JP5973024B1 - 位置検出装置 - Google Patents

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【課題】GNSSを利用して列車の位置を高精度にかつ正確に検出する技術を提供する。【解決手段】列車1の先頭の車両10に、第1のGNSS部15、第2のGNSS部16、車上装置20とを備えており、GNSS衛星98から送信されるGNSS信号による走行位置検出を行う。第1のGNSSアンテナ15aは、車両10の上部前端近傍に、第2のGNSSアンテナ16aは、上部後端近傍に設置される。車上装置20は、GNSS信号にもとづき第1及び第2のGNSSアンテナ15a、16aの位置における速度ベクトルから、速度ベクトルの特徴点を検知したときに、予め備わるシステム固有の情報と比較して、列車1の位置を特定する。【選択図】図1

Description

本発明は、列車の走行位置を検知する位置検出装置に関する。
列車の運行を安全に制御するため、例えば速度発電機(以下、「TG」と称する。)から取得した信号により、列車が走行している距離を積算して列車の走行位置を検出する技術がある。また、GNSS(Global Navigation Satellite System)を用いた技術もある。その技術として、GNSS衛星からの電波を列車に設けたGNSS受信機で取得して列車の現在位置を検出して列車の速度を制御する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2004−271255号公報
ところで、TGからの信号は、車輪の空転や滑走などにより速度が不正確となり、誤差が大きく、距離を積算すると誤差が蓄積して列車の走行位置を正確に検出することが困難という課題がある。また、GNSSの測位精度は衛星搭載クロックの精度や衛星からの測距信号の伝播経路上にある電離層等で生じる遅延やGNSS受信機の設置されている環境により定まる。列車に搭載したGNSS受信機は列車の走行にしたがって位置が変化するとともに周囲の環境も変化し、GNSS受信機の測位精度は刻々と変化する。このGNSS受信機を利用して列車の走行位置を検出する場合、GNSS受信機の測位精度が変化すると検出する位置精度も変動して列車の走行位置を正確に検出できなくなるという問題がある。
本発明は、以上のような状況に鑑みなされたものであって、上記課題を解決する技術を提供することにある。
本発明の位置検出装置は、一つの車両の前後方向に所定距離だけ離間して設けられた、GNSS衛星からのGNSS信号を受信する第1及び第2のGNSSアンテナと、前記第1及び第2のGNSSアンテナのそれぞれに接続された第1及び第2のGNSS受信部と、前記車両が走行する路線のデータベースと、前記第1のGNSS受信部が算出する速度ベクトルと前記第2のGNSS受信部が算出する速度ベクトルとがなす角度θ、及び前記第1及び第2のGNSSアンテナとの間の距離にもとづいて軌道のカーブの曲率を算出し、算出結果と前記データベースとを比較して前記カーブの位置を特定し、前記角度θがゼロになった地点で前記車両の位置を特定する位置特定部と、前記データベースをもとに、前記GNSS信号にもとづく前記車両の位置の特定処理を実行できる状態にあるか否かを検定する検定部を備え、前記位置特定部は、前記検定部が前記車両の位置の特定処理を実行できる状態に有ると判断した場合には、前記GNSS信号にもとづく前記車両の位置の特定処理を実行し、前記車両の位置の特定処理を実行できる状態に無いと判断した場合には、速度発電機にもとづいて前記車両の位置の特定処理を実行する。
また、前記位置特定部は、前記曲率が所定より大きい場合、前記曲率にもとづく位置の特定の代わりに、実走したカーブ走行距離と前記データベースに記録されているカーブ走行距離とを比較して前記カーブの位置を特定し、前記角度θがゼロになった地点で前記車両の位置を特定してもよい。
また、前記位置特定部は、前記第1のGNSS受信部が算出する前記速度ベクトルと前記第2のGNSS受信部が算出する前記速度ベクトルとがなす前記角度θの正負が逆転する点をカーブ変化点として特定し、特定された前記カーブ変化点と前記データベースに記録されているカーブ変化点とを比較して、前記車両の位置を特定してもよい。
本発明によると、GNSSを利用して列車の位置をより精度良く検出する技術を実現できる。
本実施形態に係る、GNSS信号による走行位置検出機能を備えた列車の構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る、GNSS信号による走行位置検出機能を実行する際の検定処理原理を説明する図である。 本実施形態に係る、GNSS信号による走行位置検出機能を説明する図である。 本実施形態に係る、GNSS信号による走行位置検出機能を説明する図である。 本実施形態に係る、先頭の車両に搭載される車上装置の構成を示す機能ブロック図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本実施形態に係る列車1の機能ブロック図である。列車1は、先頭の車両10に、第1のGNSS部15、第2のGNSS部16、車上装置20とを備えており、GNSS衛星98から送信されるGNSS信号による走行位置検出を行う。
第1のGNSS部15は、第1のGNSSアンテナ15a及び第1のGNSS受信部15bを備える。第2のGNSS部16は、第2のGNSSアンテナ16aと第2のGNSS受信部16bとを備える。
第1のGNSSアンテナ15aは、車両10の上部前端近傍に設置される。第2のGNSSアンテナ16aは、車両10の上部後端近傍に設置される。第1のGNSSアンテナ15aと第2のGNSSアンテナ16aとは、所定の距離(以下、「設置距離L」という)だけ離間して設置されている。
第1のGNSS受信部15bは、第1のGNSSアンテナ15aが受信したGNSS信号をもとに第1のGNSSアンテナ15aの位置情報を算出するとともに、第1のGNSSアンテナ15aの位置における速度ベクトルを算出し、各算出結果を車上装置20に出力する。第2のGNSS受信部16bは、第2のGNSSアンテナ16aが受信したGNSS信号をもとに第2のGNSSアンテナ16aの位置情報を算出するとともに、第2のGNSSアンテナ16aの位置における速度ベクトルを算出し、各算出結果を車上装置20に出力する。車上装置20は、速度ベクトルの特徴点を検知したときに、予め備わるシステム固有の情報と比較して、列車1の位置を特定する。
ここで、図2〜図4を参照して、GNSS信号による走行位置検出の原理について説明する。本実施形態では、上述の様に車上装置20は、速度ベクトルが変化する所定の特徴点を検知したときに、予め備わるシステム固有の情報(後述する図5の運行用データ部60の情報)と比較して、想定されている特徴点と一致していると判断した場合には、「データベースに記録されている位置にある」と判断する。ここで、特徴点とは、例えば、軌道99がカーブする際のその始点や終点等である。なお特徴点の検出処理の前には、GNSS信号に基づく位置情報の算出処理を実行してもよい状態にあるか否かのGNSS検定を実行する。
<基本技術>
1.GNSS検定
GNSS検定は、GNSS情報の信頼性を向上するために行うものである。GNSS検定に合格したときのみ、そのGNSS情報に基づく位置情報が車両10の位置特定に使用される。GNSS検定には、2台のGNSS受信機(第1のGNSS受信部15b、第2のGNSS受信部16b)が用いられる。
上述の様に、第1のGNSSアンテナ15aと第2のGNSSアンテナ16aは相関の無い設置距離Lで設置されている。具体的には、車両10の前後端(列車1の編成の前後ではなく、例えば先頭の車両10の先頭側と連結側の2箇所)に第1のGNSSアンテナ15aと第2のGNSSアンテナ16aが設置される。このとき、設置距離Lだけで無く、車両10の屋根による電波環境の非相関環境が構築される。すなわち、第1及び第2のGNSSアンテナ15a、16aに、異なるフェージング環境が構築される。これにより、2つのGNSS受信機(第1及び第2のGNSS受信部15b、16b)が、同じフェージングの影響で誤情報を出力しないように構成される。
GNSS検定の論理では、GNSS衛星98からの情報をシステム固有の情報と比較し、検定に合格したときのみGNSS情報を使用する。
2.GNSS情報の速度情報を用いた走行距離積算による位置検知
GNSS情報の速度情報の積算による位置検知は、絶対位置が確定した後に、速度情報を積分して走行距離を算出することによってなされる。
GNSS検定論理には、図2(a)の「トレース」検定、図2(b)の「位置」検定、図2(c)の「方位」検定が用いられる。検定に合格した場合のみGNSS情報に基づく速度情報が利用される。検定に不合格の場合は、TG92(図5参照)等の他の速度検出手段からの速度情報が利用される。なお、検定の際には、運行用データ部60が参照され、記録されているデータと比較される。
「トレース」検定とは、予定されている走行経路を走行しているか否かを判断するものである。「位置」検定とは、GNSS信号から得られる第1及び第2のGNSSアンテナ15a、16aの間隔(後述の図3の「実測距離D」)が、実際の設置距離Lと一致しているか否かを判断するものである。「方位」検定とは、予定されている方位(軌道方位)と一致しているか否かを判断するものである。
3.GNSSの速度情報を用いた絶対位置検知
GNSSの速度情報を用いた絶対位置検知には、2台のGNSS受信機(第1のGNSS受信部15b、第2のGNSS受信部16b)にて算出される速度ベクトルが軌道99のカーブで時々刻々と変化することを利用する。この軌道のカーブでの速度ベクトルの変化は、以下に示す条件(a)〜(c)を満足していれば、GNSSの故障、受信機の故障、フェージングの影響に対しての変化と識別不能となる確率がきわめて低い。
(a)カーブ始点前にTG等によりカーブの始点が来ることが予定されている。
(b)カーブ始点前からカーブ終点後までGNSS検定に合格する。
(c)路線データベース(運行用データ部60)に絶対位置検知情報が登録されている。
(1)軌道の曲率による位置検知
図3を参照して軌道99の曲率にもとづく位置検知処理を説明する。ここでは、曲率の代わりに曲率半径Rを用いる。2台のGNSS受信機(第1のGNSS受信部15b、第2のGNSS受信部16b)から得られる速度ベクトルV(V1、V2)は、車両10が直線99aからカーブ99bに進入すると、軌道99(カーブ99b)の曲率半径Rに応じて角度θが変化する。ここで、第1のGNSSアンテナ15aの速度ベクトルV1と第2のGNSSアンテナ16aの速度ベクトルV2とがなす角を角度θとする。
この角度θから軌道99(カーブ99b)の曲率半径Rを次の式にて算出し、路線データベース(運行用データ部60)に登録された軌道99の曲率(曲率半径)と比較することにより、カーブ位置(始点C1と終点C2)を特定し、終点C2でθ=0度になった地点で絶対位置検知とする。
Sin(θ/2)=(D/2)/R
R=(D/2)/Sin(θ/2)
D:GNSS信号に基づいて算出される第1のGNSSアンテナ15aと第2のGNSSアンテナ16aとの実測距離。
(2)軌道のカーブ走行距離による位置検知
上記の軌道99の曲率(曲率半径R)による位置検知の場合、曲率が大きいと角度θが絶対値が小さくなるため、誤差によりカーブ位置を特定できないことがある。そこで、曲率が所定より大きい場合、軌道99のカーブ走行距離LRによる位置検知を行う。すなわち、軌道99がカーブ99bとなる始点C1から終点C2までのカーブ走行距離LRを算出し、路線データベース(運行用データ部60)に登録されたカーブ99bの距離と比較することにより、カーブ位置を特定し、カーブ終点でθ=0度になった地点で絶対位置検知とする。
(3)軌道のカーブ変化点による位置検知
図4に示す様に、第1のGNSSアンテナ15a、第2のGNSSアンテナ16aから得られる速度ベクトル差は、軌道99が右カーブ99dから左カーブ99eへ、左カーブから右カーブへと変化する場合、速度ベクトルV1とV2の差をとると、符号(正負)が逆転する。この軌道のカーブ変化点C3の前後でGNSS検定に合格し、前述の条件(a)と(b)を満足することにより、カーブ変化点C3を特定し、カーブ変化点C3で絶対位置検知とする。
(4)システムへの適用
なお、上記の(1)〜(3)の位置検知の方式は、適用線区に合わせて選択して組み組むことになる。
<具体的技術>
上記の絶対位置検知処理を実行するための構成を図5を参照して説明する。図5は、車上装置20の概略構成を示す機能ブロック図である。
車上装置20は、第1のGNSS部15、第2のGNSS部16が設置された車両10に設けられており、列車1の運行を制御する。具体的には、車上装置20は、列車1の速度を制御したり、列車位置を推定したり、列車の向きを推定したりすることで、列車1の運行状態を把握し、適切な列車運行を実行するものである。
車上装置20は、運行制御部30と、列車状態特定部40と、運行用データ部60と、走行履歴部65と、TG92と、通信部94とを備える。
運行用データ部60は、列車1が運行する路線の情報(運行情報)を記録している。運行情報として、列車1(車両10)が走行する経路情報、地点情報、各地点における列車進行方向の方位Dp、カーブ情報(始点、終点、曲率半径)及び速度制限区間毎の制限速度情報等がある。
走行履歴部65は、列車1の走行履歴が記録される。TG92は、従来より用いられている車輪の回転に基づいて速度を計測する速度計測装置である。通信部94は、外部の装置、例えば運行司令部等と無線により情報を送受信する。
運行制御部30は、列車状態特定部40やTG92、運行用データ部60を用いて列車1の運行を制御する。運行の制御とは、例えば、列車1の位置を特定したり、速度を算出したりし、算出結果等を所定の表示装置に表示する。速度の表示には、いずれか一方の速度を表示させてもよいし、両方の速度を表示させてもよい。
列車状態特定部40は、列車位置算出部42と、列車方位算出部44と、GNSS検定部46と、特定位置検出部48とを備える。
列車位置算出部42は、第1のGNSS部15及び第2のGNSS部16から、それぞれが検出した位置情報を取得する。また、列車位置算出部42は、第1及び第2のGNSS部15、16から出力される位置情報にもとづき、第1のGNSSアンテナ15a、第2のGNSSアンテナ16a間の実測距離Dを算出する。
列車方位算出部44は、列車位置算出部42が取得した位置情報をもとに、車両10の進行方向(方位)を算出する。算出された進行方向(方位)は、特定位置検出部48に出力される。
GNSS検定部46は、上述のGNSS検定処理を行う。すなわち、GNSS検定部46は、図2(a)の「トレース」検定、図2(b)の「位置」検定、図2(c)の「方位」検定で示した処理を行う。このとき、GNSS検定部46は、運行用データ部60を参照する。
特定位置検出部48は、GNSS検定が合格と判断された場合に、上述したGNSSの速度情報を用いた絶対位置検知処理を行う。絶対位置検知処理がなされると、運行制御部30等が行う列車1の各種制御の為の位置情報が、検出された位置情報に更新される。すなわち、例えば、絶対位置検知処理が実行される前の走行状態の把握においてTG92が用いられたことで、車輪の空転や滑走などによって誤差が生じていた場合であっても、その誤差が適正にキャンセルされる。なお、運行制御部30は、生じている誤差が所定以上に大きい場合、列車1の車輪等に不具合が発生している虞や運行用データ部60のデータの誤り等があると判断し、運転者に警告したり、通信部94を介して、運行司令部等へ通知してもよい。
絶対位置検知処理については、特定位置検出部48は、(1)軌道の曲率による位置検知、(2)軌道のカーブ走行距離による位置検知、(3)軌道のカーブ変化点による位置検知の3種類の位置検知方法が選択的に用いられる。必要に応じてそれらを組み合わせてもよい。
以上、本実施形態によれば、列車1の先頭の車両10において、前後に所定の設置距離Lだけ隔てて設けられた第1及び第2のGNSSアンテナ15a、16aに接続された第1及び第2のGNSS受信部15b、16bから出力される情報をもとに、列車1(車両10)の絶対位置を高精度に安定して決定することができる。
また、第1及び第2のGNSS部15、16から出力される位置情報により列車1の走行位置を決定することから、列車1の走行位置を高精度に安定して決定することができる。したがって列車1の走行位置を検出するための地上子やトランスポンダ等を地上に設置する必要がなく、地上設備を簡略化して設備費を低減することができる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、また、そうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1 列車
10 車両
15 第1のGNSS部
15a 第1のGNSSアンテナ
15b 第1のGNSS受信部
16 第2のGNSS部
16a 第2のGNSSアンテナ
16b 第2のGNSS受信部
20 車上装置
30 運行制御部
40 列車状態特定部
42 列車位置算出部
44 列車方位算出部
46 GNSS検定部
48 特定位置検出部
60 運行用データ部
65 走行履歴部
92 TG
94 通信部

Claims (3)

  1. 一つの車両の前後方向に所定距離だけ離間して設けられた、GNSS衛星からのGNSS信号を受信する第1及び第2のGNSSアンテナと、
    前記第1及び第2のGNSSアンテナのそれぞれに接続された第1及び第2のGNSS受信部と、
    前記車両が走行する路線のデータベースと、
    前記第1のGNSS受信部が算出する速度ベクトルと前記第2のGNSS受信部が算出する速度ベクトルとがなす角度θ、及び前記第1及び第2のGNSSアンテナとの間の距離にもとづいて軌道のカーブの曲率を算出し、算出結果と前記データベースとを比較して前記カーブの位置を特定し、前記角度θがゼロになった地点で前記車両の位置を特定する位置特定部と、
    前記データベースをもとに、前記GNSS信号にもとづく前記車両の位置の特定処理を実行できる状態にあるか否かを検定する検定部を備え、
    前記位置特定部は、前記検定部が前記車両の位置の特定処理を実行できる状態に有ると判断した場合には、前記GNSS信号にもとづく前記車両の位置の特定処理を実行し、前記車両の位置の特定処理を実行できる状態に無いと判断した場合には、速度発電機にもとづいて前記車両の位置の特定処理を実行する
    ことを特徴とする位置検出装置。
  2. 前記位置特定部は、前記曲率が所定より大きい場合、前記曲率にもとづく位置の特定の代わりに、実走したカーブ走行距離と前記データベースに記録されているカーブ走行距離とを比較して前記カーブの位置を特定し、前記角度θがゼロになった地点で前記車両の位置を特定することを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 前記位置特定部は、前記第1のGNSS受信部が算出する前記速度ベクトルと前記第2のGNSS受信部が算出する前記速度ベクトルとがなす前記角度θの正負が逆転する点をカーブ変化点として特定し、特定された前記カーブ変化点と前記データベースに記録されているカーブ変化点とを比較して、前記車両の位置を特定することを特徴とする請求項1または2に記載の位置検出装置。
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