JP5968696B2 - 発熱体冷却システム - Google Patents

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Description

本発明は発熱体冷却システムに関し、特に比較的少ない水量で発熱体の冷却を継続できる発熱体冷却システムに関する。
太陽光や風力などの自然のエネルギーを利用して発電する新エネルギーは、二酸化炭素排出量が少なく、枯渇するおそれのないクリーンなエネルギーとして、利用の促進が図られている。新エネルギーのうち、太陽光発電は最も開発が注目されており、太陽光という再生可能エネルギーを最大限活用する新しいタイプの発電所としてメガソーラー発電の増設が期待されている。
太陽光発電では、太陽光の光エネルギーを電気エネルギーに変換する装置として、複数の太陽電池素子を配列し、表面を保護ガラス等で覆って構成された太陽電池モジュールが用いられる。太陽電池モジュールは、高温になるほど発電量が減少する特性を有しており、温度が1℃上昇すると出力が約0.5%低下する。太陽の光を浴びる太陽電池モジュールの温度は、公称出力算出時の前提となる25℃よりも、概ね20〜40℃高くなるため、公称出力よりも概ね10〜20%出力が低下する。このような出力の低下を簡便に抑制する装置として、太陽電池モジュールを構成する太陽電池素子の表面を、光触媒が担持された板ガラスにより覆うと共に、この太陽電池モジュールの表面を湿潤させる水供給手段を設け、水の気化熱を利用して太陽電池素子の温度上昇を抑制したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−039025号公報(段落0007、図1等)
しかしながら、特許文献1に記載された装置では、光触媒が担持された板ガラスが別途必要になると共に、その板ガラス上に水膜を維持するために相当量の水を供給し続ける必要がある。
本発明は上述の課題に鑑み、比較的少ない水量で発熱体の冷却を継続できる発熱体冷却システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る発熱体冷却システムは、例えば図1に示すように、表面91aを上方に向け、裏面91bを下方に向けて設置された平板状の発熱体91を冷却するシステムであって;裏面91bを覆うように配設された親水性シート11と;親水性シート11に冷却用水wを供給する供給管15と;供給管15に冷却用水wを圧送する給水ポンプ31とを備え;給水ポンプ31から吐出された冷却用水wが、供給管15から溢流して親水性シート11へ流出するように構成されている。
このように構成すると、親水性シートが保持する分の冷却用水を供給管から溢流させれば足りるので、比較的少ない冷却用水の流量で発熱体の冷却を継続することができる。また、給水ポンプから親水性シートへ冷却用水を安定的に供給することが可能となり、親水性シートが保持する冷却用水が蒸発して少なくなることに伴う冷却能力の低下を抑制することができる。
また、本発明の第2の態様に係る発熱体冷却システムは、例えば図2に示すように、上記本発明の第1の態様に係る発熱体冷却システムにおいて、親水性シート11が、発熱体91から離れる方向に延びた突出部11fを有する。
このように構成すると、冷却用水の気化面積が増大することとなり、発熱体の冷却を促進させることができる。
また、本発明の第3の態様に係る発熱体冷却システムは、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様又は第2の態様に係る発熱体冷却システム1において、発熱体91の温度を検出する温度センサ51と;給水ポンプ31から吐出される冷却用水wの流量を増減させる供給水量可変装置31vと;温度センサ51で検出された温度が所定の温度となるように供給水量可変装置31vを制御する制御装置50とを備える。
このように構成すると、効率よく発熱体を所定の温度に冷却することができる。
また、本発明の第4の態様に係る発熱体冷却システムは、例えば図3に示すように、上記本発明の第1の態様乃至第3の態様のいずれか1つの態様に係る発熱体冷却システムにおいて、裏面91bと親水性シート11との間に設けられた熱伝導膜13を備える。
このように構成すると、親水性シートに保持されている冷却された冷却用水の冷熱を効率よく裏面に伝達することができると共に、熱伝導膜の放射率が小さい場合は裏面への輻射熱の伝達を軽減することができて発熱体の温度上昇を抑制することができる。
本発明によれば、親水性シートが保持する分の冷却用水を供給管から溢流させれば足りるので、比較的少ない冷却用水の流量で発熱体の冷却を継続することができる。
本発明の実施の形態に係る発熱体冷却システムの模式的系統図である。 本発明の実施の形態に係る発熱体冷却システムを構成する不織布を説明する図である。(A)は下方から見た斜視図、(B)は(A)におけるIIB部分拡大図である。 本発明の実施の形態に係る発熱体冷却システムを構成する不織布及び供給管が設けられた太陽電池モジュールまわりの図である。(A)は平面図、(B)は部分側面断面図である。 本発明の実施の形態に係る発熱体冷却システムを構成する不織布に形成された突出部の変形例を示す下方から見た部分斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の実施の形態に係る発熱体冷却システム1を説明する。図1は、発熱体冷却システム1の模式的系統図である。発熱体冷却システム1(以下、単に「冷却システム1」という。)は、発熱体としての太陽電池モジュール91を冷却するシステムである。太陽電池モジュール91は、太陽電池素子に強化や保護のためのガラスコーティング等の必要な加工が施されて矩形(長方形又は正方形)の平板状に構成されたものである。太陽電池モジュール91は、表面91aを上方に向け、裏面91bを下方に向けた状態で、表面91aが太陽光を垂直に受ける時間が極力長くなるような勾配を付けて、架台92を介して設置面Sに設置されている。太陽電池モジュール91は、高温になるほど発電量が減少する特性を有しているため、発電量を増加させる観点から冷却されることが好ましく、冷却システム1は太陽電池モジュール91を冷却するシステムとなっている。冷却システム1は、太陽電池モジュール91の裏面91bを覆うように配設された親水性シートとしての不織布11と、不織布11に冷却用水wを供給する供給管15と、供給管15に冷却用水wを圧送する給水ポンプ31と、制御装置50とを備えている。
ここで、図2及び図3を図1と併せて参照して、不織布11及び供給管15についてより詳しく説明する。図2は、不織布11を説明する図であり、(A)は下方から見た斜視図、(B)は(A)におけるIIB部分拡大図である。図3は、不織布11及び供給管15が設けられた太陽電池モジュール91まわりの図であり、(A)は平面図、(B)は部分側面断面図である。不織布11は、保持している冷却用水wの顕熱を太陽電池モジュール91に伝達して太陽電池モジュール91を冷却すると共に、保持している冷却用水wの一部を継続的に気化させて、この気化熱により、保持している残りの冷却用水wを冷却することで太陽電池モジュール91の継続的な冷却を可能にするものであり、本実施の形態では、全体として矩形に形成されている。不織布11は、親水剤が生地に練り込まれて親水性の向上が図られているとよい。不織布11は、太陽電池モジュール91の発熱量に対して、不織布11に保持された水分の気化速度が速すぎて乾燥してしまう部分が生じないような透水係数を持つように構成されている。
また、不織布11には、2組の向かい合う一対の辺のうちの1組に対して平行に延びる、突出部としてのひだ11fが、所定の間隔を空けて複数形成されている。ひだ11fは、1枚のシートを部分的に扁平に折り曲げて形成されており、ひだ11fの頂辺において連続している。ひだ11fが形成されていることで、冷却用水wの気化面積が増大することとなり、不織布11が保持している冷却用水wにより多くの気化熱を伝達することができる。ひだ11fは、不織布11の一方の面から突出しており、不織布11の他方の面は平坦に形成されている。ひだ11fの高さは、冷却用水wの気化面積を増大させる観点からは5mm以上とするとよく、ひだ11fの頂辺付近で生じた気化熱を不織布11の面が保持している冷却用水wに伝達する観点からは10mm以下とするとよいが、気化面積及び熱伝達効率を勘案して適宜決定することができる。隣り合うひだ11f同士の間隔は、不織布11が保有する冷却用水wの気化速度を、太陽電池モジュール91の継続的な冷却を可能にする範囲内に維持する観点からは10mm以上とするとよく、冷却用水wの気化面積を増大させる観点からは20mm以下とするとよい。
また、図2に示すように、不織布11には、外縁に沿って支持枠11rが設けられており、支持枠11r上に適宜間隔を空けて、不織布11も併せて貫通した取付孔11hが形成されている。本実施の形態では、コイルばね99の一端を取付孔11hに引っ掛け、他端を太陽電池モジュール91の支持枠(不図示)に引っ掛けることで、不織布11を太陽電池モジュール91に設置することができるように構成されている。なお、図2(B)では、不織布11の外縁の構成を示すために、支持枠11rを外した状態を示している。
図3に示すように、不織布11は、傾斜して設置されている太陽電池モジュール91の裏面91bに、ひだ11fが太陽電池モジュール91の反対側に突出する態様で設けられている。このとき、太陽電池モジュール91が傾斜する方向にひだ11fが延びる向きで、不織布11が設けられている。本実施の形態では、不織布11と太陽電池モジュール91との間に、熱伝導膜としてのアルミ箔13が設けられている。アルミ箔13が設けられていることで、太陽電池モジュール91を設置している周囲の地面などからの照り返し輻射熱を反射して太陽電池モジュール91の温度上昇を抑制すると共に、不織布11が保持していた水分の一部が気化して冷却された残りの冷却用水wの冷熱をアルミ箔13を介して太陽電池モジュール91へ迅速に伝達させることができる。アルミ箔13は、典型的には、不織布11のひだ11fの中にも存在している(図2(B)参照)。本実施の形態では、シート状の不織布11にアルミ箔13を重ねて貼り付けた状態で、シートを部分的に扁平に折り曲げてひだ11fを形成しており、ひだ11fの中のアルミ箔13は二重になっている。
供給管15は、傾斜して設置されている太陽電池モジュール91の裏面91bの最上部に設けられている(図3(B)参照)。供給管15は、本実施の形態では、軸直角断面が矩形の筒状に形成された部材の、両端面が塞がれ、4つの側面のうちの1つが開口した開渠で構成されている。供給管15は、長手方向が、傾斜して設置されている太陽電池モジュール91の最上部の辺に沿うように、換言すれば、不織布11のひだ11fが延びる方向に対して直交するように、配置されている。供給管15は、開口した面以外の3つの側面を巻くように設けられた支持金具16に支持され、支持金具16が裏面91bに接着されることで、太陽電池モジュール91に取り付けられている。供給管15は、底面15bに分配管22が接続されており、分配管22を介して冷却用水wを供給管15に導入することができるように構成されている。
さらに、供給管15は、勾配の下方側に位置する下方面15dの上辺に沿って切り欠き15sが形成されている(図3(B)参照)。切り欠き15sは、支持金具16がある部分を除き、供給管15の長さ全体にわたって形成されている。切り欠き15sの高さは、概ね不織布11及びアルミ箔13を重ねた厚さよりやや大きく、本実施の形態では2mm程度となっている。供給管15は、下方面15dの上端(切り欠き15sが形成された部分)で不織布11を挟み込んで取り付けられている。このような構成により、分配管22から供給管15に流入してきた冷却用水wが、切り欠き15s部分から溢れて不織布11に流出することとなる。
裏面91bに不織布11が設けられた太陽電池モジュール91の最下部には、回収樋としての収集管23が設置されている。収集管23は、開渠で構成されており、不織布11を伝わって落下してきた冷却用水wが末端から滴下した余剰水分(不織布11が保持できる冷却用水wの量を超えた余剰水)、及び、太陽電池モジュール91の表面91aが受けた雨水等の水分を受けることができる位置に設置されている。収集管23が設置されることで、冷却用水wの供給が気化速度に送れないように冷却用水wが不織布11に多めに供給された場合に冷却用水wを有効利用することが可能となると共に、雨水を冷却用水wとして有効利用することが可能となる。収集管23は、長手方向が、傾斜して設置されている太陽電池モジュール91の最下部の辺に沿うように、換言すれば、不織布11のひだ11fが延びる方向に対して直交するように不織布11の端部に配置されている。収集管23には、収集された水分を導出する短管24が接続されている。
再び図1を主に参照して、冷却システム1の構成の説明を続ける。1つの太陽電池モジュール91に、不織布11及びアルミ箔13、供給管15、分配管22、収集管23、短管24が設けられたユニットは、発電すべき電力に見合うように複数が設置されている。それぞれのユニットの分配管22は往管21に接続されており、収集管23は還管25に接続されている。還管25は、本実施の形態では、設置面Sの下(地盤面下)に埋設されている。還管25の下流端は、冷却用水槽60の沈砂槽65で開放されている。
冷却用水槽60は、太陽電池モジュール91が設置された場所から水平方向に離れた地盤面下に設置されている。冷却用水槽60は、2つの槽に分割されており、一方が貯留槽61、他方が沈砂槽65となっている。貯留槽61と沈砂槽65とは、垂直に立設された仕切板63で区画されている。仕切板63の上方には連通口63hが形成されており、貯留槽61と沈砂槽65との間で水が相互に行き来することができるように構成されている。貯留槽61の底面には、下方に延びる筒状の採熱管68が接続されている。採熱管68の内部は貯留槽61と連通している。沈砂槽65の上部には、連通口63hよりも高い位置に、比較的大きなごみを捕捉するスクリーン65sが配設されている。還管25の端部は、スクリーン65sの上方で開放されている。
給水ポンプ31は、本実施の形態では水中ポンプが用いられており、貯留槽61の内部に配設されている。給水ポンプ31には、供給水量可変装置としてのインバータ31vが設けられており、給水ポンプ31の吐出水量を変化させることができるように構成されている。給水ポンプ31には、往管21が接続されている。給水ポンプ31の稼働により、往管21に接続された各分配管22に冷却用水wを圧送することができるように構成されている。往管21には、冷却用水wをろ過するろ過装置32が配設されている。ろ過装置32よりも上流側の往管21には、主電磁弁41が配設されている。主電磁弁41よりも上流側の往管21には、排水管26が接続されている。排水管26には、排水電磁弁46が配設されている。排水管26の接続部よりも上流側の往管21には、採熱供給管28が接続されている。採熱供給管28には、採熱電磁弁48が配設されている。採熱供給管28は、採熱電磁弁48よりも下流側で、採熱管68の数に応じて分岐されており、それぞれの端部が、採熱管68の内部の末端付近で開放されている。また、貯留槽61には補給水管29が引き込まれており、補給水管29の一端が貯留槽61の上部で開放されている。補給水管29にはボールタップ49が設けられており、貯留槽61内の水位に応じて補給水が導入されるように構成されている。
制御装置50は、冷却システム1の運転を制御する装置である。制御装置50は、給水ポンプ31のインバータ31vと信号ケーブルで接続されており、給水ポンプ31の発停及び吐出水量の調節を行うことができるように構成されている。また、制御装置50は、主電磁弁41、排水電磁弁46、採熱電磁弁48と、それぞれ信号ケーブルで接続されており、各電磁弁41、46、48を開閉させることができるように構成されている。また、制御装置50は、太陽電池モジュール91の温度を検出するパネル温度センサ51、太陽光を感知する太陽光感知センサ52、降雪を感知する降雪センサ53、貯留槽61内の満水を検出する水位センサ54、貯留槽61内の冷却用水wの温度を検出する水温センサ55と、それぞれ信号ケーブルで接続されており、各センサ51、52、53、54、55から信号を受信することができるように構成されている。パネル温度センサ51は、太陽電池モジュール91に取り付けられている。太陽光感知センサ52及び降雪センサ53は、屋外に設置されている。水位センサ54は、ボールタップ49の停止水位よりも上方に設定された満水水位を検出するように設置されている。水温センサ55は、ボールタップ49の停止水位まで貯留された冷却用水wの概ね中間の高さであって、給水ポンプ31よりも上方の冷却用水wの温度を検出する位置に配設されている。
引き続き図1乃至図3を参照して、冷却システム1の作用を説明する。冷却システム1は、制御装置50が、太陽光感知センサ52からの太陽光を感知した旨の信号、及び降雪センサ53からの降雪を感知した旨の信号の受信を常時待機している。太陽電池モジュール91は、太陽光を受けると、発電が行われると共に、発電に伴う温度上昇及び日射による温度上昇が生じる。制御装置50は、太陽光感知センサ52から太陽光を感知した旨の信号を受信すると共に、太陽電池モジュール91の冷却を要する温度以上であることを温度センサ51が検出したら、排水電磁弁46及び採熱電磁弁48を閉じて主電磁弁41を開くと共に、給水ポンプ31を起動する。給水ポンプ31が起動されると、貯留槽61内の冷却用水wが往管21を流れ、ろ過装置32でろ過された冷却用水wが分配管22に流入する。
分配管22に流入した冷却用水wは、給水ポンプ31の吐出圧により、供給管15に流入し、供給管15の内部を満たす。供給管15内に充満した冷却用水wは、給水ポンプ31の吐出圧により、切り欠き15sから溢流する。切り欠き15sは、下方面15dの概ね上辺全体に形成されているので、冷却用水wは不織布11に直線状に供給されることとなる。不織布11の一端に直線状に供給された冷却用水wは、毛細管現象及び重力により、収集管23の方に向けて移動して行き、不織布11全体を濡らすように広がって行く。不織布11全体に濡れ広がった冷却用水wは、その一部が蒸発する。冷却用水wは、その一部が蒸発する際に必要な蒸発潜熱を、不織布11に残存している冷却用水wから奪うため、不織布11に残存している冷却用水wの温度が低下する。そして、不織布11に残存している温度が低下した冷却用水wが、太陽電池モジュール91の熱を奪うことで、太陽電池モジュール91の温度上昇が抑制されることとなる。
本実施の形態では、不織布11にひだ11fが形成されているので、冷却用水wが保持された不織布11の面積が、ひだ11fが形成されていない場合に比べて増大するため、蒸発する冷却用水wの量が増大してより多くの蒸発潜熱が不織布11に残存している冷却用水wから奪われることとなり、太陽電池モジュール91の冷却を促進させることができる。また、本実施の形態では、不織布11と太陽電池モジュール91との間に、放射率が小さいアルミ箔13が設けられているので、設置面Sから太陽電池モジュール91への輻射熱の伝達が軽減され、太陽電池モジュール91の温度上昇を抑制することができる。また、アルミ箔13が設けられていることで、熱伝導率が比較的大きい特性を利用して、蒸発潜熱で冷却された、不織布11に残存している冷却用水wが保有する冷熱を、効率よく太陽電池モジュール91の裏面91bの広範囲に伝達することができる。
太陽電池モジュール91は、不織布11が冷却用水wで湿潤されている間は温度上昇が抑制されるが、不織布11に乾いた箇所が生ずると温度上昇が顕著となる。冷却システム1は、冷却用水wが給水ポンプ31で圧送されるように構成されているので、不織布11に乾いた箇所が生じないような流量の冷却用水wを供給管15に圧送することで、不織布11が保持する冷却用水wが不足することに伴う冷却能力の低下、換言すれば太陽電池モジュール91の温度上昇を、抑制することができる。本実施の形態では、制御装置50が、パネル温度センサ51から受信した温度に基づいてインバータ31vを制御し、パネル温度センサ51から受信した温度が上昇した場合は給水ポンプ31の吐出流量を大きくするように調節しており、不織布11に乾いた箇所が生じるのを防いでいる。典型的には、不織布11から蒸発する冷却用水wの流量よりも大きな流量の冷却用水wを、給水ポンプ31が吐出している。このとき、不織布11が保持しきれない冷却用水wが不織布11の末端(供給管15が配設されたのとは反対側の端部)に水滴として現れる。不織布11の末端に現れた冷却用水wの水滴は落下して、収集管23に受け入れられる。なお、収集管23に受け入れられる余剰水が極力少なくなるように、給水ポンプ31の回転速度が調節されることが好ましい。
収集管23に流入した冷却用水wは、短管24を介して還管25に至り、還管25を冷却用水槽60に向けて流れる。冷却用水槽60に到達した冷却用水wは、スクリーン65sで雑ごみが除去されて、沈砂槽65に収集される。沈砂槽65内の冷却用水wは、連通口63hの高さまで水位が上昇すると、貯留槽61に流入する。貯留槽61内の冷却用水wは、太陽光感知センサ52が太陽光を感知すると共に太陽電池モジュール91の冷却を要する温度以上であることを温度センサ51が検出している間は、給水ポンプ31による供給管15への圧送が継続され、以降、上述の作用が繰り返される。
日没し、太陽光感知センサ52が太陽光を感知しなくなると、制御装置50は、給水ポンプ31を停止させて冷却システム1による太陽電池モジュール91の冷却を停止し、冷却システム1を構成する機器の電力消費を抑制する。また、制御装置50は、水温センサ55で検出された貯留槽61内の冷却用水wの温度の信号を受信し、受信した温度が、あらかじめ制御装置50に記憶されている、冷却システム1の設置地域の地中水(帯水層)の予測温度よりも所定の温度(例えば3〜5℃程度)以上低いときに、主電磁弁41及び排水電磁弁46を閉じて採熱電磁弁48を開くと共に、給水ポンプ31を起動する。
給水ポンプ31が起動されると、貯留槽61内の冷却用水wが往管21の一部を介して採熱供給管28に流入する。採熱供給管28を流れる冷却用水wは、末端まで至ると採熱管68内の末端に放出される。採熱管68の末端に放出された冷却用水wは、採熱供給管28の外側で、採熱管68内を流れ、貯留槽61に向かって上昇する。冷却用水wは、採熱管68内を上昇する際、採熱管68が埋設された地中と熱交換して地中の冷熱を採熱して、冷やされる。地中との熱交換により冷却された冷却用水wは、採熱管68から貯留槽61に流入して貯留される。このようにして、太陽光がなく太陽電池モジュール91における発電が行われていないときに、貯留槽61に貯留されている冷却用水wが冷却される。貯留槽61内の冷却用水wの温度が低下し、水温センサ55で検出された温度と地中水の予測温度との差が所定の温度未満になったら、制御装置50は、給水ポンプ31を停止させて地中の冷熱の採熱を停止する。
なお、冷却システム1は、降雨時には、太陽電池モジュール91の表面91aが受けた雨水が収集管23に流入することとなる。収集管23に流入した雨水は、短管24を介して還管25に至り、還管25を冷却用水槽60に向けて流れる。冷却用水槽60に到達した雨水は、スクリーン65sでごみが除去されて、沈砂槽65に収集され、冷却用水wとして用いられることとなる。沈砂槽65内の冷却用水wは、連通口63hの高さまで水位が上昇すると、貯留槽61に流入する。制御装置50は、貯留槽61内の水位が満水である旨の信号を水位センサ54から受信すると、主電磁弁41及び採熱電磁弁48を閉じて排水電磁弁46を開くと共に、給水ポンプ31を起動する。給水ポンプ31が起動されると、貯留槽61内の冷却用水wが往管21の一部を介して排水管26に流入する。排水管26を流れる冷却用水wは、雨水排水側溝(不図示)等の系外に放流される。このようにして、給水ポンプ31を用いて貯留槽61内の余剰の冷却用水wを系外に排出して、冷却用水槽60の溢流を防いでいる。逆に、貯留槽61内の水位が低下した場合は、ボールタップ49が開き、補給水管29から補給水が貯留槽61内に補給される。
さらに、本実施の形態では、冷却システム1が降雪センサ53を備えているので、降雪があったときに降雪センサ53が降雪を検出する。制御装置50は、降雪があった旨の信号を降雪センサ53から受信したら、排水電磁弁46及び採熱電磁弁48を閉じて主電磁弁41を開くと共に、給水ポンプ31を起動する。給水ポンプ31が起動されると、貯留槽61内の冷却用水wは、太陽電池モジュール91が発電しているときに冷却する場合と同様に、往管21及び分配管22を介して供給管15から不織布11に流出し、不織布11を伝わって収集管23に収集され、短管24及び還管25を流れて冷却用水槽60に戻るように循環する。このように冷却用水wを循環させることで、太陽電池モジュール91を温めて太陽電池モジュール91への積雪を防ぐことが可能になる。なお、降雪時に太陽電池モジュール91を効果的に温めるため、降雪期は、太陽電池モジュール91の発電が行われていないときに、上述した地中熱を採熱する際と同様の運転を行い、貯留槽61内に貯留されている冷却用水wを、地中の温度に近い温度まで上昇させておくとよい。また、上述した融雪の運転は、太陽電池モジュール91に積もった雪をとかそうとするよりも、太陽電池モジュール91に接した雪がその都度とけるように、降雪の初期段階から行うようにするのが好ましい。
以上で説明したように、冷却システム1によれば、冷却用水wが給水ポンプ31で圧送されるので、不織布11に乾いた箇所が生じないような流量の冷却用水wを供給管15に圧送することができ、冷却用水wが不足することに伴う冷却能力の低下を抑制することができる。仮に、不織布11がない場合、太陽電池モジュール91の裏面91bが親水性であっても、冷却用水wの供給量を増やしたときに、どうしても冷却用水wの一部が裏面91bを離れて滴下することを防ぐことができず、裏面91bには乾燥した部分が生じてしまいがちである。本実施の形態に係る冷却システム1のように不織布11を設けると、その保水効果によって、供給した冷却用水wを裏面91bに保持し、蒸発する以上の冷却用水wを供給することができる。このようにして、流れる冷却用水wによる太陽電池モジュール91の冷却を図ることができる。蒸発しなかった余剰の冷却用水wは収集管23で回収することで、再利用することができる。さらに、冷却システム1では、1つの給水ポンプ31で、太陽電池モジュール91の冷却、貯留槽61内の冷却用水wの蓄冷、余剰水の排出、及び融雪運転を行うことができる。
次に図4を参照して、太陽電池モジュール91まわりの冷却システム1の構成の変形例を説明する。図4(A)に示す第1の変形例は、不織布11のひだ11fの中に存在しているアルミ箔13であるアルミひだ部13fに、通気孔13hが形成されている。通気孔13hは、所定の間隔で複数形成されている。例えば、ひだ11fの高さが10mmのときに、直径7mmの通気孔13hを、芯−芯15mmの間隔で複数形成することができる。アルミひだ部13fに通気孔13hが形成されている以外の構成は、図2及び図3に示す太陽電池モジュール91まわりの冷却システム1の構成と同様である。
図4(A)に示す第1の変形例では、通気孔13hを覆っているひだ11f部分の不織布11を空気が通り抜け(糸の隙間を通り)、不織布11が保持している水分の蒸発を促進させる。これにより、ひだ11fの周囲の空気が冷却され、外気風が小さいときは不織布11の付近に滞留する。そして、不織布11が保持している冷却用水wから不織布11の付近に滞留している冷却された空気への顕熱移動が小さくなり、不織布11が保持している冷却用水wの一部が気化する際の気化熱によって不織布11に残存している冷却用水wの温度が低下するため、太陽電池モジュール91の冷却が促進される。
図4(B)に示す第2の変形例は、第1の変形例(図4(A)参照)におけるアルミひだ部13fに代えて、アルミパイプ13pが設けられている。アルミパイプ13pには、通気孔13hが複数形成されている。アルミパイプ13pは、上端(供給管15側)が閉塞されており、下端(収集管23側)が開放されている。アルミパイプ13pの表面は、不織布11で覆われている。これにより、第2の変形例の不織布11は、第1の変形例におけるひだ11fに代えて、突出部としてのパイプ11pが形成されることとなる。第2の変形例の、上述した以外の構成は、第1の変形例の構成と同様である。
図4(B)に示す第2の変形例では、不織布11に保持されていた冷却用水wの一部が蒸発した際に冷やされた空気が、通気孔13hを覆っているパイプ11p部分の不織布11を通って(糸の隙間を通って)、アルミパイプ13p内部に流入する。アルミパイプ13p内に流入した空気は、浮力(ドラフト)でアルミパイプ13p内を通過して、下端の開口に対流する。このとき、冷やされた空気がアルミパイプ13p内を通過することによってアルミパイプ13pが冷やされ、アルミパイプ13pの冷熱がその他のアルミ箔13に伝導して、太陽電池モジュール91の冷却が促進される。なお、アルミパイプ13pの断面形状は、円形のほか、三角形や四角形等の多角形状に形成されていてもよい。
図4(C)に示す第3の変形例は、突出部の構成が、図2に示す不織布11で形成されていたひだ11fに代えて、ブラシ11bが不織布11の概ね全面に設けられている。ブラシ11bは、長さが約5mm〜10mmの不織布の紐が複数本ずつ不織布11に植えられることで、苔あるいは芝状に構成されている。第3の変形例では、不織布11と太陽電池モジュール91との間のアルミ箔13が、アルミひだ部13f(図4(A)参照)やアルミパイプ13p(図4(B)参照)のような突起が形成されておらず、平坦なシート状に形成されている。第2の変形例の、上述した以外の構成は、図2及び図3に示す太陽電池モジュール91まわりの冷却システム1の構成と同様である。
図4(C)に示す第3の変形例では、供給管15の切り欠き15s(図3(B)参照)から流出した冷却用水wが、不織布11を介して、ブラシ11bにも移る。ブラシ11b部分は不織布の表面積が大きくなるので、冷却用水wの気化が促進され、不織布11に残存している冷却用水w及びアルミ箔13が冷却され、太陽電池モジュール91の冷却が促進される。
以上の説明では、発熱体が太陽電池モジュール91であるとしたが、太陽電池モジュール91以外の、冷却を要する平板状の発熱体に、冷却システム1を適用することも可能である。
以上の説明では、不織布11が、ひだ11f、パイプ11p、ブラシ11bに例示される突出部を有しているとしたが、突出部を有さない平坦なシート状の不織布11が太陽電池モジュール91の裏面91bに配設されることとしてもよい。この場合、不織布11と太陽電池モジュール91との間に設けられるアルミ箔13も、平坦なシート状になる。不織布11が突出部を有していると、気化面積が増大するため太陽電池モジュール91の冷却を促進させることができる。他方、太陽電池モジュール91が冷えすぎることが懸念される場合は、突出部のない平坦な不織布11を設けることで、太陽電池モジュール91の冷却を抑制することができる。
以上の説明では、不織布11と太陽電池モジュール91との間にアルミ箔13が設けられているとしたが、アルミ箔13を設けずに、不織布11を直接太陽電池モジュール91の裏面91bに接触させて配設することとしてもよい。アルミ箔13は、設置面Sからの輻射熱等を勘案して、設置の有無を適宜決定することができる。
以上の説明では、親水性シートが不織布11であるとしたが、不織布以外の、織布、珪藻土やシラス土のような多孔質の無機材料を密着させた樹脂等のシートであってもよい。親水性シートは、透水性、吸水性が高い方が好ましい。また、以上の説明では、熱伝導膜がアルミ箔13であるとしたが、アルミ箔以外の、銅箔や鋼板、熱伝導率の大きな樹脂シート等であってもよい。
1 発熱体冷却システム
11 不織布
11b ブラシ(突出部)
11f ひだ(突出部)
11p パイプ(突出部)
13 アルミ箔(熱伝導膜)
15 供給管
31 給水ポンプ
31v インバータ
50 制御装置
51 温度センサ
91 太陽電池モジュール
91a 表面
91b 裏面
w 冷却用水

Claims (4)

  1. 表面を上方に向け、裏面を下方に向けて設置された平板状の発熱体を冷却するシステムであって;
    前記裏面を覆うように配設された親水性シートと;
    前記親水性シートに冷却用水を供給する供給管と;
    前記供給管に前記冷却用水を圧送する給水ポンプとを備え;
    前記給水ポンプから吐出された前記冷却用水が、前記供給管から溢流して前記親水性シートへ流出するように構成され;
    前記親水性シートが、前記発熱体から離れる方向に延びた突出部を有
    前記裏面と前記親水性シートとの間に設けられた熱伝導膜をさらにえ;
    前記熱伝導膜が前記突出部の中に存在し、かつ、前記突出部の中に存在する前記熱伝導膜に複数の通気孔が形成されている;
    発熱体冷却システム。
  2. 表面を上方に向け、裏面を下方に向けて設置された平板状の発熱体を冷却するシステムであって;
    前記裏面を覆うように配設された親水性シートと;
    前記親水性シートに冷却用水を供給する供給管と;
    前記供給管に前記冷却用水を圧送する給水ポンプとを備え;
    前記給水ポンプから吐出された前記冷却用水が、前記供給管から溢流して前記親水性シートへ流出するように構成され;
    前記親水性シートが、前記発熱体から離れる方向に延びた突出部を有
    前記突出部は、紐状にした前記親水性シートを複数本ずつ束ねたブラシで形成された;
    発熱体冷却システム。
  3. 前記裏面と前記親水性シートとの間に設けられた熱伝導膜を備える;
    請求項に記載の発熱体冷却システム。
  4. 前記発熱体の温度を検出する温度センサと;
    前記給水ポンプから吐出される前記冷却用水の流量を増減させる供給水量可変装置と;
    前記温度センサで検出された温度が所定の温度となるように前記供給水量可変装置を制御する制御装置とを備える;
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発熱体冷却システム。
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