JP5990184B2 - 昆虫監視装置内での二酸化炭素の発生を改善する発泡性組成物 - Google Patents

昆虫監視装置内での二酸化炭素の発生を改善する発泡性組成物 Download PDF

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Description

本発明は、昆虫監視及び/又は捕獲装置に昆虫を誘引するのに役立つ二酸化炭素の発生を調節する化学組成物に関する。
トコジラミは、トコジラミ科に属し、人間及びその他の恒温動物の宿主の血液を常食とする小型の夜行性昆虫である。トコジラミは隠れて行動するので、トコジラミを発見し防除するのは難しくなり、時間が浪費される。これは、人間の環境に良く適応するようになった一般的なトコジラミ、つまり、Cimex lectulariusに特に当て嵌まる。他の種類のトコジラミも、人間及び/又は動物にとって不快害虫である。
トコジラミは、アメリカ合衆国などの多くの地域で防除されているが、国際的な移動の増加が、近年、これらの害虫の復活(resurgence)の一因となっている。トコジラミがある地域内で存在を確立すると、それらを根絶するのが難しくなる局面が数多くある。したがって、トコジラミが定住する前に、その存在を特定するのに有効な罠(trap)が必要である。
トコジラミの成虫は、赤褐色であり、長さが約6ミリメートル、幅が5〜6ミリメートルの楕円形の平らなボディを有する。未成熟な若虫は、外観は成虫に似ているが、小型であり色が薄い。トコジラミは飛ばないが、表面上を素早く動くことができる。メスのトコジラミは、閑静な場所で産卵し、一日5個まで、生涯で500個もの卵を産み付けることができる。トコジラミの卵は、非常に小さく、塵とほぼ同じ大きさである。産み落とされた当初、卵は粘着質なので、表面に付着するようになる。
トコジラミは、餌を摂らずに長期間活動できる。若虫は摂食せずに数週間生き続けることができるのに対し、成虫は数ヶ月間生き続けることができる。したがって、ある場所を短時間占拠されていない状態にするだけでは、寄生を根絶できない。
トコジラミは夜間に活動するが、日中は小さな隙間または割れ目の中に隠れる傾向がある。そのため、トコジラミは、ベッド、ベッドフレーム、家具の中に、床板に沿って、敷物及び無数の他の場所の中に、簡単に隠れ場所を見つけることができる。トコジラミは、集まる傾向があるが、他の昆虫のように巣を作ることはない。
トコジラミは、細長い口器で血液を吸い取って栄養源を得ている。人間は噛まれたことを感じないかもしれないが、トコジラミは、3〜10分間人間の血を吸う場合がある。噛まれた後、噛まれた領域が腫れると、被害者は、ミミズ腫れが痒くなったり、又は遅延型過敏反応(delayed hypersensitivity reaction)を経験することが多い。しかしながら、ある種の人間は、トコジラミの噛み傷に対して、全く反応を示さないか、または非常に小さな反応を示すだけである。トコジラミの噛み傷は、蚊やダニなどの他の害虫と同様の兆候を示す。噛み傷が、トコジラミ由来または別の種類の害虫由来のいずれであるかを決定することはできない。また、噛み傷が、蕁麻疹または皮膚発疹と誤診される場合もある。そのため、トコジラミだと認識される前に、トコジラミの寄生が長期に渡って頻繁に継続する可能性がある。
トコジラミの寄生は、トコジラミが新たな領域内に運ばれることによって生じる。トコジラミは、所持物にしがみ付いたり小さな空隙に隠れたりできるので、旅行者の所持物の中に入って運ばれる場合がある。その結果、ホテル、モーテル、宿、バラック、クルーズ船、小屋、療養施設、キャンプ住居、寄宿舎、コンドミニアム、及びアパートなどの入居者の回転率が高い建物は、トコジラミの寄生の被害を特に受け易い。
本明細書に記載されたトコジラミの全ての性質のために、トコジラミを検知すること及び根絶することは両方とも難しい。害虫駆除の専門家と殺虫剤が必要である。散かった不要な物体の全てを部屋から除去し、出来るだけ多くのトコジラミとその卵を真空引きして除去し、有望な隠れ場所に殺虫剤を塗布する必要がある。この種の根絶処理は、ホテルなどの事業に混乱を起こさせる可能性がある。その結果、根絶する手続きを始めるために、トコジラミの寄生を出来るだけ早く検出するのが望ましい。
