JP5995465B2 - 合成樹脂製容器蓋 - Google Patents

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本発明は、円形天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁を具備し、スカート壁には周方向に延在する周方向破断ラインが配設されている形態の合成樹脂製容器蓋に関する。
飲料用容器のための容器蓋として、下記特許文献1に開示されている如く、円形天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁を具備する合成樹脂製容器蓋が広く実用に供されている。スカート壁には周方向に延在する周方向破断ラインが配設されており、スカート壁は周方向破断ラインよりも上方の主部と周方向破断ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とに区画されている。周方向破断ラインは周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個のスリットとかかるスリット間に位置する複数個の橋絡部とから構成されている。スカート壁の主部の内周面には雌螺条が形成されており、タンパーエビデント裾部の内周面には係止手段が形成されている。
上記のとおりの容器蓋は、上面が開放された全体として円筒形状の口頸部を有する容器に適用される。ポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂、ガラス或いは金属薄板から形成することができる容器の口頸部の外周面には、雄螺条とこの雄螺条の下方に位置する係止あご部が形成されている。容器内に内容物を充填した後に口頸部を密封する際には、口頸部に容器蓋を被嵌して閉方向に回転せしめる。かくすると、容器蓋の雌螺条が口頸部の雄螺条に螺合せしめられ、回転に応じて口頸部に対して容器蓋が下降せしめられる。タンパーエビデント裾部に形成されている係止手段は、口頸部の係止あご部を弾性的に乗り越えてその下方に位置せしめられる。容器の内容物を消費する際には、容器蓋を開方向に回転せしめる。かくすると、口頸部の雄螺条と容器蓋の雌螺条との協働によって容器蓋は回転と共に上昇せしめられる。しかしながら、タンパーエビデント裾部はその内周面に形成されている係止手段が口頸部の係止あご部に係止することによって上昇が阻止され、これに起因して周方向破断ラインに応力が生成され、周方向破断ラインが破断、更に詳細にはその複数個の橋絡部が破断され、タンパーエビデント裾部がスカート壁の主部から分離される。しかる後においては、タンパーエビデント裾部を除いて容器蓋は回転と共に上昇して口頸部から離脱され、口頸部が開封される。
特開2011−143942号公報
而して、上述した形態の従来の容器蓋には、容器の口頸部を開封する際の所謂必要二次トルク、即ちスカート壁に配設されている周方向破断ライン、更に詳しくはその橋絡部を破断する際の必要トルク、が比較的大きく、開封操作が必ずしも容易ではない、という問題が存在する。かかる問題を解決するためには、周方向破断ラインにおける橋絡部の破断強度を低減せしめることが意図されるが、橋絡部の破断強度を低減せしめると容器の口頸部に容器蓋を装着して口頸部を密封する際に橋絡部の一部が破断されてしまう虞が発生する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、容器の口頸部に容器蓋を装着する際に周方向破断ラインにおける橋絡部が破断されてしまうことを充分確実に回避すると共に、口頸部を開封する際のトルクの急激な上昇を回避し必要二次トルクを低減せしめ、かくして充分容易に周方向破断ラインにおける橋絡部を破断することができる、新規且つ改良された合成樹脂製容器蓋を提供することである。
本発明者は、鋭意研究の結果、周方向破断ラインを周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の第一のスリットと、軸線方向において第一のスリットの下方において周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の第二のスリットと、第一のスリットと第二のスリットとの間に存在する複数個の橋絡部とから構成され、第二のスリットは周方向長さが長いスリットと周方向長さが短いスリットとを含む独特な形態にせしめることによって上記主たる技術的課題を達成することができることを見出した。
即ち、本発明によれば、上記主たる技術的課題を達成する合成樹脂製容器蓋として、円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁を具備し、該スカート壁には周方向に延在する周方向破断ラインが配設されており、該スカート壁は該周方向破断ラインよりも上方の主部と該周方向破断ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、該主部の内周面には雌螺条が配設され、該タンパーエビデント裾部の内周面には係止手段が配設されている合成樹脂製容器蓋において、
