JP5980526B2 - 超音波画像診断装置とその探触子変位算出方法 - Google Patents
超音波画像診断装置とその探触子変位算出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5980526B2 JP5980526B2 JP2012042929A JP2012042929A JP5980526B2 JP 5980526 B2 JP5980526 B2 JP 5980526B2 JP 2012042929 A JP2012042929 A JP 2012042929A JP 2012042929 A JP2012042929 A JP 2012042929A JP 5980526 B2 JP5980526 B2 JP 5980526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- probe
- displacement
- unit
- subject
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図1は本発明の実施例1の超音波画像診断装置の構成例を示すブロック図である。
制御部8は、探触子1の所定の開口から送受信される一本の超音波ビームであって一端に被検体内の注目する組織301を含んだ第1の超音波受信ビーム311を得る。一端とは、例えば図2(a)の図面に向って第1の超音波受信ビーム311の右端である。
そして、制御部8は、式(1)に示すベクトルP1とベクトルP2の合成ベクトルPを変位として求める。
画像形成部3は、交差した超音波受信ビームと超音波断層像を得る操作を繰り返す。
図6は図1の超音波画像診断装置の処理手順を示すフローチャートである。
操作者は、被検体内の注目する組織301を撮像するために被検体の測定部位の体表に探触子1を当接すると共に、操作卓7に送受信部2、画像形成部3、画像記憶部4へのBモード像(超音波断層画像)を得るための制御量、それぞれの処理の実行の開始、停止の命令を入力する。
さらに、操作者は、第1の超音波受信ビーム311に交差し、第1の超音波受信ビーム311と同様に、組織301を一端に含む第2の超音波受信ビーム321を得る。
これによって、時間t1で得た交差した超音波受信ビームを得たこととなる(ステップ101)。
制御部8は他端に組織301を含んだ第1の超音波受信ビーム311を画像記憶部4に記憶させる。
制御部8は、送受信部2によって時間t1での互いに交差する方向に形成した超音波受信ビームと、時間t2での互いに交差する方向に形成した超音波受信ビームとを用いて、組織の変位をベクトルとして変位算出部6に演算させる。
図7は本発明の実施例2の超音波画像診断装置の構成例を示すブロック図である。
図7に示される実施例2の超音波画像診断装置は、探触子1、送受信部2、画像形成部3、画像記憶部4、表示部5、変位算出部6、操作卓7、制御部8及び画角拡大像形成部10を有している。
図8は変位算出部6の回転変位、直線変位を求める工程を示す図である。
図8(a)は第1の注目部位811と第2の注目部位812が存在するコンベックス視野の超音波断層像801である。超音波断層像801の中心軸は、図面の上下方向の軸に対して角度θを成している。次に、図8(c)は図面の上下方向の軸と平行な中心軸のコンベックス視野の超音波断層像として第1の注目部位831と第2の注目部位832が存在するコンベックス視野の超音波断層像803が得られたとする。
図10は図7の超音波画像診断装置の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS101乃至S103は、実施例1と同じ処理であるため、説明を省略する。
まず、実施例3の超音波画像診断装置の構成の一例について図11を用いて以下に詳述する。
図11は本発明の実施例3の超音波画像診断装置の構成例を示すブロック図である。
図12は組織歪像形成に際して被検体の組織を複数のひし形に近似して、組織が図面の上下方向に引っ張られて組織に歪が生じている工程を示す図である。
図13は図12の複数の組織のうちの1つを抽出し、ひし形の長径、短径の比の大きさで色相を決定し、決定した色相を元の組織画像に半透明にして重畳表示する工程を示す図である。
すなわち、
図13(a)と図13(b)では式(3)を満たすこととなるので、色相は青を呈することとなる。
図14は図11の超音波画像診断装置の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS101乃至S103は、実施例1及び実施例2と同じ処理であるため、説明を省略する。
Claims (8)
- 被検体の測定部位の体表に当接され、超音波送信時に被検体に超音波を送信すると共に、超音波受信時に被検体から反射される超音波を受信する探触子と、
超音波送信時に被検体へ超音波を探触子に送信させるとともに、超音波受信時に被検体から反射される超音波を探触子によって受信し、探触子により変換された超音波受信ビームに信号処理を行う送受信部と、
信号処理された超音波受信ビームを超音波断層像に変換する画像形成部と、
前記送受信部、前記画像形成部のそれぞれの処理の実行の開始、停止を制御する制御部と、
所定の時間での互いに交差する方向に形成し被検体内の注目する組織を含むように得る超音波受信ビームと、前記所定の時間と異なる時間での互いに交差する方向に形成し前記被検体内の注目する組織を含むように得る超音波受信ビームとを用いて、探触子の変位を算出する変位算出部と、を備え、
前記画像形成部は、前記変位算出部によって複数回の被検体内の注目する組織の変位を演算した結果、演算した変位が最小となる値を演算する最小体動像算出部を備えたことを特徴とする超音波画像診断装置。 - 被検体の測定部位の体表に当接され、超音波送信時に被検体に超音波を送信すると共に、超音波受信時に被検体から反射される超音波を受信する探触子と、
超音波送信時に被検体へ超音波を探触子に送信させるとともに、超音波受信時に被検体から反射される超音波を探触子によって受信し、探触子により変換された超音波受信ビームに信号処理を行う送受信部と、
信号処理された超音波受信ビームを超音波断層像に変換する画像形成部と、
前記送受信部、前記画像形成部のそれぞれの処理の実行の開始、停止を制御する制御部と、
所定の時間での互いに交差する方向に形成し被検体内の注目する組織を含むように得る超音波受信ビームと、前記所定の時間と異なる時間での互いに交差する方向に形成し前記被検体内の注目する組織を含むように得る超音波受信ビームとを用いて、探触子の変位を算出する変位算出部と、を備え、
前記変位算出部は、直線方向及び回転方向の変位を算出し、
前記画像形成部は、前記変位算出部によって算出された変位に基づき複数の注目部位の一致領域を探索し、探索した一致領域の部分を合せて超音波断層像を複数張り合わせて、前記探触子の視野よりも大きな超音波断層像である画角拡大像を形成する画角拡大像形成部を備えたことを特徴とする超音波画像診断装置。 - 被検体の測定部位の体表に当接され、超音波送信時に被検体に超音波を送信すると共に、超音波受信時に被検体から反射される超音波を受信する探触子と、
超音波送信時に被検体へ超音波を探触子に送信させるとともに、超音波受信時に被検体から反射される超音波を探触子によって受信し、探触子により変換された超音波受信ビームに信号処理を行う送受信部と、
信号処理された超音波受信ビームを超音波断層像に変換する画像形成部と、
前記送受信部、前記画像形成部のそれぞれの処理の実行の開始、停止を制御する制御部と、
所定の時間での互いに交差する方向に形成し被検体内の注目する組織を含むように得る超音波受信ビームと、前記所定の時間と異なる時間での互いに交差する方向に形成し前記被検体内の注目する組織を含むように得る超音波受信ビームとを用いて、探触子の変位を算出する変位算出部と、を備え、
前記変位算出部は、直線方向及び歪の変位を算出し、
前記画像形成部は、前記変位算出部によって算出された変位に基づきひし形でモデルの長径、短径を用いて組織歪像を形成する組織歪像形成部を備えたことを特徴とする超音波画像診断装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の超音波診断装置において、
前記超音波断層像を表示する画像表示部と、
前記送受信部、前記画像形成部のそれぞれに与える制御量、それぞれの処理の実行の開始、停止の命令を入力する操作卓と、
を備え、
前記制御部は、前記操作卓への操作者の入力を受けて前記送受信部、前記画像形成部のそれぞれの処理の実行の開始、停止を制御することを特徴とする超音波画像診断装置。 - 探触子によって超音波送信時に被検体に超音波を送信すると共に、超音波受信時に被検体から反射される超音波受信ビームを受信する送受信工程と、
送受信部によって超音波送信時に被検体へ超音波を探触子に送信させるとともに、超音波受信時に被検体から反射される超音波を探触子によって受信され、探触子により変換された超音波受信ビームに信号処理を行う信号処理工程と、
画像形成部によって信号処理された超音波受信ビームを超音波断層像に変換する画像形成工程と、
前記送受信部、前記画像形成部のそれぞれの処理の実行の開始、停止を制御する制御工程と、
所定の時間での互いに交差する方向に形成し被検体内の注目する組織を含むように得る超音波受信ビームと、前記所定の時間と異なる時間での互いに交差する方向に形成し前記被検体内の注目する組織を含むように得る超音波受信ビームとを用いて、前記探触子の変位を算出する変位算出工程と、を有し、
前記画像形成工程は、前記変位算出工程によって複数回の被検体内の注目する組織の変位を演算した結果、演算した変位が最小となる値を演算する最小体動像算出工程を含むことを特徴とする探触子変位算出方法。 - 探触子によって超音波送信時に被検体に超音波を送信すると共に、超音波受信時に被検体から反射される超音波受信ビームを受信する送受信工程と、
送受信部によって超音波送信時に被検体へ超音波を探触子に送信させるとともに、超音波受信時に被検体から反射される超音波を探触子によって受信され、探触子により変換された超音波受信ビームに信号処理を行う信号処理工程と、
画像形成部によって信号処理された超音波受信ビームを超音波断層像に変換する画像形成工程と、
前記送受信部、前記画像形成部のそれぞれの処理の実行の開始、停止を制御する制御工程と、
所定の時間での互いに交差する方向に形成し被検体内の注目する組織を含むように得る超音波受信ビームと、前記所定の時間と異なる時間での互いに交差する方向に形成し前記被検体内の注目する組織を含むように得る超音波受信ビームとを用いて、前記探触子の変位を算出する変位算出工程と、を有し、
前記変位算出工程は、直線方向及び回転方向の変位を算出する工程を含み、
前記画像形成工程は、前記変位算出工程によって算出された変位に基づき複数の注目部位の一致領域を探索し、探索した一致領域の部分を合せて超音波断層像を複数張り合わせて、前記探触子の視野よりも大きな超音波断層像である画角拡大像を形成する画角拡大像形成工程を含むことを特徴とする探触子変位算出方法。 - 探触子によって超音波送信時に被検体に超音波を送信すると共に、超音波受信時に被検体から反射される超音波受信ビームを受信する送受信工程と、
送受信部によって超音波送信時に被検体へ超音波を探触子に送信させるとともに、超音波受信時に被検体から反射される超音波を探触子によって受信され、探触子により変換された超音波受信ビームに信号処理を行う信号処理工程と、
画像形成部によって信号処理された超音波受信ビームを超音波断層像に変換する画像形成工程と、
前記送受信部、前記画像形成部のそれぞれの処理の実行の開始、停止を制御する制御工程と、
所定の時間での互いに交差する方向に形成し被検体内の注目する組織を含むように得る超音波受信ビームと、前記所定の時間と異なる時間での互いに交差する方向に形成し前記被検体内の注目する組織を含むように得る超音波受信ビームとを用いて、前記探触子の変位を算出する変位算出工程と、を有し、
前記変位算出工程は、直線方向及び歪の変位を算出する工程を含み、
前記画像形成工程は、前記変位算出工程によって算出された変位に基づきひし形でモデルの長径、短径を用いて組織歪像を形成する組織歪像形成工程を含むことを特徴とする探触子変位算出方法。 - 請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の探触子変位算出方法において、
画像表示部に形成された超音波断層像を表示する工程と、
操作卓に前記送受信部、前記画像形成部のそれぞれに与える制御量、それぞれの処理の実行の開始、停止の命令を入力する工程と、
を含み、
前記制御工程は、制御部によって前記入力する工程での操作者の入力を受けて前記送受信部、前記画像形成部のそれぞれの処理の実行の開始、停止を制御する工程を含むことを特徴とする探触子変位算出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012042929A JP5980526B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 超音波画像診断装置とその探触子変位算出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012042929A JP5980526B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 超音波画像診断装置とその探触子変位算出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013176499A JP2013176499A (ja) | 2013-09-09 |
JP5980526B2 true JP5980526B2 (ja) | 2016-08-31 |
Family
ID=49268823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012042929A Active JP5980526B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 超音波画像診断装置とその探触子変位算出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5980526B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006325704A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波診断装置 |
JP5329935B2 (ja) * | 2008-12-10 | 2013-10-30 | 株式会社日立メディコ | 超音波装置 |
-
2012
- 2012-02-29 JP JP2012042929A patent/JP5980526B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013176499A (ja) | 2013-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6367425B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
US10828010B2 (en) | Image diagnosis apparatus and method for dynamically focusing tracked ultrasound probe with multimodal imaging system | |
JP6462340B2 (ja) | 超音波診断装置、画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP6160487B2 (ja) | 超音波診断装置およびその制御方法 | |
JP5689073B2 (ja) | 超音波診断装置、及び3次元弾性比算出方法 | |
CN103068316B (zh) | 超声波诊断装置、医用图像处理装置及医用图像处理方法 | |
JP5835903B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
US20100312113A1 (en) | Ultrasound diagnosis apparatus, image processing apparatus, image processing method, and image display method | |
JP6063454B2 (ja) | 超音波診断装置及び軌跡表示方法 | |
US9592028B2 (en) | Ultrasonic diagnostic apparatus | |
JP7010948B2 (ja) | 胎児超音波撮像 | |
WO2007138751A1 (ja) | 超音波診断装置、医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム | |
WO2006059668A1 (ja) | 超音波装置、超音波撮像プログラム及び超音波撮像方法 | |
KR20110127618A (ko) | 초음파 이미지를 디스플레이하는 초음파 진단 장치 및 방법 | |
US20100125201A1 (en) | Ultrasound imaging apparatus | |
WO2015141460A1 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2017093813A (ja) | 超音波画像診断装置 | |
JP2007068724A (ja) | 超音波診断装置及びプログラム | |
JP7456151B2 (ja) | 超音波診断装置、超音波診断装置の制御方法、及び、超音波診断装置の制御プログラム | |
JP2023160986A (ja) | 超音波診断装置及び解析装置 | |
JP2017006655A (ja) | 超音波診断装置及び画像処理装置 | |
JP2010148566A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP5980526B2 (ja) | 超音波画像診断装置とその探触子変位算出方法 | |
JP2007125273A (ja) | 超音波解析装置 | |
JP2006212164A (ja) | 超音波診断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140226 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160212 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20160523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160712 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160727 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5980526 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |