JP5992858B2 - 局側終端装置におけるバッファ制御方法およびバッファ装置 - Google Patents
局側終端装置におけるバッファ制御方法およびバッファ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5992858B2 JP5992858B2 JP2013078869A JP2013078869A JP5992858B2 JP 5992858 B2 JP5992858 B2 JP 5992858B2 JP 2013078869 A JP2013078869 A JP 2013078869A JP 2013078869 A JP2013078869 A JP 2013078869A JP 5992858 B2 JP5992858 B2 JP 5992858B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleep
- buffer
- output
- frame
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 51
- 230000007958 sleep Effects 0.000 claims description 417
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 33
- 230000004622 sleep time Effects 0.000 claims description 22
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 11
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 5
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Description
PONシステムは、局側に配置される1台のOLTと加入者側に配置される複数のONUとが、PONインタフェースPON−IF(PON InterFace)を構成する光ファイバと光スプリッタを介して接続された1対多のシステムである。
第1の従来技術は、宛先ONU別に分けて蓄積する方法である(例えば、非特許文献2など参照)。図16は、第1の従来技術にかかるOLTの下りバッファ構成例である。
図17に示すように、第2の従来技術にかかる下りバッファ50には、前述した図16と同様、主な機能部として、アクティブバッファ51、スリープバッファ52、蓄積制御部53、出力制御部54、およびスリープ管理部55が設けられている。
すなわち、第2の従来技術は、スリープバッファに一括して下りフレームを蓄積するために、OLTは、全ONUが同時刻にアクティブモードに復帰するように復帰時刻を設定し、各ONUにスリープフレームを送信する。全ONUが一斉にアクティブモードに復帰すると、スリープバッファに蓄積された全てのフレームをONUに送信する。
しかしながら、第2の従来技術にかかるフレーム蓄積方法では、スリープモードに移行した時刻に関わらず、全てのONUがアクティブになる時刻を同一にしなければならないため、スリープ時間が減少し、ONUの省電力効果が減少する。
[第1の実施の形態]
本発明は、スリープ中のONU宛に到着するフレームを、宛先ONU別ではなく、スリープ期間満了予定時刻別に蓄積する点に特徴がある。まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるOLTの下りバッファ(バッファ装置)10について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる下りバッファの構成を示すブロック図である。
PONシステムなどの加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信ネットワークでは、省電力機能として、ONUの動作モードを、トラヒック状況に応じてデータ送受信可能なアクティブまたはデータ送受信を停止するスリープのいずれかに切り替えるスリープ制御機能がある。
本発明にかかる下りバッファ10は、このようなOLTで用いられて、ONU向けの下りフレームを一時蓄積する機能を有している。
アクティブバッファ12は、半導体メモリなどの記憶装置からなり、アクティブなONU宛の下りフレームを蓄積するためのバッファである。
具体的には、下りバッファ10において、当該スリープ領域の各々に番号を予め付与し、蓄積したフレームの出力を許可するスリープ領域の番号を、後述する時間間隔ΔT毎に切り替える。
これにより、ONUがスリープ中の間は、スリープ領域にフレームが蓄積され続け、当該ONUのスリープ期間が満了する時刻に、当該スリープ領域に出力許可が与えられて当該蓄積フレームが出力されるようになる。
なお、本実施の形態における各スリープ領域の容量は、例えば、NNIのラインレートにΔTを乗算して得られる値に等しい容量である。
次に、本実施の形態にかかる下りバッファ10のフレーム蓄積制御動作及び出力制御動作について説明する。
まず、図2および図3を参照して、本実施の形態にかかるフレーム出力制御動作について説明する。図2は、フレーム出力制御動作を示すフローチャートである。
本実施の形態にかかるフレーム出力制御動作は、出力スリープ領域選択部17および出力制御部14で実施される。
