JP5968405B2 - 分級機能付き粉砕装置 - Google Patents

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本発明は、粉砕が充分でない被処理物を分級部から内部ケーシングを通じて粉砕部へ還流する、分級機能付き粉砕装置に関する。
従来から、樹脂や鉱物、食品原料を粉砕する、様々な粉砕装置が使用されている。この種の粉砕装置では、粉砕後の粒度を細かくするために分級機能を備えたものがある。例えば、特許文献1には、粉砕テーブルで被処理物を粉砕した後に気流で上部へ巻き上げ、上部の分級部で分級し、回収する粉砕装置が記載されている。この粉砕装置では、所定粒度に達せず、分級部で回収されなかった被処理物は、再度粉砕テーブル上に落下して再粉砕される。
そして、ゴムやプラスチック等の熱軟化の著しい被処理物の場合、常温のままでは粉砕が困難なため、凍結してから粉砕装置へ供給する、凍結粉砕方法が採用されている(例えば、特許文献2参照)。この生薬を凍結して粉砕する方法では、生薬の供給管の複数箇所から液体窒素を供給し、生薬を凍結しながら粉砕装置に投入して粉砕することが記載されている。
特開2010−137140号公報 特開2004−130308号公報
ここで、この特許文献1のような分級部を有する粉砕装置に対し、特許文献2のように被処理物を冷却しながら粉砕部へ供給する方式を採用することも考えられる。
しかし、この方式では、分級部を通過せずに粉砕部に舞い戻った被処理物は粉砕後に液体窒素と接する機会がないので、再粉砕時まで、充分な冷却が維持されず、充分に粉砕が行われないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、投入した被処理物及び分級部を通過しなかった粗粉砕された被処理物の両方を充分に低温にして粉砕することができるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、分級部から舞い戻った被処理物を貯留手段において一度貯留させるようにした。
具体的には、第1の発明では、分級機能付き粉砕装置は、
外部ケーシングと、
上記外部ケーシング内の仕切られた空間を形成する内部ケーシングと、
上記内部ケーシングに被処理物及び冷却液体を投入する投入口と、
上記内部ケーシングの下方に設けられて被処理物を粉砕する粉砕部を備えた粉砕室と、
上記粉砕室に備えられた気流導入口と、
上記内部ケーシングと上記外部ケーシングとの間に形成され、上記粉砕室で粉砕されて吹き上げられた被処理物を通過させる吹上げ通路と、
上記内部ケーシングの上部に設けられ、上記吹上げ通路から気流搬送された被処理物を分級する分級部とを備え、
粉砕が充分でない上記被処理物を上記分級部から上記内部ケーシングを通じて上記粉砕部へ還流するように構成されている。
そして、上記内部ケーシングにおける上記被処理物及び上記冷却液体の投入口と上記粉砕部との間に、粉砕が充分でない上記被処理物を貯留する貯留手段が設けられている。
上記の構成によると、分級部から落下してきた粉砕が充分でない被処理物と投入口から投入された冷却液体とを貯留手段に一旦貯留することにより、被処理物が確実に冷却される。このため、分級部から舞い戻ってきた冷却が不充分な被処理物も、再び冷却されて粉砕部で確実に粉砕される。そのことで冷却が不充分な被処理物が蓄積されにくくなり、連続運転が可能となる。
第2の発明では、第1の発明において、
上記貯留手段は、上記内部ケーシングの底部付近に配置された、反転自在の容器である構成とする。
上記の構成によると、被処理物及び冷却液体は、貯留手段である反転自在の容器内に一旦貯留されて確実に冷却される。また、容器自体を反転させることにより、容器内で確実に冷却された被処理物が粉砕部へ投入されるので、未処理の被処理物が確実に軽減される。
第3の発明では、第2の発明において、
上記容器はタイマー制御されており、所定時間経過する毎に反転を繰り返すように構成されている。
上記の構成によると、反転自在の容器が自動で反転を繰り返すので、作業員が監視しなくても、容器上で被処理物が確実に冷却された後、粉砕室に投入される。このため、被処理物が効率よく粉砕及び搬送される。
第4の発明では、第2又は第3の発明において、
上記外部ケーシング及び上記内部ケーシングは一体に構成され、該外部ケーシングに結合フランジが形成されており、
上記結合フランジに結合される中継フランジを有すると共に、上記貯留手段を内蔵し、上記内部ケーシング及び上記外部ケーシングの一部を構成する中継部を有するユニット構成された着脱可能な貯留ユニットを有する構成とする。
上記の構成によると、貯留手段の組付けが極めて容易になると共に、既存の粉砕装置にも貯留手段を容易に取り付け可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、内部ケーシングにおける被処理物及び冷却液体の投入口と粉砕部との間に、粉砕が充分でない被処理物を貯留する貯留手段を設けたことにより、熱軟化の著しい被処理物であっても、確実に冷却して粉砕することができる。
粉砕装置の貯留トレイ及びその周辺を示す拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る粉砕装置を含む粉砕システムの概略を示す図である。 粉砕装置の上側を示す断面図である。 粉砕装置の下側を示す断面図である。 図1をV方向から見た矢視図である。 (a)が図1のVI部拡大断面図であり、(b)が図6(a)のVIb−VIb線拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
−粉砕システムの構成−
図2は本発明の実施形態の粉砕装置1を含む粉砕システム10の概要を示し、この粉砕システム10は、粉砕装置1に原料を供給する供給機2を備えている。供給機2から供給される被処理物としての原料は、供給用ロータリバルブ3を介し、適量に調整された冷却液体としての液体窒素と共に、粉砕装置1の投入口11aに供給されるように構成されている。一方、粉砕装置1で粉砕された被処理物は、排気ファン6による気流と共にバグフィルタ4に搬送される。バグフィルタ4内で気流と粉砕製品が分離され、バグフィルタ用ロータリバルブ5を運転して取り出すことができるようになっている。バグフィルタ4の下流側には、排気ファン6が接続され、粉砕システム10内の空気が大気中に排出されるように構成されている。粉砕装置1の下側には、駆動部7が設けられている。
図2〜図4に示すように、粉砕装置1は、円筒状の外部ケーシング1aを有し、その内部に、それよりも小径の円筒状の内部ケーシング1bが同軸上に固定されている。内部ケーシング1bの下方に粉砕室11が、同じく同軸に結合されている。例えば粉砕室11の接線方向に、気流導入口11bが中心軸に対称に2箇所形成されている。また、気流導入口11bとロータ12との間には、中心に孔の空いた隔壁(図示せず)が形成されている。なお、気流導入口11bは1箇所でもよく、必ずしも接線方向に形成する必要もない。
粉砕室11の下部には、ロータ12が回転するようになっている。ロータ12は、粉砕室11の下方に設けた駆動部7で駆動されるようになっている。具体的には、粉砕用電動モータ(図2にのみ示す)の下端に設けた駆動側プーリ(図示せず)に掛けられたVベルト14に駆動された従動側プーリ15によって回転軸15aが回転され、この回転軸15aに回転一体に連結されたロータ12が回転されるように構成されている。そして、図4に示すように、粉砕室11の内周面には、円筒状の粉砕用ライナ17が固定されている。一方、ロータ12の外周には、先端が粉砕用ライナ17に近接するように、複数の粉砕刃(図示せず)が取り付けられている。
また、内部ケーシング1bの上部には、例えば、分級用電動モータ16aで駆動され、粉砕された被処理物を分級する分級部16が配置されている。
分級部16と粉砕室11の間において、内部ケーシング1bに連通するように、被処理物及び液体窒素を投入する投入口11aが設けられている。なお、冷却液体は、特に液体窒素に限定されない。投入口11aは、外部ケーシング1aに対して適度な投入角を有するように挿入された円筒体の内部に形成され、外部ケーシング1aを通過して内部ケーシング1bと連通している。
一方、分級部16の下面からは被処理物を排出する排出管11cが、内部ケーシング1bを通過して外部ケーシング1aの外側まで延びている。
気流導入口11bからの気流は、粉砕室11の底面と隔壁との間を通って回転軸15aに向かい、隔壁中央の孔を通過した後、ロータ12の円盤12aと隔壁との間を通って粉砕室11へ向かい、被処理物を舞い上げながら外部ケーシング1aとその内部を区切る内部ケーシング1bとの間に形成した吹上げ通路1cを通って上方の分級部16へ気流搬送され、所定の粒度の被処理物が排出管11cを通って装置外へ排出されるようになっている。一方、所定の粒度に達していないものは、内部ケーシング1bへと落下し、粉砕室11で再粉砕されるようになっている。
そして、本発明の特徴として、図1、図5及び図6に示すように、被処理物及び液体窒素の投入口11aとロータ12との間の内部ケーシング1bの下側には、貯留機構20が設けられている。貯留機構20は、貯留手段としての貯留トレイ21を有し、この貯留トレイ21は、例えば平面視円形の皿形状を有し、その底面が外部ケーシング1aを水平に貫通する回転軸22に挟持部23によって回転一体に取り付けられている。挟持部23は、ボルト24によって回転軸22に固定されている。回転軸22の一端は、例えばトレイ用電動モータ25の出力軸25aに回転一体に連結されている。トレイ用電動モータ25は、例えば、取付ブラケット26によって外部ケーシング1aに取り付けられている。回転軸22は、外部ケーシング1aに設けた支持部27で回転自在に支持されている。トレイ用電動モータ25は、タイマー制御されており、所定時間経過する毎に反転を繰り返すように構成されている。貯留トレイ21の形状は、平面視で円形に限定されず、楕円形、多角形等でもよい。
外部ケーシング1a及び内部ケーシング1bは、外部ケーシング1a内周面の図示しない複数の棒状部材により一体化されている。そして、外部ケーシング1aには、複数の結合フランジ1dが設けられている。本実施形態では、貯留機構20が設けられた部分の中継外側ケーシング28が外部ケーシング1aの一部を構成し、その上下端部に中継フランジ30を有している。この中継フランジ30が上下の結合フランジ1dと結合可能となっている。中継外側ケーシング28の内部の中継内側ケーシング29は、内部ケーシング1bと連続するように配置されている。例えば、中継内側ケーシング29の上端に下端開口が円形の中継漏斗31が設けられ、被処理物及び液体窒素が貯留トレイ21上に落下するように構成されている。中継外側ケーシング28、中継内側ケーシング29及び中継フランジ30が中継部を構成している。これらの中継外側ケーシング28、中継内側ケーシング29、中継漏斗31、貯留機構20は、ユニット構成された貯留ユニット32を構成している。ユニット構成可能であるので、組付けが容易であると共に、従来機の結合フランジ1d間に追加で取付可能に構成することもできる。
−粉砕システムの作動−
このように構成した粉砕システム10では、図3に示すように、供給機2に投入された被処理物は、液体窒素と共に、供給機2より粉砕室11上部の投入口11aへ投入される。この投入工程において、被処理物は、液体窒素によって大部分が所定温度まで冷却される。
そして、投入された被処理物と液体窒素は、内部ケーシング1b底部に取り付けられた中継漏斗31に沿って降下し、貯留トレイ21の上に一旦貯留される。このため、被処理物は、確実に液体窒素によって冷却される。
貯留トレイ21はタイマー制御で反転する。具体的には、運転開始時は貯留トレイ21が上を向いた貯留状態で、被処理物と液体窒素を貯留し、所定時間経過すると反転して、所定温度まで冷却された被処理物と、液体窒素は粉砕室11へ落下する。貯留状態の時間は、被処理物と液体窒素の供給量と貯留トレイ21に貯留できる液体窒素の量、必要な冷却時間等に応じて増減する。反転時間は、貯留した被処理物と液体窒素が落下する時間があればよく、短時間でよい。
ロータ12上に落下した被処理物は、遠心力で外周へ運ばれ、粉砕刃と粉砕用ライナ17との間で粉砕される。被処理物は、所定温度まで冷却されたことにより、粉砕刃によって確実に粉砕される。液体窒素は、被処理物を冷却しながら気化する。
粉砕された被処理物は、粉砕室11の底部から導入された気流によって舞い上げられ、内部ケーシング1bと外部ケーシング1aとの隙間の吹上げ通路1cを通って分級部16へと導入され、分級される。
分級部16では、所定粒度の被処理物は分級部16を通過し、内部ケーシング1bの排出管11cから排出される。所定粒度に到達しない、粗い被処理物は、分級部16を通過せず、内部ケーシング1b内を自重により落下して中継漏斗31に沿って降下して貯留トレイ21上に再び貯留される。そして、新たに投入された被処理物と共に液体窒素で確実に冷却される。
そして、貯留トレイ21がタイマー制御により自動で反転することにより、落下して再度粉砕される。このように、分級部16を通過せずに落下してきた被処理物も再び貯留トレイ21上で確実に液体窒素で冷却されるので、冷却が不充分で粉砕されない被処理物の量が確実に低減される。タイマー制御であれば、作業員による監視が不要となる上に、確実に貯留トレイを一定時間がたつと反転できる。
次いで、粉砕装置1で粉砕された被処理物は、排気ファン6による気流と共にバグフィルタ4に搬送される。バグフィルタ4内で気流と粉砕製品が分離され、バグフィルタ用ロータリバルブ5を運転して粉砕製品を取り出す。
したがって、本実施形態に係る粉砕装置1によると、熱軟化の著しい被処理物であっても、確実に冷却して粉砕することができる。また、冷却が不充分な被処理物が蓄積されにくくなるので、連続運転が可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、貯留手段として、反転自在の容器である、貯留トレイ21を電動機によってタイマー制御により、回動させるようにしたが、貯留トレイ21の制御方法等は特に限定されず、重さで自動的に反転する方式でもよい。つまり、いわゆる「ししおどし」のように所定の重量の被処理物及び冷却液体が貯留されると、自動で回動するようなものとしてもよい。その場合には、バネなどにより、回動後にトレイが元の位置に戻るようにしてもよい。また、トレイから溢れた被処理物を落下させるようにしてトレイに残った被処理物は、引き出して廃棄したり、再処理したりするようにしてもよいし、手動で適宜トレイを回動させて元の水平の位置に戻すようにしてもよい。
さらに、貯留トレイ21は、上記実施形態のような貯留トレイ21ではなく、内部ケーシング1bの底を塞ぐ開閉自在のダンパーでもよい。このダンパーを開閉すれば、被処理物と冷却液体の貯留と落下を制御することができる。ダンパーの開閉は、タイマー制御でもよいし、手動でもよい。
また、上記実施形態では、分級用電動モータ16aに駆動される分級部16を設け、分級用電動モータ16aの回転数によって分級する粒度を調整するようにしたが、動力を使わないで流入する風速を調整することにより、粒度を調整するサイクロン式分級部としてもよい。
また、粉砕の方式は、粉砕室11内にロータ12を有する方式(回転式)として、粉砕刃や粉砕用ライナ17の間で粉砕や破砕、磨砕される方式の他に、ロータ12を設けずに、旋回流に乗せて被処理物を回転させ、粉砕用ライナ17に衝突させる渦流式等も採用できる。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、ゴムやプラスチック等の熱軟化の著しい被処理物を処理可能な分級機能付き粉砕装置について有用である。
1 粉砕装置
1a 外部ケーシング
1b 内部ケーシング
1c 吹上げ通路
1d 結合フランジ
2 供給機
3 供給用ロータリバルブ
4 バグフィルタ
5 バグフィルタ用ロータリバルブ
6 排気ファン
7 駆動部
10 粉砕システム
11 粉砕室
11a 投入口
11b 気流導入口
11c 排出管
12 ロータ
12a 円盤
13 粉砕用電動モータ
14 Vベルト
15 従動側プーリ
15a 回転軸
16 分級部
16a 分級用電動モータ
17 粉砕用ライナ
20 貯留機構
21 貯留トレイ(貯留手段)
22 回転軸
23 挟持部
24 ボルト
25 トレイ用電動モータ
25a 出力軸
26 取付ブラケット
27 支持部
28 中継外側ケーシング(中継部)
29 中継内側ケーシング(中継部)
30 中継フランジ(中継部)
31 中継漏斗
32 貯留ユニット

Claims (4)

  1. 外部ケーシングと、
    上記外部ケーシング内の仕切られた空間を形成する内部ケーシングと、
    上記内部ケーシングに被処理物及び冷却液体を投入する投入口と、
    上記内部ケーシングの下方に設けられて被処理物を粉砕する粉砕部を備えた粉砕室と、
    上記粉砕室に備えられた気流導入口と、
    上記内部ケーシングと上記外部ケーシングとの間に形成され、上記粉砕室で粉砕されて吹き上げられた被処理物を通過させる吹上げ通路と、
    上記内部ケーシングの上部に設けられ、上記吹上げ通路から気流搬送された被処理物を分級する分級部とを備え、
    粉砕が充分でない上記被処理物を上記分級部から上記内部ケーシングを通じて上記粉砕部へ還流する分級機能付き粉砕装置であって、
    上記内部ケーシングにおける上記被処理物及び上記冷却液体の投入口と上記粉砕部との間に、粉砕が充分でない上記被処理物を貯留する貯留手段が設けられている
    ことを特徴とする分級機能付き粉砕装置。
  2. 請求項1に記載の分級機能付き粉砕装置において、
    上記貯留手段は、上記内部ケーシングの底部付近に配置された、反転自在の容器である
    ことを特徴とする分級機能付き粉砕装置。
  3. 請求項2に記載の分級機能付き粉砕装置において、
    上記容器はタイマー制御されており、所定時間経過する毎に反転を繰り返すように構成されている
    ことを特徴とする分級機能付き粉砕装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の分級機能付き粉砕装置において、
    上記外部ケーシング及び上記内部ケーシングは一体に構成され、該外部ケーシングに結合フランジが形成されており、
    上記結合フランジに結合される中継フランジを有すると共に、上記貯留手段を内蔵し、上記内部ケーシング及び上記外部ケーシングの一部を構成する中継部を有するユニット構成された着脱可能な貯留ユニットを有する
    ことを特徴とする分級機能付き粉砕装置。
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