JP5989504B2 - 情報処理装置および動作制御方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置および同装置に適用される動作制御方法に関する。
近年、ノートブックタイプまたはラップトップタイプの種々の携帯型パーソナルコンピュータが開発されている。このようなコンピュータにおいては、ファンクションキーを使用してコンピュータの動作環境を変更するための機能が使用されている。ユーザは、特定キーをファンクションキーと組み合わせて押下するだけで動作環境を容易に変更することができる。
また、ファンクションキーを使用して変更された現在の動作環境の状態をユーザに提示する技術も知られている。
特開平7−319569号公報
しかし、ユーザにとっては、動作環境が実際に変更されたかどうかや、動作環境のどのような状態遷移が行われたかなどを把握することが難しい場合がある。
本発明の目的は、状態の遷移をユーザに分かり易く提示することができる情報処理装置および動作制御方法を提供することである。
実施形態によれば、情報処理装置は、キーボードと、状態変更手段と、表示処理手段とを具備する。前記状態変更手段は、前記キーボード内の所定のキーが押下された場合、情報処理装置の第1の動作環境を変更する。前記表示処理手段は、前記変更された前記第1の動作環境の現在の状態を示す第1のメッセージを表示画面上の通知エリアに所定時間表示する。前記表示処理手段は、前記第1の動作環境の過去の状態を示し且つ前記表示処理手段によって前記所定時間表示される第2のメッセージが前記通知エリアに表示されている場合、前記第1のメッセージを前記第2のメッセージと共に前記通知エリアに表示する。
実施形態に係る情報処理装置の外観を示す斜視図。 同実施形態に係る情報処理装置のシステム構成を示すブロック図。 同実施形態に係る情報処理装置によってメッセージが表示される様子を説示す図。 同実施形態に係る情報処理装置によって2つのメッセージがスタック形式で表示される様子を示す図。 同実施形態に係る情報処理装置によって3つのメッセージがスタック形式で表示される様子を示す図。 同実施形態に係る情報処理装置によって使用される、タッチパッドオン/オフ切り替えを通知するためのメッセージ群を示す図。 同実施形態に係る情報処理装置によって使用される、電力プラン切り替えを通知するためのメッセージ群を示す図。 同実施形態に係る情報処理装置によって使用される、数字オーバーレイ切り替えを通知するためのメッセージ群を示す図。 同実施形態に係る情報処理装置によって使用される、カーソルオーバーレイ切り替えを通知するためのメッセージ群を示す図。 同実施形態に係る情報処理装置によって使用される、無線デバイスオン/オフ切り替えを通知するためのメッセージ群を示す図。 同実施形態に係る情報処理装置によって使用される、キーボードバックライトのオン/オフ切り替えを通知するためのメッセージ群を示す図。 同実施形態に係る情報処理装置によってそれぞれ実行される、ファンクションキーサービスプログラムと通知サービスモジュールとの関係を説明するためのブロック図。 同実施形態に係る情報処理装置によってそれぞれ実行される、ファンクションキーサービスプログラムおよび通知サービスモジュールの動作を説明するための図。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるファンクションキーサービス処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行される状態通知処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態に係る情報処理装置によって実行されるメッセージ表示制御処理の手順を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、例えば、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ、タブレット端末、または他の各種情報処理装置として実現されうる。以下では、この情報処理装置が、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている場合を想定する。
図1は、ディスプレイユニットを開いた状態におけるコンピュータ10を正面側から見た斜視図である。本コンピュータ10は、バッテリ20から電力を受けるように構成されている。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とを備える。ディスプレイユニット12には、液晶表示装置(LCD)31のような表示装置が組み込まれている。さらに、ディスプレイユニット12の上端部には、カメラ(Webカメラ)32が配置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面がディスプレイユニット12で覆われる閉塞位置との間を回動自在にコンピュータ本体11に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、タッチパッド14、指紋センサ15、本コンピュータ10をパワーオン/オフするための電源スイッチ16、幾つかの機能ボタン17、およびスピーカ18A、18Bが配置されている。
また、コンピュータ本体11には、電源コネクタ21が設けられている。電源コネクタ21はコンピュータ本体11の側面、例えば左側面に設けられている。この電源コネクタ21には、外部電源装置が取り外し自在に接続される。外部電源装置としては、ACアダプタを用いることが出来る。ACアダプタは商用電源(AC電力)をDC電力に変換する電源装置である。
バッテリ20は、例えば、コンピュータ本体11の後端部に取り外し自在に装着される。バッテリ20は本コンピュータ10に内蔵されるバッテリであってもよい。
本コンピュータ10は、外部電源装置からの電力またはバッテリ20からの電力によって駆動される。本コンピュータ10の電源コネクタ21に外部電源装置が接続されているならば、本コンピュータ10は外部電源装置からの電力によって駆動される。また、外部電源装置からの電力は、バッテリ20を充電するためにも用いられる。本コンピュータ10の電源コネクタ21に外部電源装置が接続されていない期間中は、本コンピュータ10はバッテリ20からの電力によって駆動される。
さらに、コンピュータ本体11には、幾つかのUSBポート22、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)出力端子23、およびRGBポート24が設けられている。
図2は、本コンピュータ10のシステム構成を示している。本コンピュータ10は、CPU111、システムコントローラ112、主メモリ113、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)114、サウンドコーデック115、BIOS−ROM116、ハードディスクドライブ(HDD)117、光ディスクドライブ(ODD)118、BT(Bluetooth(登録商標))モジュール120、無線LANモジュール121、SDカードコントローラ122、PCI EXPRESSカードコントローラ123、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)130、キーボードバックライト13A、パネル開閉スイッチ131、加速度センサ132、電源コントローラ(PSC)141、電源回路142等を備えている。
CPU111は、本コンピュータ10の各コンポーネントの動作を制御するプロセッサである。このCPU111は、HDD117から主メモリ113にロードされる各種ソフトウェアを実行する。このソフトウェアは、オペレーティングシステム(OS)201および各種アプリケーションプログラムを含む。さらに、このソフトウェアは、ファンクションキーサービスプログラム202を含む。このファンクションキーサービスプログラム202は、キーボード13内の幾つかの特定のキーとファンクションキー(Fnキー)との各組み合わせに割り当てられた機能を実行するためのプログラムである。
また、CPU111は、不揮発性メモリであるBIOS−ROM116に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのシステムプログラムである。
GPU114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD31を制御する表示コントローラである。GPU114は、ビデオメモリ(VRAM)114Aに格納された表示データからLCD31に供給すべき表示信号(LVDS信号)を生成する。さらに、GPU114は、表示データからアナログRGB信号およびHDMIビデオ信号を生成することもできる。アナログRGB信号はRGBポート24を介して外部ディスプレイに供給される。HDMI出力端子23は、HDMIビデオ信号(非圧縮のデジタル映像信号)と、デジタルオーディオ信号とを一本のケーブルで外部ディスプレイに送出することができる。HDMI制御回路119は、HDMIビデオ信号およびデジタルオーディオ信号をHDMI出力端子23を介して外部ディスプレイに送出するためのインタフェースである。
システムコントローラ112は、CPU111と各コンポーネントとの間を接続するブリッジデバイスである。システムコントローラ112は、ハードディスクドライブ(HDD)117および光ディスクドライブ(ODD)118を制御するためのシリアルATAコントローラを内蔵している。さらに、システムコントローラ112は、LPC(Low PIN Count)バス上の各デバイスとの通信を実行する。
EC/KBC130は、LPCバスに接続されている。EC/KBC130、電源コントローラ(PSC)141、およびバッテリ20は、ICバスのようなシリアルバスを介して相互接続されている。
EC/KBC130は、本コンピュータ10の電力管理を実行するための電力管理コントローラであり、例えば、キーボード(KB)13およびタッチパッド14などを制御するキーボードコントローラを内蔵したワンチップマイクロコンピュータとして実現されている。EC/KBC130は、ユーザによる電源スイッチ16の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオンおよびパワーオフする機能を有している。本コンピュータ10のパワーオンおよびパワーオフの制御は、EC/KBC130と電源コントローラ(PSC)141との協働動作によって実行される。EC/KBC130から送信されるON信号を受けると、電源コントローラ(PSC)141は電源回路142を制御して本コンピュータ10をパワーオンする。また、EC/KBC130から送信されるOFF信号を受けると、電源コントローラ(PSC)141は電源回路142を制御して本コンピュータ10をパワーオフする。EC/KBC130、電源コントローラ(PSC)141、および電源回路142は、本コンピュータ10がパワーオフされている期間中も、バッテリ20またはACアダプタ150からの電力によって動作する。
さらに、EC/KBC130は、キーボード13の背面に配置されたキーボードバックライト13Aをオン/オフすることができる。さらに、EC/KBC130は、ディスプレイユニット12の開閉を検出するように構成されたパネル開閉スイッチ131に接続されている。パネル開閉スイッチ131によってディスプレイユニット12のオープンが検出された場合にも、EC/KBC130は、本コンピュータ10をパワーオンすることができる。
電源回路142は、バッテリ20からの電力、またはコンピュータ本体11に外部電源として接続されるACアダプタ150からの電力を用いて、各コンポーネントへ供給すべき電力(動作電源)を生成する。
次に、図3乃至図5を参照して、本実施形態で使用されるメッセージ通知動作について説明する。上述のファンクションキーサービスプログラム202は、キーボード13内のある1以上の特定のキーが押下された場合、コンピュータ10のある動作環境を変更するための機能を実行する。1以上の特定のキーとしては、例えば、キーボード13内のある特定のキーとファンクションキー(Fnキー)と組み合わせを使用し得る。このファンクションキーサービスプログラム202によって変更可能なコンピュータ10の動作環境としては、コンピュータ10の省電力設定に関する動作環境、コンピュータ10内のタッチパッド14の有効状態または無効状態に関する動作環境、コンピュータ10内の無線通信デバイスのオン状態またはオフ状態に関する動作環境、コンピュータ10内のキーボードバックライト13Aのオン状態またはオフ状態に関する動作環境、キーボードオーバーレイ(数字オーバーレイ、カーソルオーバーレイ)の有効状態または無効状態に関する動作環境等がある。
換言すれば、ファンクションキーサービスプログラム202によってサポートされる機能(ファンクションキーサービス)は、タッチパッドON/OFF機能、電源プラン設定機能、数字オーバーレイ機能、カーソルオーバーレイ機能、無線通信機能のON/OFF機能、キーボードバックライトON/OFF機能等である。
タッチパッドON/OFF機能は、タッチパッド14の状態を有効状態と無効状態との間で切り替えるための機能である。このタッチパッドON/OFF機能は、FnキーとF5キーとの組み合わせ(Fn+F5)に割り当てられている。F5キーがFnキーと組み合わされて押される度に、ファンクションキーサービスプログラム202は、タッチパッド14の状態を有効状態から無効状態に、あるいは無効状態から有効状態に変更する。タッチパッド14が有効状態の場合にFn+F5が押された時、ファンクションキーサービスプログラム202は、タッチパッド14の状態を無効状態に変更する。一方、タッチパッド14が無効状態の場合にFn+F5が押された時、ファンクションキーサービスプログラム202は、タッチパッド14の状態を有効状態に変更する。
電源プラン設定機能は、電源プラン(省電力設定)の現在の状態(現在のモード)を、システム性能と電力消費量との組み合わせが互いに異なる4つの状態(バランスモード、エコモード、省電力モード、ハイパフォーマンスモード)のいずれかに変更するための機能である。この電源プラン設定機能は、FnキーとF2キーとの組み合わせ(Fn+F2)に割り当てられている。F2キーがFnキーと組み合わされて押される度に、ファンクションキーサービスプログラム202は、電源プラン(省電力設定)の状態がバランスモード→エコモード→省電力モード→ハイパフォーマンスモード→バランスモード…の順番で変更されるように、電源プラン(省電力設定)の状態を現在の状態から次の状態に変更する。
数字オーバーレイ機能は、キー右下に数字が印刷されている幾つかのキーをテンキー(数字キー)として使用するための機能を有効状態と無効状態との間で切り替えるために使用される。この数字オーバーレイ機能は、FnキーとF11キーとの組み合わせ(Fn+F11)に割り当てられている。F11キーがFnキーと組み合わされて押される度に、ファンクションキーサービスプログラム202は、数字オーバーレイ機能の状態を有効状態から無効状態に、あるいは無効状態から有効状態に変更する。数字オーバーレイ機能が有効状態の場合にFn+F11が押された時、ファンクションキーサービスプログラム202は、数字オーバーレイ機能の状態を無効状態に変更する。一方、数字オーバーレイ機能が無効状態の場合にFn+F11が押された時、ファンクションキーサービスプログラム202は、数字オーバーレイ機能の状態を有効状態に変更する。
カーソルオーバーレイ機能は、キー右下に矢印が印刷されているキーボード13上の幾つかのキーをカーソル(矢印キー)として使用するための機能を有効状態と無効状態との間で切り替えるために使用される。このカーソルオーバーレイ機能は、FnキーとF10キーとの組み合わせ(Fn+F10)に割り当てられている。F10キーがFnキーと組み合わされて押される度に、ファンクションキーサービスプログラム202は、カーソルオーバーレイ機能の状態を有効状態から無効状態に、あるいは無効状態から有効状態に変更する。カーソルオーバーレイ機能が有効状態の場合にFn+F10が押された時、ファンクションキーサービスプログラム202は、カーソルオーバーレイ機能の状態を無効状態に変更する。一方、カーソルオーバーレイ機能が無効状態の場合にFn+F10が押された時、ファンクションキーサービスプログラム202は、カーソルオーバーレイ機能の状態を有効状態に変更する。
無線通信機能のON/OFF機能は、無線通信デバイス(ここでは、BTモジュール120および無線LANモジュール121の双方)の状態をオン状態とオフ状態との間で切り替えるための機能である。この無線通信機能のON/OFF機能は、FnキーとF8キーとの組み合わせ(Fn+F8)に割り当てられている。F8キーがFnキーと組み合わされて押される度に、ファンクションキーサービスプログラム202は、無線通信デバイスの状態をオン状態からオフ状態に、あるいはオフ状態からオン状態に変更する。無線通信デバイスがオン状態の場合にFn+F8が押された時、ファンクションキーサービスプログラム202は、無線通信デバイスの状態をオフ状態に変更する。一方、無線通信デバイスがオフ状態の場合にFn+F8が押された時、ファンクションキーサービスプログラム202は、無線通信デバイスの状態をオン状態に変更する。
キーボードバックライトON/OFF機能は、キーボードバックライト13Aの状態をオン状態とオフ状態との間で切り替えるための機能である。このキーボードバックライトON/OFF機能は、FnキーとZキーとの組み合わせ(Fn+Z)に割り当てられている。ZキーがFnキーと組み合わされて押される度に、ファンクションキーサービスプログラム202は、キーボードバックライト13Aの状態をオン状態からオフ状態に、あるいはオフ状態からオン状態に変更する。キーボードバックライト13Aがオン状態の場合にFn+Zが押された時、ファンクションキーサービスプログラム202は、キーボードバックライト13Aの状態をオフ状態に変更する。一方、キーボードバックライト13Aがオフ状態の場合にFn+Zが押された時、ファンクションキーサービスプログラム202は、キーボードバックライト13Aの状態をオン状態に変更する。
さらに、ファンクションキーサービスプログラム202は、OS201に組み込まれた通知サービスモジュールを使用して、ファンクションキーサービスによって変更された動作環境の現在の状態をユーザに通知する。この場合、ファンクションキーサービスプログラム202は、通知サービスモジュールを使用して、変更された動作環境の現在の状態を示すメッセージを表示画面上に表示する。このメッセージはその表示期間が所定時間である一時的なメッセージである。
いま、タッチパッド14が無効に設定されている状態でFn+F5が押された場合を想定する。ファンクションキーサービスプログラム202は、タッチパッド14を有効状態に変更する。そして、ファンクションキーサービスプログラム202は、変更後のタッチパッド14の現在の状態(つまり、タッチパッドが有効であること)を示すメッセージ311を図3に示すように表示する。
図3に示されているように、メッセージ311は、表示画面300上の右上隅の通知エリア310に表示される。表示画面300はいわゆるデスクトップ画面であり、このデスクトップ画面上には様々なアイコン301および様々なアプリケーションウィンドウ等を表示し得る。
メッセージ311は小型のウィンドウである。このメッセージ311は、通知エリア310上の他の任意のウィンドウの前面にポップアップされる。表示されたメッセージ311は自動的にフェードアウトされ、表示画面300から消える。換言すれば、ファンクションキーサービスプログラム202は、メッセージ311を通知エリア310に所定時間(例えば9秒)だけ表示する。メッセージ311が通知エリア310に表示された直後あるいはメッセージ311の表示開始からある時間が経過した時に、このメッセージ311のウィンドウの透明度が連続的に増加し始める。これにより、メッセージ311はその表示開始から9秒後に消える。
図4は、メッセージ311が表示されている状態でFn+F5がユーザによって再び押された場合の通知エリア310の内容を示す。ファンクションキーサービスプログラム202は、Fn+F5の押下に応答して、タッチパッド14を無効状態に変更する。そして、ファンクションキーサービスプログラム202は、変更後のタッチパッド14の現在の状態(つまり、タッチパッドが無効であること)を示すメッセージ312を図4に示すように表示する。図4に示されているように、メッセージ312は、既に表示されているメッセージ311と共に通知エリア310に表示される。メッセージ311はタッチパッド14の過去の状態を示す。メッセージ312は、メッセージ311およびメッセージ312が互いに縦方向に積み重ねられるように通知エリア310に表示される。より詳しくは、既に表示されている古いメッセージ311の表示位置が変更されることなく、メッセージ312は、古いメッセージ311の例えば下方に表示される。このように、2つのメッセージ311、312は、新しいメッセージが古いメッセージの下に位置するようにスタック形式で表示される。
メッセージ312も通知エリア310上の他の任意のウィンドウの前面にポップアップされる。メッセージ312も自動的にフェードアウトされ、表示画面300から消える。換言すれば、ファンクションキーサービスプログラム202は、メッセージ312を通知エリア310に所定時間(例えば9秒)だけ表示する。メッセージ312が通知エリア310に表示された直後にあるいは表示開始からある時間が経過した時に、このメッセージ312のウィンドウの透明度は連続的に増加し始める。これにより、メッセージ312はその表示開始から9秒後に消える。
図5は、メッセージ311およびメッセージ312が表示されている状態でFn+F5がユーザによって再び押された場合の通知エリア310の内容を示す。ファンクションキーサービスプログラム202は、Fn+F5の押下に応答して、タッチパッド14を再び有効状態に変更する。そして、ファンクションキーサービスプログラム202は、変更されたタッチパッド14の現在の状態(つまり、タッチパッドが有効であること)を示すメッセージ313を図5に示すように表示する。
図5に示されているように、メッセージ313は、タッチパッド14の過去の状態を示すメッセージ311,312と共に通知エリア310に表示される。換言すれば、メッセージ313は、既に表示されているメッセージ312の下方に表示される。このように、3つのメッセージ311、312、313は、新しいメッセージが古いメッセージの下に位置するようにスタック形式で表示される。
メッセージ313も通知エリア310上の他の任意のウィンドウの前面にポップアップされる。メッセージ313も自動的にフェードアウトされ、表示画面300から消える。換言すれば、ファンクションキーサービスプログラム202は、メッセージ313を通知エリア310に所定時間(例えば9秒)だけ表示する。メッセージ313が通知エリア310に表示された直後にあるいは表示開始からある時間が経過した時に、このメッセージ313のウィンドウの透明度は連続的に増加し始める。これにより、メッセージ313はその表示開始から9秒後に消える。
ここで、メッセージ311、メッセージ312、メッセージ313が表示されている状態でFn+F5がユーザによって再び押された場合を想定する。ファンクションキーサービスプログラム202は、Fn+F5の押下に応答して、タッチパッド14を再び無効状態に変更する。そして、ファンクションキーサービスプログラム202は、変更されたタッチパッド14の現在の状態を示す新たなメッセージを表示しようとする。しかし、通知エリア310に同時に表示可能なメッセージの数はある数、例えば3つに制限されている。このため、新たなメッセージは、通知エリア310に空き領域が生じるまで表示されない。
メッセージ311が最も早く消えるので、通知エリア310の上部領域が空き領域となる。新たなメッセージは、メッセージ311が表示されていた通知エリア310の上部領域に表示される。メッセージ311が消えた後にメッセージ312が消える。したがって、さらに新たなメッセージは、メッセージ312が表示されていた通知エリア310の中部領域に表示される。このように、新たなメッセージの表示位置は、新たなメッセージの表示位置が通知エリア310の上部領域から下部領域に向けて移動するように、ラウンドロビン方式で変更される。
このように、本実施形態では、タッチパッド14の過去の状態を示す古いメッセージが通知エリア310に表示されている場合には、タッチパッド14の現在の状態を示す新たなメッセージは、過去の状態を示す古いメッセージと共に通知エリア310に表示される。よって、現在の状態のみを単独でユーザに通知する場合に比べ、有効→無効→無効といった状態の遷移をユーザに分かりやすく通知することができる。ユーザは通知エリア310上のメッセージ群を見ることによりタッチパッド14の状態遷移およびタッチパッド14の現在の状態を容易に理解することができる。
また、新たなメッセージの表示位置は通知エリア310上の上部から下部に向かう方向に移動するので、動きのある通知をユーザに提供することができる。
また、上述したように、各メッセージはフェードアウトされるので、古いメッセージほどそのメッセージの色(そのメッセージのウィンドウの背景色、等)は薄くなる(透明度が増加する)。よって、ユーザは、メッセージ間の位置関係のみならず、メッセージ間の色の違い(透明度の違い)によっても、タッチパッド14の状態遷移を容易に理解することができる。
なお、タッチパッドON/OFF機能以外の他のファンクションキーサービスに対応するファンクションキーの組み合わせが押下された場合にも、ファンクションキーサービスプログラム202は、OS201に組み込まれた通知サービスを使用して、実行されたファンクションキーサービスによって変更された状態を示すメッセージを通知エリア310に9秒間表示する。このように、全てのファンクションキーサービスに対応するメッセージが同じ通知エリア310に表示される。したがって、全てのファンクションキーサービスに対応する様々な動作環境の状態を同じ通知エリア310を使用してユーザに通知することができる。
例えば、Fn+F2の押下によって電源プランがエコモードに切り替えられたならば、エコモードを示すメッセージが通知エリア310に表示される。エコモードでは、例えば、画面の明るさが低下され、さらに、キーボードバックライト13Aはオフされる。この状態で、ユーザがすぐにFn+Zを押下したならば、ファンクションキーサービスプログラム202は、キーボードバックライト13Aをオン状態に変更し、そしてキーボードバックライト13Aがオン状態であることを示すメッセージを、エコモードを示すメッセージと共に通知エリア310に表示する。
この場合、エコモードを示すメッセージの下にキーボードバックライト13Aがオン状態であることを示すメッセージが表示されるので、ユーザは、現在の電源プランはエコモードに設定されているものの、バックライトはオンされていることを容易に認識することができる。
図6は、タッチパッド14の状態をユーザに通知するためのメッセージを示す。
メッセージ401は、タッチパッド14が有効状態に変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ401のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ401のウィンドウ上には、タッチパッドを表す例えば黒色の画像(アイコン)401Aと、「タッチパッド 有効」の文字列であるテキスト401Bとが配置されている。
メッセージ402は、タッチパッド14が無効状態に変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ402のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ402のウィンドウ上には、禁止マークが付与されたタッチパッドを表す例えば灰色の画像(アイコン)402Aと、「タッチパッド 無効」の文字列であるテキスト402Bとが配置されている。
図7は、電源プラン(省電力設定)の状態をユーザに通知するためのメッセージを示す。
メッセージ411は、電源プランがバランスモードに変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ411のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ411のウィンドウ上には、中程度の発光量で点灯しているランプを表す画像(アイコン)411Aと、「電源プラン バランス」の文字列であるテキスト411Bとが配置されている。メッセージ412は、電源プランがエコモードに変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ412のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ412のウィンドウ上には、エコを感じさせる絵柄の画像(アイコン)412Aと、「電源プラン エコ」の文字列であるテキスト412Bとが配置されている。
メッセージ413は、電源プランが省電力モードに変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ413のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ413のウィンドウ上には、低い発光量で点灯しているランプを表す画像(アイコン)413Aと、「電源プラン 省電力」の文字列であるテキスト413Bとが配置されている。メッセージ414は、電源プランがハイパフォーマンスモードに変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ414のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ414のウィンドウ上には、最大発光量で点灯しているランプを表す画像(アイコン)414Aと、「電源プラン ハイパフォーマンス」の文字列であるテキスト414Bとが配置されている。
図8は、数字オーバーレイ機能の状態をユーザに通知するためのメッセージを示す。
メッセージ421は、数字オーバーレイ機能が有効状態に変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ421のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ421のウィンドウ上には、テンキーを表す例えば黒色の画像(アイコン)421Aと、「数字オーバーレイ オン」の文字列であるテキスト421Bとが配置されている。
メッセージ422は、数字オーバーレイ機能が無効状態に変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ422のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ422のウィンドウ上には、テンキーを表す例えば灰色の画像(アイコン)422Aと、「数字オーバーレイ オフ」の文字列であるテキスト422Bとが配置されている。
図9は、カーソルオーバーレイ機能の状態をユーザに通知するためのメッセージを示す。
メッセージ431は、カーソルオーバーレイ機能が有効状態に変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ431のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ431のウィンドウ上には、4つの矢印キーを表す例えば黒色の画像(アイコン)431Aと、「カーソルオーバーレイ オン」の文字列であるテキスト431Bとが配置されている。
メッセージ432は、カーソルオーバーレイ機能が無効状態に変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ432のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ432のウィンドウ上には、4つの矢印キーを表す例えば灰色の画像(アイコン)432Aと、「カーソルオーバーレイ オフ」の文字列であるテキスト432Bとが配置されている。
図9は、無線通信機能のON/OFF機能の状態をユーザに通知するためのメッセージを示す。
メッセージ441は、無線通信機能がオン状態に変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ441のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ441のウィンドウ上には、アンテナを表す例えば黒色の画像(アイコン)441Aと、「無線 オン」の文字列であるテキスト441Bとが配置されている。
メッセージ442は、無線通信機能がオフ状態に変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ442のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ442のウィンドウ上には、禁止マークが付与されたアンテナを表す例えば灰色の画像(アイコン)442Aと、「無線 オフ」の文字列であるテキスト442Bとが配置されている。
図9は、無線通信機能のON/OFF機能の状態をユーザに通知するためのメッセージを示す。
メッセージ441は、無線通信機能がオン状態に変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ441のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ441のウィンドウ上には、アンテナを表す例えば黒色の画像(アイコン)441Aと、「無線 オン」の文字列であるテキスト441Bとが配置されている。
メッセージ442は、無線通信機能がオフ状態に変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ442のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ442のウィンドウ上には、禁止マークが付与されたアンテナを表す例えば灰色の画像(アイコン)442Aと、「無線 オフ」の文字列であるテキスト442Bとが配置されている。
図10は、キーボードバックライトON/OFF機能の状態をユーザに通知するためのメッセージを示す。
メッセージ451は、キーボードバックライト13Aがオン状態に変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ451のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ451のウィンドウ上には、点灯しているキーボードを表す例えば黒色の画像(アイコン)451Aと、「キーボードバックライト オン」の文字列であるテキスト451Bとが配置されている。
メッセージ452は、キーボードバックライト13Aがオフ状態に変更されたことを示すためのメッセージである。このメッセージ452のウィンドウの背景色は例えば白である。メッセージ452のウィンドウ上には、キーボードを表す例えば灰色の画像(アイコン)452Aと、「キーボードバックライト オフ」の文字列であるテキスト452Bとが配置されている。
図12は、ファンクションキーサービスプログラム202とOS201内の通知サービスモジュール602との関係を示す。
キーボード13内のある特定のキーがファンクションキー(Fn)と組み合わされて押下された場合、特定のキーのキーコードおよびFnキーのキーコードは、例えば、EC/KBC130、OS201内のキーボードドライバプログラム601を介して、ファンクションキーサービスプログラム202に送られる。なお、システム管理割り込み(SMI)などを使用して、特定のキーのキーコードおよびFnキーのキーコードをBIOSを介してファンクションキーサービスプログラム202に送信するようにしてもよい。
ファンクションキーサービスプログラム202は、制御モジュール501と、複数の機能実行モジュール502を備える。制御モジュール501は、OS201またはBIOSから受信される特定のキーのキーコードおよびFnキーのキーコードに基づいて、実行すべきファンクションキーサービスを決定する。そして、制御モジュール501は、決定されたファンクションキーサービスに対応する機能実行モジュール502をコールして、決定されたファンクションキーサービスに対応する機能を実行する。すなわち、制御モジュール501は、決定されたファンクションキーサービスに対応する機能実行モジュール502を使用して、上述の特定のキーとFnキーとの組み合わせに割り当てられた動作環境(タッチパッド、電源プラン設定、数字オーバーレイ、カーソルオーバーレイ、無線通信機能、またはキーボードバックライト等)を変更する。
さらに、制御モジュール501は、OS201内の通知サービスモジュール602を使用して、変更された動作環境の現在の状態を示すメッセージを表示画面300上の通知エリア310に表示する。この場合、制御モジュール501は、通知内容、つまり変更された動作環境の現在の状態を示すメッセージの内容(画像、テキスト、等)を通知サービスモジュール602に送る。通知サービスモジュール602は、ディスプレイドライバプログラム603を使用して、通知内容に基づくメッセージを通知エリア310に所定期間表示する。
図13は、ファンクションキーサービスプログラム202および通知サービスモジュール602の動作を示す。ここでは、タッチパッドON/OFF機能を例示してファンクションキーサービスプログラム202および通知サービスモジュール602の動作を説明する。
Fn+F5が押下されると、ファンクションキーサービスプログラム202は、タッチパッドON/OFF機能に対応する機能実行モジュール502を使用して、タッチパッド14をオン状態またはオフ状態に設定する。タッチパッド14をオン状態またはオフ状態に設定する動作が完了すると、ファンクションキーサービスプログラム202は、通知内容を通知サービスモジュール602に送信する。通知サービスモジュール602は、通知内容に基づき、上述のメッセージ401または402をディスプレイ31の表示画面上の通知エリア310に表示する。
図14のフローチャートは、ファンクションキーサービスプログラム202によって実行されるファンクションキーサービス処理の手順を示す。
特定のキーがFnキーと組み合わされて押下された場合(ステップS11のYES)、ファンクションキーサービスプログラム202は、このFnキー+特定キーの組み合わせに割り当てられた動作環境を変更する(ステップS12)。例えば、Fn+F5が押下されたならば、ファンクションキーサービスプログラム202は、タッチパッド14をオン状態とオフ状態との間で切り替える。そして、ファンクションキーサービスプログラム202は、通知サービスモジュール602を使用して、変更された動作環境の現在の状態をユーザに通知する処理を実行する(ステップS13〜S15)。ステップS12において、例えば、タッチパッド14がオン状態に変更されたならば、変更されたタッチパッド14の現在の状態(オン状態)を示す新たなメッセージが通知エリア310に表示される。もし、タッチパッド14の過去の状態(オフ状態)を示す古いメッセージが通知エリア310に表示されているならば、タッチパッド14の現在の状態(オン状態)を示す新たなメッセージは、タッチパッド14の過去の状態(オフ状態)を示す古いメッセージと共に通知エリア310に表示される。このステップS13〜S15の処理は、通知サービスモジュール602によって実行し得る。
すなわち、通知サービスモジュール602は、通知エリア310に他のメッセージが表示されているか否かを判定する(ステップS13)。他のメッセージが一つも表示されていないならば(ステップS13のNO)、通知サービスモジュール602は、タッチパッド14の現在の状態(オン状態)を示す新たなメッセージを通知エリア310の上部領域に所定時間表示する(ステップS14)。この新たなメッセージはその表示開始から所定時間だけ通知エリア310上に留まる。つまり、通知サービスモジュール602は、新たなメッセージの表示開始から所定時間だけ経過した際にこの新たなメッセージを消す。この場合、通知サービスモジュール602は、この新たなメッセージがその表示開始から所定時間だけ経過した際に消えるようにこの新たなメッセージをフェードアウトする。よって、新たなメッセージの色は時間の経過と共に薄くなる(透明度が増す)。
一方、タッチパッド14の過去の状態(オフ状態)を示す古いメッセージのような他のメッセージが表示されているならば(ステップS13のYES)、通知サービスモジュール602は、変更されたタッチパッド14の現在の状態(オン状態)を示す新たなメッセージを、他のメッセージと共に通知エリア310に所定時間表示する(ステップS15)。上述したように、この新たなメッセージはその表示開始から所定時間だけ通知エリア310上に留まる。つまり、通知サービスモジュール602は、新たなメッセージの表示開始から所定時間だけ経過した際にこの新たなメッセージを消す。この場合、通知サービスモジュール602は、この新たなメッセージがその表示開始から所定時間だけ経過した際に消えるようにこの新たなメッセージをフェードアウトする。よって、新たなメッセージの色は時間の経過と共に薄くなる(透明度が増す)。同様に、他のメッセージもその表示開始から所定時間だけ通知エリア310上に留まる。つまり、通知サービスモジュール602は、他のメッセージの表示開始から所定時間だけ経過した際にこの他のメッセージを消す。他のメッセージもその色が時間の経過と共に薄くなる(透明度が増す)ようにフェードアウトされる。
図15のフローチャートは、通知サービスモジュール602によって実行される状態通知処理の手順を示す。
通知サービスモジュール602は、ファンクションキーサービスプログラム202から新たな通知要求を受信すると(ステップS21のYES)、受信された総通知要求個の個数が基準個数(ここでは3個)よりも多いか否か、つまり通知エリア310に空き領域にあるかどうかを判定する(ステップS22)。
通知エリア310に空き領域にあるならば(ステップS22のNO)、通知サービスモジュール602は、受信された新たな通知要求に含まれる通知内容に基づいて、変更後の現在の状態を示すメッセージを、通知エリア310の空き領域に所定時間表示する(ステップS24)。例えば、通知エリア310が3つの表示領域を含む場合には、通知サービスモジュール602は、これら3つの表示領域の中で最も上方に位置する未使用の領域(空き領域)を特定し、この空き領域にメッセージを表示する。
一方、受信された総通知要求個の個数が基準個数よりも多い場合、つまり通知エリア310に空き領域が無い場合(ステップS22のYES)、通知サービスモジュール602は、受信された新たな通知要求を待ち行列に入れる(ステップS23)。そして、通知サービスモジュール602は、表示中の古いメッセージが消えることによって通知エリア310に空き領域が生じるまで待つ。通知エリア310に空き領域が生じると(ステップS22のNO)、通知サービスモジュール602は、受信された新たな通知要求に含まれる通知内容に基づいて、変更後の現在の状態を示すメッセージを通知エリア310の空き領域に所定時間表示する(ステップS24)。ステップS24では、通知サービスモジュール602は、このメッセージのウィンドウを通知エリア310の空き領域にポップアップする。そして、通知サービスモジュール602は、このメッセージのウィンドウの色が連続的に薄くなるように(ウィンドウの透明度が連続的に高くなるように)フェードアウトして、このメッセージのウィンドウをその表示開始から所定時間だけ経過した際に消す。
図16のフローチャートは、通知サービスモジュール602によって実行されるメッセージ表示処理の手順を示す。
通知サービスモジュール602は、あるメッセージを表示すると、このメッセージの表示開始から一定時間が経過したか否かを判定する(ステップS31)。メッセージの表示開始から一定時間(ここで一定時間は9秒よりも短い時間に設定されている)が経過したならば(ステップS31のYES)、通知サービスモジュール602は、このメッセージがその表示開始から9秒後に消えるように、このメッセージをフェードアウトする(ステップS32)。ステップS32では、通知サービスモジュール602は、メッセージの透明度、つまりメッセージのウィンドウの背景の透明度、画像(アイコン)の透明度、テキストの透明度、を連続的に上げる。
なお、ここでは、メッセージの表示開始から一定時間経過した後にフェードアウトを開始する場合を説明したが、メッセージの表示開始直後にフェードアウトを開始してもよい。この場合、メッセージは9秒の時間をかけて連続的にフェードアウトされる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の動作環境の過去の状態を示す第2のメッセージが通知エリア310に表示されている場合には、変更された第1の動作環境の現在の状態を示す第1のメッセージが、第2のメッセージと共に通知エリア310に表示される。よって、第1のメッセージのみを単独でユーザに通知する場合に比べ、第1の動作環境の状態の遷移をユーザに分かりやすく通知することができる。ユーザは通知エリア310上のメッセージ群を見ることにより第1の動作環境の状態遷移および第1の動作環境の現在の状態を容易に理解することができる。
なお、本実施形態の処理手順はコンピュータプログラムによって実行することができるので、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのコンピュータプログラムをコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
また本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…コンピュータ、13…キーボード、13A…キーボードバックライト、310…通知エリア、202…ファンクションキーサービスプログラム、602…通知サービスモジュール。

Claims (10)

  1. キーボードと、
    前記キーボード内の所定のキーが押下された場合、情報処理装置の第1の動作環境を変更する状態変更手段と、
    前記変更された前記第1の動作環境の現在の状態を示す第1のメッセージを表示画面上の通知エリアに所定時間表示する表示処理手段であって、前記第1の動作環境の過去の状態を示し且つ前記表示処理手段によって前記所定時間表示される第2のメッセージが前記通知エリアに表示されている場合、前記第1のメッセージを前記第2のメッセージと共に前記通知エリアに表示する表示処理手段とを具備する情報処理装置。
  2. 前記表示処理手段は、前記第1のメッセージの表示開始から前記所定時間だけ経過した際に前記第1のメッセージを消し、前記第2のメッセージの表示開始から前記所定時間だけ経過した際に前記第2のメッセージを消す請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記表示処理手段は、前記第1のメッセージがその表示開始から前記所定時間だけ経過した際に消えるように前記第1のメッセージをフェードアウトすると共に、前記第2のメッセージがその表示開始から前記所定時間だけ経過した際に消えるように前記第2のメッセージをフェードアウトする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記表示処理手段は、前記第1のメッセージの色が連続的に薄くなるように前記第1のメッセージをフェードアウトすると共に、前記第2のメッセージの色が連続的に薄くなるように前記第2のメッセージをフェードアウトする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記表示処理手段は、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージが積み重ねられるように前記第1のメッセージを前記通知エリアに表示する請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の動作環境は、前記情報処理装置の省電力設定、前記情報処理装置内のタッチパッドの有効状態または無効状態、前記情報処理装置内の無線通信デバイスのオン状態またはオフ状態、または前記情報処理装置内のキーボードバックライトのオン状態またはオフ状態に関する動作環境である請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記状態変更手段は、前記キーボード内の別の所定のキーが押下された場合、前記情報処理装置の第2の動作環境を変更し、
    前記表示処理手段は、前記第1のメッセージが前記通知エリアに表示されている場合、前記変更された前記第2の動作環境の現在の状態を示す第3のメッセージを前記第1のメッセージと共に前記通知エリアに前記所定時間表示する請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記第1の動作環境は前記情報処理装置の省電力設定に関する動作環境であり、前記第2の動作環境は前記情報処理装置内のキーボードバックライトのオン状態またはオフ状態に関する動作環境である請求項7記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置の動作制御方法であって、
    前記情報処理装置のキーボード内の所定のキーが押下された場合、前記情報処理装置の第1の動作環境を変更することと、
    前記変更された前記第1の動作環境の現在の状態を示す第1のメッセージを表示画面上の通知エリアに所定時間表示することとを具備し、
    前記表示することは、前記第1の動作環境の過去の状態を示し且つ前記表示することによって前記所定時間表示される第2のメッセージが前記通知エリアに表示されている場合、前記第1のメッセージを前記第2のメッセージと共に前記通知エリアに表示する動作制御方法。
  10. コンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記コンピュータのキーボード内の所定のキーが押下された場合、前記情報処理装置の第1の動作環境を変更する手順と、
    前記変更された前記第1の動作環境の現在の状態を示す第1のメッセージを表示画面上の通知エリアに所定時間表示する手順であって、前記第1の動作環境の過去の状態を示し且つ前記表示する手順によって前記所定時間表示される第2のメッセージが前記通知エリアに表示されている場合、前記第1のメッセージを前記第2のメッセージと共に前記通知エリアに表示する手順とを前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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