から通信基地局4へ、ハンドオーバーした端末に関する情報(周波数情報、IP情報等)が転送される。なお、通信基地局4から通信基地局3へ切り替えられる場合(逆の場合)であってもよい。
反射壁面5は、通信基地局3および通信基地局4それぞれを焦点とする略楕円形状に形成された壁面である。図5に示されるような理想的な楕円形状に形成されていることが望ましいが、通信基地局3および通信基地局4を囲むビルの外壁の組み合わせや、通信基地局3および通信基地局4を内部に備えるコンサートホールの内壁によって、近似的に当該形状が実現される場合であってもよい。
また反射壁面5は、通信基地局3および通信基地局4から発信される信号が到達し、適切に反射するように形成されている。言い換えれば、通信基地局3および通信基地局4から発信される信号の送信電力は、反射壁面5において適切な反射が生じる程度以上の値に設定されている。
無線通信システム101において上記の切り替え動作(ハンドオーバー)が行われる場合には、通信基地局3から放射状に発信された信号が、一部は直接通信基地局4に到達するが、大部分は反射壁面5に到達する。
ここで反射壁面5は、通信基地局3および通信基地局4を焦点とする楕円形状に形成されているため、一方の焦点に位置する通信基地局3から発信された信号16および信号17は反射壁面5において反射し、他方の焦点に位置する通信基地局4へ向かう方向にその進行方向が変更される(図5参照)。
よって、直接的に通信基地局4へ向かう信号以外に信号16および信号17についても、効率的に通信基地局4へ到達させることができ、通信基地局間の通信効率を高めることができる。
<変形例>
上記の実施形態において、通信基地局3および通信基地局4のいずれかが、他方の通信基地局からの信号を中継することによって間接的に端末の通信を中継する機能を有する通信基地局であってもよい。
<効果>
本発明に関する実施形態によれば、無線通信システム101は、自身の通信圏内において端末の通信を中継可能である2つの通信基地局3および通信基地局4と、各通信基地局を焦点とする楕円形状に形成された反射壁面5とを備える。
そして無線通信システム101は、少なくとも一方の通信基地局3が信号を発信し、反射壁面5が、一方の通信基地局3から発信された信号を、他方の通信基地局4へ反射させる。
このような無線通信システム101によれば、直接的に通信基地局4へ向かう信号以外に信号16および信号17についても、効率的に通信基地局4へ到達させることができ、通信基地局間の通信効率を高めることができる。よって、電力消費も抑制できる。
なお本発明は、その発明の範囲内において、各実施形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,1A,2,2A,3,4 通信基地局、5 反射壁面、7A,7B 端末、10,10A,20,20A 通信圏、11 報知部、12 受信部、13 送信部、14 判定部、15 報知領域、16,17 信号、30 干渉領域、40 不感領域、50 壁面、100,100A,101 無線通信システム。

Claims (4)

  1. 自身の通信圏内において端末の通信を中継する複数の通信基地局を備え、
    各前記通信基地局の前記通信圏は、互いに重ならず設定され、
    各前記通信基地局が、
    複数の前記通信基地局の前記通信圏に亘る報知領域に、自身の基地局情報を報知する報知部と、
    前記基地局情報を受信した前記端末から、当該端末の位置情報を受信する受信部と、
    前記端末の前記位置情報に基づいて、前記端末の位置が自身の前記通信圏に含まれるか否かを判定する判定部と、
    前記端末の位置が自身の前記通信圏に含まれる場合、当該端末の位置する方向に信号送信方向を限定して当該端末の通信を中継する信号を送信する送信部とを備えることを特徴とする、
    無線通信システム。
  2. 前記報知部が、各前記通信基地局を焦点とする楕円形状である前記報知領域に、自身の基地局情報を報知することを特徴とする、
    請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 各前記通信基地局の前記通信圏が、各前記通信基地局までの距離が等しい境界で前記報知領域を分割した領域であることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 各前記通信基地局の前記通信圏が、各前記通信基地局から送信された信号の送信電力が等しい境界で前記報知領域を分割した領域であることを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれかに記載の無線通信システム。
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