JP5983206B2 - 電波受信装置、及び、電波時計 - Google Patents
電波受信装置、及び、電波時計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5983206B2 JP5983206B2 JP2012195641A JP2012195641A JP5983206B2 JP 5983206 B2 JP5983206 B2 JP 5983206B2 JP 2012195641 A JP2012195641 A JP 2012195641A JP 2012195641 A JP2012195641 A JP 2012195641A JP 5983206 B2 JP5983206 B2 JP 5983206B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reception
- receiving
- radio wave
- posture variation
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
アンテナを有し、時刻情報を含む放送電波を受信する受信手段と、
前記受信手段による受信動作の可否を制御する受信制御手段と、
前記アンテナの姿勢変動を計測する姿勢変動計測手段と、
前記姿勢変動計測手段により所定レベル以上の姿勢変動が計測されたか否かを判別する姿勢変動判別手段と
を備え、
前記受信制御手段は、
前記放送電波の受信を行う場合に、前記姿勢変動判別手段により前記所定レベル以上の姿勢変動が計測されたと判別された場合には、前記受信手段による受信を開始させず、
前記受信動作の実行中に、間欠的に前記姿勢変動の計測を行わせ、前記所定レベル以上の姿勢変動が計測されたと判別された場合には、所定期間に亘り、前記受信動作を中断させる
ことを特徴とする電波受信装置である。
図1は、本発明の実施形態の電波受信部2及び電波受信部2を備えた電波時計1の内部構成を示すブロック図である。
加速度センサ30及び電波受信部2は、図示略の電源部から各々動作期間にのみ電力供給が受けられるように切り替えられる。
これらの構成要素のうち、電波受信部2と、CPU22と、RAM24と、加速度センサ30及びドライバ31とにより、電波受信装置が構成される。
本実施形態の電波時計1では、電波受信の前、及び、中途で、加速度センサ30の計測データに基づいてアンテナ11の姿勢変動の検出を行う。上述のように、バーアンテナには指向性があり、例えば、腕時計型の電波時計1のユーザが腕に装着して歩行や走行する際の腕の振りに従ってアンテナ11の姿勢も変動することで、腕振りの周期で受信強度が大きく変化することになる。また、上述のように、電波受信部2に含まれるAGC20には、時定数の大きいLPFが用いられていて、腕振り周期に従って受信強度の補正を行うことが困難である。従って、このような周期でアンテナ11の姿勢変動がある状況では、コンパレータ21が正確にハイレベル信号の期間とローレベル信号の期間とを識別することができず、1秒周期の各符号を誤り無く判別して時刻情報を取得することが困難になる場合がある。そこで、本実施形態の電波時計1では、このような腕の振れに相当する加速度変化が検出された場合には、標準電波の受信が中止される。
この標準電波受信処理は、例えば、一日に一回予め設定された所定の時刻に呼び出されて起動される処理である。この所定の時刻は、後述する加速度の計測処理と判別処理とに必要な時間以上で長過ぎないことが望ましく、標準電波の受信開始予定時刻の数秒前、例えば、5秒前に設定される。
図4は、加速度検出処理のCPU22による制御手順を示すフローチャートである。
例えば、上記実施形態では、自動受信の開始前と実行中との何れにも加速度センサ30による計測を行わせることとしたが、自動受信の開始前だけに計測を行わせることとしても良い。一般的に自動受信が行われることの多い時間帯(例えば、深夜)には、一度加速度変化の検出がなされなければ、その後の自動受信処理中に電波時計1が動き出す可能性も低いと考えられ、加速度センサ30自体の電力消費を抑えることができる。
その他、上記実施の形態で示した具体的な構成、数値、手順などの細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
アンテナを有し、時刻情報を含む放送電波を受信する受信手段と、
前記受信手段による受信動作の可否を制御する受信制御手段と、
前記アンテナの姿勢変動を計測する姿勢変動計測手段と、
前記姿勢変動計測手段により所定レベル以上の姿勢変動が計測されたか否かを判別する姿勢変動判別手段と
を備え、
前記受信制御手段は、
前記放送電波の受信を行う場合に、前記姿勢変動判別手段により前記所定レベル以上の姿勢変動が計測されたと判別された場合には、前記受信手段による受信を開始させない
ことを特徴とする電波受信装置。
<請求項2>
前記受信制御手段は、前記受信手段に受信を開始させなかった場合に、所定の時間間隔で前記姿勢変動計測手段により前記姿勢変動の計測を行わせ、前記所定レベル以上の姿勢変動が計測されなくなったと判別された場合に、前記受信を開始させることを特徴とする請求項1記載の電波受信装置。
<請求項3>
前記受信制御手段は、予め設定された前記受信動作の開始予定時刻よりも、前記姿勢変動計測手段による計測、及び、前記姿勢変動判別手段による判別に要する所定時間前に、当該姿勢変動計測手段による計測、及び、前記姿勢変動判別手段による判別を行わせる
ことを特徴とする請求項1記載の電波受信装置。
<請求項4>
前記受信動作の可否に係る履歴を記憶する記憶手段と、
当該記憶手段に記憶された前記履歴に応じて次回以降の前記開始予定時刻を変更設定する受信時刻設定手段と
を備えることを特徴とする請求項3記載の電波受信装置。
<請求項5>
前記受信制御手段は、前記受信動作の実行中に、間欠的に前記姿勢変動の計測を行わせ、前記所定レベル以上の姿勢変動が計測されたと判別された場合には、所定期間に亘り、前記受信動作を中断させることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の電波受信装置。
<請求項6>
前記受信手段は、自動利得制御回路を備え、
前記姿勢変動判別手段は、当該自動利得制御回路の応答速度に応じた時間長よりも短い時間周期での姿勢変動の有無に基づき前記受信動作の可否を判別する
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の電波受信装置。
<請求項7>
前記姿勢変動計測手段は、前記姿勢変動の計測が行われない期間にはオフされることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の電波受信装置。
<請求項8>
請求項1〜7の何れか一項に記載の電波受信装置と、
前記電波受信装置により受信された放送電波から時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
現在時刻を計数する計時手段と、
前記計時手段の現在時刻を前記時刻情報取得手段により取得された時刻情報に基づいて補正する時刻補正手段と、
前記現在時刻を表示する表示手段と
を備えることを特徴とする電波時計。
2 電波受信部
11 アンテナ
12 RFアンプ
13 ミキサ
14 OSC(局部発振器)
15 LPFa(第1低域通過フィルタ)
16 IFアンプ
17 BPF(帯域通過フィルタ)
18 検波回路
19 LPFb(第2低域通過フィルタ)
20 AGC(自動利得制御回路)
21 コンパレータ
22 CPU
23 ROM
24 RAM
24a 受信履歴
25 表示部
26 操作部
27 発振器
28 分周回路
29 計時回路
30 加速度センサ
31 ドライバ
Claims (12)
- アンテナを有し、時刻情報を含む放送電波を受信する受信手段と、
前記受信手段による受信動作の可否を制御する受信制御手段と、
前記アンテナの姿勢変動を計測する姿勢変動計測手段と、
前記姿勢変動計測手段により所定レベル以上の姿勢変動が計測されたか否かを判別する姿勢変動判別手段と
を備え、
前記受信制御手段は、
前記放送電波の受信を行う場合に、前記姿勢変動判別手段により前記所定レベル以上の姿勢変動が計測されたと判別された場合には、前記受信手段による受信を開始させず、
前記受信動作の実行中に、間欠的に前記姿勢変動の計測を行わせ、前記所定レベル以上の姿勢変動が計測されたと判別された場合には、所定期間に亘り、前記受信動作を中断させる
ことを特徴とする電波受信装置。 - アンテナを有し、時刻情報を含む放送電波を受信する受信手段と、
前記受信手段による受信動作の可否を制御する受信制御手段と、
前記アンテナの姿勢変動を計測する姿勢変動計測手段と、
前記姿勢変動計測手段により所定レベル以上の姿勢変動が計測されたか否かを判別する姿勢変動判別手段と
を備え、
前記受信制御手段は、
前記受信動作の実行中に、前記姿勢変動の計測を行わせ、前記所定レベル以上の姿勢変動が計測されたと判別された場合には、前記受信動作を中断させる
ことを特徴とする電波受信装置。 - アンテナを有し、時刻情報を含む放送電波を受信する受信手段と、
前記受信手段による受信動作の可否を制御する受信制御手段と、
前記アンテナの姿勢変動を計測する姿勢変動計測手段と、
前記姿勢変動計測手段により所定レベル以上の姿勢変動が計測されたか否かを判別する姿勢変動判別手段と
を備え、
前記受信手段は、自動利得制御回路を備え、
前記姿勢変動判別手段は、当該自動利得制御回路の応答速度に応じた時間長よりも短い時間周期での姿勢変動の有無に基づき前記受信動作の可否を判別する
ことを特徴とする電波受信装置。 - アンテナを有し、時刻情報を含む放送電波を受信する受信手段と、
前記受信手段による受信動作の可否を制御する受信制御手段と、
前記アンテナの姿勢変動を計測する姿勢変動計測手段と、
前記姿勢変動計測手段により所定レベル以上の姿勢変動が計測されたか否かを判別する姿勢変動判別手段と
を備え、
前記姿勢変動計測手段は、前記姿勢変動の計測が行われない期間にはオフされることを特徴とする電波受信装置。 - 前記受信制御手段は、前記受信手段に受信を開始させなかった場合に、所定の時間間隔で前記姿勢変動計測手段により前記姿勢変動の計測を行わせ、前記所定レベル以上の姿勢変動が計測されなくなったと判別された場合に、前記受信を開始させることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の電波受信装置。
- 前記受信制御手段は、予め設定された前記受信動作の開始予定時刻よりも、前記姿勢変動計測手段による計測、及び、前記姿勢変動判別手段による判別に要する所定時間前に、当該姿勢変動計測手段による計測、及び、前記姿勢変動判別手段による判別を行わせる
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の電波受信装置。 - 前記受信動作の可否に係る履歴を記憶する記憶手段と、
当該記憶手段に記憶された前記履歴に応じて次回以降の前記開始予定時刻を変更設定する受信時刻設定手段と
を備えることを特徴とする請求項6記載の電波受信装置。 - 前記受信制御手段は、前記受信動作の実行中に、間欠的に前記姿勢変動の計測を行わせ、前記所定レベル以上の姿勢変動が計測されたと判別された場合には、所定期間に亘り、前記受信動作を中断させることを特徴とする請求項3又は4記載の電波受信装置。
- 前記受信手段は、自動利得制御回路を備え、
前記姿勢変動判別手段は、当該自動利得制御回路の応答速度に応じた時間長よりも短い時間周期での姿勢変動の有無に基づき前記受信動作の可否を判別する
ことを特徴とする請求項1、2、4の何れか一項に記載の電波受信装置。 - 前記姿勢変動計測手段は、前記姿勢変動の計測が行われない期間にはオフされることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電波受信装置。
- 請求項1〜10の何れか一項に記載の電波受信装置と、
前記電波受信装置により受信された放送電波から時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
現在時刻を計数する計時手段と、
前記計時手段の現在時刻を前記時刻情報取得手段により取得された時刻情報に基づいて補正する時刻補正手段と、
前記現在時刻を表示する表示手段と
を備えることを特徴とする電波時計。 - アンテナを有し、時刻情報を含む放送電波を受信する受信手段と、
前記アンテナの姿勢変動を計測する姿勢変動計測手段と、
を備え、
前記姿勢変動計測手段は、前記姿勢変動の計測が行われない期間にはオフされることを特徴とする電波受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012195641A JP5983206B2 (ja) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | 電波受信装置、及び、電波時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012195641A JP5983206B2 (ja) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | 電波受信装置、及び、電波時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014052225A JP2014052225A (ja) | 2014-03-20 |
JP5983206B2 true JP5983206B2 (ja) | 2016-08-31 |
Family
ID=50610830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012195641A Active JP5983206B2 (ja) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | 電波受信装置、及び、電波時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5983206B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004069679A (ja) * | 2002-06-14 | 2004-03-04 | Seiko Epson Corp | 電波修正時計、およびこの電波修正時計の制御方法 |
JP2005084038A (ja) * | 2003-09-11 | 2005-03-31 | Seiko Epson Corp | 電子時計 |
US7388812B2 (en) * | 2003-09-30 | 2008-06-17 | Seiko Epson Corporation | Radio-controlled timepiece and electronic device, control method for a radio-controlled timepiece, and reception control program for a radio-controlled timepiece |
JP4613038B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2011-01-12 | シチズンホールディングス株式会社 | 電波修正時計、電子機器および時刻修正方法 |
JP2006084229A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Citizen Watch Co Ltd | 電波修正時計、電子機器および時刻修正方法 |
JP5710139B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2015-04-30 | シチズンホールディングス株式会社 | 衛星電波腕時計 |
-
2012
- 2012-09-06 JP JP2012195641A patent/JP5983206B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014052225A (ja) | 2014-03-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6435762B2 (ja) | 電子機器、プログラム、及び、日時情報の取得方法 | |
JP6508184B2 (ja) | 電子時計、時刻取得制御方法及びプログラム | |
JP5747630B2 (ja) | 電子時計および時刻修正方法 | |
JP2016050788A (ja) | 電波受信装置及び電子時計 | |
US20080049558A1 (en) | Radio-controlled timepiece and method of changing the waveform discrimination standard | |
US9152132B2 (en) | Time information obtaining device and radio-controlled timepiece | |
JP2003167074A (ja) | 電波修正時計 | |
JP5983206B2 (ja) | 電波受信装置、及び、電波時計 | |
JP5579113B2 (ja) | 電波腕時計 | |
US10915071B2 (en) | Electronic timepiece, device, method and computer-readable storage device storing instructions for controlling method for obtaining date/time information | |
JP4539739B2 (ja) | 電波受信装置および電波時計 | |
JP2019032333A (ja) | 電波受信装置、電子時計、衛星電波受信方法、及びプログラム | |
JP6264175B2 (ja) | 電波時計 | |
JP5083384B2 (ja) | 時刻データ受信装置、及び、電波時計 | |
CN111736449B (zh) | 电子设备、时钟、控制方法 | |
JP6485148B2 (ja) | 電波時計 | |
JPH11211857A (ja) | アナログ式電波修正時計 | |
US8599650B2 (en) | Marker detecting apparatus and radio-controlled timepiece | |
JP7155832B2 (ja) | 時計、時刻変更制御方法及びプログラム | |
JP6562067B2 (ja) | 電波時計 | |
JP7243349B2 (ja) | 電波時計 | |
JP4196863B2 (ja) | 時刻データ受信装置及びプログラム | |
JP2019158394A (ja) | 電子機器及び受信制御方法 | |
JP2019090833A (ja) | 電波時計 | |
JP2019174409A (ja) | 電波修正時計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150728 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160718 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5983206 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |