JP5983271B2 - 携帯端末及び決済プログラム - Google Patents

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本発明は、携帯端末を利用した決済システムに関する。
商品の購入時に携帯電話などの携帯端末を利用して決済を行う手法が提案されている。例えば、特許文献1は、携帯電話の課金システムを利用して商品などの購入を可能とするシステムを記載している。また、特許文献2は、携帯端末内に複数のクレジットカード情報を記憶し、適切なクレジットカードを選択して決済を行う手法を記載している。
国際公開2010/013296号公報 国際公開2007/116521号公報
従来のクレジットカード決済では、店舗側に専用の機器を設置する必要がある。また、近年普及し始めたスマートフォンによるクレジットカード決済でも、店舗側は別途クレジットカードを読み取る機器を購入し、スマートフォンに接続する必要がある。よって、クレジットカード決済を導入する際、店舗側には機器の購入、維持などの負荷が大きかった。
本発明は、店舗側の機器購入などの負荷の小さい決済システムを提供することを主な目的とする。
本発明の1つの観点は、店舗側で管理する記憶媒体と、店舗端末と、顧客が所持する携帯端末と、決済サーバとからなる決済システムであって、前記記憶媒体は店舗識別情報及び課金情報を記憶し、前記店舗端末は、前記記憶媒体に課金情報を書き込む書込手段を備え、前記携帯端末は、前記記憶媒体から、前記店舗識別情報及び課金情報を読み取る読取手段と、顧客に対応する決済用識別情報を記憶している記憶部と、前記店舗識別情報、前記課金情報及び前記決済用識別情報を含む決済依頼情報を決済サーバへ送信する送信手段と、前記決済依頼情報に対応する決済結果情報を前記決済サーバから受信する受信手段と、受信した前記決済結果情報を表示する表示手段と、を備える。
上記の決済システムにおいて、携帯端末は、商品などを購入する顧客が決済のために使用する。店舗では、顧客が購入する商品を決定すると、店舗識別情報及びその商品についての課金情報を記憶媒体に書き込む。なお、課金情報は、商品を購入する場合の商品情報、又は、サービスを受ける場合のサービス情報を含む。携帯端末は、記憶媒体から店舗識別情報及び課金情報を読み取る。また、携帯端末には、顧客のクレジットカード情報などの決済用識別情報が記憶されている。携帯端末は、決済用識別情報と、記憶媒体から読み取った店舗識別情報及び課金情報とを含む決済依頼情報を生成して決済サーバへ送信する。決済サーバは例えばクレジット会社などのサーバであり、決済依頼情報に基づいて決済処理を行い、決済結果情報を携帯端末へ送信する。携帯端末は、決済サーバから決済結果情報を受信し、決済処理を完了する。
上記の決済システムによれば、決済処理は基本的に顧客の携帯端末と決済サーバとの間で行われるので、店舗側に決済のための専用機器などを設置する必要が無い。よって、店舗側の設備コストを低減することができる。また、顧客側も自分のクレジットカードを店員に渡したりする必要が無いので、安心して買い物を行うことができる。
上記の決済システムの一態様では、前記携帯端末は、前記受信手段が受信した決済結果情報を前記記憶媒体に書き込む書込手段をさらに備える。この態様では、決済結果情報が携帯端末から店舗の記憶媒体に書き込まれる。よって、店員は店舗の記憶媒体に記録された決済結果情報を店舗端末に読み込むことにより、決済に関連する情報の履歴を店舗側に保存することができる。
上記の決済システムの他の一態様では、前記携帯端末は、前記決済依頼情報及び前記決済結果情報に含まれる情報を履歴情報として保存する履歴保存部をさらに備える。この態様では、携帯端末には決済に関連する履歴情報が蓄積される。よって、顧客は自分の端末装置で購入履歴をいつでも確認することができる。
上記の決済システムの他の一態様では、前記店舗端末は、前記記憶媒体に書き込まれた決済結果情報を読み取る読取手段と、読み取った決済結果情報を記憶する記憶部、及び/又は、読み取った決済結果情報を印刷する印刷部をさらに備える。これにより、店舗端末では、必要に応じて決済結果情報を記憶したり、印刷したりすることができる。
本発明の他の観点は、店舗側で管理する記憶媒体と、店舗端末と、顧客が所持する携帯端末と、決済サーバとからなる決済システムに用いられる、コンピュータである前記携帯端末により実行されるプログラムであって、店舗識別情報及び課金情報が記憶された記憶媒体から、前記店舗識別情報及び課金情報を読み取る読取手段、顧客に対応する決済用識別情報を記憶している記憶部から、前記決済用識別情報を読み出す読出手段、前記店舗識別情報、前記課金情報及び前記決済用識別情報を含む決済依頼情報を決済サーバへ送信する送信手段、前記決済依頼情報に対応する決済結果情報を前記決済サーバから受信する受信手段、受信した前記決済結果情報を表示する表示手段、として前記コンピュータを機能させる。このプログラムを携帯端末上で実行することにより、上記の決済処理を行うことができる。
本発明によれば、クレジットカードを利用した商品やサービスの購入において、店舗側に設置する機器の導入・維持コストを低減することができる。また、顧客側としても、クレジットカードを店舗に渡す必要がないので、不正スキャンなどのリスクを回避することができる。
実施形態に係る決済システムの構成を模式的に示す。 携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 決済システムで使用される各種情報の例を示す。 決済処理のフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る決済システムの構成を示す。この決済システムは、顧客が店舗から商品などを購入する際に使用される。顧客は、自己の携帯端末10を所持している。携帯端末10は、典型的にはスマートフォンなどである。携帯端末10は、無線通信により基地局(図示せず)などを介してネットワーク4に接続可能である。
店舗には店舗端末5が設置されている。店舗端末5は、店舗で取り扱っている商品などの情報を記憶した商品データベースを有している。また、店舗には店舗カード3が備えられている。店舗カード3は、決済の際に店舗識別情報及び商品を記憶するために使用される記憶媒体であり、例えば非接触ICカードなどを使用することができる。好ましくは、店舗カード3は、クレジット会社より発行され、そのクレジット会社に対して登録された店舗の店舗識別情報が記録されたものとする。なお、店舗識別情報は、店舗コード又は店舗名を含む。
店舗端末5は、カードリーダ/ライタ(以下、単に「リーダ/ライタ」と呼ぶ。)6を備える。店舗端末5は、リーダ/ライタ6により、店舗カード3に対して必要な情報を書き込み、また、店舗カード3から必要な情報を読み取る。店舗端末5はネットワーク4に接続されている。
決済サーバ8は、クレジット会社のサーバであり、顧客の商品購入時に決済処理を行うものである。決済サーバ8は、ネットワーク4に接続されている。これにより、顧客の携帯端末10と、店舗端末5と、決済サーバ8とは、ネットワーク4を介して相互に通信可能となっている。
図2は、顧客が所持する携帯端末10の機能構成を示す。本実施形態では、顧客が商品を購入する際の決済処理は、主として顧客の携帯端末10と決済サーバ8との間で行われる。携帯端末10は、通信部11と、制御部12と、記憶部13と、ICカードのリーダ/ライタ14と、表示部15と、履歴保存部16とを備える。
通信部11は、無線通信によりネットワーク4に接続し、必要な情報の送受信を行う。通信部11は、本発明の送信手段及び受信手段として機能する。
制御部12は、携帯端末10の全体の制御を行う。具体的には、制御部12はコンピュータにより構成され、予め用意されたプログラムを実行することにより各種の処理を行う。本実施形態では、携帯端末10には予めクレジット会社専用の決済用アプリケーションがインストールされており、制御部12は、この決済用アプリケーションを実行することにより以下に説明する決済処理を行う。
記憶部13は、店舗カード3から読み取った店舗識別情報、商品情報などを一時的に記憶するメモリである。リーダ/ライタ14は、店舗カード3から店舗識別情報、商品情報などを読み取るとともに、必要に応じて、その読み取りが成功したことを示す情報や決済の結果を示す情報などを店舗カード3に書き込む。リーダ/ライタ14は本発明の読取手段及び書込手段として機能する。
表示部15は、通常はタッチパネルとなっており、各種の情報を表示する。特に本実施形態では、決済処理において顧客に示される各種のメッセージ、店舗や商品などの情報、決済の結果を示す情報、顧客の過去の購入履歴などを表示するために使用される。履歴保存部16は、顧客の過去の購入履歴を保存しておくデータベースである。
次に、決済処理において使用される各種の情報について説明する。
図3(a)は、店舗情報の一例を示す。店舗情報は、店舗を特定する情報であり、決済サーバ8のデータベースに記憶されている。店舗情報は、店舗識別情報である店舗コード及び店舗名と、決済に関連する情報の送信先である情報送付先とを含む。なお、店舗情報は、これら以外に、店舗の住所、電話番号などの各種の情報を含んでいてよい。
図3(b)は、決済依頼情報の一例を示す。決済依頼情報は、購入に関する決済処理を行う際に、携帯端末10から決済サーバ8へ送信される情報である。決済サーバ8は、決済依頼情報に基づいて決済を実行する。具体的に、決済依頼情報は、顧客が商品を購入しようとしている店舗の店舗識別情報(即ち、店舗コード及び/又は店舗名)と、購入しようとしている商品名と、その商品の金額と、その顧客のクレジットカード番号を含む。なお、商品名の代わりに、又は、商品名に加えて、店舗内での商品管理で使用されている商品コードなどを含んでもよい。
図3(c)は、決済結果情報の一例を示す。決済結果情報は、決済サーバ8が決済依頼情報に基づいて決済を行った結果を示す情報であり、決済サーバ8から携帯端末10へ送信される。決済の結果としては、決済の成功と決済の失敗とがある。決済結果情報は、決済の結果としての成功(「OK」」)又は失敗(「NG」)を含む決済日時と、商品を購入した店舗名と、決済の対象となる商品名と、その商品の金額とを含む。
図3(d)は、履歴情報の一例を示す。履歴情報は、顧客による商品の購入履歴を示した情報であり、携帯端末10の履歴保存部16に保存されている。履歴情報は、携帯端末10が決済依頼情報と決済結果情報とに基づいて作成する情報であり、決済日時、店舗名、商品名、金額などを含む。
次に、決済システムによる決済処理について説明する。図4は、決済処理のフローチャートである。
顧客がある店舗において購入したい商品を決定し、店員にそれを伝えると、店員は店舗端末5を操作して、店舗識別情報及び商品情報を店舗カード3に記録する(ステップS11)。例えば、商品に付されているバーコードを店員がスキャンすると、店舗端末5はデータベースからその商品の商品コードや金額などを取得し、リーダ/ライタ6により店舗識別情報及び商品情報を店舗カード3に書き込む。
次に、店員又は顧客は、店舗識別情報及び商品情報が記憶された店舗カード3を顧客の携帯端末10にかざす。携帯端末10は、リーダ/ライタ14により店舗カード3から店舗識別情報及び商品情報を読み取り、記憶部13に一時的に記憶する(ステップS12)。
次に、携帯端末10の制御部12は、店舗カード3から取得した店舗識別情報及び商品情報を表示部15に表示し、顧客が確認できるようにする。顧客が内容を確認し、携帯端末10に対して決済処理の指示を入力すると、携帯端末10の制御部12は、店舗カード3から取得した店舗識別情報及び商品情報と、記憶部13に予め記憶されていた顧客のクレジットカード番号とを含む決済依頼情報(図3(b)参照)を作成し、これを決済サーバ8へ送信して決済依頼を行う(ステップS13)。
決済サーバ8は、決済依頼情報を受信し、それに含まれる店舗識別情報、商品情報、クレジットカード情報に基づいて決済を行う(ステップS14)。決済が完了すると、決済サーバ8は、決済の結果を示す決済結果情報(図3(c)参照)を作成し、これを店舗端末5及び携帯端末10へ送信する(ステップS15、S16)。ここで、決済サーバ8は、決済依頼情報中の店舗識別情報が店舗名を含んでいる場合には、その店舗名を決済結果情報に含める。一方、店舗識別情報が店舗コードのみであり、店舗名を含んでいない場合には、図3(a)に示す店舗情報を参照して店舗名を取得し、決済結果情報に含める。
顧客及び店員は、決済結果情報を受信した携帯端末10を見ることにより、決済の結果を知ることができる。また、店員は店舗端末5を見ることによっても決済の結果を知ることができる。なお、前述のように、決済結果情報は、決済が成功したことを示す場合と、決済が失敗したことを示す場合とがある。店員は、必要に応じて、決済結果情報に基づいて顧客に渡すレシート(購入控え)などをプリントすることもできる。
本実施形態では、顧客の携帯端末10により決済サーバ8へ決済依頼が行われるため、店舗端末5(店舗側)はその進捗がわからないが、こうして決済サーバ8から店舗端末5へ決済結果情報が送信されることにより、店舗側も決済が完了したことを知り、その内容を記録しておくことが可能となる。
決済結果情報を受信すると、携帯端末10は、受信した決済結果情報を店舗カード3へ書き込む(ステップS17)。店員は、顧客から店舗カード3の返却を受け、店舗カード3を店舗のリーダ/ライタ6にかざす。店舗端末5は店舗カード3に記録されている決済結果情報を読み取り保存する(ステップS18)。これにより、その店員が1件の販売作業を完了したことを店舗端末5に記録しておくことができる。また、店舗端末5は、ステップS15で決済サーバから直接送信された決済結果情報と、店舗カード3から読み取った決済結果情報を照合することもできる。
次に、携帯端末10は、ステップS13で決済サーバ8に送信した決済依頼情報と、ステップS16で決済サーバから受信した決済結果情報とに基づいて履歴情報を作成し(図3(d)参照)、履歴保存部16に保存する。これにより、顧客は、過去の自らの購入履歴をいつでも閲覧することができる。
なお、上記の決済処理では、ステップS15で決済サーバ8から店舗端末5へ決済結果情報を送信するとともに、ステップS17で携帯端末10から店舗カード3へ決済結果情報を書き込み、これを店舗端末5で読み取って照合することとしている。しかし、照合の必要が無い場合など処理を簡略化する場合には、いずれか一方の方法のみで決済結果情報を店舗端末5へ送るようにしてもよい。
例えば、上記の決済処理では、ステップS17で携帯端末10から店舗カード3へ決済結果情報を書き込んだ後で、店舗カード3を店舗端末5へ戻し、決済結果情報を店舗端末5へ保存することとしているが、店舗側がステップS15で送信される決済結果情報のみを必要とする場合には、ステップS17を省略してもよい。その場合には、ステップS12で携帯端末10が店舗カード3から店舗識別情報及び商品情報を読み取ったときに、読取が正しく行われた旨を示す情報を店舗カード3に書き込むこととしてもよい。こうすれば、その後に店員が店舗カード3を店舗端末5のリーダ/ライタ6にかざすことにより、その店員が店舗カード3から顧客の携帯端末10へ店舗識別情報及び商品情報を正しく送信したことを店舗端末5に記録しておくことができる。
逆に、決済結果情報を店舗カード3を経由して店舗端末5へ送る方法を採用する場合には、単純にステップS15を省略すればよい。
以上述べたように、本実施形態によれば、店舗側では店舗カード3を用意するだけで、決済処理のための専用機器を導入する必要がないので、店舗側の機器の導入・維持コストを低減することができる。また、店舗カード3は、店舗識別情報及び商品情報が一時的に書き込まれるだけであるので、紛失、盗難時のリスクも小さい。店舗カード3は比較的安価に作成することができるので、大型店舗などでは複数の店舗カード3を使用して効率的に販売業務を行うことが可能となる。
一方、顧客側にとっても、自分のクレジットカードを店舗に渡す必要がないので、クレジットカードを店舗側で不正にスキャンされることがない。クレジットカード情報はあくまで顧客の携帯端末内にあり、クレジット会社の決済サーバ以外に対してその情報が送られることもない。よって、従来のように店舗でクレジットカードを店員に渡して決済を行う場合と比べて、顧客側は安心して商品を購入することができる。なお、本実施形態ではクレジットカード情報を顧客の携帯端末内に記憶しておくことになるが、携帯電話などの携帯端末は、紛失時に例えば外部からの通信(遠隔操作)により、機器をロックしたり、記憶内容を消去したりする手法もあり、クレジットカード自体を紛失した場合と比較してむしろセキュリティは高いと考えられる。
また、顧客は自分の携帯端末を使用して決済処理を行い、その履歴情報が携帯端末内に保存されているので、購入履歴をいつでも確認することができる。また、購入履歴をクレジット会社からの毎月の請求書の代わりとして使用することもできる。
[変形例]
上記の実施形態では、顧客が商品を購入する場合を想定しているが、顧客がサービスを受け、その対価を支払うシステムに適用してもよい。その場合には、店舗端末5は店舗カード3に商品情報の代わりにサービス情報を記録すればよい。この場合のサービス情報は、サービスを特定する情報と、そのサービスの金額とを含んでいればよい。また、商品の購入とサービスを同時に受けるような場合にも適用することができる。例えば、ある商品を購入するとともに、その商品について有料の包装を依頼する場合などである。
上記の実施形態では、決済のために顧客のクレジットカード情報を決済依頼情報に含めて決済サーバ8へ送信している。しかし、携帯端末10で動作する決済アプリケーションがクレジット会社ごとに用意されている場合には、そのクレジット会社の決済アプリケーションに登録されているユーザIDなど、クレジットカード情報以外の情報を送信することとしてもよい。クレジット会社の決済サーバ側で、そのユーザIDと、その顧客の情報及びクレジットカード情報とが対応つけて記憶されているような場合には、ユーザIDの送信により不都合なく決済処理を行うことができる。本発明では、クレジットカード情報に加えて、上記のユーザIDのように、顧客及びそのクレジットカード情報を決済サーバ側で特定することが可能な各種の情報を「決済用識別情報」と呼ぶ。
上記の例では、店舗カード3に店舗識別情報と商品情報とが記憶されているが、店舗カード3にさらに決済サーバ情報(例えば、決済サーバ8と通信するためのアドレス)を保持させておいてもよい。好ましくは、店舗カードをクレジットカード会社で発行する際に、この決済サーバ情報を書き換え不可の状態で記憶しておく。これにより、例えば顧客の携帯端末10内の決済アプリが改ざんされ、不正なサーバへ通信が誘導されることを防止することができる。
また、上記の例では、顧客が商品を購入する際に店舗端末5から店舗カード3へ店舗識別情報が書き込まれることとしている。その代わりに、クレジットカード会社が店舗カードを発行する際に店舗識別情報を店舗カード3に書き換え不可な状態で記憶し、店舗側では店舗カード内の店舗識別情報を書き換えできないようにしてもよい。これにより、店舗側における店舗カードの不正使用を防止し、セキュリティを向上させることができる。
上記の例では、携帯端末10が決済結果情報を決済サーバ8から受信して表示できるようにしているが、その際に、決済結果情報をバーコードなどのように他の端末から読み取れる形の情報として表示するようにしてもよい。こうすれば、店舗端末5は、携帯端末10に表示されたバーコードなどを読み取ることにより決済結果情報を取得することができる。
上記の店舗カード3の代わりに、店舗側がICカード機能を備えた携帯端末(以下、「店舗携帯端末」と呼ぶ。)を保持するようにしてもよい。この場合、その店舗携帯端末が店舗端末5を兼ねるような構成としてもよい。即ち、決済を行うときに、店員は店舗携帯端末を操作して商品情報を店舗携帯端末のICカードに記憶させる。顧客は、自身の携帯端末10を店舗携帯端末にかざして店舗識別情報と商品情報とを読み取ればよい。
3 店舗カード
5 店舗端末
6 カードリーダ/ライタ
8 決済サーバ
10 携帯端末
12 制御部
16 履歴保存部

Claims (5)

  1. 店舗側で管理する記憶媒体と、店舗端末と、顧客が所持する携帯端末と、決済サーバとからなる決済システムであって、
    前記記憶媒体は店舗識別情報及び課金情報を記憶し、
    前記店舗端末は、前記記憶媒体に課金情報を書き込む書込手段を備え、
    前記携帯端末は、
    前記記憶媒体から、前記店舗識別情報及び課金情報を読み取る読取手段と、
    顧客に対応する決済用識別情報を記憶している記憶部と、
    前記店舗識別情報、前記課金情報及び前記決済用識別情報を含む決済依頼情報を決済サーバへ送信する送信手段と、
    前記決済依頼情報に対応する決済結果情報を前記決済サーバから受信する受信手段と、
    受信した前記決済結果情報を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする決済システム。
  2. 前記携帯端末は、前記受信手段が受信した決済結果情報を前記記憶媒体に書き込む書込手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の決済システム。
  3. 前記携帯端末は、前記決済依頼情報及び前記決済結果情報に含まれる情報を履歴情報として保存する履歴保存部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の決済システム。
  4. 前記店舗端末は、前記記憶媒体に書き込まれた決済結果情報を読み取る読取手段と、
    読み取った決済結果情報を記憶する記憶部、及び/又は、読み取った決済結果情報を印刷する印刷部をさらに備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の決済システム
  5. 店舗側で管理する記憶媒体と、店舗端末と、顧客が所持する携帯端末と、決済サーバとからなる決済システムに用いられる、コンピュータである前記携帯端末により実行されるプログラムであって、
    店舗識別情報及び課金情報が記憶された記憶媒体から、前記店舗識別情報及び課金情報を読み取る読取手段、
    顧客に対応する決済用識別情報を記憶している記憶部から、前記決済用識別情報を読み出す読出手段、
    前記店舗識別情報、前記課金情報及び前記決済用識別情報を含む決済依頼情報を決済サーバへ送信する送信手段、
    前記決済依頼情報に対応する決済結果情報を前記決済サーバから受信する受信手段、
    受信した前記決済結果情報を表示する表示手段、
    として前記コンピュータを機能させることを特徴とする決済プログラム。
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