JP5968120B2 - 歯科インプラント用ステントの製造方法およびステント製造用補助具 - Google Patents
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Description
歯科インプラントの埋入位置に相当する位置にガイド穴が形成された顎骨模型を準備する模型準備工程、
前記ガイド穴へ挿入される挿入軸部および該挿入軸部に連設され該挿入軸部よりも大径の頭部を備えるガイドピンと、該ガイドピンの頭部に外嵌される筒状のガイドチューブと、前記ガイドピンの挿入軸部に外嵌させるための貫通孔を中心部に有し、外径が前記ガイドピンの頭部よりも大きく形成された高さ調節部材とから成る補助具を準備する補助具準備工程、
前記ガイドピンの挿入軸部を、前記高さ調節部材の貫通孔に挿通させた状態で、前記顎骨模型のガイド穴に挿入することにより、前記高さ調節部材を前記顎骨模型の表面に配置するとともに、前記ガイド穴の外方に突出する前記ガイドピンの頭部に前記ガイドチューブを外嵌して前記高さ調節部材に当接させることにより、前記ガイドチューブを前記高さ調節部材の高さ分だけ前記顎骨模型から離隔させる補助具装着工程、
前記補助具のうち、前記ガイドピンの頭部を突出させ、該頭部以外の部分は埋設されるように、前記顎骨模型の表面にステント成形材料を盛り付けたのち、該ステント成形材料を硬化させてステントを成形するステント成形工程、
前記硬化させたステントから前記ガイドピンを引き抜いたのち、該ステントを前記顎骨模型から取り外し、さらに該ステントから前記高さ調節部材を除去するステント取外し工程を含むことを特徴とする歯科インプラント用ステントの製造方法である。
高さの異なる複数種類の前記高さ調節部材を用意し、
顎骨に穿設する埋入穴の穿設深さとドリルの挿入長さとに基づいて、前記ガイドチューブの前記顎骨模型からの離隔距離を決定し、
該決定された離隔距離に応じた高さの高さ調節部材を選択して用いることを特徴とする。
はじめに、図2Aに示すごとく、顎骨模型Mと補助具Uとを準備する。顎骨模型Mは、従来公知の手法で製作することができる。たとえば、被施術者をCTスキャンして顎骨の3次元データを採取し、この3次元データに基づき、光造形装置などを用いて、歯科インプラントの埋入位置に相当する位置にガイド穴が形成された顎骨模型Mを準備する。
次に、図2Bに示すように、補助具Uを顎骨模型Mに装着する。すなわち、ガイドピン10の挿入軸部11を、高さ調節部材30の貫通孔31に挿通させた状態で、顎骨模型Mのガイド穴1に挿入する。これにより、高さ調節部材30が、顎骨模型Mの表面に配置される。続いて、ガイド穴1の外方に突出するガイドピン10の頭部12に、ガイドチューブ20を外嵌して、高さ調節部材30に当接させる。これによりガイドチューブ20が、高さ調節部材30の高さh2分だけ、顎骨模型Mから離隔した位置に保持される。
顎骨模型Mに補助具Uを装着し終えたならば、図2Cに示すごとく、顎骨模型Mの表面に、たとえばアクリル樹脂などからなるステント成形材料Rを盛り付けたのち、ステント成形材料Rを硬化させてステントSを成形する。
ステント成形材料Rが硬化したならば、図2Dに示すように、硬化させたステントSからガイドピン10を引き抜いて、ステントSを顎骨模型Mから取り外す。ガイド穴1の方向が傾斜していても、ガイドピン10を抜き取ってからステントSを取り外すから、ステントSの取り外しはきわめて簡単である。さらに、ステントSから高さ調節部材30を除去する。その結果、内部にガイドチューブ20だけを残存させたステントSが得られる。しかるのち、得られたステントSに適宜の後処理を加えることにより、目的とする歯科インプラント用ステントSが完成する。
11 挿入軸部
12 頭部
20 ガイドチューブ
30 高さ調節部材
G 顎骨
M 顎骨模型
R ステント成形材料
S ステント
U 補助具
Claims (2)
- 歯科インプラント埋入用の埋入穴を顎骨に穿設するドリルの位置決めを行なうためのステントを製造する方法であって、
歯科インプラントの埋入位置に相当する位置にガイド穴が形成された顎骨模型を準備する模型準備工程、
前記ガイド穴へ挿入される挿入軸部および該挿入軸部に連設され該挿入軸部よりも大径の頭部を備えるガイドピンと、該ガイドピンの頭部に外嵌される筒状のガイドチューブと、前記ガイドピンの挿入軸部に外嵌させるための貫通孔を中心部に有し、外径が前記ガイドピンの頭部よりも大きく形成された高さ調節部材とから成る補助具を準備する補助具準備工程、
前記ガイドピンの挿入軸部を、前記高さ調節部材の貫通孔に挿通させた状態で、前記顎骨模型のガイド穴に挿入することにより、前記高さ調節部材を前記顎骨模型の表面に配置するとともに、前記ガイド穴の外方に突出する前記ガイドピンの頭部に前記ガイドチューブを外嵌して前記高さ調節部材に当接させることにより、前記ガイドチューブを前記高さ調節部材の高さ分だけ前記顎骨模型から離隔させる補助具装着工程、
前記補助具のうち、前記ガイドピンの頭部を突出させ、該頭部以外の部分は埋設されるように、前記顎骨模型の表面にステント成形材料を盛り付けたのち、該ステント成形材料を硬化させてステントを成形するステント成形工程、
前記硬化させたステントから前記ガイドピンを引き抜いたのち、該ステントを前記顎骨模型から取り外し、さらに該ステントから前記高さ調節部材を除去するステント取外し工程を含むことを特徴とする歯科インプラント用ステントの製造方法。 - 前記補助具準備工程において、
高さの異なる複数種類の前記高さ調節部材を用意し、
顎骨に穿設する埋入穴の穿設深さとドリルの挿入長さとに基づいて、前記ガイドチューブの前記顎骨模型からの離隔距離を決定し、
該決定された離隔距離に応じた高さの高さ調節部材を選択して用いることを特徴とする請求項1に記載の歯科インプラント用ステントの製造方法。
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JP2012144623A JP5968120B2 (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 歯科インプラント用ステントの製造方法およびステント製造用補助具 |
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JP2012144623A JP5968120B2 (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 歯科インプラント用ステントの製造方法およびステント製造用補助具 |
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