JP5976051B2 - 燃料電池冷却システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池冷却システムに関する。
燃料電池を備えた燃料電池冷却システムでは、燃料電池が高温に発熱するため、燃料電池を冷却するために液冷モジュールが用いられている。一般的な液冷モジュールは、冷媒を燃料電池スタック内に流通させる構成である。
また、航空機用の燃料電池から熱を回収し伝達するシステムとして、燃料電池モジュールによって生じた熱を、ループヒートパイプを用いて他の負荷に伝達する熱電併給システムが提案されている(特許文献1参照)。
特開2013−168358号公報
作動媒体を流通させる液冷モジュールでは、一般的に、ポンプを用いて機械的に冷媒の放熱を行うため、ポンプの消費電力が大きく、またシステムが大型になるという課題があった。また特許文献1記載のシステムでは燃料電池の冷却は考慮されていなかった。
本発明は、上記点を鑑み、システムのサイズが小型で、十分な冷却能力を有する燃料電池冷却システムを提供する。
本発明の第1の態様は、燃料電池冷却システムであって、複数の電池セルと、複数の電池セルに熱的に接続される接触部と、接触部から延びて電池セルから外側に突出する突出部とを有する複数のヒートパイプと、複数のヒートパイプの突出部に接続される蒸発部と、蒸発部と気相ライン及び液相ラインを介して接続された放熱部とを有するループヒートパイプと、を備える。
上記第1の態様によれば、個々の電池セルに対応させてヒートパイプを配置している。これにより、電池セルで生じた熱を効率よく回収することができる。ヒートパイプに回収された熱は、さらにループヒートパイプの蒸発部により回収される。ループヒートパイプでは、電池セルとは離れた位置に放熱部を配置できるため、電池セルの周囲の温度上昇を抑制し、電池性能及び電池寿命の低下を抑制することができる。
また、ヒートパイプでは、電池セルと当接する部分で均一に媒体の蒸発が生じるため、電池セル表面における温度分布が均一になる。これにより、局所的な温度上昇による燃料電池の性能低下が生じにくくなる利点も得られる。
本発明の第2の態様は、燃料電池冷却システムであって、複数の電池セルと、複数の電池セルに熱的に接続される複数のヒートパイプと、ヒートパイプに連通する気相ライン及び液相ラインと、気相ライン及び液相ラインに接続された放熱部と、を有するループヒートパイプとを備える。
上記第2の態様によれば、個々の電池セルに対応させてループヒートパイプの蒸発部であるヒートパイプを配置している。これにより、電池セルの熱により蒸発した作動媒体を、気相ラインを介して放熱部に移動させ、放熱部で熱を放出させることができる。この態様では、個々の電池セルの近傍にまでループヒートパイプを配置するので、電池セルの熱を効率よく回収することができる。
また、ヒートパイプでは、電池セルと当接する部分で均一に媒体の蒸発が生じるため、電池セル表面における温度分布が均一になる。これにより、局所的な温度上昇による燃料電池の性能低下が生じにくくなる利点も得られる。
本発明の第3の態様は、上記第2の態様の燃料電池冷却システムにおいて、ヒートパイプの管内を液相ラインとの接続部において閉塞するウィック構造が形成されている。
上記第3の態様によれば、液相ラインから供給される液体の作動媒体を、管を閉塞するウィック構造で堰き止め、ウィック構造に吸収された作動媒体だけをヒートパイプ内に案内する。これにより、ヒートパイプ内に過剰な作動媒体が流入するのを防ぎ、ヒートパイプ内で効率よく作動媒体を蒸発させることともに、気相ラインへ円滑に排出させることができる。
本発明の第4の態様は、上記第1〜第3の態様の燃料電池冷却システムにおいて、放熱部は、蒸発部の上端又はヒートパイプの上端よりも上側に配置されている。
