JP5968517B2 - フライヤー、携帯型フライ油計測器、フライヤーセット及びフライヤーの監視方法 - Google Patents

フライヤー、携帯型フライ油計測器、フライヤーセット及びフライヤーの監視方法 Download PDF

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Description

本発明は、フライ油を収容するように配置された油槽と、前記油槽内に収容された前記フライ油の電気的特性を測定するように構成された固定型フライ油センサと、前記固定型フライ油センサに接続された固定型評価ユニットとを備え、前記固定型評価ユニットにより、前記固定型フライ油センサの測定信号が、前記固定型評価ユニット内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線を用いて、前記フライ油を特徴付けるための評価量ないし評価パラメータに自動的に変換可能である、フライヤーに関している。
また本発明は、フライ油で充たされた油槽内に浸漬できるように構成された携帯型フライ油センサと、前記携帯型フライ油センサに接続された携帯型評価ユニットとを備え、前記携帯型評価ユニットにより、前記携帯型フライ油センサの測定信号が、前記携帯型評価ユニット内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線を用いて、前記フライ油を特徴付けるための評価量ないし評価パラメータに自動的に変換可能である、携帯型フライ油計測器に関している。
さらに本発明は、フライヤーセットにも関している。
最後に、本発明は、冒頭に述べたようなタイプのフライヤーの監視のための方法であって、前記フライヤーは固定型フライ油センサを備え、前記固定型フライ油センサは、前記フライヤーの油槽内に収容されたフライ油の電気的特性を測定するように配置され、さらに前記固定型フライ油センサに接続された固定型評価ユニット内で、前記固定型フライ油センサの測定信号が前記固定型評価ユニット内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線を用いて前記フライ油の特徴付けのための評価量ないし評価パラメータに変換可能である、フライヤーの監視方法に関している。
前述したようなフライヤーは周知であり、食品を揚げるためのいわゆるディープフライヤーとして使用される。固定型フライ油センサは、使用されているフライ油の劣化度を求めるために使用されている。この劣化度は、例えば%TPM値(極性化合物量)または%FFA値(遊離脂肪酸量)などの評価量によって表すことが可能である。
固定型フライ油センサの各々は、製造工程の後で個別に調整する必要がある。この調整は理想的には媒体油中で行われる。
さらに付加的に、前記固定型フライ油センサは、信頼性の高い測定値を提供するために、経年劣化や汚れ、幾何学的変化や損傷に基づく較正又は調整が定期的な間隔で必要となる。このような較正や調整を行わないでいると、フライ油センサを用いた測定の際に、測定誤差が生じ、このような誤差はフライヤーの正常な機能に影響を及ぼす。米国特許公開第5,818,731A明細書からは、フライ用/調理用オイル/油脂の品質を測定するための方法及び装置が公知である。欧州特許出願公開第2 221 611A号明細書からは、調理用オイルの品質監視システムが公知である
本発明の課題は、フライヤーの正常な機能の監視をより容易にさせることである。
前記課題は、請求項1の特徴部分に記載された本発明によって解決される。特にこの本発明によれば、冒頭に述べたような形式のフライヤーにおいて、少なくとも1つの特性曲線にて少なくとも1つの基準点が確定されるか又は確定可能にされ、前記基準点に対する基準値の受信のために受信データインターフェースが準備される。この場合の利点は、このようにすることで、記憶されている少なくとも1つの特性曲線の調整が自動的に行われると共に、固定型油温センサの正常な機能の監視が実施できるようになることである。特に、それによって、多数のフライヤーの監視が比較的短時間で実施可能になる。フライヤーへの基準値の伝送に要する時間コストが減少するため、前記監視も、著しく短縮された時間間隔で行うことができるようになる。このことは、フライヤーの正常な機能の監視をより一層簡単にさせる。
本発明の一実施形態によれば、前記固定型フライ油センサは、前記フライ油用の前記油槽の収容チャンバー内に配置されている。この場合の利点は、固定型フライ油センサを用いて、使用中のフライ油の品質を、フライヤーの動作中に決定することができる点である。
前記固定型フライ油センサは、フライヤーの油槽内に固定されていてもよい。このことは、フライヤーの消費特性を改善する。なぜなら固定型フライ油センサを紛失する可能性がほぼなくなるからである。
前記データインターフェースは、基準値を無線接続でデータ伝送するように構成されていてもよい。特にここでは、受信データインターフェースが、ワイヤレスデータ伝送できるように構成されていると有利である。例えば、前記データ伝送は、無線毎、赤外線ビーム毎に設定されるか、誘導的若しくは容量的方法、あるいはこれ以外の方法で設定することが可能である。その際の利点は、前記フライヤーがより良好に洗浄可能になることである。
本発明の別の一実施形態によれば、基準値が固定型評価ユニットの測定動作中に受信可能であってもよい。この場合の利点は、通常の動作中に、フライヤーの正常な機能の監視が実施可能になることである。
また前記基準点が、固定型フライ油センサの現在の測定信号によって定められるようにしてもよい。このことは、前記フライヤーと、特に稼働中の前記固定型油温センサの正常な機能の非常に簡単な監視を可能にさせる。
本発明の一態様によれば、比較ユニットが設けられており、該比較ユニットは、前記基準値が、前記記憶されている少なくとも1つの特性曲線の前記基準点における値から、少なくとも1つの許容誤差値分だけ異なっている場合に、示唆信号を生成するように構成されていてもよい。それに対して代替的若しくは付加的に、比較ユニットが設けられており、該比較ユニットは、前記基準値が、前記固定型フライ油センサの測定信号から形成された評価量の値から、少なくとも1つの許容誤差値分だけ異なっている場合に、示唆信号を生成するように構成されていてもよい。これにより、前記固定型フライ油センサの異常な機能が簡単かつ直接的に識別可能となり表示可能若しくは出力可能となる。
本発明の別の態様によれば、前記少なくとも1つの特性曲線が変調可能に記憶されていてもよい。この場合の利点は、固定型評価ユニット内で、少なくとも1つの特性曲線が、固定型フライ油センサの初期の測定特性を少なくとも近似的に若しくはほぼ正確に生じさせるように変調されることで、固定型フライ油センサの機能特性の時間的変化が、簡単に補償可能となる点である。
本発明の一実施態様によれば、前記固定型評価ユニットは、前記記憶されている少なくとも1つの特性曲線を変調するための変調手段を有しており、該変調手段を用いて、前記少なくとも1つの特性曲線は、変調された少なくとも1つの特性曲線の基準点における特性曲線値が基準値に等しくなるように変調可能である。ここでの利点は、前記固定型評価ユニットにおける経年劣化過程、又は機械的な変動に基づく変化に対する補償が自動的になされる点にある。
本発明の一実施態様によれば、前記固定型フライ油センサ及び/又は前記固定型評価ユニットは、前記固定型フライ油センサの種々異なる動作周波数のもとで動作するように構成されている。ここでの利点は、周波数に依存する誘電率のマルチ的な周波数測定が、種々異なる動作周波数に近接させることによって可能になる点である。これにより、フライ油の特徴付けの精度がより向上する。
ここでは、前記フライ油センサの種々異なる動作周波数に対応付けられた複数の特性曲線が、利用のために前記固定型評価ユニット内に記憶されていてもよい。それにより、前記固定型フライ油センサの出力信号の周波数に依存した評価が実施可能となる。
本発明の一実施態様によれば、前記固定型フライ油センサにより、前記フライ油の誘電率に依存した物理量が測定可能である。この場合有利には、誘電率の実数部、及び/又は、虚数部、及び/又は、絶対値が、設定された周波数のもとで、容量的に若しくはその他の手法で測定される。それにより、使用されたフライ油の使用度が簡単な方法で求められるようになる。
例えば、ここでは、前記固定型フライ油センサが、静電容量式の測定センサとして構成されていてもよい。
また、基準値を、必要に応じて受信できるようにするために、前記フライヤーは、データインターフェースを介してデータ接続路を形成するための接続形成手段を有していてもよい。
冒頭に述べたようなタイプの携帯型フライ油計測器における課題を解決するために、本発明によれば、携帯型フライ油センサの測定信号から評価量として形成された基準値を送信するための送信データインターフェースを備えた送信ユニットが設けられる。ここでの利点は、フライヤーと当該フライヤーの固定型フライ油センサの正常な機能を監視することのできる独立した測定を前記携帯型フライ油計測器が提供することにある。
本発明の有利な実施態様によれば、前記携帯型フライ油センサにより、前記フライ油の誘電率に依存した物理量が測定可能であり、とりわけ前記携帯型フライ油センサは、静電容量式のセンサとして構成される。ここでの利点は、前記携帯型フライ油センサによって、フライヤーの正常な機能を監視するための基準値として利用可能な、使用されたフライ油の使用度に関する情報が簡単に得られることにある。
本発明の別の実施態様によれば、前記携帯型フライ油センサは、棒状の接続要素を介して前記携帯型評価ユニットに固定される。ここでの利点は、携帯型評価ユニットにダメージを与えることなしに、携帯型フライ油センサを高温のフライ油に容易に浸漬させることができる点にある。
フライヤーにおける監視をトリガ可能にするために、前記携帯型フライ油計測器は、前記送信データインターフェースを介してデータ接続路の接続を形成するための接続形成手段を備えている。
本発明の一実施形態によれば、前記携帯型フライ油センサ及び/又は前記携帯型評価ユニットは、前記携帯型フライ油センサの種々異なる動作周波数のもとで動作するように構成されている。この場合の利点は、周波数依存性の誘電率のマルチ周波数測定が種々異なる動作周波数の起動によって実施可能な点にある。これにより、フライ油の特性評価の精度が向上する。
ここではさらに、前記携帯型フライ油センサの種々異なる動作周波数に対応付けられた複数の特性曲線が、利用のために前記携帯型評価ユニット内に記憶されていてもよい。それにより、携帯型フライ油センサの出力信号の周波数依存性の評価が実施可能となる。有利には、起動可能な動作周波数は、固定型フライ油計測器の起動可能な動作周波数に調整される。このケースでのデータ接続は、周波数に依存する基準値を伝送するように構成されてもよい。
さらに、前記した課題を解決するために、本発明によるフライヤーセットは、本発明による上記のフライヤーと、本発明による上記の携帯型フライ油計測器とを備え、前記フライヤーの前記受信データインターフェースが、基準値を伝送するのに前記携帯型フライ油計測器の前記送信データインターフェースに適するように構成されていることを特徴としている。
ここでの利点は、フライヤーセットが、監視のために相互に比較可能でかつ比較される、フライ油の使用度を決定するための相互に独立した2つの手段を有することである。
本発明の一実施形態によれば、前記フライヤー内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線は、オフセットシフティングによって、前記携帯型フライ油計測器内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線に移行可能である。ここでの利点は、フライヤー内の少なくとも1つの特性曲線が、オフセットシフティングによって、特に簡単に実施可能な点にある。
本発明のさらに別の実施形態によれば、前記固定型フライ油センサと前記携帯型フライ油センサは、同じ物理的測定原理に従って動作する。例えば、前記固定型フライ油センサと前記携帯型フライ油センサは、同じ物理量若しくは相互に比較可能な物理量を測定できるように構成されている。ここでの利点は、固定型フライ油センサの正常な機能が、携帯型フライ油センサとの測定値の比較によって監視可能な点である。
さらに本発明によれば、上記の課題を達成するために、冒頭に述べたような形式の方法において、携帯型フライ油計測器の携帯型フライ油センサを、フライ油内に浸漬し、前記携帯型フライ油センサの測定信号を、前記フライ油の特徴付けのための評価量に対する基準値に変換し、前記基準値を、少なくとも1つのデータインターフェースを介して、前記フライヤーの前記固定型評価ユニットに伝送し、前記基準値を、前記固定型評価ユニット内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線の値と比較し、前記値と前記基準値との差異を自動的に求めるようにした。
本発明の一実施形態では、前記固定型評価ユニット内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線の値は、前記固定型フライ油センサの測定信号から導出される。ここでの利点は、携帯型フライ油センサを用いて得られた基準値を、固定型フライ油センサの現下の測定信号に対する瞬時値と比較することによって、稼働中のフライヤーの正常な機能を監視できるようになった点にある。
有利には、前記携帯型フライ油センサと固定型フライ油センサは、当該の監視プロセス中に同じフライ油を測定する。この場合に特に有利には、各測定過程が同時に実施される。
また有利には、前記差異が許容誤差値よりも大きくなった場合に、示唆信号が生成されるようにしてもよい。この場合の利点は、固定型フライ油センサの異常な機能が識別可能となり、さらにそれが表示若しくは送出可能になる点である。
本発明の別の実施形態によれば、前記固定型評価ユニット内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線は、変調されており、該変調は、変調された少なくとも1つの特性曲線を用いて前記固定型フライ油センサの測定信号から導出若しくは形成された評価量の値と前記基準値との差異が、所定の閾値よりも小さくなるまで継続される。有利にはこの変調は自動的に実施される。ここでの利点は、フライヤーの所定の機能を監視若しくは復元するために、固定型フライ油センサと固定型評価ユニットの調整が簡単にかつ自動化されて実施可能になる点である。
有利には、前記閾値は許容誤差値よりも小さい。この閾値は、ゼロであってもよい。そのため、少なくとも1つの特性曲線の変調は、基準値が、変調された少なくとも1つの特性曲線に対する導出値と等しくなるまで行われる。
また有利には、前記固定型評価ユニット内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線は、オフセットシフティングによって変調される。ここでの利点は、オフセットシフティングに対して1つのパラメータを変調するだけでよい、非常に簡単な変調形式が実現可能になる点にある。
特に有利には、本発明による方法において、本発明によるフライヤー及び/又は本発明による携帯型フライ油計測器が使用される。本発明によるフライヤーと、本発明による携帯型フライ油計測器の両方が用いられる場合には、本発明による方法のもとで本発明によるフライヤーセットを用いることがさらに有利となる。
以下では本発明を、実施例に基づいて詳細に説明するが、これは本願発明がこれらの実施例に限定されることを意味するものではない。さらなる実施形態は、特許請求の範囲相互間の個々の特徴及び/又は複数の特徴の組み合わせ、及び/又は、実施例の個々の特徴若しくは複数の特徴との組合せから生じ得る。
本発明による方法を説明するための本発明によるフライヤーセットの概略図
実施例
その全体が符号1で示されるフライヤーセットは、食材を揚げるためのフライヤー2を備えている。
このフライヤー2は、揚げ調理のためのフライ油4が充たされる油槽3を有している。
食材は、油槽3内のフライ油4への浸漬によって揚げ調理される。その際、前記フライ油4は、図には示されていない公知の加熱装置よって事前に加熱されている。
前記フライ油4の監視のために、固定型フライ油センサ5が設けられており、この固定型フライ油センサ5は、電気的な特性として前記フライ油4の誘電率を測定することが可能である。この場合、前記固定型フライ油センサ5は、前記誘電率の実部若しくは虚部若しくは絶対値または当該実部と虚部の任意の組み合わせを測定し得る。前記フライ油4は、所定の使用期間を過ぎた後では、その電気的特性に変化が生じることがわかっており、この変化は測定可能である。そのため、フライ油4の交換が必要か否かを、前記固定型フライ油センサ5を用いて検出することが可能である。
このために、前記固定型フライ油センサ5は、固定型評価ユニット6に接続され、当該評価ユニット6によって、前記固定型フライ油センサ5の測定信号が検出されて評価される。
この評価のために、前記固定型評価ユニット6内には、少なくとも1つの特性曲線が記憶されており、この特性曲線を用いて、固定型フライ油センサ5の測定信号が、フライ油4を特徴付けるための評価量に変換可能となる。その際前記固定型評価ユニット6内では、前記測定信号から、評価量に対する値が導出若しくは形成される。当該実施例では、これは、フライ油4中の極性化合物の割合を示すデータである。このような電気的極性化合物量は、フライ油4の使用期間の増加に伴って上昇することが知られている。そのため、この種の極性化合物(TPM)量が所定の割合(%)を超えると、それまでのフライ油4を新しいフライ油に交換することが必要になってくる。
固定型フライ油センサ5の測定信号により、フライ油を特徴付けるための目下の評価量が取り込まれる基準点が特性曲線中で定められる。
固定型評価ユニット6は、固定型フライ油計測器7の一部として構成されている。固定型フライ油計測器7は、油槽3に固定されるか又はそれに接続されている。
フライヤー2の固定型フライ油計測器7内ではさらに、受信ユニット17が受信データインターフェース8と共に構成されている。この受信データインターフェース8により、基準値がデータ接続路9を介して受信可能になる。この基準値は、固定型評価ユニット6の測定モード中に受信される。
既に上述したように、前記固定型フライ油計測器7は、前記油槽3に固定的に若しくは解離可能に接続されている。
固定型フライ油センサ5は、フライ油4用油槽3の収容チャンバー10内に次のように配置されている。すなわち、図1にも示されているように、油槽3の通常充填状態のもとで、当該固定型フライ油センサ5が、フライ油4中に浸漬されるように配置されている。その際前記固定型フライ油センサ5は、油槽3内で解離可能に若しくは固定的に固定されている。例えば固定型フライ油センサ5は、ヒーターのリード導体に配置されていてもよい。
受信データインターフェース8は、有線及び/又は無線のデータ伝送のために構成されていてもよい。図1のケースでは、Bluetoothや他のプロトコルを用いた無線データ伝送が、データ接続路9を介して実施されている。
固定型評価ユニット6内では、さらに比較ユニット11が構成されている。この比較ユニット11によって、受信された基準値が、事前に若しくは時間的に並行して前記固定型フライ油センサ5の測定信号から形成されるフライ油4を特徴付ける評価量の値と比較されるか比較可能である。
固定型評価ユニット6は、固定型フライ油計測器7の正常な動作中は、受信した基準値が、形成された値と一致すべきであることを前提として構成されている。しかしながら固定型フライ油センサ5の機能は、時間の経過の中で、変換により形成された値が、例えば汚れや傷、経年劣化等に基づいて、基準値からはずれるような変化が生じ得る。
これらの値相互の差異が、所定の許容誤差値よりも大きくなると、このことは、固定型フライ油計測器7と、特に関連する固定型フライ油センサ5の機能異常を意味する。
このことは、比較ユニット11内で生成される示唆信号によって、指示及び/又は出力及び/又は記録され得る。
図1による実施例では、前述した特性曲線が変調可能に記録されており、それによって、形成された若しくは算出された値と、基準値との差異が過度に大きくなったときの特性曲線の変更が可能若しくは実施され得る。
このことのために固定型評価ユニット6は、記録された特性曲線の変調手段12を有している。このことは、例えば、特性曲線を表しているパラメータの変更若しくは適応化によって達成されてもよいし、例えばテーブル状に格納された特性曲線値のオフセットシフティングによって達成されてもよい。
格納ないし記憶されている特性曲線の変調手段12を用いて変調された特性曲線は、次のように変更される。すなわち、基準点における変調された特性曲線の特性曲線値が、受信された基準値と等しくなるように変更される。
前記基準点は、固定型フライ油センサ5の現下の測定信号によって定められているので、特性曲線の各点は、基準点として利用でき、固定型フライ油センサ5の測定信号はこの点を際立たせる際の基準点として定められる。
固定型フライ油センサ5は、それ自体公知の方式の容量性測定センサとして構成されており、フライ油4の誘電率に依存した物理量、例えば当該誘電率の1つの成分を測定可能であり、故に測定している。
固定型フライ油計測器7は、さらにデータ接続路9の接続形成手段13を含んでいる。
前記接続形成手段13により、例えば、基準値の生成若しくは伝送が、手動でトリガ可能である。それらはその後、既に前述したように、受信データインターフェース8によって受信可能である。
この基準値は、全体が符号14で示されている携帯型フライ油計測器14を用いて生成可能である。
このために前記携帯型フライ油計測器14は、フライ油4で充たされた固定型フライヤー2の油槽3内に配置されている携帯型フライ油センサ15を有している。
この携帯型フライ油センサ15には、携帯型フライ油計測器14の評価ユニット16が接続されている。この評価ユニットにより、携帯型フライ油センサ15の測定信号が読み出される。
この測定信号は、フライ油4の特徴付けのための評価量に変換される。その際には、携帯型評価ユニット16内に記憶されている特性曲線が評価される。
前記携帯型フライ油センサ15も、それ自体公知の手法で容量性測定センサとして構成されており、このセンサを用いることによってフライ油4の電気的な特性が測定可能である。
前記固定型フライ油センサ5と前記携帯型フライ油センサ15は、同じ物理的測定原理に従って動作しており、それ故に、同じ物理量若しくは少なくとも相互に比較可能な物理量を測定するように構成されている。
前記携帯型フライ油計測器14は、送信ユニット18を有しており、この送信ユニットは、送信データインターフェース19を含んでいる。
この送信データインターフェース19は、前記固定型フライ油計測器7の受信ユニット17の受信データインターフェース8に対して、両インターフェースがデータ接続路9を定めて提供するように適合化されている。
前記受信ユニット17における接続形成手段13の操作後か若しくは送信ユニット18における接続形成手段20の操作後に、データ接続路9が形成され、前記送信ユニット18が、送信データインターフェース19と受信データインターフェース8とを介して前記受信ユニット17に、携帯型フライ油センサ15の測定信号に対して形成された評価量の値を基準値として送信する。
このようにして、前記固定型フライ油計測器7の比較ユニット11内で、携帯型フライ油センサ15を用いた測定と、固定型フライ油センサ5を用いた測定が比較可能となり、その際データ接続路9を介して伝送された基準値が、前記評価ユニット6内で目下形成されたフライ油4を特徴付ける評価量の値が比較される。
これらの値の相互間のずれは、一方では、固定型フライ油計測器7の様々な機能性を示し、他方では、携帯型フライ油計測器14の様々な機能性を示す。
これらの異なる機能性は、固定型フライ油計測器7の正常な機能が期間の経過の中で損なわれたことに対する示唆として解釈可能である。これは、既に前述した示唆信号によって表示若しくは送出され得る。前記評価ユニット6内に記憶されている特性曲線の追従制御によって、固定型フライ油計測器7の機能が、携帯型フライ油計測器14の機能に対して調整可能である。
前記特性曲線の変更は、当該実施例では、オフセットシフティングによって、前記固定型フライ油センサ5の測定信号に対して算出された評価量の値が、伝送された基準値から所定の閾値分だけ(これは値0であってもよい)ずれるまで行われる。
ここではさらに、前記携帯型フライ油計測器14が、棒状の接続要素21を有していることを述べておく。この棒状の接続要素21は、前記携帯型フライ油センサ15を、前記携帯型評価ユニット16に固定するのに用いられる。このようにして前記携帯型フライ油センサ15は、前記評価ユニット16の電子部品にダメージを与えることなく高温のフライ油4に浸漬可能である。
固定型フライ油計測器7は、ディスプレイ22を有しており、このディスプレイ22を用いることによって、前記固定型フライ油センサ5の測定信号から、記憶されている特性曲線を用いて形成された値、及び/又は、事前に説明した示唆信号が表示可能となる。
携帯型フライ油計測器14もディスプレイ23を有しており、このディスプレイ23を用いることによって、前記携帯型フライ油センサ15の測定信号から、携帯型フライ油計測器14内に記憶されている特性曲線を用いて算出された値を表示可能であり、それが表示される。それにより、前記携帯型フライ油計測器14も、公知の方式で自動化されたフライ油計測器として利用可能である。携帯型フライ油計測器14における送信ユニット18の付加的な新規な構成と使用とによって、当該携帯型フライ油計測器14の機能範囲が、フライヤー2の正常な機能の監視にまで拡張可能になる。
さらに付加的に、前記固定型フライ油センサ5と前記固定型評価ユニット6は、当該固定型フライ油センサ5の様々な動作周波数のもとで動作するように構成することも可能である。それにより、周波数に依存する誘電率のマルチ周波数測定が実施可能となる。例えば、それぞれ評価量の1つの値が求められるように異なる前記フライ油センサ5の動作周波数も導入可能になる。
この目的のために、前記固定型フライ油センサ5のそのつど異なる動作周波数に対応する複数の特性曲線が利用のために前記固定型評価ユニット6に記憶されている。これにより、目下の動作周波数毎にそれぞれ特性曲線が自動的に選択されて評価されるようになる。
類似の形式で、携帯型フライ油センサ15と携帯型評価ユニット16も、マルチ周波数測定を実施するように構成されている。このことは、携帯型フライ油計測器7からのそれぞれ対応する周波数に関連した基準値に対する固定型フライ油計測器7における特性曲線の周波数に依存した調整を可能にする。
フライ油油槽3内のフライ油4内に浸漬される固定型フライ油センサ5を備えたフライヤー2の場合、以下のことが提案される。すなわち、前記固定型フライ油センサ5の監視のために、受信データインターフェース8を備えた受信ユニット17を構成し、携帯型フライ油センサ15が油槽3内のフライ油4に測定のために浸漬されている携帯型フライ油計測器14を用いて事前に得られた基準値が前記受信データインターフェースを介して伝送可能となるようにし、前記フライヤー2の固定型評価ユニット6内に記憶されている特性曲線が次のように適合化される、すなわち、前記固定型評価ユニット6が、フライ油4を特徴付ける評価量に対し、前記携帯型フライ油計測器14からの基準値と一致するような値を算出するように適合化されることが提案される(図1参照)。

Claims (27)

  1. フライ油(4)を収容するように配置された油槽(3)と、
    前記油槽(3)内に収容された前記フライ油(4)の電気的特性を測定するように構成された固定型フライ油センサ(5)と、
    前記固定型フライ油センサ(5)に接続された固定型評価ユニット(6)と
    を備え、
    前記固定型評価ユニット(6)により、前記固定型フライ油センサ(5)の測定信号が、前記固定型評価ユニット(6)内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線を用いて、前記フライ油(4)を特徴付けるための評価量に自動的に変換可能である、フライヤー(2)であって、
    前記少なくとも1つの特性曲線にて少なくとも1つの基準点が確定されているか又は確定可能であり、
    前記基準点に対する基準値の受信のための受信データインターフェース(8)を備えた受信ユニット(17)が設けられており、
    前記受信データインターフェース(8)は、ワイヤレスデータ伝送のために構成されており、
    前記固定型評価ユニット(6)は、前記記憶されている少なくとも1つの特性曲線を変調するための変調手段(12)を有しており、該変調手段(12)を用いて、前記少なくとも1つの特性曲線は、変調された少なくとも1つの特性曲線の基準点における特性曲線値が基準値に等しくなるように変調可能である、
    ことを特徴とする、フライヤー(2)。
  2. 前記固定型フライ油センサ(5)は、前記フライ油(4)用の前記油槽(3)の収容チャンバー(10)内に配置されている、
    請求項1記載のフライヤー(2)。
  3. 前記固定型フライ油センサ(5)は、前記油槽(3)内に固定されている、
    請求項1または2記載のフライヤー(2)。
  4. 前記基準値は、前記固定型評価ユニット(6)の測定モード中に受信可能である、
    請求項1から3いずれか1項記載のフライヤー(2)。
  5. 前記少なくとも1つの特性曲線の各動作点は、前記基準点として利用可能又は確定可能である、
    請求項1から4いずれか1項記載のフライヤー(2)。
  6. 前記基準点は、前記固定型フライ油センサ(5)の現在の測定信号によって確定されている、
    請求項1から5いずれか1項記載のフライヤー(2)
  7. 比較ユニット(11)が設けられており、該比較ユニット(11)は、前記基準値が、前記記憶されている少なくとも1つの特性曲線の前記基準点における値から、及び/又は、前記固定型フライ油センサ(5)の測定信号から形成された評価量の値から、少なくとも1つの許容誤差値分だけずれている場合に、示唆信号を生成するように構成されている、
    請求項1から6いずれか1項記載のフライヤー(2)。
  8. 前記少なくとも1つの特性曲線は、変調可能なように記憶されている、
    請求項1から7いずれか1項記載のフライヤー(2)。
  9. 前記固定型フライ油センサ(5)及び/又は前記固定型評価ユニット(6)は、前記固定型フライ油センサ(5)の種々異なる動作周波数のもとで動作するように構成されており、及び/又は、前記固定型フライ油センサ(5)の種々異なる動作周波数に対応付けられた複数の特性曲線が、利用のために前記固定型評価ユニット(6)内に記憶されている、
    請求項1から8いずれか1項記載のフライヤー(2)。
  10. 前記固定型フライ油センサ(5)により、前記フライ油(4)の誘電率に依存した物理量が測定可能である、
    請求項1から9いずれか1項記載のフライヤー(2)。
  11. 前記固定型フライ油センサ(5)は、静電容量式の測定センサとして構成されている、
    請求項1から10いずれか1項記載のフライヤー(2)。
  12. 前記フライヤー(2)は、前記受信データインターフェース(8)を介してデータ接続路(9)を形成するための接続形成手段(13)を有している、
    請求項1から11いずれか1項記載のフライヤー(2)。
  13. フライ油(4)で充たされた油槽(3)内に浸漬できるように構成された携帯型フライ油センサ(15)と、
    前記携帯型フライ油センサ(15)に接続された携帯型評価ユニット(16)と
    を備え、
    前記携帯型評価ユニット(16)により、前記携帯型フライ油センサ(15)の測定信号が、前記携帯型評価ユニット(16)内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線を用いて、前記フライ油(4)を特徴付けるための評価量に自動的に変換可能である、携帯型フライ油計測器(14)において、
    前記携帯型フライ油センサ(15)の測定信号から評価量として形成された基準値を送信するための送信データインターフェース(19)を備えた送信ユニット(18)が設けられ
    請求項1から12いずれか1項記載のフライヤー(2)の前記受信データインターフェース(8)が、基準値を伝送するのに前記携帯型フライ油計測器(14)の前記送信データインターフェース(19)に適するように構成されている、
    携帯型フライ油計測器(14)。
  14. 前記携帯型フライ油センサ(15)により、前記フライ油(4)の誘電率に依存した物理量が測定可能であり、とりわけ前記携帯型フライ油センサ(15)は、静電容量式のセンサとして構成されている、
    請求項13項記載の携帯型フライ油計測器(14)。
  15. 前記携帯型フライ油センサ(15)は、棒状の接続要素(21)を介して前記携帯型評価ユニット(16)に固定されている、
    請求項13又は14記載の携帯型フライ油計測器(14)。
  16. 前記携帯型フライ油計測器(14)は、前記送信データインターフェース(19)を介してデータ接続路(9)の接続を形成するための接続形成手段(20)を備えている、
    請求項13から15いずれか1項記載の携帯型フライ油計測器(14)。
  17. 前記携帯型フライ油センサ(15)及び/又は前記携帯型評価ユニット(16)は、前記携帯型フライ油センサ(15)の種々異なる動作周波数のもとで動作するように構成されており、及び/又は、前記携帯型フライ油センサ(15)の種々異なる動作周波数に対応付けられた複数の特性曲線が、利用のために前記携帯型評価ユニット(16)内に記憶されている、
    請求項13から16いずれか1項記載の携帯型フライ油計測器(14)。
  18. 請求項1から12いずれか1項記載のフライヤー(2)と、
    請求項13から17いずれか1項記載の携帯型フライ油計測器(14)と
    を備えたフライヤーセット(1)。
  19. 前記フライヤー(2)内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線は、オフセットシフティングによって、前記携帯型フライ油計測器(14)内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線に移行可能である、
    請求項18記載のフライヤーセット(1)。
  20. 前記固定型フライ油センサ(5)と前記携帯型フライ油センサ(15)は、同じ物理的測定原理に従って動作し、及び/又は、同じ物理量若しくは相互に比較可能な物理量を測定できるように構成されている、
    請求項18又は19記載のフライヤーセット(1)。
  21. フライヤー(2)の監視のための方法であって、
    前記フライヤー(2)は、固定型フライ油センサ(5)を備え、
    前記固定型フライ油センサ(5)は、前記フライヤー(2)の油槽(3)内に収容されたフライ油(4)の電気的特性を測定するように配置され、さらに、
    前記固定型フライ油センサ(5)に接続された固定型評価ユニット(6)内で、前記固定型フライ油センサ(5)の測定信号が、前記固定型評価ユニット(6)内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線を用いて前記フライ油(4)の特徴付けのための評価量に自動的に変換可能である、方法において、
    前記固定型フライ油センサ(5)に依存しない、携帯型フライ油計測器(14)の携帯型フライ油センサ(15)を、フライ油(4)内に浸漬し、
    前記携帯型フライ油センサ(15)の測定信号を、前記フライ油(4)の特徴付けのための評価量に対する基準値に変換し、
    前記基準値を、少なくとも1つのデータインターフェース(8,19)を介して、前記フライヤー(2)の前記固定型評価ユニット(6)に伝送し、
    前記基準値を、前記固定型評価ユニット(6)内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線の値と比較し、
    前記比較した値と前記基準値との差異を自動的に求めるようにしたことを特徴とする方法。
  22. 前記固定型評価ユニット(6)内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線の値は、前記固定型フライ油センサ(5)の測定信号から導出されている、
    請求項21記載の方法。
  23. 前記差異が、許容誤差値よりも大きい場合に、示唆信号が生成される、
    請求項21又は22記載の方法。
  24. 前記固定型評価ユニット(6)内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線は、有利には、自動的に変調されており、該変調は、変調された少なくとも1つの特性曲線を用いて前記固定型フライ油センサ(5)の測定信号から導出された評価量の値と前記基準値との差異が、所定の閾値よりも小さくなるまで継続される、
    請求項21から23いずれか1項記載の方法。
  25. 前記閾値は、許容誤差値よりも小さい値である、
    請求項24記載の方法。
  26. 前記固定型評価ユニット内に記憶されている少なくとも1つの特性曲線は、オフセットシフティングによって変調される、
    請求項21から25いずれか1項記載の方法。
  27. 請求項1から12いずれか1項記載のフライヤー(2)、及び/又は、請求項13から17いずれか1項記載の携帯型フライ油計測器(14)、及び/又は、請求項18から20いずれか1項記載のフライヤーセット(1)を使用することを特徴とする、
    請求項21から26いずれか1項記載の方法。
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