JP5991216B2 - 電気ケーブル固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は電気ケーブル固定構造に関するものであり、特に、電子機器等の筐体内に配設した回路基板と外部電源との間を接続する電気ケーブルを筐体に固定するための電気ケーブル固定構造に関するものである。
一般に、電子機器は、機器筐体内に配設した回路基板と外部電源との間を接続する電気ケーブルを、機器筐体内から引き出した構造になっている。その電気ケーブルは、途中にケーブル固定部を設けて機器筐体に固定し、外力を受けて引っ張られた際に、その外力をケーブル固定部で受け、回路基板との接続部分に外力が直接加わらないようにして、断線を防止している(例えば、特許文献1参照)。
図7〜図9は、特許文献1に記載されるケーブル固定部を設けた車載カメラ装置の一例を示すものであり、図7はその車載カメラ装置の断面図、図8はその車載カメラ装置の分解斜視図、図9はその車載カメラ装置のリアケースの一部を破断して示す斜視図である。
図7及び図8に示すように、車載カメラ装置100は、前部に撮像光を導入する撮像レンズ部101(図7参照)を設けたフロントケース102aと、そのフロントケース102aの後部に防水パッキン113を挟んで配設され、フロントケース102aにねじ103(図8参照)で固定されるリアケース102bと、を有する筐体102を備えている。また、図7に示すように、フロントケース102aの内部に撮像素子104や映像回路基板105等を格納し、リアケース102bの後部にケーブル引出孔106を設け、そのケーブル引出孔106から筐体102内に映像信号線や電源線等よりなる電気ケーブル107を挿通させ、電気ケーブル107の先端に設けたコネクタ108aと映像回路基板105側に設けたコネクタ108bとを接続させ、筐体102内の電気回路と外部との電気接続を図っている。
また、図7及び図8に示すように、電気ケーブル107の途中には、その電気ケーブル107を筐体102にケーブル引出孔106内で固定するホルダー109が設けられている。そのホルダー109は、電気ケーブル107の一部を90度折り曲げた状態にして金型内に設置しておき、そこにホルダー109を形成する樹脂などを充填して一体化される、いわゆるインサート成形により、電気ケーブル107と一体化されている。そして、ホルダー109をケーブル引出孔106に固定することにより、そのホルダー109と共に電気ケーブル107をリアケース102bに固定している。
その電気ケーブル107をケーブル引出孔106に固定する構造を、図9を加えて更に詳述すると、図7、図8、図9に示すように、リアケース102bの外側において、ケーブル引出孔106の外周には円筒状の壁110aが立設されている。また、図8に示すように、ケーブル引出孔106の内周面には、扇形をした4つの爪110bが等間隔で形成され、爪110bの円周方向の一方の端部側面には、図8及び図9に示すようにストッパー壁110cが設けられている。
一方、円筒状の壁110aと扇形の4つの爪110bとの間には、防水パッキン装着部110dが設けられており、この防水パッキン装着部110dにリング状のゴム素材からなる防水パッキン111が装着されるようになっている。
ホルダー109はケーブル引出孔106に嵌め込んでから回転することで、ケーブル引出孔106に嵌合固定させるバヨネット構造になっている。ここで、図8に示すように、ホルダー109の回転時における仮想的な中心線Oxを回転軸と定義する。また、ホルダー109は、電気ケーブル107をその内部に挿通して防水及び固定をした構造になっており、円筒形のボス部109a(図9参照)の一端に設けられた円盤状のフランジ109bと、ボス部109aの内部を挿通する電気ケーブル107を回転軸Oxと直角に曲げて保持する保持部109cと、フランジ109bと回転軸Ox方向に隙間を開けて、ボス部109a外周の円周方向に配置された4つのヒレ部109dとで構成されている。
そして、車載用カメラ装置を組み立てる場合は、リアケース102bの外側、すなわち防水パッキン111が装着された円筒状の壁110a側から、コネクタ108aを先端に取り付けた電気ケーブル107をケーブル引出孔106に挿通させ、そのコネクタ108aを映像回路基板105側のコネクタ108bを結合させる。その後、4本のねじ103でフロントケース102aとリアケース102bとを固定する。
次に、ホルダー109のヒレ部109dをリアケース102bの爪110bと爪110bとの間からリアケース102b内部に侵入させ、フランジ109bを円筒状の壁110a内部に格納するようにし、ホルダー109全体をリアケース102bに押し付けながら回転軸Oxを中心として時計方向に回転させる。
このようにすると、防水パッキン6が押圧され、また、ホルダー109のヒレ部109dとリアケース102bの爪110bとが嵌合することで、ホルダー109とリアケース102bとが固定されると共に防水性が保たれる構造となっている。また、その後、リアケース102bの背面に電気ケーブル107と係合されてホルダー109の反時計方向における回転を防止する回転防止プレート112が取り付けられる。これにより、ホルダー109の時計方向における回転は、ヒレ部109dの端面がリアケース102bのストッパー壁110cに突き当たることにより規制され、反時計方向における回転は回転防止プレート112に電気ケーブル107が突き当たることにより規制されるようになっている。図7及び図9は、このようにして電気ケーブル107がリアケース102bに取り付けられた状態を示している。
特開2011−46331号公報。
上述したように特許文献1記載の車載カメラ装置における電気ケーブルの固定構造では、電気ケーブルの筐体への取り付けは、バヨネット構造を使用してホルダーをケーブル引出孔に固定することによって取り付けていた。このバヨネット構造は、筐体に対してホルダーを回転させて固定する構造であるため、筐体との間に防水パッキンを挟んで回転するフランジにバリや段差があると防水パッキンが捩れるなど、気密性に影響する問題があった。また、筐体及びホルダーを成形する際の精度を出すための管理に要する工数や、成形直後にホルダーに付着しているバリを取り除く作業に要する工数を必要とする問題があった。さらに、ホルダーの回転を止める回転防止プレートを必要とし、部品点数が多くなり、コストアップの原因になっていた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、部品成形時におけるバリや段差による気密性への影響を軽減し、かつ部品点数を低減してコストダウンを図ることが可能な電気ケーブル固定構造を提供することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、本発明の電気ケーブル固定構造は、筐体内に配設した回路基板と外部電源との間を接続する電気ケーブルを前記筐体に固定する電気ケーブル固定構造であって、
前後、左右、上下の各面、及び、後面から下面に向かって傾斜して設けられた傾斜面を有すると共に、前記電気ケーブルが取り付けられたケーブル固定部材と、
前記筐体内に形成され、前記ケーブル固定部材の前記各面及び前記傾斜面に対応している後面と左右両側面と上下面及び傾斜面をそれぞれ有して、前面が開口して設けられた前記ケーブル固定部材を収容する凹部と、
前記筐体に前記ケーブル挿通孔と対応して形成され、前記凹部の後面から該筐体の外側に貫通して設けられた前記電気ケーブルが挿通されるケーブル引出孔と、
前記電気ケーブルが挿通され、前記ケーブル固定部材と前記筐体との間に配置された弾性を有するOリングと、
前記ケーブル固定部材の少なくも一側面に形成され、前記凹部の一内側面側に突出して設けられた係合突起部と、
前記係合突起部と対応する前記凹部の内側面に、該凹部の前記傾斜面に沿って傾斜して形成され、前記係合突起部がスライド可能に係合されて前記ケーブル固定部材の移動を前記係合突起部がスライド可能な範囲の終端にあるロック位置まで案内するガイド部と、前記ケーブル固定部材がロック位置に移動されたときに前記係合突起部を移動不能にロックするロック部とを有するスライド溝と、
前記ケーブル固定部材の後面に形成され、該ケーブル固定部材が前記スライド溝の終端部に向けて移動させると前記Oリングを押し潰して該Oリングにより前記ケーブル引出孔と前記電気ケーブルとの隙間を埋める保持部と、を備えるとともに、
前記ケーブル固定部材が前記ロック位置に向かってスライドして行くとき、該ケーブル固定部材の傾斜面を前記凹部の傾斜面に当接させて前記係合突起部が前記スライド溝のロック部まで移動可能とし、前記凹部の傾斜面の傾きは、前記ガイド部の傾きよりも大きくなるように構成した(請求項1)。
この構成によれば、ケーブル固定部材の傾斜面を筐体側における凹部の傾斜面に当接させて、ケーブル固定部材をロック位置に向かってスライドさせて行くと、スライド溝のガイド部と凹部の傾斜面との間の隙間が次第に小さくなり、ガイド部の終端位置では、スライド溝と凹部の傾斜面との間に嵌合される。また、ケーブル固定部材をガイド部の終端位置から更に凹部内方向にスライドさせて押し込むと、スライド溝のガイド部と凹部の傾斜面との間の隙間を圧入する様に通過させて、係合突起部がスライド溝のロック部内に収まるロック位置までケーブル固定部材を移動させることができる。ケーブル固定部材をスライド溝の終端部に向けて移動すると、該ケーブル固定部材の保持部がOリングを押し潰す。その押し潰されたOリングは、ケーブル引出孔と電気ケーブルとの間の隙間を埋めて防水シールをする。また、電気ケーブルが外力を受けて引っ張られた場合に、そのシール部分で外力の一部を受けて緩衝し、外力がケーブル固定部材側に直接加わらないように保護することができる。
このように、ケーブル固定部材をロック位置に向かってスライドさせて行くと、スライド溝のガイド部と凹部の傾斜面との間の隙間が次第に小さくなるように、スライド溝の傾斜角度と凹部の傾斜面角度とを異ならせて、ケーブル固定部材がスライド溝のガイド部と凹部の傾斜面をスライドしながら嵌合して行く構造では、係合突起部がスライド部の終端位置からロック部内に移動された後は、スライド溝のロック部内からガイド部側には戻らないので、ケーブル固定部材をロック位置に保持しておくことができる。
また、前記スライド溝は前記凹部の左右両内側面に設けられ、前記係合突起部は前記ケーブル固定部材の左右両側面に設けられている、構成が好ましい(請求項2)。
この構成によれば、ケーブル固定部材は、左右両内側面に設けた係合突起部と凹部内の左右両側面に設けたスライド溝を各々係合させるとともに、ケーブル固定部材の傾斜面と凹部の傾斜面を当接させて凹部内をスライド移動するので、ケーブル固定部材が安定した動きをし、またロック位置ではOリングに対し保持部から均等に押力を加えて押し潰し、防水シール性と電気ケーブルを固定保持する力を高める。
また、前記スライド溝のロック部は、前記ガイド部の終端位置から連続して形成されている、構成が好ましい(請求項3)。
この構成によれば、ガイド部の終端位置とロック部との間に段差が形成される。このため、係合突起部がスライド部の終端位置からロック部内に移動された後は、係合突起部がスライド溝のガイド部側に戻るのを、その段差が更に難しくする。
本発明によれば、ケーブル固定部材を、凹部内における傾斜面を滑らせてロック位置まで移動させるようにすることにより、構造を簡略化できる。また、従来の電気ケーブル固定構造で問題となっていた、成形時に作られるバリや、成形型の仕上げ不良により作られる気密性への影響を無くし、防水性能と電気ケーブルの保持力を向上させることができる。また、従来の構造で使用していた回転防止プレート等の使用を廃止することができるので、コストを下げて安価に提供できる、等の効果が期待できる。
本発明の電気ケーブル固定構造を提供した車載用カメラ装置の斜視図である。 図1のA−A線に沿った拡大概略断面図である。 同上車載用カメラ装置の断面図で、(a)は図2のB−B線に沿った概略断面図、(b)は図2のC−C線に沿った概略断面図である。 ケーブル固定部材を凹部内に固定する構造を説明する図で、(a)はケーブル固定部材を凹部内に固定する前の図、(b)はケーブル固定部材を凹部内に固定した後の図である。 ケーブル固定部材の保持部がOリングを押し潰す構造を説明する説明する図で、(a)はケーブル固定部材を凹部内に取り付ける前の図、(b)はケーブル固定部材を凹部内に固定した後の図である。 凹部の傾斜面の傾きとスライドガイド溝のガイド部の傾きを異ならせた場合の作用を説明する図で、(a)は凹部の傾斜面の傾きとスライドガイド溝のガイド部の傾きを同じにしたときの説明図、(b)及び(c)は凹部の傾斜面の傾きをスライドガイド溝のガイド部の傾きよりも大きく形成したときの説明図である。 従来の電気ケーブル固定構造を適用した車載用カメラ装置の断面図である。 図7に示した車載用カメラ装置の分解斜視図である。 図7に示した車載用カメラ装置のリアケースの一部を破断して示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明では、上下や左右等の方向を示す表現は、絶対的なものではなく、本実施形態の車載用カメラ装置の各部が描かれている姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
図1〜図5は本発明の実施形態に係る電気ケーブル固定構造の実施例を示すもので、図1はその電気ケーブル固定構造を適用した電子機器の一例として示す車載用カメラ装置の斜視図、図2は図1のA−A線拡大断面図、図3は同上車載用カメラ装置の断面図で、(a)は図2のB−B線断面図、(b)は図2のC−C線断面図である。以下の説明において、図2の左右方向左側を装置の前後方向前方、右側を後方とし、また上下方向を上下、紙面に垂直な方向を左右として説明する。
この車載用カメラ装置は、図1、図2に示すように、前部に撮像光を導入する撮像レンズ部11を設けたフロントケース12aと、そのフロントケース12aの後部に防水パッキン13(図2参照)を挟んで配設され、ねじ14(図1参照)で固定されるリアケース12bとを有する筐体12を備えている。
図2に示すように、フロントケース12aの内部には、CCD等の撮像素子15a、映像回路基板15b等が格納され、リアケース12bの後部には前後方向に貫通したケーブル引出孔16が設けられている。
そして、先端にコネクタ18aを取り付け、このコネクタ18aの後方にケーブル固定部材20とOリング19を取り付けた、映像信号線や電源線等を結束して一本のケーブルとしてなる電気ケーブル17を、Oリング19を取り付けた後端側からリアケース12bのケーブル引出孔16に通して、リアケース12bの外側に引き出す。その後、リアケース12b内側において、電気ケーブル17の先端に取り付けたコネクタ18aを映像回路基板15bに設けたコネクタ18bに接続させ、筐体12内と外部との電気接続が図れるようにするとともに、電気ケーブル17の途中に設けたケーブル固定部材20及びOリング19を、後述するようにしてリアケース12bに固定して組み立てられるようになっている。この組立手順は適宜変更されるものである。
上述したように、電気ケーブル17の途中の部分に取り付けられる前記Oリング19及びケーブル固定部材20は、リアケース12bに形成された後述する凹部21と共に本発明の電気ケーブル固定構造を形成するものである。すなわち、電気ケーブル17の途中の部分は、その電気ケーブル固定構造によってリアケース12bに固定保持されている。そして、この固定により、電気ケーブル17が筐体12の外部から引っ張られても、その固定部分で外力を受け、外力が筐体12内部に伝わるのを抑えて筐体12内部の映像回路基板15bへの影響を無くすようにしている。
また、ケーブル引出孔16を貫通している電気ケーブル17は、コネクタ18aをコネクタ18bに接続する前の状態では、ケーブル引出孔16内で前後方向に自由に動くことができる。そして、コネクタ18bにコネクタ18aを接続させ、その後、リアケース12bの凹部21にケーブル固定部材20を取り付けると、電気ケーブル17がリアケース12bに固定される。その後、フロントケース12aとリアケース12bとの間に防水パッキン13を配置し、更にフロントケース12aとリアケース12bとの間をねじ14で固定することにより、車載用カメラ装置10として組み立てられるものである。
次に、前記Oリング19とケーブル固定部材20とリアケース12bの凹部21等でなる電気ケーブル固定構造を図2〜図5を用いてより詳細に説明する。
図4に示すように、ケーブル固定部材20は、前面20a、後面20b、左側面20c、右側面20d、上面20e、下面20f、及び、後面20bから下面20fに向かって角度θ1(図2参照)傾斜して設けられた傾斜面20gを有するブロック状の樹脂成形部材である。
また、図2、図4に示すように、ケーブル固定部材20は、前面20aから後面20bに貫通したケーブル挿通孔22を有し、そのケーブル挿通孔22に電気ケーブル17が貫通して取り付けられている。なお、本実施例では電気ケーブル17は、ケーブル固定部材20を成形する際、金型内に配置しておき、そこにケーブル固定部材20を形成する樹脂を充填してケーブル固定部材20と一体化される、いわゆるインサート成形によりケーブル固定部材20と一体化されている。
さらに、図3、図4に示すように、ケーブル固定部材20の左右の側面20c、20dには、左右対称な位置にそれぞれ略垂直に外側(凹部21の内側面21c、21d側)に突出してなるボス、すなわち係合突起部23が一体に形成されている。なお、図2に示すように、係合突起部23の上面から下面20fまでの距離はW1に設定されている。
ケーブル固定部材20の後面20bには、図2、図5(b)に示すようにケーブル挿通孔22を中心に配して、保持部20hが後方側(凹部21の後内面21b側)に突出して一体に形成されている。なお、保持部20hの先端部には丸み形状が付与されている。
リアケース102bに設けられたケーブル固定部材20を収容する凹部21は、図2〜図4に示すように、筐体12の内側、すなわちリアケース12bの内面側に設けられており、ケーブル固定部材20の後面20bに対応している後内面21bと、ケーブル固定部材20の左側面20cに対応している左側面21cと、ケーブル固定部材20の右側面20dに対応している右内側面21dと、ケーブル固定部材20の上面20eに対応している上内面21eと、ケーブル固定部材20の下面20fに対応している下内面21f、及び後内面21bから下内面21fに向かって傾斜しケーブル固定部材20の傾斜面20gに対応している傾斜面21gと、を有している。なお、図2に示すように、傾斜面21gの傾斜角度は、傾斜面20と同じ角度θ1である。
また、図2、図4、図5に示すように、凹部21の後内面21bには、ケーブル固定部材20のケーブル挿通孔22に対応して、凹部21内からリアケース12bの背面に貫通してなる前記ケーブル引出孔16と、該ケーブル引出孔16の中心に向かって傾斜するようにしてすり鉢形に形成されたOリング位置決め凹部24が設けられている。そのOリング位置決め凹部24には、Oリング19がその一部を収容させて位置決めできるようになっている。なお、Oリング19は、図5(a)に示すように、Oリング位置決め凹部24に位置決め収容させたとき、そのOリング位置決め凹部24内から凹部内に高さHだけ突出した状態で配置されるように設定されている。
さらに、図2〜図5に示すように、凹部21の左右の内側面20c、20dには、左右対称な位置にそれぞれケーブル固定部材20の係合突起部23、23がスライド可能に係合されるスライド溝25が設けられている。
尚、スライド溝25形成方法は例えばリアケース12bをスライド溝25の各々が開口する面で分割した形の2つのパーツをスライド溝25を含め予め金型成型し、それを接着剤等で接着する方法とすればよい。こうすることにより、
リアケース12b内の凹部21内側面20c、20dにスライド溝25を金型成型にて形成することが可能となる。
スライド溝25は、係合突起部23と係合されて、ケーブル固定部材20が凹部21内に開口面側から差し込まれて、図2、図3、図4(b)、図5(b)に示すロック位置まで移動され、最終的に収容される直前の位置(ガイド部終端位置E)までの移動を案内するガイド部25aと、ケーブル固定部材20がガイド部終端位置Eを越えてロック位置に配置された際に、そのロック位置でケーブル固定部材20を移動不能にロックするロック部25bとを有している。
図2に示すように、スライド溝25のガイド部25aは、凹部21の開口面から後内面21bに向かって、傾斜面21gとほぼ平行に延びるようにして傾斜角度θ2で形成されている。なお、この傾斜角度θ2は、傾斜面21gの傾斜角度θ1よりも若干小さな角度である。また、ガイド部25aの始端位置Sにおいて、ガイド部25aの一側面26の位置から凹部21の傾斜面21g上に垂らした垂線の距離は、ケーブル固定部材20の係合突起部23の上面から下面20fまでの距離と同じ距離W1である。
そして、ガイド部25aの傾斜角度θ2と傾斜面21gの傾斜角度θ1との違いにより、図2に示すように、ガイド部25aの始端位置Sにおいて、ガイド部25aの一側面26の位置から傾斜面21g上に垂らした垂線の距離W1と、ガイド部25aの端末位置Eにおいてガイド部25aの一側面26の位置から傾斜面21g上に垂らした垂線の距離W2とでは、距離W2の方が距離W1よりも若干小さくなるように設定される。この距離W1と距離W2の違いは、凹部21の開口側において、ガイド部25aに係合突起部23を係合させてケーブル固定部材20を後内面21b側に向けて、すなわちロック位置側に向けてケーブル固定部材20をスライドさせて行くと、ケーブル固定部材20がスライドされて行くに従いガイド部25aの一側面26と凹部21の傾斜面21gとの距離(隙間)が、距離W1から距離W2に向かって次第に小さくなり、ロック位置の直近では、ケーブル固定部材20がガイド部25aと傾斜面21gとの間に嵌合される。また、嵌合に抗してケーブル固定部材20を更に凹部21内方向にスライドさせて押し込むとロック位置、すなわちロック部25b内まで移動されるようになっている。
ロック部25bは、ガイド部25aの終端位置Eから連続して上内面21e側へ向かって形成されており、このロック部25bが形成されている部分をロック位置と定義する。そのロック位置に設けられたロック部25bは、ガイド部25aの端末位置Eから連続して凹部21の開口側、すなわち筐体12の前側に向かって突出した状態に若干屈曲されており、この屈曲により図4、図5に示すようにガイド部25aとロック部25bとの間に段差27が形成されている。
次に、このように構成されたケーブル固定構造の作用を説明する。まず、先端にコネクタ18aを取り付け、このコネクタ18aの後方にケーブル固定部材20とOリング19を取り付けた電気ケーブル17を、そのOリング19を取り付けた後端側からリアケース12bのケーブル引出孔16に通し、電気ケーブル17の他端側を筐体12の外側に引き出す。次いで、電気ケーブル17の先端に取り付けたコネクタ18aを映像回路基板15bに設けたコネクタ18bに接続させる。
続いて、電気ケーブル17上のOリング19を、凹部21の後内面21b側にスライドさせ、図5(a)に示すように凹部21のOリング位置決め凹部24内に位置決めする。なお、図5(a)では、凹部21内にはケーブル固定部材20は取り付けられておらず、電気ケーブル17がケーブル引出孔16に通され、かつOリング19がOリング位置決め凹部24内に位置決めされた状態にある。そして、この状態では、Oリング19は、凹部21内に寸法Hだけ突出されている。
続いて、図4(a)に示すように、電気ケーブル17上のケーブル固定部材20をリアケース12bの凹部21に対向配置させる。更に、左右のスライド溝25の始端位置Sで、左右の係合突起部23、23をガイド部25a、25aに各々係合させ、ケーブル固定部材20を後内面21b側に、すなわちロック位置側に向かってスライドさせて行く。このとき、ケーブル固定部材20の傾斜面20gは凹部21の傾斜面21gに当接され、係合突起部23はスライド溝25の一側面26に当接して、互いにスライドしながらロック位置側へ移動する。また、この移動時、ケーブル固定部材20と凹部21の後内面21bとの間に配置されている余分な電気ケーブル17は、リアケース12aの外側に徐々に引き出すようにして取り除かれる。
また、ロック位置に近づくと、ガイド部25aの一側面26と凹部21の傾斜面21gとの距離(隙間)がW2に向かって次第に小さくなるので、ケーブル固定部材20がガイド部25aの一側面26と凹部21の傾斜面21gとの間に徐々に嵌合されて大きな押し込み力が必要になるが、ケーブル固定部材20を更に凹部21内方向に強く押し込むと、ロック位置(ロック部25b)まで移動させることができる。そして、ケーブル固定部材20がケーブル溝25の終端部まで移動すると、ケーブル固定部材20の保持部20hがOリング19上に配置され、そのOリング19を後内面21b側に押し潰す。
また、ケーブル固定部材20の保持部20hで押し潰されたOリング19は、Oリング位置決め凹部24内で潰れて拡がり、図2及び図5(b)に示すように、ケーブル引出孔16と電気ケーブル17にそれぞれ密着されて、ケーブル引出孔16と電気ケーブル17の間の隙間、及び、電気ケーブル17とOリング19の間の隙間を各々塞いでシールする。これにより、ケーブル引出孔16の箇所における防水が図られる。また、電気ケーブル17に加えられた外力は電気ケーブル17と一体化されているケーブル固定部材20の部分で受けられ、その外力が映像回路基板15との接続部分に直接加わらないように保護する。
したがって、本実施形態におけるケーブル固定構造では、ケーブル固定部材20を、凹部21内における傾斜面20g上を滑らせてロック位置まで移動させるようにすることにより、従来の電気ケーブル固定構造で問題となっていた、成形時に作られるバリや、成形型の仕上げ不良により作られる気密性への影響を無くして、防水性能と電気ケーブルの保持力を向上させることができる。
また、従来の構造で使用していた回転防止プレート等の使用を廃止することができるので、構造が簡略化され、コストを下げて安価に提供できる、等の効果が期待できる。
さらに、保持部20hで押し潰されたOリング19は、図5(b)に示すようにその復元力Pにより、ケーブル固定部材20をロック位置側に押す力を付与する。この復元力Pは段差27と共に、ロック位置に配置されたケーブル固定部材20の係合突起部23がロック部25bからガイド部25a側に戻りにくくするので、ケーブル固定部材20をロック位置に確実に保持しておくことができ、電気ケーブル17に対する固定の信頼性が向上する。
また、本実施形態のケーブル固定構造では、凹部21の傾斜面21gの傾きθ1を、スライドガイド溝25のガイド部25aの傾きθ2よりも大きく形成しているので、ガイド部25aからロック部25bに移動された係合突起部23がロック部25a内からガイド部25a側に戻るのを抑えて、ケーブル固定部材20を確実にロック状態に維持することができる。この作用を、図6に示す模式図を用いて、次に説明する。
図6の(a)は、凹部21の傾斜面21gの傾きθ1とスライドガイド溝25のガイド部25aの傾きθ2を同じにした場合の図で、(b)及び(c)は、凹部21の傾斜面21gの傾きθ1を、スライドガイド溝25のガイド部25aの傾きθ2よりも大きく形成した場合の図である。
図6(a)に示すように、凹部21の傾斜面21gの傾きθ1とスライドガイド溝25のガイド部25aの傾きθ2を同じにした場合では、ガイド部25aの一側面26の位置から傾斜面21gまでの距離は、ガイド部25aの始端位置から終端位置Eまでと同じになる。したがって、ケーブル固定部材20は、ガイド部25aの終端位置Eに向かってスライドされて行っても、係合突起部23のガイド部25aからロック部25bへの移動は圧入しなくとも移動させることができる。そして、ロック部25bに移動された後は、保持部20hで押し潰されたOリング19の復元力Pにより、ケーブル固定部材20が距離L1だけロック部25b内でロック位置側に押され、その復元力Pで係合突起部23がロック部25b内に押し込められる。なお、図6の(a)中、実線で示すケーブル固定部材20の位置は、ガイド部25a内からロック部25b内に移動された直後の位置を示し、点線で示す位置は、ガイド部25a内からロック部25b内に移動され、その後、Oリング19の復元力Pにより距離L1だけ移動されたロック位置を示している。
しかし、この構造では、ケーブル固定部材20がロック部25b内に押し込められて距離L1移動した分だけ、Oリング19がケーブル引出孔16と電気ケーブル17の間の隙間、及び、電気ケーブル17とOリング19の間の隙間を各々塞いでシールする力が弱められる。また、ロック部25b内で係合突起部23を保持しているOリング19による復元力Pも弱まり、ケーブル固定部材20がロック位置に配置されている状態で、このケーブル固定部材20がガイド部25a側に引っ張られると、係合突起部23がロック部25b内からガイド部25a内に戻ってしまう虞がある。図6(a)中、二点鎖線で示す係合突起部23は、そのロック部25b内からガイド部25a内に戻った係合突起部を示している。
これに対して、図6の(b)、(c)に示す本実施形態の構造のように、凹部21の傾斜面21gの傾きθ1を、スライドガイド溝25のガイド部25aの傾きθ2よりも大きく形成した場合では、ケーブル固定部材20がガイド部25aの終端位置Eに向かってスライドされて行くと、ケーブル固定部材20が次第にスライド溝25側に移動し、係合突起部23のガイド部25aからロック部25bへの移動は無理に押し込んで移動させる形になる。なお、図6の(b)、(c)中、実線で示すケーブル固定部材20の位置は、ガイド部25a内からロック部25b内に移動された直後の位置を示し、点線で示す位置は、ガイド部25a内からロック部25b内に移動され、その後、Oリング19の復元力Pにより距離L2だけ移動されたロック位置を示している。また、1点鎖線は、スライドガイド溝25のガイド部25aの傾きθ2を凹部21の傾斜面21gの傾きθ1と同じにした場合でのスライドガイド溝25のガイド部25aの位置を示している。すなわち、図6の(b)及び(c)では、図6(a)における凹部21の傾斜面21gの傾きθ1は同じで、スライドガイド溝25のガイド部25aの傾きθ2を図6(a)におけるスライドガイド溝25のガイド部25aの傾きθ2より小さくした状態で示している。
そして、図6(b)に示すようにロック部25bに移動された後は、保持部20hで押し潰されたOリング19の復元力Pにより、ケーブル固定部材20が距離L2だけロック位置側に押され、その復元力Pで係合突起部23がロック部25b内に押し込められる。また、この場合にロック部25b内でケーブル固定部材20がロック位置側に移動する距離L2は、既にケーブル固定部材20がスライド溝25側に移動されている分だけ図6の(a)に示した距離L1よりも小さくて済む。したがって、ケーブル固定部材20がロック部25b内に押し込められて移動する距離が、図6(a)で説明した構造の距離L1よりも少ない距離L2であるので、Oリング19がケーブル引出孔16と電気ケーブル17の間の隙間、及び、電気ケーブル17とOリング19の間の隙間を各々塞いでシールする力は、図6(a)で説明した構造の場合に比べて大きくなる。また、ロック部25b内で係合突起部23を保持している復元力Pも大きくなり、ロック部25b内での係合突起部23の緩みを小さく抑えることができるとともに、図6(c)に示すように、この大きな復元力Pと段差27、及びロック部25bからガイド部25aへの入口(ガイド部25aの終端位置E)とで、係合突起部23がロック部25bからガイド部25a側に戻るのを抑えるので、ケーブル固定部材20をロック位置に確実に保持しておくことができことになる。図6(c)に二点鎖線で示す係合突起部23は、ロック部25bからガイド部25a側に戻ろうとしているのが阻止されている状態の係合突起部を示している。
なお、上記実施例では、電子機器として車載用カメラ装置の場合で説明したが、この車載用カメラ装置に限定されることなく、広く一般の電子機器に適用できるものである。また、係合突起部23及びスライド溝25を左右両側に設けた構造を開示したが、片側にだけ設けた構造としてもよいものである。さらに、電気ケーブル17はインサート成形によりケーブル固定部材20と一体化されていなくても、予めケーブル固定部材20に設けたケーブル挿通孔22に、電気ケーブル17を後から挿通するようにしてもよいものである。また、さらに本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれものである。
10 車載カメラ装置
12 筐体
12a フロントケース
12b リアケース
16 ケーブル引出孔
17 電気ケーブル
19 Oリング
20 ケーブル固定部材
20a 前面
20b 後面
20c 左側面
20d 右側面
20e 上面
20f 下面
20g 傾斜面
20h 保持部
21 凹部
21a 開口面
21b 後内面
21c 左内側面
21d 右内側面
21e 上内面
21f 下内面
21g 傾斜面
22 ケーブル挿通孔
23 係合突起部
24 Oリング位置決め凹部
25 スライド溝
25a ガイド部
25b ロック部
26 スライド溝の一側面
27 段差
θ1 傾斜面20g、21gの傾斜角度
θ2 ガイド部25aの傾斜角度

Claims (3)

  1. 筐体内に配設した回路基板と外部電源との間を接続する電気ケーブルを前記筐体に固定
    する電気ケーブル固定構造であって、
    前後、左右、上下の各面、及び、後面から下面に向かって傾斜して設けられた傾斜面を
    有すると共に、前記電気ケーブルが取り付けられたケーブル固定部材と、
    前記筐体内に形成され、前記ケーブル固定部材の前記各面及び前記傾斜面に対応している後面と左右両側面と上下面及び傾斜面をそれぞれ有して、前面が開口して設けられた前記ケーブル固定部材を収容する凹部と、
    前記筐体に前記電気ケーブルが挿通されるケーブル挿通孔と対応して形成され、前記凹部の後面から該筐体の外側に貫通して設けられた前記電気ケーブルが挿通されるケーブル引出孔と、
    前記電気ケーブルが挿通され、前記ケーブル固定部材と前記筐体との間に配置された弾性を有するOリングと、
    前記ケーブル固定部材の少なくも一側面に形成され、前記凹部の一内側面側に突出して設けられた係合突起部と、
    前記係合突起部と対応する前記凹部の内側面に、該凹部の前記傾斜面に沿って傾斜して形成され、前記係合突起部がスライド可能に係合されて前記ケーブル固定部材の移動を前記係合突起部がスライド可能な範囲の終端にあるロック位置まで案内するガイド部と、前記ケーブル固定部材がロック位置に移動されたときに前記係合突起部を移動不能にロックするロック部とを有するスライド溝と、
    前記ケーブル固定部材の後面に形成され、該ケーブル固定部材が前記スライド溝の終端部に向けて移動させると前記Oリングを押し潰して該Oリングにより前記ケーブル引出孔と前記電気ケーブルとの隙間を埋める保持部と、を備えるとともに、
    前記ケーブル固定部材が前記ロック位置に向かってスライドして行くとき、該ケーブル固定部材の傾斜面を前記凹部の傾斜面に当接させて前記係合突起部が前記スライド溝のロック部まで移動可能とし、前記凹部の傾斜面の傾きは、前記ガイド部の傾きよりも大きくなるように構成したことを特徴とする電気ケーブル固定構造。
  2. 前記スライド溝は前記凹部の左右両内側面に設けられ、前記係合突起部は前記ケーブル固定部材の左右両側面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気ケーブル固定構造。
  3. 前記スライド溝のロック部は、前記ガイド部の終端位置から連続して形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気ケーブル固定構造。
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