上記第4の態様によれば、放熱部において液体となった作動媒体が、自重で液相ライン内を移動することができる。すなわち、蒸発による作動媒体の上昇作用と、凝縮による作動媒体の降下作用を利用して作動媒体を循環させる。これにより、完全受動型の燃料電池冷却システムを提供できる。また、作動媒体の放熱にポンプなどを必要としないため、より安定して動作する燃料電池冷却システムを提供できる。
本発明の第5の態様は、上記第1の態様の燃料電池冷却システムにおいて、蒸発部に、液相ラインから液状の作動媒体を吸い上げるウィック構造が形成されている。
上記第5の態様によれば、蒸発部に形成されたウィック構造の毛細管作用により、液相ラインの作動媒体を蒸発部内へ引き込むことができる。これにより、放熱部の高さ位置に関わらず、液体となった作動媒体を蒸発部に供給できる。
本発明の第6の態様は、上記第5の態様の燃料電池冷却システムにおいて、蒸発部は、一又は複数のヒートパイプを含むヒートパイプ群毎に分割されている。
上記第6の態様によれば、作動媒体を全てのヒートパイプに効率よく分配かつ回収させることができる。
本発明の第7の態様は、上記第1〜3のいずれかの態様の燃料電池冷却システムにおいて、液相ラインに接続されループヒートパイプの作動媒体を圧送するポンプを備える。
上記第7の態様によれば、液体となった作動媒体を圧送により蒸発部に供給できるので、放熱部の配置の自由度が高まる。
さらに、本発明の第8の態様は、上記第1〜7のいずれかの態様の燃料電池冷却システムにおいて、隣り合うヒートパイプ同士を、板状部材を介して連結させたヒートパイプ冷却板を有する。
本発明の第9の態様は、上記第1〜7のいずれかの態様の燃料電池冷却システムにおいて、金属板と、金属板上に固着されたヒートパイプとを有するヒートパイプ冷却板を有する。
本発明の第10の態様は、上記第1〜7のいずれかの態様の燃料電池冷却システムにおいて、一面側に凹部を有するように曲げ加工された2枚の金属板を、凹部同士が空洞を形成するように貼り合わせたヒートパイプ冷却板を有する。
本発明の第11の態様は、上記第1〜10のいずれかの態様の燃料電池冷却システムにおいて、ヒートパイプは、ヒートパイプの内面に長手方向に沿って設けられるウィック構造を有する。
本発明の第12の態様は、上記第1〜11のいずれかの態様の燃料電池冷却システムにおいて、放熱部を冷却する補助冷却部をさらに備える。
上記本発明の態様によれば、システムのサイズが小型で、十分な冷却能力を有する燃料電池冷却システムを提供することができる。
第1実施形態の燃料電池冷却システムを示す概略図。 第1実施形態のヒートパイプ冷却板を示す部分斜視図。 第1実施形態のヒートパイプ冷却板の部分断面図。 ヒートパイプ冷却板の構成の一例を示す部分断面図。 ヒートパイプ冷却板の構成の他の例を示す部分断面図。 第2実施形態の燃料電池冷却システムを示す概略図。 第2実施形態のヒートパイプ冷却板の部分断面図。 第2実施形態のウィック構造を示すヒートパイプの部分縦断面図。 第3実施形態の燃料電池冷却システムを示す概略図。 その他の実施形態の燃料電池冷却システムを示す概略図。
第1実施形態
以下、第1実施形態に係る燃料電池冷却システムを、図面を参照して説明する。なお、図面中、同一の部材には同一の符号が付されている。
図1は、本実施形態の燃料電池冷却システム1を示す概略図である。燃料電池冷却システム1は、自動車などの輸送機の燃料電池に用いられる。燃料電池冷却システム1は、ポンプ等の駆動源を必要としない完全受動型冷却システムである。本システムでは、ヒートパイプの原理を利用して燃料電池スタックから二相熱吸収を行い、さらにループヒートパイプを用いることで二相受動型熱伝達を行う。
図1に示す燃料電池冷却システム1は、燃料電池モジュール10と、燃料電池モジュール10に接続されたヒートパイプ冷却板12と、ヒートパイプ冷却板12に接続されたループヒートパイプ20と、を有する。
燃料電池モジュール10は、複数の電池セル(燃料電池セル)11を有する。
ヒートパイプ冷却板12は、電池セル11に接して配置された複数のヒートパイプ15を含む。ヒートパイプ15の上端部は電池セル11よりも上側に突出した突出部15aである。ヒートパイプ15の内部には水等の作動媒体が封入されている。
ループヒートパイプ20は、複数のヒートパイプ15の突出部15aに接続された蒸発部13と、ラジエータ(放熱部)30と、蒸発部13とラジエータ30とを接続する気相ライン20a及び液相ライン20bと、を有する。ループヒートパイプ20の内部には水等の作動媒体が封入されている。ヒートパイプ15とループヒートパイプ20とは、互いに独立した作動媒体の流路を有するヒートパイプである。
電池セル11は、板状を成す構成部材である。燃料電池モジュール10において、複数の電池セル11は厚さ方向に積み重ねられ、かつ各電池セル11の電極間が並列又は直列に接続されることにより、燃料電池スタックを構成している。電池セル11には、各種の公知の電池セルを用いることができる。例えば、膜/電極接合体(Membrane Electrode Assembly,MEA)とMEAを挟む第1のセパレータ及び第2のセパレータを備え、第1のセパレータとMEAとの隙間に水素が流れ第2のセパレータとMEAとの隙間に酸素が流れるような構成の電池セルが挙げられる。
ヒートパイプ冷却板12は、全体として板状を成す構成部材であり、燃料電池スタックと組み合わせて用いられ、燃料電池スタックを冷却する。具体的には、図1に示すように、隣り合って配置された電池セル11の間にヒートパイプ冷却板12が挿入され、各電池セル11とヒートパイプ冷却板12とが組み合わさった構成が一又は複数積層されて、燃料電池スタックとして用いられる。複数積層されている場合は、個々のヒートパイプ冷却板12は、ヒートパイプ冷却板12を挟み込む各層の電池セル11と当接し、これらを冷却する。また、1つのヒートパイプ冷却板12が一又は複数の電池セル11を冷却する構成としてもよい。
図2は、ヒートパイプ冷却板12の部分斜視図である。図3は図2のX−X線に沿う部分断面図である。図2に示すように、ヒートパイプ冷却板12は、互いに平行に平面的に並べられた複数のヒートパイプ15と、隣り合うヒートパイプ15同士を連結する複数の平板部(板状部材)16とを有する。ヒートパイプ冷却板12において、複数の平板部16は同等の幅を有する。従って、隣り合うヒートパイプ15同士の間隔はほぼ一定である。ヒートパイプ冷却板12は、金属で形成されており、たとえば、銅、アルミニウム又はステンレス鋼などから形成されている。
ヒートパイプ15は、電池セル11の熱により作動媒体が蒸発することにより熱を回収し、突出部15aに接続されたループヒートパイプ20の蒸発部13に熱を放出する。本実施形態の場合、ヒートパイプ15は、ほぼ真っ直ぐな管状部材である。ヒートパイプ15は、内部で発生した作動媒体の蒸気が円滑に突出部15aに移動する形状であれば曲がっていてもよい。ヒートパイプ15の内部には、相分離及び相拡散のために毛細管構造を有する図示しない溝が内壁に形成されていてもよいし、後述するウィック構造17(図3参照)が形成されていてもよい。
平板部16は、隣り合って配置されたヒートパイプ15同士を連結する。平板部16の長辺端は長さ方向の全体にわたってヒートパイプ15の側面に固着されている。従って、ヒートパイプ冷却板12の各ヒートパイプ15は、平板部16を介して相互に熱的に接続されている。
また、図1及び図2に示すように、ヒートパイプ15の第一端は、突出部15aとして、平板部16の長辺端よりも外側へ延出されている。突出部15aはループヒートパイプ20の蒸発部13に接続される。
ウィック構造17は、図3に示すように、例えばヒートパイプ15の内面に長手方向に沿って設けられ、作動媒体を保持する。凝縮して液体に戻った作動媒体はウィック構造17に吸収され、さらにウィック構造17を伝わって移動する。これにより、二相分離が確実に行われるため、作動媒体の循環効率が促進される。ウィック構造17は、多孔質材料のように毛細管現象により作動媒体を保持し、循環させられるものであれば特に限定されない。
ヒートパイプ冷却板12において、ヒートパイプ15は平板部16よりも厚さ方向に突出しており、平板部16の部分は相対的に高さの低い凹溝部12aとなっている。本実施形態において、凹溝部12aには電池セル11の凸部が嵌め込まれ、電池セル11とヒートパイプ冷却板12とが熱的に接続される。ヒートパイプ冷却板12と電池セル11の凹凸形状とを噛み合わせて配置することで、ヒートパイプ15と電池セル11とが良好に熱的に接続される。上記構成により、複数のヒートパイプ15において、各電池セル11からの熱を均一に拡散しながら広範囲において回収できるため、システムの冷却効率を向上させることができる。
ここで、図4及び図5に、ヒートパイプ冷却板12の具体例として、ヒートパイプ冷却板12A,12Bの製造例を示す。
図4に示すヒートパイプ冷却板12Aは、側面視波形に曲げ加工された金属板16Aの一方の面の複数の凹溝部16aに、複数のヒートパイプ15を固着させた構成を有する。凹溝部16aは、ヒートパイプ15との接触面積を大きくするために、ヒートパイプ15の形状に合わせて形成されていることが好ましい。なお、ヒートパイプ15の断面形状は、電池セル11で発生した熱を回収できるのであれば、円形の他に、多角形又は楕円形状などであってもよい。
ヒートパイプ15は、熱伝導性を有する接着剤を用いて凹溝部16aに接着固定されてもよいし、凹溝部12aに機械的に圧着固定、又は溶接固定されてもよい。
図5に示すヒートパイプ冷却板12Bは、側面視波形に曲げ加工された2枚の金属板32a、32bを貼り合わせた構成を有する。金属板32aは、複数の凹部35aと、凹部35a同士を接続する複数の平板部36aとを有する。金属板32bは、複数の凹部35bと、凹部35b同士を接続する複数の平板部36bとを有する。金属板32aの凹部35aと金属板32bの凹部35bとは、互いに対向して断面視円形状の空洞35を形成する。空洞35内には、図示略のウィック構造が形成され、ヒートパイプ15Bとなる。平板部36aと平板部36bとは、互いに貼り合わされて平板部16Bとなる。
図1を参照すると、ループヒートパイプ20は、蒸発部13と、気相ライン20aと、液相ライン20bと、ラジエータ30と、を有する。これらの内部には互いに接続された作動媒体の流路が形成されており、作動媒体が内部を循環する。
蒸発部13は、ヒートパイプ冷却板12の鉛直方向における上部の一端において、各ヒートパイプ15の突出部15aと接続される。蒸発部13では、ヒートパイプ15から熱を回収する。
気相ライン20aの一端は蒸発部13に接続され、他端はラジエータ30に接続される。気相ライン20aでは、蒸発部13からラジエータ30に向かって作動媒体の蒸気が流れる。気相ライン20aは、単一の配管であってもよく、複数本の配管であってもよい。
液相ライン20bの一端はラジエータ30に接続され、他端は蒸発部13に接続される。液相ライン20bでは、ラジエータ30から蒸発部13に向かって液体(凝縮した作動媒体)が流れる。液相ライン20bについても、単一又は複数の配管により構成することができる。
ラジエータ30は、ヒートパイプ15から輸送される作動媒体を液化させる凝縮器である。ラジエータ30の上端に気相ライン20aが接続され、下端に液相ライン20bが接続されている。ラジエータ30は、燃料電池モジュール10から離してかつ燃料電池モジュール10よりも上部に設置される。上記構成により、ラジエータ30で液体となった作動媒体が、自重で蒸発部13にスムーズに移動できる。
ラジエータ30の放熱構造としては、自動車などの輸送機に用いられている公知の放熱構造(例えば放熱フィンなど)を用いることができる。ラジエータ30には、作動媒体の放熱効率をより向上させるために、冷却を補助するファンなどの補助冷却部40が併設されている。ただし補助冷却部40は必要に応じて設ければよく、ファンを配置してもよいし、自動車等の空冷装置や水冷装置の一部を利用してもよい。
続いて、燃料電池冷却システム1における冷却動作について説明する。
複数の電池セル11で発生した熱は、ヒートパイプ冷却板12の複数のヒートパイプ15の外壁及び複数の平板部16を介して、ヒートパイプ15に伝達される。伝達された熱は、ヒートパイプ15の内部に含まれる作動媒体に吸収される。これにより、作動媒体は蒸発し、比重差により各ヒートパイプ15の突出部15aへ移動する。突出部15aにはループヒートパイプ20の蒸発部13が接続されており、蒸発部13において、ヒートパイプ15の熱がループヒートパイプ20の作動媒体に回収される。蒸発部13で蒸発した作動媒体の蒸気は、気相ライン20aを通ってラジエータ30に移動する。ラジエータ30で熱交換により放熱されると、作動媒体は液体に戻り、自重で液相ライン20bを通って蒸発部13に移動する。このようにして、ヒートパイプ15とループヒートパイプ20の作動媒体をそれぞれ循環させて効率よく熱伝達を行うことにより、ポンプ等の駆動装置を必要としない完全受動型の燃料電池冷却が可能である。
第2実施形態
以下、第2実施形態に係る燃料電池冷却システム2を、図面を参照して説明する。なお、図面中、同一の部材には同一の符号が付されている。また、第1実施形態と同一の部材の構成、及び、冷却動作については、同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、本実施形態の燃料電池冷却システム2を示す概略図である。燃料電池冷却システム2は、第1実施形態の燃料電池冷却システム1と同様に、ポンプ等の駆動源を必要としない完全受動型冷却システムである。
図6に示す燃料電池冷却システム2は、燃料電池モジュール100と、ループヒートパイプ50と、を有する。
ループヒートパイプ50は、複数のヒートパイプ55を含むヒートパイプ冷却板52(図7参照)と、複数のヒートパイプ55の上端部55cに接続された蒸気収集部53と、複数のヒートパイプ55の下端部55bに接続された液分配部54と、ラジエータ(放熱部)30と、蒸気収集部53とラジエータ30とを接続する気相ライン50aと、ラジエータ30と液分配部54とを接続する液相ライン50bと、を有する。ループヒートパイプ50の各構成部材の内部には互いに連通する媒体流路が形成されている。媒体流路の内部には水等の作動媒体が封入されている。
ヒートパイプ冷却板52は、複数本のヒートパイプ55と、隣り合うヒートパイプ55同士を連結する平板部56とを有する。ヒートパイプ55は、両端が開口した管体である。平板部56は、必要に応じて設ければよい。
蒸気収集部53は、ヒートパイプ冷却板52の鉛直方向における上部の一端に、各ヒートパイプ55の上端部55cと連通して接続するように設けられる。蒸気収集部53では、燃料電池スタックからの熱によって蒸発した各ヒートパイプ55中の作動媒体の蒸気が集められる。
液分配部54は、ヒートパイプ冷却板52の鉛直方向における下部の一端に、各ヒートパイプ55の下端部55bと連通接続するように設けられる。液分配部54では、蒸気が冷却されて再び液体に戻った(凝縮した)作動媒体を各ヒートパイプ55に分配する。
ループヒートパイプ50は、気相ライン50aと液相ライン50bとを有する。
気相ライン50aの一端は蒸気収集部53に連通して接続され、他端はラジエータ30に連通して接続される。気相ライン50aでは、蒸気収集部53からラジエータ30に向かって蒸気が流れる。気相ライン50aは、単一の配管であってもよく、複数本の配管であってもよい。気相ライン50aはヒートパイプ55に一対一に対応させて複数本としてもよく、複数(例えば3本)のヒートパイプ55に対して1本の気相ライン50aを設ける構成としてもよい。また、気相ライン50aは、各ヒートパイプ55の上端部55cに直接接続されてもよい。
液相ライン50bの一端はラジエータ30に接続され、他端は液分配部54に接続される。本実施形態では、液分配部54はラジエータ30よりも低い位置に配置されている。液相ライン50bでは、ラジエータ30から液分配部54に向かって液体(凝縮した作動媒体)が流れる。液相ライン50bについても、単一又は複数の配管により構成することができる。また、液相ライン50bは、各ヒートパイプ55の下端部55bに直接接続されてもよい。
ヒートパイプ55の内面には、図8に示すウィック構造57が形成されている。ウィック構造57は、ヒートパイプ55の内面に長手方向に沿って形成された媒体保持部57aと、媒体保持部57aに接続され、かつヒートパイプ55の下端部55bを塞ぐように形成された閉塞部57bとを有する。閉塞部57bは、ヒートパイプ55の内部と液分配部54の内部を区画する。閉塞部57bは多孔質材料等から形成され、毛細管作用により作動媒体の液体を内部に浸透させる。
従って、閉塞部57bは、液分配部54からヒートパイプ55内へ多量の作動媒体が流入することを防ぐ一方、内部に浸透した適量の作動媒体を媒体保持部57aに供給する。これにより、ヒートパイプ55内に常に適量の作動媒体を保持させることができ、電池セル11からの熱回収の効率を高めることができる。
より詳細には、本実施形態では、ラジエータ30が液分配部54よりも高い位置にあるため、ラジエータ30から流出した作動媒体の液体は自重により液分配部54へ制限無く流入する。仮に閉塞部57bが形成されていないとすると、多量の作動媒体の液体が液分配部54に流入したときに、作動媒体の液体がヒートパイプ55内に流入して溜まり、電池セル11からの熱回収の効率が低下する。本実施形態では、閉塞部57bが形成されているため、ヒートパイプ55内へ常に適量の作動媒体が供給されるので、上記のような効率低下が抑えることができる。
続いて、燃料電池冷却システム2における冷却動作について説明する。
複数の電池セル11で発生した熱は、ヒートパイプ冷却板52の複数のヒートパイプ55の外壁および複数の平板部56を介して、ヒートパイプ55に伝達される。伝達された熱は、ヒートパイプ55の内部に含まれる作動媒体に吸収される。これにより、作動媒体は蒸発し、各ヒートパイプ55の端部から蒸気収集部53に集められ、気相ライン50aを通ってラジエータ30に移動する。ラジエータ30で熱交換により放熱されると、作動媒体は液体に戻り、自重で液相ライン50bを通って液分配部54に移動する。さらに、作動媒体は、液分配部54からヒートパイプ55内に分配されて移動する。このようにして、作動媒体を循環させて効率良く熱伝達を行うことにより、ポンプ等の駆動装置を必要としない完全受動型の燃料電池冷却が可能である。
第3実施形態
以下、第3実施形態に係る燃料電池冷却システム3を、図面を参照して説明する。なお、図面中、同一の部材には同一の符号が付されている。また、第1及び第2実施形態と同一の部材の構成、及び、冷却動作については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9は、本実施形態の燃料電池冷却システム3を示す概略図である。燃料電池冷却システム3は、第1実施形態の燃料電池冷却システム1と同様に、ポンプ等の駆動源を必要としない完全受動型冷却システムである。
燃料電池冷却システム3は、上記実施形態同様の燃料電池モジュール110と、燃料電池モジュール110に接続されたヒートパイプ冷却板12と、ループヒートパイプ60と、を有する。
ヒートパイプ冷却板12は、第1実施形態と同様に、上端部に電池セル11よりも上側に突出した突出部15aを含む複数のヒートパイプ15を含む。
ループヒートパイプ60は、4つの蒸発部13a〜13dと、ラジエータ(放熱部)30と、気相ライン61と、液相ライン62と、を有する。
ループヒートパイプ60の内部には水等の作動媒体が封入されている。また、ヒートパイプ15の内面には、第1実施形態と同様にウィック構造17が形成されている。
蒸発部13a〜13dは、一又は複数のヒートパイプ15を含むヒートパイプ群に対して接続される。本実施形態では、図9に示すように、蒸発部13a〜13dは各々、3本のヒートパイプ15の突出部15aに接続される。また、蒸発部13a〜13dには、液相ライン62から作動媒体を吸い上げるための図示しないウィック構造が形成されている。
気相ライン61の一端は、複数の管61a〜61dに分かれている。管61a〜61dは、各々、蒸発部13a〜13dに接続される。気相ライン61の他端はラジエータ30に接続される。気相ライン61では、蒸発部13a〜13dからラジエータ30に向かって蒸気が流れる。気相ライン61は、全体が複数の配管からなる構成としてもよい。すなわち、管61a〜61dにより蒸発部13a〜13dとラジエータ30とが接続されている構成としてもよい。
液相ライン62の一端は、ラジエータ30に接続される。液相ライン62の他端は、複数の管62a〜62dに分かれている。管62a〜62dは、各々、蒸発部13a〜13dに接続される。液相ライン62では、ラジエータ30から蒸発部13a〜13dに向かって液体(凝縮した作動媒体)が流れる。液相ライン22についても、全体を複数の配管により構成することができる。
上記構成を備えた本実施形態の燃料電池冷却システム3では、蒸発部13a〜13dに液相ライン62(管62a〜62d)から作動媒体の液体を吸い上げるウィック構造が形成されている。これにより、ラジエータ30を蒸発部13a〜13dよりも高くしなくても、液相ライン62から蒸発部13a〜13dに作動媒体が供給される構成とすることができる。従って、燃料電池モジュール110とラジエータ30を自在に配置しつつ、完全受動型の燃料電池冷却が可能な燃料電池冷却システムを実現することができる。
本実施形態では、蒸発部13a〜13dへの作動媒体の供給がウィック構造による液体吸い上げに依存するため、ラジエータ30から液体を降下させる方式、及びポンプで圧送する方式と比較して作動媒体の供給量が少なくなりやすい。この場合に、仮に1つの蒸発部に対して例えば12本のヒートパイプ15が接続されていると、蒸発部に吸い上げられる作動媒体の液体が少ないときに、全部のヒートパイプ15の近傍まで作動媒体の液体が供給されず、ヒートパイプ15からの熱回収が滞るおそれがある。そこで、本実施形態では、4つの蒸発部13a〜13dを設け、それぞれが適正本数(図示では3本)のヒートパイプ15に対して作動媒体の液体を供給する構成としている。これにより、作動媒体の供給不足による冷却効率の低下を抑制することができる。
なお、ラジエータ30には、作動媒体の放熱効率をより向上させるために、冷却を補助するファンなどの補助冷却部40が、第1実施形態と同様に併設されていてもよい。
以上に説明した各実施形態の燃料電池冷却システムでは、燃料電池モジュール10の内部の電池セル11に当接させてヒートパイプ冷却板12、52が配設されている。これにより、各電池セル11から直接的に熱を回収することができ、高い冷却効率が得られる。
また、各実施形態において、各ヒートパイプ15、55の内部では、ヒートパイプ15、55の長さ方向のほぼ全体で作動媒体の蒸発が生じるため、電池セル11から効率よく熱を回収できるとともに、電池セル11の表面温度を均一化することができる。電池セル11の局所的な温度上昇が抑制されるため、電池セル11の信頼性を向上させることができる。
また、各実施形態において、蒸発した作動媒体は気相ライン20a、50a、61を介してラジエータ30に輸送され、ラジエータ30で放熱して液化するので、燃料電池モジュール10の近傍に熱が放出されることが無く、燃料電池モジュール10を効率よく冷却することができる。
さらに、第1実施形態の燃料電池冷却システム1においては、ラジエータ30を燃料電池モジュール10よりも高い位置に配置しているため、作動媒体の蒸発に伴う上方への移動と、液化による下方への移動を利用してループヒートパイプ20内を循環させることができる。これにより、ポンプ等の駆動装置が不要になるため、消費電力を低減した小型の燃料電池冷却システムを構築することができる。
なお、ラジエータ30を燃料電池モジュール10よりも高い位置に設置することができない場合には、図10に示すように、燃料電池冷却システム1において、液相ライン20bの流路上にポンプ31をさらに配置してもよい。
この構成によれば、ラジエータ30を燃料電池モジュール10よりも高い位置に設置することができない場合に、第1実施形態の構成を可能な限り維持しつつ、ラジエータ30を電池セル11と同程度の高さ位置に配置することが可能である。
また、従来の液冷モジュールと比較しても、燃料電池モジュール10の十分な冷却能力を有し、かつシステムを小型にすることも実現可能な燃料電池冷却システムを提供することができる。
第1実施形態の燃料電池冷却システム1においては、ラジエータ30で液体となった作動媒体が、自重で液分配部14にスムーズに移動できる構成であれば、燃料電池モジュール10、ループヒートパイプ20などの他の構成は、高い自由度で配置することができる。
また、ヒートパイプ15の個数は、適用する燃料電池に応じて適宜選択可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明し、上記で説明してきたが、これらは本発明の例示的なものであり、限定するものとして考慮されるべきではないことを理解すべきである。追加、省略、置換、及びその他の変更は、本発明の範囲から逸脱することなく行うことができる。従って、本発明は、前述の説明によって限定されていると見なされるべきではなく、特許請求の範囲によって制限されている。
1〜3…燃料電池冷却システム、10,100,110…燃料電池モジュール、11…電池セル、12,12A,12B…ヒートパイプ冷却板、13…蒸発部、14…液分配部、15,55…ヒートパイプ、15a…突出部、16,16B…平板部、17,57…ウィック構造、20,50…ループヒートパイプ、20a,50a,61…気相ライン、20b,50b,62…液相ライン、30…ラジエータ(放熱部)、40…補助冷却部

Claims (8)

  1. 複数の電池セルと、
    複数の前記電池セルに熱的に接続される複数のヒートパイプと、前記ヒートパイプに連通する気相ライン及び液相ラインと、前記気相ライン及び前記液相ラインに接続された放熱部と、を有するループヒートパイプと、
    を備え
    前記ヒートパイプの管内を前記液相ラインとの接続部において閉塞するウィック構造が形成されている、燃料電池冷却システム。
  2. 前記放熱部は、前記ヒートパイプの上端よりも上側に配置されている、請求項1に記載の燃料電池冷却システム。
  3. 前記液相ラインに接続され前記ループヒートパイプの作動媒体を圧送するポンプを備える、請求項1に記載の燃料電池冷却システム。
  4. 隣り合う前記ヒートパイプ同士を、板状部材を介して連結させたヒートパイプ冷却板を有する、請求項1からのいずれか1項に記載の燃料電池冷却システム。
  5. 金属板と、前記金属板上に固着された前記ヒートパイプとを有するヒートパイプ冷却板を有する、請求項1からのいずれか1項に記載の燃料電池冷却システム。
  6. 一面側に凹部を有するように曲げ加工された2枚の金属板と、前記2枚の金属板の凹部同士により形成された空洞とからなるヒートパイプ冷却板を有する、請求項1からのいずれか1項に記載の燃料電池冷却システム。
  7. 前記ヒートパイプは、前記ヒートパイプの内面に長手方向に沿って設けられるウィック構造を有する、請求項1からのいずれか1項に記載の燃料電池冷却システム。
  8. 前記放熱部を冷却する補助冷却部をさらに備える、請求項1から7のいずれか1項に記載の燃料電池冷却システム。
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