該周方向破断ラインは、周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の第一のスリットと、軸線方向において該第一のスリットの下方又は上方において周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の第二のスリットと、該第一のスリットと該第二のスリットとの間に位置する複数個の破断可能な橋絡部とから構成されており、該第一のスリットと該第二のスリットとは周方向において互い違いに位置し、該橋絡部は該第一のスリットの各端部と該第二のスリットの各端部との間に存在し、該第二のスリットは周方向長さが長いスリットと周方向長さが短いスリットとを含んでいる、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋が提供される。
該第一のスリット間には第一の連結部が残留せしめられ、該第二のスリット間には第二の連結部が残留せしめられており、該第一のスリットの各々の周方向中心と該第二の連結部の周方向中心とは軸線方向に整合しており、該第二のスリットの各々の周方向中心と該第一の連結部の周方向中心とは軸線方向において整合しており、該第二のスリットの該周方向長さが長いスリットと該周方向長さが短いスリットとは交互に配設されており、該第一のスリットと該第二のスリットとの軸線方向間隔は該第一の連結部及び該第二の連結部の周方向長さよりも短いのが好適である。好ましくは、該第一のスリットは全て同一の周方向長さL1を有し、該第一の連結部も全て同一の周方向長さG1を有する
本発明の合成樹脂製容器蓋においては、第一のスリット及び第二のスリットの存在に起因して橋絡部の近傍においてスカート壁が弾性的に変形せしめられ、かかる弾性変形によって橋絡部の弾性変形及び塑性変形が緩衝される故に、容器の口頸部に容器蓋を装着する際に橋絡部が破断されることが充分確実に回避される。一方、橋絡部を破断して容器の口頸部を開封する際には、第一のスリット及び第二のスリットの存在に起因するスカート壁の弾性変形並びに橋絡部の弾性変形及び塑性変形が経時的に発生し、そしてまた第二のスリットは周方向長さが長いスリットと周方向長さが短いスリットを含んでいる故に橋絡部の破断が同時ではなくて段階的に遂行され、橋絡部の破断に必要なトルクが瞬時的に増大せしめられるのではなくて経時的に分散され、かくして過大な必要二次トルクを必要とすることなく充分容易に橋絡部を破断せしめることができる。更にまた、橋絡部が破断される際には第一のスリット及び第二のスリットが変形され、これによって口頸部の密封解除が一層明確に表示される(所謂タンパーエビデント表示が一層明確になる)。
器蓋の形態を、一部を断面図で示す正面図。 図1の容器蓋における周方向破断ラインが配設されている部位を展開して示す部分展開図。 図1の容器蓋を、容器の口頸部に装着した後に容器蓋を開方向に回転して口頸部から離脱する際の初期状態を示す正面図。 図3に示す状態から容器蓋を更に開方向に回転して周方向破断ラインを破断した直後の状態を示す正面図。 本発明に従って構成された容器蓋の好適例における周方向破断ラインが配設されている部位を展開して示す部分展開図。
以下、器蓋の形態を図示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1を参照して説明すると、ポリエチレン又はポリプロピレンの如き適宜の合成樹脂から一体に射出又は圧縮成形することができる、全体を番号2で示す容器蓋は、円形天面壁4及びこの天面壁4の周縁から垂下する円筒形スカート壁6を具備している。天面壁4の内面周縁部には、同心状に配設された円筒形状の内側シール片8及び円筒形状の外側シール片10と共に半径方向に見て内側シール片8と外側シール片10との間に位置する環状突条12が形成されている。スカート壁6には周方向に延在する周方向破断ライン14が配設されており、スカート壁6は周方向破断ライン14よりも上方の主部16と周方向破断ライン14よりも下方のタンパーエビデント裾部18とに区画されている。周方向破断ライン14については後に更に詳述する。
スカート壁6の主部16の外周面下端部には環状突条19が形成されている。そして、スカート壁6の主部16における環状突条19よりも上方の領域には、そこに掛けられる使用者の指の滑りを防止するための凹凸形状(即ち周方向に交互に位置する凸部及び凹部)20が形成されている。スカート壁6の主部16の内周面には雌螺条22が形成されている。一方、タンパーエビデント裾部18の内周面には係止手段24が配設されている。図示の実施形態においては、係止手段24は周方向に間隔をおいて配設された複数個の係止片26から構成されており、係止片26の各々の縦断面形状は略直角三角形状であり、半径方向内方に向かって若干下方に傾斜して延出する上面、略円弧形状である内面及び下方に向かって半径方向外方に傾斜する下面を有する。