出力制御部14は、出力スリープ領域選択部17からBcurrentを取得し(ステップ100)、スリープバッファ11から通知された各スリープ領域の空状態に基づき、当該Bcurrenに対応するスリープ領域が空か否かを確認する(ステップ101)。
一方、当該Bcurrenに対応するスリープ領域が空であり、いずれのフレームも蓄積されていない場合(ステップ101:YES)、出力制御部14は、アクティブバッファ12が空か否かを確認する(ステップ103)。
また、アクティブバッファ12が空でなく、1つ以上のフレームが蓄積されている場合(ステップ103:NO)、アクティブバッファ12に蓄積されているフレームを1つ取得し、出力フレームとして出力し(ステップ104)、ステップ100に戻る。
次に、図3を参照して、本実施の形態にかかるフレーム蓄積制御動作について説明する。図3は、フレーム蓄積制御動作を示すフローチャートである。
本実施の形態にかかるフレーム蓄積制御動作は、スリープ管理部15、入力スリープ領域選択部16、および蓄積制御部13で実行される。
ここで、Binputに対応するスリープ領域が満杯でない場合(ステップ117:NO)、蓄積制御部13は、蓄積要求によりBinputに対応するスリープ領域に当該下りフレームを蓄積し(ステップ118)、満杯である場合には(ステップ117:YES)、当該下りフレームを廃棄する(ステップ115)。
次に、図4を参照して、本実施の形態にかかる出力スリープ領域選択部17について説明する。図4は、出力スリープ領域番号算出動作を示すフローチャートである。
出力スリープ領域選択部17は、スリープ中ONUの有無に関わらず、時間間隔ΔT毎にフレームの出力を許可する新たな出力スリープ領域番号Bcurrentを算出して切り替え、出力制御部14へ出力する。また、Bcurrentの切り替えから経過した時間Tcurrentを計時して入力スリープ領域選択部16に通知する。
ここで、Bcurrentに対応するスリープ領域が空でない場合(ステップ123:NO)、出力スリープ領域選択部17は、空になるまでBcurrentおよびTcurrentの値を保持する。
ここで、Bcurrentの値がNに達していない場合(ステップ124:NO)、Bcurrentに「1」を加算した値を新しいBcurrentとして算出し(ステップ125)、Tcurrentを0に初期化した後(ステップ127)、ステップ120へ戻る。
また、Bcurrentの値がNに達している場合(ステップ124:YES)、Bcurrentの値を1とした後(ステップ126)、Tcurrentを「0」に初期化した後(ステップ127)、ステップ120に戻る。
従って、ONUの最大スリープ時間をTsleep_maxとすると、少なくとも(N−1)×ΔTをTsleep_maxよりも長い時間にすることで、ONUがスリープ中の間に入力されるフレームをスリープバッファ11に蓄積し続けることが可能になる。
次に、図6を参照して、本実施の形態にかかる入力スリープ領域選択部16について説明する。図6は、入力スリープ領域番号算出動作を示すフローチャートである。
入力スリープ領域選択部16は、残りスリープ時間が0となる時刻に、出力が許可される予定のスリープ領域の番号BinputをONU毎に算出し、蓄積制御部13に通知する。
一方、Binput_tmpがNよりも大きい場合(ステップ131:NO)、入力スリープ領域選択部16は、Binput_tmpからNを減算した値をBinputとした後(ステップ133)、ステップ134へ移行する。
ここで、Binputに対応するスリープ領域が満杯であり、フレームの蓄積が不可能である場合(ステップ134:YES)、入力スリープ領域選択部16は、Binputに「1」を加算した値を新しいBinput_tmpとし(ステップ135)、ステップ131に戻る。
通常、OLTから各ONUに対してフレームを送信する際、OLTと接続可能な全ONUに対して、一定の時間間隔ΔT内に各ONUに対して送信可能な最大フレーム数分を、同一時刻に送信するという状況が発生する確率は極めて低い。したがって、本実施の形態のように、スリープ中のONU宛に到着するフレームを、スリープバッファ11において、宛先ONU別ではなく、スリープ期間満了予定時刻別に蓄積すれば、各時刻に対応するスリープ領域の記憶容量を削減することができる。このため、前述した第1の従来技術のように、OLTと接続可能な全ONU数分の蓄積領域をスリープバッファ11内に具する場合と比較して、スリープバッファ11を構成する半導体メモリの記憶容量やコストを削減することができる。また、スリープ中のONUを途中で復帰させる必要もないことから、ONUの省電力効果を減少させることもない。
これについては、図6に示した入力スリープ領域番号算出動作を実行すれば、スリープ期間満了時刻に出力許可予定のスリープ領域が満杯の場合、その次に出力が許可される予定のスリープ領域にフレームが蓄積されるようになる。このため、特定のスリープ領域にフレームの蓄積先が集中した場合であっても、フレームが廃棄されることを防ぐことができる。
OLTのNNIにおけるデータ転送レートをSNNIとし、フレームを出力するスリープ領域の切り替え時間間隔をΔTとした場合、1つのスリープ領域の記憶容量mはSNNI×ΔTとなる。したがって、スリープ領域の数をNとした場合、本発明においてスリープバッファ11内の全スリープ領域として必要とされる記憶容量Mは、N×m=N×SNNI×ΔTで求められる。
この条件から、Nについて、次の式(4)が導出される。
次に、図9を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる下りバッファ10について説明する。図9は、第2の実施の形態にかかる下りバッファの構成を示すブロック図である。
本実施の形態におけるOLTの下りバッファは、当該バッファに蓄積したフレームを完全優先で出力する点が第1の実施の形態と異なる。すなわち、当該バッファは、蓄積したフレームのうち、低遅延が要求される高優先度のフレームを、当該要求が低い低優先度のフレームよりも優先的に出力する。
以下では、本実施の形態において新たに備えたフレーム振り分け部21と出力優先制御部22の詳細を述べた後、本実施の形態における出力制御部14の出力制御フローを述べる。
フレーム振り分け部21は、OLTの下りバッファ10に入力された下りフレームの優先度を識別し、当該優先度に対応する蓄積制御部13に当該下りフレームを転送する機能を具備する。図9においては、識別した優先度が1の場合には、優先度1(優先バッファ20A)の蓄積制御部13にフレームを転送し、識別した優先度が2の場合には、優先度2(優先バッファ20B)の蓄積制御部13にフレームを転送する。優先度の識別は、例えば、フレームに付与されているVLANタグのCoS値によって判別できる。
次に、図10を参照して、本実施の形態にかかる出力優先制御部22について説明する。図10は、出力優先度決定動作を示すフローチャートである。この出力優先度決定動作は、優先度の高い優先度1の出力制御部14に対して優先的に出力許可を与えるための処理動作である。
ここで、優先度1のアクティブバッファ12と各出力スリープ領域のうち、いずれか一方でも空でない場合(ステップ200:NO)、出力優先制御部22は、両方が空になるまでの間、優先度1の出力制御部14にフレーム出力を許可する(ステップ201)。
ここで、優先度2が空でない場合(ステップ202:NO)、1フレームのみ当該優先度2の出力制御部14にフレームの出力を許可して(ステップ203)、ステップ200に戻り、優先度2が空の場合(ステップ202:YES)、ステップ200に戻る。
次に、図11を参照して、本実施の形態にかかる出力制御部14について説明する。図11は、他の出力制御動作を示すフローチャートである。
まず、出力制御部14は、出力優先制御部22からフレーム出力が許可されているか否かを確認する(ステップ210)。
ここで、フレーム出力が許可されていない場合(ステップ210:NO)、出力制御部14は、許可されるまで待機する。
ここで、Bcurrentのスリープ領域が空でない場合(ステップ212:NO)、出力制御部14は、当該スリープ領域に蓄積された1つの下りフレームを出力する(ステップ213)。
ここで、アクティブバッファ12が空でない場合(ステップ214:NO)、出力制御部14は、アクティブバッファ12に蓄積された1つの下りフレームを出力し(ステップ215)、当該出力の完了に応じて、ステップ210に戻り、アクティブバッファ12が空である場合(ステップ214:YES)、ステップ210に戻る。
次に、図12を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる下りバッファ10について説明する。図12は、第3の実施の形態にかかる下りバッファの構成を示すブロック図である。
本実施の形態におけるOLTの下りバッファは、完全優先で蓄積フレームを出力する点において第2の実施の形態と同一であるが、当該出力制御を全優先度共通の時刻に基づいて行う点が異なる。すなわち、高優先度(優先度1)のみが時刻Tcurrentの計測を行い、その他の優先度(優先度2)ではTcurrentの計測を行わず、高優先度のTcurrentを用いる。
次に、図13を参照して、本実施の形態にかかる優先度2の入力スリープ領域選択部16について説明する。図13は、優先度2の入力スリープ領域選択動作を示すフローチャートである。
優先度2の入力スリープ領域選択部16は、優先度1の出力スリープ領域選択部17からTcurrent,1を受信し、受信したTcurrent,1を用いて優先度2のBinput(以後Binput,2と呼称)をONU毎に算出する機能を具備する。算出したBinput,2は第2の実施の形態と同様に、優先度2の蓄積制御部13に通知する。
ここで、Binput_tmp,2がN以下の場合(ステップ301:YES)、優先度2の入力スリープ領域選択部16は、Binput_tmp,2をBinput,2としてステップ304に移行する。
一方、Binput_tmp,2がNよりも大きい場合(ステップ301:NO)、優先度2の入力スリープ領域選択部16は、Binput_tmp,2からNを減算した値をBinput,2とした後(ステップ303)、ステップ304に進む。
ここで、満杯である場合(ステップ304:YES)、優先度2の入力スリープ領域選択部16は、Binput,2に「1」を加算した値を新しいBinput_tmp,2とした後(ステップ305)、ステップ301に戻る。
一方、満杯でない場合(ステップ304:NO)、優先度2の入力スリープ領域選択部16は、当該スリープ領域にフレームを蓄積可能であることを意味するため、Binput,2の値を保持した後(ステップ306)、ステップ300に戻る。
次に、図14を参照して、本実施の形態にかかる優先度2の出力スリープ領域選択部17について説明する。図14は、優先度2の出力スリープ領域選択動作を示すフローチャートである。
優先度2の出力スリープ領域選択部17は、第1の実施の形態における出力スリープ領域選択部17とは異なり、時刻Tcurrentの計測は行わず、第1の実施の形態の出力スリープ領域選択部17と同一の機能を具備する優先度1の出力スリープ領域選択部17からBcurrent,1を受信し、Bcurrent,1を用いてBcurrent,2を決定する機能を具備する。
ここで、Bcurrent,2に対応するスリープ領域番号が空でない場合(ステップ310:NO)、Bcurrent,2の値を保持する。
ここで、Bcurrent,2がBcurren,1と同一の値である場合(ステップ311:YES)、優先度2の出力スリープ領域選択部17は、Bcurrent,2の値を保持するためにステップ311に戻る。
ここで、Bcurrent,2がNに等しくない場合(ステップ312:NO)、優先度2の出力スリープ領域選択部17は、Bcurrent,2に「1」を加算した値を新しいBcurrent,2にし(ステップ313)、ステップ310に戻る。一方、Bcurrent,2がNに等しい場合(ステップ312:YES)、優先度2の出力スリープ領域選択部17は、Bcurrent,2の値を「1」に更新し(ステップ314)、ステップ310に戻る。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (8)
- 加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信ネットワークにおいて、トラヒック状況に応じてデータ送受信可能なアクティブまたはデータ送受信を停止するスリープのいずれかに動作モードが切り替わる加入者終端装置のうち、スリープ中の加入者終端装置宛のフレームを、局側終端装置内の下りバッファが一時蓄積する際に用いられるバッファ制御方法であって、
前記下りバッファは、スリープ中の加入者終端装置宛のフレームを蓄積するためのスリープ領域を複数具備するスリープバッファと、アクティブな加入者終端装置宛のフレームを蓄積するためのアクティブバッファとを有し、
前記下りバッファが、
前記スリープ領域のうちフレームの出力許可が最後に与えられたスリープ領域が空であって、かつ、当該出力許可を与えてからの経過時間Tcurrentが予め定めた時間間隔ΔTを上回わるごとに、フレームの出力許可を与える出力スリープ領域を順次切り替えるステップと、
入力されたフレームの宛先加入者終端装置がスリープ中である場合には、前記スリープバッファ内のスリープ領域のうち、当該加入者終端装置のスリープ期間が満了する時刻に出力許可が与えられる予定のスリープ領域に、当該フレームを蓄積するステップと、
入力されたフレームの宛先加入者終端装置がスリープ中でない場合には、前記アクティブバッファに当該フレームを蓄積するステップと
を備えることを特徴とするバッファ制御方法。 - 請求項1記載のバッファ制御方法において、
前記スリープバッファは、前記スリープ領域として、1からN(Nは2以上の整数)までの整数のうちのいずれか1つが固有の番号として予め付与されているN個のスリープ領域を有し、
前記下りバッファが、前記経過時間Tcurrentと前記スリープ期間が満了するまでの残り時間Tremain_sleepとの加算値を前記時間間隔ΔTで除算し、得られた値を下回らない最小の整数に対して、最後に前記出力許可を与えたスリープ領域を示す番号Bcurrentを加算することにより、前記出力許可が与えられる予定のスリープ領域を示す入力スリープ領域番号Binputを算出するステップを
さらに備えることを特徴とするバッファ制御方法。 - 請求項2記載のバッファ制御方法において、
前記下りバッファが、
前記入力スリープ領域番号Binputからなる仮番号Binput_tmpがN以下の場合には、当該仮番号Binput_tmpを前記入力スリープ領域番号Binputとし、前記仮番号Binput_tmpがNを上回る場合には、当該仮番号Binput_tmpからNを減算した値を、前記入力スリープ領域番号Binputとするステップと、
前記フレームを前記入力スリープ領域に蓄積する際、前記スリープバッファのうち、前記入力スリープ領域番号Binputと対応するスリープ領域に当該フレームを蓄積する入力スリープ領域番号算出ステップと
をさらに備えることを特徴とするバッファ制御方法。 - 請求項3記載のバッファ制御方法において、
前記入力スリープ領域番号算出ステップは、前記スリープバッファのうち、前記入力スリープ領域番号Binputと対応するスリープ領域が満杯である場合には、入力スリープ領域番号Binputに1を加算した値を新たな入力スリープ領域番号Binputとして算出し、前記入力スリープ領域番号Binputと対応するスリープ領域が満杯でない場合には、前記仮番号Binput_tmpを当該入力スリープ領域番号Binputとするステップを備えることを特徴とするバッファ制御方法。 - 請求項2記載のバッファ制御方法において、
前記Nは、前記加入者終端装置のスリープ期間長を、前記時間間隔ΔTで除算して得られる値を下回らない最小の整数に、2を加算して得られる値を少なくとも上回る値からなることを特徴とするバッファ制御方法。 - 加入者系ポイント・トゥ・マルチポイント型光通信ネットワークにおいて、トラヒック状況に応じてデータ送受信可能なアクティブまたはデータ送受信を停止するスリープのいずれかに動作モードが切り替わる加入者終端装置のうち、スリープ中の加入者終端装置宛のフレームを、局側終端装置内で一時蓄積する際に用いられるバッファ装置であって、
スリープ中の加入者終端装置宛のフレームを蓄積するためのスリープ領域を複数具備するスリープバッファと、
アクティブな加入者終端装置宛のフレームを蓄積するためのアクティブバッファと、
スリープ中の加入者終端装置の残りスリープ時間の計測、および、自バッファ装置におけるフレーム蓄積有無の監視とスリープ中か否かの判定を、加入者終端装置毎に行うスリープ管理部と、
前記スリープ領域のうちフレームの出力許可が最後に与えられたスリープ領域が空であって、かつ、当該出力許可を与えてからの経過時間Tcurrentが予め定めた時間間隔ΔTを上回わるごとに、フレームの出力許可を与える出力スリープ領域を順次切り替える出力スリープ領域選択部と、
前記スリープバッファのうち前記出力スリープ領域が空でない場合には、当該出力スリープ領域からフレームを出力し、前記出力スリープ領域が空の場合には前記アクティブバッファからフレームを出力する出力制御部と、
前記スリープ管理部で計測された前記残りスリープ時間が0になる時刻に、前記出力スリープ領域選択部が出力許可を与える予定の入力スリープ領域を、加入者終端装置毎に算出する入力スリープ領域選択部と、
入力されたフレームの宛先加入者終端装置がスリープ中である場合には、前記スリープバッファ内のスリープ領域のうち前記入力スリープ領域に当該フレームを蓄積し、入力されたフレームの宛先加入者終端装置がスリープ中でない場合には、前記アクティブバッファに当該フレームを蓄積する蓄積制御部と
を備えることを特徴とするバッファ装置。 - 請求項6に記載のバッファ装置において、
フレームの優先度ごとに、前記スリープバッファ、前記アクティブバッファ、前記スリープ管理部、前記出力スリープ領域選択部、前記入力スリープ領域選択部、および前記蓄積制御部をそれぞれ備え、
すべての優先度に共通して、
入力されたフレームの優先度を識別し、得られた優先度に対応する蓄積制御部に当該入力フレームを転送するフレーム振り分け部と、
前記各優先度のうち、前記出力スリープ領域選択部によって出力許可が与えられている出力スリープ領域と前記アクティブバッファとのいずれか一方が空でない優先度であって、かつ、当該優先度が高い出力制御部から順に、フレームの出力許可を与える出力優先制御部と
をさらに備えることを特徴とするバッファ装置。 - 請求項7に記載のバッファ装置において、
前記優先度のうち高優先度の前記出力スリープ領域選択部は、前記出力許可を与えてから経過した時間の計測値と前記出力許可を与えているスリープ領域とを、高優先度以外の優先度の前記入力スリープ領域選択部と前記出力スリープ領域選択部にそれぞれ通知し、
前記高優先度以外の優先度の前記出力スリープ領域選択部は、前記出力許可を与えてから経過した時間を計測せず、出力許可を与えているスリープ領域が空で、かつ高優先度において前記出力許可を与えられているスリープ領域と一致しない場合に、出力許可を与えているスリープ領域を切り替える
ことを特徴とするバッファ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013078869A JP5992858B2 (ja) | 2013-04-04 | 2013-04-04 | 局側終端装置におけるバッファ制御方法およびバッファ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013078869A JP5992858B2 (ja) | 2013-04-04 | 2013-04-04 | 局側終端装置におけるバッファ制御方法およびバッファ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014204290A JP2014204290A (ja) | 2014-10-27 |
JP5992858B2 true JP5992858B2 (ja) | 2016-09-14 |
Family
ID=52354374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013078869A Expired - Fee Related JP5992858B2 (ja) | 2013-04-04 | 2013-04-04 | 局側終端装置におけるバッファ制御方法およびバッファ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5992858B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5577237A (en) * | 1995-01-23 | 1996-11-19 | Tandem Computers, Incorporated | Protocol timer and method of using same |
US8000602B2 (en) * | 2008-04-17 | 2011-08-16 | Pmc-Sierra Israel Ltd. | Methods and devices for reducing power consumption in a passive optical network while maintaining service continuity |
