JP5967789B1 - 燃料電池セパレータ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属平板が厚板であっても、反りが小さい燃料電池セパレータ及びその製造方法を提供する。【解決手段】中央部の領域に複数の凹凸部からなるガス流路と、前記ガス流路の周辺部に平坦部を含んだ燃料電池セパレータにおいて、平坦部の少なくとも一方向の両縁部には、夫々が同一方向に略垂直に折れ曲がる第1の折曲部を有すると共に、第1の折曲部がなす各々の折曲線と前記ガス流路との間に、各々の前記折曲線と平行に折り曲げられた第2の折曲部を有し、ガス流路側の屈曲端の断面形状が滑らかな曲線をなし、ガス流路の両側方に位置する平坦部の板厚が、第1の屈曲部の板厚よりも薄く引き延ばされることで、残留応力が低減された反りが小さい燃料電池セパレータとその製造方法。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池セパレータ及びその製造方法に関する。より詳細には、金属平板にガス流路をなす複数の凹凸部が形成されている反りが小さい燃料電池セパレータ、及びプレス成形によるその製造方法に関する。
近年、高効率かつ環境性能の高い燃料電池の需要が高まっている。しかし、燃料電池は製造コストが高いことから依然として普及が進んでいない。製造コストが高い理由の一つに、燃料電池のセルをなす燃料電池セパレータが高価であることが挙げられる。従来の燃料電池セパレータは、切削やエッチング等により金属平板にガス流路を形成させていたため、製造に時間を要し、一枚当たりの製造単価が非常に高価となっていた。
そのため、燃料電池を普及させるためには、燃料電池セパレータの製造コストを低減させることが重要とされる。そこで、金属燃料電池セパレータの加工方法が、高価なエッチング等から安価なプレス成形に移行されつつある。しかし、平坦な金属平板に複数の凹凸部をプレス成形させると、凹凸部分とその周囲に残留応力が残り、燃料電池セパレータに反りが発生するという課題があった。
燃料電池セパレータに反りが発生すると、燃料電池セパレータと電極との面圧が不均一となって接触抵抗が大きくなり、発電電圧が低下すると共に、ガスシール性が低下するといった課題があった。更に、反りを修正しながら燃料電池スタックを組立てる必要があり、組立て作業が煩雑になるといった課題もあった。
また、燃料電池自動車に使用される燃料電池では、燃料電池の小型軽量化が求められるため、燃料電池セパレータが約0.2mmから約0.3mmといった薄い金属平板から製造されている。そうすると、金属平板の板厚が薄く剛性が低いため、ガス流路をプレス成形させた場合には、燃料電池セパレータに反りが発生しやすくなっていた。そこで、板厚の薄い燃料電池セパレータであっても、反りを少なくできる技術が特許文献1及び特許文献2に開示されている。
特許文献1の技術には、金属平板の中央の集電部と、集電部の周囲に縁部とが成形されてなる燃料電池セパレータの技術が開示されている。特許文献1の技術によれば、集電部の縁部に一方の面側が凸部とされ、他方の面側が溝部をなすリブが形成されることにより、縁部の剛性が高くなり、燃料電池セパレータ全体の反りを抑制できるとされている。
しかし、特許文献1の技術によれば、リブにより縁部の剛性が高められて、燃料電池セパレータの反りが抑制されるため、縁部にリブを備えさせることが必須の要件とされている。そのため、縁部全体が平坦とされた燃料電池セパレータを得ることはできなかった。そうすると、セルを重ねて、縁部の平坦部を貫通する状態に配設される燃料等の流路孔の配置が制約されるため、セルの面積が大きくなる、シール材の厚さが分厚くなると共に、リブの形状に合わせた凹凸溝を設ける必要がある等の課題があった。
特許文献2には、0.2mm以下の薄板の固体高分子型燃料電池セパレータについて、反りを抑制させる技術が開示されている。特許文献2の技術によれば、中央に燃料電池セパレータに沿うガス流路が備えられ、その周囲に平坦部が備えられる燃料電池セパレータにおいて、ガス流路の長さ方向と平行となる平坦部の二辺に、折り曲げ、若しくはガス流路とは異なる凹部又は凸部を形成させている。一方で、ガス流路の幅方向と平行となる平坦部の二辺には、曲げ部等を有さない領域を備えさせている。これにより、燃料電池セパレータ部材自体として剛性を確保しにくい0.2mm以下の薄板であっても、平坦部の剛性を高くして燃料電池セパレータの反りを抑制できるとされている。
しかし、特許文献2の技術によれば、剛性を確保しにくい板厚が0.2mm以下の薄板を対象としているため、積層組立作業において板を移動させる際に、板同士の衝突等により、部分的な破損や反りを発生させる可能性があるという課題があった。また、厚板の場合については、それ自体で燃料電池セパレータ材としての剛性を確保できるとして、反りが発生することを想定していなかった。
一方で、定置型発電機として利用される燃料電池の場合には、燃料電池自動車のように小型軽量化が必ずしも必要ではなく、厚板の燃料電池セパレータを使用することも可能であった。ここで、厚板とは、板厚が少なくとも約0.5mm以上の金属平板を指している。
しかし、燃料電池セパレータを厚板とすれば、燃料電池セパレータを積み重ねる際にも、燃料電池セパレータを変形させにくく組み立てやすい反面、厚板が反った場合には、従来の抑制方法では反りを抑制することはできなかった。
そこで、本願の発明者は、燃料電池セパレータをプレス成形するにあたって、金属平板が反りにくいと考えられていた、板厚が約0.8mmの厚板を使用して試作を行った。しかし、燃料電池セパレータが厚板であっても、凹凸部の密度と配列によっては、燃料電池セパレータに反りが発生するという新たな課題に直面した。
このような場合には、厚板に反りを発生させる程の強い残留応力が働いていることに加えて、板自体の剛性も高いため、反りを矯正することが非常に困難であった。そこで、本願の発明者は、金属製の厚板に、高い密度で凹凸部がプレス成形されて反りが発生した場合であっても、その反りを矯正できる燃料電池セパレータの製造方法と反りが矯正された燃料電池セパレータを提供することを課題とした。
特許文献3には、金属製の薄板にガス流路をプレス成形した後に、ガス流路の周辺平坦部を加圧して部分的に圧縮することにより、プレス加工により生じた燃料電池セパレータの反りを矯正できる燃料電池セパレータの製造方法の技術が開示されている。特許文献3の技術によれば、第一工程において、金属平板の左右上下に周辺部を残して、センター部に、縦長凹凸形状のガス流路をプレス成形している。そして、第二工程において、ガス流路の長手方向の端部平坦部にのみ、ガス流路の長手方向に対して平行で、かつ、ガス流路の端部から燃料電池セパレータの周縁まで連続した直線状の圧縮成形部を複数並列させてプレス形成させている。
圧縮成形部は、板厚に対して千分の一程度の極浅い圧縮部とされているが、周辺平坦部に凹凸を形成させることに変わりはなく、燃料電池セパレータの気密性・水密性を維持して組立加工することが困難となると共に、時間の経過とともに気密性・水密性が低下する可能性があるという課題があった。
特許文献4には、金属製の薄板にガス流路をプレス成形した後に、ガス流路の周辺部に引張力を与えて、プレス加工により生じた燃料電池セパレータの反りを矯正できる燃料電池セパレータの製造方法の技術が開示されている。特許文献4の技術によれば、第一工程において、金属平板の左右上下に周辺部を残して、センター部に、縦長凹凸形状のガス流路をプレス成形している。そして、第二工程において、前記ガス流路の長手方向と平行となる周辺部を固定しておいて、ガス流路の長手方向と直交する周辺部にのみ、引張力を加えて燃料電池セパレータの反りを矯正している。
具体的には、燃料電池セパレータのガス流路の両脇の平坦部を、下方に折り曲げて係止片を突設し、ガス流路の周辺部を治具で上下から挟んで固定し、ガス流路の両脇部分の係止片にカム金型を係止し、カム金型を左右に開いてガス流路の両脇部分を押し広げるとされている。そのため、燃料電池セパレータの一部を上下から挟む固定機構と、燃料電池セパレータの両脇部分のみを水平方向に押し広げるカム金型機構が必要とされている。
そうすると、特許文献4の技術では、前記のカム金型機構をプレス機に備えさせる必要があり、プレス機構が複雑になり、従来のプレス機を使って前記両脇部分だけを押し広げることは困難であるといった課題があった。そこで、本願の発明者は、従来のプレス機のプレス機構だけを使って、反りが発生した厚板の反りを矯正する方法を試行した。その過程で、厚板については、前記両脇部分だけを押し広げるだけでは、両脇部分が伸びるだけで凹凸部の反りを矯正することはできなかった。
特許文献1:特開2002−175818号公報
特許文献2:特開2003−338295号公報
特許文献3:特開2003−249237号公報
特許文献4:特開2003−249241号公報
本発明が解決しようとする課題は、金属製の厚板に、複数の凹凸部をプレス成形させた燃料電池セパレータでも、反りが発生しないようにさせる燃料電池セパレータの製造方法、及び反りの小さい燃料電池セパレータを提供することに関する。
本発明の第1の発明は、金属平板からなり、中央部の領域に複数の凹凸部からなるガス流路と、前記ガス流路の周辺部に平坦部とを含んだ燃料電池セパレータの製造方法において、前記ガス流路を形成させる工程と、前記平坦部の少なくとも一方向の各々の両縁部を同一方向に略垂直に折り曲げて固定させる第1工程と、第1工程で折り曲げた両縁部の折曲線と中央部の領域との間における各々の平坦部において、前記中央部の領域の近傍平坦部と前記折曲線の近傍平坦部とを金属平板に垂直な方向に相対移動させて、前記折曲線に平行に屈曲させる第2工程とが含まれ、第2工程が、ガス流路を形成させる工程以後に行われ、第2工程において、前記折曲線の近傍平坦部を前記中央部の領域の方に引き込ませないようにして、前記中央部の領域の近傍平坦部に引張力を加えて金属平板の反りを抑制させることを特徴としている。
金属平板の大きさ、形状、板厚は限定されない。板厚は0.5mmから1mmの厚板でも反りの抑制ができるが、これよりも薄板であってもよいことは勿論のことである。燃料電池セパレータの材質は、熱膨張係数が電解質膜に近似したフェライト系ステンレス鋼、ニッケルクロム系合金等であればよく、限定されない。ガス流路をなす凹凸部の形状、大きさ、数、間隔等も限定されない。ガス流路の周辺の平坦部には、面に沿って交差する二方向の少なくとも一方向について本発明の製造方法を適用してもよく、二方向に順次適用してもよく、二方向に同時に適用してもよい。
第1工程では、ガス流路をなす中央部の領域の周辺部にある両方向の平坦部のうちの、少なくとも一方向の両縁部を折り曲げた状態としている。両縁部を折り曲げることにより、折り曲げた両縁部が金型に引っ掛けられる。プレス金型に両縁部が引っ掛けられた状態となるため、両縁部が面方向へ引き込まれないようにされる。