図1と共に図2を参照して説明を続けると、容器蓋2においては、周方向破断ライン14が、周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の第一のスリット28と、軸線方向において第一のスリット28の下方において周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の第二のスリット30と、第一のスリット28と第二のスリット30との間に存在する複数個の橋絡部32とから構成されていることが重要である。図示の形態においては、周方向に間隔をおいて形成された複数個の第一のスリット28は全て同一の周方向長さL1を有し、第一のスリット28間には全て同一の周方向長さG1を有する第一の連結部34が残留せしめられている。同様に、周方向に間隔をおいて形成された複数個の第二のスリット30は全て同一の周方向長さL2を有し、第二のスリット30間には全て同一の周方向長さG2を有する第二の連結部36が残留せしめられている(後に更に言及する如く、本発明の容器蓋においては、第二のスリットは周方向長さが長いスリットと周方向長さが短いスリットを含んでいることが重要である)。更に、第一のスリット28の周方向中心と第二の連結部36の周方向中心とは軸線方向に整合せしめられており、第二のスリット30の周方向中心と第一の連結部34の周方向中心とも軸線方向に整合せしめられている。複数個の橋絡部32の各々は第一のスリット28の各端部と第二のスリット30の各端部との間に存在する。第一のスリット28と第二のスリット30との軸線方向間隔Xは第一の連結部34の周方向長さG1及び第二の連結部36の周方向長さG2よりも短く(X<G1、X<G2)、0.2mm≦X≦0.8mmであるのが好ましい。軸線方向間隔Xが小になると口頸部に容器蓋2を装着する際に橋絡部32が破断される虞があり、過大になると開封時に橋絡部32を破断するのに要する必要トルクが過大になってしまう。また、第一のスリット28の各端部と第二のスリット30の各端部との軸線方向において重複する重複部分の周方向長さYは0.0mm<Y≦2.0mm、特に0.1mm≦Y≦2.0mmであることが好ましい。重複部分が存在しない場合には橋絡部32の破断が不安定になり、重複部分の長さが過大になると橋絡部32の破断が口頸部の開封後になってしまう虞が発生する。
図1には、容器蓋2と共にこの容器蓋2が提供される容器の口頸部も二点鎖線で図示されている。ポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂或いはガラスから形成することができる容器の、全体を番号38で示す口頸部は、全体として円筒形状であり、上面は開口されている。口頸部38の外周面には、雄螺条40、この雄螺条40の下方に位置する係止あご部42、及び係止あご部42の更に下方に位置するサポートリング44が形成されている。当業者には周知の如く、サポ−トリング44は容器を搬送する際に利用される。
容器内に清涼飲料の如き内容物を充填した後に、口頸部38に容器蓋2を装着して口頸部38を密封する際には、口頸部38に容器蓋2を被嵌して容器蓋2を閉方向、即ち図1において上方から見て時計方向に回転せしめる。かくすると、容器蓋2の雌螺条22が口頸部38の雄螺条40に螺合され、容器蓋2は回転と共に相対的に下降せしめられる。容器蓋2が所要位置、即ち図1に図示する位置、まで下降せしめられると、容器蓋2の天面壁4の内面に形成されている環状突条12が口頸部38の頂面に当接せしめられると共に、容器蓋2の天面壁4の内面に形成されている内側シール片8及び外側シール片10が夫々口頸部38の内周面及び外周面に密接乃至当接せしめられ、かくして口頸部38が密封される。タンパーエビデント裾部18の内周面に形成されている係止片26は口頸部38の係止あご部42を弾性的に乗り越えてその下方に位置せしめられる。この際には、周方向破断ライン14の橋絡部32に応力が生成されるが、周方向破断ライン14が周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の第一のスリット28と、軸線方向において第一のスリット28の下方において周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の第二のスリット30と、第一のスリット28と第二のスリット30との間に存在する複数個の橋絡部32とから構成された独特な形態である故に、橋絡部32近傍においてスカート壁6が弾性的に変形され、かかる弾性変形によって橋絡部32に作用する応力が低減される。かくして、口頸部38に容器蓋2を装着する際に周方向破断ライン14が破断されてしまうことが充分確実に防止される。
図1を参照して説明を続けると、容器の内容物を消費するために口頸部38を開封する際には、容器蓋2を開方向、即ち図1において上方から見て反時計方向、に回転せしめる。かくすると、雌螺条22と雄螺条40との協働によって容器蓋2の天面壁4と共にスカート壁6の主部16は回転と共に相対的に上昇せしめられる。一方、タンパーエビデント裾部18は、その内周面に形成されている係止片26が口頸部38の係止あご部42に係止せしめられる故に上昇が阻止される。従って、周方向破断ライン14の橋絡部32に応力が生成され、橋絡部32が破断される。