JP5988013B1 - ガラス繊維用ガラス組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を59.3質量%、Al2O3を19.0質量%、MgOを10.0質量%、CaOを11.0質量%、B2O3を0.5質量%、その他の成分としてNa2O、K2O及びFe2O3を0.2質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合されたガラスバッチを得た。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が99.3質量%となっている。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表1に示す。
本実施例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を58.8質量%、B2O3を1.0質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合した以外は、実施例1と全く同一にしてガラスバッチを得た。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.8質量%となっている。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表1に示す。
本実施例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を58.3質量%、B2O3を1.5質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合した以外は、実施例1と全く同一にしてガラスバッチを得た。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.3質量%となっている。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表1に示す。
本比較例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を59.8質量%含み、B2O3を全く含まないガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合した以外は、実施例1と全く同一にしてガラスバッチを得た。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が99.8質量%となっている。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表1に示す。
本比較例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を59.5質量%、B2O3を0.3質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合した以外は、実施例1と全く同一にしてガラスバッチを得た。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が99.5質量%となっている。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表1に示す。
本比較例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を57.8質量%、B2O3を2.0質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合した以外は、実施例1と全く同一にしてガラスバッチを得た。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が97.8質量%となっている。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表1に示す。
本実施例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を58.8質量%、Al2O3を19.5質量%、MgOを9.0質量%、CaOを12.0質量%、B2O3を0.5質量%、その他の成分としてNa2O、K2O及びFe2O3を0.2質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合されたガラスバッチを得た。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が99.3質量%となっている。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表3に示す。
本実施例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、Al2O3を19.0質量%、B2O3を1.0質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合した以外は、実施例4と全く同一にしてガラスバッチを得た。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.8質量%となっている。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表3に示す。
本実施例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、Al2O3を18.5質量%、B2O3を1.5質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合した以外は、実施例4と全く同一にしてガラスバッチを得た。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.3質量%となっている。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表3に示す。
本実施例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、Al2O3を18.2質量%、MgOを10.0質量%、CaOを11.8質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合した以外は、実施例5と全く同一にしてガラスバッチを得た。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.8質量%となっている。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表3に示す。
本比較例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、Al2O3を20.0質量%含み、B2O3を全く含まないガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合した以外は、実施例4と全く同一にしてガラスバッチを得た。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が99.8質量%となっている。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表3に示す。
本実施例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を58.3質量%、Al2O3を19.0質量%、MgOを12.0質量%、CaOを10.0質量%、B2O3を0.5質量%、その他の成分としてNa2O、K2O及びFe2O3を0.2質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合されたガラスバッチを得た。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が99.3質量%となっている。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表4に示す。
本実施例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、Al2O3を18.7質量%、MgOを11.8質量%、B2O3を1.0質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合した以外は、実施例8と全く同一にしてガラスバッチを得た。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.8質量%となっている。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表4に示す。
本実施例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、Al2O3を18.5質量%、MgOを11.5質量%、B2O3を1.5質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合した以外は、実施例8と全く同一にしてガラスバッチを得た。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.3質量%となっている。本実施例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表4に示す。
本比較例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を58.8質量%含み、B2O3を全く含まないガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合した以外は、実施例8と全く同一にしてガラスバッチを得た。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が99.8質量%となっている。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表4に示す。
本比較例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を57.0質量%、Al2O3を22.0質量%、MgOを9.8質量%、CaOを10.0質量%、B2O3を1.0質量%、その他の成分としてNa2O、K2O及びFe2O3を0.2質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合されたガラスバッチを得た。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.8質量%となっている。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表5に示す。
本比較例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を59.0質量%、Al2O3を20.0質量%、MgOを12.0質量%、CaOを7.8質量%、B2O3を1.0質量%、その他の成分としてNa2O、K2O及びFe2O3を0.2質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合されたガラスバッチを得た。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.8質量%となっている。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表5に示す。
本比較例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を57.5質量%、Al2O3を22.0質量%、MgOを11.8質量%、CaOを7.5質量%、B2O3を1.0質量%、その他の成分としてNa2O、K2O及びFe2O3を0.2質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合されたガラスバッチを得た。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.8質量%となっている。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表5に示す。
本比較例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を59.8質量%、Al2O3を16.0質量%、MgOを10.5質量%、CaOを12.5質量%、B2O3を1.0質量%、その他の成分としてNa2O、K2O及びFe2O3を0.2質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合されたガラスバッチを得た。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.8質量%となっている。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表6に示す。
本比較例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を58.3質量%、Al2O3を18.0質量%、MgOを9.0質量%、CaOを13.5質量%、B2O3を1.0質量%、その他の成分としてNa2O、K2O及びFe2O3を0.2質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合されたガラスバッチを得た。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.8質量%となっている。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表6に示す。
本比較例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を59.8質量%、Al2O3を20.0質量%、MgOを8.0質量%、CaOを11.0質量%、B2O3を1.0質量%、その他の成分としてNa2O、K2O及びFe2O3を0.2質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合されたガラスバッチを得た。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.8質量%となっている。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表6に示す。
本比較例では、まず、各ガラス原料を混合し、溶融したときに、全量に対し、SiO2を57.0質量%、Al2O3を18.0質量%、MgOを13.0質量%、CaOを10.8質量%、B2O3を1.0質量%、その他の成分としてNa2O、K2O及びFe2O3を0.2質量%含むガラス繊維用ガラス組成物の溶融物(溶融ガラス)となるように調合されたガラスバッチを得た。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物は、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.8質量%となっている。本比較例のガラス繊維用ガラス組成物の組成を表6に示す。
Claims (11)
- 全量に対し、57.0〜60.0質量%の範囲のSiO2と、17.5〜20.0質量%の範囲のAl2O3と、8.5〜12.0質量%の範囲のMgOと、10.0〜13.0質量%の範囲のCaOと、0.5〜1.5質量%の範囲のB2O3とを含み、且つ、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.0質量%以上であることを特徴とするガラス繊維用ガラス組成物。
- 請求項1記載のガラス繊維用ガラス組成物において、全量に対し、57.5〜59.5質量%の範囲のSiO2と、18.0〜19.5質量%の範囲のAl2O3と、8.8〜11.5質量%の範囲のMgOと、10.3〜12.5質量%の範囲のCaOと含むことを特徴とするガラス繊維用ガラス組成物。
- 請求項1又は請求項2記載のガラス繊維用ガラス組成物において、全量に対し、58.0〜59.3質量%の範囲のSiO2と、18.2〜19.0質量%の範囲のAl2O3と、9.0〜11.0質量%の範囲のMgOと、10.5〜12.0質量%の範囲のCaOと含むことを特徴とするガラス繊維用ガラス組成物。
- 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のガラス繊維用ガラス組成物において、全量に対し、58.0〜59.3質量%の範囲のSiO2と、18.2〜19.0質量%の範囲のAl2O3と、9.0〜11.0質量%の範囲のMgOと、10.5〜11.9質量%の範囲のCaOと含むことを特徴とするガラス繊維用ガラス組成物。
- 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のガラス繊維用ガラス組成物において、Al2O3の含有率(質量%)に対するCaOの含有率(質量%)の比(CaO(質量%)/Al2O3(質量%))が0.50〜0.72の範囲であり、且つ、Al2O3の含有率(質量%)に対するB2O3の含有率(質量%)とCaOの含有率(質量%)との積の比((B2O3(質量%)×CaO(質量%))/Al2O3(質量%))が0.22〜1.00の範囲であることを特徴とするガラス繊維用ガラス組成物。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載のガラス繊維用ガラス組成物において、前記ガラス繊維用ガラス組成物から製造されたガラス繊維が0.001〜0.010質量%の範囲の量のCr2O3を含むことを特徴とするガラス繊維用ガラス組成物。
- 請求項1〜請求項6のいずれか1項記載のガラス繊維用ガラス組成物において、前記ガラス繊維用ガラス組成物から製造されたガラス繊維の繊維弾性率が83GPa以上であることを特徴とするガラス繊維用ガラス組成物。
- 請求項1〜請求項7のいずれか1項記載のガラス繊維用ガラス組成物において、前記ガラス繊維用ガラス組成物から製造されたガラス繊維の線膨張係数が50〜200℃の温度範囲で4.2ppm/K以下であることを特徴とするガラス繊維用ガラス組成物。
- 請求項1〜請求項8のいずれか1項記載のガラス繊維用ガラス組成物において、前記ガラス繊維用ガラス組成物から製造されたガラス繊維の繊維強度が4.0GPa以上であることを特徴とするガラス繊維用ガラス組成物。
- 全量に対し、57.0〜60.0質量%の範囲のSiO2と、17.5〜20.0質量%の範囲のAl2O3と、8.5〜12.0質量%の範囲のMgOと、10.0〜13.0質量%の範囲のCaOと、0.5〜1.5質量%の範囲のB2O3とを含み、且つ、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.0質量%以上であるガラス繊維用ガラス組成物から形成されたガラス繊維であって、
該ガラス繊維は、断面形状の短径に対する長径の比(長径/短径)が2.0〜6.0の範囲にあり、断面積を真円に換算したときの繊維径が10〜30μmの範囲にある異形断面を備えることを特徴とするガラス繊維。 - 全量に対し、57.0〜60.0質量%の範囲のSiO2と、17.5〜20.0質量%の範囲のAl2O3と、8.5〜12.0質量%の範囲のMgOと、10.0〜13.0質量%の範囲のCaOと、0.5〜1.5質量%の範囲のB2O3とを含み、且つ、SiO2、Al2O3、MgO及びCaOの合計量が98.0質量%以上であるガラス繊維用ガラス組成物から形成されたガラス繊維であって、
該ガラス繊維は、真円状の円形断面を備え、繊維径が3μm以上10μm未満の範囲にあることを特徴とするガラス繊維。
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