トコジラミを迅速に発見して処理しない限り、トコジラミは狭い範囲で動き回り、目立たないように行動するので、寄生を防止し抑制するのはほぼ不可能になる。トコジラミは、壁、天井及び床の中の穴を通って隣接する部屋に移動することが知られている。トコジラミを早期に検出する装置と方法は、接客業で特に必要とされる。
過去、トコジラミの監視及び/又は捕獲装置を考案する試みが幾つかなされているが、これらの装置は、概して、商業的に有効であることが示されていない。本発明者らは、トコジラミの行動の多くの態様を研究し、該装置が望ましく機能するのを妨げる1つの要因は、トコジラミを捕獲機構に誘引するのに有効な誘引物が欠如していることにあると考えた。
研究によって、二酸化炭素だけがトコジラミを監視装置や捕獲装置に誘引するのに有効な誘引剤であることが分かった。二酸化炭素を追加の化学誘引剤とともに使用して、誘引物の効果をさらに高めることもできる。二酸化炭素を生成する数種の監視装置が市販されていて、該監視装置では、圧縮型の二酸化炭素吸収缶(pressurizes carbon dioxide canister)、ドライアイス又は酵母発酵を用いて二酸化炭素を発生させている。圧縮された二酸化炭素を監視装置内に安全に運搬することを含む技術には、費用がかかる。ドライアイスは比較的安価であるが、取り扱いが危険な場合があり、購入するのが不便であり、数時間しかもたない。酵母発酵で二酸化炭素を発生することは経済的であり安全であるが、その準備手順において、こぼれた場合に、掃除するのが不快となる別体の二酸化炭素発生容器内で20℃〜30℃の温度で、計量した酵母、培地及び水を注意深く混合する必要がある。
本技術分野では、所定の酸塩基化学反応によって二酸化炭素を発生できることが良く知られている。例えば、クエン酸と重炭酸ナトリウムを水媒体中で反応させると二酸化炭素が生成するが、この反応は比較的早く、二酸化炭素は数分内に発生する。Alka−Seltzer(登録商標)やBromo−Seltzer(登録商標)などの市販の製品が、クエン酸と重炭酸ナトリウムを水中に入れたときの迅速な反応の例である。監視又は捕獲装置に昆虫を誘引するのに役立つために、二酸化炭素は、長期に渡ってゆっくりと発生される必要がある。
本発明によれば、二酸化炭素を長時間持続的に生成する化学組成物を提供することによって上記の問題が解決される。該化学組成物は、環境面で安全であり非毒性の成分を用いていて、水を加える必要がなく、トコジラミの監視及び/又は捕獲装置に、トコジラミを誘引するのを促進するために、長期に渡って十分な量の二酸化炭素を経済的に生成する。
本発明は、昆虫の監視及び/又は捕獲装置と共に使用する二酸化炭素を発生する化学組成物に関する。該化学組成物には、
i)発泡剤、
ii)固体酸、
iii)潮解性物質、及び必要に応じて、
iv)凝集防止剤、
が含まれる。
本発明は、昆虫の監視及び/又は捕獲装置と共に使用する二酸化炭素を発生する化学組成物と方法に関する。該化学組成物と方法には、
i)発泡剤、
ii)固体酸、
iii)潮解性物質、及び必要に応じて、
iv)凝集防止剤、
が含まれる。
本発明の別の実施形態は、昆虫の監視及び/又は捕獲装置と共に使用する二酸化炭素を発生する方法である。該方法には、少なくとも相対湿度11%下において、
i)発泡剤、
ii)固体酸、
iii)潮解性物質、及び必要に応じて、
iv)凝集防止剤、
を組み合わせることが含まれる。
発泡剤は、例えば、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、重炭酸アンモニウム、及び炭酸カルシウムなどの1種のアルカリ炭酸塩又は複数種のアルカリ炭酸塩を組み合わせたものであってもよい。好適な発泡剤は重炭酸ナトリウムである。
