JP5991869B2 - スポーツ用マウスピース - Google Patents

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本発明は、スポーツをする際に口腔内に入れて使用するマウスピースに関するものである。
ゴルフ、野球、自転車、スキーおよびライフルなどのスポーツをする際、競技者は、力を入れるために歯を強く噛み合わせて食いしばることがある。その際、歯に大きな負荷がかかり、歯が欠損するおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、口腔内に装着し、スポーツ中における歯の欠損を防止するスポーツ用マウスピースを提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、左右臼歯の咬合面を覆う一対の板状片と、この各板状片の左右方向外側端縁から下向きに連設される外側片と、前記各板状片の左右方向内側端縁から下向きに連設される内側片と、前記内側片同士または前記外側片同士を連結し、下側の歯の裏側または表側を覆うよう略U字形状に形成された係止部材とを備え、前記板状片は、上下の臼歯間に介在し得る大きさの板状であって、前端の厚さが後端の厚さの1.5倍〜3倍となるように前端から後端にかけて漸次薄くなるように形成されていると共に、前半部より後半部が上方に持ち上がるように弓形に傾斜しており、前記板状片と前記外側片と前記内側片とによって左右の下側の臼歯を上方から覆うように断面下向きコ字形状に形成されており、前記外側片の下端部は、左右方向内側へ膨出して形成されており、前記内側片と前記外側片とにより下側の臼歯を挟み込んだ状態において、前記外側片の下端部が、下側の臼歯の側面の凹みに入り込むことを特徴とするスポーツ用マウスピースである。
請求項2に記載の発明は、前記係止部材は、前記内側片または前記外側片の下端部に連設されており、口腔内に装着した状態で、歯と歯茎の境界部に位置することを特徴とする請求項1に記載のスポーツ用マウスピースである。
さらに、請求項3に記載の発明は、シリコンゴム、ウレタンゴム、ゴム、EVA樹脂、またはエラストマーにより一体形成されてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスポーツ用マウスピースである。
本発明によれば、下側の臼歯への装着が確実となると共に、上下の臼歯に対する密着性が高くなり、さらに、異物感が少なく装着でき、スポーツを行っている間、安定して装着でき、スポーツ中に歯が欠損することを防止することができるスポーツ用マウスピースを提供できる。
本発明のスポーツ用マウスピースの一実施例を示す斜視図である。 図1の底面図である。 図1の右側面図である。 図2のA−A断面図である。 図1のスポーツ用マウスピースの装着状態を示す断面図である。 保護部に下側の臼歯がはめ込まれ、噛み合わせた状態を示す図である。
以下、本発明のスポーツ用マウスピースについて図面に示す実施例に基づき具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明のスポーツ用マウスピースの一実施例を示す図であり、図1は斜視図、図2は底面図、図3は右側面図である。また、図4は、図2のA―A断面図である。
本実施例のスポーツ用マウスピース1は、左右の臼歯の咬合面を覆う一対の保護部3,3と、この保護部3,3同士を連結する係止部材5とを備える。
各保護部3は、臼歯の咬合部に対応する位置に配置される板状片7と、この板状片7の左右方向外側端縁から下方へ矩形板状に延出して形成される外側片11と、板状片7の左右方向内側端縁から下方へ矩形板状に延出して形成される内側片13とを備え、保護部3は、断面下向き略コ字形状に形成されている。
つまり、本実施例のマウスピース1の左右両端部には、外側片11、内側片13および板状片7により下向き略コ字形状溝が形成されている。
外側片11の下端部11aは、左右方向内側へ断面略円孤状に膨出して形成されている。
各保護部3の板状片7の厚さは、約0.5mm〜5mm程度とされている。
また、板状片7は、前端7aの厚みが、後端7bの厚みの1.5倍〜3倍となるように前端7aから後端7bに行くにしたがって薄くなるように形成されている。
例えば、前端7aの厚みは、1mm〜4mmとされ、後端7bの厚みは、0.5mm〜2mmとされる。本実施例では、板状片7は、その前端7aの厚みが後端7bの厚みの2倍とされている。
さらに、板状片7は、前後方向中央部が下方へ若干下がった湾曲面状とされる。
具体的には、板状片7は、後半部が前半部より上方に持ち上がるように弓形に傾斜して形成されている。
外側片11、および内側片13は、それぞれ奥側へ行くに従って上下寸法が短くなるよう形成されている。
また、外側片11、および内側片13は、板状片7の後端部よりやや前方にて終わるように、板状片7の途中まで形成されている。
さらに、各保護部3の板状片7の左右両端部に形成される外側片11および内側片13は、下方に行くに従って互いに近接するよう形成されている。
係止部材5は、略U字形状に形成されて歯列に沿って歯の裏側を覆うよう配置され、その両端部5a,5aは、各保護部3の内側片13の下端部に連設されている。
係止部材5を湾曲形状としたことにより、歯列との適合性がよくなった。また、歯へのフィットをより確実なものとするために、係止部材5は、歯列よりもやや広がった略U字形状に形成されている。すなわち、係止部材5の左右両端部5a,5aが、左右方向外側にやや拡げられた形状とされている。これによって、スポーツ用マウスピース1を口腔内に装着する際には、係止部材5の左右両端部5a,5aを互いにやや近接するよう弾性変形させて歯に装着し、装着後弾性復元により歯茎の内側に密着することになる。
係止部材5は、その両端部5a,5aが各保護部3の内側片13の下端部に連設されている。
具体的には、板状片7の上面と係止部材5の上端辺との間隔xは、約3〜8mmとされるのが好ましく、より好ましくは、4〜6mmとされ、図示例では5mmとされている。
間隔xが小さすぎると舌に当たり易く、大きすぎると安定性に欠ける。
また、係止部材5の上下寸法(高さ寸法)yは、約3〜8mmとされるのが好ましく、より好ましくは、4〜6mmとされ、図示例では5mmとされている。
上下寸法yが小さすぎるとねじれ易くなり、大きすぎると口中で嵩張る。
次に、本実施例のスポーツ用マウスピース1の使用について説明する。
図5は、本実施例のスポーツ用マウスピースの装着状態を示す断面図である。
図6は、保護部に下側の臼歯がはめ込まれ、噛み合わせた状態を示す図である。
まず、マウスピース1を口腔内に入れ、下の歯の裏側に沿って係止部材5を配置する。そして、図6に示すように、外側片11、内側片13および板状片7により形成される下向き略コ字形状溝に、下の臼歯を係合して装着する。
このようにマウスピース1を口腔内に装着した状態では、係止部材5は、下側の前歯の下端部、つまり、舌側の歯と歯茎の境界部に当接する。
外側片11と内側片13が互いに近接するように形成されていることで、板状片7、外側片11および内側片13により構成される下向き略コ字形状溝を弾性変形して下側の臼歯に無理嵌めすることで、歯から抜けにくくでき、歯に安定して固定できる。
また、マウスピース1を下側の歯に装着した状態では、外側片11の下端部11aが、下側の臼歯の側面の凹みuに入り込み、マウスピース1が、安定して固定される。
また、係止部材5の左右両端部5aを内側片13の下端部に連設し、かつ、係止部材5の上下寸法を小さく形成したことで、マウスピース1を口腔内に入れた際に、異物感なく装着でき、しかもマウスピース1を装着していても会話がし易い。
また、板状片7を弓形に形成したことで、マウスピース1を装着した状態において、歯列のアーチに沿って板状片7が配置され、噛み易い構造を得られた。
さらに、板状片7の前端7aを後端7bより厚く形成したことで、均等にかみ合わせることができる。
このように口腔内にマウスピース1を装着した状態で各種スポーツをすることができる。本発明のマウスピース1を装着していることで、強くかみ合わせても歯が板状片7に均等に、かつ安定して当たり、歯が欠損することがない。
係止部材5と保護部3の内、少なくとも保護部3は、柔軟でゴム質の弾性材により形成されている。本実施例では、係止部材5と保護部3との双方が、シリコンゴム、ウレタンゴム、ゴム、EVA樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)またはエラストマー等の柔軟でゴム質の素材により一体形成されている。なお、少なくとも保護部3の板状片7は、臼歯の噛みしめによって僅かに弾性変形すると共に、その噛みしめの解除により元の状態に復元する弾性力を有するよう構成されている。
本発明のスポーツ用マウスピースは、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。たとえば、上記実施例では、係止部材5は、内側片13,13同士を連結するように設けられ、歯の裏側を覆うように配置されたが、歯の表側を覆うように係止部材を設けてもよい。つまり、外側片11,11同士を連結するように係止部材5を設ける構成としてもよい。
1 スポーツ用マウスピース
5 係止部材
11 外側片
13 内側片

Claims (3)

  1. 左右臼歯の咬合面を覆う一対の板状片と、
    この各板状片の左右方向外側端縁から下向きに連設される外側片と、
    前記各板状片の左右方向内側端縁から下向きに連設される内側片と、
    前記内側片同士または前記外側片同士を連結し、下側の歯の裏側または表側を覆うよう略U字形状に形成された係止部材とを備え、
    前記板状片は、上下の臼歯間に介在し得る大きさの板状であって、前端の厚さが後端の厚さの1.5倍〜3倍となるように前端から後端にかけて漸次薄くなるように形成されていると共に、前半部より後半部が上方に持ち上がるように弓形に傾斜しており、
    前記板状片と前記外側片と前記内側片とによって左右の下側の臼歯を上方から覆うように断面下向きコ字形状に形成されており、
    前記外側片の下端部は、左右方向内側へ膨出して形成されており、
    前記内側片と前記外側片とにより下側の臼歯を挟み込んだ状態において、前記外側片の下端部が、下側の臼歯の側面の凹みに入り込む
    ことを特徴とするスポーツ用マウスピース。
  2. 前記係止部材は、前記内側片または前記外側片の下端部に連設されており、口腔内に装着した状態で、歯と歯茎の境界部に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスポーツ用マウスピース。
  3. シリコンゴム、ウレタンゴム、ゴム、EVA樹脂、またはエラストマーにより一体形成されてなる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスポーツ用マウスピース。
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