JP5990577B2 - 医療用針の抜取および保管器具 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、医療用針を抜き取り、抜き取られた針を保管する器具に関する。
皮下注射針等の針またはペン型注入器用注射針を注射に使用した後、針を抜き取って、安全な容器に保管することが望ましい。当業界で公知の針保管用の鋭利物容器は、内側の箱部材と外側の筐体部材とを含む。箱と筐体の各々は、皮下注射針を受けるような寸法の穴を有する。箱と筐体は相互に蝶着され、開位置では、箱と筐体の穴が一致して、針を両方の穴に挿入して、箱の中に突き出すことができるようになっている。針を穴の中に挿入した後、箱と筐体を、例えば、はさみのような動きによって相互に関して動かすと、針が挟まれる。挟まれた針は箱内に落下し、保管されて、後で廃棄される。
Butlerの特許文献1は、針の一部を挿入した後に、針の少なくとも一部を約1750℃まで加熱し、その後、針を切断し、の一部を針ホルダまたはハブに残すような器具を開示している。同様に、Pivaの特許文献2は、刃または針の一部を溶かし、刃または針の基部を切断して、刃または針の一部を針/刃ホルダまたはハブの中に残すような器具を開示している。Germainの特許文献3は、針とそのホルダまたはハブを針ステムによって保持し、使用者がハブをシリンジから捻り取るか、あるいは、ハブがシリンジに摩擦接合されている場合には、ハブから引き抜くことができるような器具を開示している。
米国特許第6,545,242号 米国特許第5,545,689号 米国特許第4,867,309号 米国特許第5,873,462号
しかしながら、上記の器具の各々では、針の一部が針ホルダの中に残る。したがって、針刺し事故による負傷の可能性が残り得る。これに加えて、針ホルダを医療廃棄物として処分しなければならず、リサイクルできない。その結果、針全体を抜き取る、改良された医療用針の抜取器具が望ましい。抜き取られた針の保管もまた望ましい。
本発明のある態様は、医療用針を抜き取り、保管するための器具を提供することである。
本発明の上記および/またはその他の態様は、針を針ホルダから抜き取る装置を提供することによって実現され、この装置は、
針ホルダから針を抜き取る装置において、
前記針を把持するための変形可能なアームを含む把持ユニットと、
前記針ホルダを受ける受容ユニットであって、前記把持ユニットと前記受容ユニットの少なくとも一方が、前記把持ユニットと前記受容ユニットの他方に関して移動可能であるような受容ユニットと、
前記把持ユニットと前記受容ユニットの少なくとも一方を第一の方向に付勢する付勢部材と、
前記針の全体を前記針ホルダから分離する分離手段と、
前記受容ユニットに備えられる作動ユニットであって、前記把持ユニットの前記アームが前記針を把持するように前記アームを変形させる作動ユニットと、
を備えることを特徴とする装置、を含む。
本発明の上記および/またはその他の態様はまた、針ホルダから針を分離する方法を提供することによっても実現され、この方法は、
針を針ホルダから分離する方法において、
第一の方向に付勢される受容ユニット内に前記針ホルダを受けるステップと、
前記受容ユニットを把持ユニットに関して、前記第一の方向と反対の第二の方向に移動させることによって、前記把持ユニットに前記針を把持させるように前記把持ユニットの変形可能なアームを変形させて、前記針を前記針ホルダから分離する分離手段を作動させるステップと、
前記針の前記把持を、前記分離手段が前記針の全体を前記針ホルダから分離するまで保持するステップと、を含む。
本発明の上記および/またはその他の態様はまた、針を針ホルダから抜き取る装置を提供することによっても実現され、この装置は、
針を針ホルダから抜き取る装置において、
前記針を選択的に把持するための変形可能なアームを含む把持ユニットと、
前記針ホルダを受ける受容ユニットであって、前記把持および受容ユニットの少なくとも一方が、前記把持および受容ユニットの他方に関して移動可能であるような受容ユニットと、
前記把持および受容ユニットの少なくとも一方を、前記把持および受容ユニットの他方から遠ざかる第一の方向に付勢する付勢部材と、
前記針全体を前記針ホルダから分離する分離手段と、
前記分離された針を保管する保管ユニットと、
前記受容ユニットに備えられる作動ユニットであって、前記把持ユニットの前記アームが前記針を把持するように前記アームを変形させる作動ユニットと、
を含むことを特徴とする装置、を含む。
本発明の上記および/またはその他の態様はまた、
針ホルダに接着され、および/またはその中に成形された針を分離する方法において、
変形可能なアームを変形させることによって前記針を把持するステップ、
前記アームに把持されている前記針を加熱して、前記針を前記針ホルダに接続している材料および/または接着剤を溶かし、柔らかくし、またはそれ以外の方法で脆弱化させるステップと、
前記針全体を前記針ホルダから分離するステップと、を含む。
本発明のまた別の、および/またはその他の態様と利点は、一部には以下の説明の中に記され、また一部には説明から明らかになり、または本発明の実践により分かるであろう。
本発明の上記および/またはその他の態様と利点は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を読めば容易に明らかとなるであろう。
本発明のある実施形態による針抜取および保管器具の概略断面図である。 図1の器具の動作時の概略断面図である。 本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具の概略断面図である。 本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具の概略断面図である。 本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具の概略断面図である。 本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具の概略断面図である。 図6の器具の動作時の概略断面図である。 本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具の概略断面図である。 図8の器具の動作時の概略断面図である。 本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具の概略断面図である。 図10の器具の動作時の概略断面図である。 図10の器具の回路の概略図である。 本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具の概略断面図である。 図13の器具の動作時の概略断面図である。 図13の器具の回路の概略図である。 本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具の概略断面図である。 図16の器具の動作時の概略断面図である。 本発明のある実施形態によるビード・針組立体の斜視図である。 代替的なビードの斜視図である。 代替的なビードの斜視図である。 代替的なビードの斜視図である。 図18のビード・針組立体のための運搬ケースである。 ペン型注入器用アダプタと図18のビード・針組立体の接続を説明する部分斜視図である。 ペン型注入器用アダプタと図18のビード・針組立体の接続を説明する部分斜視図である。 切断ユニットの部分斜視図である。 本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具の部分斜視図である。 本発明の他の実施形態による運搬ケース兼針抜取および保管器具の両端の斜視図である。 本発明の他の実施形態による運搬ケース兼針抜取および保管器具の両端の斜視図である。 本発明の他の実施形態による運搬ケース兼針抜取および保管器具の斜視図である。 本発明の実施形態による針抜取および保管器具がその上に設置された鋭利物容器の概略断面図である。 本発明のある実施形態による針抜取および保管器具を含むケースの斜視図である。 本発明のある実施形態による針抜取および保管器具がその上に設置されたペン型注入器用注射針ディスペンサの断面図である。 本発明のある実施形態による針抜取および保管器具がその上に設置された、他のペン型注入器用注射針ディスペンサの斜視図である。 本発明のある実施形態による針抜取および保管器具がその上に設置された、他のペン型注入器用注射針ディスペンサの斜視図である。
ここで、本発明の実施形態を詳細に見ていくが、その例が添付の図面に描かれており、図中、同様の要素には同様の参照番号が付されている。これらの実施形態の説明では、図面を参照することによって本発明を例示する。
上、下、軸方向、半径方向等の方向の説明は、本明細書において、参照の便宜のために使用されており、限定を目的としていない。これに加えて、簡潔にするために、「針」という単語は本明細書において、医療機器に使用される針、カニューレ、または細管を表すために使用されている。一般に、針を針ホルダに接着するには接着剤が使用される。例えば、図1に示されているように、針10は針ホルダまたはハブ20に接着され、ペン型注入器の端に取り付けるためのペン型注入器用注射針30を形成する。金属針は、市販の接着剤(例えば、紫外線または熱硬化性エポキシ)を使ってペン型注入器用注射針のハブまたはシリンジに保持される。あるいは、針は成形工程中に、プラスチック製の針ホルダの中に接着剤を使用せずに埋め込まれてもよい。針ホルダの材料の例としては、ポリエチレンやポリプロピレンがある。
図1と図2は、本発明のある実施形態による針抜取および保管器具100の概略断面図である。器具100は、把持ユニット104と、把持ユニット104に関して移動可能に設置された受容ユニット108と、付勢ユニット112と、を含む。1つの実施形態によれば、付勢ユニット112はバネ112である。当業者であれば、他の付勢ユニットを使用してもよく、これも本発明の範囲から逸脱しないことが分かるであろう。付勢ユニット112は、受容ユニット108を第一の方向に付勢する。さらに、受容ユニット108は、第一の方向への受容ユニット108の移動を制限するためのウィング148を含む。
把持ユニット104は、第一と第二の鉗子のようなアーム(forceps-like arms)116と120および保管ユニット124を含む。受容ユニット108は、針ホルダ20を受ける受容部128と、受容ユニット108が第一の方向とは反対の第二の方向に移動すると、自動的に第一と第二のアーム116と120に針10を把持させる作動ユニット132と、を含む。
1つの実施形態によれば、第一と第二のアーム116と120の各々はテーパ部136を有し、作動ユニット132の内側には、それに対応するテーパ部140がある。1つの実施形態によれば、作動ユニット132は、受容ユニット108の1対の支持アーム144の間に保持される環状の円板を含む。作動ユニット132は、プラスチックまたは金属、例えばステンレススチールで作製されてもよい。他の実施形態によれば、作動ユニット132と受容ユニット108は単体構造として一体に形成される。
器具100はまた、針ホルダ20から針10全体を分離する分離手段150を含む。図1と図2の実施形態において、分離手段150は、針10によって完結する電気回路152を含む。電気回路152は、第一のアーム116に設置された第一と第二の電気コンタクト156と160を含む。さらに、電気回路152は電源164を含み、これは想像上の電圧源または想像上のバッテリ164として概略的に示されている。
電源164は、把持ユニット104または受容ユニット108のいずれにも設置されていないように描かれているが、当業者にとっては当然のことながら、電源164は把持ユニット104または受容ユニット108に設置されてもよく、これも本発明の範囲から逸脱しない。さらに、1つの実施形態によれば、電源164は自立型ユニットであってもよい。その他、電源164はバッテリ(例えば、AA、9Vまたは再充電可能バッテリ)等の携帯型直流電源であってもよいが、当業者であれば、他の電源、例えば交流壁コンセントまたは、自動車(例えば、救急車)の電気システム等を使用してもよく、これも本発明の範囲から逸脱しないことが分かるであろう。
図1と図2を参照すると、器具100を使用するには、使用者は、ペン型注入器用注射針30の針ホルダ20を受容ユニット108の受容部128にセットしてから、受容ユニット108に向かって下方(第二の方向)に押し下げる。使用者が受容ユニット108を押し下げて、付勢ユニット112を圧縮すると、作動ユニット132のテーパ部140が第一と第二のアーム116と120のテーパ部136と摺動的に接触し、アーム116と120の端が、その当初の離間した位置から相互に向かって押し付けられ、それによって針10を把持する。受容ユニット108の下方(第二の方向)への移動は、テーパ部140がテーパ部136に当たった状態で押し込まれ、第一と第二のアーム116と120がしっかりと針10を把持するまで続く。この楔式の動作により、受容ユニット108が把持ユニット104に関して有効に一時的にロックされる。
さらに、第一と第二のアーム116と120が針10を把持すると、第一と第二の電気コンタクト156と160が針10と接触し、針10を通じて電気回路152が完結する。電気回路152が完結すると、針10の中を流れる電流により、針10は電気回路152の抵抗素子として機能し、加熱される。この加熱によって、針10を針ホルダ20に接着している接着剤が溶けて、柔らかくなり、またはその他の方法で脆弱化し、または針10が接着剤を使用せずに成形中に針ホルダ20に埋め込まれている場合は、加熱によって針10の周囲の針ホルダ20のプラスチックが溶けて、柔らかくなり、またはその他の方法で脆弱化する。溶けて、柔らかくなり、または脆弱化すると、付勢ユニット112が受容ユニット108を上方(第一の方向)に移動させ、その結果、針ホルダ20が、第一と第二のアーム116と120によって一時的に把持されたままの針10に関して移動し、針10全体が針ホルダ20から分離される。
付勢ユニット112により引き続き受容ユニット108が第一の方向に移動されると、作動ユニット132のテーパ部140と第一と第二のアーム116と120のテーパ部136との間の接触が緩和される。それ故、針10か針ホルダ20から分離された後、第一と第二のアームはその当初の離間された位置に戻り、針10が保管ユニット124の中へと落下する。この時点で、使用者は針ホルダ20をリサイクルするか、または通常のごみとして廃棄することができ、その際、針刺し事故による負傷の恐れはない。
図1と図2に示される器具100は、明瞭にするために、第一と第二の電気コンタクト156と160が針10と針ホルダ20の間の接合部から離れているように描かれている。しかしながら、好ましくは第一と第二の電気コンタクト156と160を針10と針ホルダ20の間の接合部の付近で針10と接触させることによって、最小限の加熱量で接着部および/または、針10を針ホルダ20に保持している材料を溶かし、柔らかくし、または弱体化できる。さらに、第一と第二のアーム110と120が描かれているが、当業者であれば、それより多くのアームまたはアームとアンビルの構成を使用してもよく、それも本発明の範囲を逸脱しないことが分かるであろう。
1つの実施形態によれば、器具100は略口紅の容器の大きさである。さらに、1つの実施形態によれば、器具100は、保管ユニット124が特定の容量に達したことを使用者に知らせる表示手段、例えば表示ランプを含む。さらに、1つの実施形態によれば、電力需要を管理するための、例えばバッテリの交換または再充電が必要になったことを示す同様の機能を含む。
図3は、本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具170の概略断面図である。器具170は、図1と図2に示される器具100と実質的に同様であるが、例外として、受容ユニット172がペン型注入器用注射針のハブを受ける代わりに、針ホルダ50のハブを受けており、これが針40と共にシリンジ用注射針60を形成している。
図4は、本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具180の概略断面図である。図1から図3の実施形態と異なり、器材180は、電気コンタクトではなく、加熱素子184を含む。加熱素子184は、例えば、適当に選択された高抵抗ニクロム線184であってもよい。さらに、針10に電流を通すのではなく、加熱素子184が針10と接触し、これを直接加熱して、その結果、糊付け部または接着部および/または針10を針ホルダ20に保持している材料を溶かし、柔らかくし、またはその他の方法で脆弱化させる。
器具180はまた、電気回路188を含む分離手段182も含む。電気回路188は、加熱素子184とスイッチ192を含む。1つの実施形態によれば、使用者は、受容ユニット204を押すことによって、把持ユニット216の第一と第二のアーム208と212が針10を把持し、加熱素子184が針10と直接接触するようにした後、スイッチ192を作動させ、電気回路188を完結させる。使用者は、第二の付勢ユニット200、例えば板バネによって上方に付勢されているボタン196を押すことにより、スイッチ192を作動させる。電気回路188が完結すると、加熱素子184に電流が流れ、その結果、針10が直接加熱されて、接着部および/または、針10を針ホルダ20に保持している材料を溶かし、柔らかくし、または脆弱化させる。
図4に示される実施形態において、電源220は、把持ユニット216に接続された筐体224の中に設置されている。さらに、器具180は保管ユニット232の中に設置された磁石228を含む。針ホルダ20から分離された後、磁石228がその針10を保管ユニット232に引き付けるため、器具180は、針10を保管ユニット232に移動させる重力に依存していない。当業者であれば、受容ユニット204を、図4に描かれているペン型注入器用注射針ではなく、シリンジ用注射針またはその他の医用針を受けるように構成してもよく、それも本発明の範囲を逸脱しないことが分かるであろう。
図5は、本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具240の概略断面図である。器具240は図1と図2に示される器具100と実質的に同様であるが、例外として、電源244が把持ユニット248の中に設置され、第一と第二の電気コンタクト252と256がそれぞれ、把持ユニット248の第一と第二のアーム260と264に設置されている。器具240は、電気回路246を含む分離手段242を含む。当業者であれば、受容ユニット268を、図5に示されるペン型注入器用注射針ではなく、シリンジ用注射針またはその他の医療用針を受けるように構成してもよく、これも本発明の範囲を逸脱しないことが分かるであろう。
図6は、本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具270の概略断面図である。前述の実施形態と異なり、器具270は、針の両端に接触し得る場合に、この針を針ホルダから完全に抜き取る方向に関する。受容ユニット272と付勢ユニット276は、図1と図2に示されるものと実質的に同様である。しかしながら、それと異なり、把持ユニット280は、第一のアーム286に設置された第一の電気コンタクト284と、把持ユニット280の外面に設置された第一の電気カプラ290と、を含む。さらに、器具270はカバーまたはキャップ292を含み、これは第二の電気コンタクト296、電源300、第二の電気カプラ304を含む。
動作時には、図7に示されるように、使用者はまず、ペン型注入器用注射針30を受容ユニット272にセットし、第一と第二のアーム286と288が針10を把持し、かつ第一の電気コンタクト284が針10の遠位部に接触するまで、受容ユニット272を押す。次に使用者は、カバー292を把持ユニット280に接続する。そのようにする中で、第二の電気コンタクト296が針10の近位部と接触し、第二の電気カプラ304が第一の電気カプラ290と連結して、電気回路308が完結する。分離手段310は電気回路308を含む。
電気回路308が完結すると、針10に電流が流れる。より詳しくは、前述の実施形態と異なり、電流が針10のうちの、接着剤によって針10を針ホルダ20に接着されている部分および/または材料によって針10が針ホルダ20に保持されている部分に流れる。これによって、針10と針ホルダ20の間の接合部に直接抵抗加熱(resistive heating directly)が行われるが、前述の実施形態は、針に沿って軸方向に伝わり、接合部に到達する熱伝達に依存している。換言すれば、前述の実施形態では、電気コンタクトまたは加熱素子が針10と針ホルダ20の間の接合部の付近で針と接触するが、電気コンタクトを使用する実施形態であっても、接合部において針に電流が流れない。その代わりに、針の一部(または加熱素子)を流れる電流が針を加熱し、この熱は、針に沿って軸方向に接合部まで伝達され、接着部および/または針10を針ホルダ20に保持している材料を溶かし、柔らかくし、または脆弱化させる。これに対して、図6と7に示される器具270では、接合部がより素早く加熱され、したがって、針もより素早く抜き取られる。
1つの実施形態によれば、カバー292は透明であり、それによって使用者には針10が針ホルダ20から抜き取られたのが見える。他の実施形態によれば、電気回路308は、カバー292の外部に設置された表示ランプを含み、これは電気回路308が完結すると点灯し、電気回路308が第一と第二のアーム286と288が分離し、針10が移動して保管ユニット312の中に入ることによって切断されると消灯する。
図8は、本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具320の概略断面図である。図6と図7の実施形態と同様に、器具320において、把持ユニット324は、第一のアーム332に設置された第一の電気コンタクト328と、把持ユニット324の外部に設置された第一の電気カプラ336と、を含む。しかしながら、受容ユニット340はシリンジ60の針ホルダ50を受ける。さらに、受容ユニット340は、受容ユニット340の中心軸から半径方向に離れるように付勢される第二の電気コンタクト344を含む。それ故、シリンジ用注射針60が受容ユニット340の中央に受けられると、第二の電気コンタクト344は、シリンジ用注射針60から半径方向に離れるように付勢される。
1つの実施形態によれば、第二の電気コンタクト344は、針ホルダ50の中まで切り込んで針40と接触するスパイク344である。さらに、スパイク344は、板部材348を含み、半径方向に外側のその面に第三の電気コンタクト352が設置されている。スパイク344は、受容ユニット340の半径方向の経路356の中で半径方向に移動可能であり、板部材348は、半径方向の経路356のそれと一致する中心軸を有する、より大径の半径方向の経路360の中で半径方向に移動可能である。板部材348は、半径方向の経路356と360の中心軸に関して、ある角度をなす。さらに、より大径の半径方向の経路360の中に設置された第二の付勢ユニット364(例えば、スパイク364)は、板部材348(したがって、スパイク344)を半径方向に外側に付勢する。カバー368は、電源376に電気的に接続された第二の電気カプラ372を含み、電源自体は、カバー368の内側への突起384に設置された第四の電気コンタクト380に電気的に接続される。
動作時には、図9に示されるように、使用者はまず、シリンジ用注射針60を受容ユニット340にセットし、第一と第二のアーム332と334が針40を把持し、かつ第一の電気コンタクト328が針40と接触するまで、受容ユニット340を押す。それから、カバー368を把持ユニット324と接続することによって、突起384が、半径方向の経路360に接続された軸方向の経路またはスロット388を通り、板部材348とスパイク344を半径方向に内側に駆動して、針ホルダ50を切断し、針40と接触し、第四の電気コンタクト380が第三の電気コンタクト352と接触する。スパイク344は、接着剤が針40を針ホルダ50に接着している部分および/または材料が針40を針ホルダ50に保持している部分において、針40と接触する。さらに、第二の電気カプラ372が第一の電気カプラ336と連結し、その結果、電気回路392が針40を通じて完結する。それ故、器具320もまた、針40と針ホルダ50の間の接合部の接着剤および/または材料を加熱し、それによって溶かし、柔らかくし、または脆弱化させる。分離手段390は電気回路392を含む。
針40が保管ユニット396の中に移動したところで、使用者はカバー368を外し、その結果、電気回路392が切断される。カバー368を外した後、スパイク344と板部材348は、第二の付勢ユニット364からの力を受けて半径方向に外側に移動して、スパイク344を針ホルダ50から外す。この時点で、使用者は針ホルダ50をリサイクルまたは廃棄でき、それには針刺し事故による負傷の危険が伴わない。
カバー368と同様に、図10から図12に示される、他の実施形態による針抜取および保管器具400のカバー404は、カバー404に設置された突起408と電源412を含む。さらに、受容ユニット416は軸方向の経路420を含み、その中で突起408が移動し、板部材424は第二の付勢ユニット428によって半径方向に外側に付勢される。しかしながら、受容ユニット416は、スパイクではなく、加熱素子432、例えばニクロム線432を含み、これは電源412に接続されると、針ホルダ20を中まで焼き切るか溶かし、針10と接触する。
加熱素子432を電源412に接続するために、板部材424は、加熱素子432に電気的に接続された1対の電気コンタクト436を有する。突起408は、電源412に接続された、それに対応する1対の電気コンタクト440を有する。動作時には、使用者はペン型注入器用注射針30を受容ユニット416にセットし、受容ユニット416を、第一と第二のアーム444と448が針10を把持するまで押す。その後、カバー404を把持ユニット452に接続している間に、突起408は軸方向の経路424の中で移動し、板部材424と接触し、それぞれの電気コンタクト436と440を接続し、板部材424を半径方向の経路456の中で半径方向に内側に駆動する。板部材424を、半径方向の経路456を通じて駆動することによって、加熱素子432が半径方向の経路460を通じて駆動され、針ホルダを中まで焼き切るか溶かし、針10と接触すると、接着剤が針10を針ホルダ20に接着している接合部および/または材料が針10を針ホルダ20に保持している接合部において針が加熱される。
針10が保管ユニット496の中に移動したところで、使用者はカバー404を外し、その結果、電気回路462が切断される。カバー404を外した後、加熱素子431と板部材424は、第二の付勢ユニット428からの力を受けて半径方向に外側に移動し、加熱素子432を針ホルダ20から外す。この時点で、使用者は針ホルダ20をリサイクルまたは廃棄でき、それには針刺し事故による負傷の危険が伴わない。分離手段458は電気回路462を含む。
図11に示されるように、加熱素子432は1対の加熱素子468と472を含み、これらはそれぞれ抵抗R1とR2を有する。接続された時の電気回路462は図12のように表すことができる。この状態では、電気回路462の全抵抗はR1+R2である。
器具400と同様に、図13から図15は他の実施形態による針抜取および保管器具480を示す。第一と第二の抵抗加熱素子488と492を含む加熱素子484に加えて、器具480はまた、第一のアーム500に設置される第一の電気コンタクト496を有する。さらに、把持ユニット508は、電源516のほかに第一の電気コンタクト496に電気的に接続される第一の電気カプラ512を含む。
カバー520は、第二の電気カプラ524と、第二と第三の電気コンタクト532と536がその上に設置された突起528と、を含む。受容ユニット540は、加熱素子484に電気的に接続された板部材544を含み、その上に設置された第四と第五の電気コンタクト548と522を有し、これらはそれぞれ第二と第三の電気コンタクト532と536に接続される。
動作時には、図14に示されるように、使用者はまず、ペン型注入器用注射針30を受容ユニット540にセットし、第一と第二のアーム500と504が針10を把持し、かつ第一の電気コンタクト496が針10と接触するまで、受容ユニット540を押す。その後、カバー520を把持ユニット508と接続することによって、突起528が受容ユニット540の軸方向の経路556の中で移動し、突起528の上の第二と第三の電気コンタクト532と536が板部材544の上の第四と第五の電気コンタクト548と552と接触し、板部材544と加熱素子484を半径方向に内側に、針10に向かって駆動する。さらに、第一と第二の電気カプラ512と524は相互に連結されて、電気回路560が完結する。分離手段558は電気回路560を含む。
図14に示される状態で、加熱素子488は針ホルダ20の中まで焼き切るか、溶かし、針10と接触し、電流が加熱素子484だけでなく、第一のアーム500に設置された第一の電気コンタクト496を介して針10に流れる。電気回路560の両方の経路を流れる電流を図15のように概略的に表すことができる。この状態において、電気回路560の全抵抗はR1+((R2×R3)/(R2+R3))である。それ故、電気回路560の両方の経路を流れる電流によって生じる抵抗は、より小さく、その結果、より大きなパワーが発散され、その結果、より速く針10の加熱し、接着剤が針10を針ホルダ20に接着している、および/または材料が針10を針ホルダ20に保持している接着接合部をより速く溶かし、柔らかくし、または脆弱化させることになる。
針10が保管ユニット564へと移動したら、使用者はカバー520を取り外し、それによって電気回路450が切断される。カバー520を外した後、加熱素子484と板部材544は、第二の付勢ユニット568の力を受けて半径方向に外側に移動し、加熱素子484を針ホルダ20から外す。この時点で使用者は針ホルダ20をリサイクルまたは廃棄することができ、それには針刺し事故による負傷の危険が伴わない。
図16と図17は、本発明の他の実施形態による針抜取および保管器具580の概略断面図である。器具580は、ペン型注入器用注射針30を受ける受容ユニット584と、第一の付勢ユニット588と、第一と第二のアーム596と598を含む把持ユニット592と、を含む。器具580はまた、第一のアーム596に設置された分離手段600も含む。
分離手段600は、電気回路604と、アーム596の上に移動可能に設置され、第二の付勢ユニット612によって上方(第一の方向)に付勢される刃取付手段608と、刃取付手段608に設置される刃616と、を含む。電気回路604は、第一の電気コンタクト620と、電源624と、第二の電気コンタクト628と、を含む。電気回路604はまた、刃616に電気的に接続されて、刃取付手段608のネック部636に取り付けられた電気コンタクト板部材632を含む。
刃取付手段608は、下側フランジ640と刃616がその上に取り付けられる上側取付部644を接続するネック部636を含む。第一のアーム596は、下側フランジ640を移動可能に保持するポケット648を含む。動作時には、図17に示されるように、使用者はまず、ペン型注入器用注射針30を受容ユニット584にセットし、その後、第一と第二のアーム596と598が針10を把持し、かつ第一の電気コンタクト620が針10と接触するまで、受容ユニット584を押す。受容ユニット584のこの動きによって、刃616もまた針10および針ホルダ20と接触し、その結果、刃取付手段608が押し下げられ、電気コンタクト板部材632が第二の電気コンタクト628と摺動的に接触し、針10を通じた電気回路604が完結する。
針ホルダ20を切断することに加えて、刃616は、電気回路604の一部であることにより、針ホルダ20を溶かし、または焼き切る抵抗加熱素子としての役割も果たす。それ故、刃616が切断し、溶かし、または焼き切ることと、針10を通る電流によって針10が加熱されることとが組み合わされて、針10を針ホルダ20から素早く分離することができる。
図1から図17の特定の実施形態は、ペン型注入器用注射針用ホルダから針を取り外すことに関するものであるが、当業者であれば、一般にこの概念はまた、シリンジについても実施できることが分かるであろう。反対に、当業者であれば、針をシリンジ用注射針ホルダから抜き取ることに関する実施形態をペン型注入器用注射針にもまた実施できることが分かるであろう。
図18は、本発明のある実施形態によるペン型注入器のためのビード・針組立体(bead-needle assembly)660の斜視図である。ビード・針組立体660は、針664とビード668を含む。1つの実施形態によれば、針644は標準的なペン型注入器用注射針カニューレであり、ビード668は軟質のゴム様材料、例えば、液体シリコンゴム(LSR)または熱可塑性エラストマ(TPE)からなる。1つの実施形態によれば、ビード668は針664と一体に成形される。ビード668がゴム様材料で作製される理由は、使用後にビード668を針664から外しやすいからである。
図19から図21は、針664と使用可能な代替的なビードを示す。図19において、ビード672は実質的に円筒形であり、針664を収容するための貫通する中央穴676を有する。さらに、ビード672には穿孔部680がある。図20のビード684は、半径方向のスポークアーム690によって接続される外側円筒体688と、針664を収容するための貫通する中央穴696を有する内側円筒体692と、を含む。図21に示されるように、ビード700は円筒体704を含み、これは内側に延びる半径方向のスポークアーム708を有し、これらは円筒体704の中の中央に集合し、針664を収容する。
図22は、複数のビード・針組立体660のための運搬ケース712の斜視図である。図22に示されるように、ビード・針組立体660は、ハチの巣様のマトリクスパッケージ712にパッケージ化することができる。この種のパッケージ化は、包装密度の点および運搬ケース712の製造に必要なプラスチックの量の点で効率的である。ビード・針組立体660を運搬ケース712の各個室716に挿入した後、取り外し可能な密閉タブまたはラベル720を個室716に固定し、ビード・針組立体660の滅菌性を使用時まで保持する。
図23と図24に示されるように、ビード・針組立体660をペン型注入器に接続するために、ペン型注入器と接続するためのねじ山が設けられたアダプタ724が選択的にビード・針組立体660に固定される。アダプタ724は、ペン型注入器のねじ山付の端と接続するためのねじ山部728を含む。さらに、アダプタ724は複数のカンチレバー式アーム732を含み、その自由端にフック736が設けられる。ビード・針組立体660をアダプタ724に取り付けるために、使用者はまず、アダプタをペン型注入器に螺合させる。しかしながら、図24においては、明瞭にするために注入器が省略されている。その後、使用者は、アダプタ724とビード・針組立体660を軸方向に心合わせし、アダプタ724をビード組立体に押し付ける。フック736の傾斜面はビード672と接触し、カンチレバー式アーム732の端を外側に向かって移動させ、それによってカンチレバー式アームはビード782の周囲で摺動できる。フック736が、図24に示されるようにビード672の遠位端を通過すると、カンチレバー式アーム732は、その当初の位置にスナップ式に戻り、フック736によってビード・針組立体660がアダプタ724に固定される。
図25は、切断ユニット740の部分斜視図であり、図26は本発明の他の実施形態による切断ユニット740を利用する針抜取および保管器材具750の部分斜視図である。分離手段738は切断ユニット740を含む。切断ユニット740は基部744を含み、これは複数のカンチレバー式アーム746を有し、その各々がその自由端に刃748を有する。カンチレバー式アーム746は、基部744の周囲に円周方向に離間されて、アダプタ724のカンチレバー式アーム732をそれらの間に収容する。図26に示されるように、受容ユニット752の近位端は、切断ユニット740をしっかりと保持するケージ756を含む。1つの実施形態によれば、ケージ756は、切断ユニット740を選択的に保持するように構成され、それによって切断ユニット740は、刃748が鈍くなったら交換できる。
動作時に、使用者は、アダプタ724のカンチレバー式アーム732を切断ユニット740のカンチレバー式アーム746の間に整列させ、ペン型注入器を下方(第二の方向)に押し、それによって受容ユニット752を、把持ユニット764のアーム760が針664を把持するまで下方に移動させる。この運動中、切断ユニット740の刃748は、ビード672をスライスし、ビード672を針664から分離する。使用者がペン型注入器を引き抜くと、付勢ユニット768が受容ユニット752を上方(第一の方向)に移動させ、それによってアーム760はその初期の位置に戻り、針664は保管ユニット772に落下することができる。この時点で、使用者はアダプタ724からビード672の切片を除去して、切片をリサイクルまたは廃棄することができ、それには針刺し事故による負傷の危険が伴わない。
図27と図28は、本発明の他の実施形態による運搬ケース兼針抜取および保管器具780の両端の斜視図である。図27に示されるように、器具780は、その第一の端に中央穴784を有し、これが針抜取および保管器具、例えば器具750にアクセスすることができる。器具780の反対の端は、図28に示されるように、ビード・針組立体660を保管するための個室788を含む。取り外し可能な密閉タブまたはラベル792が個室788に固定され、ビード・針アセンブリ660の滅菌性が使用時まで保持される。
図29は、本発明の他の実施形態による運搬ケース兼針抜取および保管器具800の斜視図である。器具800は、ビード・針組立体660を保管するための個室808を有する運搬ケース804を含む。取り外し可能な密閉タブまたはラベル812が個室808に固定され、ビード・針アセンブリ680の滅菌性が使用時まで保持される。さらに、運搬ケース804は中央開口部816を有し、そこから半径方向に外側に食い込む溝820がある。
1つの実施形態によれば、保管ユニット、例えば器具750の保管ユニット772は、多数の分離された針664を保持できる。より詳しくは、保管ユニット772は、運搬ケース804が担持できる数より多くの針664を保持できる。したがって、器具800は分離可能な針抜取および保管器具ホルダ824を含み、その中には針抜取および保管器具、例えば針抜取および保管器具750が設置される。ホルダ824は、溝820に対応する軸方向のフィン828を有することにより、ホルダ824が運搬ケース804の中央開口部816の中に選択的に固定される。運搬ケース804の中のビード・針組立体660の全てを使い終わったら、使用者はホルダ824を運搬ケース804から取り外し、ホルダ824を、未使用のビード・針組立体660を有する新しい運搬ケース804に取り付けることができる。
図18から図29の実施形態は、ペン型注入器のための、基本的に異なる針アセンブリに関するが、当業者であれば、この概念はシリンジにも実施できることが分かるであろう。
図30は、本発明の実施形態による針抜取および保管器具がその上に設置された鋭利物容器またはボックス832の概略断面図である。例えば、図30に示されるように、鋭利物ボックス832は、ペン型注入器用注射針器材836と、シリンジ用注射針器材840と、ビード・針器材844と、を含む。さらに、鋭利物ボックス832は、3つのすべての器材836、840、844から抜き取られた針を保管する共通の保管ユニット848を含む。このボックス様の針抜取および格納器具は、例えば救急車の中や、クリニックや病院等の動かない場所で利用できる。
図31は、本発明のある実施形態による針抜取および保管器具がその中に設置されたケース852の斜視図である。使用者は、針をケース852の側面のポート856に挿入し、針抜取および保管器具にアクセスする。ケース852は、使用者にとって便利な薄型の携帯ユニットとなる。
図32は、本発明のある実施形態による針抜取および保管器具870がその上に設置されたペン型注入器用注射針ディスペンサ860の断面図である。ディスペンサ860は、第一の端のカバー864と、内部に設置された複数のペン型注入器用注射針866と、ペン型注入器用注射針866を第一の端に向かって前進させる前進ユニット868と、を含む。器具870は、使用者にとって都合よく、ディスペンサ860の第二の端に設置される。
図33は、本発明のある実施形態による針抜取および保管器材904がその上に設置された、他のペン型注入器用注射針ディスペンサ900の斜視図である。1つの実施形態によれば、ディスペンサ900は、短い円筒形の本体908を有し、器具904は本体908の中に中央に設置される。しかしながら、当業者であれば、器材904のその他の形状とその他の位置も利用でき、これも本発明の範囲から逸脱しないことが分かるであろう。ディスペンサ900は複数の個室912を有し、それに対応する複数のペン型注入器用注射針30を保持する。各個室912は、個室912を密閉するための蓋またはカバー916を有する。
1つの実施形態によれば、使用者は蓋916を開け、個室または空洞912内のペン型注入器用注射針30を露出させる。ペン型注入器用注射針30は、滅菌紙カバー920を備えるプラスチックケースの中に格納されてもよく、または滅菌紙カバー920がそれに直接取り付けられてもよい。使用者は、ペン型注入器用注射針30を(例えば、ディスペンサ900を裏返すことによって)本体908から取り出し、滅菌カバー920を剥がし、ペン型注入器用注射針30をペン型注入器に取り付ける。注射後、使用者が針30の付いているペン型注入器を器具904の中に押し込むと、針10が針ホルダ20から抜き取られる。すると、使用者は針ホルダ20をリサイクルまたは廃棄することができ、それには針刺し事故による負傷の危険が伴わない。あるいは、使用者は針ホルダ20を個室912の中に戻し、蓋916を閉じて、より都合のよいときに針ホルダ20をリサイクルまたは廃棄することができる。このような実施形態において、使用者は個室912に未使用のペン型注入器用注射針30を補充できる。
図34は、本発明のある実施形態による針抜取および保管器具952がそこに設置された、他のペン型注入器用注射針ディスペンサ950の斜視図である。1つの実施形態によれば、ディスペンサ950は、Nguyenらの特許文献4に開示されているようなペン型注入器用注射針ディスペンサを含み、同文献の全体を参照によって本願に援用する。器具900と同様に、ディスペンサ950は短い円筒形の本体956を有し、器具952は本体956の中央に設置される。しかしながら、当業者であれば、器具952のその他の形状やその他の位置も利用でき、これも本発明の範囲から逸脱しないことが分かるであろう。ディスペンサ950は、複数の個室または空洞960を有し、これに対応する複数のペン型注入器用注射針30を保持する。
しかしながら、ディスペンサ900と異なり、ディスペンサ950は各個室960のための蓋ではなく、回転式カバー964(図34では、明瞭にするために、本体956から取り外されて示されている)を含む。カバー964は、器具952にアクセスするための中央開口部966と、個室960と選択的に整合させ、そこからペン型注入器用注射針30を取り出すための選択用開口部またはスロット968と、を含む。1つの実施形態によれば、本体956はまたブランク領域972を含み、これは、輸送時に選択用開口部968と整合させることによって、ペン型注入器用注射針30がディスペンサ950から出ないようにする。
使用時には、使用者はカバー964を回転させて、選択用開口部968を個室960の中の選択された1つと整合させ、ペン型注入器用注射針30を(例えば、ディスペンサ950を裏返すことによって)取り出し、滅菌カバー976を取り除き、ペン型注入器用注射針30をペン型注入器に取り付ける。注射後、使用者が針30の付いたペン型注入器を器具952の中に押し込むと、針10が針ホルダ20から抜き取られる。すると使用者は、針ホルダ20をリサイクルまたは廃棄することができ、それには針刺し事故による負傷の危険が伴わない。
他の実施形態によれば、使用者は個室960の中に針ホルダ20を戻し、カバー964を回転させ、針ホルダ20をより好都合な時にリサイクルまたは廃棄することができる。他の実施形態によれば、使用者は、個室960に未使用のペン型注入器用注射針30を補充することができる。本発明の実施形態は、汚染された鋭利物を安全に廃棄できる携帯型の個人用鋭利物容器を提供するために使用でき、また、針の使用者による針処分関連規則の遵守状況を改善し得る。さらに、本発明の実施形態は、注入器の鋭利部を完全に抜き取り、その針を内部に保持し、それによって使用者は鋭利物を含まないプラスチック部品をリサイクルするか、通常のごみとして廃棄することができる。さらに、本発明の実施形態では、針1本あたりの占拠容積が小さいため、使用者はその鋭利物容器を頻繁に交換しなくてよくなる。さらに、保管ユニットそのものを、従来の鋭利物容器より大幅に小型化することができ、それ故、これはより便利で携帯可能なものとなる。このような便利さにより、鋭利物処分関連の規則遵守状況が改善され得る。さらに、複雑な電子機器も不要である。容易に入手できる電源、例えばAAまたは9Vバッテリ、またはボタン型乾電池を、本発明の実施形態による個人的な携帯型の針抜取可能保管器具に使用できる。
以上、本発明の例示的実施形態を数例のみ詳しく説明したが、当業者であれば、例示的実施形態に数多くの改良を加えることが可能であり、それも本発明の新規な教示と利点から実質的に逸脱しないことが容易に分かるであろう。したがって、全てのこのような改変は、付属の特許請求の範囲およびその均等物の範囲内に含まれるものとする。

Claims (31)

  1. 針ホルダから針を抜き取る装置において、
    前記針を把持するための変形可能なアームを含む把持ユニットと、
    前記針ホルダを受ける受容ユニットであって、前記把持ユニットと前記受容ユニットの少なくとも一方が、前記把持ユニットと前記受容ユニットの他方に関して移動可能であるような受容ユニットと、
    前記把持ユニットと前記受容ユニットの少なくとも一方を第一の方向に付勢する付勢部材と、
    前記針の全体を前記針ホルダから分離する分離手段と、
    前記受容ユニットに備えられる作動ユニットであって、前記把持ユニットの前記アームが前記針を把持するように前記アームを変形させる作動ユニットと、
    を備えることを特徴とする装置。
  2. 前記把持ユニットは、そのホルダから分離された針を受ける空洞を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記作動ユニットは、前記把持ユニットと前記受容ユニットの前記移動可能な一方が前記第一の方向と反対の第二の方向に移動すると、前記把持ユニットの前記アームが前記針を把持すように前記アームを自動的に変形させることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記把持ユニットの前記アームはテーパ状であり、
    前記作動ユニットは環状の円板を備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記分離手段が針を加熱し、前記針を前記針ホルダに接続している材料および/または接着剤を溶かし、柔らかくし、または脆弱化させることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記分離手段は前記針によって完結する電気回路を備え、
    前記電気回路を流れる電流は、前記針を前記針ホルダに接続している前記材料および/または接着剤を溶かし、柔らかくし、または脆弱化させて、前記把持ユニットと前記受容ユニットの前記移動可能な一方が、付勢ユニットに付勢されて第一の方向に移動でき、その間、前記把持ユニットの前記アームが前記針を把持して、前記針を前記針ホルダから分離することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 1対の電気コンタクトは、それぞれ前記把持ユニットの1対の前記アームに設置され、
    前記針は、前記アームによって把持された時に前記電気回路を完結させることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記把持ユニットに選択的に接続可能であるカバーをさらに備え、前記カバーは第一の電気コンタクトを有し、
    前記アームの一方は、その上に設置された第二の電気コンタクトを有し、
    前記把持ユニットと前記受容ユニットの前記移動可能な一方が前記第二の方向に移動し、前記把持ユニットの前記アームに前記針の第二の端を把持させたことに続き、前記カバーを前記把持ユニットに接続すると、前記第一の電気コンタクトが前記針の第一の端と接触し、前記針を通じて前記電気回路が完結することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  9. 前記把持ユニットに選択的に接続可能であるカバーをさらに備え、前記カバーは内側突起を有し、
    前記アームの一方は、その上に設置された第一の電気コンタクトを有し、
    前記受容ユニットは、前記針から離れるように付勢されて、前記受容ユニット内で選択的に移動可能な第二の電気コンタクトを備え、
    前記把持ユニットと前記受容ユニットの前記移動可能な一方が前記第二の方向に移動し、前記把持ユニットの前記アームに前記針を把持させたことに続き、前記カバーを前記把持ユニットに接続すると、前記突起が前記第二の電気コンタクトを移動させて前記針と接触させ、前記針を通じて前記電気回路が完結することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  10. 前記第二の電気コンタクトは、前記針ホルダを中まで切り込んで前記針と接触するスパイクを備えることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記第二の電気コンタクトは、前記針ホルダの中まで焼き切るか、溶かし、前記針と接触する抵抗加熱素子を備えることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  12. 前記抵抗加熱素子はニクロム線を含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記針と接触し、前記針を通る追加の電流経路を提供する、前記受容ユニットに設置された第三の電気コンタクトをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 前記把持ユニットは、前記針に同時に接触して、前記針を通じた前記電気回路を完結させ、前記針ホルダを切断し、その中まで溶かし、または焼き切る刃を備える抵抗加熱素子をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  15. 前記針ホルダは前記針に接着されたビードを備え、
    前記針・ビード組立体と選択的に接続されるペン型注入器は、前記針・ビード組立体をそこに接続するためのアダプタを含み、
    前記分離手段は、前記把持ユニットと前記受容ユニットの前記移動可能な一方が前記第二の方向に移動すると、前記ビードを切断する、カンチレバー式アームに設置された刃を備え、前記カンチレバー式アームは前記受容ユニットに設置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  16. 前記ビードは穿孔されていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記ビードは、半径方向のスポークアームによって外側円筒体に接続された、前記針を保持するための円筒体を含むことを特徴とする請求項15に記載の装置。
  18. 前記ビードは、前記針を保持する、内側に延びる半径方向のスポークアームを備える円筒体を含むことを特徴とする請求項15に記載の装置。
  19. 前記装置と一体の針ディスペンサをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  20. 針を針ホルダから分離する方法において、
    第一の方向に付勢される受容ユニット内に前記針ホルダを受けるステップと、
    前記受容ユニットを把持ユニットに関して、前記第一の方向と反対の第二の方向に移動させることによって、前記把持ユニットに前記針を把持させるように前記把持ユニットの変形可能なアームを変形させて、前記針を前記針ホルダから分離する分離手段を作動させるステップと、
    前記針の前記把持を、前記分離手段が前記針の全体を前記針ホルダから分離するまで保持するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  21. 前記分離手段を作動させるステップは、前記針を通じた電気回路を完結させるステップを含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記分離手段を作動させるステップは、前記針ホルダを切断するステップを含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  23. 針を針ホルダから抜き取る装置において、
    前記針を選択的に把持するための変形可能なアームを含む把持ユニットと、
    前記針ホルダを受ける受容ユニットであって、前記把持および受容ユニットの少なくとも一方が、前記把持および受容ユニットの他方に関して移動可能であるような受容ユニットと、
    前記把持および受容ユニットの少なくとも一方を、前記把持および受容ユニットの他方から遠ざかる第一の方向に付勢する付勢部材と、
    前記針全体を前記針ホルダから分離する分離手段と、
    前記分離された針を保管する保管ユニットと、
    前記受容ユニットに備えられる作動ユニットであって、前記把持ユニットの前記アームが前記針を把持するように前記アームを変形させる作動ユニットと、
    を含むことを特徴とする装置。
  24. 針ホルダに接着され、および/またはその中に成形された針を分離する方法において、
    変形可能なアームを変形させることによって前記針を把持するステップ、
    前記アームに把持されている前記針を加熱して、前記針を前記針ホルダに接続している材料および/または接着剤を溶かし、柔らかくし、またはそれ以外の方法で脆弱化させるステップと、
    前記針全体を前記針ホルダから分離するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  25. 前記加熱するステップは、前記針を電気的に加熱し、前記針を前記針ホルダに接続している前記材料および/または接着剤を溶かし、柔らかくし、または脆弱化させるステップを含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記加熱するステップは、前記針を通じて電気回路を完結させるステップと、前記針に電流を流すステップと、を含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 前記電流は、前記針の、前記針が前記針ホルダに接続されている部分に流れることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 前記電流は、前記針の、前記針のうち前記針が前記針ホルダに接続されている部分以外の部分に流れ、熱は、前記針の、前記針が前記針ホルダに接続されている部分に伝導されることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  29. 前記加熱するステップは、電流を加熱素子に流すことを含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  30. 前記分離された手段を廃棄するステップをさらに含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  31. 前記針ホルダを廃棄するステップをさらに含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
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