そのため、第2工程において、第1工程で折り曲げた折曲線の内方の平坦部において、中央部の領域の近傍平坦部と、前記折曲線の近傍平坦部とを金属平板に垂直な方向に相対移動させて屈曲させ、中央部の領域の近傍平坦部に引張力を加えても、折曲線の近傍平坦部が内方側に引き込まれない。すなわち、両縁部が金型に引っ掛けられた状態となって、折曲線の近傍平坦部が中央部の領域に向けて引き込まれないようにされるため、引張力が中央部の領域の近傍平坦部から内方に均一に作用される。第2工程では、第1工程で折り曲げた方向に平行に屈曲させるのが好適であるが限定されず、ガス流路の配置等に応じて屈曲位置は決定されればよい。
ここで、相対移動の距離は、反りの度合いに応じて決定される。具体的には、反りが小さい場合には、中央部の領域の近傍平坦部と、折曲線の近傍平坦部との相対移動距離が小さくされ、一方、反りが大きい場合には、引張力を強くかけられるように、中央部の領域の近傍平坦部と、折曲線の近傍平坦部との相対移動距離を大きくすればよい。
両縁部が固定されていることにより、従来技術によっては反りを矯正しにくい厚板であっても、中央部の領域の近傍平坦部の全体に引張力が作用され、凹凸部の形状をいびつに変形させないようにして、反りが矯正され、又は反りの発生が抑制される。ここで、相対移動させる態様としては、中央部の領域の近傍平坦部を固定して、折り曲げた両縁部と折曲線の近傍平坦部とを一体に移動させてもよく、折り曲げた両縁部と折曲線の近傍平坦部とを一体に固定した状態で、中央部の領域の近傍平坦部だけを移動させてもよく、ともに移動させてもよく限定されない。
また、中央部の領域の近傍平坦部の全域に引張力が作用されているため、偏った残留応力を残すことがなく、反りの矯正後には、折り曲げた両縁部等を切断除去しても、ガス流路部分に反りが復活することはない。これにより、周辺部に凹凸等がなくても平坦な状態の燃料電池セパレータが得られやすいという有利な効果を奏する。
金属平板の面に対して中央部と周辺部を相対移動させる第2工程によって、加圧作用による圧縮力を、金属平板に沿った水平方向への引張力に変える。すなわち、第1工程の両縁部の折り曲げも、第2工程の屈曲のいずれも、従来のプレス機による加圧作用によればよいため、従来のプレス機によって、燃料電池セパレータの反りが矯正され、又は反りの発生が抑制される。
これにより、従来のプレス機に対して複雑な機構追加や変更を要せず、プレス金型を変更するだけで、既存のプレス機を使って反りの小さい燃料電池セパレータを製造でき、引張手段等を付加する必要もなく、燃料電池セパレータの製造スペースが従来のプレス機よりも広くなることもない。
また、金属平板の板厚に拘わらず、複数の凹凸部がプレス成形された場合であっても、反りが小さく、かつ、周辺部全体に凹凸部のない平坦な状態の燃料電池セパレータを得ることができる。これにより、金属平板の板厚に拘わらず、ガスシール性の高い燃料電池セパレータを容易に製造できる。
本発明の第2の発明は、第1の発明の燃料電池セパレータの製造方法であって、前記ガス流路を形成するガス流路形成工程の後に、第1工程と、第2工程が含まれていることを特徴としている。第1工程と第2工程とを一連の工程としてもよく、複数の工程としてもよい。ガス流路を形成する工程と反りを矯正する工程が分割されているため、各々の工程に応じた加圧能力のプレス機により加圧すればよく、加圧能力の高い大型のプレス機を使用しなくてもよい。
本発明の第3の発明は、第1の発明の燃料電池セパレータの製造方法であって、第1工程と第2工程との間に、前記ガス流路を形成するガス流路形成工程が含まれていることを特徴としている。まず、両縁部を折り曲げた状態として、ガス流路を形成させるようにしているため、ガス流路をプレス成形する際にも、反りの発生が抑制される。第2の工程では、小さな反りを矯正すればよいため、第2の工程に要する加圧力は小さなものであればよい。これにより、凹凸部の寸法精度の高い、高い品質の燃料電池セパレータを製造することができる。
本発明の第4の発明は、第1の発明の燃料電池セパレータの製造方法であって、第1工程の後に、前記ガス流路を形成するガス流路形成工程と第2工程が同時に行われることを特徴としている。反りを発生させやすいガス流路形成工程と、反りを抑制させる第2工程とが同時に行われることにより、ガス流路がプレス成形された時点で、燃料電池セパレータは反りがない状態とされている。ガス流路形成工程と、第2工程とを同時に行うことにより、凹凸部の寸法精度の高い、高い品質の燃料電池セパレータを高い生産効率で製造することが可能となる。
本発明の第5の発明の燃料電池セパレータは、金属平板からなり、中央部の領域に複数の凹凸部からなるガス流路と、前記ガス流路の周辺部に平坦部を含んだ反りが小さい燃料電池セパレータにおいて、前記平坦部の少なくとも一方向の両縁部には、夫々が同一方向に略垂直に折れ曲がる第1の折曲部を有すると共に、第1の折曲部がなす各々の折曲線と前記ガス流路との間に、各々の前記折曲線と平行に折り曲げられた第2の折曲部を有し、各々の第2の折曲部におけるガス流路側の屈曲端の断面形状が滑らかな曲線をなし、各々の前記屈曲端の内方の平坦部において、前記折曲線と交差する方向に対して引き延ばされることで、前記ガス流路の両側方に位置する平坦部の板厚が、第1の折曲部の板厚より薄くされ、残留応力が低減されていることを特徴としている。
両側の折曲線の内方の平坦部において、各々の第2の折曲部が折り曲げられる。第2の折曲部は、各々の折曲線に平行に屈曲させるのが好適であるが限定されず、ガス流路の配置等に応じて屈曲位置は決定されればよい。また、第1の折曲部と、第2の折曲部とが金属平板の表側・裏側のいずれ側に折り曲げられるかは限定されない。第1の折曲部が略垂直に折り曲げられているため、第2の折曲部が折り曲げられる際に、第1の折曲部は内方側に引き込まれない。また、第1の折曲部を形成させた後に、第2の折曲部を形成させても、第2の折曲部のガス流路側の屈曲端の断面形状が滑らかな曲線とされているため、金属平板自体が破断せず、くびれを発生させることもなく、ガス流路の凹凸部の形状がいびつに変形されない。
屈曲端の断面形状がなす滑らかな曲線は、例えば、プレス金型の肩部の縁部を金属平板の板厚の3倍以上の曲率の曲線とすればよく、また半径2mm乃至5mmの円又は楕円形状の一部に沿った曲線としてもよく限定されない。プレス金型の肩部の縁部に外接させて滑らかに折り曲げられることにより、金属平板に破断やくびれを発生させないで、金属平板を引き延ばすことができる。
第2の折曲部の折り曲げ形状は、燃料電池セパレータの反りの大きさに応じて適宜調整される。燃料電池セパレータの反りが小さい場合は、相対移動距離を小さくして、屈曲端が緩やかに曲げられるように、浅く折り曲げればよく、反りが大きい場合には、相対移動距離を大きくして深く屈曲させればよい。これにより、厚板であっても反りの小さい燃料電池セパレータとされる。
本発明の第6の発明は、第5の発明の燃料電池セパレータであって、前記金属平板の板厚が、0.5mm以上1.0mm以下とされていることを特徴としている。金属平板の板厚が0.5mm以上の厚板とされ、剛性が高いため、第2の折曲部より外方を切除しても、平坦な金属平板体を変形させにくく、セルを組み立てやすい燃料電池セパレータとされる。また、1.0mm以下の厚板であるため、加圧能力の高い大型のプレス機を使用せず燃料電池セパレータを製造できる。
本発明の第7の発明は、第5又は第6の発明の燃料電池セパレータであって、前記凹凸部が、一つの方向に長く伸びる複数の筋状のリブを含んでいることを特徴としている。リブは連続している必要はなく、分断されていてもよく、点状の凹凸部が混在していてもよい。リブの起伏の大きさ、形状は限定されない。これにより、反りの小さい燃料電池セパレータが、ガス流路に沿った複数の筋状のリブを含んだ燃料電池セパレータとされる。
本発明の第8の発明は、第5又は第6の発明の燃料電池セパレータであって、前記凹凸部が、独立した複数の点状の凹凸部であることを特徴としている。ここで点状とは、独立し、方向性の無い突起であればよく、形状は限定されない。これにより、反りの小さい燃料電池セパレータが、凸部の頂部に方向性のない燃料電池セパレータとされる。
本発明の第9の発明は、第5から第8の発明の燃料電池セパレータであって、前記金属平板の四隅部が切り欠かれ、各々の四隅の切欠き部の切欠き形状の内方が円弧状とされ、第2の折曲部が前記切欠き部よりも縁部側に位置していることを特徴としている。
四隅の切欠き部の切欠き形状の内方が円弧状とされることにより、反りを矯正させる際に、引張力による応力が隅部に集中することが防がれ、同時に二方向から引張力を加えても、切欠き部分が破断されていない燃料電池セパレータとなる。これにより、反りが発生し易い形状のガス流路の形状の燃料電池セパレータであっても、金属平板に割れ、反りの小さい平坦部を有する燃料電池セパレータとされる。
・本発明の第1の発明によれば、従来のプレス機に対して複雑な機構追加や変更を要せず、プレス金型を変更するだけで、既存のプレス機を使って反りの小さい燃料電池セパレータを製造でき、引張手段等を付加する必要もなく、燃料電池セパレータの製造スペースが従来のプレス機よりも広くなることもなく、金属平板が板厚に拘わらず、ガスシール性の高い燃料電池セパレータを容易に製造できるという有利な効果を奏する。
・本発明の第2の発明によれば、ガス流路を形成する工程と反りを矯正する工程が分割されているため、各々の工程に応じた加圧能力のプレス機により加圧すればよく、加圧能力の高い大型のプレス機を使用しなくてもよい。
・本発明の第3の発明によれば、凹凸部の寸法精度の高い、高い品質の燃料電池セパレータを製造することができる。
・本発明の第4の発明によれば、ガス流路形成工程と、第2工程とを同時に行うことにより、凹凸部の寸法精度の高い、高い品質の燃料電池セパレータを高い生産効率で製造することが可能となる。
・本発明の第5の発明によれば、厚板であっても反りの小さい燃料電池セパレータとされる。
・本発明の第6の発明によれば、剛性が高いため、第2の折曲部より外方を切除しても、平坦な金属平板体を変形させにくく、セルを組み立てやすい燃料電池セパレータとされる。また、加圧能力の高い大型のプレス機を使用せず燃料電池セパレータを製造できる。
・本発明の第7の発明によれば、反りの小さい燃料電池セパレータが、ガス流路に沿った複数の筋状のリブを含んだ燃料電池セパレータとされる。
・本発明の第8の発明によれば、反りの小さい燃料電池セパレータが、凸部の頂部に方向性のない燃料電池セパレータとされる。
・本発明の第9の発明によれば、反りが発生し易い形状のガス流路の形状の燃料電池セパレータであっても、金属平板に割れ・反りの小さい平坦部を有する燃料電池セパレータとされる。
燃料電池セパレータの斜視図(実施例1)。 ガス流路をプレス成形させた金属厚板(実施例1)。 反り矯正工程の工程図(実施例1)。 反り矯正工程の工程図(実施例1)。 燃料電池セパレータの平面図(実施例2)。 反り矯正工程と凸部成形とを、一工程で行う場合の工程図(実施例3)。 反り矯正工程と凸部成形とを、一工程で行う場合の工程図(実施例3)。 燃料電池セパレータの斜視図(実施例4)。 反り矯正工程の工程図(実施例4)。