而して、本発明に従って構成された容器蓋2においては、周方向破断ライン14が周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の第一のスリット28と、軸線方向において第一のスリット28の下方において周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の第二のスリット30と、第一のスリット28と第二のスリット30との間に存在する複数個の橋絡部32とから構成された独特な形態である故に、図3に図示する如く橋絡部32の破断に先立って橋絡部32近傍が弾性変形乃至塑性変形され、第一のスリット28の下縁が軸線方向下方に凸に拡張され、第二のスリット30の上縁が軸線方向上方に凸に拡張され、かような変形に続いて、図4に図示する如く、橋絡部32の破断が進行する。橋絡部32の破断が瞬時的に遂行されるのではなく、橋絡部32近傍における弾性変形及び塑性変形に続いて経時的に遂行される故に(後に更に言及するとおり、本発明の容器蓋においては、第二のスリットは周方向長さが長いスリットと周方向長さが短いスリットを含んでいる故に橋絡部の破断が同時ではなくて段階的に遂行され)、橋絡部32を破断するのに要する所謂二次トルクが時間的に分散され、急激に且つ瞬時的に過大になってしまうことが可及的に防止される。周方向破断ライン14の橋絡部32が破断されてタンパーエビデント裾部18が主部16から分離された後においては、容器蓋2の天面壁4及びスカート壁6の主部16は回転と共に自由に上昇せしめられて口頸部34から離脱され、かくして口頸部38が開封される。
図5は第二のスリットの好適例を図示している。図5に図示する好適例においては、第二のスリット30の周方向長さは全て同一ではなく、周方向長さが比較的長い第二のスリット30aと周方向長さが比較的短い第二のスリット30bとが交互に配設されている(従って、橋絡部32の周方向長さが夫々異なる)。勿論、比較的長い第二のスリット30aを複数個連続して配設し比較的短い第二のスリット30bを1個又は数個介在せしめる、或いは比較的短い第二のスリット30bを複数個連続して配設し比較的長い第一のスリット30aを1個又は数個介在せしめることもできる。第一のスリット30と第二のスリット32との軸線方向間隔を適宜に変動せしめることもできる。かような好適例においては、橋絡部32の強度が適宜に変動せしめられ、口頸部の開封の際に橋絡部32の破断が同時ではなくて段階的に遂行され、この点からも橋絡部32の破断に必要なトルクが低減せしめられる。更に付言すると、上記した夫々の好適例における第一のスリット28と第二のスリット30の上下関係を逆にすることもできる。
2:容器蓋
4:天面壁
6:スカート壁
14:周方向破断ライン
16:スカート壁の主部
18:タンパーエビデント裾部
22:雌螺条
24:係止手段
28:第一のスリット
30:第二のスリット
32:橋絡部
34:第一の連結部
36:第二の連結部
38:口頸部
40:雄螺条
42:係止あご部

Claims (3)

  1. 円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁を具備し、該スカート壁には周方向に延在する周方向破断ラインが配設されており、該スカート壁は該周方向破断ラインよりも上方の主部と該周方向破断ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とに区画されており、該主部の内周面には雌螺条が配設され、該タンパーエビデント裾部の内周面には係止手段が配設されている合成樹脂製容器蓋において、
    該周方向破断ラインは、周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の第一のスリットと、軸線方向において該第一のスリットの下方又は上方において周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の第二のスリットと、該第一のスリットと該第二のスリットとの間に位置する複数個の破断可能な橋絡部とから構成されており、該第一のスリットと該第二のスリットとは周方向において互い違いに位置し、該橋絡部は該第一のスリットの各端部と該第二のスリットの各端部との間に存在し、該第二のスリットは周方向長さが長いスリットと周方向長さが短いスリットとを含んでいる、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋。
  2. 該第一のスリット間には第一の連結部が残留せしめられ、該第二のスリット間には第二の連結部が残留せしめられており、該第一のスリットの各々の周方向中心と該第二の連結部の周方向中心とは軸線方向に整合しており、該第二のスリットの各々の周方向中心と該第一の連結部の周方向中心とは軸線方向において整合しており、該第二のスリットの該周方向長さが長いスリットと該周方向長さが短いスリットとは交互に配設されており、該第一のスリットと該第二のスリットとの軸線方向間隔は該第一の連結部及び該第二の連結部の周方向長さよりも短い、請求項1記載の合成樹脂製容器蓋。
  3. 該第一のスリットは全て同一の周方向長さL1を有し、該第一の連結部も全て同一の周方向長さG1を有する、請求項2記載の合成樹脂製容器蓋。
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