JP5992138B2 - I相粘稠クレンジング化粧料 - Google Patents

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本発明は、I相粘稠クレンジング化粧料に関する。詳しくは、風呂場や洗面所など水の存在下で使用する際、はじめは手に取りやすくこぼれ落ちにくい弾性的な性質を有し、濡れた手で使用して水が混入したときに粘性的な性質となり、しかも使用中の良好なのびとなめらかさを有し、かつ水が混入してもI相のまま、乳化することなく優れたクレンジング力を有するI相粘稠のクレンジング組成物に関する。
従来、皮膚上の皮脂汚れや、口紅、ファンデーション、アイシャドウ、マスカラ等のメイクアップ化粧料を除去する目的で、クレンジング化粧料が用いられている。クレンジング化粧料は皮膚に塗布して伸ばした後、皮膚から除去されるものである。クレンジング化粧料の形態としては、様々なものが市販されているが、現在主流となっているものはクレンジング力の高いオイル状形態である。クレンジング化粧料が使用される環境としては、生活習慣の変化や簡便性などの面から、洗面所や風呂場などの水が存在する場所が主流となっている。
このような背景から、濡れた手で使用することができるクレンジングオイル(例えば、特許文献1参照。)が市販され、汎用されているが、濡れた手で使用したときの感触がより重要視されるようになってきている。クレンジングオイルは連続相が油成分であるため、クレンジング力に優れているが、用済後の化粧料の除去が困難で、油性成分が手や顔に残りべたつくため、使用感が好ましくない。また液状であるため、塗布時に手からこぼれ落ちやすく、使用中の肌感触においても粘性が低く、肌あたりやなめらかさが良好とはいえない。
濡れた手で使用することができるクレンジングオイルの中には塗布時の使用性を改善するために、油の増粘剤を配合したもの(例えば、特許文献2参照。)もあるが、弾性的な性質を有する程ではなく、流動性があるため扱いにくいという問題がある。また粘度を出すために油の増粘剤を多量に配合した場合、I相にはならない。
バイコンティニュアス構造の等方I液相のクレンジング化粧料(例えば、特許文献3参照。)もあるが、やはり低粘度の溶液状態のため塗布する前に扱いにくいという問題がある。一方、粘性があるジェル状やクリーム状のクレンジング化粧料は塗布時に手からこぼれ落ちにくく、使用中の肌感触も良好であるが、水溶性高分子の配合により洗い上がりのべたつきがありさっぱりしないなどの欠点を有している。
このような欠点を改善するために、特定の界面活性剤、分子内にカルボキシル基を有する水溶性高分子、油成分、グリコール及び水を併用する、クレンジング化粧料(例えば、特許文献4参照。)があるが、濡れた手で使用することを前提としていないため、風呂場など水の存在下での使用に適したものとはいえない。
また、水溶性高分子を用いず、I相領域の液晶構造体を基剤として用いたクレンジング化粧料(例えば、特許文献5又は6参照。)がある。このクレンジング化粧料は、塗布時もゲル状で扱いやすく塗布時ののびもよく、洗い上がりもさっぱりした使用感であるが、使用時に少量の水が混入した場合すぐ自己乳化しII相となるため、使用感も悪くクレンジング力も落ちて風呂場などで濡れた手で使用することが出来ないという問題がある。
特開2005−194249号公報 特開2010−150233号公報 特開2004−217640号公報 特開2009−269860号公報 特公平1−53845号公報 特公平3−71475号公報
上記実情において、風呂場や洗面所など水の存在下で使用する際、はじめは手に取りやすくこぼれ落ちにくい弾性的な性質を有し、濡れた手で使用して水が混入したときに粘性的な性質となり、しかも使用中の良好なのびとなめらかさを有し、かつ水が混入してもI相のまま、乳化することなく優れたクレンジング力を有するI相粘稠のクレンジング組成物の出現が望まれていた。
本発明者は、上記問題点のないクレンジング化粧料を得るべく鋭意研究を重ねた結果、特定の界面活性剤、油成分、グリセリン及び水を併用し、特定の性状を有するクレンジング化粧料が、上記要件を満たすことを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、少なくとも2種の非イオン性界面活性剤(A)(B)、常温で液状の油成分(C)、グリセリン(D)及び水(E)を含有するI相粘稠クレンジング化粧料であって、30℃でのひずみγが0.1〜10%の範囲において、損失弾性率G”/貯蔵弾性率G’で示される損失正接tanδ<1であり、化粧料の全質量に対して25質量%の水を添加してもI相状態を維持し、かつtanδ>1であることを特徴とするI相粘稠クレンジング化粧料である。
上記I相粘稠クレンジング化粧料は水溶性高分子を含まないことが好ましい。また、油の増粘剤を含まないことも好ましい。また、2種の非イオン性界面活性剤(A)(B)は、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアリン酸エステル(A)及びポリオキシエチレングリセリルエーテルイソステアリン酸エステル(B)であることが好ましい。そして、非イオン性界面活性剤(A)が、化粧料中16.0〜27.0質量%含有するとともに、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアレート(50E.O.)(A)、ポリオキシ
エチレングリセリルイソステアレート(5E.O.)(B)およびグリセリン(D)の含有量が化粧料中48.0〜58.0質量%であり、水(E)の含有量が化粧料中10.0〜12.0質量%であり、非イオン性界面活性剤(B)との質量比(A):(B)=80:20〜95:5であり、かつグリセリン(D)の水(E)に対する質量分率(D)/(E)が2.33〜3.00であることが好ましい。

本発明によれば、風呂場や洗面所など水の存在下で使用する際、はじめは手に取りやすくこぼれ落ちにくい弾性的な性質を有し、濡れた手で使用して水が混入したときに粘性的な性質となり、しかも使用中の良好なのびとなめらかさを有し、かつ水が混入してもI相のまま、乳化することなく優れたクレンジング力を有するI相粘稠のクレンジング組成物を提供できる。
本発明のI相粘稠クレンジング化粧料において、油相/水相/界面活性剤相で構成される3成分系の相図の一例を示す図である。 本発明のI相粘稠クレンジング化粧料において、動的粘弾性のひずみ依存性測定結果の一例を示す図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のI相粘稠クレンジング化粧料は、少なくとも2種の非イオン性界面活性剤(A)(B)、常温で液状の油成分(C)、グリセリン(D)及び水(E)を含有するものである。この化粧料に対して30℃の条件下で応力を加えたときに、I相粘稠クレンジング化粧料のひずみγが0.1〜10%となる範囲において、損失正接tanδ<1であることが必要である。損失正接tanδは、損失弾性率G”/貯蔵弾性率G’で示されるが、tanδ<1のとき化粧料は弾性的な性質を示す。さらに、I相粘稠クレンジング化粧料の全質量に対して25質量%の水を添加した場合、化粧料は可溶化してI相状態を維持し、かつ30℃の条件下でひずみγが0.1〜10%となる範囲において、tanδ>1であることが必要である。tanδ>1のとき化粧料は粘性的な性質を有する。
粘弾性の測定は、市販の粘弾性測定装置を用い、周波数、測定用コーンプレート、適用ひずみ、測定温度などを所定の条件に設定して行なえばよい。得られた結果を元に、損失正接tanδ=損失弾性率G”/貯蔵弾性率G’を算出できる。例えば、市販の粘弾性測定装置(AntonPaar社製レオメーター PhysicaMCR−301)を用い、周波数1Hz、測定用コーンプレートは直径50mm、コーン角度1°、適用ひずみは線形領域の範囲内、測定は30℃で行なう。
本発明のI相粘稠クレンジング化粧料には、天然水溶性高分子、半合成水溶性高分子、合成水溶性高分子等の化粧品用、医薬品用として一般に使用され得る水溶性高分子を配合できるが、2種の非イオン性界面活性剤(A)(B)、常温で液状の油成分(C)、グリセリン(D)及び水(E)との配合設計によっては、洗い上がりにべたつきがあり、さっぱりしないことがあるという点で、配合しないことが好ましい。
本発明のI相粘稠クレンジング化粧料には、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル−10、(トリベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリル、ステアリン酸イヌリン、パルミチン酸デキストリンなどの化粧品用、医薬品用として一般に使用され得る油の増粘剤を配合できるが、2種の非イオン性界面活性剤(A)(B)、常温で液状の油成分(C)、グリセリン(D)及び水(E)との配合設計によっては、I相にならないことがあるという点で、配合しないことが好ましい。
本発明のI相粘稠クレンジング化粧料で使用される非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレングリセリルエーテルトリイソステアリン酸エステル、ポリグリセリンジイソステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアリン酸エステル及びポリオキシエチレングリセリルエーテルイソステアリン酸エステルが挙げられる。これら非イオン性界面活性剤から少なくとも2種を本発明のI相粘稠クレンジング化粧料に用いるが、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアリン酸エステル及びポリオキシエチレングリセリルエーテルイソステアリン酸エステルが,粘稠なI相を形成し、水が混入してもI相を維持するという点で、特に好ましい。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアリン酸エステルとしては、例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアレート(20E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアレート(30E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアレート(40E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアレート(50E.O.)などが挙げられる。ポリオキシエチレングリセリルエーテルイソステアリン酸エステルとしては、例えば、ポリオキシエチレングリセリルモノイソステアレート(5E.O.)、ポリオキシエチレングリセリルモノイソステアレート(8E.O.)などが挙げられる。
上記非イオン性界面活性剤のうち、非イオン性界面活性剤(A)としてポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアリン酸エステルを化粧料中に16.0〜27.0質量%配合することが粘稠なI相形成という点で、好ましい。このとき、非イオン性界面活性剤(B)としてポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアリン酸エステル以外の少なくとも1種を質量比(A):(B)=80:20〜95:5となるように化粧料中に配合することが、クレンジング力や水を可溶化した後の感触面であるのびやなめらかさという点で好ましい。非イオン性界面活性剤(B)としては、ポリオキシエチレングリセリルエーテルイソステアリン酸エステルが特に好ましい。

本発明のI相粘稠クレンジング化粧料で使用される常温で液状の油成分(C)は、化粧料、医薬品等に通常使用されるものでよく、例えばシリコーン油、エーテル油、炭化水素類、高級アルコール高級脂肪酸エステル類、高級アルコール類、高級脂肪酸類、動植物油脂、コレステロール脂肪酸エステル類、香料などが挙げられる。これらは1種又は2種以上を組み合わせて使用され、好ましいものとしては、パルミチン酸2−エチルへキシル、オクタン酸セチルなどの油を含む場合である。これら常温で液状の油成分(C)は、化粧料中に5〜90質量%、さらには30〜50質量%を配合することが水の可溶化能やクレンジング力という点で好ましい。
本発明のI相粘稠クレンジング化粧料で使用されるグリセリン(D)は、I相を得るために配合するものである。非イオン界面活性剤に3価以上の多価アルコールの添加により曇点が低下し、組成物をより親油性にするためI相が形成されやすくなるが、本発明ではグリセリンでのみ広範囲にI相が形成された。
水(E)の配合量は本発明の使用目的、適切な物性に応じて適宜選択し得るが、グリセリン(D)の水(E)に対する質量分率が2.33〜3.00となるように配合することがI相を広範囲に形成するという点で、好ましい。

本発明では、さらに化粧料、医薬品等に通常使用される薬効剤、保湿成分、抗炎症剤、殺菌剤、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、有機及び無機粉体、色素などを必要に応じて配合することができる。また、本発明の効果を損なわない範囲で固形油分、半固形油分を加えることができる。
次に実施例を挙げて本発明を説明するが、それに先立ち評価方法を示す。尚、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
<I相状態>
化粧料の全質量に対する25質量%の水を添加前及び添加後のクレンジング化粧料の状態が、I相であるか否かにより○×で評価した。
<粘弾性測定>
粘弾性の測定は、市販の粘弾性測定装置(AntonPaar社製レオメーター PhysicaMCR−301)を用い、周波数1Hz、測定用コーンプレートは直径50mm、コーン角度1°、適用ひずみは線形領域の範囲内、測定は30℃で行った。得られた結果を元に、損失正接tanδ=損失弾性率G”/貯蔵弾性率G’を算出した。
算出した損失正接tanδが、水添加前はtanδ<1のとき○と評価し、tanδ≧1のとき×と評価した。同様に水添加後はtanδ>1のとき○と評価し、tanδ≦1のとき×と評価した。
<評価方法>
女性パネラー20名の顔面に市販の油性ファンデーションを塗布し、30分放置後、実施例及び比較例のクレンジング化粧料約3gを濡れた手で用い、1分間、一定の力及び速さで顔面を手でマッサージし、その後水で洗い流した。その際の手からこぼれ落ちないといった塗布時の扱いやすさ、濡れた手で使用中ののびやなめらかさといった肌感触、クレンジング力、洗い上がりのさっぱり感(べたつきのなさ)の各項目を5段階評価し、更にその平均点から下記基準により判定した。
5段階評価
5点:非常に良い
4点:良い
3点:普通
2点:やや悪い
1点:悪い
判定
◎:平均点が4.5点以上
○:3.5以上、4.5点未満
△:2.5以上、3.5点未満
×:平均点が2.5点未満
<製法>
常法に従って、すべての成分を加温溶解、混合、均一撹拌した後に冷却し、調製した。
実施例1〜8
表1に記載の配合組成よりなるクレンジング化粧料を調製し、評価を行った。その結果を表1に併せて示した。
Figure 0005992138
表1より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜8の組成物は、いずれも優れた性能を示していた。
図1にパルミチン酸2−エチルへキシルからなる油相/水からなる水相/ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアレート(50E.O.)とポリオキシエチレングリセリルモノイソステアレート(5E.O.)を9:1の比率で混合した非イオン性界面活性剤1に対して、グリセリン1.33の比率で添加した界面活性剤相で構成される実施例1(図中のSample1)のI相粘稠クレンジング化粧料及びそのクレンジング過程における溶存状態の変化を調べた結果を示す。Sample1に25質量%水を混合したものがSample2である。相図の各軸の数値は、組成比率である。
図2にSample1及びSample2に関する30℃で動的粘弾性のひずみ依存性測定を行った結果を示す。横軸はひずみγであり、単位は%である。縦軸は動的粘弾性であり、単位はPaである。Sample1はひずみγが0.1〜10%の範囲において弾性体の挙動を示し、Sample2は同じ条件で粘性体の挙動を示した。
比較例1〜7
表2に記載の配合組成よりなるクレンジング化粧料を調製し、評価を行った。その結果を表2に併せて示した。
Figure 0005992138
比較例1〜7では、手からこぼれ落ちないといった塗布時の扱いやすさ、濡れた手で使用中ののびやなめらかさといった肌感触、クレンジング力、洗い上がりのさっぱり感(べたつきのなさ)、水添加前後I相状態である、30℃での損失正接tanδ<1、水添加後はtanδ>1となるいずれかの特性が劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
I クレンジング組成物のI相領域
II クレンジング組成物のII相領域
PE パルミチン酸2−エチルへキシル(油相)
W 水(水相)
PHMIS/GM+Gly ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアレート(50E.O.)及びポリオキシエチレングリセリルモノイソステアレート(5E.O.)にグリセリン添加(界面活性剤相)
Sample1 実施例1のI相粘稠クレンジング化粧料
Sample2 実施例1のI相粘稠クレンジング化粧料に25質量%水添加したときの
クレンジング過程のライン上の組成

Claims (3)

  1. ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアレート(50E.O.)(A)、ポリオキシエチレングリセリルイソステアレート(5E.O.)(B)、常温で液状のパルミチン酸2−エチルへキシル(C)、グリセリン(D)及び水(E)を含有し、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアレート(50E.O.)(A)の含有量が化粧料中16.0〜27.0質量%であり、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアレート(50E.O.)(A)、ポリオキシエチレングリセリルイソステアレート(5E.O.)(B)およびグリセリン(D)の含有量の合計が化粧料中48.0〜58.0質量%であり、水(E)の含有量が化粧料中10.0〜12.0質量%であり、ポリオキシエチレングリセリルイソステアレート(5E.O.)(B)との質量比(A):(B)=80:20〜95:5であり、グリセリン(D)の水(E)に対する質量分率(D)/(E)=2.33〜3.00であるI相粘稠クレンジング化粧料であって、30℃でのひずみγが0.1〜10%の範囲において、損失弾性率G”/貯蔵弾性率G’で示される損失正接tanδ<1であり、化粧料の全質量に対して25質量%の水を添加後もI相状態を維持し、かつtanδ>1であることを特徴とするI相粘稠クレンジング化粧料。
  2. 水溶性高分子を含まない請求項1に記載のI相粘稠クレンジング化粧料。
  3. 油の増粘剤を含まない請求項1又は2に記載のI相粘稠クレンジング化粧料。
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