JP5993269B2 - 警報システム及び警報器 - Google Patents
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Description
本発明は、
監視領域に複数の警報器が配置され、これら複数の警報器間で通信して連動する警報システムにおいて、
警報器は、
自己の監視領域の異状を検知した場合は連動元を示す第1警報を出力すると共に第1警報連動信号を他の警報器へ送信し、
他の警報器からの第1警報連動信号を受信した場合は連動先を示す第1警報を出力し、
外部から第2警報信号を受信した場合は第2警報を出力すると共に第2警報連動信号を他の警報器へ送信し、
他の警報器からの第2警報連動信号を受信した場合は第2警報を出力するものであって、さらに、
自己の監視領域の異状を検知し、且つ外部からの第2警報信号又は他の警報器からの第2警報連動信号を受信した状態にあっては連動元を示す第1警報を出力し、
自己の監視領域の異状は検知しないが第1警報連動信号を受信し、且つ外部からの第2警報信号又は他の警報器からの第2警報連動信号を受信した状態にあっては第2警報を出力する、
ことを特徴とする。
(第2警報中に異状検知)
警報器は、
第2警報信号又は第2警報連動信号の受信に基づき第2警報を出力している状態で自己の監視領域の異状を検知した場合は、第2警報の出力を停止して連動元を示す第1警報を出力し、
第2警報信号又は第2警報連動信号の受信に基づき第2警報を出力している状態で第1警報連動信号を受信した場合は、第2警報の出力を継続する。
警報器は、
自己の監視領域の異状検知に基づき連動元を示す第1警報を出力している状態で第2警報信号又は第2警報連動信号を受信した場合は、連動元を示す第1警報の出力を継続し、
第1警報連動信号の受信に基づき連動先を示す第1警報を出力している状態で第2警報信号又は第2警報連動信号を受信した場合は、連動先を示す第1警報の出力を停止して第2警報を出力する。
警報器は、
連動元又は連動先を示す第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、第1警報の出力を停止すると共に他の警報器へ警報停止連動信号を送信し、
自己の監視領域の異状を検知し且つ第2警報信号又は第2警報連動信号を受信した状態で連動元を示す第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、連動元を示す第1警報の出力を停止すると共に警報停止連動信号の送信を禁止し、
第1警報連動信号を受信し且つ第2警報信号又は第2警報連動信号を受信した状態で第2警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、第2警報の出力を停止すると共に警報停止連動信号の送信を禁止する。
警報器は、
連動元又は連動先を示す第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、第1警報の出力を停止すると共に他の警報器へ警報停止連動信号を送信し、
自己の監視領域の異状を検知し且つ第2警報信号又は第2警報連動信号を受信した状態で連動元を示す第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、連動元を示す第1警報の出力を停止して第2警報の出力に切り替えると共に警報停止連動信号の送信を禁止し、
第1警報連動信号を受信し且つ第2警報信号又は第2警報連動信号を受信した状態で、第2警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、第2警報の出力を停止して連動先を示す第1警報の出力に切り替えると共に警報停止連動信号の送信を禁止する。
警報器は、
自己の監視領域の異状を検知し、且つ第2警報信号又は第2警報連動信号を受信した場合は、連動元を示す第1警報と、第2警報を、交互に出力し、
自己の監視領域の異状は検知しないが第1警報連動信号を受信し、且つ第2警報信号又は第2警報連動信号を受信した場合は、連動先を示す第1警報と、第2警報を、交互に出力する。
警報器は、
連動元又は連動先を示す第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、第1警報の出力を停止すると共に、他の警報器へ警報停止連動信号を送信し、
連動元又は連動先を示す第1警報と、第2警報を、交互に出力している状態で、第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、第1警報の出力を停止すると共に警報停止連動信号の送信を禁止し、
連動元又は連動先を示す第1警報と、第2警報を、交互に出力している状態で、第2警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、第2警報の出力を停止すると共に警報停止連動信号の送信を停止する。
警報器は、
連動元又は連動先を示す第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、第1警報の出力を停止すると共に他の警報器へ警報停止連動信号を送信し、
連動元又は連度先を示す第1警報と、第2警報を、交互に出力している状態で、第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、第1警報の出力を停止して第2警報を出力に切り替えると共に警報停止連動信号の送信を禁止し、
連動元又は連動先を示す第1警報と、第2警報を、交互に出力している状態で、第2警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、第2警報の出力を停止して第1警報の出力に切り替えると共に警報停止連動信号の送信を禁止する。
第1警報は火災警報であり、第2警報は防災警報であり、
警報器は、
自己の監視領域の火災を検知した場合は連動元を示す火災警報を出力すると共に火災連動信号を他の警報器へ送信し、
他の警報器からの火災連動信号を受信した場合は連動先を示す火災警報を出力し、
外部から防災信号を受信した場合は防災警報を出力すると共に防災連動信号を他の警報器へ送信し、
他の警報器からの防災連動信号を受信した場合は防災警報を出力するものであって、さらに、
自己の監視領域の火災を検知し、且つ外部からの防災信号又は他の警報器からの防災連動信号を受信した状態にあっては連動元を示す火災警報を出力し、
自己の監視領域の異状は検知しないが火災連動信号を受信し、且つ外部からの防災信号又は他の警報器からの防災連動信号を受信した状態にあっては防災警報を出力する。
防災信号は、少なくとも津波警報信号を含む。
本発明は、警報器において、
自己の監視領域の異状を検知した場合は連動元を示す第1警報を出力すると共に第1警報連動信号を他の警報器へ送信し、
他の警報器からの第1警報連動信号を受信した場合は連動先を示す第1警報を出力し、
外部から第2警報信号を受信した場合は第2警報を出力すると共に第2警報連動信号を他の警報器へ送信し、
他の警報器からの第2警報連動信号を受信した場合は第2警報を出力するものであって、さらに、
自己の監視領域の異状を検知し、且つ外部からの第2警報信号又は他の警報器からの第2警報連動信号を受信した状態にあっては連動元を示す第1警報を出力し、
自己の監視領域の異状は検知しないが第1警報連動信号を受信し、且つ外部からの第2警報信号又は他の警報器からの第2警報連動信号を受信した状態にあっては第2警報を出力する、
制御手段を設けたことを特徴とする。
本発明の警報システムによれば、監視領域に設置した複数の警報器のいずれかで火災(異状)を検知した場合に、連動元を示す火災警報(第1警報)を報知出力すると共に、火災連動信号(第1警報連動信号)を他の警報器へ送信して連動先を示す火災警報(第1警報)を出力させ、この火災警報機能に加え、例えば津波警報などの防災警報(第2警報)を出力する防災警報機能を持たせ、警報器で火災を検知すると共に防災信号(第2警報信号)を受信した場合は、連動元を示す火災警報(第1警報)を出力することで、警報器本来の警報機能である火災警報機能を優先した警報を行い、一方、火災連動信号(第1警報連動信号)を受信して出力しているが、火災を検知していない警報器については、連動先を示す火災警報(第1警報)を出力せずに、防災警報(第2警報)を出力することで、津波警報などの防災警報(第2警報)を確実に出力して利用者に知らせることを可能とする。
また、連動警報を行う複数の警報器を設けた警報システムでは、警報停止操作についても連動停止を基本とするが、1の警報器が連動元を示す火災警報を出力し、他の警報器が防災警報を出力している場合、停止操作を行った警報器の警報のみを停止し、停止操作を行っていない警報器については警報停止を非連動として警報出力を継続し、停止操作を行っていない警報器が出力している警報を停止してしまうことを防止する。
また、1の警報器が連動元を示す火災警報を出力し、他の警報器が防災警報を出力している場合、例えば連動元を示す火災警報を出力している警報器の警報停止操作を行うと、その火災警報の出力を停止すると共に、それまで停止していた防災警報出力に切り替えるようにし、また、防災警報を出力している警報器の場合は、警報停止操作を行うと、防災警報の出力を停止すると共に、それまで停止していた連動先を示す火災災警報の出力に切り替えるようにしたため、警報停止操作の対象となっていない保留中の別の警報を出力することで、火災警報又は防災警報を利用者に確実に知らせることを可能とする。
また、警報器は、火災を検知すると共に防災信号又は防災連動信号を受信した場合は、連動元を示す火災警報と、防災警報を、交互に出力し、また、火災連動信号を受信すると共に防災信号又は防災連動信号を受信した場合は、連動先を示す火災警報と、防災警報を、交互に出力するようにしたため、火災警報と防災警報の両方を確実に知らせることを可能とする。
(システムの概要)
図1は地域防災無線設備として市町村防災無線設備を例にとり、これと住警器を組み合わせた本発明による防災警報連携システムAの概略を示した説明図である。なお、以下の説明にあっては、異状検知を火災検知とし、第1警報を火災警報とし、第2警報を防災警報とし、第1警報連動信号を火災連動信号とし、第2警報信号を防災信号とし、第2警報連動信号を防災連動信号とした場合を例にとって説明する。
図3は、親局12の概略構成を示したブロック図である。親局12は、ハードウェアとしてプロセッサ(コンピュータ)を使用し、そのプログラムの実行より実現する機能として制御部26、音声入力部28、電話制御部30を設け、更に、ハードウェアとして第1無線通信プロトコルに従った無線送受信を行う無線通信部32を設け、アンテナ34と接続している。
図4は、拡声子局16の概略構成を示したブロック図である。拡声子局16は、ハードウェアとしてプロセッサ(コンピュータ)を使用し、そのプログラムの実行より実現する機能として制御部46及び電話制御部54を設け、更に、ハードウェアとして拡声器18を接続した音声出力部52と、アンテナ60を接続して無線送受信を行う無線通信部58を設けている。
図5は、戸別受信機20の概略構成を示したブロック図である。戸別受信機20は、ハードウェアとしてプロセッサ(例えばワンチップコンピュータ)を使用し、そのプログラムの実行より実現する機能として制御部62を設け、更に、ハードウェアとしてアンテナ66を接続して無線受信を行う無線通信部64、表示部68、操作部70、IFポート74を備えたIF回路部(インタフェース回路部)72、スピーカ78を接続した音声出力部76を設け、それぞれ制御部62に接続している。電源部80は商用交流電源を入力して所定の直流電源に変換して各部に供給しているが、携帯使用するために電池電源も備えている。
再び図1を参照するに、住宅24に設置された住警器100−1,100−2は、連動信号を第2無線通信プロトコルに従って相互に送受信する機能を備え、住宅各所の、それぞれ対応する監視領域について火災発生の有無を監視している。ここで、住警器100−1は市町村防災無線設備10の親局12から送信される第1無線通信プロトコルに従った防災信号受信機能を持ち、住警器100−2は防災信号受信機能を持たないが、火災を検知して警報する機能は同じであることから、住警器100−1,100−2をそれぞれ区別せずに総称する場合は住警器100という。
図6は本発明で使用する無線連動型の煙式住警器の外観を示した説明図であり、図6(A)に正面図を、図6(B)に側面図を示している。なお、取付フック115を設けているほうを上側とする。
図7は図1の防災警報連携システムに設けた防災信号受信機能を持つ住警器の実施形態を示したブロック図である。これは一例であり、各機能の分離、統合は任意に行うことができる。また各機能のそれぞれの任意の一部または全部は、ソフトウェア(プログラム)によって実行されるものであっても、ハードウェアによって実行されるものであっても良い。
0001=火災
0010=ACK
0011=警報停止
0100=復旧
0101=センサ障害
0110=ローバッテリー障害
としている。
0111=緊急地震速報
1000=津波警報
1001=緊急警報
を追加している。
警報制御部160は、センサ部134に設けた検煙部116からの煙検出信号に基づく火災の有無、操作部138による警報停止指示入力の有無、点検指示入力の有無及びモード設定の有無、センサ部134に設けた検煙部116からの検知信号が低下して火災検知状態が解消される火災復旧の有無、センサ障害や故障、ローバッテリー障害有無等の事象を検知する。
警報制御部160は、センサ部134に設けた検煙部116の煙検出信号に基づき火災有りを検知した場合に、報知部136のスピーカ158から連動元を示す警報動作として火災警報音例えば「ウーウー 火事です 火事です 確認して下さい」の音声メッセージを繰り返し出力させる制御を行うと共に、LED122を点灯させて連動元を示す火災警報表示を行わせる制御を行い、また更に、第2無線通信部130の第2送信回路146に対して所定の第2無線通信プロトコルに従った火災連動信号を他の住警器100−2へ送信させる制御を行う。
警報制御部160は、センサ部134に設けた検煙部116の煙検出信号に基づき煙濃度が閾値を下回る状態が例えば所定時間継続した場合或いは例えば所定回数連続した場合、火災の復旧(火災検知状態が解消したこと)を検知し、報知部136からの連動先を示す火災警報出力を停止させると共に、火災復旧連動信号を生成し、第2無線通信部130の第2送信回路146に指示し、当該火災復旧連動信号を他の住警器100−2へ送信させる制御を行い、これを受信した他の住警器に、連動先を示す火災警報出力を停止させる。
警報制御部160は、連動元を示す火災警報音の出力中に自己の警報停止スイッチ120の操作を検知した場合、報知部136を制御してスピーカ158からの警報音出力とLED122の警報表示出力による火災警報動作を停止させると共に、第2無線通信部130の第2送信回路146に指示し、警報停止連動信号を他の住警器100−2へ送信させる制御を行う。
警報制御部160には、図示しない電圧監視回路と協働して電池電源140から供給される電源電圧が所定レベル未満となるローバッテリー障害の監視機能を設けている。また警報制御部160には、センサ部134の障害(部品劣化や故障等含む)を監視するセンサ障害監視機能を設けている。
警報制御部160は、第1無線通信部126の第1受信回路144を介して市町村防災無線設備10の親局12から送信された第1無線通信プロトコルに従った緊急地震速報防災信号、津波警報防災信号または緊急警報防災信号が受信され、これを解読して有効受信を検知した場合、それぞれに対応した防災警報を示す所定の音声メッセージを報知部136のスピーカ158から出力させると共に例えばLED122を点灯させる制御を行う。
監視制御部160は、センサ部134に設けた検煙部116の煙検出信号に基づき火災有りを検知すると共に、第1無線通信部126の第1受信回路144を介して市町村防災無線設備10の親局12から送信された第1無線通信プロトコルに従った防災信号として例えば津波警報防災信号が受信され、これを解読して有効受信を検知した状態にあっては、防災警報は出力せず、報知部136に指示し、そのスピーカ158から連動元を示す警報動作として火災警報音例えば「ウーウー 火事です 火事です 確認して下さい」の音声メッセージを繰り返し出力させる制御を行うと共に、LED122を点灯させて連動元を示す火災警報表示を行わせる制御を行い、また更に、第2無線通信部130の第2送信回路146に対して所定の第2無線通信プロトコルに従った火災連動信号を他の住警器100−2へ送信させる制御を行う。
図9は防災警報中に火災を検知した場合の制御フローを示した説明図であり、図9(A)は自己の監視領域の火災を検知した場合を示し、図9(B)は、他の住警器から火災連動信号を受信した場合を示す。
図10は、火災警報中に火災を検知した場合の制御フローを示した説明図であり、図10(A)は自己の監視領域の火災を検知した場合を示し、図10(B)は、他の住警器から火災連動信号を受信した場合を示す。
図11は、複数の住警器で火災と防災の警報中に警報停止操作を行った場合の警報停止連携制御の制御フローを示した説明図であり、図11(A)は連動先を示す火災警報を出力している住警器で警報停止操作を行った場合を示し、図11(B)は防災警報を出力している住警器で警報停止操作を行った場合を示す。
警報制御部160による別の火災と防災の警報制御として、センサ部134に設けた検煙部116の煙検出信号に基づき火災有りを検知し、且つ、市町村防災無線設備10の親局12から送信された防災信号の有効受信を検知した場合、報知部136に指示して、連動元を示す火災警報と、防災警報を、交互に出力する制御を行う。
一方、図1に示した防災信号受信機能を持たない住警器100−2は、図7の防災信号受信機能をもつ住警器100−1に設けている第1受信回路144を備えた第1無線通信部126とそのアンテナ128を除き、更にプロセッサ124に設けた警報制御部160の中の親局12から送信された緊急地震速報防災信号、津波警報防災信号または緊急警報防災信号の有効受信を検知して対応する防災警報を出力すると共に、これに基づく緊急地震速報連動信号、津波警報連動信号または緊急警報連動信号を生成して他の住警器へ送信させる制御を除き、その代わりに、住警器100−1から送信された緊急地震速報連動信号、津波警報連動信号または緊急警報連動信号の有効受信を検知して、これに対応する防災警報を出力するように構成する。
(システム概要)
図12は市町村防災無線設備と住警器を組み合わせた本発明の他の実施形態となる防災警報連携システムBを示した説明図であり、本実施形態にあっては、住宅側に、住警器と共に中継アダプタを設けたことを特徴とする。
図13は図12に設けた中継アダプタ200の実施形態を住警器100−2の実施形態と共に示したブロック図である。
次に住警器100−2を説明する。住警器100−2は、図7に示した防災信号受信機能を持つ住警器100−1から第1受信回路144を備えた第1無線通信部126とそのアンテナ128を除き、更にプロセッサ124に設けた警報制御部170の機能は、図7の警報制御部160の機能の中の親局12から送信された防災信号の有効受信を検知して対応する防災警報を出力すると共に、これに基づく防災連動信号を生成して他の住警器へ送信させる制御を除き、その代わりに、中継アダプタ200から送信された防災信号の有効受信を検知して、これに対応する防災警報を出力するように構成する。
図14は本発明による防災警報連携システムBで住宅に設置する中継アダプタと住警器の他の実施形態を示したブロック図である。なお、これは一例であり、各機能の分離、統合は任意に行うことができる。また各機能のそれぞれの任意の一部または全部は、ソフトウェア(プログラム)によって実行されるものであっても、ハードウェアによって実行されるものであっても良い。
図15は本発明による防災警報連携システムA,Bの他の実施形態で使用する親局側の概略構成を示したブロック図であり、本実施形態にあっては、住警器側で緊急地震速報や津波警報を出力させるための防災信号を、音声信号に重畳させて送信することで、市町村防災無線設備における使用機器の改良や改修をほとんど必要とせずに、住警器側を連携できるようにしたことを特徴とする。
操作スイッチ84a:緊急地震速報防災データ信号
操作スイッチ84b:津波警報防災データ信号
操作スイッチ84c:緊急警報防災データ信号
等が割当てられている。これ以外に必要に応じてテスト防災データ信号といった適宜の防災データ信号を割当てることができる。
(システム概要)
図16はコミュニティFM放送局と住警器を組み合わせた本発明の他の実施形態となる防災警報連携システムを示した説明図である。
図17は図16に設けた中継アダプタ500の実施形態を示したブロック図である。これは一例であり、各機能の分離、統合は任意に行うことができる。また各機能の任意の一部または全部は、ソフトウェア(プログラム)によって実行されるものであっても、ハードウェアによって実行されるものであっても良い。
(システム概要)
図18はワンセグ放送局と住警器を組み合わせた本発明の他の実施形態となる防災警報連携システムCを示した説明図である。
図19は図18に設けた中継アダプタ700の実施形態を示したブロック図である。これは一例であり、各機能の分離、統合は任意に行うことができる。また各機能のそれぞれの任意の一部または全部は、ソフトウェア(プログラム)によって実行されるものであっても、ハードウェアによって実行されるものであっても良い。
上記の実施形態は、警報器の出力する第1警報を火災検知に基づく火災警報とし、第2警報を市町村防災無線設備などから送信された防災信号の受信に基づく防災警報としているが、第1警報と第2警報の組合せは、これ以外に、火災警報と防犯警報の組合せ、火災警報とガス漏れ警報の組合せなど、適宜の警報の組合せを含む。
12:親局
14:操作卓
16:拡声子局
18:拡声器
20:戸別受信機
22:中継局
24:住宅
26,46,62:制御部
28:音声入力部
30,54:電話制御部
32,58,64:無線通信部
34,60,66,128,131,206,210,306,506,706:アンテナ
36,48,70,138:操作部
38,50,68:表示部
40:放送用マイク
42:親電話機
44:緊急地震速報受信機
52,76:音声出力部
56:子電話機
72,172,308:インタフェース回路部
78,158::スピーカ
100,100−1〜100−3:住警器
112:カバー
114:本体
115:取付フック
116:検煙部
118:音響孔
120:警報停止スイッチ
122:LED
124,202,302,502,702:プロセッサ
126,204,304:第1無線通信部
130,208:第2無線通信部
132:メモリ
134:センサ部
136:報知部
140,212,312:電池電源
144,214,314:第1受信回路
146,216:第2送信回路
148:第2受信回路
150:連動信号
152:連番
154:送信元符号
155:グループ符号
156:事象符号
160,170,180:警報制御部
174:バス受信回路
200,300,500,700:中継アダプタ
218,318,518,718:中継制御部
310:バス信号線
316:バス送信回路
400:コミュニティFM放送局
402:ヘッドエンド
404:全国瞬時警報システム受信機
406:市町村防災操作卓
Claims (11)
- 監視領域に複数の警報器が配置され、これら複数の警報器間で通信して連動する警報システムに於いて、
前記警報器は、
自己の監視領域の異状を検知した場合は連動元を示す第1警報を出力すると共に第1警報連動信号を他の警報器へ送信し、
他の警報器からの第1警報連動信号を受信した場合は連動先を示す第1警報を出力し、
外部から第2警報信号を受信した場合は第2警報を出力すると共に第2警報連動信号を他の警報器へ送信し、
他の警報器からの第2警報連動信号を受信した場合は第2警報を出力するものであって、さらに、
自己の監視領域の異状を検知し、且つ外部からの第2警報信号又は他の警報器からの第2警報連動信号を受信した状態にあっては連動元を示す第1警報を出力し、
自己の監視領域の異状は検知しないが第1警報連動信号を受信し、且つ外部からの第2警報信号又は他の警報器からの第2警報連動信号を受信した状態にあっては第2警報を出力する、
ことを特徴とする警報システム。
- 請求項1記載の警報システムに於いて、前記警報器は、
前記第2警報信号又は第2警報連動信号の受信に基づき前記第2警報を出力している状態で自己の監視領域の異状を検知した場合は、前記第2警報の出力を停止して連動元を示す第1警報を出力し、
前記第2警報信号又は第2警報連動信号の受信に基づき前記第2警報を出力している状態で第1警報連動信号を受信した場合は、前記第2警報の出力を継続することを特徴とする警報システム。
- 請求項1記載の警報システムに於いて、前記警報器は、
自己の監視領域の異状検知に基づき連動元を示す第1警報を出力している状態で前記第2警報信号又は第2警報連動信号を受信した場合は、連動元を示す前記第1警報の出力を継続し、
前記第1警報連動信号の受信に基づき連動先を示す第1警報を出力している状態で第2警報信号又は第2警報連動信号を受信した場合は、連動先を示す前記第1警報の出力を停止して前記第2警報を出力することを特徴とする警報システム。
- 請求項1記載の警報システムに於いて、前記警報器は、
連動元又は連動先を示す前記第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、前記第1警報の出力を停止すると共に他の警報器へ警報停止連動信号を送信し、
自己の監視領域の異状を検知し且つ前記第2警報信号又は前記第2警報連動信号を受信した状態で連動元を示す前記第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、連動元を示す前記第1警報の出力を停止すると共に警報停止連動信号の送信を禁止し、
前記第1警報連動信号を受信し且つ前記第2警報信号又は前記第2警報連動信号を受信した状態で第2警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、前記第2警報の出力を停止すると共に前記警報停止連動信号の送信を禁止することを特徴とする警報システム。
- 請求項1記載の警報システムに於いて、前記警報器は、
連動元又は連動先を示す前記第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、前記第1警報の出力を停止すると共に他の警報器へ警報停止連動信号を送信し、
自己の監視領域の異状を検知し且つ前記第2警報信号又は第2警報連動信号を受信した状態で連動元を示す第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、連動元を示す前記第1警報の出力を停止して第2警報の出力に切り替えると共に警報停止連動信号の送信を禁止し、
前記第1警報連動信号を受信し且つ前記第2警報信号又は前期第2警報連動信号を受信した状態で前記第2警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、前記第2警報の出力を停止して連動先を示す第1警報の出力に切り替えると共に警報停止連動信号の送信を禁止することを特徴とする警報システム。
- 請求項1記載の警報システムに於いて、前記警報器は、
自己の監視領域の異状を検知し、且つ前記第2警報信号又は前記第2警報連動信号を受信した場合は、連動元を示す第1警報と、第2警報を、交互に出力し、
自己の監視領域の異状は検知しないが前記第1警報連動信号を受信し、且つ前記第2警報信号又は前記第2警報連動信号を受信した場合は、連動先を示す第1警報と、第2警報を、交互に出力することを特徴とする警報システム。
- 請求項6記載の警報システムに於いて、前記警報器は、
連動元又は連動先を示す前記第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、前記第1警報の出力を停止すると共に、他の警報器へ警報停止連動信号を送信し、
連動元又は連動先を示す第1警報と、第2警報を、交互に出力している状態で、前記第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、前記第1警報の出力を停止すると共に前記警報停止連動信号の送信を禁止し、
連動元又は連動先を示す第1警報と、第2警報を、交互に出力している状態で、前記第2警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、前記第2警報の出力を停止すると共に前記警報停止連動信号の送信を停止することを特徴とする警報システム。
- 請求項6記載の警報システムに於いて、前記警報器は、
連動元又は連動先を示す第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、前記第1警報の出力を停止すると共に他の警報器へ警報停止連動信号を送信し、
連動元又は連度先を示す第1警報と、第2警報を、交互に出力している状態で、前記第1警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、前記第1警報の出力を停止して前記第2警報を出力に切り替えると共に前記警報停止連動信号の送信を禁止し、
連動元又は連動先を示す第1警報と、第2警報を、交互に出力している状態で、前記第2警報を出力しているときに、自己に対する警報停止操作を検知した場合は、前記第2警報の出力を停止して前記第1警報の出力に切り替えると共に前記警報停止連動信号の送信を禁止することを特徴とする警報システム。
- 請求項1乃至7の何れかに記載の警報システムに於いて、
前記第1警報は火災警報であり、前記第2警報は防災警報であり、
前記警報器は、
自己の監視領域の火災を検知した場合は連動元を示す火災警報を出力すると共に火災連動信号を他の警報器へ送信し、
他の警報器からの火災連動信号を受信した場合は連動先を示す火災警報を出力し、
外部から防災信号を受信した場合は防災警報を出力すると共に防災連動信号を他の警報器へ送信し、
他の警報器からの防災連動信号を受信した場合は防災警報を出力するものであって、さらに、
自己の監視領域の火災を検知し、且つ外部からの防災信号又は他の警報器からの防災連動信号を受信した状態にあっては連動元を示す火災警報を出力し、
自己の監視領域の異状は検知しないが火災連動信号を受信し、且つ外部からの防災信号又は他の警報器からの防災連動信号を受信した状態にあっては防災警報を出力することを特徴とする警報システム。
- 請求項9記載の警報システムに於いて、前記防災信号は、少なくとも津波警報信号を含むことを特徴とする警報システム。
- 自己の監視領域の異状を検知した場合は連動元を示す第1警報を出力すると共に第1警報連動信号を他の警報器へ送信し、
他の警報器からの第1警報連動信号を受信した場合は連動先を示す第1警報を出力し、
外部から第2警報信号を受信した場合は第2警報を出力すると共に第2警報連動信号を他の警報器へ送信し、
他の警報器からの第2警報連動信号を受信した場合は第2警報を出力するものであって、さらに、
自己の監視領域の異状を検知し、且つ外部からの第2警報信号又は他の警報器からの第2警報連動信号を受信した状態にあっては連動元を示す第1警報を出力し、
自己の監視領域の異状は検知しないが第1警報連動信号を受信し、且つ外部からの第2警報信号又は他の警報器からの第2警報連動信号を受信した状態にあっては第2警報を出力する、
制御手段を設けたことを特徴とする警報器。
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