JP5243351B2 (ja) * | 2009-06-17 | 2013-07-24 | 日本電信電話株式会社 | バッファ管理方法およびバッファ管理装置 |
JP5102263B2 (ja) * | 2009-08-25 | 2012-12-19 | 日本電信電話株式会社 | 通信網における共有バッファを用いた省電力方法および通信ノード |
US8934781B2 (en) * | 2010-08-19 | 2015-01-13 | Intellectual Discovery Co., Ltd. | Optical subscriber network |
-
2013
- 2013-04-04 JP JP2013078869A patent/JP5992858B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014204290A (ja) | 2014-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8542998B2 (en) | Passive optical network system and sleep time determination method | |
US20160080208A1 (en) | Master station device, slave station device, optical communication system, control device, and bandwidth allocation method | |
US9788270B2 (en) | Optical-wireless access system | |
EP2975810B1 (en) | Method and system for improving bandwidth allocation efficiency | |
US20100061401A1 (en) | Dynamic bandwidth allocating method and device with hardware reduced and bandwidth usability improved | |
CN102118212B (zh) | 一种进行光网络单元带宽分配的方法及光线路终端 | |
JP5404936B2 (ja) | 通信装置 | |
WO2017113336A1 (zh) | 动态带宽的分配方法、装置和无源光网络系统 | |
US11985455B2 (en) | Optical communication device and resource management method | |
JPWO2021053759A1 (ja) | ネットワーク制御装置、通信リソース割り当て方法および通信システム | |
CN101953119A (zh) | 频带分配方法以及无源光通信网系统 | |
JP2011211262A (ja) | 局側装置および帯域割り当て方法 | |
JP5992858B2 (ja) | 局側終端装置におけるバッファ制御方法およびバッファ装置 | |
JP4244746B2 (ja) | 光加入者線端局装置およびそれによって用いられる帯域割当方法 | |
JP2014011666A (ja) | 上りデータの帯域割当方法及び通信装置 | |
CN112911421A (zh) | 动态带宽分配方法和装置、无源光纤网络和存储介质 | |
JP5541798B2 (ja) | スリープ制御方法およびスリープ制御装置 | |
JP5345561B2 (ja) | 通信システム、送信機、受信機、及び通信方法 | |
JP5556927B2 (ja) | 帯域割り当て方法 | |
KR100895465B1 (ko) | 계층적 가중치 라운드 로빈 방식에 의한 동적 대역폭 할당방법 및 장치 | |
JP2012244488A (ja) | 通信システムおよび終端装置 | |
KR100903111B1 (ko) | 시분할다중접속 기반 수동 광 가입자망 시스템의 대역 할당장치 및 방법 | |
JP6787853B2 (ja) | 通信システム、加入者線終端装置及び加入者線端局装置 | |
JP2004343734A (ja) | 光加入者線端局装置およびフレームスケジューリング方法 | |
JP2014011606A (ja) | 帯域割当方法、帯域割当装置、局側終端装置及び受動光ネットワークシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150717 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160531 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160713 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160816 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5992858 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |