JP5990791B2 - 偽造防止用印刷物 - Google Patents
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Description
本発明の実施の形態1による偽造防止用印刷物について説明する。
図4(a)は、本実施の形態1における印刷物に対する印刷模様の一画線の構成における部分的な拡大と、印刷物に印刷された印刷模様3を構成するマトリックス状に配置された構成が解るように簡易的に示した模式図である。ここで、縦の寸法Svは、例えば、340μmというように1mm以下の大きさである。図4(a)の画線は、ユニットと称する最小単位であり、画線A1、画線A2、画線A1’及び画線A2’とで構成されている。この図4(a)の画線が、印刷物の表面上においてマトリックス状に規則的に配置される。画線A1及び/又は画線A2と、画線A1’及び/又は画線A2’とは、対を成しており、相互にオンオフの関係にある。このオンオフの関係とは、例えば、一方が黒(オン)のときは他方は白(オフ)、一方が有着色のときは他方は無着色であり、基本的には双方ともに黒又は双方ともに白であることがないということである。そして、画線A1及び/又は画線A2と、画線A1’及び/又は画線A2’とは、面積が同一である。このような画線A1及び/又は画線A2と、画線A1’及び/又は画線A2’とが存在することで通常の可視条件下では視認されず、画線A1及び/又は画線A2のみにより不可視画像(ネガ又はポジ)、画線A1’及び/又は画線A2’のみにより不可視画像(ポジ又はネガ)がそれぞれ形成されている。なお、本発明でいう面積が同一とは、画線面積率が略同一であるものを含むものである。
を可視画像として発現させることができる。なお、本実施の形態1では、寸法Svが340μmで、印刷模様3がオフセット印刷によりコート紙に印刷されている。しかし、寸法Sv、印刷物の基材、印刷方法、印刷材料及び印刷装置等について何ら限定するものでない。
次に、本発明の実施の形態2による偽造防止用印刷物について説明する。実施の形態1では、第1の不可視情報である第1の不可視画像5aと第2の不可視情報とが発現する例であるが、実施の形態2では、第1の不可視情報である第1の不可視画像と第2の不可視情報に加え、第1の判別具2によって第1の不可視情報である第2の不可視画像5bが発現する例を説明するものである。
示されたもので、画線A1、画線A1’、画線B1、画線B1’、画線E1、画線a1及び画線b1によって、図8(b)に示された第2の不可視情報のもととなる画像として、例えば、緩やかな連続階調を表現されたものである。一方、図15(b)、赤外線吸収性色素を含まない色材、例えばシアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の減法混色によって混合されたインキで構成された画線群が示されたもので、画線A2、画線A2’、画線B2、画線B2’、画線E2、画線a2及び画線b2によって、図8(b)に示された第2の不可視情報のもととなる画像のネガ状態を表現されたものである。図15(a)の画線群と図15(b)の画線群を併せて備えたものが図14(b)の画線群ということになる。
本実施の形態3は、第3の真偽判別方法において不可視情報の情報量を増やすための施策である。図19は、印刷模様3に二種類の画線領域をもって構成された状態が示されたもので、本発明の画線構成をより詳細に説明するために印刷模様3の一部を部分的に拡大し、かつ説明し易いように画線Dを黒ベタで表現した模式図である。
類の画線領域で構成された印刷模様3は、光学式スキャナにて解像度1200dpiで画像入力され、図20(a)に示された1024×1024ピクセルから成る24ビットのRGB画像が生成される。図19に示された印刷物上にある高明度の色インキから成る画像の領域g1は、80μmの間隔d1から成る同心円万線で配置され、領域g2は、100μmの間隔d2から成る同心円万線で配置され、領域g1及び領域g2を構成する同心円万線は細画線かつ、明度の高い色インキで印刷されているため目視では同心円万線で構成されていることは視認できない。さらに、明度の低い画線A1及び/又は画線A2、画線A1’及び/又は画線A2’、画線B1及び/又は画線B2、画線B1’及び/又は画線B2’及び画線Cが同時に刷り重なっているため、それらがカモフラージュ模様となり、領域g1及び領域g2を構成する同心円万線が視認されることはない。画線A1及び/又は画線A2、画線A1’及び/又は画線A2’、画線B1及び/又は画線B2、画線B1’及び/又は画線B2’、画線C及び画線Eは、画線Dを形成した同心円万線の周波数成分とは異なる周波数成分によって形成される。なお、間隔d1及び間隔d2は、ユニットの寸法Sよりも小さいことが望ましい。
本実施の形態4は、複数の領域がリング状に配置し、かつ、それぞれの領域の境界において、それぞれの領域に備わる同心円万線が自然な連続性が保たれている位置関係について述べるものである。本実施の形態4について、図面を用いて詳細に説明する。
上述した実施の形態1及び実施の形態2で示されたように、本発明は連続階調画像に対して、画像を含む不可視情報を付与するもので、本実施の形態5では、印刷物の発給装置について説明する。
2 第1の判別具
3 印刷模様
4 印刷物
5a 第1の不可視画像
5b 第2の不可視画像
6 第2の判別具
7 不可視画像
8 中心線
9 カード台紙模様
10 顔写真画像部
11 模様部
12 顔写真画像
A 画線
B 画線
A’ 画線
B’ 画線
a 画線
E 画線
A1 赤外線吸収性色素を含まない画線
B1 赤外線吸収性色素を含まない画線
A1’ 赤外線吸収性色素を含まない画線
B1’ 赤外線吸収性色素を含まない画線
a1 赤外線吸収性色素を含まない画線
b1 赤外線吸収性色素を含まない画線
C 赤外線吸収性色素を含まない画線
D 赤外線吸収性色素を含まない画線
E1 赤外線吸収性色素を含まない画線
A2 赤外線吸収性色素を含む画線
B2 赤外線吸収性色素を含む画線
A2’ 赤外線吸収性色素を含む画線
B2’ 赤外線吸収性色素を含む画線
a2 赤外線吸収性色素を含む画線
b2 赤外線吸収性色素を含む画線
E2 赤外線吸収性色素を含む画線
d 間隔
d1 間隔
d2 間隔
d3 間隔
g1 領域
g2 領域
g3 領域
i1 第1の不可視情報
i2 第2の不可視情報
i3 第3の不可視情報
L1 線
L2 線
L3 線
L4 線
M1 可視情報入力手段
M2 第1の不可視情報入力手段
M3 第2の不可視情報入力手段
M4 第3の不可視情報入力手段
M5 印刷手段
M6 表示手段
M7 編集手段
M7a 可視情報構成手段
M7b 第1の不可視情報構成手段
M7c 第2の不可視情報構成手段
M7d 第3の不可視情報構成手段
M7e 画像合成手段
M8 書式データベース
M9 通信インターフェース
P 中心点
qd1 逆空間距離
qd2 逆空間距離
qd3 逆空間距離
qh 逆空間距離
qv 逆空間距離
R 判別装置
R1 読み取り手段
R2 入力手段
R3 演算手段
R4 表示手段
S 寸法
Sh 寸法
Sv 寸法
X1 補間間隔
X2 補間間隔
Claims (10)
- 基材上に、少なくとも一つの不可視画像を有する第1の不可視情報、第2の不可視情報及び第3の不可視情報が埋め込まれた可視画像を有する印刷模様を形成し、
前記印刷模様は、第1の画線A1、第2の画線B1、第3の画線A1’、第4の画線B1’、第5の画線C、第6の画線D、第10の画線A2、第11の画線B2、第12の画線A2’及び第13の画線B2’の少なくとも一つの画線から成り、
前記第1の不可視情報及び前記可視画像は、I)乃至III)のいずれか一つによって形成され、
前記I)は、一定のピッチで中心を境に対向するように配置された前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2と、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’の画線が存在しない領域に配置された前記第5の画線Cがユニット内に形成され、
前記ユニットは一定のピッチで前記第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向にマトリックス状に配置されており、前記ユニットのピッチの1/2又は略1/2のピッチで前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2と、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’の画線が形成され、各々の前記ユニットにおける前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2と、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’の画線は、いずれか一方がオンの場合、他方がオフの関係にあり、かつ、面積が同一又は略同一であり、
前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2により第1の不可視画像5aのポジ画像又はネガ画像のいずれか一方が形成され、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’の画線により前記第1の不可視画像5aのネガ画像又はポジ画像の他方が形成され、前記第5の画線Cにより可視画像が形成され、
前記II)は、第2の前記画線B1及び/又は前記第11の画線B2、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’、前記第5の画線Cを有し、
第2の方向に沿って、一定のピッチで中心を境に対向するように配置された第2の前記画線B1及び/又は前記第11の画線B2と、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’が存在しない領域に配置された前記第5の画線Cがユニット内に形成され、
前記ユニットは一定のピッチで前記第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向にマトリックス状に配置されており、前記ユニットのピッチの1/2又は略1/2のピッチで前記画線B1及び/又は前記第11の画線B2、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’が形成され、各々の前記ユニットにおける前記第2の画線B1及び/又は第11の前記画線B2と、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’は、いずれか一方がオンの場合、他方がオフの関係にあり、かつ、面積が同一又は略同一であり、
前記第2の画線B1及び/又は前記第11の画線B2により第2の不可視画像5bのポジ画像又はネガ画像のいずれか一方が形成され、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’により前記第2の不可視画像5bのネガ画像又はポジ画像の他方が形成され、前記第5の画線Cにより可視画像が形成され、又は、
前記III)は、前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2と、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’と、前記第2の画線B1及び/又は前記第11の画線B2と、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’と、前記第5の画線Cとを有し、
第1の方向に沿って、一定のピッチで中心を境に対向するように前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2と、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’と、前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って、一定のピッチで中心を境に対向するように配置された前記第2の画線B1及び/又は前記第11の画線B2と、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’とにおいて、前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2と、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’と、前記第2の画線B1及び/又は前記第11の画線B2と、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’との画線が存在しない領域に配置された前記第5の画線Cがユニット内に形成され、前記ユニットは一定のピッチで前記第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向にマトリックス状に配置されており、前記ユニットのピッチの1/2又は略1/2のピッチで前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2と、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’の画線が形成され、前記ユニットのピッチの1/2又は略1/2のピッチで前記第2の画線B1及び/又は前記第11の画線B2と、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’が形成され、各々の前記ユニットにおける前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2と、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’は、いずれか一方がオンの場合、他方がオフの関係にあり、かつ、面積が同一又は略同一であり、前記第2の画線B1及び/又は前記第11の画線B2と、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’は、いずれか一方がオンの場合、他方がオフの関係にあり、かつ、面積が同一又は略同一であり、前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2により第1の不可視画像5aのポジ画像又はネガ画像のいずれか一方が形成され、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’により前記第1の不可視画像5aのネガ画像又はポジ画像の他方が形成され、前記第2の画線B1及び/又は前記第11の画線B2により第2の不可視画像5bのポジ画像又はネガ画像のいずれか一方が形成され、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’により前記第2の不可視画像5bのネガ画像又はポジ画像の他方が形成され、前記第5の画線Cにより可視画像が形成され、
前記第3の不可視情報は、前記第6の画線Dによって、埋め込むべき情報に応じた周波数成分が抽出されるように設定された所定の間隔を有する同心形万線で形成され、
前記第2の不可視情報は、可視光の波長領域で等色として視認され、かつ、光学特性の異なる第1の色材及び第2の色材により形成され、前記第1の色材によって、前記第1の不可視情報、前記可視画像及び前記第3の不可視情報を形成する画線のうち、前記第1の画線A1、前記第2の画線B1、前記第3の画線A1’、前記第4の画線B1’、前記第5の画線C及び前記第6の画線Dが形成され、前記第2の色材によって、前記第1の不可視情報を形成する画線のうち、前記第10の画線A2、前記第11の画線B2、前記第12の画線A2’及び前記第13の画線B2’が形成されたことを特徴とする偽造防止用印刷物。 - 前記第1の不可視画像5aを形成するために配置された前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2と、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’のうち、前記第1の方向に隣接して本来配置される位置及び複数隣接して配置されたユニットのうち、オフとなっている部分が隣接して配置されている位置に、前記所定の領域における濃度の不均衡を緩和するため、前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2と、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’とにおける半分の画線面積率、かつ、前記第1の色材で構成した第7の画線a1及び/又は前記第1の色材で構成した第9の画線E1と、前記第2の色材で構成した第14の画線a2及び/又は前記第2の色材で構成した第16の画線E2とが、前記第1の画線A1及び/又は前記第10の画線A2と、前記第3の画線A1’及び/又は前記第12の画線A2’とに挟まれ、
前記第2の不可視画像5bを形成するために配置された前記第2の画線B1及び/又は前記第11の画線B2と、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’のうち、前記第2の方向に隣接して本来配置される位置及び複数隣接して配置されたユニットのうち、オフとなっている部分が隣接して配置されている位置に、前記所定の領域における濃度の不均衡を緩和するため、前記第2の画線B1及び/又は前記第11の画線B2と、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’とにおける半分の画線面積率、かつ、前記第1の色材で構成した第8の画線b1及び/又は前記第1の色材で構成した第9の画線E1と、前記第2の色材で構成した第15の画線b2及び/又は前記第2の色材で構成した第16の画線E2とが、前記第2の画線B1及び/又は前記第11の画線B2と、前記第4の画線B1’及び/又は前記第13の画線B2’とに挟まれるように配置されていること特徴とする請求項1記載の偽造防止用印刷物。 - 前記第6の画線Dは、前記第1の色材のうち、前記第5の画線Cで形成される所定の明度を有するインキよりも、明度が高いインキで形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の偽造防止用印刷物。
- 前記第5の画線Cは、画線の大小、画線の濃淡及び画線の疎密から選択される少なくとも一つの方法によって連続階調から成る可視画像が形成され、
前記第6の画線Dは、所定の間隔を有する同心形万線の画線領域としてそれぞれ画線の中心線において、それぞれの画線の中心線から中心線の間隔が常に同じ距離が保たれ、それぞれの画線領域において内側と外側に所定の画線面積率となるような距離を設けられ、前記同心形万線の画線幅を連続的に違えることによって連続階調から成る可視画像が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の偽造防止用印刷物。 - 前記光学特性の異なる第1の色材及び第2の色材のいずれか一方は赤外線吸収特性を含む色材であり、他方は赤外線吸収特性を含まない色材であることを特徴とする請求項1乃至4記載のいずれか一項記載の偽造防止用印刷物。
- 前記赤外線吸収特性を含む色材は、ブラック(Bk)インキであり、前記赤外線吸収特性を含まない色材は、シアン(C)インキ、マゼンタ(M)インキ及びイエロー(Y)インキであり、
前記第1の画線A1、前記第2の画線B1、前記第3の画線A1’及び前記第4の画線B1’は、シアン(C)インキ、マゼンタ(M)インキ及びイエロー(Y)インキの減法混色によって混合されたインキで構成され、
前記第5の画線Cは、シアン(C)インキ及びマゼンタ(M)インキで形成され、前記第6の画線Dは、イエロー(Y)インキで形成されたことを特徴とする請求項5記載の偽造防止用印刷物。 - 前記第7の画線a1、前記第8の画線b1及び前記第9の画線E1は、シアン(C)インキ、マゼンタ(M)インキ及びイエロー(Y)インキの減法混色によって混合されたインキで形成されたことを特徴とする請求項2乃至6記載のいずれか一項記載の偽造防止用印刷物。
- 前記ユニットにおける一辺の長さが1mm以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項記載の偽造防止用印刷物。
- 前記第6の画線Dにおける前記同心形万線が配置される領域は、下記に示すIV)乃至VI)のいずれか一つによって形成され、
前記IV)は、前記同心形万線が配置される領域が複数分割され、前記複数に分割された各領域は、同一の中心点を共有する同心形万線が形成され、前記複数分割された各領域の同心形万線の画線の間隔は、前記領域ごとに異なる、
前記V)は、前記同心形万線が配置される領域が複数分割され、前記複数に分割された各領域は、前記領域ごとに異なる中心点を有して同心形万線が形成され、前記複数分割された各領域の同心形万線の画線の間隔は、前記領域ごとに異なる、又は、
前記VI)は、前記同心形万線が配置される領域がリング状に複数分割され、前記複数に分割された各領域は、同一の中心点を共有する同心形万線が形成され、前記複数に分割された各領域の境界において、隣り合う一方の前記領域に備わる同心形万線の間隔と、他方の前記領域に備わる同心形万線の間隔との平均値からなる補間領域が設けられ、前記境界において同心形万線の連続性が保たれていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項記載の偽造防止用印刷物。 - 前記同心形万線の前記第6の画線Dの間隔が、前記ユニットの寸法よりも小さく、かつ、50μm〜350μmであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項記載の偽造防止用印刷物。
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