ガス流路をなす凹凸部の一方向の両縁部を折り曲げて、両縁部がガス流路側に引き込まれないようにした。そして、ガス流路側平坦部すなわち中央部の領域の近傍平坦部と、縁部側平坦部すなわち折曲線の近傍平坦部とを、燃料電池セパレータの面に対して垂直な方向に相対移動させることにより、屈曲させるようにし、縁部側平坦部をガス流路側に引き込ませないようにして、前記ガス流路側平坦部に引張力を加え、燃料電池セパレータの反りを抑制させることとした。
実施例1では、反りの小さい燃料電池セパレータ1、及びその製造方法を、図1から図4を参照して説明する。図1は、反りの小さい燃料電池セパレータ1の斜視図を示している。図1(A)図は、反りを矯正した状態の燃料電池セパレータ1を示し、図1(B)図は、反りを矯正した後に、所望の形状に切り出した燃料電池セパレータ7を示している。図2は、ガス流路をプレス成形させた燃料電池セパレータ4を説明する説明図である。図2(A)図は、燃料電池セパレータ4の平面図を示し、図2(B)図は、図2(A)図のA−A位置断面図を示し、図2(C)図は、図2(B)図の一部拡大図を示している。図3及び図4は、反り矯正工程を説明する工程図を示している。
まず、図2を参照して、反りを矯正させる前の燃料電池セパレータ4を説明する。矯正前の燃料電池セパレータ4は、金属平板からなり、その中央部の領域20には筋状に伸びる複数の凸部21が、平行に備えられると共に、周辺部が平坦部10とされている。金属平板は、厚さが約0.8mmの厚板とされている。金属平板の材質は、周知のフェライト系ステンレス鋼とされている。凸部21が形成される中央部の領域の側方平坦部15には、凸部21を挟んで一方側に一つの貫通孔12が備えられ、他方側に二つの貫通孔13,13が備えられている。各々の貫通孔12,13は、反り矯正工程において、金属平板の位置合わせ用の目途とされる。
筋状の凸部21は、プレス成形により形成され、表面側が凸部21をなし、裏面側が凹部23をなしている(図2(C)図参照)。この表面側の隣り合う凸部21,21の間が、燃料ガス等が流れるガス流路22とされる。筋状の凸部21が押し出されるようにプレス成形されることにより、金属平板の中央部の領域20は伸びるが、その周囲の平坦部10(図2(A)図参照)は伸びないため、主として凸部21が配列された方向に、燃料電池セパレータ4の中央部の領域20が一方に膨出するように、反り14が発生される(図2(B)図参照)。
次に、図1を参照して、反りの小さい燃料電池セパレータ1について説明する。反りの小さい燃料電池セパレータ1は、矯正前の燃料電池セパレータ4の平坦部10(16)(図2参照)に、第1の折曲部30と第2の折曲部40を備えさせている(図1(A)図)。各々の第1の折曲部30は、中央部の領域20の周りの平坦部10において、凸部21が延びる方向の側方の両縁部11,11(図2(A)図参照)を略垂直に折り下げることにより形成されている。
第2の折曲部40は、第1の折曲部30と中央部の領域20との間に位置する平坦部17を、燃料電池セパレータの面に対して、折曲線33に平行に緩やかに折り下げることにより形成されている。ここで、第2の折曲部40が備えられる位置は、実施例1では第1の折曲部の近傍とされているが、第1の折曲部30と、中央部の領域20との間のいずれかの位置が折り曲げられればよい。
折曲線33よりも内方側の平坦部に、第2の折曲部40が形成されることに伴って、ガス流路周辺の平坦部10(図2(A)図参照)に、凸部21の伸びる方向に対して直交する外向きの引張力が加えられる。この引張力が加えられることにより、中央部の領域の側方平坦部15が凸部21の伸びる方向に対して直交する方向に引き延ばされる。これにより、中央部の領域20とその周囲との間に発生している金属平板を反らせる残留応力がなくなり、矯正前の燃料電池セパレータ4に発生していた反りが矯正されて、反りの小さい燃料電池セパレータ1を得ることができる(図1(A)図)。
また、金属平板を反らせる残留応力がなくなるため、第1の折曲部30と、第2の折曲部40とを切除しても、反りが復活することがない(図1(B)図)。そのため、燃料電池セパレータ1を所望の形状となるように切り出すことにより、平坦部10に凹凸がなく、かつ、反りの小さい燃料電池セパレータ7を得ることができる。これにより、燃料電池セルを組立てる際に組立作業が容易になる。また、両縁部全体を固定した状態で、周辺の平坦部10が中央部20よりも優先して引き延ばされるため、中央部20の延びはガス流路22の形態に影響を出さない程度に収まる。
次に、図3及び図4を参照して、反り矯正工程について説明する。図3(A)図は、矯正工程開始前の状態を示し、図3(B)図は、上方金型50と下方金型60との間に燃料電池セパレータ4を挟持させる工程を示している。図4(C)図は、燃料電池セパレータ4の両縁部を折り曲げる工程を示し、図4(D)図は、燃料電池セパレータの中央部の領域20の両縁部の各々の内方を傾斜する状態に折り曲げる工程を示し、図4(E)図は、矯正工程が終了した状態を示している。また、各々の図では、理解を容易にするため、プレス機の金型部分のみを示すと共に、一部の金型を破線で示している。
まず、図3(A)図を参照してプレス機の構成を説明する。プレス機は、燃料電池セパレータ4を挟み込んで矯正するための上方金型50と下方金型60と、周知のプレス機構(図示を省略している)とから構成されている。上方金型50は、先に下降する先方金型51(理解を容易にするため、図3,4では破線で示している。)と、遅れて下降する後方金型54とからなり、延伸軸57が延伸することにより互いが一体に連動して垂直方向に移動可能とされている。また、進退軸58が進退することにより、先方金型51を進退させずに、後方金型54のみを進退可能とさせている。
先方金型51は、下端面52が平坦とされると共に、両端部に筋状に伸びる貫通孔53を備えている。後方金型54は、両端部に筋状に伸びる押込部材55を備えている。押込部材55は、貫通孔53に挿通されると共に、進退軸58が後退した状態で、貫通孔53の下端よりも僅かに先方に突出するようにされ、先方金型51の下端面52よりも先に、燃料電池セパレータ4と当接するようにされている。押込部材55の幅は、後述する受部材69よりも、燃料電池セパレータ4の板厚に相当する分だけ細くされている。また、貫通孔53は、両縁部11が折り曲げられる際に先方金型51と接触しない幅とされている。
下方金型60は、一対の架設部材65と、一対の受部材69と、受台61とを備えている。架設部材65は、筋状に伸びると共に、内方側の肩部66が曲面とされている。また、架設部材65の天面には、燃料電池セパレータ4が奥行き方向にずれないように位置合わせするガイド片67が備えられている。受部材69は、筋状に伸びると共に、架設部材65と受台61との間に配設され、弾性部材70が伸縮されることにより上下に進退可能とされる。受部材69の天面の高さは、押し込まれる前の状態で、架設部材65の天面の高さと同一となるように位置合わせされている。
受台61は、中央に燃料電池セパレータの凸部21が潰れないようにする陥没部62を備えると共に、周囲が平坦とされ、受部材69と隣接する位置の肩部63が、断面形状が半径5mmの円弧状をなす曲面とされている。また、受台61の天面には、燃料電池セパレータの平坦部10に備えられた貫通孔12,13(図2(A)図参照)に挿通されて、燃料電池セパレータの位置合わせをする孔12,13よりも僅かに細い位置合わせ部材64が備えられる。
次に、図3及び図4の各々の図を参照して、反り矯正工程について説明する。まず、矯正前の燃料電池セパレータ4の貫通孔13が、位置合わせ部材64に挿し込まれると共に、燃料電池セパレータ4の先方が、ガイド片67に当接されて位置合わせされ、一対の架設部材65,65の間に架け渡されるように載置される(図3(A)図)。
そして、延伸軸57が延伸されることにより上方金型50が降下され、押込部材55の下端面と、受部材69の上端面の間に、矯正前の燃料電池セパレータ4が挟み込まれる(図3(B)図)。更に、延伸軸57が延伸されると、押込部材55の前進に伴って、弾性部材70が収縮して受部材69が後退するように押し込まれ、矯正前の燃料電池セパレータ4の両縁部11,11(図3(B)図参照)が、架設部材65の肩部66の曲面に沿って、略垂直に折り曲げられる。そして、受部材69の上端面が、受台61の天面と同じ高さとなる位置まで後退した時点で、第1の折曲部30が形成される(図4(C)図)。
そして、第1の折曲部30は、架設部材65の上方側と共に先方金型51の貫通孔に嵌って、架設部材65の側面68と、押込部材55の側面56との間に挟まれて位置固定される。この状態で、矯正前の燃料電池セパレータ4の中央部の領域20は、凸部21が陥没部62に納まって、その潰れが防止される。
次に、進退軸58が前進することにより、後方金型54のみが降下されて、押込部材55が更に前進される。そうすると、弾性部材70が更に収縮して受部材69が押し下げられ、受台61と架設部材65との間に窪み溝71が形成される。この窪み溝71に落とし込まれるように、第1の折曲部30と、第1の折曲部がなす折曲線の近傍平坦部17とが一体に押し下げられる。これにより、ガス流路側平坦部と縁部側平坦部とが、金属平板面に垂直な方向に相対移動される。そうすると、折曲線の近傍平坦部17が外方に引っ張られると共に、受台の肩部63に沿って、屈曲端42の断面形状が滑らかな曲線をなすように折り曲げられて、第2の折曲部40が形成される(図4(D)図)。
この際に、第1の折曲部30は位置固定されているため、内方側に引き込まれることがない。そのため、第2の折曲部40が形成される際に働く引張力は、第2の折曲部よりも内方側の平坦部10に作用される。そして、中央部の領域20の周囲に反りを発生させるように残っていた残留応力がなくなり、燃料電池セパレータが平坦な状態に矯正される。そして、後方金型54が後退して、反りの無い燃料電池セパレータが得られる(図4(E)図)。
実施例2では、図5を参照して、複数の突起が行列をなすように備えられた場合の燃料電池セパレータ2を説明する。図5(A)図は、矯正前の燃料電池セパレータ5の平面図を示し、図5(B)図は、反りの矯正後の燃料電池セパレータ2の平面図を示している。実施例1と同一の構成については、同一の番号を付して説明を省略している。なお、図2(B)図では、第1の折曲部31を破線で示している。
矯正前の燃料電池セパレータ5は、四角形形状の金属平板の四隅が切り欠かれ、周囲の平坦部18が略十字形状とされている。また、切欠きの内方には、円弧状とされた円弧状部19が備えられている。中央部の領域24には、ガス流路をなす突起25が行列をなすように複数配列されると共に、四隅が曲線を描くように配置されている(図5(A)図参照)。このような場合には、残留応力が突起25に対して行方向及び列方向のいずれかに偏らず発生しやすいことになる。そのため、矯正前の燃料電池セパレータ5には、中央部の領域24に二方向に湾曲した反りが発生する。
反りの小さい燃料電池セパレータ2においては、第1の折曲部31は突起25に対して、二方向の平坦部15,16の各々の両縁部11に備えられている。第2の折曲部41は、各々の平坦部15,16において、第1の折曲部31よりも内方側、かつ、円弧状部19よりも両縁部11寄りに備えられている。これにより、中央部の領域24に対して、外方に向かって二方向に引張力を加えることができる。そのため、突起25に対して、行方向及び列方向のいずれにも働く残留応力がなくなり、反りが矯正される。また、円弧状部19が備えられることにより、反りを矯正させる際に、応力が切欠きの隅部に集中せず、隅部から金属平板が破断されにくくなる。
実施例3では、連続した一つの工程により、反りの小さい燃料電池セパレータ1を製造する場合の製造方法を、図6及び図7を参照して説明する。図6(A)図は、反り矯正工程の開始前の状態を示し、図6(B)図は、上方金型80と下方金型90との間にガス流路成形前の平坦な金属平板6を挟み込む工程を示している。図7(C)図は、金属平板6の両縁部11を折り曲げて、位置固定する工程を示し、図7(D)図は、ガス流路をなす凸部21をプレス成形する工程を示し、図7(E)図は、金属平板6を引き延ばして反りを矯正する工程を示している。実施例3では、実施例1と共通する構成については、同一の符号を付して説明を省略している。また、理解を容易にするため、図7(E)図のみ、先方金型81を破線で示している。
まず、図6(A)図を参照して、実施例1のプレス金型との相違点を説明する。先方金型81の下端面82には、凸部21(図7(D)図参照)を形成させるための筋状凸部83が備えられ、受台91の天面には、筋状凸部83に対向するように筋状凹部92が備えられる点が、実施例1の構成と異なっている(図6(A)図)。まず、平坦な金属平板6を、架設部材65及び受部材69に載置させる。次に、実施例1と同様に、押込部材55と受部材69の間に金属平板6が挟み込まれる(図6(B)図)。そして、金属平板6の両縁部11が折り曲げられて、押込部材55と架設部材65との間に挟まれて位置固定される(図7(C)図)。
この状態から、更に延伸軸57が延伸されることにより、金属平板6が先方金型81と受台91との間に挟まれて加圧され、凸部21がプレス成形される(図7(D)図)。そして、第1の折曲部30がなす折曲線の近傍平坦部17が僅かに湾曲され始める。実施例1と同様に、第2の折曲部40が形成されることにより金属平板6が引き延ばされて、金属平板6の反りが矯正される(図7(E)図)。これにより、反りの小さい燃料電池セパレータ1(図1(A)図参照)を、一つの工程で製造することができるという有利な効果を奏する。
実施例4では、反りの小さい燃料電池セパレータ3、及び折り曲げた端部に対して、燃料電池セパレータの中央部の領域を下方に相対移動させて、反りを矯正する工程について、図8及び図9を参照して説明する。図8は、燃料電池セパレータ3の斜視図を示している。図9(A)図は、反り矯正工程の開始前の状態を示し、図9(C)図は、矯正前の燃料電池セパレータ2の両縁部11を折り曲げて、位置固定する工程を示し、図9(D)図は、燃料電池セパレータ2の中央部の領域20と、中央部の領域の近傍平坦部16を一体に押し下げて、燃料電池セパレータの反りを矯正する工程を示している。実施例4においては、実施例1と共通する工程については、図面及び説明を一部省略している。上方金型100と下方金型101との間に燃料電池セパレータ2を挟持させる工程は、図3(B)図の上方金型50と下方金型60との間に燃料電池セパレータ4を挟持させる工程と同様であるため省略している。
反りの小さい燃料電池セパレータ3は、第1の折曲部32の折り曲げ方向が、反対方向に折り上げられている点以外は、燃料電池セパレータ1と同じ構成とされている。次に、図9(A)図を参照して、実施例1の各々の金型との相違点を説明する。
上方金型100は、先方金型101と、延伸軸107及び進退軸108の構成が実施例1と異なっている。先方金型101は、下端面102が平坦とされると共に、両側の肩部103,103が緩やかな曲面とされている。また、第2の折曲部40よりも内方側の領域のみが押し下げられるように、受台111と同じ幅とされている。延伸軸107は、備えられる位置が異なる点以外は実施例1と共通している。進退軸108は、後方金型54を位置固定した状態で、先方金型101のみが進退可能とされている。
下方金型110は、受台111と、弾性部材112と、受部材に換えて挟持部材113を備える点が実施例1と異なっている。受台111は、弾性部材112により垂直方向に進退可能とされ、先方金型101の前進に伴って、弾性部材112が収縮して、下方に押し下げられる。挟持部材113は、進退することのない固定された筋状部材とされ、天面が押し下げられていない状態の受台の天面と同一の高さとされている。
次に、図9の各々の図を参照して、製造工程について説明する。まず、矯正前の燃料電池セパレータ2を一対の架設部材65に載置させる(図9(A)図)。次に、先方金型101に備えられる押込部材55が、燃料電池セパレータ2の両縁部11に当接し、両縁部11が略垂直に折り曲げられて、第1の折曲部32が形成される(図9(C)図)。この状態で燃料電池セパレータ2は、両縁部11が押込部材55と架設部材65とに挟まれて、内方側に引き込まれないようにされる。また、第1の折曲部32がなす折曲線の近傍平坦部17が、押込部材55の下端面と挟持部材113の上端面に挟まれて挟持される(図3(B)図参照)。
そして、進退軸108が進退されて、先方金型101が更に前進すると、燃料電池セパレータ2の中央部の領域の近傍平坦部16を介して、受台111の天面が押し下げられる(図9(D)図)。そうすると、燃料電池セパレータ2が、先方金型101の肩部103に沿って、円弧形状に沿うように滑らかに折り曲げられ、第2の折曲部40が形成される。これにより、燃料電池セパレータ2の反りが矯正されて、平坦な状態の燃料電池セパレータ3を得ることができる。
(その他)
・本実施例では、ガス流路側平坦部と縁路側平坦部との相対移動距離が小さく、第2の折曲部が緩やかに傾斜されている例を示したが、第2の折曲部において、屈曲端が緩やかな円弧形状に沿う形状を維持していれば、相対移動距離は限定されない。例えば、相対移動距離が大きくされて、第2の折曲部の形状が段形状をなすようにされてもよいことは勿論のことである。
・今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記した説明に限られず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2,3,4,5,7…燃料電池セパレータ、
6…金属平板、10…平坦部、11…両縁部、12,13…孔、14…反り、
15…中央部の領域の側方平坦部、16…中央部の領域の近傍平坦部、
17…折曲線近傍の平坦部、18…周囲の平坦部、19…円弧状部、
20,24…中央部の領域、21…凸部、22…ガス流路、23…凹部、
25…突起、30,31,32…第1の折曲部、33…折曲線、
40,41…第2の折曲部、42…屈曲端、
50,80,100…上方金型、51,81,101…先方金型、
52,82,102…下端面、53…貫通孔、
54…後方金型、55…押込部材、56…側面、57,107…延伸軸、
58,108…進退軸、60…下方金型、61…受台、62…陥没部、
63,66,103…肩部、64…位置合わせ部材、65…架設部材、67…ガイド片、
68…側面、69…受部材、70,112…弾性部材、71…窪み溝、83…筋状凸部、
90,110…下方金型、91,111…受台、92…筋状凹部、113…挟持部材

Claims (9)

  1. 金属平板からなり、中央部の領域に複数の凹凸部からなるガス流路と、前記ガス流路の周辺部に平坦部とを含んだ燃料電池セパレータの製造方法において、
    前記ガス流路を形成させる工程と、
    前記平坦部の少なくとも一方向の各々の両縁部を同一方向に略垂直に折り曲げて固定させる第1工程と、
    第1工程で折り曲げた両縁部の折曲線と中央部の領域との間における各々の平坦部において、前記中央部の領域の近傍平坦部と前記折曲線の近傍平坦部とを金属平板に垂直な方向に相対移動させて、前記折曲線に平行に屈曲させる第2工程とが含まれ、
    第2工程が、ガス流路を形成させる工程以後に行われ、第2工程において、前記折曲線の近傍平坦部を前記中央部の領域の方に引き込ませないようにして、前記中央部の領域の近傍平坦部に引張力を加えて金属平板の反りを抑制させる、
    ことを特徴とする燃料電池セパレータの製造方法。
  2. 前記ガス流路を形成するガス流路形成工程の後に、第1工程と、第2工程が含まれている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池セパレータの製造方法。
  3. 第1工程と第2工程との間に、前記ガス流路を形成するガス流路形成工程が含まれている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池セパレータの製造方法。
  4. 第1工程の後に、前記ガス流路を形成するガス流路形成工程と第2工程が同時に行われる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池セパレータの製造方法。
  5. 金属平板からなり、中央部の領域に複数の凹凸部からなるガス流路と、前記ガス流路の周辺部に平坦部を含んだ反りが小さい燃料電池セパレータにおいて、
    前記平坦部の少なくとも一方向の両縁部には、夫々が同一方向に略垂直に折れ曲がる第1の折曲部を有すると共に、
    第1の折曲部がなす各々の折曲線と前記ガス流路との間に、各々の前記折曲線と平行に折り曲げられた第2の折曲部を有し、
    各々の第2の折曲部におけるガス流路側の屈曲端の断面形状が滑らかな曲線をなし、各々の前記屈曲端の内方の平坦部において、前記折曲線と交差する方向に対して引き延ばされることで、前記ガス流路の両側方に位置する平坦部の板厚が、第1の折曲部の板厚より薄くされ、残留応力が低減されている、
    ことを特徴とする燃料電池セパレータ。
  6. 前記金属平板の板厚が、0.5mm以上1.0mm以下とされている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の燃料電池セパレータ。
  7. 前記凹凸部が、一つの方向に長く伸びる複数の筋状のリブを含んでいる、
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の燃料電池セパレータ。
  8. 前記凹凸部が、独立した複数の点状の凹凸部である、
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の燃料電池セパレータ。
  9. 前記金属平板の四隅部が切り欠かれ、各々の四隅の切欠き部の切欠き形状の内方が円弧状とされ、
    第2の折曲部が前記切欠き部よりも縁部側に位置している、
    ことを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれか一項に記載の燃料電池セパレータ。
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