JP5967711B2 - ブロー成形装置 - Google Patents

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本発明は、ブロー成形装置に取付けられるブロー成形金型の下方に取付けられ、パリソンを挟持する下ピンチ板と、パリソンの下端を保持して拡張するエキスパンダピンを有するブロー成形装置に関するものである。
従来、中空体の製造においては、例えば、熱可塑性合成樹脂製の自動車用燃料タンクの製造は、中空体を成形することの容易性からブロー成形方法が多く用いられてきた。ブロー成形方法では、溶融した熱可塑性合成樹脂部材のパリソンを円筒状にして上から押出して、そのパリソンを金型で挟みパリソン中に空気を吹き込み、自動車用燃料タンクを製造していた。
図4に示すように、そのブロー成形方法において、ブロー成形金型110を開いて、その間にパリソン108を流下させている。そのとき、パリソン108の内部に内蔵部品を取り付けたり、パリソン108をブロー成形金型110に均一に当接させたりするために、パリソン108の端末を広げるエキスパンダピン130が使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、図5に示すように、プリブローをするために、エキスパンダピン130とブロー成形金型110の間に、パリソン108を挟持する下ピンチ板120が取付けられている。下ピンチ板120は、第1下ピンチ板121と第2下ピンチ板122から形成され、第1下ピンチ板121と第2下ピンチ板122は互いに近接面127で近接し、また互いに離れる方向に自在に摺動可能に取付けられている。
そして、第1下ピンチ板121と第2下ピンチ板122の近接面127には、プリブローピンを収納するプリブローピン孔123と、2本のエキスパンダピン130、130を収納するエキスパンダピン孔124、125が形成されている。このため、パリソン108を第1下ピンチ板121と第2下ピンチ板122で挟持するときに、プリブローピンと、2本のエキスパンダピン130、130がパリソン108の挟持を妨げることなく、第1下ピンチ板121と第2下ピンチ板122に挟まれたパリソン108からプリブローの空気が漏れることはない。
特開平6−278194号公報
しかしながら、1台のブロー成形装置で多種類のブロー成形品を成形する場合に、そのブロー成形品に応じてブロー成形金型110を交換するとともに、エキスパンダピン130、130の開き位置を調整し、変更する必要があるが、その場合には、下ピンチ板120のエキスパンダピン孔124、125を変更する必要がある。
このエキスパンダピン孔124,125の変更は、下ピンチ板120を交換するか、下ピンチ板120のエキスパンダピン孔124、125が形成された部分を交換する必要があるが、その交換に時間がかかり、生産効率が良くなかった。
そのため、本発明は、ブロー成形装置で多種類のブロー成形品を成形する場合に、下ピンチ板120等の交換の不要な、生産効率の高いブロー成形装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1の本発明は、ブロー成形装置に取付けられるブロー成形金型の下方に取付けられ、パリソンを挟持する下ピンチ板と、パリソンの下端を保持して拡張するエキスパンダピンを有するブロー成形装置において、
エキスパンダピンは、パリソンの下端に近接するように複数本設け、それぞれ薄肉板状に形成するとともに、パリソンの流下方向に対して略垂直に、且つ薄肉板状の側端がパリソンに当接するように移動可能に設け、
該下ピンチ板は、長方形の板状に形成され、複数に分割して形成され、互いに近接と分離可能に取付けられ、近接面に沿ってエキスパンダピンを収納するエキスパンダピン孔をエキスパンダピンと同じ数形成し、エキスパンダピン孔は、幅方向の寸法がエキスパンダピンの肉厚と同じか或いは若干大きく形成され、長手方向の寸法は、エキスパンダピンがブロー成型品の種類に応じて位置を変えるときのエキスパンダピンの可動範囲に応じた長さを有することを特徴とするブロー成形装置である。
請求項1の本発明では、エキスパンダピンは、パリソンの下端に近接するように複数本設け、それぞれ薄肉板状に形成するとともに、パリソンの流下方向に対して略垂直に、且つ薄肉板状の側端がパリソンに当接するように移動可能に設けられている。このため、パリソンが流下して、ブロー成形金型の下方に位置したときに、エキスパンダピンによりパリソンの下端を広げることができ、パリソンをしわのよることなく、均一に膨らませて、ブロー成形金型のキャビティー面に当接させることができるとともに、内蔵部品をパリソン内に挿入しやすい。
エキスパンダピンが薄肉板状に形成薄肉板状に形成するとともに、パリソンの流下方向に対して略垂直に、且つ薄肉板状の側端がパリソンに当接するように移動可能に設けられているため、パリソンとの接触面積が狭く、パリソンとエキスパンダピンが密着することがない。
下ピンチ板は、長方形の板状に形成され、複数に分割して形成され、互いに近接と分離可能に取付けられるため、ブロー成形金型が開いて、パリソンが流下してブロー成形金型の下方に、パリソンの下端が位置するときは、分離した下ピンチ板の間にパリソンの下方部分を位置させることができる。さらに、プリブローをするときに、パリソンの下方部分を下ピンチ板が互いに挟持して、パリソンの下方側を気密に保持して、プリブローの空気を漏れなくすることができる。
近接面に沿ってエキスパンダピンを収納するエキスパンダピン孔をエキスパンダピンと同じ数形成した。このため、複数に分割された下ピンチ板がパリソンの下方部分を互いに挟持するときに、エキスパンダピンをエキスパンダピン孔に収納して、パリソンの下方側を下ピンチ板が挟持するときに、エキスパンダピンが邪魔にならずに、パリソンの下方側を気密に保持することができる。
エキスパンダピン孔は、幅方向の寸法がエキスパンダピンの肉厚と同じか或いは若干大きく形成される。このため、複数に分割された下ピンチ板がパリソンの下方部分を互いに挟持するときに、エキスパンダピン孔において、エキスパンダピンが存在しない部分の隙間を狭くすることができ、パリソンの下方部分を確実に塞いで、パリソンの下方側を気密に保持して、プリブローの空気を漏れなくすることができる。
エキスパンダピン孔は、長手方向の寸法は、エキスパンダピンがブロー成型品の種類に応じて位置を変えるときのエキスパンダピンの可動範囲に応じた長さを有する。このため、下ピンチ板を閉じたときに、エキスパンダピンを可動範囲の中で自由に位置させることができ、ブロー成形品の種類が異なって、ブロー成形金型とエキスパンダピンの位置が異なっても、下ピンチ板を取り替える必要がなく、生産準備が容易である。
請求項2の本発明は、エキスパンダピン孔の幅方向の寸法は、エキスパンダピンの肉厚とパリソンの肉厚の合計寸法よりも短く形成されたブロー成形装置である。
請求項2の本発明では、エキスパンダピン孔の幅方向の寸法は、エキスパンダピンの肉厚とパリソンの肉厚の合計寸法よりも短く形成された。このため、下ピンチ板を閉じたときに、エキスパンダピン孔の部分で、エキスパンダピンが存在する部分では、確実にパリソンの下方部分を気密に挟持することができるとともに、エキスパンダピンが存在しない部分でも、エキスパンダピンの肉厚は小さく、実質的にパリソンの下方部分を気密に挟持することができる。
請求項3の本発明は、下ピンチ板の近接面にプリブローピンを挟持する孔を形成したブロー成形装置である。
請求項3の本発明では、下ピンチ板の近接面にプリブローピンを挟持する孔を形成したため、複数に分割された下ピンチ板がパリソンの下方部分を互いに挟持するときに、プリブローピンを、プリブローピンを挟持する孔に保持して、プリブローピンが邪魔にならずに、パリソンの下方側を気密に保持することができる。
本件発明は、エキスパンダピン孔は、幅方向の寸法がエキスパンダピンの肉厚と同じか或いは若干大きく形成されるため、複数に分割された下ピンチ板がパリソンの下方部分を互いに挟持するときに、エキスパンダピン孔において、エキスパンダピンが存在しない部分でも、パリソンの下方部分を確実に塞いで、パリソンの下方側を気密に保持して、プリブローの空気を漏れなくすることができる。
エキスパンダピン孔は、長手方向の寸法は、エキスパンダピンがブロー成型品の種類に応じて位置を変えるときのエキスパンダピンの可動範囲に応じた長さを有するため、エキスパンダピンを可動範囲の中で自由に位置させることができ、ブロー成形金型とエキスパンダピンの位置が異なっても、下ピンチ板を取り替える必要がなく、生産準備が容易である。
本発明の実施の形態である下ピンチ板の平面図である。 本発明の実施の形態である下ピンチ板の第2下ピンチ板の右半分の拡大平面図である。 本発明のブロー成形装置のブロー成形金型を開いて、パリソンの先端をエキスパンダピンで開いた状態の断面図である。 従来のブロー成形装置のブロー成形金型を開いて、パリソンの先端をエキスパンダピンで開いた状態の断面図である。 従来の下ピンチ板の平面図である。
本発明の実施の形態であるブロー成形装置について、図1〜図3に基づき説明する。
図3に示すように、ブロー成形装置は、パリソン8を形成する合成樹脂を押出する押出機(図示せず)と、押出機から出た合成樹脂をパリソン8として押出すダイヘッド6と、パリソン8を型成形するブロー成形金型10と、ブロー成形金型10の下方に位置して、パリソン8の下端部分を挟持する下ピンチ板20と、パリソン8の下端を拡張するエキスパンダピン30を有する。
図3に示すように、ブロー成形金型10は、パーティングラインで2つに分割して形成され、ブロー成形金型移動装置(図示せず)で左右に開くようにスライドされる。ブロー成形金型10は、内部にブロー成形品を形成するキャビティー11が形成されている。ブロー成形金型10が左右に開いたときに、ダイヘッド6から流下したパリソン8は、キャビティー11に対応する位置に位置する。そして、パリソン8の先端はブロー成形金型10の下端よりも下方にまで達するように流下する。
ブロー成形金型10の下部には、図3に示すように、エキスパンダピン30とエキスパンダピン30の先端とパリソン8の下端部を挟持する下ピンチ板20が取付けられている。図1に示すように、下ピンチ板20は、2枚の長方形の板状に下ピンチ板近接面27で分割して形成された第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22を有する。
本実施の形態では、エキスパンダピン30は、2本、第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32が設けられているが、2本以上複数本設けることができる。
第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32は、それぞれ薄肉板状に形成されている。第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32は、この板状の厚さ方向ではなく、幅方向(図1における左右方向)に左右に移動可能であるとともに、パリソン8の流下方向に対して略垂直に移動可能に設けられている。第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32は、幅が20mmで厚さが5mm程度のものを使用することができる。
そして、パリソン8が流下すると、第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32はパリソン8の下端の内部にその先端が挿入されて、その後、互いに離れる方向に移動して、パリソン8の下端を広げることができる。そのため、パリソン8がしわのよることなく、均一に膨らませることができ、ブロー成形金型10のキャビティー11面にパリソン8を均一に当接させることができるとともに、内蔵部品をパリソン8内に取付ける場合には、内蔵部品をパリソン8内に挿入しやすい。
第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32は薄肉板状に形成され、その薄肉板状の側端がパリソン8と当接するため、パリソン8との接触面積が狭く、パリソン8と第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32が密着することがなく、パリソン8が異常変形することがなく、ブロー成形後に、パリソン8から第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32を離すことが容易である。
第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22は、下ピンチ板保持枠26に、それぞれシリンダ28で相互に開閉方向(図1における上下方向)に摺動可能に取付けられている。
図1において、第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22が開いた状態(図1の下ピンチ板保持枠26の上下に離れた部分)と、下ピンチ板近接面27で閉じた状態(図1の下ピンチ板保持枠26の中央部分)の両方を示している。第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22が開いた状態で、パリソン8の下方部分がその間に流下する。
下ピンチ板20の第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22は、上記のように開閉可能に取付けられているため、後述するプリブローをするときに、パリソン8の下方部分を第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22が互いに挟持して、パリソン8の下方側を気密に保持して、プリブローの空気を漏れなくすることができる。
本実施の形態では、下ピンチ板20は、第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22と2枚に分割して形成したものを例にとり説明するが、3枚以上に分割することも可能である。また、エキスパンダピン30も2本使用したものを例にとり説明するが、3本以上使用することも可能である。
図1と図2に示すように、第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22が近接した下ピンチ板近接面27には、エキスパンダピン30を挟持する2つのエキスパンダピン孔である第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25が形成されるとともに、プリブローピン40を挟持するプリブローピン孔23が形成されている。エキスパンダピン30を3本以上使用する場合には、エキスパンダピン孔をエキスパンダピン30と同じ数形成する。この場合には、下ピンチ板20を複数個に分割することもできる。
プリブローピン40については後述する。第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25は、図2に示すように、第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22の下ピンチ板近接面27にそれぞれ半分ずつ凹ませて形成する。
第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22がパリソン8の下方部分を互いに近接して挟持するときに、第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32をそれぞれ第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25に収納する。パリソン8の下方側を第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22が挟持するときに、第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32が、薄肉板状のため、第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25が第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32を収納することができる。そのため、第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22が下ピンチ板近接面27で近接することができ、邪魔にならずに、パリソン8の下方側を気密に保持することができる。
例えば、第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25は、幅方向の隙間が8mm程度であり、円環状のパリソン8の肉厚は12〜30mm程度であり、第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25の部分でも確実にパリソン8の下方側を挟持することができる。
図1と図2に示すように、第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25は、幅方向の寸法が第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32の肉厚と同じか或いは若干大きく形成される。このため、第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22がパリソン8の下方部分を互いに挟持するときに、第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25において、第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32が存在しない部分の隙間を狭くすることができる。従って、第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25のいずれの部分においても、パリソン8の下方部分を確実に塞いで、パリソン8の下方側を気密に保持して、プリブローの空気を漏れなくすることができる。
第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25の幅方向の寸法は、エキスパンダピン30の肉厚とパリソン8の肉厚の合計寸法よりも短く形成することができる。この場合には、第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22を閉じたときに、第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25の部分で、第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32が存在する部分では、確実にパリソン8の下方部分を気密に挟持することができるとともに、第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32が存在しない部分でも、第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32の肉厚は小さく、2枚のパリソン8の肉厚の合計を第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25の部分で挟持することができ、実質的にパリソン8の下方部分を気密に挟持することができる。
第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25において、長手方向の寸法は、それぞれ第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32の可動範囲に応じた長さを有する。このため、第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32がどの位置にあっても、第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22を閉じることができる。
そのため、ブロー成形品の種類が異なって、ブロー成形金型10と第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32の位置が異なっても、下ピンチ板20を取り替える必要がなく、生産準備が容易である。なお、第1エキスパンダピン31と第2エキスパンダピン32は、上述のように、薄肉板状に形成されているため、第1エキスパンダピン孔24と第2エキスパンダピン孔25は、幅の狭い孔とすることができ、パリソン8を確実に挟持することができる。
図1に示すように、下ピンチ板近接面27にプリブローピン40を収納するプリブローピン孔23を形成することができる。この場合には、プリブローピン40は、下ピンチ板20の下方に取付けられ、プリブローピン40の先端が下ピンチ板20のプリブローピン孔23により収納されることができる。
ブロー成形金型10又はその付近に取付けられて、パリソン8内にプリブローのための空気を注入するピンである。
このため、第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22を閉じて、パリソン8の下方部分を互いに挟持するときに、プリブローピン40を、プリブローピン孔23に保持して、パリソン8の下方側を第1下ピンチ板21と第2下ピンチ板22が挟持することができる。この場合に、プリブローピン40が邪魔にならずに、パリソン8の下方側を確実に塞いで、気密に保持することができる。
従って、プリブローピン40から空気をパリソン8内に注入して、パリソン8を膨らませてプリブローを行うことができる。
8 パリソン
10 ブロー成形金型
20 下ピンチ板
21 第1下ピンチ板
22 第2下ピンチ板
23 プリブローピン孔
24 第1エキスパンダピン孔
25 第2エキスパンダピン孔
27 下ピンチ板近接面
30 エキスパンダピン
31 第1エキスパンダピン
32 第2エキスパンダピン

Claims (3)

  1. ブロー成形装置に取付けられるブロー成形金型の下方に取付けられ、パリソンを挟持する下ピンチ板と、上記パリソンの下端を保持して拡張するエキスパンダピンを有するブロー成形装置において、
    上記エキスパンダピンは、上記パリソンの下端に近接するように複数本設け、それぞれ薄肉板状に形成するとともに、上記パリソンの流下方向に対して略垂直に、且つ薄肉板状の側端が上記パリソンに当接するように移動可能に設け、
    該下ピンチ板は、長方形の板状に形成され、複数に分割して形成され、互いに近接と分離可能に取付けられ、近接面に沿って上記エキスパンダピンを収納するエキスパンダピン孔を上記エキスパンダピンと同じ数形成し、該エキスパンダピン孔は、幅方向の寸法が上記エキスパンダピンの肉厚と同じか或いは若干大きく形成され、長手方向の寸法は、上記エキスパンダピンがブロー成型品の種類に応じて位置を変えるときの上記エキスパンダピンの可動範囲に応じた長さを有することを特徴とするブロー成形装置。
  2. 上記エキスパンダピン孔の幅方向の寸法は、上記エキスパンダピンの肉厚と上記パリソンの肉厚の合計寸法よりも短く形成された請求項1に記載のブロー成形装置。
  3. 上記下ピンチ板の上記近接面にプリブローピンを収納する孔を形成した請求項1又は請求項2に記載のブロー成形装置。
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