JP5968253B2 - 計測システム、統合コントローラ、プログラム、及びセンサ機器制御方法 - Google Patents

計測システム、統合コントローラ、プログラム、及びセンサ機器制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5968253B2
JP5968253B2 JP2013043750A JP2013043750A JP5968253B2 JP 5968253 B2 JP5968253 B2 JP 5968253B2 JP 2013043750 A JP2013043750 A JP 2013043750A JP 2013043750 A JP2013043750 A JP 2013043750A JP 5968253 B2 JP5968253 B2 JP 5968253B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor device
sleep
time
sleep time
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013043750A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014173745A (ja
Inventor
遠藤 聡
聡 遠藤
吉秋 小泉
吉秋 小泉
利宏 妻鹿
利宏 妻鹿
一生 冨澤
一生 冨澤
上村 智之
智之 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2013043750A priority Critical patent/JP5968253B2/ja
Priority to PCT/JP2014/054142 priority patent/WO2014136585A1/ja
Publication of JP2014173745A publication Critical patent/JP2014173745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5968253B2 publication Critical patent/JP5968253B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • F24F11/32Responding to malfunctions or emergencies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/62Control or safety arrangements characterised by the type of control or by internal processing, e.g. using fuzzy logic, adaptive control or estimation of values
    • F24F11/63Electronic processing
    • F24F11/65Electronic processing for selecting an operating mode
    • F24F11/66Sleep mode
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2110/00Control inputs relating to air properties
    • F24F2110/10Temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2110/00Control inputs relating to air properties
    • F24F2110/20Humidity

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

本発明は、センサ機器により温度等の測定を行う計測システム、統合コントローラ、プログラム、及びセンサ機器制御方法に関する。
居室の温度や湿度等を計測し、その計測値に応じて居室の空気を適切に調和する、すなわち空調のための制御を行う空調システムが知られている。例えば、特許文献1に記載の空気調和機は、室内機とリモコンとを備え、リモコンがリモコンサーミスタによりその周辺の空気温度(リモコン温度)を検出する。このリモコンは、リモコン温度を室内機へ送信し、室内機は、受信したリモコン温度などに基づいて室内の空調を行う。
特許文献1に記載のリモコンは、それに内蔵される電池の消耗を抑えるために、検出したリモコン温度に応じて、そのリモコン温度を室内機へ送信する間隔を制御する。
特開2011−58721号公報
しかしながら、特許文献1に記載のリモコンでも、時間の経過とともに、リモコンの電池は消耗する。特許文献1に記載のリモコンのように温度などを測定するセンサ機器において、その電源となる電池の消耗をより一層低減させる技術が望まれている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、センサ機器の電源となる電池の消耗を抑えることが可能な計測システム、統合コントローラ、プログラム、及びセンサ機器制御を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係わる計測システムは、対象空間の環境を調整する設備機器と、前記対象空間における前記環境に関する値を測定するセンサ機器と、前記センサ機器により測定された前記環境に関する値に基づいて前記設備機器を制御する統合コントローラと、を備え、前記設備機器は、前記設備機器の運転状態を検出する運転状態検出部を有し、前記統合コントローラは、前記運転状態検出部により検出された前記運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部を有し、前記センサ機器は、前記スリープ時間決定部により決定された前記単位時間当たりのスリープ時間に従って該センサ機器をスリープ状態にするスリープ制御部を有し、前記スリープ時間決定部は、前記設備機器が運転停止している場合は、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を第1の時間とし、前記設備機器が運転している場合は、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を、前記第1の時間よりも短い第2の時間とする。
本発明によれば、設備機器の運転状態に基づいて決定される単位時間当たりのスリープ時間に従って、センサ機器は、電力消費が少ないスリープ状態となる。これにより、センサ機器の電源となる電池の消耗を抑えることが可能となる。
本発明の実施形態1に係る計測システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る計測システムの統合コントローラの構成を機能ごとに分けて示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る計測システムの無線親機の構成を機能ごとに分けて示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る計測システムのセンサ機器の構成を機能ごとに分けて示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る計測システムの設備機器の構成を機能ごとに分けて示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る計測方法について、統合コントローラによる処理、詳しくは設備機器の制御に係る処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る計測方法について、無線親機による処理、詳しくはセンサ機器に対するスリープ時間設定要求に係る処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る計測方法について、センサ機器による処理、詳しくはスリープ制御に係る処理を示すフローチャートである。 図8に示す処理のうちスリープ実行及び復帰に係る処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る計測方法について、設備機器による処理、詳しくは状態情報の送信に係る処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る計測システムの通信シーケンスを示す図である。 本発明の実施形態2に係る計測方法について、設備機器による処理、詳しくは状態情報の送信に係る処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る計測システムの通信シーケンスを示す図である。 本発明の他の実施形態について、無線親機を有さない計測システムの構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態について、設備機器の運転状態を検出するための外部センサを有する計測システムの構成を示すブロック図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施形態1に係る計測システム100は、例えばビルの部屋ごとの温度及び湿度(センサ測定値)を測定するシステムであって、各部屋の空気を調和するために用いられる。
図1に示すように、計測システム100は、統合コントローラ10と、i個の無線親機20_1〜20_iと、j個のセンサ機器30_1〜30_jと、k個の設備機器40_1〜40_kと、から構成される。以下、無線親機20_1〜20_iの各々を特に区別しない場合、無線親機20と表記する。センサ機器30_1〜30_jの各々を特に区別しない場合、センサ機器30と表記する。設備機器40_1〜40_kの各々を特に区別しない場合、設備機器40と表記する。
本実施形態では、無線親機20とセンサ機器30と設備機器40とが、1:1で対応付けられる。無線親機20の数(i個)とセンサ機器30の数(j個)と設備機器40の数(k個)とは、互いに同じである。ただしこれに限られず、これらの数は、互いに異なっていてもよい。1つに対して複数を対応付けてもよい。
統合コントローラ10は、無線親機20の各々と通信線L2で接続され、複数の設備機器40の各々と通信線L4で接続される。本実施形態では、統合コントローラ10が、設備機器40を制御する。具体的には、統合コントローラ10は、センサ機器30のいずれかにより測定された対象空間の環境に関する値(環境データ)に応じて、設備機器40を動作変更させる。
無線親機20はそれぞれ、統合コントローラ10とは有線(通信線L2)で通信し、センサ機器30とは無線(無線通信網L3)で通信して、センサ機器30から受け取ったデータ(例えば測定データ)を統合コントローラ10に渡し、統合コントローラ10から受け取ったデータ(例えばスリープ時間情報)をセンサ機器に渡す。無線親機20により、通信線を削減することが可能になる。無線親機20は、統合コントローラ10に通信可能に接続される装置に相当する。
本実施形態に係る統合コントローラ10は、図2に示すように、制御部11と、記憶部12と、時間管理部13と、通信I/F部14と、通信I/F部15と、ユーザI/F部16と、制御情報作成部17と、から構成される。通信I/F部14には、通信線L4が接続される。通信I/F部15には、通信線L2が接続される。なお、I/Fは、インターフェースを意味する。
統合コントローラ10は物理的には、図示しないが、例えばMPU(Micro-Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードウェアタイマ、トランシーバ回路、電源回路、入力ボタン、表示器などから構成される。
制御部11は、各設備機器40(詳しくは、図5を参照して後述する運転状態検出部46)により検出された運転状態に基づいて各センサ機器30のスリープ時間を決定する。本実施形態では、スリープ時間決定部(制御部11)が、統合コントローラ10に内蔵されている。
通信I/F部14は、統合コントローラ10と各設備機器との間での通信(詳しくは、通信線L4を介した通信)を可能にする。通信I/F部15は、統合コントローラ10と各無線親機との間での通信(詳しくは、通信線L2を介した通信)を可能にする。
ユーザI/F部16には、図示しない入力装置(キーボード等)を接続することができる。これにより、ユーザは、その入力装置を通じて、例えば無線親機20、設備機器40などの接続機器の登録、設備機器40とセンサ機器30との対応付けなどを行うことが可能になる。例えば、設備機器40_1とセンサ機器30_1とが対応付けられた場合は、設備機器40_1の運転状態に応じてセンサ機器30_1のスリープ時間が変更される。
制御情報作成部17は、各センサ機器から送られてきた測定データに基づいて、そのセンサ機器に対応する設備機器の制御情報を作成する。そして、制御部11は、通信I/F部14を介して、制御情報作成部17により作成された制御情報を設備機器へ送信する。本実施形態では、測定データ送信部(制御部11及び通信I/F部14)及び制御情報作成部17が、統合コントローラ10に内蔵されている。
本実施形態に係る無線親機20の各々は、図3に示すように、制御部21と、記憶部22と、時間管理部23と、通信I/F部24と、通信I/F部25と、ユーザI/F部26と、から構成される。通信I/F部24には、通信線L2が接続される。通信I/F部25は、無線通信(無線通信網L3)のためのインターフェースとして機能する。
無線親機20の各々は物理的には、図示しないが、例えばMPU、RAM、ROM、ハードウェアタイマ、トランシーバ回路、無線モジュール、アンテナ、電源回路、入力ボタン、及び表示器などから構成される。
制御部21は、当該無線親機に対応するセンサ機器がウェイクアップした直後に、統合コントローラ10(詳しくは、図2に示される制御部11)により決定されたスリープ時間を、そのセンサ機器(詳しくは、図4に示される制御部31)へ送信する。本実施形態では、スリープ時間送信部(制御部21)が、各無線親機に内蔵されている。
通信I/F部24は、各無線親機と統合コントローラ10との間での通信(詳しくは、通信線L2を介した通信)を可能にする。通信I/F部25は、各無線親機と各センサ機器との間での無線通信(詳しくは、無線通信網L3による通信)を可能にする。また、ユーザI/F部26には、図示しない入力装置(キーボード等)を接続することができる。これにより、ユーザは、その入力装置を通じて、接続機器(例えばセンサ機器30)の登録などを行うことが可能になる。
本実施形態に係るセンサ機器30の各々は、図4に示すように、制御部31と、記憶部32と、時間管理部33と、通信I/F部34と、センサ部35と、ユーザI/F部36と、から構成される。通信I/F部34は、無線通信(無線通信網L3)のためのインターフェースとして機能する。
センサ機器30の各々は物理的には、例えばMPU、RAM、ROM、ハードウェアタイマ、無線モジュール、アンテナ、電源回路、入力ボタン、表示器、温湿度センサモジュールなどから構成される。
また、各センサ機器は、電源として交換可能な電池を備える。電池は、例えば一次電池からなる。ただしこれに限られず、電池の種類は任意であり、例えば二次電池であってもよい。
制御部31は、統合コントローラ10(詳しくは、図2に示される制御部11)により決定されたスリープ時間だけ当該センサ機器をスリープさせる。本実施形態では、スリープ制御部(制御部31)が、各センサ機器に内蔵されている。
また、制御部31は、スリープ中は、当該センサ機器における受信を禁止する。本実施形態では、受信禁止部(制御部31)が、各センサ機器に内蔵されている。
通信I/F部34は、各センサ機器と各無線親機との間での通信(詳しくは、無線通信網L3による通信)を可能にする。また、ユーザI/F部36には、図示しない入力装置(キーボード等)を接続することができる。これにより、ユーザは、その入力装置を通じて、接続機器(例えば無線親機20)への登録依頼などを行うことが可能になる。
本実施形態では、センサ部35が、対象空間に設置され、周囲の環境データ(温度、湿度、又は照度など)を測定する。すなわち、センサ部35により、対象空間の現在(測定時)の環境に関する値を測定することができる。具体的には、センサ部35は、例えば温湿度センサモジュールから構成され、例えば空気調和機(設備機器40)により空調を行う室内の現在の温度及び湿度を測定する。センサ部35は、制御部31の指示に従って、測定データを取得する。設備機器40は、センサ部35で測定されている環境(例えば空調を行う室内空間の環境)を変化させるように又は維持するように、制御される。
制御部31は、センサ部35で測定した測定データ(例えば温度データ及び湿度データ)を、通信I/F部34を介して、当該センサ機器に対応する無線親機へ送信する。また、本実施形態では、制御部31が、所定のタイミングで、又は外部(ユーザ又は他の装置等)からの要求に応じて、センサ部35により測定データを取得し、その測定データを送信する。詳しくは、制御部31が、当該センサ機器がウェイクアップした直後に、当該センサ機器(センサ部35)による測定データを取得し、その測定データを間接的に(無線親機を経由して)統合コントローラ10へ送信する。本実施形態では、測定データ送信部(制御部31及び通信I/F部34)が、各センサ機器に内蔵されている。
設備機器40の各々は、例えば空気調和機であって、図5に示されるように、制御部41と、記憶部42と、設備機器メイン制御部43と、通信I/F部44と、内部通信I/F部45と、運転状態検出部46と、から構成される。各設備機器40は、内部で、制御部41、記憶部42、通信I/F部44、内部通信I/F部45、及び運転状態検出部46から構成される通信部と、設備機器メイン制御部43から構成される設備機器制御部と、に分かれている。内部通信I/F部45は、これら通信部と設備機器制御部との間での通信(内部での通信)を可能にする。通信I/F部44には、通信線L4が接続される。
設備機器40の各々は物理的には、図示しないが、例えばMPU、RAM、ROM、トランシーバ回路、及び電源回路などから構成される。
設備機器メイン制御部43は、当該設備機器40の駆動部を制御する。本実施形態では、設備機器制御部(設備機器メイン制御部43)が、各設備機器40に内蔵されている。各設備機器40が空気調和機である場合には、設備機器メイン制御部43は、空調運転に係る制御を行う。
運転状態検出部46は、自身を備える設備機器40の運転状態を検出する。運転状態検出部46は、例えば制御部41に対する指令(制御部41に次の運転状態を指示するもの)に基づいて設備機器40の運転状態を検出するものであってもよいし、設備機器40に運転状態(設備機器の温度、消費電力量、モータの回転数、又は排気量等)を検出するためのセンサを取り付けてそのセンサの出力に基づいて設備機器40の運転状態を検出するものであってもよい。運転状態検出部46は、要求があったときにその時の設備機器40の運転状態を検出してもよいし、所定の周期で、その時々の設備機器40の運転状態を記憶部42に格納してもよい。本実施形態では、運転状態検出部46が、各設備機器40に内蔵されている。
制御部41は、通信I/F部44を介して、運転状態検出部46で検出した運転状態を直接的に統合コントローラ10へ送信する。本実施形態では、運転状態送信部(制御部41及び通信I/F部44)が、各設備機器40に内蔵されている。
より詳しくは、制御部41は、運転状態検出部46により検出された運転状態に基づいて、設備機器40の運転状態が変化したか否かを判断し、それにより運転状態が変化したと判断された場合には、その変化後の運転状態を統合コントローラ10へ送信する。本実施形態では、状態変化判断部(制御部41)が、各設備機器40に内蔵されている。
制御部11、21、31、41及び設備機器メイン制御部43はそれぞれ、例えばMPU及びメモリ(いずれも図示せず)から構成される。詳しくは、MPUがメモリに格納されたプログラムを実行することにより、各制御部の機能が実現される。プログラムは、ROM又は書き換え可能な不揮発性メモリなど、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記憶させて用いることができる。プログラムは、記憶部12、22、32、42に記憶させてもよい。
記憶部12、22、32、42はそれぞれ、例えば書き換え可能な不揮発性メモリから構成される。
時間管理部13、23、33は、一乃至複数のタイマを備える。本実施形態では、時間管理部13、23、33のタイマがそれぞれ、ハードウェアタイマからなる。ただしこれに限られず、ソフトウェアでタイマ機能を実現してもよい。各タイマは、計測開始から予め設定された時間が経過したとき(計測終了時)に、その旨を知らせる。タイマは、計測が終了したときに、自動的にリセット(初期化)されて再び計測を開始するものであってもよいし、計測が終了するごとに停止して、計測開始の指示があるまで動かないものであってもよい。本実施形態では、ユーザが、任意のタイミングで各タイマをリセットすることができる。また、制御部11、21、31からの指示によっても各タイマはリセットされる。時間管理部13、23、33の各タイマの設定時間は、例えばユーザ又は制御部11、21、31により、個別に設定又は変更される。時間管理部13、23、33の各タイマには、互いに異なる時間を設定することができる。ただしこれに限られず、各設定時間は、常に一定(変更禁止)にしてもよい。
ユーザI/F部16、26、36に接続される入力装置は、例えばマウス、キーボード、又はタッチパネルから構成される。タッチパネル(又はタッチスクリーン)では、表示装置と入力装置とが一体化している。ユーザI/F部16、26、36の少なくとも1つは、複数種の入力装置(マウス及びタッチパネル等)を接続するための機能を有していてもよい。
ユーザI/F部16、26、36の少なくとも1つは、表示装置を接続するための機能を有していてもよい。こうした機能によれば、表示装置を通じて、ユーザが設定内容を確認することが可能になる。表示装置としては、ブラウン管(CRT)、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどを用いることができる。
次に、主に図6〜図10を参照して、計測システム100による計測方法の一例について説明する。なお、本実施形態では、図6〜図10の処理に先立って、ユーザが、無線親機20とセンサ機器30と設備機器40との対応付けをしておく。こうした対応付けは、例えばユーザI/F部16、26、36を介して行うことができる。本実施形態では、無線親機20_1とセンサ機器30_1と設備機器40_1とを対応付けて、無線親機20_2とセンサ機器30_2と設備機器40_2とを対応付けて、…というように、同じ番号のもの同士を対応付けする。これらの対応関係を示すデータは、例えば記憶部22、32、42(又は記憶部12)に保存される。ID(識別子)などを記憶部22、32、42に記憶させておくことで、各無線親機、各センサ機器、各設備機器を識別可能にすることができる。
