JP5968240B2 - 連動制御方法、地上装置及び車上装置 - Google Patents
連動制御方法、地上装置及び車上装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5968240B2 JP5968240B2 JP2013018502A JP2013018502A JP5968240B2 JP 5968240 B2 JP5968240 B2 JP 5968240B2 JP 2013018502 A JP2013018502 A JP 2013018502A JP 2013018502 A JP2013018502 A JP 2013018502A JP 5968240 B2 JP5968240 B2 JP 5968240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- train
- switch
- point
- route
- occupancy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Description
無線列車制御システムにおける連動制御方法であって、
処理対象列車の列車位置を発点とし、当該処理対象列車の到達目標位置を着点とする当該発点から当該着点までを予定進路として設定する進路設定ステップ(例えば、図15のステップA3〜A5)と、
各転てつ器の論理的な占有有無を占有列車と関連付けて記憶する占有有無記憶部(例えば、図9の地上記憶部400、図13の進路構成情報530)にアクセスし、前記予定進路中に存在する転てつ器のうち、前記発点から順に占有可能な転てつ器までを、前記処理対象列車による占有有りとして確保する確保ステップ(例えば、図15のステップA7)と、
前記確保ステップで確保した転てつ器を動作させる制御を行う転てつ器制御ステップ(例えば、図15のステップA9)と、
前記予定進路のうち、前記発点から順に前記動作制御が完了した転てつ器の進路部分までを進行許可区間として前記処理対象列車の進行を許可する進行許可ステップ(例えば、図15のステップA11)と、
を含む連動制御方法である。
車上装置と地上装置とが無線通信を行って、前記車上装置が搭載された列車を制御する無線列車制御システムにおける前記地上装置(例えば、図9の地上装置30)であって、
前記列車の列車位置を発点とし、当該列車の到達目標位置を着点とする当該発点から当該着点までを予定進路として設定する進路設定手段と、
各転てつ器の論理的な占有有無を占有列車と関連付けて記憶する占有有無記憶部にアクセスし、前記予定進路中に存在する転てつ器のうち、前記発点から順に占有可能な転てつ器までを、前記列車による占有有りとして確保する確保手段と、
前記確保手段によって確保された転てつ器を制御する転てつ器制御部に、当該転てつ器を動作させる信号を送信する動作指示手段と、
前記転てつ器制御部から前記転てつ器の状態を示す信号を受信し、前記予定進路のうち、前記発点から順に動作が完了した転てつ器の進路部分までを進行許可区間として前記車上装置に通知する進行許可手段と、
を備えた地上装置を構成しても良い。
車上装置と地上装置とが無線通信を行って、前記車上装置が搭載された列車を制御する無線列車制御システムにおける前記車上装置(例えば、図18の車上装置20A)であって、
前記列車の列車位置を発点とし、当該列車の到達目標位置を着点とする当該発点から当該着点までを予定進路として設定する進路設定手段と、
各転てつ器の論理的な占有有無を占有列車と関連付けて記憶する前記地上装置が備える占有有無記憶部にアクセスし、前記予定進路中に存在する転てつ器のうち、前記発点から順に占有可能な転てつ器までを、前記列車による占有有りとして確保する確保手段と、
前記確保手段によって確保された転てつ器を制御する転てつ器制御部に、当該転てつ器を動作させる信号を送信する動作指示手段と、
前記転てつ器制御部から前記転てつ器の状態を示す信号を受信し、前記予定進路のうち、前記発点から順に動作が完了した転てつ器の進路部分までを進行許可区間として前記列車の走行を制御する走行制御手段と、
を備えた車上装置を構成しても良い。
前記占有有無記憶部にアクセスし、前記処理対象列車による占有有りとされた転てつ器のうち、前記処理対象列車の列車位置に基づいて、通過した転てつ器の占有を解除する解除ステップ(例えば、図16のステップB15)を更に含み、
前記確保ステップは、前記占有有無記憶部にアクセスして再度前記確保を行うステップ(例えば、図15のステップA19〜A21)を有し、
前記転てつ器制御ステップは、再度の前記確保により新たに確保された転てつ器を動作させる制御を行うステップ(例えば、図15のステップA21)を有し、
前記進行許可ステップは、前記進行許可区間を更新するステップ(例えば、図15のステップA23)を有する、
連動制御方法を構成しても良い。
前記占有有無記憶部は、前記予定進路中の前記処理対象列車が未到達の部分に係る第1の占有有無(例えば、図13の鎖錠有無536の「進路鎖錠」)と、前記処理対象列車の全長部分に係る第2の占有有無(例えば、図13の鎖錠有無の「てっ査鎖錠」)とを記憶し、
前記解除ステップは、前記処理対象列車の列車先頭位置の外方で且つ、列車最後尾位置の内方に位置する転てつ器については、前記第1の占有有無を解除するとともに前記第2の占有有無を占有有りとし、前記処理対象列車の列車最後尾位置の外方に位置する転てつ器については、前記第2の占有有無を解除するステップ(例えば、図16のステップB9〜B15)を有する、
連動制御方法を構成しても良い。
前記進路設定ステップは、
予め定められた前記到達目標位置の候補の中から到達目標位置とする候補を選択するステップと、
各転てつ器について、当該転てつ器の分岐先それぞれにおいて到達可能な到達目標位置の候補を記憶する進路網データ記憶部にアクセスし、前記発点から前記着点までの前記予定進路とする経路を検索するステップと、
を有する、
連動制御方法を構成しても良い。
前記予定進路を引き戻す引き戻しステップを更に含み、
前記引き戻しステップは、
前記処理対象列車の列車位置及び列車速度に基づいて前記予定進路上の前記処理対象列車の最短停止可能位置を算出するステップ(例えば、図17のステップC3)と、
前記最短停止可能位置に基づいて前記進行許可区間を更新するステップ(例えば、図17のステップC5)と、
前記占有有無記憶部にアクセスし、前記処理対象列車による占有有りとされた転てつ器のうち、前記予定進路中の当該最短停止可能位置の内方に位置する転てつ器の占有を解除するステップ(例えば、図17のステップC7)と、
を有する、
連動制御方法を構成しても良い。
前記予定進路の着点を当該着点と異なる新規着点に変更する進路変更ステップを更に含み、
前記進路変更ステップは、
前記処理対象列車の列車位置から前記新規着点までの進路と前記予定進路との分岐点を特定するステップ(例えば、図17のステップC13)と、
前記処理対象列車の列車位置及び列車速度に基づいて前記予定進路上の前記処理対象列車の最短停止可能位置を算出するステップ(例えば、図17のステップC15)と、
前記最短停止可能位置が前記分岐点の外方の場合に、1)前記占有有無記憶部にアクセスし、前記処理対象列車による占有有りとされた転てつ器のうち、前記予定進路中の前記分岐点の内方に位置する転てつ器の占有を解除することと、2)前記予定進路の着点を前記新規着点として当該進路を更新することと、3)前記最短停止可能位置に基づいて前記進行許可区間を更新することと、を行うステップ(例えば、図17のステップC17〜C27)と、
を有する、
連動制御方法を構成しても良い。
前記進路変更ステップは、前記最短停止可能位置が前記分岐点の内方の場合に、前記予定進路の着点の変更を抑止するステップ(例えば、図17のステップC17、C31)を有する、
連動制御方法を構成しても良い。
図1は、本実施形態の列車制御システム1の構成図である。同図によれば、この列車制御システム1は、軌道Rを走行する列車10に搭載される車上装置20と、地上装置30とを備えて構成される。車上装置20と地上装置30とは、所定の無線通信回線を介した無線通信が可能となっている。無線通信回線は、図1に破線で示す通信エリアが連続して軌道Rを含むように複数の無線基地局50を設置して構成しても良いし、或いは、軌道Rに沿ってループアンテナや漏洩同軸ケーブル(LCX)を敷設して構成しても良い。
本実施形態の列車制御システム1における連動制御の手順を説明する。
(1)進路設定
先ず、進路設定を行う。図2は、進路設定の説明図である。処理対象列車の先頭位置を発点とし、この発点から、要求された着点(到達目標位置)までの経路を予定進路として設定する。図2では、処理対象列車である列車10aについて着点Aまでの進路構成を要求された場合を示している。列車10aの先頭位置から着点Aまでの経路を予定進路として設定する。
次いで、予定進路上の転てつ器を占有する。図3は、予定進路上の転てつ器40の占有の説明図である。予定進路上の転てつ器40について、発点に近い順に占有可能か否か(他の列車に占有されていないか)を判断し、占有可能な転てつ器40までを処理対象列車で占有する。なお、この占有は、転てつ器40の状態を考慮しない論理的な占有である。
続いて、占有した転てつ器40を鎖錠する。本実施形態において、鎖錠は、処理対象列車が未到達の転てつ器を対象とする進路鎖錠と、処理対象列車の全長部分の転てつ器を対象とするてっ査鎖錠との2種類がある。
転てつ器40の占有・鎖錠は、列車の進行に伴って解除される。図5は、転てつ器40の解除の説明図である。図5の(1)では、列車10aの先頭位置を発点とし、着点Aまでの予定進路が設定されている。また、予定進路上の全ての転てつ器40a,40bが進路鎖錠されており、着点Aまでの速度照査パターンが作成されている。
進路構成がなされた後、進路の引き戻し(取り消し)が可能である。図6は、進路の引き戻しの説明図である。図6の(1)では、列車10aの先頭位置を発点とし、着点Aまでの予定進路が設定されている。予定進路上の全ての転てつ器40a〜40cが鎖錠され、着点Aまでの速度照査パターンが作成されている。
また、進路構成がなされた後も、所定条件を満たす場合には進路の再設定が可能である。図7は、進路の再設定の説明図である。図7の(1)では、列車10aの先頭位置を発点とし、着点Aまでの予定進路が設定されている。また、予定進路上の全ての転てつ器40a,40b,40cが鎖錠されている。
(A)車上装置
図8は、車上装置の構成図である。図8に示すように、車上装置20は、車上処理部100と、車上記憶部200とを備えて構成される一種のコンピュータである。
図9は、地上装置30の構成図である。図9によれば、地上装置30は、地上処理部300と、地上記憶部400とを備えて構成される一種のコンピュータである。
図15〜図17は、連動制御部320が実行する連動制御の流れを説明するフローチャートである。なお、図15〜図17では一の列車を対象とした処理を示しているが、同様の処理が複数の列車それぞれに対して並列に実行される。
終了条件を満たすならば(ステップC33:YES)、本処理を終了する。
このように、本実施形態の列車制御システム1は、列車10に搭載された車上装置20と地上装置30とが無線通信可能に構成されている。地上装置30は、各列車10の位置及び速度を管理(在線管理)するとともに、外部からの要求に応じた連動制御を行う。具体的には、進路構成要求に応じて、列車の先頭位置を発点として要求された着点までの経路を予定進路として設定し、この予定進路上の地上設備(転てつ器40及び着点の候補)について、進路の発点に近い順に占有可能な設備を順に占有する。次いで、占有した地上設備の転てつ器を転換動作させた後に鎖錠し、鎖錠が完了した地上設備までの進行許可区間として設定する。車上装置20では、この進行許可区間の終端である進行限界位置に停止するための速度照査パターンを作成し、走行制御(速度制御)を行う。これにより、線路を区切った区間を単位とした進路鎖錠を行うといった従来の連動制御とは異なる、無線列車制御システムにおける新たな連動制御が実現される。
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
上述の実施形態では、連動制御の主体を地上装置30が主体として行うとしたが、車上装置20が行うこととしても良い。
また、列車の先頭位置及び最後尾位置に応じた詳細な制御を行うこととして説明したが、包括して列車位置としてある程度の許容範囲をもたせた制御を行うこととしてもよい。具体的には、例えば、列車位置を基準として列車長に所定の余裕長を含めた長さの範囲を列車存在推定範囲とし、列車存在推定範囲の先頭位置を上述の実施形態の列車先頭位置、列車存在推定範囲の最後尾位置を上述の実施形態の列車最後尾位置とするとしてもよい。
また、進路鎖錠の解除に当たっては、列車最後尾位置の通過でもって進路鎖錠を解除することとして、進路鎖錠とてっ査鎖錠とを含めた包括的な鎖錠としてもよい。
20 車上装置
100 車上処理部
110 位置速度算出部、120 速度照査パターン作成部、130 速度照査部
200 車上記憶部
210 車上制御プログラム
220 停止位置目標データ、230 速度照査パターンデータ
30 地上装置
300 地上処理部
310 在線管理部、320 連動制御部、330 転てつ器制御部
400 地上記憶部
410 連動制御プログラム
420 地上設備構成データ
430 転てつ器構成データ、450 着点構成データ
460 地上設備状態データ
470 転てつ器状態データ、480 着点状態データ
500 列車DB
10 列車
11 無線通信装置、12 ブレーキ機構、13 手動制御部
14 速度発電機、15 受電器
40 転てつ器
50 無線基地局
R 軌道
Claims (8)
- 無線列車制御システムにおける連動制御方法であって、
処理対象列車の列車位置を当該処理対象列車とともに移動していく発点として設定することと、各転てつ器に対応付けて当該転てつ器の分岐先それぞれにおいて到達可能な到達目標位置の候補を記憶する進路網データ記憶部にアクセスし、到達目標位置の候補の中から当該処理対象列車の到達目標位置とする着点を設定することと、を行って当該発点から当該着点までを予定進路として設定する進路設定ステップと、
前記各転てつ器の論理的な占有有無を占有列車と関連付けて記憶する占有有無記憶部にアクセスし、前記予定進路中に存在する転てつ器のうち、前記発点から順に占有可能な転てつ器までを、前記処理対象列車による論理的な占有有りとして確保する確保ステップと、
前記確保ステップで確保した転てつ器を動作させる制御を行う転てつ器制御ステップと、
前記予定進路のうち、前記発点から順に前記動作制御が完了した転てつ器の進路部分までを進行許可区間として前記処理対象列車の進行を許可する進行許可ステップと、
を含む連動制御方法。 - 前記占有有無記憶部にアクセスし、前記処理対象列車による占有有りとされた転てつ器のうち、前記処理対象列車の列車位置に基づいて、通過した転てつ器の占有を解除する解除ステップを更に含み、
前記確保ステップは、前記占有有無記憶部にアクセスして再度前記確保を行うステップを有し、
前記転てつ器制御ステップは、再度の前記確保により新たに確保された転てつ器を動作させる制御を行うステップを有し、
前記進行許可ステップは、前記進行許可区間を更新するステップを有する、
請求項1に記載の連動制御方法。 - 前記占有有無記憶部は、前記予定進路中の前記処理対象列車が未到達の部分に係る第1の占有有無と、前記処理対象列車の全長部分に係る第2の占有有無とを記憶し、
前記解除ステップは、前記処理対象列車の列車先頭位置の外方で且つ、列車最後尾位置の内方に位置する転てつ器については、前記第1の占有有無を解除するとともに前記第2の占有有無を占有有りとし、前記処理対象列車の列車最後尾位置の外方に位置する転てつ器については、前記第2の占有有無を解除するステップを有する、
請求項2に記載の連動制御方法。 - 前記予定進路を引き戻す引き戻しステップを更に含み、
前記引き戻しステップは、
前記処理対象列車の列車位置及び列車速度に基づいて前記予定進路上の前記処理対象列車の最短停止可能位置を算出するステップと、
前記最短停止可能位置に基づいて前記進行許可区間を更新するステップと、
前記占有有無記憶部にアクセスし、前記処理対象列車による占有有りとされた転てつ器のうち、前記予定進路中の当該最短停止可能位置の内方に位置する転てつ器の占有を解除するステップと、
を有する、
請求項1〜3の何れか一項に記載の連動制御方法。 - 前記予定進路の着点を当該着点と異なる新規着点に変更する進路変更ステップを更に含み、
前記進路変更ステップは、
前記処理対象列車の列車位置から前記新規着点までの進路と前記予定進路との分岐点を特定するステップと、
前記処理対象列車の列車位置及び列車速度に基づいて前記予定進路上の前記処理対象列車の最短停止可能位置を算出するステップと、
前記最短停止可能位置が前記分岐点の外方の場合に、1)前記占有有無記憶部にアクセスし、前記処理対象列車による占有有りとされた転てつ器のうち、前記予定進路中の前記分岐点の内方に位置する転てつ器の占有を解除することと、2)前記予定進路の着点を前記新規着点として当該進路を更新することと、3)前記最短停止可能位置に基づいて前記進行許可区間を更新することと、を行うステップと、
を有する、
請求項1〜4の何れか一項に記載の連動制御方法。 - 前記進路変更ステップは、前記最短停止可能位置が前記分岐点の内方の場合に、前記予定進路の着点の変更を抑止するステップを有する、
請求項5に記載の連動制御方法。 - 車上装置と地上装置とが無線通信を行って、前記車上装置が搭載された列車を制御する無線列車制御システムにおける前記地上装置であって、
前記列車の列車位置を当該列車とともに移動していく発点として設定することと、各転てつ器に対応付けて当該転てつ器の分岐先それぞれにおいて到達可能な到達目標位置の候補を記憶する進路網データ記憶部にアクセスし、到達目標位置の候補の中から当該列車の到達目標位置とする着点を設定することと、を行って当該発点から当該着点までを予定進路として設定する進路設定手段と、
前記各転てつ器の論理的な占有有無を占有列車と関連付けて記憶する占有有無記憶部にアクセスし、前記予定進路中に存在する転てつ器のうち、前記発点から順に占有可能な転てつ器までを、前記列車による論理的な占有有りとして確保する確保手段と、
前記確保手段によって確保された転てつ器を制御する転てつ器制御部に、当該転てつ器を動作させる信号を送信する動作指示手段と、
前記転てつ器制御部から前記転てつ器の状態を示す信号を受信し、前記予定進路のうち、前記発点から順に動作が完了した転てつ器の進路部分までを進行許可区間として前記車上装置に通知する進行許可手段と、
を備えた地上装置。 - 車上装置と地上装置とが無線通信を行って、前記車上装置が搭載された列車を制御する無線列車制御システムにおける前記車上装置であって、
前記列車の列車位置を当該列車とともに移動していく発点として設定することと、各転てつ器に対応付けて当該転てつ器の分岐先それぞれにおいて到達可能な到達目標位置の候補を記憶する進路網データ記憶部にアクセスし、到達目標位置の候補の中から当該列車の到達目標位置とする着点を設定することと、を行って当該発点から当該着点までを予定進路として設定する進路設定手段と、
前記各転てつ器の論理的な占有有無を占有列車と関連付けて記憶する前記地上装置が備える占有有無記憶部にアクセスし、前記予定進路中に存在する転てつ器のうち、前記発点から順に占有可能な転てつ器までを、前記列車による論理的な占有有りとして確保する確保手段と、
前記確保手段によって確保された転てつ器を制御する転てつ器制御部に、当該転てつ器を動作させる信号を送信する動作指示手段と、
前記転てつ器制御部から前記転てつ器の状態を示す信号を受信し、前記予定進路のうち、前記発点から順に動作が完了した転てつ器の進路部分までを進行許可区間として前記列車の走行を制御する走行制御手段と、
を備えた車上装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013018502A JP5968240B2 (ja) | 2013-02-01 | 2013-02-01 | 連動制御方法、地上装置及び車上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013018502A JP5968240B2 (ja) | 2013-02-01 | 2013-02-01 | 連動制御方法、地上装置及び車上装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014148260A JP2014148260A (ja) | 2014-08-21 |
JP5968240B2 true JP5968240B2 (ja) | 2016-08-10 |
Family
ID=51571617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013018502A Expired - Fee Related JP5968240B2 (ja) | 2013-02-01 | 2013-02-01 | 連動制御方法、地上装置及び車上装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5968240B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6596750B2 (ja) * | 2015-11-25 | 2019-10-30 | 三菱重工エンジニアリング株式会社 | 車両制御システム、走行管理装置、リソース管理装置、車両制御方法、プログラム |
JP6541563B2 (ja) * | 2015-12-10 | 2019-07-10 | 株式会社日立製作所 | 鉄道保安システム及び連動装置 |
JP7048346B2 (ja) * | 2018-02-20 | 2022-04-05 | 三菱重工エンジニアリング株式会社 | 運行管理システム |
JP7141358B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2022-09-22 | 株式会社日立製作所 | 列車制御システムおよび列車制御方法 |
JP7411345B2 (ja) * | 2019-07-04 | 2024-01-11 | 株式会社日立製作所 | 列車制御装置、当該装置を搭載する鉄道車両および列車制御方法 |
KR102316367B1 (ko) * | 2019-12-04 | 2021-10-25 | 한국철도기술연구원 | 열차 간 자율 협업 기반의 자원 점유 방법 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0741840B2 (ja) * | 1988-10-19 | 1995-05-10 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | 鉄道信号用連動制御システム |
JP2000025616A (ja) * | 1998-07-14 | 2000-01-25 | Railway Technical Res Inst | 鉄道用信号制御装置 |
JP2002059832A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-26 | Hitachi Ltd | 列車信号システム |
JP2003063401A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Railway Technical Res Inst | 連動図表作成支援システム |
JP5049992B2 (ja) * | 2009-03-18 | 2012-10-17 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 車上連動制御方法、車上制御装置及び車上連動制御システム |
-
2013
- 2013-02-01 JP JP2013018502A patent/JP5968240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014148260A (ja) | 2014-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5968240B2 (ja) | 連動制御方法、地上装置及び車上装置 | |
CN109774747B (zh) | 线路资源的控制方法、智能车载控制器和对象控制器 | |
JP6029743B2 (ja) | 車上装置、信号システム及び移動装置の制御方法 | |
JP6080944B2 (ja) | 車上装置、信号システム及び移動体の制御方法 | |
EP1695890B1 (en) | Signaling system, train with control apparatus and point protection apparatus | |
JP6110476B2 (ja) | 車上装置、信号システム及び移動体の制御方法 | |
JP5885654B2 (ja) | 列車制御システム | |
JP6596750B2 (ja) | 車両制御システム、走行管理装置、リソース管理装置、車両制御方法、プログラム | |
KR102131848B1 (ko) | 가상열차를 이용한 열차제어시스템 및 그 방법 | |
JP6208217B2 (ja) | 信号システム及び移動体の制御方法 | |
KR20140053017A (ko) | 지상 연동 장치를 사용하지 않는 자동 유도 차량의 제어 | |
JPWO2012176348A1 (ja) | 列車運行制御システム | |
WO2017010245A1 (ja) | 列車および信号保安システム | |
CN104309643B (zh) | 一种点式atp模式下pmi联锁系统的临时限速方法 | |
JP2011031697A (ja) | 運行管理方法,運行管理装置,走行制御装置 | |
CN115092220B (zh) | 一种基于虚拟区段不完整进路资源锁定方法 | |
CA3147820A1 (en) | Method for controlling a train within a train control system, and train control system | |
JP5799460B2 (ja) | 車上装置及び列車進行制御システム | |
JP2006137337A (ja) | 列車制御システム、及び列車制御方法 | |
JP6983574B2 (ja) | 車両制御システム、リソース管理装置、車両制御方法、プログラム | |
TWI715987B (zh) | 列車運行管理系統 | |
JP2020040601A (ja) | 無線列車制御システムおよび走行制御方法 | |
WO2017038288A1 (ja) | 信号保安システム | |
TWI715988B (zh) | 車上裝置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160628 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160705 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5968240 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |