JP5977597B2 - 情報処理装置、通信システム、通信方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
<前提>
まず、図1Aおよび図1Bを参照しながら、本実施形態の概略の前提を説明する。図1Aおよび図1Bは、本実施形態の概略を示した図である。本実施形態の情報処理装置(以下「自己の情報処理装置」という場合がある。)は、相手方の情報処理装置と互いに通信可能である。また、自己の情報処理装置のユーザを「ユーザA」とし、相手方の情報処理装置のユーザを「ユーザB」とする。
<具体的な処理>
≪前半部≫
次に、自己の情報処理装置などの具体的な処理の前半部について説明する。一例として、画面X1およびX3に示すように、ユーザAは、ユーザBとの通話を進めていたが、ユーザBの発話についての文字情報「会議の後ですが、引き続き会議を行います。内容は来月のプロジェクトについてです。」について、理解できないことを思い出し、該文字情報の内容の再度の説明を所望している場合について説明する。この場合には、画面X2に示すように、ユーザAは、該文字情報を指定する。以下では、該指定された文字情報を「第1文字情報1001」とする。また、画面X4に示すように、相手方の情報処理装置は、第1文字情報1001と同一の文字情報を表示している。該同一の文字情報を「第3文字情報1003」とする。
次に、具体的な処理の後半部について説明する。ユーザBが、それぞれが関連付けられた第2文字情報1002および第3文字情報1003を目視することにより、第2文字情報1002についての回答を行う場合について説明する。
図2を参照しながら、本実施形態の情報処理装置の使用態様について説明する。図2は、本実施形態の情報処理装置の使用態様の一例を示した図である。図2の例では、ユーザAは、電話50と情報処理装置100とを用いて、遠隔地にいるユーザBと対話している。また、ユーザBは、電話60と情報処理装置200とを用いて、ユーザAと対話している。
次に、図3を参照して、情報処理装置100のハードウェア構成例を説明する。図3は、情報処理装置100のハードウェア構成例を示した図である。図3の例では、情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)302と、RAM(Random Access Memory)304と、ROM(Read Only Memory)306と、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)308と、通信部110と、表示部112と、操作部310と、外部メディアI/F部312と、を含む。
次に、図1、図4、および図5を参照して、情報処理装置100の機能構成例を説明する。図1は、上述の通り、情報処理装置100の表示部が表示する画面の一例である。図4は、ユーザAが保有する情報処理装置100(自己の情報処理装置)などの機能構成例である。図5は、ユーザB(相手方ユーザ)が保有する情報処理装置200(相手方の情報処理装置)などの機能構成例である。
スピーカ52およびマイク54については、図2で説明した通りなので、説明を繰り返さない。
次に、具体的な処理の後半部について説明する。ユーザBが、それぞれが関連付けられた第2文字情報1002および第3文字情報1003を目視することにより、第2文字情報1002についての回答を行う場合について説明する。
図1の画面X5を参照して、第1文字情報1001と第4文字情報1004との関連付けの第1手法について説明する。画面X5に示すように、表示制御部108は、第1文字情報1001と、第4文字情報1004とを線1050で結んで表示部112に表示する。これにより、ユーザAは、第1文字情報1001と第4文字情報1004とが関連付けられていることを直感的に認識できる。従って、ユーザが疑問に思っていた内容(第1文字情報1001)の回答(第4文字情報1004)を容易に理解できる。
図7を参照して、次に第1文字情報1001と第4文字情報1004との関連付けの第2手法について説明する。図7は、関連付けの第2手法の一例について示した図である。表示制御部108は、第1文字情報1001に所定のマーク1001aを表示させる。ここで、所定のマーク1001aの形状および大きさなどは予め定められる。図7の例では、所定のマーク1001aは「星印」であるが、他の形状のマークでもよい。
≪前提≫
次に、図8を参照して、情報処理装置100および情報処理装置200の前提処理の流れを説明する。また、以下では、図1に示すように、ユーザが発話した音声を文字情報に変換して、情報処理装置100の表示部112、および、情報処理装置200の表示部210に該文字情報を表示させる通信方法を「チャット電話」という。また、以下の説明では、情報処理装置100および情報処理装置200に、チャット電話のアプリケーションがダウンロードされているとする。
次に、図9を参照して、本実施形態の情報処理装置100と情報処理装置200とのチャット電話の流れについて説明する。
次に、図10を参照して、後半部の処理の流れについて説明する。ステップS102において、図5記載の情報処理装置200の検知部216が、ユーザBにより第2文字情報1002が指定されたか否かを判断する。検知部216は、ユーザBにより第2文字情報1002が指定されるまで、該判断処理を継続する(ステップS102のNO)。検知部216が、ユーザBにより第2文字情報1002が指定されたと判断すると(ステップS102のYES)、処理はステップS104に移行する。
従来技術では、ユーザAが、第1文字情報1001について、ユーザBに対してさらに聞き返したい場合には、例えば「先ほど、「会議の後ですが、引き続き会議を行います。内容は来月のプロジェクトについてです。」という話をさせていただきましたが、よくわからないので説明してもらえますか。」という長い発話をユーザBに対して行う必要がある。従って、ユーザAにとって、発話が煩雑となる。また、該発話が過去の発話であり、かつ、ユーザBに対した行われた発話を構成する単語数が多いことから、ユーザBは該発話を理解することが煩雑となる。
図2などでは、ユーザAは電話50と情報処理装置100とを組み合わせて用いる、と説明した。その他の実施形態として、情報処理装置100にスピーカ62とマイク64とを含ませた構成とした情報処理装置500(例えば、スマートフォン)としてもよい。
また、本発明の情報処理装置は、CPUとその上で実行されるプログラムにより実現される。本発明を実現するプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば半導体メモリ、ハードディスク、CD−ROM、DVD等に格納することができ、これらの記録媒体に記録して提供され、又は、通信インタフェースを介してネットワークを利用した送受信により提供される。
Claims (8)
- 情報表示端末と通信可能な情報処理装置であって、
文字情報を表示するための表示手段と、
音声データに対して音声認識することにより前記文字情報を生成する認識手段と、
前記文字情報を前記情報処理装置のユーザにより指定可能に前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示手段に表示された前記文字情報と同一の文字情報を、前記情報表示端末に表示させる処理制御手段と、を備え、
前記処理制御手段は、
前記文字情報のうち第1文字情報が前記情報処理装置のユーザから指定された状態で前記認識手段が音声認識することにより第2文字情報を生成して、該第1文字情報と同一の文字情報である第3文字情報と、該第2文字情報とを関連付けて、該第2文字情報については前記情報表示端末のユーザにより指定可能に、前記情報表示端末に表示させ、
前記表示制御手段は、前記第2文字情報が前記情報表示端末のユーザから指定された状態で、前記情報表示端末が音声認識することにより生成した第4文字情報を、該第2文字情報に関連付けられた前記第3文字情報と同一の前記第1文字情報と関連付けて前記表示手段に表示させる、情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、
前記第1文字情報と、該第1文字情報に関連する第4文字情報とを線で結んで前記表示手段に表示させる、請求項1記載の情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、
前記第1文字情報に所定のマークを表示させ、
前記情報処理装置のユーザから前記所定のマークが指定されると、該第1文字情報に関連する第4文字情報を前記表示手段に表示させる、請求項1記載の情報処理装置。 - 前記処理制御手段は、
前記文字情報、および、前記情報表示端末に該文字情報を表示させる指示信号を前記情報表示端末に送信する、請求項1〜3いずれか1項記載の情報処理装置。 - 前記処理制御手段は、
前記音声データ、および、該音声データに対して前記情報表示端末に音声認識させることにより文字情報を生成させ該文字情報を前記情報表示端末に表示させる指示信号を前記情報表示端末に送信する、請求項1〜3いずれか1項記載の情報処理装置。 - 各々が通信可能な少なくとも2つの情報処理装置を備え、
一方の情報処理装置は、
文字情報を表示するための表示手段と、
音声データに対して音声認識することにより文字情報を生成する認識手段と、
前記文字情報を前記一方の情報処理装置のユーザにより指定可能に前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示手段に表示された前記文字情報と同一の文字情報を、他方の情報処理装置に表示させる処理制御手段と、を備え、
前記処理制御手段は、
前記文字情報のうち第1文字情報が前記一方の情報処理装置のユーザから指定された状態で前記認識手段が音声認識することにより第2文字情報を生成して、該第1文字情報と同一の文字情報である第3文字情報と、該第2文字情報とを関連付けて、該第2文字情報については前記他方の情報処理装置のユーザにより指定可能に、前記他方の情報処理装置に表示させ、
前記表示制御手段は、前記第2文字情報が前記他方の情報処理装置のユーザから指定された状態で、前記他方の情報処理装置が音声認識することにより生成した第4文字情報を、該第2文字情報に関連付けられた前記第3文字情報と同一の前記第1文字情報と関連付けて前記表示手段に表示させる、通信システム。 - 情報表示端末と通信する情報処理装置の通信方法であって、
音声データに対して音声認識することにより文字情報を生成するステップと、
前記文字情報を前記情報処理装置のユーザにより指定可能に表示するステップと、
前記表示された前記文字情報と同一の文字情報を、前記情報表示端末に表示させるステップと、
前記文字情報のうち第1文字情報が前記ユーザから指定された状態で音声認識することにより第2文字情報を生成するステップと、
生成した第2文字情報を、該第1文字情報と同一の文字情報である第3文字情報と関連付けて、該第2文字情報については前記情報表示端末のユーザにより指定可能に、前記情報表示端末に表示させるステップと、
前記第2文字情報が前記情報表示端末のユーザから指定された状態で、前記情報表示端末が音声認識することにより生成した第4文字情報を、該第2文字情報に関連付けられた前記第3文字情報と同一の前記第1文字情報と関連付けて表示するステップとを備える、通信方法。 - 情報表示端末と通信するコンピュータに、
音声データに対して音声認識することにより文字情報を生成するステップと、
前記文字情報を前記コンピュータのユーザにより指定可能に表示するステップと、
前記表示された前記文字情報と同一の文字情報を、前記情報表示端末に表示させるステップと、
前記文字情報のうち第1文字情報が前記ユーザから指定された状態で音声認識することにより第2文字情報を生成するステップと、
生成した第2文字情報を、該第1文字情報と同一の文字情報である第3文字情報と関連付けて、該第2文字情報については前記情報表示端末のユーザにより指定可能に、前記情報表示端末に表示させるステップと、
前記第2文字情報が前記情報表示端末のユーザから指定された状態で、前記情報表示端末が音声認識することにより生成した第4文字情報を、該第2文字情報に関連付けられた前記第3文字情報と同一の前記第1文字情報と関連付けて表示するステップとを実行させるための、プログラム。
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