本発明において使用できる固体酸には、例えば、クエン酸一水和物、マレイン酸、リンゴ酸、シュウ酸、マロン酸、酒石酸、アスパラギン酸、フマル酸、イソフタル酸、フタル酸、テレフタル酸、サリチル酸、ゲンチシン酸、没食子酸、マンデル酸、トロパ酸、ケイ皮酸、安息香酸、ニコチン酸、フェニル酢酸、ソルビン酸、2−ピロリドン−5−カルボン酸、トリメリット酸、パラトルエンスルホン酸、及びベンゼンスルホン酸が含まれる。好適な固体酸はクエン酸一水和物である。保管中に、流動自在な乾燥材料状態を維持するために、フュームドシリカ、例えば、Cabot Corporationから市販されているCab−O−Sil(登録商標)フュームドシリカ、アモルファスシリカ、例えば、W.R.Grace and Companyから市販されているSiloid(登録商標)シリカ、カオリン粘土、又はこれらの混合物などの凝集防止剤が、固体酸に加えられてもよい。凝集防止剤は、フュームドシリカとアモルファスシリカの1:1混合物であって、乾燥された酸(dry acid)に対して約5重量パーセントで存在するのが好ましい。
潮解性物質は、例えば、塩化マグネシウム六水和物、臭化マグネシウム六水和物、塩化アルミニウム六水和物、フッ化アルミニウム三水和物、塩化カルシウム六水和物、塩化鉄(II)四水和物、硝酸鉄(II)九水和物、硝酸マグネシウム六水和物、及び硝酸アルミニウム九水和物からなる群から選ばれる水和された金属塩であってもよい。
固体酸と発泡剤との間の反応は、酸塩基反応である。例えば、クエン酸と重炭酸ナトリウムとの間の反応によって、水、二酸化炭素、クエン酸水素ナトリウム(sodium hydrogen citrate)、及びクエン酸ナトリウムが生成される。通常、該酸塩基反応は水媒体中で起こるが、水性反応系ではかなり早く、二酸化炭素は数分内に放出される。本発明者らは、潮解性物質を発泡剤と固体酸に加えると、周囲環境から水分を引き寄せて反応中に生成された水分を補充することで、酸塩基反応が促進され、反応が低速に維持されることを見出した。
低速の持続可能な速度で長期に渡って酸塩基反応を持続させて二酸化炭素を生成するために、発泡剤と固体酸と潮解性物質とのモル比率を調整してもよい。トコジラミを誘引するのに十分な二酸化炭素の流速は、約0.5ミリリットル/分である。二酸化炭素の流速が速いと、誘引されるトコジラミは増加すると考えられている。少なくとも相対湿度11%下において、重炭酸ナトリウム、クエン酸一水和物、及び塩化マグネシウム六水和物の混合物を用い、水をそれ以上添加せずに、十分な量の二酸化炭素を発生され得る。ここで、発泡剤と固体酸と潮解性物質とのモル比率は、159:52:1〜10:3:1である。発泡剤と固体酸と潮解性物質との好適なモル比率は、40:13:1〜20:6.5:1である。
したがって、本発明によれば、二酸化炭素を生成する、環境面で安全であり非毒性の化学組成物と該組成物を使用する方法が提供される。該組成物は、昆虫の監視及び/又は捕獲装置に、トコジラミなどの昆虫を誘引するのを促進するために、長期に渡って十分な量の二酸化炭素を経済的に生成する。化学組成物が二酸化炭素を生成するのに必要な水分は、周囲の大気中の湿気から得られるので、酸塩基反応を開始し持続させる水分を測定し添加する必要がない。本発明の更なる利点は、副生成物が100%生分解性のものであり、容易に廃棄できることである。
本発明の組成物は、トコジラミなどの昆虫を監視及び/又は捕獲装置に誘引するために、単独で用いられてもよいし、あるいは他の昆虫誘引剤と組み合わせて用いられてもよい。用いられる誘引剤には、熱、フェロモン、人間の汗の成分などが含まれ、これらの全ては当業者に公知である。1又は複数種の誘引剤の混合物を用いることもできる。
特に好ましい誘引剤は、不飽和アルデヒド成分と有機酸成分を含む組成物である。不飽和アルデヒド成分は、トランス−2−ヘキセン−1−アール(ヘキセナール)及びトランス−2−オクテン−1−アール(オクテナール)からなる群から選ばれる1又は複数種のアルデヒドから構成されると好ましい。有機酸成分は酪酸であると好ましい。アルデヒド成分がヘキセナールとオクテナールの両者からなる場合、アルデヒドは、ヘキセナールとオクテナールの比率が約1:5〜約5:1であるのが好ましく、約3:1〜約1:3の比率であるのがより好ましい。トコジラミを最適に誘引するために、放出されるヘキセナールとオクテナール混合物の最適な濃度は、約300ナノグラム/時〜約500ナノグラム/時であり、放出される酪酸の最適な濃度は、約100ナノグラム/時〜約300ナノグラム/時である。ヘキセナール及びオクテナールと酪酸とを混合すると不安定な組成物が形成されるので、酸成分からアルデヒド成分を分離する必要がある。誘引組成物の個々の成分が適切な速度で放出されるために、各成分は、ゲル形態を取っても、固体形態を取ってもよく、水などの極性溶媒に溶解されても、有機溶媒、例えば、C−C12アルカン、好ましくはC−C10アルカンに溶解されてもよく、カプセル化されてもよく、あるいは他の材料に含浸された調合物中に含まれてもよい。本発明の一態様においては、好適な誘引剤には、デカン中に溶解されたオクテナールが含まれ、オクテナールは、約2000〜3000ppm、好ましくは約2500〜2800ppm、より好ましくは約2700〜2750ppmの範囲の濃度で溶解している。オクテナールと共に用いられてもよい第2の好適な誘引剤は、デカン中に溶解された酪酸であり、約200〜2000ppm、好ましくは約240〜400ppmの範囲の濃度で溶解されている。
各成分は、吸収性マテリアルに取り込まれ得、それは例えば、限定されることなく、精製綿、繊維化されたセルロース木材パルプ、合成の詰め物(batting)、ポリエステルの詰め物(batting)、フェルト、カードウェブ、高密度ポリエチレンスポンジ、及びハイロフトスパンボンドマテリアル(high loft spunbond materials)である。分散を調節するために、半浸透性膜が吸収性マテリアルを包むように用いられ得る。誘引成分は、周囲の空気への分散を許容する1又は2個以上の孔を備える半浸透性のふた又は密閉されたふたのいずれか一方を有する容器より分配され得る。例えば、該ふたは、周囲の空気への分散を許容するように、使用の間際に孔が開けられ得る。適切なふたは、例えば、金属ホイル(例えば、アルミニウムホイル)を含む。金属ホイルのふたは、ポリマーのバイアル(例えば、PETGバイアル)といった、適切な誘引物質容器の開放上部に密封され得る。
代替的な好適な実施形態では、誘引剤であるオクテナール又はヘキサナールが含まれていて、共誘引剤(co−attractant)として酪酸が用いられることも、あるいは用いられないこともある。
以下の実施例は、本発明をさらに説明し、本発明の方法を評価する手順(protocol)を含んでいるが、決して本発明の範囲を限定するように解釈されるべきではない。
(実施例1)
重炭酸ナトリウム16.5グラム(0.196モル)、クエン酸一水和物13.5グラム(0.064モル)、及び塩化マグネシウム六水和物2.0グラム(0.0098モル)からなる試験混合物を50ミリリットルのプラスチック製の遠心管(Corning(登録商標)社製、50ミリリットルのポリプロピレン製の遠心管)に入れ、遠心管に蓋をし、均一混合物となるまで振とうして内容物を得た(32グラムの試験混合物であり、発泡剤と固体酸と潮解性物質とのモル比率は20:6.5:1であった)。重炭酸ナトリウム4.125グラム(0.0491モル)、クエン酸一水和物3.75グラム(0.0178モル)、及び塩化マグネシウム六水和物0.5グラム(0.0025モル)を用いて、8.375グラムの試験混合物を調製した(発泡剤と固体酸と潮解性物質とのモル比率は20:7:1であった)。重炭酸ナトリウム8.25グラム(0.0982モル)、クエン酸一水和物6.75グラム(0.0321モル)、及び塩化マグネシウム六水和物1.0グラム(0.0049モル)を用いて16.0グラムの試験混合物を調製した(発泡剤と固体酸と潮解性物質とのモル比率は20:6.5:1であった)。透明なプラスチック製のグローブボックスの内部にあるチューブラックに、各遠心管を入れた。グローブボックスを相対湿度11%、50%、75%、又は100%に保持した。各遠心管は蓋がとられ、その蓋を、プラスチック製のピペットの先端が確実に挿入される穴を開けて改良した蓋に交換して二酸化炭素の流量を測定した。プラスチックチューブの一端を突出したピペットの先端に取り付け、チューブの他端をResteck Corporation製のElectronic flow calibrator(型番21606)に取り付けた。約1分後、二酸化炭素の流量をミリリットル/分で記録した。次の流量測定結果が記録されるまで、各チューブは蓋がとられた。クエン酸一水和物3.75グラム(0.0178モル)、重炭酸ナトリウム4.125グラム(0.0491モル)を含み、塩化マグネシウム六水和物を含まない、コントロールである試験混合物についても試験した。実験は3回行い、測定した流量の平均値を以下の表1にまとめた。流量0.5ミリリットル/分以上がトコジラミを誘引するのに適した流量であると考えられる。
Figure 0005990184
表1から分かるように、相対湿度が少なくとも11%の場合に、水分を添加されていない、クエン酸一水和物、重炭酸ナトリウム、及び塩化マグネシウム六水和物の混合物を用いると、11時間以上に渡って適切な流量の二酸化炭素が生成される。32.0グラムの試験混合物によって、24時間まで適切な流量の二酸化炭素が得られる。
(実施例2)
以下の成分の試験混合物を調製した。つまり、クエン酸一水和物13.5グラム(0.064モル)、重炭酸ナトリウム16.5グラム(0.196モル)、及び(1)0.25グラム(0.00123モル)、(2)0.5(0.0025モル)、(3)1.0(0.0049モル)、(4)2.0(0.0098モル)、(5)3.0(0.0147モル)、又は(6)4.0グラム(0.0197モル)の塩化マグネシウム六水和物、あるいは(7)2.0グラム(0.0078モル)の硝酸マグネシウム六水和物の何れかの試験混合物である。各試験混合物における発泡剤と固体酸と潮解性物質とのモル比率は以下の通りである。
(1)159:52:1
(2)78:26:1
(3)40:13:1
(4)20:6.5:1
(5)13:4:1
(6)10:3:1
(7)25:8:1
各混合物を別個の50ミリリットルのプラスチック製の遠心管(Corning(登録商標)社製、50ミリリットルのポリプロピレン製の遠心管)に入れ、各遠心管に蓋をし、均一混合物になるまで振とうして内容物を得た。透明なプラスチック製のグローブボックス内部のチューブラックに、各遠心管を入れた。グローブボックスを相対湿度50%に保持した。各遠心管は蓋がとられ、その蓋を、プラスチック製のピペットの先端が確実に挿入される穴を開けて改良した蓋に交換して二酸化炭素の流量を測定した。プラスチックチューブの一端を突出したピペットの先端に取り付け、チューブの他端をResteck Corporation製のElectronic flow calibrator(型番21606)に取り付けた。約1分後、二酸化炭素の流量をミリリットル/分で記録した。次の流量測定結果が記録されるまで、各チューブは蓋がとられた。実験は3回行い、測定した流量の平均値を以下の表2にまとめた。流量0.5ミリリットル/分以上がトコジラミを誘引するのに適した流量であると考えられる。
Figure 0005990184
表2から分かるように、水分を添加されていない、発泡剤と固体酸と潮解性物質とのモル比率が159:52:1〜10:3:1である重炭酸ナトリウム、クエン酸一水和物、及び塩化マグネシウム六水和物の混合物を用いると、二酸化炭素は、16時間適切な流量で発生する。発泡剤と固体酸と潮解性物質を好適なモル比率である40:13:1〜20:6.5:1にすると、二酸化炭素は24時間適切な流量で得られる。モル比率を変化させると、反応速度が変化し、二酸化炭素が高速又は低速で発生するようになる。
(実施例3)
室内を湿度50%、約70°Fに制御して、プラスチック製の子供用プール(General Foam Plastics Corporation、Norfolk VirginiaによるPOLY POOL)を置いた。トコジラミに対して適切な歩行面を提供するように、紙を所定の位置に固定するためのマスキングテープを用いて、プールを茶色のクラフト紙で覆った。25匹のトコジラミを、退避部として4×4インチのフランネルの布片を入れた紙のカップの中に置いた。該カップにキャップをして、トコジラミに空気を提供するためにカップに孔を開け、2時間そのままにし、その後、該プールに置いて順応させた。約3時間後、フランネルの退避部を紙のカップからプールの中に移動させ、サイドから約10インチのところに置いた。
トコジラミの監視及び/又は捕獲装置を、2枚の4インチ×4インチのボール紙片及び1枚の4×4インチの波型段ボール片を切り出すことで準備した。波型段ボールをボール紙の間に挟み、ユニットをともに固定するように、ユニットを2つの端でホチキス留めし、基底部セグメント(ボール紙の第一片)、内部セグメント(波型段ボール)、及び上部セグメント(ボール紙の第二片)を作った。2本の50ミリリットルのプラスチック製の遠心管(Corning(登録商標)社製、50ミリリットルのポリプロピレン製の遠心管)を波が垂直に延びるように上部セグメントのボール紙にテープ留めした。
アンプルをポリエチレン製の円筒状の外殻を用いて、高さ14.5ミリメートル、直径11ミリメートルとなるように作製した。これらの外殻の1つを300マイクロリットルのノナン中に2.535ミリグラムのオクテナールを含む溶液で満たした。超高分子量ポリエチレンで作られた円筒状の多孔質拡散部材を、揮発性の液体がこのような拡散部材により形成された内部容器に収容されるように、対置して外殻内に配置した。外殻の開口部をその後アルミニウムフィルム部材で熱密閉し、拡散部材の底部部位と拡散部材の上部との間に約2〜2.5ミリメートルのヘッドスペースを空けた。約0.23ミリメートルの直径を有する孔を、針で突き破ることでアルミニウムフィルムに形成した。300マイクロリットルのノナン中71.85マイクログラムの酪酸を含有する第二のアンプルを、前述と同様の方法で準備した。誘引物質であるオクテナール及び酪酸を含有するアンプルを装置の上部に水平にテープ留めした。
クエン酸一水和物13.5グラム、重炭酸ナトリウム16.5グラム、及び塩化マグネシウム六水和物2.0グラムの混合物を別体の容器内に入れた。該容器に蓋をし、均一な混合物になるまで振とうして内容物を得た。この化学混合物は、2本の50ミリリットルのプラスチック製の遠心管の間で等分された。
トコジラミの監視及び/又は捕獲装置を、プラスチック製のプッシュピンを用いてL字型の木製スタンドの背面に取り付けた。木製スタンドは、10×10インチのパイン材片を10×2.5インチのパイン材片のベース片に垂直に取り付けることで作製した。10×10インチの垂直L字型フレームの背面は、100グリッドのサンドペーパーを用いてザラザラにした。誘引物質が添えられたL字型フレームを、子供用プールのフランネルの退避部から約24インチのとこに置いた。L字型フレームがひっくり返らないように、ベース片上に重りを置いた。17〜18時間後、装置を取り除き、開放された50ミリリットルの遠心管に落ち込んだものも含めて、装置内のトコジラミの数をカウントした。試験は、数回繰り返された。誘引物質を含まない装置を用いた(トコジラミは、順応時間後、ひっくり返したペトリ皿のふたから放たれた)コントロール試験、及びオクテナール及び酪酸のみを含む装置を用いた試験も、前述と同様の方法にて行った。装置内で見付かったトコジラミの平均の数を以下の表3にまとめた。
Figure 0005990184
(関連出願の相互参照)
本出願は、2010年12月3日に出願された米国特許仮出願番号第61/458935号の利益を主張する。
[付記1]
昆虫の監視及び/又は捕獲装置と共に使用する二酸化炭素を発生する化学組成物であって、
i)発泡剤、
ii)固体酸、
iii)潮解性物質、及び必要に応じて、
iv)凝集防止剤、
を含む化学組成物。
[付記2]
前記発泡剤には、重炭酸ナトリウムが含まれる、
付記1に記載の化学組成物。
[付記3]
前記固体酸には、クエン酸一水和物が含まれる、
付記1に記載の化学組成物。
[付記4]
前記凝集防止剤には、フュームドシリカ、アモルファスシリカ、カオリン粘土、及びこれらの混合物からなる群から選ばれる材料が含まれる、
付記1に記載の化学組成物。
[付記5]
前記潮解性物質には、塩化マグネシウム六水和物が含まれる、
付記1に記載の化学組成物。
[付記6]
前記発泡剤と前記固体酸と前記潮解性物質とのモル比率が、159:52:1〜10:3:1の範囲にある、
付記1に記載の化学組成物。
[付記7]
前記発泡剤と前記固体酸と前記潮解性物質とのモル比率が、40:13:1〜20:6.5:1の範囲にある、
付記1に記載の化学組成物。
[付記8]
昆虫の監視及び/又は捕獲装置と共に使用する二酸化炭素を発生する化学組成物であって、
i)重炭酸ナトリウム、
ii)クエン酸一水和物、
iii)塩化マグネシウム六水和物、及び必要に応じて、
iv)凝集防止剤、
を含む化学組成物。
[付記9]
前記重炭酸ナトリウムと前記クエン酸一水和物と前記塩化マグネシウム六水和物とのモル比率が、40:13:1〜20:6.5:1の範囲にある、
付記9に記載の化学組成物。
[付記10]
昆虫の監視及び/又は捕獲装置と共に使用する二酸化炭素を発生する方法であって、
少なくとも相対湿度11%下において、
i)発泡剤、
ii)固体酸、
iii)潮解性物質、及び必要に応じて、
iv)凝集防止剤、
を組み合わせるステップを含む方法。
[付記11]
前記発泡剤には、重炭酸ナトリウムが含まれる、
付記10に記載の方法。
[付記12]
前記固体酸には、クエン酸一水和物が含まれる、
付記10に記載の方法。
[付記13]
前記潮解性物質には、塩化マグネシウム六水和物が含まれる、
付記10に記載の方法。
[付記14]
前記凝集防止剤には、フュームドシリカ、アモルファスシリカ、カオリン粘土、及びこれらの混合物からなる群から選ばれる材料が含まれる、
付記10に記載の方法。
[付記15]
前記発泡剤と前記固体酸と前記潮解性物質とのモル比率が、159:52:1〜10:3:1の範囲にある、
付記10に記載の方法。
[付記16]
前記発泡剤と前記固体酸と前記潮解性物質とのモル比率が、40:13:1〜20:6.5:1の範囲にある、
付記10に記載の方法。
[付記17]
昆虫の監視及び/又は捕獲装置と共に使用する二酸化炭素を発生する方法であって、
少なくとも相対湿度11%下において、
i)重炭酸ナトリウム、
ii)クエン酸一水和物、
iii)塩化マグネシウム六水和物、及び必要に応じて、
iv)凝集防止剤、
を組み合わせるステップを含む方法。
[付記18]
前記重炭酸ナトリウムと前記クエン酸一水和物と前記塩化マグネシウム六水和物とのモル比率が、40:13:1〜20:6.5:1の範囲にある、
付記17に記載の方法。

Claims (5)

  1. トコジラミの監視及び/又は捕獲装置に使用するための化学組成物であって、
    i)重炭酸ナトリウムである発泡剤、
    ii)クエン酸一水和物及びリンゴ酸からなる群から選ばれる固体酸、及び
    iii)塩化マグネシウム六水和物である潮解性物質
    を含み、
    前記化学組成物は、11%から50%の相対湿度下で使用され、
    前記発泡剤と前記固体酸と前記潮解性物質とのモル比率が、前記潮解性物質を1モルとした場合において、前記発泡剤と前記固体酸とのモル比は159モル:52モル〜10モル:3モルである、
    化学組成物。
  2. 前記発泡剤と前記固体酸と前記潮解性物質とのモル比率が、前記潮解性物質を1モルとした場合において、前記発泡剤と前記固体酸とのモル比は40モル:13モル〜20モル:6.5モルである、
    請求項1に記載の化学組成物。
  3. 前記固体酸は、クエン酸一水和物である、
    請求項1に記載の化学組成物。
  4. 前記固体酸は、リンゴ酸である、
    請求項1に記載の化学組成物。
  5. さらに、iv)フュームドシリカ、アモルファスシリカ、カオリン粘土、及びこれらの混合物からなる群から選ばれる凝集防止剤、を含む、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の化学組成物。
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