図6は、統合コントローラ10による処理、詳しくは設備機器の制御に係る処理を示すフローチャートである。図6に示す一連の処理は、統合コントローラ10により、所定の周期(必要な処理精度を得るために十分に短い周期)で繰り返し実行される。
図6のステップS11では、制御部11(図2)が、図1に示される設備機器40から状態情報通知を受信したか否かを判断する。なお、状態情報通知は、設備機器40の状態情報を含むデータである。本実施形態では、状態情報通知に、設備機器40が運転中か否かを示す情報が含まれる。
ステップS11で状態情報通知を受信したと判断された場合(ステップS11;YES)には、続くステップS12で、制御部11が、対象となるセンサ機器30を選択し、受信した状態情報通知に基づいて、そのセンサ機器30のスリープ時間を決定する。本実施形態では、状態情報通知を送信した設備機器(以下、対象設備機器という)40に対して予め対応付けされたセンサ機器(以下、対象センサ機器という)30が、選択される。
制御部11は、設備機器40の運転状態に応じて、適切なスリープ時間を決定する。具体的には、例えば対象設備機器40がOFF(停止状態)になったという状態情報(後述の図10のステップS53及びS54参照)を受信した場合には、スリープ時間として長い時間(第1のスリープ時間)を設定し、対象設備機器40がON(作動状態)になったという状態情報(後述の図10のステップS51及びS52参照)を受信した場合には、スリープ時間として短い時間(第2のスリープ時間)を設定する。スリープ時間は、所定の計算式又はマップによりスリープ時間を算出してもよいし、予め用意した複数のスリープ時間(選択肢)から選択するようにしてもよい。
さらに、ステップS12では、制御部11が、選択された対象センサ機器30に対応付けられた無線親機(以下、対象無線親機という)20に対して、スリープ時間情報通知を送信する。その後、ステップS13に進む。なお、スリープ時間情報通知は、上記決定したスリープ時間(第1のスリープ時間又は第2のスリープ時間)を含むデータである。
他方、ステップS11で状態情報通知を受信していないと判断された場合(ステップS11;NO)には、ステップS12の処理を行わずに、ステップS13に進む。
図6のステップS13では、制御部11が、時間管理部13の第1タイマに設定された時間(以下、第1設定時間という)が経過したか否かを判断する。そして、ステップS13で第1設定時間が経過していないと判断された場合(ステップS13;NO)には、図6の処理を終了する。
他方、ステップS13で第1設定時間が経過したと判断された場合(ステップS13;YES)には、続くステップS14で、制御部11が、対象無線親機20へ測定データ要求を送信し、ステップS15に進む。制御部11は、この測定データ要求の送信に際して、ステップS16で使用する時間管理部13の第2タイマをリセットする。なお、ステップS12においてスリープ時間情報通知の送信先となる無線親機20と、ステップS14において測定データ要求の送信先となる無線親機20とは、互いに異なるものであってもよい。例えばスリープ時間情報通知の送信先となる無線親機20は、設備機器40からの状態情報によって決定し、測定データ要求の送信先となる無線親機20は、全ての無線親機20の中から順次選択してもよい。
図6のステップS15では、制御部11が、測定データ要求を送信した対象無線親機20から測定データ応答を受信したか否かを判断する。
ステップS15で測定データ応答を受信していないと判断された場合(ステップS15;NO)には、続くステップS16で、制御部11が、時間管理部13の第2タイマに設定された時間(以下、第2設定時間という)が経過したか否か、すなわちタイムアウトになったか否かを判断する。ステップS16で第2設定時間が経過していないと判断されている間(ステップS16;NO)、すなわちステップS16でタイムアウトになった(第2設定時間が経過した)と判断されるまでは、ステップS15の処理を一定の間隔(第2設定時間)で繰り返し実行する。そして、ステップS16でタイムアウトになったと判断された場合(ステップS16;YES)には、図6の処理を終了する。なお、タイムアウトまでの時間(第2設定時間)が経過したか否かの計測は、対象無線親機20に測定データ要求を送信した時点から開始される。
他方、ステップS15で測定データ応答を受信したと判断された場合(ステップS15;YES)には、続くステップS17で、制御部11が、対象無線親機20から受信した測定データ応答に含まれる測定データを記憶部12に格納(保存)する。そして、続くステップS18では、制御情報作成部17が、記憶部12に格納された測定データに基づいて設備機器40の制御情報を作成し、制御部11が、その設備機器の制御情報を含む制御情報通知を対象設備機器40へ送信する。例えば、あるセンサ機器30の測定した温度(測定データ)が所定の判定値以上である場合、制御情報作成部17は、予めそのセンサ機器30と対応付けされた設備機器(対象設備機器)40の出力を大きくするような制御情報を作成する。ステップS18の処理をもって、図6の処理が終了する。
なお、各設備機器40では、設備機器メイン制御部43(図5)が、記憶部42(図5)に記憶されている制御情報に基づいて設備機器40の制御を行っている。記憶部42中の制御情報が更新されると、設備機器メイン制御部43は、その更新された制御情報に基づいて設備機器40の制御を行うようになる。対象設備機器40は、統合コントローラ10から送られてきた制御情報通知(図6のステップS18参照)を受信すると、その制御情報通知に含まれる制御情報によって、記憶部42中の制御情報を更新する。すなわち、対象設備機器40は、統合コントローラ10から制御情報通知を受信すると、その通知に含まれる制御情報に基づいて動作するようになる。
図7は、無線親機20による処理、詳しくはセンサ機器30に対するスリープ時間設定要求に係る処理を示すフローチャートである。なお、図7に示す一連の処理は、無線親機20を構成する各無線親機にて、所定の周期(必要な処理精度を得るために十分に短い周期)で繰り返し実行される。初期設定では、スリープ時間情報受信フラグがOFFになっているものとする。
図7のステップS21では、制御部21(図3)が、統合コントローラ10からスリープ時間情報通知(図6のステップS12参照)を受信したか否かを判断する。そして、ステップS21でスリープ時間情報通知を受信したと判断された場合(ステップS21;YES)には、続くステップS22で、制御部21が、スリープ時間情報受信フラグをONにして、ステップS23に進む。他方、ステップS21でスリープ時間情報通知を受信していないと判断された場合(ステップS21;NO)には、ステップS22の処理を行わずに、ステップS23に進む。
図7のステップS23では、制御部21が、統合コントローラ10から測定データ要求(図6のステップS14参照)を受信したか否かを判断する。そして、ステップS23で測定データ要求を受信したと判断された場合(ステップS23;YES)には、続くステップS24で、制御部21が、記憶部22(図3)に記憶されている測定データ(後述のステップS26参照)を含む測定データ応答を統合コントローラ10へ送信して、ステップS25に進む。他方、ステップS23で測定データ要求を受信していないと判断された場合(ステップS23;NO)には、ステップS24の処理を行わずに、ステップS25に進む。
図7のステップS25では、制御部21が、対象センサ機器30から測定データ通知を受信したか否かを判断する。なお、本実施形態における対象センサ機器30は、状態情報通知(図6のステップS11参照)の送信元となる設備機器40と予め対応付けされたセンサ機器30である。
ステップS25で測定データ通知を受信したと判断された場合(ステップS25;YES)には、続くステップS26で、制御部21が、受信した測定データ通知に含まれる対象センサ機器の測定データを記憶部22に格納(保存)して、ステップS27に進む。他方、ステップS25で測定データ通知を受信していないと判断された場合(ステップS25;NO)には、図7の処理を終了する。
図7のステップS27では、制御部21が、スリープ時間情報受信フラグがONになっているか否かを判断する。そして、ステップS27でスリープ時間情報受信フラグがONになっていないと判断された場合(ステップS27;NO)には、図7の処理を終了する。他方、ステップS27でスリープ時間情報受信フラグがONになっていると判断された場合(ステップS27;YES)には、続くステップS28で、制御部21が、対象センサ機器へスリープ時間設定要求を送信し、さらにステップS29で、制御部21が、スリープ時間情報受信フラグをOFFする。本実施形態では、無線親機20中の対象無線親機(図6のステップS12参照)が、対象センサ機器へスリープ時間設定要求を送信する。ステップS29の処理をもって、図7の処理が終了する。
図8は、センサ機器による処理、詳しくはスリープ制御に係る処理を示すフローチャートである。図8に示す一連の処理は、センサ機器30を構成する各センサ機器にて、所定の周期(必要な処理精度を得るために十分に短い周期)で繰り返し実行される。なお、未だスリープ時間設定要求(図7のステップS28及び図8のステップS32参照)を受信していない状態では、記憶部32(図4)に記憶されているスリープ時間には、所定の初期値が設定される。
図8のステップS31では、制御部31が、時間管理部33の第3タイマに設定された時間(以下、第3設定時間という)が経過したか否かを判断する。ステップS31で第3設定時間が経過していないと判断されている間(ステップS31;NO)は、ステップS32及びS33の処理を一定の間隔(第3設定時間)で繰り返し実行する。
図8のステップS32では、制御部31が、対象無線親機(図6のステップS12参照)からスリープ時間設定要求(図7のステップS28参照)を受信したか否かを判断する。そして、ステップS32でスリープ時間設定要求を受信したと判断された場合(ステップS32;YES)には、続くステップS33で、制御部31が、対象無線親機からの要求(スリープ時間設定要求)に基づいて、記憶部32に記憶されているスリープ時間を更新して、ステップS31に戻る。他方、ステップS32でスリープ時間設定要求を受信していないと判断された場合(ステップS32;NO)には、ステップS33の処理を行わずに、ステップS31に戻る。本実施形態においては、各センサ機器が、対応する無線親機(対象無線親機)からの要求に基づいてスリープ時間を更新する。
ステップS31で第3設定時間が経過したと判断された場合(ステップS31;YES)には、続くステップS34で、制御部31が、自身を備えるセンサ機器30を受信禁止にして、さらに続くステップS35で、そのセンサ機器30のスリープ実行及び復帰に係る処理、具体的には図9に示す一連の処理を実行する。
図9のステップS41では、制御部31(図3)が、当該センサ機器のスリープを実行する。具体的には、センサ機器をスリープ状態にする。なお、スリープ状態は、スリープモード、スタンドバイモード、待機モード、省電力モードなど、名称は何でもよく、通常の動作状態よりも、消費電力が少ない状態で動作している状態をいう。省電力とする手法は、CPU自体が止まるようにしてもよいし、CPUは動いていて、周辺回路が止まるようにしてもよいし、CPUの動作クロックを下げてもよい。本実施形態では、受信禁止処理(図8のステップS34)とスリープの実行(図9のステップS41)とが略同時に行われる。
続けて、図9のステップS42では、制御部31が、スリープ実行開始(ステップS41)から、設定されたスリープ時間(図8のステップS33参照)が経過したか否かを判断する。そして、ステップS42でスリープ時間が経過していないと判断されている間(ステップS42;NO)は、ステップS42の処理を所定の間隔で繰り返し実行する。
他方、ステップS42でスリープ時間が経過したと判断された場合(ステップS42;YES)には、続くステップS43で、制御部31が、当該センサ機器をウェイクアップ(スリープ解除)させる。
続けて、ステップS44では、制御部31が、センサ部35により測定したデータ(例えば温度及び湿度)を記憶部32に格納(保存)する。
続けて、ステップS45では、制御部31が、ステップS44で記憶部32に格納された測定データを含む測定データ通知を、対象無線親機(図6のステップS12参照)へ送信する。なお、本実施形態における対象無線親機20は、センサ機器30と予め対応付けされた無線親機20である。
続けて、ステップS46では、制御部31が、センサ機器30を受信許可にする。これにより、図9の処理(図8のステップS35)が終了し、ステップS35の終了をもって、図8の一連の処理が終了する。
図10は、設備機器による処理、詳しくは状態情報の送信に係る処理を示すフローチャートである。なお、図10に示す一連の処理は、設備機器40の各々にて、所定の周期(必要な処理精度を得るために十分に短い周期)で繰り返し実行される。なお、初期状態では、設備機器が運転停止になっているものとする。
図10のステップS51では、制御部41(図5)が、運転状態検出部46(図5)により検出された設備機器40の運転状態に基づいて、設備機器40の運転が開始したか否かを判断する。そして、ステップS51で設備機器40の運転が開始していないと判断された場合(ステップS51;NO)には、図10の処理を終了する。
他方、ステップS51で設備機器40の運転が開始したと判断された場合(ステップS51;YES)には、続くステップS52で、制御部41が、設備機器40の運転が開始した旨の状態情報を含む状態情報通知を統合コントローラ10へ送信し、ステップS53に進む。
図10のステップS53では、制御部41が、運転状態検出部46により検出された設備機器40の運転状態に基づいて、設備機器40の運転が停止したか否かを判断する。そして、ステップS53で設備機器40の運転が停止していないと判断されている間(ステップS53;NO)は、ステップS53の処理を所定の間隔で繰り返し実行する。他方、ステップS53で設備機器40の運転が停止したと判断された場合(ステップS53;YES)には、続くステップS54で、制御部41が、設備機器40の運転が停止した旨の状態情報を含む状態情報通知を統合コントローラ10へ送信する。ステップS54の処理をもって、図10の処理が終了する。
図11は、本実施形態に係る計測システム100(図1)の通信シーケンスを示す図である。この通信シーケンスの開始時点においては、対象設備機器40がすでに運転を開始しているものとし、対象センサ機器30のスリープ時間としては時間T2が設定されているものとする。なお、時間T2は、図6のステップS12において対象設備機器40の状態情報(運転開始)を基に決定され、図8のステップS33においてスリープ時間として設定されたものとする。
図11の通信シーケンスにおいては、対象センサ機器30が、スリープ状態からウェイクアップする都度、測定データを取得して(図9のステップS44参照)、その測定データを含む測定データ通知(データD11〜D14)を対象無線親機20へ送信する(図9のステップS45参照)。
以下、設備機器40が運転している状態にあるときの、その設備機器40の運転状態に応じたスリープ時間に基づくセンサ機器30のスリープ制御について説明する。
対象センサ機器30は、測定データ通知(データD11)を送信すると、時間T1(=図8のステップS31で用いる第3設定時間)だけ受信許可状態になる(図9のステップS46及び図8のステップS31、S34参照)。そして、受信許可状態の時間T1が経過すると、時間T2(設定されているスリープ時間)だけスリープ状態にする(図9のステップS41〜S43参照)。
次に、センサ機器30の測定データに基づく設備機器40の制御について説明する。
統合コントローラ10は、時間T4(=図6のステップS13で用いる第1設定時間)経過ごとに測定データ要求(データD31〜D34)を対象無線親機20へ送信する(図6のステップS14参照)。
対象無線親機20は、統合コントローラ10から測定データ要求(データD31〜D34)を受信すると、統合コントローラ10へ測定データ応答(データD41〜D44)を送信する(図7のステップS24参照)。なお、測定データ応答には、対象センサ機器30から受信した測定データが含まれる(図7のステップS25及びS26参照)。
統合コントローラ10は、対象無線親機20から測定データ応答(データD41〜D44)を受信すると、その測定データ応答に含まれる測定データに基づいて設備機器40の制御情報を作成し、設備機器40の制御情報を含む制御情報通知(データD61〜D64)を対象設備機器40へ送信する(図6のステップS18参照)。
対象設備機器40は、統合コントローラ10から制御情報通知(データD61〜D64)を受信すると、その通知に含まれる制御情報に基づいて動作するようになる。
次に、設備機器40が停止したときの、その設備機器40の運転状態に応じたスリープ時間に基づくセンサ機器のスリープ制御について説明する。
対象設備機器40は、運転が停止すると、運転停止の情報を含む状態情報通知(データD71)を統合コントローラ10へ送信する(図10のステップS54参照)。
統合コントローラ10は、対象設備機器40から状態情報通知(データD71)を受信すると、対象設備機器40の状態情報(運転停止)を基に決定された時間T3(スリープ時間)を含むスリープ時間情報通知(データD51)を対象無線親機20に送信する(図6のステップS12参照)。本実施形態では、時間T3を時間T2よりも長くする。
対象無線親機20は、統合コントローラ10からスリープ時間情報通知(データD51)を受信すると、スリープ時間を時間T3に設定する要求を含むスリープ時間設定要求(データD21)を対象センサ機器30へ送信する(図7のステップS28参照)。このスリープ時間設定要求(データD21)の送信は、ウェイクアップした対象センサ機器30から測定データ通知(データD12)を受信した直後(時間T1経過前)に行われるため、その時、対象センサ機器30は受信許可状態になっている(図9のステップS43〜S45及び図7のステップS25〜S28参照)。
対象センサ機器30は、対象無線親機20からスリープ時間設定要求(データD21)を受信すると、スリープ時間設定要求(データD21)に基づいてスリープ時間を設定して(図8のステップS33参照)、そのスリープ時間に従ってスリープ状態になる(図9のステップS41〜S43参照)。すなわち、本実施形態では、対象設備機器が運転停止しているときには、対象センサ機器が、対象設備機器が運転しているときの時間T2よりも長い時間T3だけスリープ状態になることになる。また、この図11の通信シーケンスでは、さらにその後、対象設備機器が再び運転を開始する前に、対象センサ機器がウェイクアップして(図9のステップS43参照)、ウェイクアップした直後に測定データを取得して(図9のステップS44参照)、その測定データを含む測定データ通知(データD13)を対象無線親機20へ送信する(図9のステップS45参照)。そして、受信許可状態の時間T1だけ経過した後、再び対象センサ機器30が時間T3だけスリープ状態になる(図9のステップS41〜S43参照)。
次に、設備機器40が再び運転を開始したときの、その設備機器40の運転状態に応じたスリープ時間に基づくセンサ機器30のスリープ制御について説明する。
対象設備機器40は、運転を開始すると、運転開始の情報を含む状態情報通知(データD72)を統合コントローラ10へ送信する(図10のステップS52参照)。
統合コントローラ10は、対象設備機器40から状態情報通知(データD72)を受信すると、対象設備機器40の状態情報(運転開始)を基に決定された時間T2(スリープ時間)を含むスリープ時間情報通知(データD52)を対象無線親機20に送信する(図6のステップS12参照)。
対象無線親機20は、統合コントローラ10からスリープ時間情報通知(データD52)を受信すると、スリープ時間を時間T2に設定する要求を含むスリープ時間設定要求(データD22)を対象センサ機器30へ送信する(図7のステップS28参照)。このスリープ時間設定要求(データD22)の送信は、ウェイクアップした対象センサ機器30から測定データ通知(データD14)を受信した直後(時間T1経過前)に行われるため、その時、対象センサ機器30が受信許可状態になっている(図9のステップS43〜S45及び図7のステップS25〜S28参照)。
対象センサ機器30は、対象無線親機20からスリープ時間設定要求(データD22)を受信すると、スリープ時間設定要求(データD22)に基づいてスリープ時間を設定して(図8のステップS33参照)、そのスリープ時間に従ってスリープ状態になる(図9のステップS41〜S43参照)。すなわち、本実施形態では、対象設備機器40が運転しているときには、対象センサ機器30が、対象設備機器40が運転停止しているときの時間T3よりも短い時間T2だけスリープ状態になることになる。
以上説明したように、本実施形態の計測システム100は、対象空間(例えばビルの室内空間)の現在の環境に関する値(例えば温度及び湿度)を測定するセンサ機器30と、センサ機器30により測定された環境に関する値(例えば温度及び湿度)に基づいて設備機器40を制御する統合コントローラ10と、を備える。設備機器40は、設備機器40の運転状態を検出する運転状態検出部46を有し、統合コントローラ10は、その運転状態に基づいてセンサ機器30のスリープ時間を決定する制御部11(スリープ時間決定部)を有する。そして、各センサ機器30は、その決定されたスリープ時間だけそのセンサ機器30をスリープ状態にする制御部31(スリープ制御部)を有する。
また、本実施形態の統合コントローラ10は、設備機器40の運転状態を受信する制御部11及び通信I/F部14(運転状態受信部)と、センサ機器30の測定データを受信する制御部11及び通信I/F部15(測定データ受信部)と、設備機器40の運転状態に基づいてセンサ機器30のスリープ時間を決定する制御部11(スリープ時間決定部)と、そのスリープ時間を送信する制御部11及び通信I/F部15(スリープ時間送信部)と、センサ機器30の測定データに基づいて設備機器40の制御情報を作成する制御情報作成部17と、制御情報作成部17により作成された制御情報を送信する制御部11及び通信I/F部14(制御情報送信部)と、を備える。
計測システム100及び統合コントローラ10によれば、設備機器40の運転停止中、センサ機器30のスリープ時間を長くすることで、設備機器40の運転状態に応じて、より適切にセンサ機器30の電池の消耗を抑えることができる。例えば夜間などの空調設備が運転されていない時間は、室内の温度及び湿度の測定を停止し、温度及び湿度を測定するセンサ機器30の電池を長寿命化することが可能になる。また、電池の消耗を抑えることができれば、センサ機器30の電池交換周期を長くすることが可能になる。また、無駄なエネルギーの消費を抑制することが可能になる。
本実施形態の計測システム100において、各センサ機器30は、スリープ中は、そのセンサ機器30における受信処理を禁止する制御部31(受信禁止部)を有する。そして、計測システム100は、そのセンサ機器30がスリープ状態からウェイクアップした直後に、制御部11(スリープ時間決定部)により決定されたスリープ時間をそのセンサ機器30へ送信する制御部21(スリープ時間送信部)を備える。ウェイクアップした直後であれば、通常、センサ機器30はスリープしていない(受信許可状態にある)ため、上記構成によれば、スリープ時間の受け渡しを確実に行うことが可能になる。
本実施形態の計測システム100では、制御部31(スリープ制御部)が、所定の間隔で、繰り返しスリープを実行する。これにより、原則として、定期的にスリープが実行されるようになり、より確実に消費エネルギーが削減され、ひいてはセンサ機器の電池の消耗を抑制することが可能になる。
本実施形態の計測システム100は、設備機器メイン制御部43及び運転状態検出部46を有する設備機器40と、制御部11(スリープ時間決定部)を有する統合コントローラ10と、を備える。そして、各センサ機器30は、制御部31(スリープ制御部)と、対象空間に係る測定データ(例えば温度データ及び湿度データ)を送信する制御部31及び通信I/F部34(測定データ送信部)と、を有する。また、各設備機器40は、運転状態検出部46により検出された運転状態を送信する制御部41及び通信I/F部44(運転状態送信部)を有する。また、統合コントローラ10は、各センサ機器30から送られてきた測定データ(例えば温度データ及び湿度データ)に基づいて設備機器40の制御情報を作成する制御情報作成部17と、制御情報作成部17により作成された制御情報を送信する制御部11及び通信I/F部14(制御情報送信部)を有する。こうしたシステム構成にすることで、上述のシステムを好適に実現することができる。なお、各送信部は、要求に応じて、任意に送信先を設定することができる。
本実施形態の計測システム100では、制御部31及び通信I/F部34(測定データ送信部)が、当該センサ機器がスリープ状態からウェイクアップした直後に、当該センサ機器による測定データを取得し、その測定データを送信する。ウェイクアップした直後であれば、通常、センサ機器30はスリープしていない(送信可能な状態にある)ため、上記構成によれば、測定データの受け渡しを確実に行うことが可能になる。
本実施形態の計測システム100は、運転状態検出部46により検出された運転状態に基づいて、設備機器の運転状態が変化(例えば運転開始又は運転停止)したか否かを判断する状態変化判断部(制御部41)と、この状態変化判断部により設備機器40の運転状態が変化したと判断された場合に、その変化後の運転状態を制御部11(スリープ時間決定部)へ送信する運転状態送信部(制御部41)と、を備える。こうした構成によれば、適切なタイミングで(例えば運転状態が変化した直後に)設備機器の運転状態を制御部11(スリープ時間決定部)へ送信することが可能になる。
本実施形態の計測システム100では、制御部11(スリープ時間決定部)が、設備機器40の消費エネルギーが大きいほど、センサ機器30のスリープ時間を短くする。設備機器40の消費エネルギーが大きいほど、設備機器40がセンサ機器30の測定データを必要とする可能性が高いため、センサ機器30のスリープ時間を短くする。これにより、設備機器40の制御と電池の長寿命化(又は省エネルギー)との両立を図ることが可能になる。
詳しくは、制御部11(スリープ時間決定部)は、設備機器40が運転停止している場合(消費エネルギーが小さい場合)は、センサ機器30のスリープ時間を第1の時間とし、設備機器40が運転している場合(消費エネルギーが大きい場合)は、センサ機器30のスリープ時間を、第1の時間よりも短い第2の時間とする(図6のステップS12参照)。こうした構成によれば、設備機器40の運転状態に応じて適切なスリープ時間を設定することが可能になり、より適切にセンサ機器30の電池の消耗を抑えることが可能になる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2について、上記実施形態1との相違点を中心に説明する。なおここでは、上記図1等に示した要素と同一の要素には各々同一の符号を付し、既に説明した共通の部分、すなわち説明が重複する部分については、その説明を省略又は簡略化する。
本実施形態に係る計測システムも、基本的には、実施形態1に係る計測システム100と同様の構成(図1〜図5参照)を有し、図6〜図9の処理を実行する。ただし、本実施形態に係る計測システムでは、設備機器40の各々が、図10の処理に代えて、図12の処理を実行する。
図12のステップS61では、制御部41(図5)が、運転状態検出部46(図5)により検出された設備機器40の運転状態に基づいて、その設備機器40の運転状態が変化したか否かを判断する。例えば設備機器40が空気調和機である場合における運転状態の変化としては、現在の温度と設定温度との差が大きい状態での冷却の開始などが挙げられる。また、その運転状態から、設備機器40が一定の温度を保つ運転に変わった場合も、運転状態の変化ととらえる。運転状態の変化は、ユーザが任意に設定できる。運転状態の変化は、運転のON(運転中)/OFF(運転停止)の変化、運転負荷の変化(空調における加熱/温度維持/冷却など)、制御の目標値(空調における設定温度、設定湿度など)、運転モード(通常運転モード/省エネルギーモードなど)の変更などであってもよい。
ステップS61で設備機器40の運転状態が変化したと判断された場合(ステップS61;YES)には、続くステップS62で、制御部41が、設備機器40の運転が変化した旨及びその変化後の運転状態を含む状態情報通知を統合コントローラ10へ送信する。ステップS62の処理をもって、図12の処理が終了する。
他方、ステップS61で設備機器40の運転状態が変化していないと判断された場合(ステップS61;NO)には、ステップS62の処理を行わずに、図12の処理を終了する。
図13は、本実施形態に係る計測システムの通信シーケンスを示す図である。この通信シーケンスの開始時点においては、対象設備機器40がすでに運転を開始しているものとし、対象センサ機器30のスリープ時間としては時間T11が設定されているものとする。なお、時間T11は、図6のステップS12において対象設備機器40の状態情報(第1の運転状態)を基に決定され、図8のステップS33においてスリープ時間として設定されたものとする。
図13の通信シーケンスにおいては、対象センサ機器30が、スリープ状態からウェイクアップする都度、測定データを取得して(図9のステップS44参照)、その測定データを含む測定データ通知(データD11〜D14)を対象無線親機20へ送信する(図9のステップS45参照)。
以下、設備機器40が第1の運転状態にあるときの、その設備機器40の運転状態に応じたスリープ時間に基づくセンサ機器30のスリープ制御について説明する。本実施形態では、対象設備機器(例えば空気調和機)40が現在の温度と設定温度との差が大きい状態で冷却を行っている運転状態を、第1の運転状態とする。
対象センサ機器30は、測定データ通知(データD11)を送信すると、時間T1だけ受信許可状態になる(図9のステップS46及び図8のステップS31、S34参照)。そして、受信許可状態の時間T1が経過すると、時間T11(設定されているスリープ時間)だけスリープ状態になる(図9のステップS41〜S43参照)。
センサ機器30の測定データに基づく設備機器40の制御については、実施形態1と同様であるため、説明を割愛する。
次に、設備機器40が第1の運転状態から第2の運転状態に変化したときの、その設備機器40の運転状態に応じたスリープ時間に基づくセンサ機器30のスリープ制御について説明する。本実施形態では、対象設備機器(例えば空気調和機)40が現在の温度と設定温度との差が小さい状態で冷却を行っている運転状態を、第2の運転状態とする。
対象設備機器40の運転状態が第1の運転状態から第2の運転状態に変化すると、対象設備機器40は、状態変化の情報(第2の運転状態に変化した旨)を含む状態情報通知(データD71)を統合コントローラ10へ送信する(図12のステップS62参照)。
統合コントローラ10は、対象設備機器40から状態情報通知(データD71)を受信すると、対象設備機器40の状態情報(第2の運転状態)を基に決定された時間T12(スリープ時間)を含むスリープ時間情報通知(データD51)を対象無線親機20に送信する(図6のステップS12参照)。本実施形態では、時間T12(スリープ時間)の決定の際、設備機器40の消費電力(消費エネルギー)が大きいほど、スリープ時間を短くする。例えば現在の温度と設定温度との差が大きい状態での冷却を開始した場合には、現在の温度と設定温度との差が大きいほど、スリープ時間を短くする。すなわち、本実施形態では、時間T12が時間T11よりも長くなる。
対象無線親機20は、統合コントローラ10からスリープ時間情報通知(データD51)を受信すると、スリープ時間を時間T12に設定する要求を含むスリープ時間設定要求(データD21)を対象センサ機器30へ送信する(図7のステップS28参照)。このスリープ時間設定要求(データD21)の送信は、ウェイクアップした対象センサ機器30から測定データ通知(データD12)を受信した直後(時間T1経過前)に行われるため、その時、対象センサ機器30は受信許可状態になっている(図9のステップS43〜S45及び図7のステップS25〜S28参照)。
対象センサ機器30は、対象無線親機20からスリープ時間設定要求(データD21)を受信すると、スリープ時間設定要求(データD21)に基づいてスリープ時間を設定して(図8のステップS33参照)、そのスリープ時間に従ってスリープ状態になる(図9のステップS41〜S43参照)。すなわち、本実施形態では、対象設備機器40が第2の運転状態にあるときには、対象センサ機器30が、対象設備機器40が第1の運転状態にあるときの時間T11よりも長い時間T12だけスリープ状態になることになる。また、この図13の通信シーケンスでは、さらにその後、対象設備機器40の運転状態が変化する前に、対象センサ機器30がウェイクアップして(図9のステップS43参照)、ウェイクアップした直後に測定データを取得して(図9のステップS44参照)、その測定データを含む測定データ通知(データD13)を対象無線親機20へ送信する(図9のステップS45参照)。そして、受信許可状態の時間T1だけ経過した後、再び対象センサ機器30が時間T12だけスリープ状態になる(図9のステップS41〜S43参照)。
次に、設備機器40が第2の運転状態から第3の運転状態に変化したときの、その設備機器40の運転状態に応じたスリープ時間に基づくセンサ機器30のスリープ制御について説明する。本実施形態では、対象設備機器(例えば空気調和機)40における現在の温度と設定温度とが一致している運転状態を、第3の運転状態とする。
対象設備機器40の運転状態が第2の運転状態から第3の運転状態に変化すると、対象設備機器40は、状態変化の情報(第3の運転状態に変化した旨)を含む状態情報通知(データD72)を統合コントローラ10へ送信する(図12のステップS62参照)。
統合コントローラ10は、対象設備機器40から状態情報通知(データD72)を受信すると、対象設備機器40の状態情報(第3の運転状態)を基に決定された時間T13(スリープ時間)を含むスリープ時間情報通知(データD52)を対象無線親機40に送信する(図6のステップS12参照)。
対象無線親機20は、統合コントローラ10からスリープ時間情報通知(データD52)を受信すると、スリープ時間を時間T13に設定する要求を含むスリープ時間設定要求(データD22)を対象センサ機器へ送信する(図7のステップS28参照)。このスリープ時間設定要求(データD22)の送信は、ウェイクアップした対象センサ機器30から測定データ通知(データD14)を受信した直後(時間T1経過前)に行われるため、その時、対象センサ機器30は受信許可状態になっている(図9のステップS43〜S45及び図7のステップS25〜S28参照)。
対象センサ機器30は、対象無線親機20からスリープ時間設定要求(データD22)を受信すると、スリープ時間設定要求(データD22)に基づいてスリープ時間を設定して(図8のステップS33参照)、そのスリープ時間に従ってスリープ状態になる(図9のステップS41〜S43参照)。すなわち、本実施形態では、対象設備機器40が第3の運転状態にあるときには、対象センサ機器30が、対象設備機器40が第2の運転状態にあるときの時間T12よりも長い時間T13だけスリープ状態になることになる。
以上説明したように、本実施形態の計測システムによれば、設備機器40の運転状態に応じて、センサ機器30のスリープ時間を段階的に設定し、センサ機器30の電池の消耗を抑えることができる。本実施形態の計測システムによれば、対象設備機器40が停止した場合に限られず、継続的に運転していても、運転状態に変化があれば、スリープ時間が更新される。このため、設備機器(例えば空気調和機)40の運転状態に応じて、より精密に適切なスリープ時間を設定することが可能になる。
本実施形態の計測システム100では、制御部11(スリープ時間決定部)が、設備機器40が対象空間の環境に関する値を大きく変化させる運転状態であるほど(ひいては、消費エネルギー及び運転負荷が大きいほど)、センサ機器30のスリープ時間を短くする(図6のステップS12参照)。こうした構成によれば、設備機器40の運転状態に応じて適切なスリープ時間を設定することが可能になり、より適切にセンサ機器30の電池の消耗を抑えることが可能になる。
なお、実施形態1と同様の構成及び処理については、本実施形態でも、前述した実施形態1の効果に準ずる効果が得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各実施形態は以下のように変形されてもよい。
上記各実施形態では、ウェイクアップした直後に、又は要求があったときに、センサ機器が測定データを取得し、送信するが、これに限られない。例えば通常時においては、所定の周期でセンサ部35により測定データを取得(例えば温度及び湿度を測定)しつつ、その時々の測定データを記憶部32に格納し、当該センサ機器のスリープ中は、センサ部35の測定を停止するようにしてもよい。
上記各実施形態では、ウェイクアップした直後に、スリープ時間を送信するか否かを判断して(図7のステップS27参照)、送信すると判断した場合にのみ、制御部31(スリープ制御部)へスリープ時間を送信する(図7のステップS28参照)ようにしているが、これに限られない。ウェイクアップした直後に、必ず制御部31(スリープ制御部)へスリープ時間を送信するようにしてもよい。
上記各実施形態では、設備機器から直接的に統合コントローラ10へ運転状態が送られるが、これに限られず、設備機器から間接的に(他の装置を経由して)統合コントローラ10へ運転状態を送信するようにしてもよい。
上記各実施形態では、統合コントローラ10から直接的に設備機器へ制御情報が送られるが、これに限られず、統合コントローラ10から間接的に(他の装置を経由して)設備機器へ制御情報を送信するようにしてもよい。
上記各実施形態において、設備機器の運転状態に応じてセンサ機器のスリープ実行のタイミングを変更するようにしてもよい。具体的には、設備機器の運転状態に応じて、図8のステップS31で判断されるスリープを実行するか否かの条件(第3設定時間)を変更するようにしてもよい。
上記各実施形態において、設備機器の設備機器メイン制御部43の機能を統合コントローラ10の制御部11に持たせてもよい。
上記各実施形態において、統合コントローラの数、無線親機の数、センサ機器の数、及び設備機器の数はそれぞれ、任意である。
無線親機20の機能を統合コントローラ10に持たせて、例えば図14に示すように、無線親機20を割愛してもよい。上記各実施形態では、統合コントローラ10から間接的に(無線親機20を経由して)センサ機器30へスリープ時間が送られるが、これに限られず、例えば図14に示すような構成にして、統合コントローラ10から直接的にセンサ機器30へスリープ時間を送信するようにしてもよい。また、上記各実施形態では、センサ機器30から間接的に(無線親機20を経由して)統合コントローラ10へ測定データが送られるが、これに限られず、例えば図14に示すような構成にして、センサ機器30から直接的に統合コントローラ10へ測定データを送信するようにしてもよい。図14に示すような構成にしても、統合コントローラ10の制御部11が、スリープ時間を決定するとともに、そのスリープ時間を、センサ機器30がウェイクアップした直後にそのセンサ機器30へ送信するようにすることで、スリープ時間の受け渡しを確実に行うことが可能になる。この場合、制御部11が、スリープ時間送信部に相当する。
各実施形態において、設備機器40の運転状態検出部46(図5)を割愛して、図15に示すように、計測システムが、m個のセンサ50_1〜50_mを備える構成にしてもよい。以下、センサ50_1〜50_mの各々を特に区別しない場合、センサ50と表記する。
図15に示す計測システムにおいて、センサ50はそれぞれ、例えば設備機器40の運転状態に対応する電力、照度、温湿度、又は風量を検出する。統合コントローラ10は、センサ50の各々と通信線L5で接続される。センサ50はそれぞれ、設備機器40の運転状態を検出し、その運転状態を統合コントローラ10へ送信する。
各実施形態において、無線親機20に代えて有線の通信機器を用いて、この通信機器とセンサ機器30との間を通信線でつないで(有線で)通信可能にしてもよい。
各実施形態において、統合コントローラ10と無線親機20との間、統合コントローラ10と設備機器40との間は、それぞれ、無線LAN等により無線で通信可能に接続されてもよい。
各実施形態において、設備機器は空気調和機に限られず、対象空間の環境を調整する機器であればよい。環境は、実施形態にて例示した空気の温度、湿度の他に、空気の清浄度、気流、明るさ(照度)などを含む。すなわち、設備機器は例えば、対象空間における気流を調整する送風機、対象空間の明るさ(照度)を調整する照明装置などであってもよい。
センサ機器は温湿度センサモジュールに限られず、設備機器が調整する環境に関する値を測定する機器であればよい。例えば、設備機器が送風機である場合、センサ機器は、風向き又は風量を測定する機器であればよい。例えば、設備機器が照明装置である場合、センサ機器は照度を測定する機器であればよい。
上記各実施形態において、各通信の通信フォーマットは、任意である。例えばXML(Extensible Markup Language)等を用いたテキスト形式を利用してもよいし、通信サイズを低減するためにバイナリ形式など他の形式を用いてもよい。また、通信情報を秘匿できるよう、通信の暗号化を行ってもよい。
上記各実施形態において、データ又はプログラムを保持する記憶装置としては、任意の記憶装置を用いることが可能であり、ROM、フラッシュメモリ、磁気記憶装置(ハードディスクドライブ、磁気カード、磁気テープなど)、又は光ディスクを用いてもよいし、その他の記憶装置を用いてもよい。用途等に応じて最適な記憶装置を選択することが好ましい。
上記各実施形態において、統合コントローラ10の機能は、専用のハードウェアによっても、また、汎用的なコンピュータシステム(例えばパーソナルコンピュータ)によっても実現することができる。
上記各実施形態において、統合コントローラ、無線親機、センサ機器、又は設備機器が保持するプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることによっても、上述の処理を実行する装置を構成することができる。
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するようにしてもよい。また、通信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動実行することによっても、上述の処理を達成することができる。さらに、プログラムの全部又は一部をサーバ装置上で実行させ、その処理に関する情報をコンピュータが通信ネットワークを介して送受信しながらプログラムを実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
なお、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロード等してもよい。
上記各実施形態では、設備機器の運転状態に基づいてセンサ機器のスリープ時間を決定したが、これに限られず、設備機器の運転状態に基づいてスリープ間隔を決定してもよい。設備機器の運転状態に基づいて単位時間当たりのスリープ時間を決定すれば、より適切にセンサ機器の電池の消耗を抑えることが可能になる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
10 統合コントローラ、11 制御部、12 記憶部、13 時間管理部、14,15 通信I/F部、16 ユーザI/F部、17 制御情報作成部、20,20_1〜20_i 無線親機、21 制御部、22 記憶部、23 時間管理部、24,25 通信I/F部、26 ユーザI/F部、30,30_1〜30_j センサ機器、31 制御部、32 記憶部、33 時間管理部、34 通信I/F部、35 センサ部、36 ユーザI/F部、40,40_1〜40_k 設備機器、41 制御部、42 記憶部、43 設備機器メイン制御部、44 通信I/F部、45 内部通信I/F部、46 運転状態検出部、50,50_1〜50_m センサ、100 計測システム。

Claims (15)

  1. 対象空間の環境を調整する設備機器と、
    前記対象空間における前記環境に関する値を測定するセンサ機器と、
    前記センサ機器により測定された前記環境に関する値に基づいて前記設備機器を制御する統合コントローラと、を備え、
    前記設備機器は、前記設備機器の運転状態を検出する運転状態検出部を有し、
    前記統合コントローラは、前記運転状態検出部により検出された前記運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部を有し、
    前記センサ機器は、前記スリープ時間決定部により決定された前記単位時間当たりのスリープ時間に従って該センサ機器をスリープ状態にするスリープ制御部を有し、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器が運転停止している場合は、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を第1の時間とし、前記設備機器が運転している場合は、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を、前記第1の時間よりも短い第2の時間とする、
    ことを特徴とする計測システム。
  2. 対象空間の環境を調整する設備機器と、
    前記対象空間における前記環境に関する値を測定するセンサ機器と、
    前記センサ機器により測定された前記環境に関する値に基づいて前記設備機器を制御する統合コントローラと、
    前記設備機器の運転状態を検出し、該運転状態を前記統合コントローラへ送信する装置と、を備え、
    前記統合コントローラは、前記運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部を有し、
    前記センサ機器は、前記スリープ時間決定部により決定された前記単位時間当たりのスリープ時間に従って該センサ機器をスリープ状態にするスリープ制御部を有し、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器が運転停止している場合は、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を第1の時間とし、前記設備機器が運転している場合は、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を、前記第1の時間よりも短い第2の時間とする、
    ことを特徴とする計測システム。
  3. 対象空間の環境を調整する設備機器と、
    前記対象空間における前記環境に関する値を測定するセンサ機器と、
    前記センサ機器により測定された前記環境に関する値に基づいて前記設備機器を制御する統合コントローラと、を備え、
    前記設備機器は、前記設備機器の運転状態を検出する運転状態検出部を有し、
    前記統合コントローラは、前記運転状態検出部により検出された前記運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部を有し、
    前記センサ機器は、前記スリープ時間決定部により決定された前記単位時間当たりのスリープ時間に従って該センサ機器をスリープ状態にするスリープ制御部を有し、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器の消費エネルギーが大きいほど、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を短くする、
    ことを特徴とする計測システム。
  4. 対象空間の環境を調整する設備機器と、
    前記対象空間における前記環境に関する値を測定するセンサ機器と、
    前記センサ機器により測定された前記環境に関する値に基づいて前記設備機器を制御する統合コントローラと、
    前記設備機器の運転状態を検出し、該運転状態を前記統合コントローラへ送信する装置と、を備え、
    前記統合コントローラは、前記運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部を有し、
    前記センサ機器は、前記スリープ時間決定部により決定された前記単位時間当たりのスリープ時間に従って該センサ機器をスリープ状態にするスリープ制御部を有し、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器の消費エネルギーが大きいほど、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を短くする、
    ことを特徴とする計測システム。
  5. 対象空間の環境を調整する設備機器と、
    前記対象空間における前記環境に関する値を測定するセンサ機器と、
    前記センサ機器により測定された前記環境に関する値に基づいて前記設備機器を制御する統合コントローラと、を備え、
    前記設備機器は、前記設備機器の運転状態を検出する運転状態検出部を有し、
    前記統合コントローラは、前記運転状態検出部により検出された前記運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部を有し、
    前記センサ機器は、前記スリープ時間決定部により決定された前記単位時間当たりのスリープ時間に従って該センサ機器をスリープ状態にするスリープ制御部を有し、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器が前記対象空間の状態を大きく変化させる運転状態であるほど、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を短くする、
    ことを特徴とする計測システム。
  6. 対象空間の環境を調整する設備機器と、
    前記対象空間における前記環境に関する値を測定するセンサ機器と、
    前記センサ機器により測定された前記環境に関する値に基づいて前記設備機器を制御する統合コントローラと、
    前記設備機器の運転状態を検出し、該運転状態を前記統合コントローラへ送信する装置と、を備え、
    前記統合コントローラは、前記運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部を有し、
    前記センサ機器は、前記スリープ時間決定部により決定された前記単位時間当たりのスリープ時間に従って該センサ機器をスリープ状態にするスリープ制御部を有し、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器が前記対象空間の状態を大きく変化させる運転状態であるほど、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を短くする、
    ことを特徴とする計測システム。
  7. 対象空間の環境を調整する設備機器の運転状態を受信する運転状態受信部と、
    センサ機器により測定される前記環境に関する値を示す測定データを受信する測定データ受信部と、
    前記運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部と、
    前記単位時間当たりのスリープ時間を送信するスリープ時間送信部と、
    前記測定データに基づいて前記設備機器の制御情報を作成する制御情報作成部と、
    前記制御情報作成部により作成された制御情報を送信する制御情報送信部と、
    を備え、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器が運転停止している場合は、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を第1の時間とし、前記設備機器が運転している場合は、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を、前記第1の時間よりも短い第2の時間とする、
    ことを特徴とする統合コントローラ。
  8. 対象空間の環境を調整する設備機器の運転状態を受信する運転状態受信部と、
    センサ機器により測定される前記環境に関する値を示す測定データを受信する測定データ受信部と、
    前記運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部と、
    前記単位時間当たりのスリープ時間を送信するスリープ時間送信部と、
    前記測定データに基づいて前記設備機器の制御情報を作成する制御情報作成部と、
    前記制御情報作成部により作成された制御情報を送信する制御情報送信部と、
    を備え、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器の消費エネルギーが大きいほど、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を短くする、
    ことを特徴とする統合コントローラ。
  9. 対象空間の環境を調整する設備機器の運転状態を受信する運転状態受信部と、
    センサ機器により測定される前記環境に関する値を示す測定データを受信する測定データ受信部と、
    前記運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部と、
    前記単位時間当たりのスリープ時間を送信するスリープ時間送信部と、
    前記測定データに基づいて前記設備機器の制御情報を作成する制御情報作成部と、
    前記制御情報作成部により作成された制御情報を送信する制御情報送信部と、
    を備え、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器が前記対象空間の状態を大きく変化させる運転状態であるほど、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を短くする、
    ことを特徴とする統合コントローラ。
  10. コンピュータを、
    対象空間における現在の環境に関する値を測定するセンサ機器により測定された前記環境に関する値に基づいて、前記対象空間の前記環境を調整する設備機器を制御する設備機器制御部、
    前記設備機器の運転状態を受信する運転状態受信部、
    前記受信した運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部、
    前記スリープ時間決定部により決定された前記単位時間当たりのスリープ時間に従って前記センサ機器をスリープ状態にするスリープ制御部、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器が運転停止している場合は、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を第1の時間とし、前記設備機器が運転している場合は、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を、前記第1の時間よりも短い第2の時間とする、
    ことを特徴とするプログラム。
  11. コンピュータを、
    対象空間における現在の環境に関する値を測定するセンサ機器により測定された前記環境に関する値に基づいて、前記対象空間の前記環境を調整する設備機器を制御する設備機器制御部、
    前記設備機器の運転状態を受信する運転状態受信部、
    前記受信した運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部、
    前記スリープ時間決定部により決定された前記単位時間当たりのスリープ時間に従って前記センサ機器をスリープ状態にするスリープ制御部、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器の消費エネルギーが大きいほど、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を短くする、
    ことを特徴とするプログラム。
  12. コンピュータを、
    対象空間における現在の環境に関する値を測定するセンサ機器により測定された前記環境に関する値に基づいて、前記対象空間の前記環境を調整する設備機器を制御する設備機器制御部、
    前記設備機器の運転状態を受信する運転状態受信部、
    前記受信した運転状態に基づいて前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定するスリープ時間決定部、
    前記スリープ時間決定部により決定された前記単位時間当たりのスリープ時間に従って前記センサ機器をスリープ状態にするスリープ制御部、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器が前記対象空間の状態を大きく変化させる運転状態であるほど、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を短くする、
    ことを特徴とするプログラム。
  13. 運転状態検出部が、対象空間の環境を調整する設備機器の運転状態を検出し、
    スリープ時間決定部が、前記検出された運転状態に基づいて、前記対象空間における前記環境に関する値を測定するセンサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定し、
    スリープ制御部が、前記決定された単位時間当たりのスリープ時間に従って前記センサ機器をスリープ状態にし、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器が運転停止している場合は、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を第1の時間とし、前記設備機器が運転している場合は、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を、前記第1の時間よりも短い第2の時間とする、
    ことを特徴とするセンサ機器制御方法。
  14. 運転状態検出部が、対象空間の環境を調整する設備機器の運転状態を検出し、
    スリープ時間決定部が、前記検出された運転状態に基づいて、前記対象空間における前記環境に関する値を測定するセンサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定し、
    スリープ制御部が、前記決定された単位時間当たりのスリープ時間に従って前記センサ機器をスリープ状態にし、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器の消費エネルギーが大きいほど、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を短くする、
    ことを特徴とするセンサ機器制御方法。
  15. 運転状態検出部が、対象空間の環境を調整する設備機器の運転状態を検出し、
    スリープ時間決定部が、前記検出された運転状態に基づいて、前記対象空間における前記環境に関する値を測定するセンサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を決定し、
    スリープ制御部が、前記決定された単位時間当たりのスリープ時間に従って前記センサ機器をスリープ状態にし、
    前記スリープ時間決定部は、前記設備機器が前記対象空間の状態を大きく変化させる運転状態であるほど、前記センサ機器の単位時間当たりのスリープ時間を短くする、
    ことを特徴とするセンサ機器制御方法。
JP2013043750A 2013-03-06 2013-03-06 計測システム、統合コントローラ、プログラム、及びセンサ機器制御方法 Active JP5968253B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013043750A JP5968253B2 (ja) 2013-03-06 2013-03-06 計測システム、統合コントローラ、プログラム、及びセンサ機器制御方法
PCT/JP2014/054142 WO2014136585A1 (ja) 2013-03-06 2014-02-21 計測システム、統合コントローラ、センサ機器制御方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013043750A JP5968253B2 (ja) 2013-03-06 2013-03-06 計測システム、統合コントローラ、プログラム、及びセンサ機器制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014173745A JP2014173745A (ja) 2014-09-22
JP5968253B2 true JP5968253B2 (ja) 2016-08-10

Family

ID=51491107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013043750A Active JP5968253B2 (ja) 2013-03-06 2013-03-06 計測システム、統合コントローラ、プログラム、及びセンサ機器制御方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5968253B2 (ja)
WO (1) WO2014136585A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10034246B2 (en) * 2016-05-10 2018-07-24 Honeywell International Inc. Systems and methods to increase battery life in and identify misuse of a wireless device using environmental sensors

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6409629B2 (ja) 2015-03-11 2018-10-24 オムロン株式会社 センサシステム
JP6724664B2 (ja) * 2016-09-05 2020-07-15 住友電気工業株式会社 無線装置および通信制御プログラム
JP2018156481A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 株式会社東芝 センサ装置及び制御方法
US20210348792A1 (en) * 2018-09-20 2021-11-11 Zen Ecosystems IP Pty Ltd Method, system and apparatus for controlling sensing devices of a hvac system
JP7271236B2 (ja) * 2019-03-08 2023-05-11 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 制御装置、空気調和機、制御方法及びプログラム
JP7372040B2 (ja) * 2019-03-22 2023-10-31 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空調制御システム及び制御方法
JPWO2021245742A1 (ja) * 2020-06-01 2021-12-09

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010048531A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Daikin Ind Ltd 空調制御システム
JP2013007504A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Panasonic Corp 空気調和機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10034246B2 (en) * 2016-05-10 2018-07-24 Honeywell International Inc. Systems and methods to increase battery life in and identify misuse of a wireless device using environmental sensors

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014173745A (ja) 2014-09-22
WO2014136585A1 (ja) 2014-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5968253B2 (ja) 計測システム、統合コントローラ、プログラム、及びセンサ機器制御方法
US11098913B2 (en) Method to control a communication rate between a thermostat and a cloud based server
US10142786B2 (en) System and method for multi-beacon interaction and management
US10533762B2 (en) Method and apparatus for controlling an HVAC system
KR101678728B1 (ko) 환경 모니터링 방법 및 장치
US20190264700A1 (en) Devices, systems, and methods for controlling a ceiling fan
US10310460B2 (en) Management device, management system, management method, and program
CN110667332A (zh) 远程管理车队的气候控制系统的系统和方法
US10560894B2 (en) Mesh routing of sleepy sensor data
WO2015025315A1 (en) Method and apparatus for controlling an hvac system
GB2501765A (en) Apparatus to control a central heating system using a remote server
GB2515424A (en) Sleep mode operation for networked end devices
US20220221178A1 (en) Heating, ventilation, and air conditioning system control using adaptive occupancy scheduling
JP6191897B1 (ja) エネルギー管理装置およびエネルギー管理方法
TW201621225A (zh) 智慧型控制模組、智慧型燈扇、智慧型燈扇遙控器及智慧型燈扇控制方法
JP2018019592A (ja) エネルギー管理装置およびエネルギー管理方法
KR20180054106A (ko) 스마트 조명 시스템의 동작 방법
JP6087678B2 (ja) 無線表示システム
JP2010164231A (ja) 空気調和機及びこれに使用されるリモコン装置
US11519621B2 (en) Systems, methods, and an apparatus for controlling a sleep environment and waking a sleeping person
JP2004257640A (ja) 機器制御システム
JP2021042885A (ja) サーバ、空調制御システム、制御方法および制御プログラム
JP2019193564A (ja) エネルギー管理システム、エネルギー管理装置、端末及びエネルギー管理方法
US20210180822A1 (en) Server and method for controlling thereof
JP2019216328A (ja) 情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140711

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150210

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150218

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20150424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5968253

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250