JP5973265B2 - 放送受信機及び受信困難エリア判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、放送電波の届き難い受信困難エリアを判定することが可能な放送受信機、及び受信困難エリア判定方法に関する。
一般的な放送受信機には、受信可能な周波数チャネルをサーチするチャンネルサーチ機能が実装されている。この種の放送受信機は例えば車両等の移動体に搭載されており、受信中の周波数チャネルが受信不可能になったことを検出すると、チャンネルサーチを開始し、現時点で受信可能な放送波をサーチして、受信可能な周波数チャネルをリストした放送局リストを作成する。
しかし、地下駐車場や屋内、高架下など、放送電波の届き難い場所(以下、「受信困難エリア」と記す。)に移動体が進入したタイミングでチャンネルサーチが実行されると、本来受信可能な周波数チャネルが放送局リストにリストされない問題が生じる。この問題を避けるため、例えば特許文献1に、放送受信機の現在位置が受信困難エリア内か否かを判断し、放送受信機が受信困難エリア内に位置する間はチャンネルサーチの実行を保留する放送受信機が記載されている。具体的には、特許文献1に記載の放送受信機は、GPS衛星からの電波を受信することができない期間中、放送受信機が受信困難エリア内に位置すると判断する。
特開2008−17392号公報
しかし、特許文献1に記載の構成では、現在位置が受信困難エリア内か否かを判定するための手段として、GPS衛星からの電波を受信可能なモジュールが必要であるため、放送受信機がコストアップする。そこで、上記モジュールを備えることなく現在位置が受信困難エリア内か否かを判定することが可能な放送受信機の提供が望まれている。
本発明の一形態に係る放送受信機は、受信可能な周波数チャネルの数に基づいて受信環境の悪い受信困難エリアに進入したか否かを判定する進入判定手段と、受信困難エリアに進入したと判定された時に、受信中の周波数チャネルの受信強度を記憶する受信強度記憶手段と、受信強度記憶手段により記憶された受信強度と、現在受信中の周波数チャネルの受信強度とを比較する比較手段と、比較手段による比較結果に基づいて受信困難エリアから脱出したか否かを判定する脱出判定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の一形態によれば、現在位置が受信困難エリア内か否かを判定するための専用の装置を備える必要がないため、コストダウンに有利である。
また、脱出判定手段は、現在受信中の周波数チャネルの受信強度が受信強度記憶手段により記憶された受信強度よりも所定値以上高い場合に、受信困難エリアから脱出したと判定してもよい。
また、放送受信機は、チャンネルリストを記憶する記憶手段と、周波数チャネルの受信状態に基づいて記憶手段に記憶されたチャンネルリストを更新する更新手段とを備える構成としてもよい。この更新手段は、例えば、受信困難エリア内に位置する期間、チャンネルリストの更新を停止する。
また、放送受信機は、移動体のACC電源に接続されており、ACC電源のオン/オフを検知する検知手段と、検知手段の検知結果に基づいて所定の表示画面へのチャンネルリストの表示を制御する表示制御手段とを備える構成としてもよい。
また、表示制御手段は、受信困難エリア内に位置する期間中に検知手段によりACC電源のオン/オフが検知された場合、脱出判定手段により該受信困難エリアから脱出したと判定された時に、該受信困難エリアへの進入時と同一のチャンネルリストを表示画面に表示してもよい。
また、表示制御手段は、受信困難エリア内に位置する期間中に検知手段によりACC電源のオン/オフが検知されない場合であって、脱出判定手段により該受信困難エリアから脱出したと判定された場合、更新手段が該脱出後に更新したチャンネルリストを表示画面に表示してもよい。
また、更新手段は、受信困難エリア内に位置する期間中に検知手段によりACC電源のオン/オフが検知されない場合であって、脱出判定手段により該受信困難エリアから脱出したと判定された場合、該受信困難エリアからの脱出時以外の時と比べて、各周波数チャネルの受信状態をチェックする間隔を短くしてもよい。
また、本発明の一形態に係る受信困難エリア判定方法は、受信可能な周波数チャネルの数に基づいて受信環境の悪い受信困難エリアに進入したか否かを判定する進入判定ステップと、受信困難エリアに進入したと判定された時、受信中の周波数チャネルの受信強度を記憶する受信強度記憶ステップと、受信強度記憶ステップにて記憶された受信強度と、現在受信中の周波数チャネルの受信強度とを比較する比較ステップと、比較ステップでの比較結果に基づいて受信困難エリアから脱出したか否かを判定する脱出判定ステップとを含む。
本発明の一形態に係る放送受信機及び受信困難エリア判定方法によれば、現在位置が受信困難エリア内か否かを判定するための専用の装置を備える必要がないため、コストダウンに有利である。
本発明の実施形態の放送受信機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の受信可能局データベースの構造を示す図である。 本発明の実施形態の放送受信機のディスプレイの表示画面に表示される放送局リスト例を示す図である。 本発明の実施形態にて実行される受信困難エリア進入判定処理のフローチャートを示す図である。 図4のS2の受信可能な放送局の減少判定処理のフローチャートを示す図である。 受信可能局データベースの更新例を示す図である。 本発明の実施形態にて実行される受信困難エリア脱出判定処理のフローチャートを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の放送受信機について説明する。本実施形態の放送受信機は、RDS(Radio Data System)方式の多重放送の受信に適したラジオ受信機であるが、別の多重放送方式の受信に適したラジオ受信機やテレビ受像機も本発明の範疇である。
図1は、本発明の実施形態の放送受信機1の構成を示すブロック図である。放送受信機1は、車載型の放送受信機(例えばディスプレイ付オーディオや車載型ナビゲーション装置を構成するもの)であり、一般乗用車等の車両に装備される。車載型ナビゲーション装置には、PND(Portable Navigation Device)も含まれる。放送受信機1は、RDS方式による多重放送に適合して設計されており、当該放送方式の信号フォーマットによる放送信号を受信して処理するように構成されている。なお、放送受信機1は、スマートフォン、フィーチャフォン、携帯ゲーム機など、携帯情報端末を構成するものとしてもよい。
図1に示されるように、放送受信機1は、アンテナ101、チューナ102、ラジオ信号処理回路103、オーディオ信号処理回路104、パワーアンプ105、スピーカ106、RDS復調器107、PLL(Phase Locked Loop)回路108、マイクロコンピュータ109、入力インタフェース110、ディスプレイ111を備えている。マイクロコンピュータ109には、各用途に応じた複数の内蔵RAMが実装されている。なお、これら複数の内蔵RAMは単一の内蔵RAMであってもよい。
放送受信機1は、放送電波をアンテナ101で受信してチューナ102に出力する。チューナ102は、マイクロコンピュータ109によるPLL回路108を介した制御により、受信電波から選択局のRF(Radio Frequency)信号を抽出する。抽出されたRF信号は、フィルタリング等の信号処理に適した中間周波数に周波数変換される。チューナ102は、周波数変換によって得たIF(Intermediate Frequency)信号をラジオ信号処理回路103に出力する。
選択局は、例えば入力インタフェース110に対するユーザ操作により指定される。選択局の指定情報は、マイクロコンピュータ109の内蔵RAM(Random Access Memory)に記憶される。マイクロコンピュータ109は、例えば放送受信機1の電源投入直後、内蔵RAMの記憶情報に従ってPLL回路108を介したチューナ102の選局動作を制御する。なお、入力インタフェース110には、ハードウェア又はソフトウェア若しくはこれらを組み合わせた種々のUI(User Interface)が想定され、具体的には、放送受信機1本体のフロントパネルに実装されたメカニカルスイッチキー、メンブレンキー、タッチパネル環境下で提供されるGUI(Graphical User Interface)、操作キーが実装されたリモートコントローラ等が挙げられる。
ラジオ信号処理回路103は、IF検波(IF-Detection)回路、ノイズキャンセラ(Noise Canceller)、弱電界処理(Multiplex)回路を有している。ラジオ信号処理回路103に入力したIF信号は、IF検波回路でオーディオ信号に検波後、ノイズキャンセラによってノイズが除去される。オーディオ信号は、弱電界処理回路により、ミュート、ハイカット、セパレーション制御等の選択局の受信状態に応じた処理が施されてオーディオ信号処理回路104に出力される。
オーディオ信号処理回路104に入力したオーディオ信号は、所定のオーディオ信号処理後、パワーアンプ105によるボリュームに応じた利得調節を経てスピーカ106から音声として出力再生される。
ラジオ信号処理回路103には、例えばSメータが内蔵されている。Sメータは、アナログオーディオ信号復調時の検波電圧の値を所定のサンプリング周期で測定してマイクロコンピュータ109に出力する。上記検波電圧値は、受信電波に比例した直流電圧(受信した放送電波の電界強度)である。
ラジオ信号処理回路103で検波された信号はRDS復調器107にも出力される。検波信号は、RDS復調器107による復調処理後、マイクロコンピュータ109のRDS復号器でRDSデータ(RDS方式の多重データ)にデコードされてマイクロコンピュータ109のデータ用RAM112に記憶される。RDSデータは周波数チャネルのチャンネル情報を表すデータであり、PS(Programme Service)、RT(Radio Text)、AF(Alternative Frequencies)リスト、PI(Programme Identification)コード、PTY(Programme Type)、TP(Traffic Programme)等が含まれている。
例えば入力インタフェース110に対するユーザの操作に従って通常のチャンネルサーチ処理が実行された場合を考える。チャンネルサーチ処理が実行されると、マイクロコンピュータ109のDB用RAM113内の受信可能局データベースにおいて、受信可能な周波数チャネルのPIコードが登録されると共に、RC(Receivable Counter)及びDBC(Data Base Counter)が規定値にセットされる。RC(Receivable Counter)は、周波数チャネルの受信電界強度が所定の閾値以下のときにカウント値がデクリメントされるカウンタである。DBC(Data Base Counter)は、周波数チャネルの受信電界強度が所定の閾値以下のとき(但し、所定の閾値以下であっても現在位置が受信困難エリア内であるときは除く)にカウント値がデクリメントされるカウンタである。何れのカウンタも0が下限であり、マイナスの値にまではデクリメントされない。RCが0の周波数チャネルは放送局リスト(Station List)から表示が消去され、DBCが0の周波数チャネルはデータ用RAM112からRDSデータが削除される。本実施形態では、RC、DBCの各カウンタのカウント値に応じて、放送局リストへの表示又は表示消去と、RDSデータの削除又は維持とを別個独立に制御する。
図2は、DB用RAM113内の受信可能局データベースの一例を示す。図2の例では、チャンネルサーチ処理が実行されることにより、PIコード(周波数チャネル)がそれぞれ、D301(87.6MHz)、D302(87.7MHz)、D303(90.0MHz)、D304(90.1MHz)、D305(90.2MHz)の放送局について、受信可能局データベースへの登録が行われている。このとき、RC、DBCはそれぞれ、図2に示されるように、第1の規定値(=3)、第2の規定値(=5)にセットされる。
また、マイクロコンピュータ109のDB用補助RAM114には、DB用RAM113内の更新直前の内容(つまり最新内容よりも1つ前の内容)がバックアップされる。
マイクロコンピュータ109は、PIコードによって関連付けられる、データ用RAM112に記憶されたRDSデータと、DB用RAM113内の受信可能局データベースのレコードとに基づいて、RCが0(及びNull)以外の周波数チャネルの放送局をリストした放送局リストを作成し、ディスプレイ111の表示画面に表示する。放送局リストにリストされている放送局(周波数チャネル)は、現在受信可能な放送局(周波数チャネル)と推定される。なお、PIコードが同じ放送局は1局として表示される。また、PIコードが記憶されていない放送局は周波数チャネルが表示される。
例えば、DB用RAM113内の受信可能局データベースにおいて、PIコード=D301、D302のRCが0及びNULL以外で、かつ下記のRDSデータがデータ用RAM112に記憶されている場合を考える。
PIコード=D301、PS=SWR1、PTY=NEWS、TP=ON
PIコード=D302、PS=SWR2、PTY=POPS、TP=OFF
この場合、例えば図3に示される放送局リストがディスプレイ111の表示画面に表示される。
[受信困難エリア進入判定処理]
図4は、マイクロコンピュータ109により実行される受信困難エリア進入判定処理のフローチャートを示す。説明の便宜上、本明細書中の説明並びに図面において、処理ステップは「S」と省略して記す。なお、DB用RAM113内の受信可能局データベースは、例えば図2に示す内容に登録されている。
〈図4のS1(受信電波の電界強度取得処理)〉
マイクロコンピュータ109は、現在受信中の周波数チャネルの電界強度をラジオ信号処理回路103に内蔵されたSメータより取得する。
〈図4のS2(受信可能な放送局の減少判定処理)〉
マイクロコンピュータ109は、放送局リストにリストされている放送局(周波数チャネル)、すなわち現在受信可能と推定される放送局(周波数チャネル)の数が所定数以上減少したか否かを判定する。本減少判定処理の詳細は後に図5を用いて説明する。マイクロコンピュータ109は、受信可能な放送局(周波数チャネル)の数が所定数以上減少したと判定した場合(S2:YES)、処理を図4のS3(受信困難エリアへの進入フラグオン処理)に進める。受信可能な放送局(周波数チャネル)の数が所定数以上減少していないと判定した場合(S2:NO)は、処理を図4のS1(受信電波の電界強度取得処理)に戻す。
〈図4のS3(受信困難エリアへの進入フラグオン処理)〉
マイクロコンピュータ109は、受信可能な放送局(周波数チャネル)の数が減少した場合、放送受信機1が受信困難エリアに進入したと推定されるため、所定の進入フラグをオンに設定する。
〈図4のS4(電界強度の記憶処理)〉
マイクロコンピュータ109は、進入フラグをオンすると、図4のS1の処理(受信電波の電界強度取得処理)にて取得された現在受信中の周波数チャネルの電界強度をマイクロコンピュータ109の電界強度用RAM115に記憶すると共に、DB用補助RAM114内のバックアップデータの更新を停止する。バックアップデータの更新を停止することにより、DB用補助RAM114内には、受信困難エリアに進入する直前の放送局リストに対応したデータが保持されることとなる。
[受信可能放送局の減少判定処理]
図5は、図4のS2の受信可能な放送局の減少判定処理のフローチャートを示す。
〈図5のS101(Station Check コマンドによる受信電波の電界強度取得処理)〉
マイクロコンピュータ109は、Station Check コマンドの実行により、DB用RAM113内の受信可能局データベースにてDBCが0(及びNull)以外の周波数チャネルのうち1つの電界強度を取得する。ここで、Station Check コマンドとは、再生中又は録画中の番組の受信を極僅かな期間(例えば5ms程度の極僅かな期間)だけ一時的にミュートし、指定した他の周波数チャネルを受信してその受信電波の電界強度やノイズレベルを検出し、検出結果に基づいて放送局リストを更新するための機能である。Station Check コマンドを用いて放送局リストの更新を行うと、放送番組の再生等が各周波数チャネルのサーチ期間(上記5ms)に応じて断続的に途絶えるが、各サーチ期間が極めて短いため、番組の再生等を中断してサーチ処理を行っていることがユーザに知覚され難い。そのため、放送番組の再生処理等と放送局リストの更新処理とが並行に実施されているとみなすことができる。なお、Station Check コマンドによる各周波数チャネルに対するサーチ間隔が短すぎると、放送番組の再生等の途切れがユーザに知覚され易くなる一方、サーチ間隔が長すぎると、Station Check コマンドの実行完了に時間が掛かるという問題が指摘される。このような事情を鑑み、本実施形態では、サーチ間隔が例えば1.5s程度に設定されている。
〈図5のS102(受信可否判定処理)〉
マイクロコンピュータ109は、Station Check コマンドによりチェックされた周波数チャネルの電界強度に基づいてその受信の可否を判定する。周波数チャネルの電界強度が所定の閾値以上の場合、マイクロコンピュータ109は、その周波数チャネルが受信可能と判定して(S102:YES)、処理を図5のS103(RCのリセット処理)に進める。周波数チャネルの電界強度が所定の閾値未満の場合、マイクロコンピュータ109は、その周波数チャネルが受信不可と判定して(S102:NO)、処理を図5のS106(RCのデクリメント処理)に進める。所定の閾値は、例えばサーチ時やシーク時の有局判定に用いる閾値と同じである。
〈図5のS103(RCのリセット処理)〉
マイクロコンピュータ109は、図5のS102の処理(受信可否判定処理)にて受信可能と判定された周波数チャネルのRCのカウント値を第1の規定値(=3)にリセットする。
〈図5のS104(DBCのリセット処理)〉
マイクロコンピュータ109は、図5のS102の処理(受信可否判定処理)にて受信可能と判定された周波数チャネルのDBCのカウント値を第2の規定値(=5)にリセットする。
〈図5のS105(電界強度の記憶処理)〉
マイクロコンピュータ109は、図5のS101の処理(Station Check コマンドによる受信電波の電界強度取得処理)にて取得された周波数チャネルの電界強度を電界強度用RAM115に記憶して、処理を図5のS113(全局チェック完了判定処理)に進める。
〈図5のS106(RCのデクリメント処理)〉
マイクロコンピュータ109は、図5のS102の処理(受信可否判定処理)にて受信不可と判定された周波数チャネルのRCのカウント値を1デクリメントする。カウント値が既に0の場合は、デクリメントしない。
〈図5のS107(RCのカウント値の判定処理)〉
マイクロコンピュータ109は、RCのカウント値が0か否かを判定する。マイクロコンピュータ109は、RCのカウント値が0の場合(S107:YES)、処理を図5のS108(チャンネル情報の表示消去処理)に進める。RCのカウント値が0でない場合(S107:NO)には、処理を図5のS109(受信困難エリアへの進入フラグ判定処理)に進める。
〈図5のS108(チャンネル情報の表示消去処理)〉
RCのカウント値が0にまでデクリメントされた周波数チャネルは、本フローチャートの処理が3回実行され、各回の図5のS102の処理(受信可否判定処理)において(つまり3回連続して)受信不可と判定されている。そのため、マイクロコンピュータ109は、RCのカウント値が0にまでデクリメントされた周波数チャネルについて、現在受信が困難な状況にある(ユーザの視聴に耐える状態にない)と確定し、ディスプレイ111の表示画面上の放送局リストから表示を消去する。次いで、マイクロコンピュータ109は、処理を図5のS109(受信困難エリアへの進入フラグ判定処理)に進める。
〈図5のS109(受信困難エリアへの進入フラグ判定処理)〉
マイクロコンピュータ109は、受信困難エリアへの進入フラグがオンされているか否かを判定する。マイクロコンピュータ109は、受信困難エリアへの進入フラグがオンされていると判定した場合(S109:YES)、処理を図5のS113(全局チェック完了判定処理)に進める。受信困難エリアへの進入フラグがオンされていないと判定した場合(S109:NO)は、処理を図5のS110(DBCのデクリメント処理)に進める。
〈図5のS110(DBCのデクリメント処理)〉
マイクロコンピュータ109は、図5のS109の処理(受信困難エリアへの進入フラグ判定処理)にて受信困難エリアへの進入フラグがオンされていないと判定した場合、図5のS102の処理(受信可否判定処理)にて受信不可と判定された周波数チャネルのDBCのカウント値を1デクリメントする。カウント値が既に0の場合は、デクリメントしない。
〈図5のS111(DBCのカウント値の判定処理)〉
マイクロコンピュータ109は、DBCのカウント値が0か否かを判定する。マイクロコンピュータ109は、DBCのカウント値が0の場合(S111:YES)、処理を図5のS112(チャンネル情報の削除処理)に進める。DBCのカウント値が0でない場合(S111:NO)には、処理を図5のS113(全局チェック完了判定処理)に進める。
〈図5のS112(チャンネル情報の削除処理)〉
DDCのカウント値が0にまでデクリメントされた周波数チャネルは、本フローチャートの処理が5回実行され、各回の図5のS102の処理(受信可否判定処理)において(つまり5回連続して)受信不可と判定されている。そのため、マイクロコンピュータ109は、DBCのカウント値が0にまでデクリメントされた周波数チャネルについて、RDSデータのデコードが困難な状況にあると確定し、データ用RAM112に記憶されている当該周波数チャネルのRDSデータを削除する。次いで、マイクロコンピュータ109は、処理を図5のS113(全局チェック完了判定処理)に進める。
〈図5のS113(全局チェック完了判定処理)〉
マイクロコンピュータ109は、DB用RAM113内の受信可能局データベースにてDBCが0(及びNull)以外の全ての周波数チャネルに対し、図5のS101の処理(Station Check コマンドによる受信電波の電界強度取得処理)等を実行したか否かを判定する。マイクロコンピュータ109は、上記全ての周波数チャネルに対して図5のS101の処理(Station Check コマンドによる受信電波の電界強度取得処理)等を実行したと判定した場合(S113:YES)、処理を図5のS114(減少判定処理)に進める。未実行の周波数チャネルが残っている場合(S113:NO)は、図5のS101の処理(Station Check コマンドによる受信電波の電界強度取得処理)に戻し、次の周波数チャネルを対象に同S101以降の処理を実行する。
〈図5のS114(減少判定処理)〉
マイクロコンピュータ109は、DB用RAM113内の受信可能局データベース(最新の放送局リストに対応するもの)と、DB用補助RAM114内の受信可能局データベース(最新内容よりも1つ前の内容の放送局リストに対応するもの)とを比較して、放送局リストにリストされる周波数チャネルの数が所定数以上減少したか否かを判定する。より詳細には、DB用RAM113内の受信可能局データベースにてRCが0(及びNull)以外の周波数チャネルの数が、DB用補助RAM114内の受信可能局データベースにてRCが0(及びNull)以外の周波数チャネルの数よりも所定数以上減少したか否かを判定する。マイクロコンピュータ109は、放送局リストにリストされる周波数チャネルの数が所定数以上減少したと判定した場合(S114:YES)、図4のS2の処理(受信可能な放送局の減少判定処理)にてYES判定を行う。放送局リストにリストされる周波数チャネルの数が所定数以上減少していないと判定した場合(S114:NO)は、図4のS2の処理(受信可能な放送局の減少判定処理)にてNO判定を行う。なお、本減少判定処理では、受信可能な周波数チャネルの減少数に代えて又は加えて、受信可能な周波数チャネルの減少率に基づいて減少判定を行ってもよい。
放送受信機1が受信困難エリア内に位置する期間(すなわち周波数チャネルの受信が不可と判定される期間)中にRCと同様にDBCのデクリメント処理を許容すると、全ての周波数チャネルがDBC=0となり、データ用RAM112内の全ての周波数チャネルのRDSデータが削除される可能性がある。この場合、放送局リストを構成する情報が無くなるため、例えば受信困難エリアから脱出したときに放送局リストを速やかに表示したり更新したりすることができない。
そこで、本実施形態では、図5のS109〜S112の処理の説明に示すように、現在位置が受信困難エリア内の場合(受信困難エリアへの進入フラグがオンしている場合)には、受信状態に拘わらず、図5のS110の処理(DBCのデクリメント処理)をスキップする。そのため、受信困難エリアに位置する期間中に受信不可と判定された周波数チャネルは、その表示が放送局リストから消去されることがあっても、データ用RAM112内のRDSデータが削除されることなく保持される。従って、例えば受信困難エリアからの脱出直後、データ用RAM112内に保持されたRDSデータに基づいて放送局リストの表示や更新が可能となる。
[DB用RAM113内の受信可能局データベースの更新例]
図2及び図6(a)〜図6(d)を用いて、図5(図4のS2)の減少判定処理を実行したときの、DB用RAM113内の受信可能局データベースの更新例を説明する。DB用RAM113内の受信可能局データベースは、図2に示される内容を基点として、図5のS102の処理(受信可否判定処理)にてD301(87.6MHz)及びD303(90.0MHz)の受信が不可と判定されると、これらのRCが図5のS106の処理(RCのデクリメント処理)にて1デクリメントされる(図6(a)参照)。
次いで、受信環境の悪化により、全てのRC、DBCがそれぞれ、図5のS106の処理(RCのデクリメント処理)、図5のS110の処理(DBCのデクリメント処理)にて2回連続してデクリメントされると、図6(b)に示される内容に更新される。このとき、ディスプレイ111の表示画面上の放送局リストからは、D301(87.6MHz)及びD303(90.0MHz)についての表示が消去される。
その後、受信困難エリア内に進入したと判定されて全周波数チャネルの受信ができない状態になると、残る、D302(87.7MHz)、D304(90.1MHz)及びD305(90.2MHz)のRCが0にまでデクリメントされて、ディスプレイ111の表示画面上の放送局リストには、何れの放送局の情報も表示されない。その一方、DBCについては、図5のS110の処理(DBCのデクリメント処理)がスキップされるため、D301(87.6MHz)、D302(87.7MHz)、D303(90.0MHz)、D304(90.1MHz)、D305(90.2MHz)の何れのRDSデータもデータ用RAM112から削除されない(図6(c)参照)。そのため、例えば、受信困難エリアから脱出した際、上記各PIコード(周波数チャネル)を対象にStation Check コマンドを実行し、受信可能と判定される場合には、それらのRDSデータに基づいて放送局リストを再構成することができる。なお、図6(d)は、各周波数チャネルが受信可能と判定されて、RC及びDBCがそれぞれ規定値にリセットされた状態を示している。
[受信困難エリア脱出判定処理]
次に、図7を用いて、マイクロコンピュータ109により実行される受信困難エリア脱出判定処理を説明する。本フローチャートの処理は、受信困難エリアへの進入フラグがオンされたときに開始される。
〈図7のS201(電源フラグオン処理)〉
マイクロコンピュータ109は、所定の電源フラグをオンする。この電源フラグは、本電源フラグオン処理の実行後にエンジン(又はACC電源)が一度でもオフ及びオンされると、オフに設定される。
〈図7のS202(受信電波の電界強度取得処理)〉
マイクロコンピュータ109は、現在受信中の周波数チャネルの電界強度をラジオ信号処理回路103に内蔵されたSメータより取得する。
〈図7のS203(電界強度判定処理)〉
マイクロコンピュータ109は、図4のS4の処理(電界強度の記憶処理)にて電界強度用RAM115に記憶された(受信困難エリアに進入する直前の)受信電波の電界強度と、図7のS202の処理(受信電波の電界強度取得処理)にて取得された受信電波の電界強度とを比較し、後者の電界強度が前者の電界強度よりも規定値以上高い値か否かを判定する。マイクロコンピュータ109は、後者が前者よりも規定値以上高い値と判定した場合(S203:YES)、受信環境が改善したと推定して、処理をS204(受信困難エリアへの進入フラグオフ処理)に進める。後者が前者よりも規定値以上高い値でないと判定した場合(S203:NO)は、受信環境が改善していないと推定し、処理を図7のS202(受信電波の電界強度取得処理)に戻す。なお、規定値は、固定値(例えば6dB程度)であってもよく、また、図4のS4の処理(電界強度の記憶処理)にて電界強度用RAM115に記憶された(受信困難エリアに進入する直前の)受信電波の電界強度に応じた可変値であってもよい。また、規定値は、受信困難エリアに進入する前の所定期間の電界強度の推移に基づいて決定してもよい。但し、この場合は、電界強度を常時モニタリングしておく必要がある。
〈図7のS204(受信困難エリアへの進入フラグオフ処理)〉
マイクロコンピュータ109は、受信困難エリアから脱出したことによって受信環境が改善したと推定し、受信困難エリアへの進入フラグをオフに設定する。
このように、本実施形態では、放送局リストにリストされる周波数チャネルの変化(減少数)及び受信電波の電界強度の変化(増加量)に基づいて受信困難エリアに対する入出を判定する。そのため、放送受信機1は、現在位置が受信困難エリア内か否かを判定するための専用の装置を備える必要が無く、コストダウンに有利な構成となっている。また、受信困難エリアからの脱出を電界強度の増加量だけで判断するため、処理負荷が軽い。そのため、放送受信機1は、受信困難エリア脱出後に放送局リストを速やかに表示するのに有利な構成となっている。
〈図7のS205(電源フラグ判定処理)〉
マイクロコンピュータ109は、図7のS201の処理(電源フラグオン処理)にてオンされた電源フラグがオンされたままか否かを判定する。マイクロコンピュータ109は、電源フラグがオンされたままの場合(S205:YES)、処理をS206(放送局リスト更新処理)に進める。電源フラグがエンジン(又はACC電源)のオフ及びオンに伴ってオフされている場合(S205:NO)は、処理を図7のS207(放送局リスト再作成処理)に進める。
〈図7のS206(放送局リスト更新処理)〉
マイクロコンピュータ109は、受信困難エリア内に位置していた期間中にエンジン(又はACC電源)のオフ及びオンが行われなかったことから、受信困難エリアが例えばトンネルなど、車両が移動するエリアであったと推定する。この場合、受信困難エリアへの進入時と脱出時に受信環境が大きく異なる(例えば放送エリアが異なる)可能性がある。そのため、マイクロコンピュータ109は、他のタイミングで実行されるStation Check コマンドと比べて、各周波数チャネルに対するサーチ間隔を短く設定し(例えば1.5sよりも短い間隔に設定し)、DB用RAM113内の受信可能局データベースにてDBCが0(及びNull)以外の全ての周波数チャネルを対象にStation Check コマンドを実行する。また、マイクロコンピュータ109は、FMバンド内の全ての受信周波数を対象にチャンネルサーチ処理を実行し、受信可能な周波数チャネルのRDSデータを再取得してもよい。
〈図7のS207(放送局リスト再作成処理)〉
マイクロコンピュータ109は、受信困難エリア内に位置していた期間中にエンジン(又はACC電源)のオフ及びオンが行われたことから、受信困難エリアが例えば地下駐車場など、車両の実質的な移動を伴わないエリアであったと推定する。この場合、受信困難エリアへの進入時と脱出時に受信環境が変化しない可能性が高い。そのため、マイクロコンピュータ109は、DB用補助RAM114にバックアップデータされている、受信困難エリアに進入する直前の放送局リストに対応したデータに基づいて、放送局リストを再作成する。これにより、マイクロコンピュータ109は、Station Check コマンドやチャンネルサーチ処理を実行することなく、放送局リストを速やかに表示することができる。また、マイクロコンピュータ109は、DB用補助RAM114内のバックアップデータに基づく放送局リストの作成に代えて、DB用RAM113内の受信可能局データベースにてDBCが0(及びNull)以外の全ての周波数チャネルを対象にStation Check コマンドを実行し、実行結果に基づいて放送局リストの作成を行ってもよい。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施例等又は自明な実施例等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
例えば本発明に係る放送受信機は、本実施形態に例示される1チューナシステムに限らず、フェーズチューナシステムなど、放送局リストを更新するための専用のチューナを持たない他のシステムにも適用することができる。なお、フェーズチューナシステムの場合も図4、5及び7に示すフローチャートと同様の処理が実行されるが、より詳細には、図5のS101の処理(Station Check コマンドによる受信電波の電界強度取得処理)に代えて、フェーズダイバシティをオフしてメインチューナでの受信を継続しつつサブチューナにて受信周波数を変更し、Station Check コマンドと同様に短時間での受信電波の電界強度を取得する処理が実行される。
1 放送受信機
101 アンテナ
102 チューナ
103 ラジオ信号処理回路
104 オーディオ信号処理回路
105 パワーアンプ
106 スピーカ
107 RDS復調器
108 PLL回路
109 マイクロコンピュータ
110 入力インタフェース
111 ディスプレイ
112 データ用RAM
113 DB用RAM
114 DB用補助RAM
115 電界強度用RAM

Claims (8)

  1. 受信可能な周波数チャネルの数に基づいて受信環境の悪い受信困難エリアに進入したか否かを判定する進入判定手段と、
    前記受信困難エリアに進入したと判定された時に、受信中の周波数チャネルの受信強度を記憶する受信強度記憶手段と、
    前記受信強度記憶手段により記憶された受信強度と、現在受信中の周波数チャネルの受信強度とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて前記受信困難エリアから脱出したか否かを判定する脱出判定手段と、
    を備えることを特徴とする、放送受信機。
  2. 前記脱出判定手段は、
    現在受信中の周波数チャネルの受信強度が前記受信強度記憶手段により記憶された受信強度よりも所定値以上高い場合に、前記受信困難エリアから脱出したと判定することを特徴とする、請求項1に記載の放送受信機。
  3. チャンネルリストを記憶する記憶手段と、
    周波数チャネルの受信状態に基づいて前記チャンネルリストを更新する更新手段と、
    を備え、
    前記更新手段は、
    前記受信困難エリア内に位置する期間、前記チャンネルリストの更新を停止することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の放送受信機。
  4. 移動体のACC電源に接続されており、
    前記ACC電源のオン/オフを検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果に基づいて所定の表示画面への前記チャンネルリストの表示を制御する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする、請求項に記載の放送受信機。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記受信困難エリア内に位置する期間中に前記検知手段により前記ACC電源のオン/オフが検知された場合、前記脱出判定手段により該受信困難エリアから脱出したと判定された時に、該受信困難エリアへの進入時と同一のチャンネルリストを前記表示画面に表示することを特徴とする、請求項4に記載の放送受信機。
  6. 前記表示制御手段は、
    前記受信困難エリア内に位置する期間中に前記検知手段により前記ACC電源のオン/オフが検知されない場合であって、前記脱出判定手段により該受信困難エリアから脱出したと判定された場合、前記更新手段が該脱出後に更新したチャンネルリストを前記表示画面に表示する、請求項4又は請求項5に記載の放送受信機。
  7. 前記更新手段は、
    前記受信困難エリア内に位置する期間中に前記検知手段により前記ACC電源のオン/オフが検知されない場合であって、前記脱出判定手段により該受信困難エリアから脱出したと判定された場合、該受信困難エリアからの脱出時以外の時と比べて、各周波数チャネルの受信状態をチェックする間隔を短くすることを特徴とする、請求項6に記載の放送受信機。
  8. 受信可能な周波数チャネルの数に基づいて受信環境の悪い受信困難エリアに進入したか否かを判定する進入判定ステップと、
    前記受信困難エリアに進入したと判定された時、受信中の周波数チャネルの受信強度を記憶する受信強度記憶ステップと、
    前記受信強度記憶ステップにて記憶された受信強度と、現在受信中の周波数チャネルの受信強度とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップでの比較結果に基づいて前記受信困難エリアから脱出したか否かを判定する脱出判定ステップと、
    を含む、受信困難エリア判定方法。
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